高周波プラズマ発生装置と、該高周波プラズマ発生装置により構成された表面処理装置及び表面処理方法
【課題】
VHFあるいはUHFプラズマのCVD及びエッチング等基板の表面処理への応用において、超高周波特有の定在波の影響を抑制することにより、大面積・均一のプラズマ表面処理が可能な表面処理装置および表面処理方法を提供すること。
【解決手段】
基板の法線方向に電界を有する電磁波の定在波の腹の位置が異なる2つの定在波を発生させ、それらを重畳させる手段を備え、かつ、該2つの定在波の腹の位置を制御することを特徴とする大面積・均一プラズマの発生が可能な高周波プラズマ発生装置、該装置により構成されたプラズマ表面処理装置及び表面処理方法。
VHFあるいはUHFプラズマのCVD及びエッチング等基板の表面処理への応用において、超高周波特有の定在波の影響を抑制することにより、大面積・均一のプラズマ表面処理が可能な表面処理装置および表面処理方法を提供すること。
【解決手段】
基板の法線方向に電界を有する電磁波の定在波の腹の位置が異なる2つの定在波を発生させ、それらを重畳させる手段を備え、かつ、該2つの定在波の腹の位置を制御することを特徴とする大面積・均一プラズマの発生が可能な高周波プラズマ発生装置、該装置により構成されたプラズマ表面処理装置及び表面処理方法。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
真空容器と、該真空容器内のガスを排気する排気系と、該真空容器内に放電用ガスを供給する放電用ガス供給系と、該放電用ガスをプラズマ化する一対の電極と、該一対の電極に周波数がVHF帯域ないしUHF帯域に属する高周波電力を供給する高周波電力供給系と、基板が設置される基板支持台とを具備し、生成したプラズマを利用して基板の表面を処理するプラズマ表面処理装置に用いられる高周波プラズマ発生装置であって、前記一対の電極には、互いに独立の関係にある第1及び第2の定在波を重畳して発生させ、且つ、該第1の定在波の腹の位置と該第2の定在波の腹の位置の距離を該一対の電極間に生成のプラズマ内部を伝播する電磁波の波長の四分の一に設定する高周波電力供給系が接続されていることを特徴とする高周波プラズマ発生装置。
【請求項2】
前記第1の定在波の腹の位置と前記第2の定在波の腹の位置との距離が、前記一対の電極間に生成のプラズマ内部を伝播する電磁波の波長λの0.22〜0.28倍、即ち0.22〜0.28λに設定する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の高周波プラズマ発生装置。
【請求項3】
真空容器と、該真空容器内のガスを排気する排気系と、該真空容器内に放電用ガスを供給する放電用ガス供給系と、該放電用ガスをプラズマ化する一対の電極と、該一対の電極に周波数がVHF帯域ないしUHF帯域に属する高周波電力を供給する高周波電力供給系と、基板が設置される基板支持台とを具備し、生成したプラズマを利用して基板の表面を処理するプラズマ表面処理装置において、前記プラズマ表面処理装置を構成するプラズマ発生源として、請求項1あるいは2のいずれか1項に記載の高周波プラズマ発生装置が用いられることを特徴とするプラズマ表面処理装置。
【請求項4】
真空容器と、該真空容器内のガスを排気する排気系と、該真空容器内に放電用ガスを供給する放電用ガス供給系と、該放電用ガスをプラズマ化する一対の電極と、該一対の電極に周波数がVHF帯域ないしUHF帯域に属する高周波電力を供給する高周波電力供給系と、基板が設置される基板支持台とを具備し、生成したプラズマを利用して基板の表面を処理するプラズマ表面処理装置を用いて、基板の表面を処理するプラズマ表面処理方法において、請求項1あるいは2のいずれか1項に記載の高周波プラズマ発生装置を用いて、前記基板の表面処理を行うことを特徴とするプラズマ表面処理方法。
【請求項1】
真空容器と、該真空容器内のガスを排気する排気系と、該真空容器内に放電用ガスを供給する放電用ガス供給系と、該放電用ガスをプラズマ化する一対の電極と、該一対の電極に周波数がVHF帯域ないしUHF帯域に属する高周波電力を供給する高周波電力供給系と、基板が設置される基板支持台とを具備し、生成したプラズマを利用して基板の表面を処理するプラズマ表面処理装置に用いられる高周波プラズマ発生装置であって、前記一対の電極には、互いに独立の関係にある第1及び第2の定在波を重畳して発生させ、且つ、該第1の定在波の腹の位置と該第2の定在波の腹の位置の距離を該一対の電極間に生成のプラズマ内部を伝播する電磁波の波長の四分の一に設定する高周波電力供給系が接続されていることを特徴とする高周波プラズマ発生装置。
【請求項2】
前記第1の定在波の腹の位置と前記第2の定在波の腹の位置との距離が、前記一対の電極間に生成のプラズマ内部を伝播する電磁波の波長λの0.22〜0.28倍、即ち0.22〜0.28λに設定する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の高周波プラズマ発生装置。
【請求項3】
真空容器と、該真空容器内のガスを排気する排気系と、該真空容器内に放電用ガスを供給する放電用ガス供給系と、該放電用ガスをプラズマ化する一対の電極と、該一対の電極に周波数がVHF帯域ないしUHF帯域に属する高周波電力を供給する高周波電力供給系と、基板が設置される基板支持台とを具備し、生成したプラズマを利用して基板の表面を処理するプラズマ表面処理装置において、前記プラズマ表面処理装置を構成するプラズマ発生源として、請求項1あるいは2のいずれか1項に記載の高周波プラズマ発生装置が用いられることを特徴とするプラズマ表面処理装置。
【請求項4】
真空容器と、該真空容器内のガスを排気する排気系と、該真空容器内に放電用ガスを供給する放電用ガス供給系と、該放電用ガスをプラズマ化する一対の電極と、該一対の電極に周波数がVHF帯域ないしUHF帯域に属する高周波電力を供給する高周波電力供給系と、基板が設置される基板支持台とを具備し、生成したプラズマを利用して基板の表面を処理するプラズマ表面処理装置を用いて、基板の表面を処理するプラズマ表面処理方法において、請求項1あるいは2のいずれか1項に記載の高周波プラズマ発生装置を用いて、前記基板の表面処理を行うことを特徴とするプラズマ表面処理方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【公開番号】特開2008−311669(P2008−311669A)
【公開日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−177536(P2008−177536)
【出願日】平成20年7月8日(2008.7.8)
【分割の表示】特願2005−16444(P2005−16444)の分割
【原出願日】平成17年1月25日(2005.1.25)
【出願人】(303034908)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年7月8日(2008.7.8)
【分割の表示】特願2005−16444(P2005−16444)の分割
【原出願日】平成17年1月25日(2005.1.25)
【出願人】(303034908)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]