説明

半導体装置およびその製造方法

【課題】抵抗特性が改善され、信頼性が向上する半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体装置は、下部配線110、層間絶縁膜100、200、拡散防止膜120、240、上部配線230を備えている。層間絶縁膜200は、下部配線110上に形成され、下部配線110の上面が露出するビアホール230aを有する。拡散防止膜240は、ビアホール230aの両側壁に形成される。上部配線230は、ビアホール230aを埋め込み、下部配線110と直接接触する。下部配線110内にはビアホール230aの延びる方向に拡散防止膜120の成分を含む不純物領域130が形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、より詳しくは、信頼性を向上した配線を備える半導体装置およびその形成方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
半導体装置が高集積化されるにつれて、信頼性のある配線に対する要求が増加している。半導体装置の配線材料としての銅(Cu)は、アルミニウム(Al)に比べて相対的に高い融点を有しており、エレクトロマイグレーション(Electro-Migration:EM)およびストレスマイグレーション(Stress-Migration:SM)特性に優れる。また、銅配線は、それだけでなく、低い比抵抗特性を有している。
【0003】
ところで、銅成分は、半導体装置に用いられるシリコン、シリコン酸化膜のような絶縁膜内に広がって、電流漏れや寄生キャパシタンスを増加させるという短所がある。これを改善するために、一般的に銅層と絶縁膜との間に拡散防止膜が介在している。
【0004】
このように、拡散防止膜によって、銅層の拡散は防止することができる。しかし、拡散防止膜を形成することによって、上部配線と下部配線とを連結するビア下部に銅よりも抵抗が大きな拡散防止膜が介在する結果をもたらす。そのため、配線の抵抗を高める要因となっている。
【0005】
一方、デュアルダマシン工程を用いて銅配線を形成する場合、後続する半導体装置の様々な製造工程において行われる熱処理工程において、デュアルダマシン配線に加えられる熱応力により、デュアルダマシン配線の下部に巨大なボイド(Stress-Induced Void:SIV)が形成されることがある。このようなSIVが形成されると、て配線に電気的不良が生じ、半導体装置の信頼性が劣化するという問題がある。
【0006】
【特許文献1】特開2005−072384号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明が達成しようとする技術的課題は、抵抗特性が改善されて信頼性が向上する半導体装置を提供することにある。
本発明が達成しようとする他の技術的課題は、抵抗特性が改善され信頼性が向上する半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明の技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及していないまた他の技術的課題は下記記載によって当業者が明確に理解できるものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明による半導体装置は、下部配線と、前記下部配線上に形成され、前記下部配線の上面が露出するビアホールを有する層間絶縁膜と、前記ビアホールの両側壁に形成された拡散防止膜と、前記ビアホールを埋め込み、前記下部配線と直接接触する上部配線とを備えている。そして、前記下部配線内には前記ビアホールの延びる方向に前記拡散防止膜の成分を含む不純物領域が形成される。
【0009】
本発明の半導体装置の製造方法は、下部配線を形成し、前記下部配線の上面が露出するビアホールを有する層間絶縁膜を形成する段階と、前記ビアホールの内壁および底面を覆う拡散防止膜を形成する段階と、熱処理して前記ビアホールの底面に形成された前記拡散防止膜とこれに隣接する前記下部配線とを互いに反転させ、前記下部配線内に前記拡散防止膜の成分を含む不純物領域を形成する段階と、前記ビアホールを埋め込み、前記下部配線と直接接触する上部配線を形成する段階と、を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明の半導体装置およびその製造方法によれば、以下のような効果が1つあるいはそれ以上得られる。
第1に、下部配線と上部配線との間に拡散防止膜が介在しないため、銅配線の比抵抗を低減することができる。
第2に、半導体装置における配線のSIV特性などの信頼性を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の具体的な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付する図面と共に詳細に後述する実施形態による明確になる。しかし、本発明は以下にて開示する実施形態に限定されるものではなく、異なる多様な形態によって実施することができるものである。本実施形態は、単に本発明の開示が十分にすることを目的とするものであり、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に発明の範囲を明確にするために提供されるものであって、本発明は請求項によってのみ定義されるものである。明細書の全体に亘り、同一の参照符号は同一構成要素を示す。
【0012】
本明細書で記述する実施形態は、本発明の理想的な例示的な断面図を参考にして説明する。したがって、製造技術、許容誤差などによって例示された図の形態が変形されることもある。したがって、本発明の実施形態は、図示された特定形態に制限されるものではなく、製造工程によって生成される形態の変化も含むものである。例えば、直角で示されたエッチング領域は、角が丸められたり、あるいは所定曲率を有する形態にすることができる。したがって、図面で例示された領域は概略的な構成を有し、図面で例示された領域の形態は素子の領域の特定形態を例示するためのものであって、発明の範囲を制限するものではない。
【0013】
以下、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る半導体装置について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の断面を示す。図1を参照すれば、本発明の一実施形態に係る半導体装置は、下部配線110、層間絶縁膜200、上部配線230、および拡散防止膜240を備える。
【0014】
下部配線110は、所定の絶縁膜100内に形成される。絶縁膜100は、図に示していないが、微細な素子が形成された半導体基板の上部に形成される。下部配線110は、例えば銅または銅合金から形成されている。また、下部配線110は、所定の拡散防止膜120によって囲まれている。
【0015】
下部配線110内には所定の不純物領域130が設けられている。不純物領域130は、上部配線230を囲む拡散防止膜240の成分を含んでいる。不純物領域130は、拡散防止膜240の成分と下部配線110を構成する導電性物質との間の金属間化合物の形態や粒界偏析した形態で存在する。不純物領域130を上述のように形成することにより、従来のようにビアと接触する下部配線の界面付近に形成されるSIVの発生が最小化される。不純物領域130は、ビアホール230aの延びる方向の下部配線110内に形成される。
【0016】
下部配線110の上面は、下部配線110上に形成されたビアホール230aの底面と当接、またはビアホール230a内に一部突出したプロファイルを有する。
下部配線110の上部に形成され、ビアホール230aを備える層間絶縁膜200は、単一膜であってもよく、図1に示すように複数の絶縁膜210、220が積層された構造であってもよい。また、ビアホール230a上に形成された層間絶縁膜220内には、ビアホール230aと連結されて上部配線230を形成するトレンチ230bを備えていてもよい。層間絶縁膜200は、例えばシリコン酸化膜(SiOx)、PE−TEOS(Plasma Enhanced Tetra Ethyl Ortho Silicate)、PEOX(Plasma Enhanced Oxide)、FSG(Fluoride Silicate Glass)、PSG(Phosphor Silicate Glass)、BPSG(Boro Phospho Silica Glass)、USG(Undoped Silica Glass)、SiOC(H)、またはこれらの積層膜で形成される。
【0017】
これらの層間絶縁膜間には、所定のエッチング停止膜105、215が介在する。エッチング停止膜105、215は、約200〜1000Å程度の厚さで形成され、例えば、SiN、SiC、SiON、SiCNなどの材質からなる。しかし、本発明の目的範囲内で必要である場合、エッチング停止膜は層間絶縁膜間に介在しないこともあり得るのは言うまでもない。
【0018】
ビアホール230aの両側壁およびトレンチ230bの内壁には、例えば銅または銅合金などの導電性物質の拡散を防止する拡散防止膜240が形成される。このような拡散防止膜240は、例えばTiN、Ti、Ta、TaN、TiSiN、またはTaSiNを含む材質で形成されるが、これらに限定されることはない。このような拡散防止膜240は、約10〜500Åの厚さで形成される。
【0019】
拡散防止膜240が形成されたビアホール230aとトレンチ230bとは、銅または銅合金のような導電性物質で埋め込まれ、上部配線230が形成される。この時、上部配線230は、下部配線110と直接連結することができる。言い換えれば、下部配線110と上部配線230との間の界面には拡散防止膜のような如何なる他の膜質も介在せず、互いに直接接触する。したがって、従来問題になった拡散防止膜による抵抗劣化が排除されるため、半導体装置の抵抗特性が改善される。
【0020】
以下では図2〜図6を参照して、図1に示された本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。以下、製造方法説明の際、本発明の技術分野で通常の知識を有する者に広く知られた工程段階によって形成される工程については本発明が曖昧に解釈されることを避けるために概略的に説明する。また、上記構造で説明した各構成要素のサイズ、形状、材質などに対する重複した説明は以後省略したり簡略に説明する。
【0021】
図2〜図6は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示的に説明するための断面図である。以下では本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法として、デュアルダマシン方法を例に挙げたが、本発明がシングルダマシン方法にも適用されることは勿論である。
【0022】
先ず、図2に示すように、所定の微細素子が形成された半導体基板(図示せず)の上部に下部配線110aを形成する。下部配線110aは、銅または銅合金から形成されるものの、これらに限定されることはない。また、下部配線110aは、所定の層間絶縁膜100内にダマシン工程によって形成される。
【0023】
下部配線110a上にはエッチング停止膜105が形成される。エッチング停止膜105は、後続工程で下部配線110aの損傷を防止したり、エッチングの精密度を高めるだけでなく、銅のような金属配線物質の拡散を防止する。
【0024】
次に、図3に示すように、下部配線110上にビアホール230aが設けられた層間絶縁膜200を形成する。この時、層間絶縁膜200は、単一膜または複数膜が積層された構造である。また、ビアホール230aの上部には所定のトレンチ230bがさらに形成される。層間絶縁膜200の間には所定のエッチング停止膜215が形成される。ここで層間絶縁膜200及びエッチング停止膜215は、主にCVD法(Chemical Vapor Deposition)によって形成されるが、これに限定されるものではない。しかし、本発明の目的範囲内で必要な場合、このようなエッチング停止膜215は層間絶縁膜間に介在しないこともあるのは言うまでもない。
このような工程は、当業界によく知らされた工程によることであるため、具体的な説明は省略する。
【0025】
次に、図4に示すように、ビアホール230aの内壁と底面、トレンチ230bの内壁に拡散防止膜240aを形成する。
拡散防止膜240aは、TiN、Ti、Ta、TaN、TiSiN、またはTaSiNなどのような導電性材質で形成されるが、これらに限定するものではない。また、拡散防止膜240aは、PVD、ALD、またはMOCVDなどのような方法によって形成される。ここで、例えばPVDによって拡散防止膜240aを形成する場合、図4に示すようにビアホール230aの内壁と底面には層間絶縁膜220の上部やトレンチ230bの内壁より相対的に薄い薄膜で形成される。
【0026】
このような拡散防止膜240は、約10〜500Åの厚さで形成される。この時、ビアホール230aの底面に形成される拡散防止膜の厚さは、約100Å以下であることが後述する熱処理工程による下部配線層との反転(inversion)に有利である。
【0027】
次に図4に示された結果物を熱処理する。熱処理によって、図5に示すように下部配線110内に不純物領域130が形成される。
ここで、不純物領域130は、熱処理によって所定の拡散防止膜240と下部配線110成分とが互いに反転されることによって形成される。具体的には、ビアホール230aの底面に形成され下部配線110と接触している拡散防止膜240は、熱処理によって下部配線110がビアホール230a側に広がり、相対的に拡散防止膜240は下部配線110内に広がる。このため、下部配線110内には、拡散防止膜240の成分が下部配線110成分と金属間化合物を生成したり、粒界内に偏析したりする。その結果、下部配線110内には、ビアホール230aの延びる方向に拡散防止膜240の成分を含む不純物領域130が形成される。したがって、ビアホール230aの底面にあった拡散防止膜240が除去される効果をもたらし、ビアホール230aによって下部配線110が再び露出する。ここで、下部配線110の上面プロファイルは、ビアホール230aの底面と当接するか、ビアホール230aの内部に突出する。
【0028】
この時、熱処理は、サーマルバジェット(thermal budget)を考慮して適切に調節され、例えば約400〜700℃で実施される。また、熱処理工程は、RTP(Rapid Thermal Processing)工程で実施される。RTP工程で熱処理を実施する場合、熱処理環境の様々な変数(例えば、温度、圧力など)を容易に制御でき、炉方式より優れた熱処理効果を得ることができる。一方、熱処理工程は、通常的な炉熱工程で実施してもよい。炉方式では、工程チャンバの内部全体が熱平衡状態(thermal equilibrium)を維持するため、半導体基板を繰り返し交換しても同じ温度−時間特性を維持し易い。このような工程の選択と、それにともなう工程温度及び工程時間などは、本発明の目的範囲内で適切に調節される。
【0029】
次に、上部配線を形成する。
上部配線を形成するために、先ず図6に示すように、ビアホールとトレンチの内壁とにシード層250を形成する。シード層250は、例えばPVD方法で銅を蒸着し、約100〜2000Åの厚さを有するように形成する。
【0030】
次いで、電気メッキ法によって、ビアホール230aとトレンチ230bとを導電性物質で埋め込む。以後、層間絶縁膜200の上面が露出するように、CMPなどによって平坦化し、図1に示すように上部配線230を完成する。シード層250は、上部配線230と一体化されるため、図1には説明の便宜上、シード層250を図示していない。
以後、当業界によく知らされた後続工程によって半導体装置を完成する。
【0031】
図7Aおよび図7Bは、前述した半導体装置の製造工程において測定されたSEM写真である。
図7Aは、前述した図4によって説明した結果物について測定された表面分析写真である。具体的には、拡散防止膜が形成されたビアホールの底面の表面を示す。図7Aに示すように、表面は拡散防止膜によって覆われている。
【0032】
図7Bは、図4によって説明した結果物について以後の熱処理工程をした後、図5によって説明した結果物のビアホールの底面を示す。具体的に、400℃でRTP工程によって1分以内にアニーリングした後、ビアホールの底面を測定したものである。図7Bを参照すれば、拡散防止膜と下部配線の銅層との反転が進行し、その結果ビアホールの底面に銅層が露出していることが分かる。図7Bで明るい色で示されているのが銅成分を示す。
【0033】
以上、添付した図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更せず、他の具体的な形態によって実施可能であることを理解できる。したがって、以上で記述した実施形態はすべての面で例示的なものであり、限定的なものではない。
【0034】
(産業上の利用可能性)
本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、より詳しくは、下部配線と上部配線との間に拡散防止膜が介在しないことによって、銅配線の比抵抗を低減することができ、信頼性が向上した配線を備えた半導体装置およびその製造方法に関する技術分野に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の一実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。
【図2】図1に示された半導体装置を製造する方法を説明するための断面図である。
【図3】図1に示された半導体装置を製造する方法を説明するための断面図である。
【図4】図1に示された半導体装置を製造する方法を説明するための断面図である。
【図5】図1に示された半導体装置を製造する方法を説明するための断面図である。
【図6】図1に示された半導体装置を製造する方法を説明するための断面図である。
【図7A】製造工程にともなうビアホール底面状態を示すSEM写真を示す図である。
【図7B】製造工程にともなうビアホール底面状態を示すSEM写真を示す図である。
【符号の説明】
【0036】
100、200、210、220:層間絶縁膜、105、215:エッチング停止膜、110:下部配線、120、240:拡散防止膜、130:不純物領域、230a:ビアホール、230b:トレンチ、230:上部配線、250:シード層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下部配線と、
前記下部配線上に形成され、前記下部配線の上面が露出するビアホールを有する層間絶縁膜と、
前記ビアホールの両側壁に形成された拡散防止膜と、
前記ビアホールを埋め込み、前記下部配線と直接接触する上部配線と、を備え、
前記下部配線内には前記ビアホールが延びる方向に前記拡散防止膜の成分を含む不純物領域が形成されている半導体装置。
【請求項2】
前記下部配線は、前記ビアホールの底面と当接、または前記ビアホール内に突出した上面プロファイルを有する請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記下部配線および前記上部配線は、各々銅または銅合金を含む請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記拡散防止膜は、TiN、Ti、Ta、TaN、TiSiN、またはTaSiNを含む請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記拡散防止膜の厚さは、10〜500Åである請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
下部配線を形成する段階と、
前記下部配線の上面が露出するビアホールを有する層間絶縁膜を形成する段階と、
前記ビアホールの内壁および底面を覆う拡散防止膜を形成する段階と、
熱処理して前記ビアホールの底面に形成された前記拡散防止膜とこれに隣接する前記下部配線とを互いに反転させ、前記下部配線内に前記拡散防止膜の成分を含む不純物領域を形成する段階と、
前記ビアホールを埋め込み、前記下部配線と直接接触する上部配線を形成する段階と、
を含む半導体装置の製造方法。
【請求項7】
前記下部配線および前記上部配線は、各々銅または銅合金を含む請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記拡散防止膜は、TiN、Ti、Ta、TaN、TiSiN、またはTaSiNで形成する請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項9】
前記拡散防止膜は、その厚さを10〜500Åで形成する請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項10】
前記拡散防止膜は、前記ビアホールの底面に100Å以下の厚さで形成する請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項11】
前記熱処理は、400〜700℃で行う請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項12】
前記熱処理は、RTP工程または炉工程で実施する請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項13】
前記ビアホールを埋め込むとき、
前記ビアホールの側壁に形成された前記拡散防止膜上に銅シード層を形成する段階と、
電気メッキで銅層を形成する段階と、
を含む請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項14】
前記層間絶縁膜を形成するとき、前記ビアホールの上部にトレンチを形成する段階をさらに含み、
前記拡散防止膜を形成するとき、前記トレンチの内壁に前記拡散防止膜を同時に形成し、
前記ビアホールを埋め込むとき、前記トレンチを同時に埋め込む請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項15】
前記熱処理は、
前記下部配線の上面を前記ビアホールから露出させる段階と、
前記下部配線の上面プロファイルを、前記ビアホールの底面と当接させる、または前記ビアホールの内部に突出させる段階と、
を含む請求項6に記載の半導体装置の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【公開番号】特開2007−150301(P2007−150301A)
【公開日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−312571(P2006−312571)
【出願日】平成18年11月20日(2006.11.20)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【Fターム(参考)】