説明

知的製品供給システムおよび方法

【課題】知的製品供給システムを提供する。
【解決手段】知的製品供給システムは、複数の列として形成され各列が投入機構と送出機構の間の処理方向に沿って直列に配置された1以上の搬送モジュールを含む配列であって、搬送モジュールの少なくともいくつかが可変速度搬送モジュールであり、個々の可変速度搬送モジュールが、後続モジュールまたは送出機構へ製品を供給すべく先行モジュールまたは投入機構から製品を受け入れる第1端部から第2端部へ製品を搬送するモジュール搬送機構および製品搬送速度を制御すべくモジュール搬送機構に接続された速度制御要素を含む配列と、製品がどの経路を辿るかを記述する計画を作成し投入機構により配列へ不規則に配送された製品のグループを指定された製品構成に従い向きを揃えて同期的に送出機構へ搬送すべく列の少なくとも1個のモジュールを計画に従い動作させるべく速度制御要素と接続されたプランナとを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、知的製品供給システムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
以下の例示的な実施形態は、製品を投入機構から送出機構へ搬送する自動化された製品供給システムに関する。これらのシステムは従来、オーブンその他の生産設備から包装または梱包装置へ搬送する必要がある食品等、各種の製品の製造および梱包に用いられてきた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許第6764267号明細書
【特許文献2】米国特許第6898475号明細書
【特許文献3】米国特許第7043321号明細書
【特許文献4】米国特許第7139629号明細書
【特許文献5】米国特許第7230736号明細書
【特許文献6】米国特許出願公開第2004/0088207号明細書
【特許文献7】米国特許出願公開第2008/0148257号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
梱包/包装設備、パレット搭載システム等の自動化された製品送出システムに対し、不規則に製品を送出する生産設備から、所定のグループおよび構成をなす製品を効率的に供給できる改良された製品供給システムおよび技術が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、投入機構から不規則に受け入れた製品を送出機構に適合すべく指定された製品構成に従い搬送する知的システムおよび方法を提供することにより、従来のクロスフィードシステムの上記欠点を回避または緩和することができる。搬送システムには、投入/送出機構の間に配置された可変速度搬送モジュールを含む配列が備えられていて、個々のモジュール速度をモデル準拠プランナが制御することにより、投入機構により不規則に配送された製品を、配列内の製品の現在位置に応じてリアルタイムに作成される計画に従い向きを揃えて同期的に送出機構へ配送する。
【0006】
投入機構から不規則に受け入れた製品を指定された製品構成に従い向きを揃えて同期的に送出機構へ搬送する方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】複数の製品搬送モジュールを有する例示的な知的製品供給システムを示す模式的システム図である。
【図2A】例示的な長さ調整可能な搬送モジュールの更なる詳細を示す部分側面図である。
【図2B】例示的な長さ調整可能な搬送モジュールの更なる詳細を示す部分側面図である。
【図3】バラバラに、または不規則な編成で横方向の送出機構へ食品を搬送する図1の製品供給システムの動作を示す部分平面図である。
【図4】搬送モジュール配列のうち1列が故障のため機能が停止した場合、残りのオンラインモジュール配列を用いて指定された製品構成に従い製品を送出機構へ中断することなく供給可能にすべくプランナが計画を適合させるシステムを示す部分平面図である。
【図5A】一例示的な制御アーキテクチャ構成において個々の配列モジュールに、セットポイントを設定するプランナを有する搬送配列を示す模式的平面図である。
【図5B】個々の配列モジュールにセットポイントを設定する中央コントローラに計画情報を提供するプランナを有する別の制御構成を示す模式的平面図である。
【図6A】各列に異なる長さのモジュールを有し、最終行を送出機構全体にわたり伸張させるべく特定のモジュールの長さが調整可能である、別の例示的な搬送モジュール配列を示す模式的平面図である。
【図6B】各列に異なる長さのモジュールを有し、最終行を送出機構全体にわたり伸張させるべく特定のモジュールの長さが調整可能である、別の例示的な搬送モジュール配列を示す模式的平面図である。
【図6C】各列に異なる長さのモジュールを有し、最終行を送出機構全体にわたり伸張させるべく特定のモジュールの長さが調整可能である、別の例示的な搬送モジュール配列を示す模式的平面図である。
【図6D】各列に異なる長さのモジュールを有し、最終行を送出機構全体にわたり伸張させるべく特定のモジュールの長さが調整可能である、別の例示的な搬送モジュール配列を示す模式的平面図である。
【図7】投入機構から不規則に受け入れた製品を送出機構へ搬送する例示的な方法を示すフロー図である。
【図8】システムシミュレーションの視覚的表現を行なう例示的なグラフィカルユーザーインターフェースを示す部分側面図である。
【図9】複数のレーンからなる複数の製品搬送モジュールを有し、端部モジュールが製品梱包の前に送出機構に多製品を搭載すべくプランナの制御に従い製品の向きを水平から縦方向に移動させる、別の例示的な知的製品供給システムを示す透視図、側面図、および平面図である。
【図10】複数のレーンからなる複数の製品搬送モジュールを有し、端部モジュールが製品梱包の前に送出機構に多製品を搭載すべくプランナの制御に従い製品の向きを水平から縦方向に移動させる、別の例示的な知的製品供給システムを示す図である。
【図11】複数のレーンからなる複数の製品搬送モジュールを有し、端部モジュールが製品梱包の前に送出機構に多製品を搭載すべくプランナの制御に従い製品の向きを水平から縦方向に移動させる、別の例示的な知的製品供給システムを示す図である。
【図12】複数のレーンからなる複数の製品搬送モジュールを有し、端部モジュールが製品梱包の前に送出機構に多製品を搭載すべくプランナの制御に従い製品の向きを水平から縦方向に移動させる、別の例示的な知的製品供給システムを示す図である。
【図13】複数のレーンからなる複数の製品搬送モジュールを有し、端部モジュールが製品梱包の前に送出機構に多製品を搭載すべくプランナの制御に従い製品の向きを水平から縦方向に移動させる、別の例示的な知的製品供給システムを示す図である。
【図14】複数のレーンからなる複数の製品搬送モジュールを有し、端部モジュールが製品梱包の前に送出機構に多製品を搭載すべくプランナの制御に従い製品の向きを水平から縦方向に移動させる、別の例示的な知的製品供給システムを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示は、製品を搬送するシステムおよび技術に関し、例示的な食品搬送アプリケーションとの関連で図示および説明している。すなわち、シュトルーデル製品40が投入機構30を介して製品を梱包または包装ステーション60へ不規則に送出する端部的な生産動作から移動し、本開示の例示的な供給システム20を用いてシュトルーデル群40が6個の製品40が積み上げられた構成に梱包され、横方向の送出機構50に沿って製品40の向きを適時的に編成する。
【0009】
図1〜4に、任意の個数、種類、および形式の製品搬送モジュール10が配列またはマトリクス22として形成されている搬送ソリューションを提供する知的供給システム20を示す。モジュール10は、梱包装置60に提供すべく指定された製品構成に従い製品10の送出機構50への供給を保証する計画4eに従いモジュール10の速度、加速度/減速度、長さ、および他の動作性能を管理するモデル準拠プランナ4の完全な制御下にある。システム20は、1個以上のモジュール10が故障した、取り外された、別途オフラインにされた、または修理/交換の後オンラインに戻された場合に動作を続けるべく自身を自動的に再設定すべく動作可能である。搬送モジュール10は様々な機能を備えた異なる種類のものであってよく、図1、2A、2Bに示す搬送モジュール10の一例示的な形式は、コンベヤベルト18と、速度制御要素19Sおよびモジュール制御/入出力要素19の制御下で複数のコンベヤベルトホイール14のうち1個のホイール14dを駆動するモーター16とを含んでいる。あるいは、モーターの速度、加速、減速等は、中央コントローラ5(下の図5B)のようなモジュール外部のうち1個以上の制御要素を介して制御することができる。速度コントローラ19Sは、ベルト速度フィードバックを受信可能であるか、あるいはプランナ4からの計画で生成された制御情報(例:セットポイント、時点等)に基づいて入出力要素19により与えられた速度セットポイントおよび/または他のセットポイント情報に従いモーター16に適当な信号を提供することにより各種の開ループまたは閉ループの速度制御を実施することができる。
【0010】
供給システム20は、投入機構30から処理方向8に沿って製品40を送出機構50へ搬送すべく動作し、製品40は、投入機構30が最初に製品40をシステム20へ配送する仕方に拘わらず指定された製品構成で送出機構50へ向きを揃えて同期的に配送される。システム20は、複数の列34として形成された搬送モジュール10の配列22を含んでいて、図に示す例はそのような5個の列34a〜34eを有し、その各々が5個のモジュール10を備えている。2個以上の列34を有し、各々の列34が2個以上のモジュール10を備えた他の実施形態も可能であって、異なる列34が異なる個数、種類、および形式のモジュール10を含み、個々の列34が異なる種類、形状のモジュール10を含んでいてよい。各々の列34内で、モジュール10は投入および送出機構30と50の間で処理方向8に沿って直列に配置されていて、1個以上の配列モジュール10が可変速度モジュールであってプランナ4が所与の計画4eを実行する際に自身の速度を調整することができる。更に、モジュール10は個々に、速度範囲の限度、加速度/減速度の限度、長さ調整の限度等、プランナ4の制約条件要素4cに規定された制約条件事項が関連付けられていてよい。更に、図9〜16に示した後述の他の実施形態において、1個以上のモジュール10、310は、製品40の向きを変える際の更なる1個以上の自由度に加え、処理方向8に沿って製品40を移動させることができる。
【0011】
図1〜2Bに最適に示すように、個々の搬送モジュール10はモジュール搬送機構12、この場合、先行モジュール10または投入機構30から製品40を受け入れる第1端部12aから処理方向8に沿って製品40を第2端部12bへ搬送して後続モジュール10または送出機構50に製品40を供給すべく動作可能なモーター駆動のコンベヤベルトシステムを含んでいる。従来方式の装置から製品40を受け入れることができ、方向8に沿って製品40を搬送して、製品40を後続する装置へ配送する、任意の適当な形式搬送機構12を用いてよい。可変速度モジュール10は更に、製品40を第1端部12aから第2端部12bへ搬送する速度を制御する速度制御要素19S含んでいる。また、モジュール10の少なくともいくつかが、モジュール搬送機構12における製品40位置4dを検知すべく動作する1個以上の製品センサ17を含んでいて、好適な実施例は、モジュール制御要素19に信号を提供することにより製品40がモジュール10に入ったことをプランナ4に知らせる少なくとも1個のセンサ17aを搬送機構12の第1の(入口)端部12aの近傍に含んでいて、1個以上の後続センサ17bを用いて、第2の(出口)端部12bへ向けて搬送されるにつれて製品位置4dを更新することができる。但し、これは本開示の厳密な要件ではない。この点に関して、任意の適当な形式のセンサ/検知器を用いて、所与のモジュール10において方向8に進行している製品(群)の位置4dを確認することができ、任意の時点においてモジュール10は1個以上の製品40を搬送していても、あるいは空であってもよい。
【0012】
検知された製品位置4dを用いて、プランナ4は、列34のうち少なくとも1個のモジュール10を、投入機構30により配列22へ不規則に配送された製品40のグループを指定された製品構成に従い送出機構50へ向きを揃えて同期的に搬送する計画4eに従い、直接または間接的に操作する。プランナ4とその構成要素は、任意の適当なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、プログラム可能な論理回路、またはこれらの組合せとして実施例でき、一体的または分散的に実施することができる。一つの可能な実施例において、プランナ4は、1個以上のコンピュータ、プロセッサ、1個以上のプロセッサ、データ記憶装置、メモリ等を有するスタンドアローン制御要素等のうち1個以上のハードウェアプラットフォーム上で動作するコンピュータで実行可能な命令およびコンピュータ可読なデータを含む一組の下位要素またはオブジェクトとして実施例できる。プランナ4とその構成要素は更に、同一のコンピュータ/プロセッサ上で実行することも、あるいは本明細書に記述する機能および動作を提供すべく互いに動作可能に接続された2個以上の処理要素のような分散方式で実行することも可能である。
【0013】
プランナ4は、システム20のモジュール配列22を表わすモデル4hを介してモデル準拠の計画を作成し、1個以上の目的をまたは目標4bを実現すべく各モジュールおよび全システム20の動作を制御および調整する速度のセットポイント、到着時刻等の計画出力6を提供する。プランナはまた、モジュール10から製品位置4d、現在の速度値、モジュール状態/故障/障害表示等の情報6を受け取る。交換される情報6は、信号、データ値、指示命令、メッセージ送信等、任意の適当な形式であってよく、これにより本明細書において記載し各種の機能をモジュール10とプランナ4が対話的に実行する。図に示す実施形態のプランナ4は、図3および4に示すように、1個以上のモジュール10が故障した場合に、指定された製品構成に従い製品40のグループを送出機構50へ向きを揃えて同期的に搬送し続けるようにモデル4hを更新して、送出機構50の速度を制御することができる。
【0014】
プランナ4はオプションとして、ユーザーインターフェース4jおよびシミュレーション要素4iを含んでいてよく、インターフェース4jを用いて、少なくとも1個の所定の製品構成を規定すべく目的要素4bに格納された1個以上のシステム搬送目的をユーザーが入力することができ、本インターフェースはまた、要素4cのモジュール制約条件の入力または変更を容易にする。インターフェース4jはまた、図8に関して後述するように、システムのシミュレーションまたはそのリアルタイム動作の視覚的描写を容易にする。
【0015】
プランナ4は更に、個々の搬送モジュール10における製品40のうち少なくとも1個の制約条件4cおよび検知位置4dに従い指定された製品構成目的を実現すべくモジュール10の少なくともいくつかについてセットポイント値4f、4gを記述する計画4eを生成する探索要素4aを含んでいる。一好適な実施形態において、探索要素4aは、計画4eを生成すべくA*探索またはその変型のような発見的探索を実行する。プランナ4は次いで、計画4eに基づいて個々の搬送モジュール10にセットポイント入力6を直接または間接的に与える。この点に関して探索要素4aは、計画4eを実行すべくモジュール10を動作させるために任意の適当な形式の計画に基づく制御情報またはセットポイント6、例えば、製品40がモジュール10に到着する時刻を表わす時刻セットポイント4fおよび/またはモジュール10の、所望のモジュール搬送機構速度を表わす速度セットポイント4gを提供し、これらはモジュール10に直接提供することも、あるいは以下の図6Bに示すように中央コントローラ5を介して提供することもできる。ある実施形態における速度セットポイント4gには、個々のモジュール10またはそのグループの加速度および/または減速度を指定する注釈が付けられていてよい。
【0016】
図2A、2Bに最適に示すように、1個以上のモジュール10は調整可能な処理方向の長さLを有し、プランナ4は命令または信号等6を与えて、搬送機構モジュール12のうち少なくとも1個の長さLを調整する。図2Aに、ベルト18を収縮位置に導いて駆動する6個のコンベヤベルトホイール14a〜14fを備えた例示的なモジュール10を示す。モジュール10の長さLはホイール14aと14bの間の水平距離であって、ホイール14aに対してホイール14bを処理方向8に沿って伸長させるべく動作する線形な移動機構LTおよび機構LTの伸長と連動して位置14cを伸長させてベルトスラックを巻きとるべく動作するピストンPを介して長さを調整すべくホイール14c〜14fがホイール14aおよび14bの下に配置されている。プランナ4の制御下で、モジュール長Lは図2Bに示すように伸長できるため、長さLが伸びる。この特徴をプランナにより適宜利用することができ、例えば、以下の図6Bに示すように、1個以上の列34を変更してe送出機構50を迂回することができる。図に示す実施形態において、これは、プランナがモジュール10の制御および入出力要素19へ所望の長さセットポイント情報6を送り、次いで制御および入出力要素19がモジュール長制御要素19Lを介して長さLを調整することにより実現される。
【0017】
図5A、5Bに示すように、プランナ4は、個々の配列モジュール10に直接セットポイント6を提供することができる(図5A)。代替的にまたは組み合わせにより、プランナ4は、1個以上の中央コントローラ5に計画情報6を与え、中央コントローラ5は次いで図5Bに示すように計画4eに従って個々の配列モジュール10にセットポイント6を提供する。図5Bの例において、中央コントローラ5a〜5eは各列34a〜34eのモジュール10にセットポイント制御信号を与え、コントローラ5はCANバスまたはイーサネット(登録商標)等のネットワークを介してプランナ4に(および恐らくは相互に)接続されている。他の実施例において、1個以上のモジュール10が情報6をプランナ4と直接やり取りすることができ、一方、他のうち1個以上のモジュール10は制御要素5を介してプランナ4に間接的に接続されている。
【0018】
図6A、6Bに、システム20における別の例示的な搬送モジュール配列構造22を示し、ここでは列34は長さが異なるモジュール10を含んでいる。この具体的な実施形態では、処理方向の長さが等しい所与の列にモジュール10が含まれているが、これはエン密な要件ではない。更に、図6A、6Bの実施形態において、モジュール10のあるものは(例えば上の図2A、2Bに示すように)調節可能な長さを有している。この例では、配列22の最終行のモジュール105,1〜105,5の長さが調節可能である。これにより、第1配列22aのプランナ4が一例において最終行を送出機構50全体にわたり適宜伸長させて、製品40を送出機構50へ送るのではなく、製品40を列34dおよび34eから後続の搬送配列22bへ動かすことができる。
【0019】
ここで図7を参照するに、本開示の更なる態様は、不規則に受け入れた製品10を投入機構30から送出機構50へ搬送する方法を提供し、図7に上述の例示的システム20のプランナ4および配列22の動作に使用できるそのような一方法100を示す。
【0020】
方法100は、不規則に受け入れた製品40を指定された製品構成に従い送出機構50へ向きを揃えて同期的に搬送し、ステップ102において少なくとも1個の指定された製品構成を規定する製品搬送目的4bを与える。また、ステップ102において配列22のうち1個以上の個々のモジュール10のうち少なくとも1個の制約条件を規定する1個以上の制約条件4cを与える。一例における目的4bおよび制約条件4cは、ユーザーインターフェース4jを介してユーザーが与える。代替的にまたは組み合わせにより、目的4bは、製造施設の生産システム2に関連付けられた別の制御要素により与えられてもよい。更に、例えば、モジュール状態が変化してモジュール10がもはや一定の速度等を実現することができない場合に、制約条件4cの少なくともいくつかをモジュール10自身がプランナ4に与えてもよい。ステップ104においてプランナ4は、少なくとも部分的に目的4bに基づいて定式化された問題を導く。
【0021】
製品40が投入機構30から配列22に受け入れられる際に、モジュール10はステップ106において製品40の位置4dを検知し、センサ信号をプランナ4に提供するか、またはプランナ4に製品位置4dを別途知らせてモジュール10に製品40が存在することを示す。図3、4に示す例において問題は、モジュール10の列22を用いて、送出機構50の送出コンベヤベルト52の各々の詳細に描かれた区間54にある2個のシュトルーデル40の3個の連続したスタックとして構成されたシュトルーデル製品40のグループを作成することである。この場合、送出ベルト52は、配列22と送出ベルト52の間の送出を調整すべく、プランナ4からセットポイント速度を受信する速度制御要素56に従い梱包ステーション60へ向けて製品40を処理方向8に対し横方向に動かしている。ステップ108において、プランナ4の探索要素4aが発見的探索アルゴリズムを用いて問題を解決する。例えば、一実施形態において発見的探索を実行して、モジュール配列22を用いて送出ベルト52へ配送すべくステップ110で全ての候補を指定された正しい配送位置へ搬送する計画4eを生成する。生成された計画4eは、制約条件(群)4cおよび検知された製品位置を考慮しつつ指定された製品構成目的4bを取得すべく、モジュール10の少なくともいくつかに向けてセットポイント値4fおよび/または4gを記述している。一実施形態において、プランナは次いで、ステップ112において計画時点6を個々の搬送モジュール10へ直接または間接的に送信し、モジュール10はステップ114においてこれらを速度セットポイントに変換して計画4eに従い個別にモジュール速度を制御する。この点に関してプランナ4は、製品40が各モジュール10に到達する一連の時点6を記述した製品経路の計画を作成することができ、モジュール10(または図5Bのコントローラ5)はこれらの時点を、モジュール搬送機構12の駆動に利用できる速度セットポイント6に変換する。あるいはプランナ4は、時点および製品速度および/またはこれらの時点における加速度値を含む製品経路の計画を作成することができる。制御情報6が計画4eから導かれて、プランナ4がモジュール10を適宜動作させるために用いる他の変型実施例も可能である。
【0022】
方法100は更に、例えば上の図3、4に示すように、計画4eに従い送出機構の速度を制御するステップを含んでいてよい。また、方法100は、例えば図6A、Bに示して上に述べたように、搬送モジュール10のうち少なくとも1個の長さLを選択的に調整するステップを含んでいてよい。更に、図4に示すように方法100はまた、配列モジュール10のうち1個以上が故障した場合に、指定された製品構成に従い製品40のグループを送出機構50へ向きを揃えて同期的に搬送し続けるために、1個以上のモジュール10が故障した場合に、配列22を表わすモデル4hを更新するだけでなく、計画4eを適合または修正するステップを含んでいてよい。
【0023】
また図1、3および8を参照するに、図8はシステム20の例示的なグラフィカルユーザーインターフェース4jを示す。インターフェース4jはプランナ4に動作可能に接続されていて、プランナ4内に組み込まれていても、または分かれていてもよい。インターフェース4jは、配列22、投入機構30、および送出機構50の動作のシステムシミュレーション202を描画または別途視覚的表現を行なうべく動作する。この例では、プランナ4のシミュレーション要素4iはモデル4hおよび各種のユーザーシミュレーション入力パラメータを用いてシミュレーションを行ない、インターフェース4jは本開示の更なる態様に従いユーザーに知的供給システム20の動作を提示する視覚的表現を提供する。インターフェースは4jは更に、製品供給システム20のリアルタイム動作を行なう間、製品の画像が製品位置4dのリアルタイム検知に基づいて生成しつつシミュレーションの視覚的表現を提供することができる。
【0024】
ユーザーには、ユーザーが容易にシミュレーション202の変更を行なえるように1個以上のインターフェースコントロール210を提供することができる。コントロール210は各々、例えば、コントロール211を介したモジュールその他の故障のシミュレーション、コントロール212を介したシミュレーションの開始および停止、および/またはコントロール213、214を介したシミュレーション対象である投入または送出速度の変更を行なうのに役立つ。また、ユーザーはコントロール215を介して配列動作特性を修正することができ、これにはコントロール216を介して配列のある列(レーン)34を選択的にオン/オフする、コントロール217、218を用いて列を追加または除去する、およびコントロール219を介してレーン特徴の修正(例:モジュールの種類、長さ、レーン内のモジュール数等の変更)を行なうステップが含まれる。
【0025】
各種のコントロール210またはそれらの組は、オフラインのシミュレーション/設計モード、およびリアルタイムシステム監視モードの両方で動作可能であるため、インターフェース4jによりユーザーはシステムの動作を遠隔地から見ながら何らかの制御を行なう(例:モジュール10の修理、交換のために特定のレーン/列を停止する)ことができ、更にシステム設計者は異なる動作シナリオの下で異なる配列構造の候補を試験することができる。更に、インターフェース4jとは別に1個以上の動作関連コントロール210が生産施設の外部制御要素に提供されて、例えば、より高水準の制御層が他の設備システムの制御と協働して所与のシステム20に変更をもたらすことができる。インターフェース4jは更に、システム変更を容易且つ迅速に行なえるようにして、例えば、システム設計者が各種の設備構成の試験、最適化、および/または監視を行なえるようにしながら、特定の種類の取り扱い製品40、異なる梱包構成等における変更に対応することができる。本開示のシステム20および方法100を適宜利用して、目的4bに記述された送出機構50の空間的および時間的投入要件に対応すべく、製品の搬送および編成を工夫することにより、上流の投入機構30からの無制御の供給に起因して生じる問題がプランナ4により解決される。例えば上述の食品搬送用アプリケーションにおいて、重要な目標は、生産システムの連続動作および投入機構30からの連続的な(但し予測不可能な)投入に対応することである。別の例示的な目的は、送出機構50および関連する梱包/包装ステーション60(上の図3、4)を停止させないことである。開示するシステムおよび技術の他のアプリケーションとして、クラッカー等の小型製品40を搬送する供給システム20が含まれ、プランナ4は配列22のモジュール10を用いて、最小重量等の特定目的を満たすために重量、長さ、および数の変動をリアルタイムに補償するスラグフィーダ送出機構50内へクラッカー40を並べる。この点に関して、送出機構50は本開示の全ての実施形態における搬送機構である必要はない。プランナは更に、送出機構の一部から他のものへ複数の製品をいつ移動させるべきか、どのように端部目的に対応すべきか等、送出機構の異なる機能の発揮を制御することができる。本開示は更に、投入機構30から異なる種類または風味の製品を同時に供給できるように伸長可能であって、複数の包装紙で包装して複数種類の製品の詰め合わせパックをインラインで作成すべく配列22を介して1個以上の送出機構50へ搬送することができる。本開示はまた、食品、飲料、製薬その他の産業においてカートン詰め用途、ケース梱包、パレット搭載および他の種類の梱包および/または包装設備に有用である。
【0026】
本開示は従って、全ての実行可能なアクション、制約条件、およびリソースを記述するシステムモジュールのモデルを与えられて指定された目標および制約条件を満たす計画4eを作成するモデル準拠プランナ4を提供する。計画4eはまた、1個以上の目的関数の最適化を試みる。例示的な計画4eは、目標および制約条件を満たし、所与の1個以上の目的関数を最適化すべく、各モジュールアクションをいつ実行し、これらのアクションが異なるモジュールリソース10、310をどのように何回用いるかのワークフロースケジュールを含んでいる。プランナは、所与の任意の時点における配列22内の全ての既存および将来の製品10を考慮し、所与の時刻/場所へ配送すべく計画された製品40p(図3、4)をスケジューリングするために定式化された問題を解くことにより計画4eを連続的に更新し、到着する候補製品40を用いて計画4eを連続的に改善する。プランナ40はまた、モジュール10の故障/障害を識別して対処し、配列22内にある製品40をなるべく多く使うように計画4eを適合させて、修正された計画4eで利用できない製品40があれば除外することができる。この点に関して、配列22の内部および周辺に各種のバイパスルート機構を組み込むことができ、および/または、状態配列モジュール10はプランナ4の制御下でそのような状況にある1個以上の製品40を除外すべく適合させることができる。
【0027】
更に、モジュール10が故障した場合、プランナ4は4hモデルを更新して、例えば、モジュールの故障および当該列/レーン34において故障したモジュールの交換/修理待ちであるモジュール10の対応する使用不可状態を(例えば図4に示すように)反映させる。プランナ4は次いで、現在故障中の列34c上にあって(例えば将来的に)到着する製品40のいくつかまたは全てを候補の組40cから除去すべく計画しようと試みて、機能している列34a、34b、34d、および/または34eからの候補製品40cだけを用いて更新された計画4eを(例えばA*探索を用いて)再び生成する。プランナ4はまた、コントロール56を介して送出ベルト52の速度(例:梱包/包装「投入」速度)を選択的に調整して、新たな到来率に合致させる(例えば一部のレーン34が休止中の場合はベルト52の速度を落とし、一部のレーン34の機能が復旧した場合は速度を上げる)。
【0028】
図9に、上述のように複数の可変または固定速度、長さが調節可能または固定されたコンベヤベルトモジュール10を個別に含んでいる多数のレーンまたは列334、並びに各レーン34の端部モジュール310を備えた別の例示的な製品供給システム300を示す。システム300の各レーン34の端部モジュール310は、処理方向8に沿って製品40を搬送しながら横方向から縦方向へ製品40の向きを変えるべく動作する。更に、本実施形態において、端部モジュール310は、先行ベルトモジュール10により製品40(一例としてはクラッカー)が搭載されるランプ構造311を含んでいる。
【0029】
図10、11に最適に示すように、製品40は端部モジュール310によりほぼ水平方向に受け入れられて、ランプ311に沿って下向きの角度で(本実施形態では重力により)移動して、回転する星型ホイール312に送られる。星型ホイール312は、端部当接機能またはストッパ312bを備えた7個の平坦な製品受容面またはその組312aを含んでいて、ホイール312の位置と速度は先行ベルトモジュール10と調整された仕方で回転して受容面(群)312aがほぼランプ角度または傾斜(図10)にある時点でランプ311から製品40を受け入れるべく、プランナ4からの信号/値6を介して計画に従い制御されていて、ホイール312の更なる回転により、受け入れた製品40をほぼ縦方向に向けて、縦方向に向けられた製品40をスラグローダー装置314(図12)へ配送すべく動作する。
【0030】
ローダー314は、積載された製品40の重量および通路に積載された製品40の長さを計量する機能を備えた細長い通路に、2個以上の製品40のスラグまたは貨物を積載し、積載された長さと重量の値をプランナ4に提供する。積載を行なう間、ローダー装置314は、突起322a、322bを備えた第1のベルト320および突起332a、332bを備えた第2のベルト330を用いて、プランナ4の制御下で縦方向の製品の向きを維持する。図10、11に示すように、プランナ4は、第1のベルト突起332aが面312aと突起332aの間に1個の製品40を縦方向に支持すべく配置されるようにベルト330を配置し、最初は突起322aが製品約1個分の幅だけ突起332aの後ろに来るようにベルト320を配置する。このようにして、第1の製品が星型ホイール312により縦方向に向けられたならば(図11)、先行する突起332aにより、突起322aが後ろに来るように縦方向に支持される。プランナ4は次いで、第1の製品の後に次の製品40を設置できるように、先行する突起332aを製品1個分の幅だけ下げる。
【0031】
この処理はプランナ4の制御下で続き、図12に、ローダー314内の後続製品40の向きを揃えて積載するランプ311および星型ホイール312にほぼ直交する第1製品40を維持すべく先行突起332aが配置されている中間状態を示す。図13に示すように、所定の閾値スラグ重量および長さが得られたならば、プランナ4はベルト322、332の一方または両方を用いて、製品40の集められたスラグを移送機構316の内部チャンバ318へ押し込む。移送機構316はプランナ4の制御下で、ピボット構造319の回りに機構316を回転させると共にチャンバ318を送出機構ベルト52上へ下げることにより、送出機構50へスラグを移送する。移送チャンバ318は、ヒンジ止めされた側面および下側支持壁または荷下ろしドアを含んでいて、荷下ろしドアは集められたスラグを縦方向に向けられた製品40のグループ(図9)として送出機構ベルト52の所定の区間へ移送すべくプランナ4によりスケジューリングされた時刻に開かれ、送出機構ベルト52はプランナ4の制御下でスラグを複数レーン34から包装設備60(図14)へ移動させる。
【0032】
プランナ4は、端部モジュール310にセットポイント値および/または信号6を提供して、星型ホイール312速度と位置、先行ベルトモジュール10の速度、ローダーベルト320、330の速度と位置、移送機構チャンバ318の角度および高さ位置、および移送機構16の荷下ろしドアのヒンジ止めされた位置を制御し、更に送出機構50の速度と位置を制御する。端部モジュール310はこのように、2個以上の製品40を積載して向きを揃えて、集められた製品40をグループにまとめて送出機構50に供給すべく動作可能である。
【0033】
図14に示すように、一例示的なシステム300は、8個のレーン34に配置されたベルトモジュール10および端部モジュール310の配列の動作を制御および調整する単一のプランナ4、送出機構50、および製品40の縦方向に向けられたグループのスラグをパッケージに包装する包装設備60を含んでいて、図に示すように構成することができる。システム300は更に、追加的なモジュール10および送出機構(図示せず)により包装されたスラグを搬送すべく拡張して、上で述べた本開示の計画および搬送概念を用いて製品40のパッケージのカートンを組み立てるカートン詰め設備に供給される1個以上の包装されたスラグの指定された構成を実現することができる。
【符号の説明】
【0034】
4 プランナ、4a 探索要素、4b 製品搬送目的、4c 制約条件、4d 製品位置、4e 計画、4f,4g セットポイント値、4h モデル、4i シミュレーション要素、4j グラフィカルユーザーインターフェース、5a〜5e 中央コントローラ、6 セットポイント、8 処理方向、10,101,1〜105,5 製品搬送モジュール、12 モジュール搬送機構、12a 第1端部、12b 第2端部、14 コンベヤベルトホイール、14a〜14f コンベヤベルトホイール、16 モーター、17,17a,17b 製品センサ、18 ベルト、19 制御および入出力要素、19L モジュール長制御要素、19S 速度制御要素、20 知的製品供給システム、22 製品搬送モジュール配列、22a 第1配列、22b 搬送配列、30 投入機構、34,34a〜34e 列、40 製品、40c 製品候補の組、40p 計画された製品、50 送出機構、52 送出機構ベルト、54 区間、56 コントロール、60 梱包ステーション、202 システムシミュレーション、210 インターフェースコントロール、211〜219 コントロール、300 製品供給システム、310 端部モジュール、311 ランプ構造、312 星型ホイール、312a 製品受容面、312b ストッパ、314 スラグローダー装置、316 移送機構、318 内部チャンバ、319 ピボット構造、320,330 ローダーベルト、322,332 ベルト、322a,332a,332b 突起

【特許請求の範囲】
【請求項1】
製品を投入機構から送出機構へ処理方向に沿って搬送する知的製品供給システムであって、
複数の列として形成され、各列が前記投入機構と送出機構の間の処理方向に沿って直列に配置された1個以上の搬送モジュールを含む搬送モジュールの配列であって、前記搬送モジュールの少なくともいくつかが可変速度搬送モジュールであり、個々の可変速度搬送モジュールが、
後続モジュールまたは前記送出機構へ製品を供給すべく、先行モジュールまたは前記投入機構から製品を受け入れる第1端部から第2端部へ、前記処理方向に沿って製品を搬送すべく動作するモジュール搬送機構および、
前記第1端部から第2端部へ製品が搬送される速度を制御すべく、前記モジュール搬送機構に動作可能に接続されている速度制御要素を含む搬送モジュールの配列と、
前記配列内で製品がどの経路を辿るかを記述する計画を作成し、前記投入機構により前記配列へ不規則に配送された製品のグループを、指定された製品構成に従い向きを揃えて同期的に前記送出機構へ搬送すべく前記列の少なくとも1個のモジュールを前記計画に従い動作させるべく前記速度制御要素と動作可能に接続されているプランナと、を含む製品供給システム。
【請求項2】
前記プランナが、
少なくとも1個の指定された製品構成および製品が配列内のどの経路を辿るかを記述する計画の質を評価する1個以上の基準を規定する目的要素と、
前記個々のモジュールの少なくとも1個の制約条件のうち少なくとも1個を規定する制約条件要素と、
全ての制約条件および前記個々の搬送モジュールにおける製品の検知された位置に応じて、前記指定された製品構成目的を実現すべく前記モジュールの少なくともいくつかについてセットポイント値を記述する計画を作成し、前記計画に従い個々の搬送モジュールにセットポイント入力を直接または間接的に提供すべく動作する探索要素と、を含む、請求項1に記載の製品供給システム。
【請求項3】
前記探索要素が、製品がモジュールに到達する時刻を表わす時刻セットポイントおよび前記計画に従い前記モジュールの加速度/減速度仕様と共に所望のモジュール搬送機構速度を表わす速度セットポイントのうち少なくとも1個を提供する、請求項2に記載の製品供給システム。
【請求項4】
1個以上のモジュールが故障した場合、前記プランナが、前記指定された製品構成に従い向きを揃えて同期的に前記送出機構へ製品グループの搬送を続けるべく、前記計画を適合させる、請求項1に記載の製品供給システム。
【請求項5】
投入機構から不規則に受け入れた製品を指定された製品構成に従い向きを揃えて同期的に送出機構へ搬送する方法であって、
少なくとも1個の指定された製品構成を規定する少なくとも1個の搬送目的を提供するステップと、
前記投入機構と送出機構の間にある複数の搬送モジュールを含む複数の列として形成された配列の1個以上の個々のモジュールの少なくとも1個の制約条件を規定する少なくとも1個の制約条件を提供するステップと、
製品を前記投入機構から前記配列に受け入れるステップと、
前記搬送モジュールにおける製品の位置を検知するステップと、
前記指定された制約条件および検知された製品の位置に応じて、前記指定された製品構成目的を実現すべく前記モジュールの少なくともいくつかのセットポイント値を記述する計画を作成するステップと、
前記計画の質を評価する1個以上の基準を与えるステップと、
前記モジュールの速度を個別に制御して、前記計画に応じて製品を指定された製品構成に従い向きを揃えて同期的に前記送出機構へ搬送すべく個々の搬送モジュールの少なくともいくつかにセットポイント入力を直接または間接的に与えるステップと、を含む方法。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6A】
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【図6B】
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【図6C】
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【図6D】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2010−30783(P2010−30783A)
【公開日】平成22年2月12日(2010.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−173348(P2009−173348)
【出願日】平成21年7月24日(2009.7.24)
【出願人】(502096543)パロ・アルト・リサーチ・センター・インコーポレーテッド (393)
【氏名又は名称原語表記】Palo Alto Research Center Incorporated
【Fターム(参考)】