説明

走行状況報知装置

【課題】 運転操作や路面状態を運転者に適切にフィードバックする。
【解決手段】 報知信号生成部24は、ステップS21で各ダンパ4の駆動電流Idrの平均値(平均駆動電流)Idaを算出した後、ステップS22で平均駆動電流Idaの値が所定の第1報知判定閾値Ith1を上回ったか否かを判定する。自動車Vが急旋回や急加減速してステップS22の判定Yesになると、報知信号生成部24は、ステップS24で平均駆動電流Idaに所定の第1ゲインを乗じて振動報知信号Sbを生成した後、ステップS25で振動報知信号Sbに基づいて両バイブレータ15,17を駆動する。これにより、運転者は、アクセルペダルPaやブレーキペダルPbを介して足裏に振動を感じ、急激なステアリング操作やアクセル/ブレーキ操作を行ったことを認識できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、運転操作や路面状態を運転者に適切にフィードバックする走行状況報知装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、自動車のサスペンションに用いられる筒型ダンパとして、乗り心地や操縦安定性の向上を図るべく、減衰力を段階的あるいは無段階に可変制御できる減衰力可変型のものが種々開発されている。減衰力可変ダンパ(以下、単にダンパと記す)を装着した車両では、車両の走行状態に応じてダンパの減衰力を可変制御することにより、操縦安定性を向上させることが可能となる(特許文献1参照)。例えば、車両の旋回走行時には横方向運動に伴う慣性力(横加速度)によって車体が左右方向にロールするが、横加速度の微分値に応じてダンパの目標減衰力を高くすることにより、車体の過大なロールを抑制できる。また、車両の加減速走行時にも、旋回走行時の場合と同様に、前後加速度の微分値に応じてダンパの目標減衰力を高くすることにより、車体のノーズスクワットやノーズダイブを抑制できる。
【0003】
一方、自動車が小さな凹凸が連続するような悪路(砂利道やベルジアン路等)を走行する際には車輪が短い周期で上下に移動するが、ダンパのストローク速度に応じてダンパの目標減衰力を小刻みに増減させることで、車輪上下振動の車体への伝達を抑制する(すなわち、サスペンションを介した突き上げをいなす)ことや、車輪上下振動の効果的な減衰を図ることができる(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平6−277121号公報
【特許文献2】特開2006−69527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した減衰力可変ダンパを採用した自動車では、旋回走行時や加減速走行時における好ましくない車両挙動と悪路走行時における乗り心地の悪化とが効果的に抑制される反面、運転操作や走行路面の状態がフィードバックされ難くなることから、運転者が適切な操縦を行い難くなる問題があった。すなわち、運転者は、急旋回や急加減速を行っても車両挙動の変化が少ない、あるいは悪路走行を行っても車体の上下動が小さいため、適切なステアリング操作やアクセルペダル操作を行い難くなる虞があった。
【0006】
一方、自動車用のダンパでは、その耐久性を確保するためにシール類の強度を高める必要があり、特にMRF(Magneto-Rheological Fluid:磁気粘性流体)を作動流体とする減衰力可変ダンパではMRF中の磁性粉(フェライト等)がシリンダとピストンとの間に侵入することでピストンシールが摩耗しやすいことから、耐摩耗性に優れた高価な素材を用いてピストンシールを製造している。しかしながら、急旋回や急加減速が頻繁に行われた場合、このようなピストンシールであっても徐々に摩耗が進行してしまい、所期の減衰性能が維持されなくなる可能性があった。
【0007】
本発明は、このような背景に鑑みなされたもので、運転操作や路面状態を運転者に適切にフィードバックすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の発明は、乗員への振動伝達を振動伝達抑制手段によって抑制する車両に搭載され、運転者に対する走行状況の報知に供される走行状況報知装置であって、前記振動伝達抑制手段の作動状態量を検出する状態量検出手段と、前記状態量検出手段の検出結果に基づき、走行状況報知信号を生成する報知信号生成手段と、前記走行状況報知信号に基づいて運転者に報知を行う報知手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
また、第2の発明は、第1の発明に係る走行状況報知装置において、前記報知手段は、前記走行状況報知信号に応じた触覚刺激を運転者に与えることを特徴とする。
【0010】
また、第3の発明は、第1または第2の発明に係る走行状況報知装置において、前記報知信号生成手段は、前記状態量検出手段の検出結果が所定の信号生成閾値を上回ったときに走行状況報知信号を生成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
第1の発明によれば、振動伝達抑制手段によって車両挙動の変化や車体の上下動が抑制されても、運転操作や走行路面の状態が的確にフィードバックされるために運転者が適切な操縦を行えるようになる。また、第2の発明によれば、運転者以外の乗員に違和感等を与えることがなくなる。また、第3の発明によれば、車両挙動の変化や車体の上下動が小さいときには報知手段が作動しないため、通常走行時においては運転者等が違和感を覚えなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】実施形態に係る4輪自動車の概略構成図である。
【図2】実施形態に係る減衰力制御装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】実施形態に係る減衰力制御の手順を示すフローチャートである。
【図4】実施形態に係る目標電流マップである。
【図5】実施形態に係る走行状況報知制御の手順を示すフローチャートである。
【図6】急旋回や急加減速時における平均駆動電流と報知信号との相関を示すグラフである。
【図7】悪路走行時における変動周波数と報知信号との相関を示すグラフである。
【図8】実施形態に係る平均駆動電流−反力マップである。
【図9】実施形態に係る踏込速度−反力マップである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明を4輪自動車に適用した実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は実施形態に係る4輪自動車の概略構成図であり、図2は実施形態に係る減衰力制御装置の概略構成を示すブロック図である。
【0014】
≪実施形態の構成≫
<自動車の概略構成>
先ず、図1を参照して、実施形態に係る自動車の概略構成について説明する。説明にあたり、4本の車輪やこれらに対応して配置された部材、すなわち、タイヤやサスペンション等については、それぞれ数字の符号に前後左右を示す添字を付して、例えば、車輪3fl(左前)、車輪3fr(右前)、車輪3rl(左後)、車輪3rr(右後)と記すとともに、総称する場合には、例えば、車輪3と記す。
【0015】
図1に示すように、自動車(車両)Vはタイヤ2が装着された4つの車輪3を備えており、これら各車輪3がサスペンションアームや、スプリング、MRF(Magneto-Rheological Fluid:磁気粘性流体)式減衰力可変ダンパ(以下、単にダンパと記す)4等からなるサスペンション5によって車体1に懸架されている。また、自動車Vの運転席には、ステアリングホイール6と、アクセルペダルPaと、ブレーキペダルPbとが設置されている。なお、アクセルペダルPaおよびブレーキペダルPbには、運転者の踏込速度を検出する速度センサSa,Sbがそれぞれ付設されている。
【0016】
自動車Vには、サスペンションシステムの制御主体であるECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)8の他、車速を検出する車速センサ9、横加速度を検出する横Gセンサ10、前後加速度を検出する前後Gセンサ11、ヨーレイトを検出するヨーレイトセンサ12等が車体1の適所に設置されている。また、自動車Vには、車体1におけるホイールハウス付近の上下加速度を検出する上下Gセンサ13と、ダンパ4の変位を検出するストロークセンサ14とが各車輪3ごとに設置されている。更に、本実施形態では、自動車Vの運転席足下に、報知手段として、アクセルペダルPaに振動を与える第1バイブレータ15と、アクセルペダルPaに踏込反力を付与する第1反力アクチュエータ16と、ブレーキペダルPbに振動を与える第2バイブレータ17と、ブレーキペダルPbに踏込反力を付与する第2反力アクチュエータ18とが設置されている。
【0017】
ECU8は、マイクロコンピュータやROM、RAM、周辺回路、入出力インタフェース、各種ドライバ等から構成されており、通信回線(本実施形態では、CAN(Controller Area Network))を介して各車輪3のダンパ4や各センサ9〜14、両バイブレータ15,17、両反力アクチュエータ16,18と接続されている。
【0018】
<減衰力制御装置の概略構成>
ECU8には、図2にその概略構成を示す減衰力制御装置20が内装されている。減衰力制御装置20は、上述した各センサ9〜14,Sa,Sbが接続する入力インタフェース21と、センサ9〜13から入力した検出信号に基づき各ダンパ4の目標減衰力を設定する目標減衰力設定部22と、目標減衰力とストロークセンサ14の検出結果とに応じて各ダンパ4への駆動電流を生成する駆動電流生成部23と、駆動電流生成部23からの入力信号に基づき報知信号を生成する報知信号生成部24と、駆動電流生成部23が生成した駆動電流および報知信号生成部(状態量検出手段、報知信号生成手段)24が生成した報知信号を各ダンパ4、両バイブレータ15,17および両反力アクチュエータ16,18に出力する出力インタフェース25とから構成されている。なお、減衰力設定部22には、スカイフック制御に供されるスカイフック制御部31と、ロール制御に供されるロール制御部32と、ピッチ制御に供されるやピッチ制御部33とが収容されている。
【0019】
≪実施形態の作用≫
<減衰力制御>
自動車が走行を開始すると、減衰力制御装置20は、所定の処理インターバル(例えば、2ms)をもって、図3のフローチャートにその手順を示す減衰力制御を実行する。減衰力制御を開始すると、減衰力制御装置20は、図3のステップS1で、横Gセンサ10、前後Gセンサ11、および上下Gセンサ13から得られた車体1の各加速度や、ヨーレイトセンサ12から入力したヨーレイト、車速センサ9から入力した車速、操舵角センサ(図示せず)から入力した操舵速度等に基づき自動車Vの運動状態を推定する。次に、減衰力制御装置20は、自動車Vの運動状態に基づき、ステップS2で各ダンパ4のスカイフック制御目標値Dshを算出し、ステップS3で各ダンパ4のロール制御目標値Drを算出し、ステップS4で各ダンパ4のピッチ制御目標値Dpを算出する。
【0020】
次に、減衰力制御装置20は、ステップS5で各ダンパ4のストローク速度Ssが正の値であるか否かを判定し、この判定がYesであった場合(すなわち、ダンパ4が伸び側に作動している場合)、ステップS6で3つの制御目標値Dsh,Dr,Dpのうち値が最も大きいものを目標減衰力Dtgtに設定する。また、減衰力制御装置20は、ステップS5の判定がNoであった場合(すなわち、ダンパ4が縮み側に作動している場合)、ステップS7で3つの制御目標値Dsh,Dr,Dpのうち値が最も小さいもの(絶対値が最も大きいもの)を目標減衰力Dtgtに設定する。
【0021】
ステップS6またはステップS7で目標減衰力Dtgtを設定すると、減衰力制御装置20は、ステップS8で図4の目標電流マップから目標減衰力Dtgtおよびストローク速度に対応する目標電流Itgtを検索/設定した後、ステップS9で目標電流Itgtに基づき各ダンパ4に駆動電流Idrを出力する。
【0022】
<走行状況報知制御>
上述した減衰力制御と並行して、減衰力制御装置20内の報知信号生成部24では、所定の処理インターバルをもって、図5のフローチャートにその手順を示す走行状況報知制御が繰り返し実行される。走行状況報知制御を開始すると、報知信号生成部24は、図5のステップS21で各ダンパ4の駆動電流Idrの平均値(平均駆動電流)Idaを算出した後、ステップS22で平均駆動電流Idaの値が所定の第1報知判定閾値Ith1を上回ったか否かを判定する。第1報知判定閾値Ith1は、自動車Vの過大なロールやノーズスクワット、ノーズダイブをダンパ4によって抑制する際にのみ、平均駆動電流Idaが上回る値に設定されている。
【0023】
自動車Vが急旋回や急加減速を行ってステップS22の判定Yesになると、報知信号生成部24は、ステップS23で速度センサSa,Sbからの入力信号に基づき直近の所定時間(例えば、0.5sec)内におけるアクセルペダルPaまたはブレーキペダルPbの踏込速度Sa,Sbが所定の踏込判定閾値Ssthを上回っていたか否かを判定する。そして、この判定がNoであれば、報知信号生成部24は、ステップS24で平均駆動電流Idaに所定の第1ゲインを乗じて振動報知信号Sb(Hz)を生成した後、ステップS25で振動報知信号Sbに基づいて両バイブレータ15,17を駆動する。これにより、運転者は、アクセルペダルPaやブレーキペダルPbを介して足裏に振動を感じ、急激なステアリング操作等を行ったことを認識できる。図6は急旋回や急加減速時における平均駆動電流Idaと振動報知信号Sbとの相関を示すグラフであるが、同図から判るように、平均駆動電流Idaが比較的小さい場合には(旋回や加減速が緩やかに行われた場合には)両バイブレータ15,17が駆動されないため、運転者が違和感や不快感を覚えることが無い。
【0024】
一方、ステップS22の判定がNoであった場合、報知信号生成部24は、ステップS26で平均駆動電流Idaの値が所定の第2報知判定閾値Ith2を上回ったか否かを判定し、この判定もNoであれば何ら処理を行わずにスタートに戻る。第2報知判定閾値Ith2は、第1報知判定閾値Ith1よりも有意に小さく、自動車Vが悪路走行を行った際に(車輪3が比較的大きく上下した際に)平均駆動電流Idaが上回る値に設定されている。
【0025】
平均駆動電流Idaが第1報知判定閾値Ith1と第2報知判定閾値Ith2との間にあり、ステップS26の判定がYesになると、報知信号生成部24は、ステップS27で変動周波数Fgを検出する。変動周波数Fgは、悪路走行等によって1つの車輪3(例えば、左前輪3fl)の上下動に伴う駆動電流Idrの増減頻度を表すものであり、本実施形態では、単位時間あたりに駆動電流Idrが第2報知判定閾値Ith2を超える回数として検出される。例えば、悪路においては、ある車輪3が路面の突起に乗り上げる瞬間には駆動電流Idr(目標減衰力Dtgt)が低下して第2報知判定閾値Ith2を下回り、突起を乗り越えた後には駆動電流Idrが増大して第2報知判定閾値Ith2を超えるため、路面の状態によって変動周波数Fgが増減する。なお、変動周波数Fgを1つのダンパ4に対する駆動電流Idrに基づいて検出する理由は、平均駆動電流Idaを用いると、あるダンパ4の駆動電流Idrが大きくなっても、別のダンパ4の駆動電流Idrが小さくなると正確な判定が行えないためである。
【0026】
次に、報知信号生成部24は、ステップS28で変動周波数Fgに基づいて所定の第2ゲインを乗じて振動報知信号Sb(Hz)を生成した後、ステップS25で両バイブレータ15,17を駆動する。これにより、運転者は、アクセルペダルPaやブレーキペダルPbを介して足裏に振動を感じ、現在走行中の路面が悪路であることを認識できる。図7は悪路走行時における変動周波数Fgと振動報知信号Sbとの相関を示すグラフであるが、同図に示すように、砂利道走行等によって車輪3が激しく上下動すると振動報知信号Sbの値も大きくなる。なお、悪路走行時における振動報知信号Sbはその継続時間が長いため、急旋回時や急加減速時における振動報知信号Sbより小さくなるように、第2ゲインを小さく設定することが望ましい。
【0027】
一方、運転者がアクセルペダルPaやブレーキペダルPbを急激に踏み込んでステップS23の判定がYesになると(急加減速がアクセル/ブレーキ操作によるものであった場合)、報知信号生成部24は、ステップS29で図8に示す平均駆動電流−反力マップと図9に示す踏込速度−反力マップとからそれぞれ得られた目標反力を和すことによって反力報知信号Sr(N)を生成した後、ステップS30で反力報知信号Srに基づいて両反力アクチュエータ16,18を駆動する。これにより、運転者は、アクセルペダルPaやブレーキペダルPbの踏込反力が増大することで、急加減速がもたらされるようなアクセル/ブレーキ操作を行ったことを認識して滑らかな運転を学習することができ、ダンパ4のシール等に対する負担も緩和される。なお、本実施形態では、踏み込まれていないペダルの反力を増大させても運転に支障が無いことから、急加減速においてアクセルペダルPaとブレーキペダルPbとの反力を同時に増大させるようにしたが、急激に踏み込まれた方に対してのみ反力を増大させるようにしてもよい。
【0028】
本実施形態では、このような構成を採ったことにより、ダンパ4によって車両挙動の変化や車体の上下動が抑制されても、運転操作や路面状態がフィードバックされるために、運転者が適切なステアリング操作やアクセル/ブレーキ操作を行えるようになる。
【0029】
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明の態様は上記実施形態に限られるものではない。例えば、報知手段として、上記実施形態ではアクセルペダルを振動させるバイブレータや反力アクチュエータを用いたが、インストルメントパネル(メータクラスタ内等)に設置される警告灯や、シートクッションを振動させるバイブレータを採用してもよい。なお、警告灯を採用した場合には運転者以外にも情報を提供することができ、シートクッション用のバイブレータを採用した場合には運転者のペダル操作に影響を与えずに情報を提供することができる。その他、自動車や制御装置の具体的構成、制御の具体的手順等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。
【符号の説明】
【0030】
1 車体
2 タイヤ
3 車輪
4 ダンパ(振動伝達抑制手段)
8 ECU
15,17 バイブレータ(報知手段)
16,18 反力アクチュエータ(報知手段)
20 減衰力制御装置
24 報知信号生成部(状態量検出手段、報知信号生成手段)
Pa アクセルペダル
Pb ブレーキペダル
V 自動車(車両)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
乗員への振動伝達を振動伝達抑制手段によって抑制する車両に搭載され、運転者に対する走行状況の報知に供される走行状況報知装置であって、
前記振動伝達抑制手段の作動状態量を検出する状態量検出手段と、
前記状態量検出手段の検出結果に基づき、走行状況報知信号を生成する報知信号生成手段と、
前記走行状況報知信号に基づいて運転者に報知を行う報知手段と
を備えたことを特徴とする走行状況報知装置。
【請求項2】
前記報知手段は、前記走行状況報知信号に応じた触覚刺激を運転者に与えることを特徴とする、請求項1に記載された走行状況報知装置。
【請求項3】
前記報知信号生成手段は、前記状態量検出手段の検出結果が所定の信号生成閾値を上回ったときに走行状況報知信号を生成することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載された走行状況報知装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−158960(P2010−158960A)
【公開日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−1833(P2009−1833)
【出願日】平成21年1月7日(2009.1.7)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】