ケモカイン受容体拮抗薬としてのアミノピロリジン類
本発明は、式(I)の新規なアミノピロリジン類、それの製薬上許容される塩、それの代謝物、それの異性体、それの立体異性体またはそれのプロドラッグ(可変要素は本明細書で定義の通りである。)に関するものである。式(I)の化合物はケモカイン受容体拮抗薬として有用であることから、ある種の状態および疾患、特には炎症性の状態および疾患ならびに増殖性の障害および状態、例えば癌の治療において有用であると考えられる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I)の化合物、それの製薬上許容される塩、それの代謝物、それの異性体、それの立体異性体またはそれのプロドラッグに関するものである。
【化90】
[式中、
Xは−N(R2)−Y−Zであり;または
Xは、(C1−C5)アルキル、−O(C1−C3)アルキル、CN、Cl、F、CF3およびOHからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良い下記のもの:
【化91】
であり;
Yは、結合もしくはC(O)であるか、(C1−C6)アルキル、(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−ヘテロアリール、複素環、ヘテロアリール、アリール、(C1−C4)アルキル−C(O)、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)および(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)からなる置換されていても良い基から選択され;
Yが(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)または(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)である場合、それは窒素に結合している部分のアルキル部分であり;
ZはHであるか、Zは−(C1−C5)アルキル、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、−(C3−C6)シクロアルキル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、−O−(C1−C5)アルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Dは、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Eは、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Wは、C(R4)またはNであり;
Mは、結合、OまたはC(O)であり;または
Mは、−(C1−C4)アルキル、−C(O)N(R2)、−N(R2)C(O)、−N(R2)、−アリール、−複素環および−ヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;または
Mは、−(C1−C4)アルキル−複素環、−(C1−C4)アルキル−C(O)、−(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)、−(C1−C4)アルキル−C(O)O、−(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)O、−(C1−C4))アルキル−N(R2)C(O)および−CH2−NH−C(O)からなる置換されていても良い基から選択され、前記部分のアルキル部分がWに連結されており;
Tは、HもしくはNH2であるか、Tは(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Aは、結合、Oおよび置換されていても良い(C1−C5)アルキルからなる群から選択され;
Gは、結合、N(R2)、C(O)、−C(O)−N(R2)−(C1−C4)アルキル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)−C(O)、−(C1−C4)アルキル−N(R2)、N(R2)−(C1−C4)アルキル、N(R2)−CH(R2)−C(O)、C(O)−CH(R4)−N(R2)、置換されていても良い−(C1−C4)アルキル、(C2)アルケニル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)−(C1−C4)アルキル、−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)、−N(R2)CON(R2)、−N(R2)C(O)、C(O)N(R2)、−NH−置換されていても良いヘテロアリール、置換されていても良いヘテロアリールおよび置換されていても良いフェニルからなる群から選択され;
Qは、Hであるか、(C1−C5)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキルおよび−(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R1は、アミノ、アリール、アダマンチル、ジフェニル(C1−C2)アルキル、ヘテロアリール、複素環、(C1−C6)アルキル、−O−(C1−C4)アルキル、−O−CH2−フェニル、および(C3−C6)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R2は、独立にH、(C1−C4)アルキルおよび(C3−C5)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R3は、独立にH、OH、CN、F、CF3、C(O)N(R2)2、N(R2)2、またはオキソであり;または
R3は独立に、(C1−C3)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキル、−(C1−C3)アルキル−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、アリール、−O−アリール、ヘテロアリール、複素環、−(C1−C3)アルキル−アリール、−N(R2)アリール、−O−アリール、−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、−NH−フェニルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R5はHもしくはOHであるか、R5は独立に(C1−C4)アルキル、(C3−C5)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキルおよび−O−(C3−C7)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R4は、H、OH、CNもしくはFであるか、R4は−O−(C1−C3)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
mおよびnは独立に0、1または2であり;
pは1または2であり;
xは1または2であり;
yは0、1または2であり;
ただし、DおよびEは同時にOでもNではなく;
ただし、WがNの場合、DはNでもOでもなく、EはNでもOでもない。]
【請求項2】
Xが−N(R2)−Y−Zであるか;
Xが、(C1−C5)アルキル、−O(C1−C3)アルキル、CN、Cl、F、CF3およびOHからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良い下記のもの:
【化92】
であり;
Yが、結合であるか、(C1−C6)アルキル、(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−ヘテロアリール、複素環、ヘテロアリール、アリール、(C1−C4)アルキル−C(O)、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)および(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)からなる置換されていても良い基から選択され;
Yが(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)または(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)である場合、それは窒素に結合している部分のアルキル部分であり;
ZがHであるか、Zが−(C1−C5)アルキル、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、−(C3−C6)シクロアルキル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Dが、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Eが、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Wが、C(R4)またはNであり;
Mが、結合、OまたはC(O)であり;または
Mが、−(C1−C4)アルキル、−C(O)N(R2)、−N(R2)C(O)、−N(R2)、−アリール、−複素環および−ヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;または
Mが、−(C1−C4)アルキル−複素環、−(C1−C4)アルキル−C(O)、−(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)、−(C1−C4)アルキル−C(O)O、−(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)O、−(C1−C4))アルキル−N(R2)C(O)および−CH2−NH−C(O)からなる置換されていても良い基から選択され、前記部分のアルキル部分がWに連結されており;
Tが、Hであるか、Tは(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Aが、結合、Oおよび置換されていても良い(C1−C5)アルキルからなる群から選択され;
Gが、結合、N(R2)、C(O)、−C(O)−N(R2)−(C1−C4)アルキル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)−C(O)、−(C1−C4)アルキル−N(R2)、N(R2)−(C1−C4)アルキル、N(R2)−CH(R2)−C(O)、C(O)−CH(R4)−N(R2)、置換されていても良い−(C1−C4)アルキル、(C2)アルケニル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)−(C1−C4)アルキル、−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)、−N(R2)CON(R2)、−N(R2)C(O)、C(O)N(R2)、−NH−置換されていても良いヘテロアリール、置換されていても良いヘテロアリールおよび置換されていても良いフェニルからなる群から選択され;
Qが、Hであるか、(C1−C5)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキルおよび−(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R1が、アミノ、アリール、アダマンチル、ジフェニル(C1−C2)アルキル、ヘテロアリール、複素環、(C1−C6)アルキルおよび(C3−C6)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R2が、独立にH、(C1−C4)アルキルおよび(C3−C5)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R3が、H、OH、CN、F、CF3、C(O)N(R2)2、N(R2)2であり;またはR3が、(C1−C3)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキル、−(C1−C3)アルキル−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、アリール、−O−アリール、ヘテロアリール、複素環、−(C1−C3)アルキル−アリール、−N(R2)アリール、−O−アリール、−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、−NH−フェニルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R5がHもしくはOHであるか、R5が独立に(C1−C4)アルキル、(C3−C5)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキルおよび−O−(C3−C7)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R4が、H、OH、CNもしくはFであるか、R4は−O−(C1−C3)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
mおよびnが独立に0、1または2であり;
pが1または2であり;
xが1または2であり;
yが0、1または2であり;
ただし、DおよびEは同時にOでもNではなく;
ただし、WがNの場合、DはNでもOでもなく、EはNでもOでもない請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Xが、(C1−C5)アルキル、−O(C1−C3)アルキル、CN、Cl、F、CF3およびOHからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良い−N(R2)−Y−Z、
【化93】
である請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
Yが、結合、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良いピペリジニル、置換されていても良い−CH2−ピリミジニル、置換されていても良いインダニル、置換されていても良いテトラヒドロフラニルおよび置換されていても良いテトラヒドロピラニルからなる群から選択され;
Zが、(C1−C4)アルキル、シクロヘキシル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、1,3−ジヒドロベンゾイミダゾール−2−オン、ベンゾチアゾリル、ベンゾ[b]チオフェニル、クロマニル、インダニル、インドリル、モルホリニル、ナフチル、フェニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾフラニル、テトラヒドロフラニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニル、5,6,7,8−テトラヒドロナフチル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチエニル、テトラヒドロチエニル1,1−ジオキサイド、テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロチオピラニル1,1−ジオキサイド、−CH2−ベンゾフラニル、−CH2−フェニル、−CH2−ピリジニル、−(C2)アルキル−ジフェニル、−CH2−テトラヒドロピラニルからなる置換されていても良い基から選択され;
DがC(R5)2であり;
EがC(R5)2であり;
Mが、結合、O、C(O)、置換されていても良いピロリジニル、置換されていても良い(C1−C4)アルキル、−CH2−NH−C(O)または(C1)アルキル−C(O)Oであり;前記部分のアルキル部分がWに連結されており;
Tが、HもしくはNH2であるか、(C1−C4)アルキル、ベンゾチアゾリル、ベンゾ[b]チオフェニル、1H−ベンゾトリアゾリル、デカヒドロイソキノリニル、イミダゾリル、インダニル、インデニル、インドリル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、モルホリニルフェニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピロリジニル、テトラゾリル、[1,2,3]トリアゾリルおよび[1,2,4]トリアゾリルからなる置換されていても良い基から選択され、
Aが、結合または(C1−C5)アルキルであり;
Gが、結合、N(R2)、C(O)、フェニル、ピリジニルまたは5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニル、(C1−C2)アルキル、(C2)アルケニルまたはN(R2)−C(O)、N(H)−(C1)アルキル−C(O)であり、その窒素はAに結合しており;または
Gが、N(R2)−(C1−C2)アルキル、N(H)−(C2)アルキル(C1)アルキル−NH−S(O)2、(C1)アルキル−NH−C(O)であり、前記部分のアルキル部分がAに結合しており;
Qが、H、メチル、イソプロピルまたはシクロプロピルであり;
R1が、アダマンチル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンズイミダゾリル、ジフェニル(C1−C2)アルキル、フルオレニル、フラニル、インダニル、インドリル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、ナフチル、オキサゾリル、フェニル、ピペリジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジニル、ピラゾロ[1,5−a]ピリミジニル、キノリニル、キナゾリニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニルおよび5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニルからなる置換されていても良い基から選択され、
R2が、Hまたは(C1)アルキルであり;
R3が、H、OH、F、CH3、OCH3、CF3、CN、−CH2−O−CH3、−CH2−C(O)−O−CH3、−C(O)−OCH3、−NH−フェニル、−O−フェニル、インドリル、置換されていても良いフェニル、フェノキシまたはC(O)NH2であり;
R4が、H、CNまたはOHであり;
mが0または1であり;
nが1である請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Yが結合、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良いピペリジニルおよび置換されていても良い−CH2−ピリミジニルおよび置換されていても良いインダニルからなる群から選択され;
Zが、(C1−C4)アルキル、シクロヘキシル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[b]チオフェニル、クロマニル、インダニル、インドリル、モルホリニル、ナフチル、フェニル、ピペリジニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾフラニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニル、5,6,7,8−テトラヒドロナフチル、テトラヒドロピラニル、−CH2−ベンゾフラニル、−CH2−フェニル、−CH2−ピリジニル、−(C2)アルキル−ジフェニル、−CH2−テトラヒドロピラニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Dが、C(R5)2であり;
Eが、C(R5)2であり;
Mが、結合、O、C(O)、置換されていても良い(C1−C4)アルキル、−CH2−NH−C(O)または(C1)アルキル−C(O)Oであり;前記部分のアルキル部分がWに連結されており;
TがHであるか、(C1−C4)アルキル、ベンゾ[b]チオフェニル、デカヒドロイソキノリニル、イミダゾリル、インダニル、インデニル、インドリル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、モルホリニルフェニル、ピリジニルおよびピロリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Aが、結合または(C1−C5)アルキル)であり;
Gが、結合、N(R2)、C(O)、フェニル、ピリジニルまたは5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニル、(C1−C2)アルキル、(C2)アルケニルまたはN(R2)−C(O)、N(H)−(C1)アルキル−C(O)であり、その窒素がAに結合しており;または
GがN(R2)−(C1−C2)アルキル、N(H)−(C2)アルキル(C1)アルキル−NH−S(O)2、(C1)アルキル−NH−C(O)であり、前記部分のアルキル部分がAに結合しており;
Qが、Hまたはイソプロピルであり;
R1が、アダマンチル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ジフェニル(C1−C2)アルキル、フルオレニル、インダニル、インドリル、イソオキサゾリル、ナフチル、フェニル、ピペリジニル、ピリジニル、キナゾリニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニルおよび5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R2が、Hまたは(C1)アルキルであり;
R3が、H、OH、F、CH3、OCH3、CF3、CN、−CH2−O−CH3、−CH2−C(O)−O−CH3、−C(O)−OCH3、−NH−フェニル、インドリル、置換されていても良いフェニル、フェノキシまたはC(O)NH2であり;
R4が、H、CNまたはOHであり;
mが0または1であり;
nが1である請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
Yが結合であるか、(C1−C4)アルキルおよびインダニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Zが、(C1−C4)アルキル、ベンゾ[b]チオフェニル、インドリル、ナフチル、フェニルおよびテトラヒドロピラニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Mが、結合、C(O)、O、置換されていても良い(C1−C4)アルキル、−CH2−NH−C(O)または(C1)アルキル−C(O)Oであり;
TがHであるか、(C1−C4)アルキル、ベンゾ[b]チオフェニル、デカヒドロイソキノリニル、イミダゾリル、インダニル、インデニル、インドリル、フェニル、ピリジニルおよびピロリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Gが、結合、CH2、N(R2)、N(R2)−CH2またはN(R2)−C(O)であり、NがAに結合しており;
R1が、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ジフェニル(C1−C2)アルキル、インダニル、ナフチル、フェニル、ピペリジニル、ピリジニル、キナゾリニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、および5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R3が、H、OH、F、CH3、OCH3、CF3、−CH2−O−CH3、−CH2−C(O)−O−CH3、−C(O)−OCH3、−NH−フェニル、フェニル、フェノキシまたはC(O)NH2である請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
Zが、(C1−C2)アルキル、インドリル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フェニルおよびテトラヒドロピラニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Mが、結合、C(O)、置換されていても良い(C1−C4)アルキル、−CH2−NH−C(O)または(C1)アルキル−C(O)Oであり;
TがHであるか、(C1−C2)アルキル、−O−(C1−C4)アルキル、デカヒドロイソキノリニル,イミダゾリル、インダニル、インデニル、フェニル、ピリジニルおよびピロリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Gが、結合、CH2、N(H)、C(O)、N(H)CH2またはN(R2)−C(O)であり、NがAに結合しており;
R1が、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、インダニル、ジフェニルアルキル、ナフチル、フェニル、ピペリジニル、キナゾリニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニルおよび5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
WがCHまたはNである請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
DがC(R5)であり;
EがC(R5)であり;
Mが結合、C(O)、(C1−C2)アルキルまたは(C1)アルキル−C(O)Oであり;
TがHであるか、(C1−C2)アルキル、デカヒドロイソキノリニル、イミダゾリル、インダニル、インデニル、インドリル、フェニルおよびピリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Gが、結合、N(H)、C(O)、NH−CH2またはN(H)−COであり、NがAに結合しており;
QがHであり;
R1が、5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニル、ジフェニルアルキル、ナフチル、フェニル、ピペリジニルおよびキナゾリニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R3が、H、OH、CH3、−CH2−O−CH3、−CH2−C(O)−O−CH3、−C(O)−OCH3または−NH−フェニルであり;
mが1である請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
Yが(C1−C4)アルキルであり;
Zが、ベンゾ[1,3]ジオキソリルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Mが結合または(C1)アルキルであり;
TがHであるか、(C1−C2)アルキル、イミダゾリル、インダニル、インデニル、インドリル、フェニルおよびピリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R1が、5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニル、ジフェニルアルキル、ナフチル、フェニル、ピペリジニルおよびキナゾリニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R2がHである請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
WがCHまたはNであり;
Mが結合であり;
TがHであるか、イミダゾリル、インダニル、インデニル、フェニルおよびピリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R3がH、OHまたはCH3であり;
mが1であり;
nが1である請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
TがHであるか、インダニル、インデニルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Aが、結合またはCH2であり;
Gが、NH、NH−CH2またはNH−C(O)であり、NがAに結合しており;
R1が、5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニル、フェニル、ピペリジニルおよびキナゾリニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R5がHまたはCH3である請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
YがCH2であり;
Zが、1以上のCH3で置換されていても良いフェニルであり;
EがCH2であり;
WがCHであり;
TがHであるか、インダニル、インデニルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され、Cl、F、OH、CN、CH3およびOCH3からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
AがCH2であり;
DがCH2であり;
R1が、フェニルおよびキナゾリニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R1が、Cl、F、CH3およびCF3からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良い請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
Xが、(C1−C5)アルキル,′−O(C1−C3)アルキル、CN、Cl、F、CF3およびOHからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良い下記のものである請求項11に記載の化合物。
【化94】
【請求項14】
Gが、NHまたは−NH−C(O)であり、NがAに結合しており;
R1が、フェニルまたはキナゾリニルであり、R1は1以上のClで置換されていても良く;
R3がH、OHまたはCH3であり;
pが1である請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
前記化合物が下記のものである請求項13に記載の化合物。
【化95】
【請求項16】
治療上有効量の下記式Iの化合物、それの製薬上許容される塩、それの代謝物、それの異性体、それの立体異性体またはそれのプロドラッグを投与する段階を有するCCR2依存性の疾患もしくは状態の治療方法。
【化96】
[式中、
Xは−N(R2)−Y−Zであり;または
Xは、(C1−C5)アルキル、−O(C1−C3)アルキル、CN、Cl、F、CF3およびOHからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良い下記のもの:
【化97】
であり;
Yは、結合もしくはC(O)であるか、(C1−C6)アルキル、(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−ヘテロアリール、複素環、ヘテロアリール、アリール、(C1−C4)アルキル−C(O)、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)および(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)からなる置換されていても良い基から選択され;
Yが(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)または(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)である場合、それは窒素に結合している部分のアルキル部分であり;
ZはHであるか、Zは−(C1−C5)アルキル、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、−(C3−C6)シクロアルキル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、−O−(C1−C5)アルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Dは、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Eは、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Wは、C(R4)またはNであり;
Mは、結合、OまたはC(O)であり;または
Mは、−(C1−C4)アルキル、−C(O)N(R2)、−N(R2)C(O)、−N(R2)、−アリール、−複素環および−ヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;または
Mは、−(C1−C4)アルキル−複素環、−(C1−C4)アルキル−C(O)、−(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)、−(C1−C4)アルキル−C(O)O、−(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)O、−(C1−C4))アルキル−N(R2)C(O)および−CH2−NH−C(O)からなる置換されていても良い基から選択され、前記部分のアルキル部分がWに連結されており;
Tは、HもしくはNH2であるか、Tは(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Aは、結合、Oおよび置換されていても良い(C1−C5)アルキルからなる群から選択され;
Gは、結合、N(R2)、C(O)、−C(O)−N(R2)−(C1−C4)アルキル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)−C(O)、−(C1−C4)アルキル−N(R2)、N(R2)−(C1−C4)アルキル、N(R2)−CH(R2)−C(O)、C(O)−CH(R4)−N(R2)、置換されていても良い−(C1−C4)アルキル、(C2)アルケニル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)−(C1−C4)アルキル、−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)、−N(R2)CON(R2)、−N(R2)C(O)、C(O)N(R2)、−NH−置換されていても良いヘテロアリール、置換されていても良いヘテロアリールおよび置換されていても良いフェニルからなる群から選択され;
Qは、Hであるか、(C1−C5)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキルおよび−(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R1は、アミノ、アリール、アダマンチル、ジフェニル(C1−C2)アルキル、ヘテロアリール、複素環、(C1−C6)アルキル、−O−(C1−C4)アルキル、−O−CH2−フェニル、および(C3−C6)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R2は、独立にH、(C1−C4)アルキルおよび(C3−C5)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R3は、独立にH、OH、CN、F、CF3、C(O)N(R2)2、N(R2)2およびオキソであり;またはR3は独立に、(C1−C3)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキル、−(C1−C3)アルキル−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、アリール、−O−アリール、ヘテロアリール、複素環、−(C1−C3)アルキル−アリール、−N(R2)アリール、−O−アリール、−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、−NH−フェニルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R5はHもしくはOHであるか、R5は独立に(C1−C4)アルキル、(C3−C5)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキルおよび−O−(C3−C7)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R4は、H、OH、CNもしくはFであるか、R4は−O−(C1−C3)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
mおよびnは独立に0、1または2であり;
pは1または2であり;
xは1または2であり;
yは0、1または2であり;
ただし、DおよびEは同時にOでもNではなく;
ただし、WがNの場合、DはNでもOでもなく、EはNでもOでもない。]
【請求項17】
前記疾患が自己免疫疾患である請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記自己免疫疾患が関節リウマチ、骨関節炎、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、敗血症、乾癬、乾癬性関節炎、炎症性腸疾患、クローン病、狼瘡、多発性硬化症、若年性慢性関節炎、ライム病関節炎、反応性関節炎、敗血症性関節炎、脊椎関節症または全身性紅斑性狼瘡である請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記自己免疫疾患が多発性硬化症である請求項18に記載の方法。
【請求項20】
下記式Iの化合物、それの製薬上許容される塩、それの代謝物、それの異性体、それの立体異性体もしくはそれのプロドラッグ、ならびに製薬上許容される担体もしくは賦形剤を含む医薬組成物。
【化98】
[式中、
Xは−N(R2)−Y−Zであり;または
Xは、(C1−C5)アルキル、−O(C1−C3)アルキル、CN、Cl、F、CF3およびOHからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良い下記のもの:
【化99】
であり;
Yは、結合もしくはC(O)であるか、(C1−C6)アルキル、(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−ヘテロアリール、複素環、ヘテロアリール、アリール、(C1−C4)アルキル−C(O)、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)および(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)からなる置換されていても良い基から選択され;
Yが(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)または(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)である場合、それは窒素に結合している部分のアルキル部分であり;
ZはHであるか、Zは−(C1−C5)アルキル、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、−(C3−C6)シクロアルキル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、−O−(C1−C5)アルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Dは、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Eは、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Wは、C(R4)またはNであり;
Mは、結合、OまたはC(O)であり;または
Mは、−(C1−C4)アルキル、−C(O)N(R2)、−N(R2)C(O)、−N(R2)、−アリール、−複素環および−ヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;または
Mは、−(C1−C4)アルキル−複素環、−(C1−C4)アルキル−C(O)、−(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)、−(C1−C4)アルキル−C(O)O、−(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)O、−(C1−C4))アルキル−N(R2)C(O)および−CH2−NH−C(O)からなる置換されていても良い基から選択され、前記部分のアルキル部分がWに連結されており;
Tは、HもしくはNH2であるか、Tは(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Aは、結合、Oおよび置換されていても良い(C1−C5)アルキルからなる群から選択され;
Gは、結合、N(R2)、C(O)、−C(O)−N(R2)−(C1−C4)アルキル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)−C(O)、−(C1−C4)アルキル−N(R2)、N(R2)−(C1−C4)アルキル、N(R2)−CH(R2)−C(O)、C(O)−CH(R4)−N(R2)、置換されていても良い−(C1−C4)アルキル、(C2)アルケニル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)−(C1−C4)アルキル、−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)、−N(R2)CON(R2)、−N(R2)C(O)、C(O)N(R2)、−NH−置換されていても良いヘテロアリール、置換されていても良いヘテロアリールおよび置換されていても良いフェニルからなる群から選択され;
Qは、Hであるか、(C1−C5)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキルおよび−(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R1は、アミノ、アリール、アダマンチル、ジフェニル(C1−C2)アルキル、ヘテロアリール、複素環、(C1−C6)アルキル、−O−(C1−C4)アルキル、−O−CH2−フェニル、および(C3−C6)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R2は、独立にH、(C1−C4)アルキルおよび(C3−C5)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R3は、独立にH、OH、CN、F、CF3、C(O)N(R2)2、N(R2)2およびオキソであり;またはR3は独立に、(C1−C3)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキル、−(C1−C3)アルキル−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、アリール、−O−アリール、ヘテロアリール、複素環、−(C1−C3)アルキル−アリール、−N(R2)アリール、−O−アリール、−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、−NH−フェニルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R5はHもしくはOHであるか、R5は独立に(C1−C4)アルキル、(C3−C5)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキルおよび−O−(C3−C7)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R4は、H、OH、CNもしくはFであるか、R4は−O−(C1−C3)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
mおよびnは独立に0、1または2であり;
pは1または2であり;
xは1または2であり;
yは0、1または2であり;
ただし、DおよびEは同時にOでもNではなく;
ただし、WがNの場合、DはNでもOでもなく、EはNでもOでもない。]
【請求項1】
下記式(I)の化合物、それの製薬上許容される塩、それの代謝物、それの異性体、それの立体異性体またはそれのプロドラッグに関するものである。
【化90】
[式中、
Xは−N(R2)−Y−Zであり;または
Xは、(C1−C5)アルキル、−O(C1−C3)アルキル、CN、Cl、F、CF3およびOHからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良い下記のもの:
【化91】
であり;
Yは、結合もしくはC(O)であるか、(C1−C6)アルキル、(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−ヘテロアリール、複素環、ヘテロアリール、アリール、(C1−C4)アルキル−C(O)、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)および(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)からなる置換されていても良い基から選択され;
Yが(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)または(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)である場合、それは窒素に結合している部分のアルキル部分であり;
ZはHであるか、Zは−(C1−C5)アルキル、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、−(C3−C6)シクロアルキル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、−O−(C1−C5)アルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Dは、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Eは、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Wは、C(R4)またはNであり;
Mは、結合、OまたはC(O)であり;または
Mは、−(C1−C4)アルキル、−C(O)N(R2)、−N(R2)C(O)、−N(R2)、−アリール、−複素環および−ヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;または
Mは、−(C1−C4)アルキル−複素環、−(C1−C4)アルキル−C(O)、−(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)、−(C1−C4)アルキル−C(O)O、−(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)O、−(C1−C4))アルキル−N(R2)C(O)および−CH2−NH−C(O)からなる置換されていても良い基から選択され、前記部分のアルキル部分がWに連結されており;
Tは、HもしくはNH2であるか、Tは(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Aは、結合、Oおよび置換されていても良い(C1−C5)アルキルからなる群から選択され;
Gは、結合、N(R2)、C(O)、−C(O)−N(R2)−(C1−C4)アルキル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)−C(O)、−(C1−C4)アルキル−N(R2)、N(R2)−(C1−C4)アルキル、N(R2)−CH(R2)−C(O)、C(O)−CH(R4)−N(R2)、置換されていても良い−(C1−C4)アルキル、(C2)アルケニル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)−(C1−C4)アルキル、−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)、−N(R2)CON(R2)、−N(R2)C(O)、C(O)N(R2)、−NH−置換されていても良いヘテロアリール、置換されていても良いヘテロアリールおよび置換されていても良いフェニルからなる群から選択され;
Qは、Hであるか、(C1−C5)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキルおよび−(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R1は、アミノ、アリール、アダマンチル、ジフェニル(C1−C2)アルキル、ヘテロアリール、複素環、(C1−C6)アルキル、−O−(C1−C4)アルキル、−O−CH2−フェニル、および(C3−C6)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R2は、独立にH、(C1−C4)アルキルおよび(C3−C5)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R3は、独立にH、OH、CN、F、CF3、C(O)N(R2)2、N(R2)2、またはオキソであり;または
R3は独立に、(C1−C3)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキル、−(C1−C3)アルキル−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、アリール、−O−アリール、ヘテロアリール、複素環、−(C1−C3)アルキル−アリール、−N(R2)アリール、−O−アリール、−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、−NH−フェニルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R5はHもしくはOHであるか、R5は独立に(C1−C4)アルキル、(C3−C5)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキルおよび−O−(C3−C7)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R4は、H、OH、CNもしくはFであるか、R4は−O−(C1−C3)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
mおよびnは独立に0、1または2であり;
pは1または2であり;
xは1または2であり;
yは0、1または2であり;
ただし、DおよびEは同時にOでもNではなく;
ただし、WがNの場合、DはNでもOでもなく、EはNでもOでもない。]
【請求項2】
Xが−N(R2)−Y−Zであるか;
Xが、(C1−C5)アルキル、−O(C1−C3)アルキル、CN、Cl、F、CF3およびOHからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良い下記のもの:
【化92】
であり;
Yが、結合であるか、(C1−C6)アルキル、(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−ヘテロアリール、複素環、ヘテロアリール、アリール、(C1−C4)アルキル−C(O)、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)および(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)からなる置換されていても良い基から選択され;
Yが(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)または(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)である場合、それは窒素に結合している部分のアルキル部分であり;
ZがHであるか、Zが−(C1−C5)アルキル、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、−(C3−C6)シクロアルキル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Dが、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Eが、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Wが、C(R4)またはNであり;
Mが、結合、OまたはC(O)であり;または
Mが、−(C1−C4)アルキル、−C(O)N(R2)、−N(R2)C(O)、−N(R2)、−アリール、−複素環および−ヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;または
Mが、−(C1−C4)アルキル−複素環、−(C1−C4)アルキル−C(O)、−(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)、−(C1−C4)アルキル−C(O)O、−(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)O、−(C1−C4))アルキル−N(R2)C(O)および−CH2−NH−C(O)からなる置換されていても良い基から選択され、前記部分のアルキル部分がWに連結されており;
Tが、Hであるか、Tは(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Aが、結合、Oおよび置換されていても良い(C1−C5)アルキルからなる群から選択され;
Gが、結合、N(R2)、C(O)、−C(O)−N(R2)−(C1−C4)アルキル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)−C(O)、−(C1−C4)アルキル−N(R2)、N(R2)−(C1−C4)アルキル、N(R2)−CH(R2)−C(O)、C(O)−CH(R4)−N(R2)、置換されていても良い−(C1−C4)アルキル、(C2)アルケニル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)−(C1−C4)アルキル、−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)、−N(R2)CON(R2)、−N(R2)C(O)、C(O)N(R2)、−NH−置換されていても良いヘテロアリール、置換されていても良いヘテロアリールおよび置換されていても良いフェニルからなる群から選択され;
Qが、Hであるか、(C1−C5)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキルおよび−(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R1が、アミノ、アリール、アダマンチル、ジフェニル(C1−C2)アルキル、ヘテロアリール、複素環、(C1−C6)アルキルおよび(C3−C6)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R2が、独立にH、(C1−C4)アルキルおよび(C3−C5)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R3が、H、OH、CN、F、CF3、C(O)N(R2)2、N(R2)2であり;またはR3が、(C1−C3)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキル、−(C1−C3)アルキル−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、アリール、−O−アリール、ヘテロアリール、複素環、−(C1−C3)アルキル−アリール、−N(R2)アリール、−O−アリール、−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、−NH−フェニルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R5がHもしくはOHであるか、R5が独立に(C1−C4)アルキル、(C3−C5)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキルおよび−O−(C3−C7)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R4が、H、OH、CNもしくはFであるか、R4は−O−(C1−C3)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
mおよびnが独立に0、1または2であり;
pが1または2であり;
xが1または2であり;
yが0、1または2であり;
ただし、DおよびEは同時にOでもNではなく;
ただし、WがNの場合、DはNでもOでもなく、EはNでもOでもない請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Xが、(C1−C5)アルキル、−O(C1−C3)アルキル、CN、Cl、F、CF3およびOHからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良い−N(R2)−Y−Z、
【化93】
である請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
Yが、結合、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良いピペリジニル、置換されていても良い−CH2−ピリミジニル、置換されていても良いインダニル、置換されていても良いテトラヒドロフラニルおよび置換されていても良いテトラヒドロピラニルからなる群から選択され;
Zが、(C1−C4)アルキル、シクロヘキシル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、1,3−ジヒドロベンゾイミダゾール−2−オン、ベンゾチアゾリル、ベンゾ[b]チオフェニル、クロマニル、インダニル、インドリル、モルホリニル、ナフチル、フェニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾフラニル、テトラヒドロフラニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニル、5,6,7,8−テトラヒドロナフチル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチエニル、テトラヒドロチエニル1,1−ジオキサイド、テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロチオピラニル1,1−ジオキサイド、−CH2−ベンゾフラニル、−CH2−フェニル、−CH2−ピリジニル、−(C2)アルキル−ジフェニル、−CH2−テトラヒドロピラニルからなる置換されていても良い基から選択され;
DがC(R5)2であり;
EがC(R5)2であり;
Mが、結合、O、C(O)、置換されていても良いピロリジニル、置換されていても良い(C1−C4)アルキル、−CH2−NH−C(O)または(C1)アルキル−C(O)Oであり;前記部分のアルキル部分がWに連結されており;
Tが、HもしくはNH2であるか、(C1−C4)アルキル、ベンゾチアゾリル、ベンゾ[b]チオフェニル、1H−ベンゾトリアゾリル、デカヒドロイソキノリニル、イミダゾリル、インダニル、インデニル、インドリル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、モルホリニルフェニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピロリジニル、テトラゾリル、[1,2,3]トリアゾリルおよび[1,2,4]トリアゾリルからなる置換されていても良い基から選択され、
Aが、結合または(C1−C5)アルキルであり;
Gが、結合、N(R2)、C(O)、フェニル、ピリジニルまたは5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニル、(C1−C2)アルキル、(C2)アルケニルまたはN(R2)−C(O)、N(H)−(C1)アルキル−C(O)であり、その窒素はAに結合しており;または
Gが、N(R2)−(C1−C2)アルキル、N(H)−(C2)アルキル(C1)アルキル−NH−S(O)2、(C1)アルキル−NH−C(O)であり、前記部分のアルキル部分がAに結合しており;
Qが、H、メチル、イソプロピルまたはシクロプロピルであり;
R1が、アダマンチル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンズイミダゾリル、ジフェニル(C1−C2)アルキル、フルオレニル、フラニル、インダニル、インドリル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、ナフチル、オキサゾリル、フェニル、ピペリジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジニル、ピラゾロ[1,5−a]ピリミジニル、キノリニル、キナゾリニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニルおよび5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニルからなる置換されていても良い基から選択され、
R2が、Hまたは(C1)アルキルであり;
R3が、H、OH、F、CH3、OCH3、CF3、CN、−CH2−O−CH3、−CH2−C(O)−O−CH3、−C(O)−OCH3、−NH−フェニル、−O−フェニル、インドリル、置換されていても良いフェニル、フェノキシまたはC(O)NH2であり;
R4が、H、CNまたはOHであり;
mが0または1であり;
nが1である請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Yが結合、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良いピペリジニルおよび置換されていても良い−CH2−ピリミジニルおよび置換されていても良いインダニルからなる群から選択され;
Zが、(C1−C4)アルキル、シクロヘキシル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[b]チオフェニル、クロマニル、インダニル、インドリル、モルホリニル、ナフチル、フェニル、ピペリジニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾフラニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニル、5,6,7,8−テトラヒドロナフチル、テトラヒドロピラニル、−CH2−ベンゾフラニル、−CH2−フェニル、−CH2−ピリジニル、−(C2)アルキル−ジフェニル、−CH2−テトラヒドロピラニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Dが、C(R5)2であり;
Eが、C(R5)2であり;
Mが、結合、O、C(O)、置換されていても良い(C1−C4)アルキル、−CH2−NH−C(O)または(C1)アルキル−C(O)Oであり;前記部分のアルキル部分がWに連結されており;
TがHであるか、(C1−C4)アルキル、ベンゾ[b]チオフェニル、デカヒドロイソキノリニル、イミダゾリル、インダニル、インデニル、インドリル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、モルホリニルフェニル、ピリジニルおよびピロリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Aが、結合または(C1−C5)アルキル)であり;
Gが、結合、N(R2)、C(O)、フェニル、ピリジニルまたは5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニル、(C1−C2)アルキル、(C2)アルケニルまたはN(R2)−C(O)、N(H)−(C1)アルキル−C(O)であり、その窒素がAに結合しており;または
GがN(R2)−(C1−C2)アルキル、N(H)−(C2)アルキル(C1)アルキル−NH−S(O)2、(C1)アルキル−NH−C(O)であり、前記部分のアルキル部分がAに結合しており;
Qが、Hまたはイソプロピルであり;
R1が、アダマンチル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ジフェニル(C1−C2)アルキル、フルオレニル、インダニル、インドリル、イソオキサゾリル、ナフチル、フェニル、ピペリジニル、ピリジニル、キナゾリニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニルおよび5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R2が、Hまたは(C1)アルキルであり;
R3が、H、OH、F、CH3、OCH3、CF3、CN、−CH2−O−CH3、−CH2−C(O)−O−CH3、−C(O)−OCH3、−NH−フェニル、インドリル、置換されていても良いフェニル、フェノキシまたはC(O)NH2であり;
R4が、H、CNまたはOHであり;
mが0または1であり;
nが1である請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
Yが結合であるか、(C1−C4)アルキルおよびインダニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Zが、(C1−C4)アルキル、ベンゾ[b]チオフェニル、インドリル、ナフチル、フェニルおよびテトラヒドロピラニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Mが、結合、C(O)、O、置換されていても良い(C1−C4)アルキル、−CH2−NH−C(O)または(C1)アルキル−C(O)Oであり;
TがHであるか、(C1−C4)アルキル、ベンゾ[b]チオフェニル、デカヒドロイソキノリニル、イミダゾリル、インダニル、インデニル、インドリル、フェニル、ピリジニルおよびピロリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Gが、結合、CH2、N(R2)、N(R2)−CH2またはN(R2)−C(O)であり、NがAに結合しており;
R1が、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ジフェニル(C1−C2)アルキル、インダニル、ナフチル、フェニル、ピペリジニル、ピリジニル、キナゾリニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、および5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R3が、H、OH、F、CH3、OCH3、CF3、−CH2−O−CH3、−CH2−C(O)−O−CH3、−C(O)−OCH3、−NH−フェニル、フェニル、フェノキシまたはC(O)NH2である請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
Zが、(C1−C2)アルキル、インドリル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フェニルおよびテトラヒドロピラニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Mが、結合、C(O)、置換されていても良い(C1−C4)アルキル、−CH2−NH−C(O)または(C1)アルキル−C(O)Oであり;
TがHであるか、(C1−C2)アルキル、−O−(C1−C4)アルキル、デカヒドロイソキノリニル,イミダゾリル、インダニル、インデニル、フェニル、ピリジニルおよびピロリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Gが、結合、CH2、N(H)、C(O)、N(H)CH2またはN(R2)−C(O)であり、NがAに結合しており;
R1が、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、インダニル、ジフェニルアルキル、ナフチル、フェニル、ピペリジニル、キナゾリニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニルおよび5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
WがCHまたはNである請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
DがC(R5)であり;
EがC(R5)であり;
Mが結合、C(O)、(C1−C2)アルキルまたは(C1)アルキル−C(O)Oであり;
TがHであるか、(C1−C2)アルキル、デカヒドロイソキノリニル、イミダゾリル、インダニル、インデニル、インドリル、フェニルおよびピリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Gが、結合、N(H)、C(O)、NH−CH2またはN(H)−COであり、NがAに結合しており;
QがHであり;
R1が、5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニル、ジフェニルアルキル、ナフチル、フェニル、ピペリジニルおよびキナゾリニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R3が、H、OH、CH3、−CH2−O−CH3、−CH2−C(O)−O−CH3、−C(O)−OCH3または−NH−フェニルであり;
mが1である請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
Yが(C1−C4)アルキルであり;
Zが、ベンゾ[1,3]ジオキソリルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Mが結合または(C1)アルキルであり;
TがHであるか、(C1−C2)アルキル、イミダゾリル、インダニル、インデニル、インドリル、フェニルおよびピリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R1が、5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニル、ジフェニルアルキル、ナフチル、フェニル、ピペリジニルおよびキナゾリニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R2がHである請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
WがCHまたはNであり;
Mが結合であり;
TがHであるか、イミダゾリル、インダニル、インデニル、フェニルおよびピリジニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R3がH、OHまたはCH3であり;
mが1であり;
nが1である請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
TがHであるか、インダニル、インデニルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され;
Aが、結合またはCH2であり;
Gが、NH、NH−CH2またはNH−C(O)であり、NがAに結合しており;
R1が、5,6,7,8−テトラヒドロ[1,6]ナフチリジニル、フェニル、ピペリジニルおよびキナゾリニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R5がHまたはCH3である請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
YがCH2であり;
Zが、1以上のCH3で置換されていても良いフェニルであり;
EがCH2であり;
WがCHであり;
TがHであるか、インダニル、インデニルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され、Cl、F、OH、CN、CH3およびOCH3からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
AがCH2であり;
DがCH2であり;
R1が、フェニルおよびキナゾリニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R1が、Cl、F、CH3およびCF3からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良い請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
Xが、(C1−C5)アルキル,′−O(C1−C3)アルキル、CN、Cl、F、CF3およびOHからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良い下記のものである請求項11に記載の化合物。
【化94】
【請求項14】
Gが、NHまたは−NH−C(O)であり、NがAに結合しており;
R1が、フェニルまたはキナゾリニルであり、R1は1以上のClで置換されていても良く;
R3がH、OHまたはCH3であり;
pが1である請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
前記化合物が下記のものである請求項13に記載の化合物。
【化95】
【請求項16】
治療上有効量の下記式Iの化合物、それの製薬上許容される塩、それの代謝物、それの異性体、それの立体異性体またはそれのプロドラッグを投与する段階を有するCCR2依存性の疾患もしくは状態の治療方法。
【化96】
[式中、
Xは−N(R2)−Y−Zであり;または
Xは、(C1−C5)アルキル、−O(C1−C3)アルキル、CN、Cl、F、CF3およびOHからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良い下記のもの:
【化97】
であり;
Yは、結合もしくはC(O)であるか、(C1−C6)アルキル、(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−ヘテロアリール、複素環、ヘテロアリール、アリール、(C1−C4)アルキル−C(O)、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)および(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)からなる置換されていても良い基から選択され;
Yが(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)または(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)である場合、それは窒素に結合している部分のアルキル部分であり;
ZはHであるか、Zは−(C1−C5)アルキル、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、−(C3−C6)シクロアルキル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、−O−(C1−C5)アルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Dは、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Eは、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Wは、C(R4)またはNであり;
Mは、結合、OまたはC(O)であり;または
Mは、−(C1−C4)アルキル、−C(O)N(R2)、−N(R2)C(O)、−N(R2)、−アリール、−複素環および−ヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;または
Mは、−(C1−C4)アルキル−複素環、−(C1−C4)アルキル−C(O)、−(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)、−(C1−C4)アルキル−C(O)O、−(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)O、−(C1−C4))アルキル−N(R2)C(O)および−CH2−NH−C(O)からなる置換されていても良い基から選択され、前記部分のアルキル部分がWに連結されており;
Tは、HもしくはNH2であるか、Tは(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Aは、結合、Oおよび置換されていても良い(C1−C5)アルキルからなる群から選択され;
Gは、結合、N(R2)、C(O)、−C(O)−N(R2)−(C1−C4)アルキル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)−C(O)、−(C1−C4)アルキル−N(R2)、N(R2)−(C1−C4)アルキル、N(R2)−CH(R2)−C(O)、C(O)−CH(R4)−N(R2)、置換されていても良い−(C1−C4)アルキル、(C2)アルケニル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)−(C1−C4)アルキル、−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)、−N(R2)CON(R2)、−N(R2)C(O)、C(O)N(R2)、−NH−置換されていても良いヘテロアリール、置換されていても良いヘテロアリールおよび置換されていても良いフェニルからなる群から選択され;
Qは、Hであるか、(C1−C5)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキルおよび−(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R1は、アミノ、アリール、アダマンチル、ジフェニル(C1−C2)アルキル、ヘテロアリール、複素環、(C1−C6)アルキル、−O−(C1−C4)アルキル、−O−CH2−フェニル、および(C3−C6)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R2は、独立にH、(C1−C4)アルキルおよび(C3−C5)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R3は、独立にH、OH、CN、F、CF3、C(O)N(R2)2、N(R2)2およびオキソであり;またはR3は独立に、(C1−C3)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキル、−(C1−C3)アルキル−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、アリール、−O−アリール、ヘテロアリール、複素環、−(C1−C3)アルキル−アリール、−N(R2)アリール、−O−アリール、−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、−NH−フェニルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R5はHもしくはOHであるか、R5は独立に(C1−C4)アルキル、(C3−C5)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキルおよび−O−(C3−C7)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R4は、H、OH、CNもしくはFであるか、R4は−O−(C1−C3)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
mおよびnは独立に0、1または2であり;
pは1または2であり;
xは1または2であり;
yは0、1または2であり;
ただし、DおよびEは同時にOでもNではなく;
ただし、WがNの場合、DはNでもOでもなく、EはNでもOでもない。]
【請求項17】
前記疾患が自己免疫疾患である請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記自己免疫疾患が関節リウマチ、骨関節炎、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、敗血症、乾癬、乾癬性関節炎、炎症性腸疾患、クローン病、狼瘡、多発性硬化症、若年性慢性関節炎、ライム病関節炎、反応性関節炎、敗血症性関節炎、脊椎関節症または全身性紅斑性狼瘡である請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記自己免疫疾患が多発性硬化症である請求項18に記載の方法。
【請求項20】
下記式Iの化合物、それの製薬上許容される塩、それの代謝物、それの異性体、それの立体異性体もしくはそれのプロドラッグ、ならびに製薬上許容される担体もしくは賦形剤を含む医薬組成物。
【化98】
[式中、
Xは−N(R2)−Y−Zであり;または
Xは、(C1−C5)アルキル、−O(C1−C3)アルキル、CN、Cl、F、CF3およびOHからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良い下記のもの:
【化99】
であり;
Yは、結合もしくはC(O)であるか、(C1−C6)アルキル、(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−ヘテロアリール、複素環、ヘテロアリール、アリール、(C1−C4)アルキル−C(O)、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)および(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)からなる置換されていても良い基から選択され;
Yが(C1−C4)アルキル−複素環、(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)または(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)である場合、それは窒素に結合している部分のアルキル部分であり;
ZはHであるか、Zは−(C1−C5)アルキル、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、−(C3−C6)シクロアルキル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、−O−(C1−C5)アルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Dは、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Eは、O、N、S(O)y、C(O)またはC(R5)2であり;
Wは、C(R4)またはNであり;
Mは、結合、OまたはC(O)であり;または
Mは、−(C1−C4)アルキル、−C(O)N(R2)、−N(R2)C(O)、−N(R2)、−アリール、−複素環および−ヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;または
Mは、−(C1−C4)アルキル−複素環、−(C1−C4)アルキル−C(O)、−(C1−C4)アルキル−C(O)N(R2)、−(C1−C4)アルキル−C(O)O、−(C1−C4)アルキル−N(R2)C(O)O、−(C1−C4))アルキル−N(R2)C(O)および−CH2−NH−C(O)からなる置換されていても良い基から選択され、前記部分のアルキル部分がWに連結されており;
Tは、HもしくはNH2であるか、Tは(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、−(C1−C3)アルキル−アリール、−(C1−C3)アルキル−ヘテロアリール、−(C1−C3)アルキル−ジフェニル、複素環、−(C1−C4)アルキル−複素環、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Aは、結合、Oおよび置換されていても良い(C1−C5)アルキルからなる群から選択され;
Gは、結合、N(R2)、C(O)、−C(O)−N(R2)−(C1−C4)アルキル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)−C(O)、−(C1−C4)アルキル−N(R2)、N(R2)−(C1−C4)アルキル、N(R2)−CH(R2)−C(O)、C(O)−CH(R4)−N(R2)、置換されていても良い−(C1−C4)アルキル、(C2)アルケニル、−(C1−C4)アルキル−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)−(C1−C4)アルキル、−N(R2)S(O)x、−S(O)xN(R2)、−N(R2)CON(R2)、−N(R2)C(O)、C(O)N(R2)、−NH−置換されていても良いヘテロアリール、置換されていても良いヘテロアリールおよび置換されていても良いフェニルからなる群から選択され;
Qは、Hであるか、(C1−C5)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキルおよび−(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R1は、アミノ、アリール、アダマンチル、ジフェニル(C1−C2)アルキル、ヘテロアリール、複素環、(C1−C6)アルキル、−O−(C1−C4)アルキル、−O−CH2−フェニル、および(C3−C6)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R2は、独立にH、(C1−C4)アルキルおよび(C3−C5)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R3は、独立にH、OH、CN、F、CF3、C(O)N(R2)2、N(R2)2およびオキソであり;またはR3は独立に、(C1−C3)アルキル、(C3−C7)シクロアルキル、−O−(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルキル−O−(C1−C3)アルキル、−(C1−C3)アルキル−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、アリール、−O−アリール、ヘテロアリール、複素環、−(C1−C3)アルキル−アリール、−N(R2)アリール、−O−アリール、−C(O)−O−(C1−C3)アルキル、−NH−フェニルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され;
R5はHもしくはOHであるか、R5は独立に(C1−C4)アルキル、(C3−C5)シクロアルキル、−O−(C1−C4)アルキルおよび−O−(C3−C7)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
R4は、H、OH、CNもしくはFであるか、R4は−O−(C1−C3)アルキル、−O−(C3−C7)シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
mおよびnは独立に0、1または2であり;
pは1または2であり;
xは1または2であり;
yは0、1または2であり;
ただし、DおよびEは同時にOでもNではなく;
ただし、WがNの場合、DはNでもOでもなく、EはNでもOでもない。]
【公表番号】特表2010−510224(P2010−510224A)
【公表日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−537226(P2009−537226)
【出願日】平成19年11月16日(2007.11.16)
【国際出願番号】PCT/US2007/024076
【国際公開番号】WO2008/060621
【国際公開日】平成20年5月22日(2008.5.22)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年11月16日(2007.11.16)
【国際出願番号】PCT/US2007/024076
【国際公開番号】WO2008/060621
【国際公開日】平成20年5月22日(2008.5.22)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】
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