スキー型モーターバイク
本発明は、信頼性のある制動力を付与するために、その駆動力を向上させて、車輪のスリップを防止させたスキー型モーターバイクに関する。
本発明は、本体と；本体に具備された空気吸入部と；本体の前方と後方に具備された前輪と後輪のアセンブリーと；連結バーと連結リンクと；本体の回転軸に固定されたブレーキで構成されたブレーキ機構と；ブレーキのディスクの一部分を加圧して制動力を与えるキャリパと；エンジン及びブレーキ機構にプレキシブルケーブルを通して連結されて、エンジンの駆動及び後方のホイル軸の制動を制御する加速ペダル及び制動ペダルが一端にヒンジ結合されたコントローラーを含む。
本発明は、本体と；本体に具備された空気吸入部と；本体の前方と後方に具備された前輪と後輪のアセンブリーと；連結バーと連結リンクと；本体の回転軸に固定されたブレーキで構成されたブレーキ機構と；ブレーキのディスクの一部分を加圧して制動力を与えるキャリパと；エンジン及びブレーキ機構にプレキシブルケーブルを通して連結されて、エンジンの駆動及び後方のホイル軸の制動を制御する加速ペダル及び制動ペダルが一端にヒンジ結合されたコントローラーを含む。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明はスキー型モーターバイク(一名：”ホイールマン(wheelman)”と称する)に係り、更に詳記すれば改善された駆動力を有し,
車輪のスリップを防止させて、信頼性のある制動力を提供するスキー型モーターバイクに関する。
【背景技術】
【０００２】
生活が豊かに改善されてきたので、多様な種類のレジャースポーツ用品がポピュラーになり、多くの人々は余暇を利用して身体を鍛練している。
【０００３】
この中で、スキー型モーターバイク(一名：”ホイールマン(wheelman)”と称する)が用意されている。このスキー型モーターバイクは、本体の前•後方に前輪及び後輪のアセンブリーが具備されている。エンジンと駆動システム(powertrain system)が本体に内臓されて、 前輪及び後輪アセンブリーの各側面には、使用者の足をのせる前•後方の踏みペダルが具備されている。それ故、その外形は、スキー型モーターバイクがまるで二つの車輪だけで構成されているように見える。
【０００４】
しかし、このような従来のスキー型モーターバイクは、エンジンの駆動力が駆動システムに伝達され、後輪のアセンブリーの後方の車軸を回転させて、後輪を間接的に駆動させる、これを“間接駆動方式”という。それ故駆動力が後輪に確実に伝達されなくて後輪の滑り等のような動力の損失が発生する。このことは、その駆動力がスムーズに伝達しなくて、動力の損失が大きい問題があることを意味する。
【０００５】
また、従来のスキー型モーターバイクは、本体は傾斜していて、前•後方の踏みペダルの下部に具備されたブレーキパットと地面との接触をもたらし、その結果ブレーキ作用を行う摩擦力が生じる。それ故、ブレーキの性能はかなり減少し、またブレーキパットは容易に磨耗し、これが本体に各種の悪い影響を与える。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明は上記のような従来技術の欠点を克服しようとするもので、本発明の主目的は次の特徴を有するスキー型モーターバイクを提供することにある。
【０００７】
エンジンの駆動力を後輪アセンブリーの後輪に直接的に伝達する、これを“後輪の直接駆動方式という”。それ故、その駆動力は向上し得、動力の浪費を最小化し得る。更に、ブレーキの作動性が大幅に向上し、その結果使用上の安全性が改善される。
【０００８】
更に本発明の他の目的は、次の利点を有するスキー型モーターバイクを提供することにある。
【０００９】
柔軟性及び緩衝性を改善して、走行時の搭乗感を改善し、他の種々の要求基準を満足させることができる。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
上記目的を達成するために本発明のスキー型モーターバイクは、内部にエンジンを具備し、後方側に回転可能に配置し得るようにトランスミッションによって、エンジンの出力軸に設置された回転軸と、この回転軸に固定された左•右一対のディスク及びこの一対のディスクを連結してディスクの円周方向に設置された複数の棒体で構成された駆動ギアーを具備した本体と；
前輪カバーと、内部に複数のガイドローラを回転可能に支持する前輪フレームと、複数のガイドローラによって回転可能に支持される前輪で構成された本体の前方に配置される前輪アセンブリーと；
後輪カバーと、内部に複数のガイドローラを回転可能に支持する後輪フレームと、複数のガイドローラによって回転可能に支持される後輪で構成された本体の後方に配置される後輪アセンブリーと；
前輪及び後輪アセンブリーに備えられた前方及び後方踏みペダルと；
後輪カバーと前輪カバーを長さ方向で連結する連結バーと；
本体の下部に前輪フレームを連結する連結リンクと
本体の回転軸に固定するブレーキ機構と；
エンジン及びブレーキ機構にプレキシブルケーブルによって連結され、エンジンの駆動及び後輪軸の制動を制御する加速ペダル及び制御ペダルが回動可能にヒンジ結合されたコントローラを含む。
【００１１】
後輪の外周面には、駆動ギアーの棒体の外周面に対応する複数の溝が円周方向に形成されて、この後輪の溝と駆動ギアーの棒体が互いに回転接触して後輪も回転して駆動される。
【００１２】
好ましくは、上記のブレーキ機構は、本体の回転軸に固定され、ブレーキディスクとこのブレーキディスクの一部分を加圧して制動力を付与するキャリパで構成されている。
【００１３】
好ましくは、 上記のブレーキ機構は 回転軸に設置されたブレーキドラム及び上記のブレーキドラムの一部分を加圧して制動力を付与するドラムブレーキで代替され得る。
【００１４】
エンジンの出力軸の方向のトランスミッションは回転し、本体の後方に回転可能に設けたスプロケット、プーリー等のトランスミッションによって結合される回転軸と噛み合う。
【００１５】
好ましくは、スキー型モーターバイクは、エンジンの出力軸に装着される第１プーリー及び上記の出力軸と平行な後方軸に装着された第２プーリー更に含む。上記の第１プーリーは回転によって、第１プーリーの有効直径が小から大に変化し、その変化に対応して上記第２プーリーの有効直径が変化するCVT方式を利用して、駆動ギヤーは具現する。
【００１６】
好ましくは、スキー型モーターバイクは、連結バーの軸線上に設置されて連結バーの軸線の方向に緩衝力を与える緩衝スプリング部材を更に具備する。
【００１７】
スキー型モーターバイクは、外部から空気を吸入してエンジンに空気を供給する空気入口と、この空気入口の下流側に配置されて吸入する空気を濾過するフィルタと、エンジン側に流入される空気量を調節する調節ダンパを有する空気吸入部を更に含む。
【００１８】
好ましくは、連結リンクは、第１及び第２連結リンクによって構成され、第１連結リンクの一端は本体の下部に結合され、第２連結リンクの一端は、前輪アセンブリーのフレームに結合される。第１及び第２連結リンクの互いに隣接する他端は、その同心部が回動可能にヒンジ結合され、第１及び第２連結リンクの互いに隣接する他端部に、所定の回転角度に形成されたガイド溝及びこのガイド溝内で案内されるガイド突起が相互に対応できるように具備されている。
【００１９】
好ましくは、空気吸入部の空気入口は後輪側を向くように設置される。
【発明の効果】
【００２０】
上記したように本発明は、次の特徴を有する。エンジンの駆動力は、後輪アセンブリーの後輪に直接的に伝達される。これを“後輪の直接駆動方式”という。それ故その駆動力は向上し、動力の浪費を最小化し得る。更に、ブレーキの作動性は大幅に向上し、その結果、使用上の安全性は改善される。
【００２１】
更に本発明は、次の利点を有する。
【００２２】
柔軟性及び緩衝性が向上することにより、走行時の搭乗感が改善し、他の種々の要求特性を満足し得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２３】
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳しく説明する。
【００２４】
図１から図５は本発明の一実施例を示すモーターバイクを説明する図である。
【００２５】
図示された通りに、本発明のスキー型モーターバイクは、内部にエンジン(11)を具備した本体(10)と同エンジン(11)側に供給するために外部の空気を吸入する空気吸入部(16)と、本体(10)の前•後方に配置された 前•後輪のアセンブリー(20, 30)と、同 前•後輪のアセンブリー(20, 30)を連結する連結バー(41)と、本体(10)及び前輪のアセンブリー(20)を連結する連結リンク(50)と、本体(10)側に結合したブレーキ機構(60)と、速度調節及び停止作動を制御するコントローラ(70)を含む。
【００２６】
その内部にエンジン(11)を装着した本体(10)は、そのエンジン(11)の出力軸(12a)にチェーン、ベルト、ロープ等のようなベルト伝導(12)によって連結され、本体(10)の後方側に回転可能に設置された回転軸(13)と、この回転軸(13)に固定設置された駆動ギアー(14)を具備する。
【００２７】
駆動ギアー(14)は、回転軸(13)の中央の部分に固定設置された左•右一対のディスク(14a)及び一対のディスク(14a)を連結するように円周方向に設置された複数の棒体(14b)で構成される。
【００２８】
前輪のアセンブリー(20)は、本体(10)の前方側に配置されて、前輪カバー(21)と、内部に複数のガイドローラ(22a)を回転可能に支持する前輪フレーム(22)と、複数のガイドローラ(22a)によって回転可能に支持される前輪(23)で構成される。
【００２９】
前輪カバー(21)は、前輪フレーム(22)の上部面に装着されて前輪(23)の上部面を保護し、前輪(23)は前輪フレーム(22)の内側に具備された複数のガイドローラ(22a)によって前輪フレーム(22)の外周面に回転可能に設置される。また、前輪フレーム(22)の内側面には、使用者の足をのせる前方の踏みペダル(24)が具備される。
【００３０】
後輪のアセンブリー(30)は、本体(10)の後方側に配置され、後輪カバー(31)と、内部に複数のガイドローラ(32a)を回転可能に支持する後輪フレーム(32)と、複数のガイドローラ(32a)によって回転可能に支持される後輪(33)で構成される。
【００３１】
後輪カバー(31)は、後輪フレーム(32)の上部面に装着されて後輪(33)の上部面を保護し、後輪(33)は、後輪フレーム(32)に具備された複数のガイドローラ(32a)によって、後輪フレーム(32)の外周面に自由に回転し得るように設置される。また、後輪フレーム(32)の一側面には、使用者の足をのせる後方の踏みペダル(34)が具備され得る。
【００３２】
また、後輪(33)はその外周面に複数の溝(33a)が円周方向で所定の間隔を置いて形成されている。この複数の溝(33a)は、駆動ギアー(14)が、各々の棒体(14b)と回転接触して後輪(33)が直接回転駆動ができるように構成される。
【００３３】
連結バー(41)は、前輪カバー(21)及び後輪カバー(31)を本体(10)の長さ方向で連結させるように、連結バー(41)の左•右の両端部は、前輪カバー(21)及び後輪カバー(31)の上部の一側面にそれぞれ固定される。
【００３４】
回転軸(13)上に設置されるブレーキ手段(60)は、締結穴具等を通して回転軸(13)上に固定設置されたブレーキディスク(61)及びブレーキディスク(61)の一部分を両側面から加圧して回転軸(13)に制動力を与えるキャリパ(Caliper) (62)で構成される。
【００３５】
ここで、キャリパ(62)は、後述するコントローラ(70)から延長されたフレキシブルケーブル(71)を通してコントローラ(70)の制動ペダル(72)に連結されて、制動ペダル(72)の制動信号によってキャリパ(62)に具備された摩擦パッド（図示せず）が、ブレーキディスク(61)の一部分を両側面から加圧して回転軸(13)を制動するように構成される。
【００３６】
ブレーキ機構(60)は代替できるが、回転軸(13)に設置されたこのブレーキドラム(61a)及びブレーキドラムの一部分を両側面から加圧して回転軸に制動力を与えるドラムブレーキ(62a)で構成される。
【００３７】
このように本発明は、回転軸(13)に一体的に具備されたブレーキ機構(60)によって、下がり道とか、停止時に、増大された制動力を回転軸(13)に提供して、迅速な停止の作動ができてその安全性を向上させる。
【００３８】
出力軸(12a)及び後方軸(12b)は、スプロケット、プーリー、無段の変速ギアー(CVT)等のような手段によって、 出力軸(12a)と後方軸(12b)をチェーン及びベルト(12)等で連結して、エンジン(11)の出力を効率的に駆動ギアー(14)に伝達することができる。
【００３９】
無段の変速ギアー(CVT)は、プーリーの形をして速度即ち、低速時と高速時の場合によって、ベルト(12)の回転半径が変化する。低速の場合、出力軸(12a)に装着された第１プーリー(12c)に掛かったベルト(12)の回転半径が減少し、後方軸(12b)に装着された第２プーリー(12d)に掛かったベルト(12)の回転半径が増加する。走行で速度が上がると、出力軸(12a)に掛かったベルト(12)の回転半径は増大し、後方軸(12b)掛かったベルト(12)の回転半径が減少する。それ故、低速の場合にはトルクの出力の向上で容易なスタート及び走行ができる。高速の場合には、効率的な力の分配で、もっと早い速度の走行ができる。
【００４０】
空気吸入部(16)は、外部から空気を吸入してエンジンに供給する空気入口(16c)と、この空気入口(16c)の下流側に配置され吸入される空気を濾過するフィルタ(16b)と、エンジン(11)に流入する空気の吸入量を調節する調節ダンパ(16a)で構成される。
【００４１】
好ましくは、空気吸入部(16)はその空気入口(16c)が、後輪の側に面するように配置されて、吸入される空気の中に含有された各種の異物質の流入を防止することができる。
【００４２】
連結リンク(50)は、本体(10)の前方の一側面と前輪フレーム(22)の間を伸縮的に連結する構造で、この連結リンク(50)は、第１連結リンク(51)及び第2連結リンク(52)で構成されている。第１連結リンク(51)の一側端部は、本体(10)の前方の一側に結合され、第2連結リンク(52)の一側端部は前輪フレーム(22)の一側に結合される。
【００４３】
このような第1及び第2連結リンク(51, 52)の各々の他端部は互いに相対的な上下方向の回動作動ができるように連結される。第１連結リンク(51)及び第２連結リンク(52)の他端部は、相互に回転接触できるように軸ピン(53)によってヒンジ結合されている。第１及び第２連結リンク(51, 52)の互いに隣接する各々の他端部には、所定の回転角度に形成されたガイド溝(52a)及びこのガイド溝(52a)で案内されるガイド突起(51a)が、互いに対応できるように設けられている。
【００４４】
このような前輪フレーム(22)及び本体(10)を連結する連結リンク(50)は、第１及び第２連結リンク(51, 52)が互いに相対的な上下方向の回動作動ができるので、スキー型モーターバイクの走行の際の緩衝性及び柔軟性を向上させる。
【００４５】
コントローラ(70)は、加速ペーダル(71)と制動ペーダル(72)を含む。加速ペダル(7１)は、エンジン(11)にエンジン(11)の駆動力を制御するように、プレキシブルケーブル(73)を通して連結される。制動ペーダル(72)は、プレキシブルケーブル(73)によって、回転軸(13)の制動をコントロールするように、ブレーキ機構(60)に連結される。この加速ペダル(71)及び制動ペダル(72)は、コントローラ(70)に回動できるようにヒンジ結合される。
【００４６】
このようなコントローラ(70)は、加速ペダル(71)及び制動ペダル(72)が端部に同一な方向で回動できるようにヒンジ結合されているので、使用者は片手でコントローラ(70)を操作することができる。それ故、モーター制御ボードの速度は容易に調節でき、停止操作も容易に行うことができる。更に、両端部に互いに対向して、加速ペダルと制動ペダルがヒンジ結合したコントローラを備えることができる。
【００４７】
以上では、本発明の特定の好ましい実施例について図示し、説明した。しかし、本発明は上述した実施例には限定されず、種々の形式の変更及び細目は、本発明の範囲を逸脱することなしになされ得ることは、当業者には理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【００４８】
【図１】本発明の一実施例を示すスキー型モーターバイクを説明する側面図である。
【図２】本発明のスキー型モーターバイクを説明する実施例を示す平面図である。
【図３】本発明のスキー型モーターバイクの吸入口を説明する断面図である。
【図４】本発明のスキー型モーターバイクの連結リンクの構造を説明する平面図及びA―A断面図である。
【図５】本発明のスキー型モーターバイクのコントローラを説明する一部斜視図である。
【符号の説明】
【００４９】
１０：本体 １１：エンジン
１６：空気吸入部 20,30 ：前•後輪のアセンブリー
４１：連結バー ５０：連結リンク
６０：ブレーキ機構 ７０：コントローラ
【技術分野】
【０００１】
本発明はスキー型モーターバイク(一名：”ホイールマン(wheelman)”と称する)に係り、更に詳記すれば改善された駆動力を有し,
車輪のスリップを防止させて、信頼性のある制動力を提供するスキー型モーターバイクに関する。
【背景技術】
【０００２】
生活が豊かに改善されてきたので、多様な種類のレジャースポーツ用品がポピュラーになり、多くの人々は余暇を利用して身体を鍛練している。
【０００３】
この中で、スキー型モーターバイク(一名：”ホイールマン(wheelman)”と称する)が用意されている。このスキー型モーターバイクは、本体の前•後方に前輪及び後輪のアセンブリーが具備されている。エンジンと駆動システム(powertrain system)が本体に内臓されて、 前輪及び後輪アセンブリーの各側面には、使用者の足をのせる前•後方の踏みペダルが具備されている。それ故、その外形は、スキー型モーターバイクがまるで二つの車輪だけで構成されているように見える。
【０００４】
しかし、このような従来のスキー型モーターバイクは、エンジンの駆動力が駆動システムに伝達され、後輪のアセンブリーの後方の車軸を回転させて、後輪を間接的に駆動させる、これを“間接駆動方式”という。それ故駆動力が後輪に確実に伝達されなくて後輪の滑り等のような動力の損失が発生する。このことは、その駆動力がスムーズに伝達しなくて、動力の損失が大きい問題があることを意味する。
【０００５】
また、従来のスキー型モーターバイクは、本体は傾斜していて、前•後方の踏みペダルの下部に具備されたブレーキパットと地面との接触をもたらし、その結果ブレーキ作用を行う摩擦力が生じる。それ故、ブレーキの性能はかなり減少し、またブレーキパットは容易に磨耗し、これが本体に各種の悪い影響を与える。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明は上記のような従来技術の欠点を克服しようとするもので、本発明の主目的は次の特徴を有するスキー型モーターバイクを提供することにある。
【０００７】
エンジンの駆動力を後輪アセンブリーの後輪に直接的に伝達する、これを“後輪の直接駆動方式という”。それ故、その駆動力は向上し得、動力の浪費を最小化し得る。更に、ブレーキの作動性が大幅に向上し、その結果使用上の安全性が改善される。
【０００８】
更に本発明の他の目的は、次の利点を有するスキー型モーターバイクを提供することにある。
【０００９】
柔軟性及び緩衝性を改善して、走行時の搭乗感を改善し、他の種々の要求基準を満足させることができる。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
上記目的を達成するために本発明のスキー型モーターバイクは、内部にエンジンを具備し、後方側に回転可能に配置し得るようにトランスミッションによって、エンジンの出力軸に設置された回転軸と、この回転軸に固定された左•右一対のディスク及びこの一対のディスクを連結してディスクの円周方向に設置された複数の棒体で構成された駆動ギアーを具備した本体と；
前輪カバーと、内部に複数のガイドローラを回転可能に支持する前輪フレームと、複数のガイドローラによって回転可能に支持される前輪で構成された本体の前方に配置される前輪アセンブリーと；
後輪カバーと、内部に複数のガイドローラを回転可能に支持する後輪フレームと、複数のガイドローラによって回転可能に支持される後輪で構成された本体の後方に配置される後輪アセンブリーと；
前輪及び後輪アセンブリーに備えられた前方及び後方踏みペダルと；
後輪カバーと前輪カバーを長さ方向で連結する連結バーと；
本体の下部に前輪フレームを連結する連結リンクと
本体の回転軸に固定するブレーキ機構と；
エンジン及びブレーキ機構にプレキシブルケーブルによって連結され、エンジンの駆動及び後輪軸の制動を制御する加速ペダル及び制御ペダルが回動可能にヒンジ結合されたコントローラを含む。
【００１１】
後輪の外周面には、駆動ギアーの棒体の外周面に対応する複数の溝が円周方向に形成されて、この後輪の溝と駆動ギアーの棒体が互いに回転接触して後輪も回転して駆動される。
【００１２】
好ましくは、上記のブレーキ機構は、本体の回転軸に固定され、ブレーキディスクとこのブレーキディスクの一部分を加圧して制動力を付与するキャリパで構成されている。
【００１３】
好ましくは、 上記のブレーキ機構は 回転軸に設置されたブレーキドラム及び上記のブレーキドラムの一部分を加圧して制動力を付与するドラムブレーキで代替され得る。
【００１４】
エンジンの出力軸の方向のトランスミッションは回転し、本体の後方に回転可能に設けたスプロケット、プーリー等のトランスミッションによって結合される回転軸と噛み合う。
【００１５】
好ましくは、スキー型モーターバイクは、エンジンの出力軸に装着される第１プーリー及び上記の出力軸と平行な後方軸に装着された第２プーリー更に含む。上記の第１プーリーは回転によって、第１プーリーの有効直径が小から大に変化し、その変化に対応して上記第２プーリーの有効直径が変化するCVT方式を利用して、駆動ギヤーは具現する。
【００１６】
好ましくは、スキー型モーターバイクは、連結バーの軸線上に設置されて連結バーの軸線の方向に緩衝力を与える緩衝スプリング部材を更に具備する。
【００１７】
スキー型モーターバイクは、外部から空気を吸入してエンジンに空気を供給する空気入口と、この空気入口の下流側に配置されて吸入する空気を濾過するフィルタと、エンジン側に流入される空気量を調節する調節ダンパを有する空気吸入部を更に含む。
【００１８】
好ましくは、連結リンクは、第１及び第２連結リンクによって構成され、第１連結リンクの一端は本体の下部に結合され、第２連結リンクの一端は、前輪アセンブリーのフレームに結合される。第１及び第２連結リンクの互いに隣接する他端は、その同心部が回動可能にヒンジ結合され、第１及び第２連結リンクの互いに隣接する他端部に、所定の回転角度に形成されたガイド溝及びこのガイド溝内で案内されるガイド突起が相互に対応できるように具備されている。
【００１９】
好ましくは、空気吸入部の空気入口は後輪側を向くように設置される。
【発明の効果】
【００２０】
上記したように本発明は、次の特徴を有する。エンジンの駆動力は、後輪アセンブリーの後輪に直接的に伝達される。これを“後輪の直接駆動方式”という。それ故その駆動力は向上し、動力の浪費を最小化し得る。更に、ブレーキの作動性は大幅に向上し、その結果、使用上の安全性は改善される。
【００２１】
更に本発明は、次の利点を有する。
【００２２】
柔軟性及び緩衝性が向上することにより、走行時の搭乗感が改善し、他の種々の要求特性を満足し得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２３】
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳しく説明する。
【００２４】
図１から図５は本発明の一実施例を示すモーターバイクを説明する図である。
【００２５】
図示された通りに、本発明のスキー型モーターバイクは、内部にエンジン(11)を具備した本体(10)と同エンジン(11)側に供給するために外部の空気を吸入する空気吸入部(16)と、本体(10)の前•後方に配置された 前•後輪のアセンブリー(20, 30)と、同 前•後輪のアセンブリー(20, 30)を連結する連結バー(41)と、本体(10)及び前輪のアセンブリー(20)を連結する連結リンク(50)と、本体(10)側に結合したブレーキ機構(60)と、速度調節及び停止作動を制御するコントローラ(70)を含む。
【００２６】
その内部にエンジン(11)を装着した本体(10)は、そのエンジン(11)の出力軸(12a)にチェーン、ベルト、ロープ等のようなベルト伝導(12)によって連結され、本体(10)の後方側に回転可能に設置された回転軸(13)と、この回転軸(13)に固定設置された駆動ギアー(14)を具備する。
【００２７】
駆動ギアー(14)は、回転軸(13)の中央の部分に固定設置された左•右一対のディスク(14a)及び一対のディスク(14a)を連結するように円周方向に設置された複数の棒体(14b)で構成される。
【００２８】
前輪のアセンブリー(20)は、本体(10)の前方側に配置されて、前輪カバー(21)と、内部に複数のガイドローラ(22a)を回転可能に支持する前輪フレーム(22)と、複数のガイドローラ(22a)によって回転可能に支持される前輪(23)で構成される。
【００２９】
前輪カバー(21)は、前輪フレーム(22)の上部面に装着されて前輪(23)の上部面を保護し、前輪(23)は前輪フレーム(22)の内側に具備された複数のガイドローラ(22a)によって前輪フレーム(22)の外周面に回転可能に設置される。また、前輪フレーム(22)の内側面には、使用者の足をのせる前方の踏みペダル(24)が具備される。
【００３０】
後輪のアセンブリー(30)は、本体(10)の後方側に配置され、後輪カバー(31)と、内部に複数のガイドローラ(32a)を回転可能に支持する後輪フレーム(32)と、複数のガイドローラ(32a)によって回転可能に支持される後輪(33)で構成される。
【００３１】
後輪カバー(31)は、後輪フレーム(32)の上部面に装着されて後輪(33)の上部面を保護し、後輪(33)は、後輪フレーム(32)に具備された複数のガイドローラ(32a)によって、後輪フレーム(32)の外周面に自由に回転し得るように設置される。また、後輪フレーム(32)の一側面には、使用者の足をのせる後方の踏みペダル(34)が具備され得る。
【００３２】
また、後輪(33)はその外周面に複数の溝(33a)が円周方向で所定の間隔を置いて形成されている。この複数の溝(33a)は、駆動ギアー(14)が、各々の棒体(14b)と回転接触して後輪(33)が直接回転駆動ができるように構成される。
【００３３】
連結バー(41)は、前輪カバー(21)及び後輪カバー(31)を本体(10)の長さ方向で連結させるように、連結バー(41)の左•右の両端部は、前輪カバー(21)及び後輪カバー(31)の上部の一側面にそれぞれ固定される。
【００３４】
回転軸(13)上に設置されるブレーキ手段(60)は、締結穴具等を通して回転軸(13)上に固定設置されたブレーキディスク(61)及びブレーキディスク(61)の一部分を両側面から加圧して回転軸(13)に制動力を与えるキャリパ(Caliper) (62)で構成される。
【００３５】
ここで、キャリパ(62)は、後述するコントローラ(70)から延長されたフレキシブルケーブル(71)を通してコントローラ(70)の制動ペダル(72)に連結されて、制動ペダル(72)の制動信号によってキャリパ(62)に具備された摩擦パッド（図示せず）が、ブレーキディスク(61)の一部分を両側面から加圧して回転軸(13)を制動するように構成される。
【００３６】
ブレーキ機構(60)は代替できるが、回転軸(13)に設置されたこのブレーキドラム(61a)及びブレーキドラムの一部分を両側面から加圧して回転軸に制動力を与えるドラムブレーキ(62a)で構成される。
【００３７】
このように本発明は、回転軸(13)に一体的に具備されたブレーキ機構(60)によって、下がり道とか、停止時に、増大された制動力を回転軸(13)に提供して、迅速な停止の作動ができてその安全性を向上させる。
【００３８】
出力軸(12a)及び後方軸(12b)は、スプロケット、プーリー、無段の変速ギアー(CVT)等のような手段によって、 出力軸(12a)と後方軸(12b)をチェーン及びベルト(12)等で連結して、エンジン(11)の出力を効率的に駆動ギアー(14)に伝達することができる。
【００３９】
無段の変速ギアー(CVT)は、プーリーの形をして速度即ち、低速時と高速時の場合によって、ベルト(12)の回転半径が変化する。低速の場合、出力軸(12a)に装着された第１プーリー(12c)に掛かったベルト(12)の回転半径が減少し、後方軸(12b)に装着された第２プーリー(12d)に掛かったベルト(12)の回転半径が増加する。走行で速度が上がると、出力軸(12a)に掛かったベルト(12)の回転半径は増大し、後方軸(12b)掛かったベルト(12)の回転半径が減少する。それ故、低速の場合にはトルクの出力の向上で容易なスタート及び走行ができる。高速の場合には、効率的な力の分配で、もっと早い速度の走行ができる。
【００４０】
空気吸入部(16)は、外部から空気を吸入してエンジンに供給する空気入口(16c)と、この空気入口(16c)の下流側に配置され吸入される空気を濾過するフィルタ(16b)と、エンジン(11)に流入する空気の吸入量を調節する調節ダンパ(16a)で構成される。
【００４１】
好ましくは、空気吸入部(16)はその空気入口(16c)が、後輪の側に面するように配置されて、吸入される空気の中に含有された各種の異物質の流入を防止することができる。
【００４２】
連結リンク(50)は、本体(10)の前方の一側面と前輪フレーム(22)の間を伸縮的に連結する構造で、この連結リンク(50)は、第１連結リンク(51)及び第2連結リンク(52)で構成されている。第１連結リンク(51)の一側端部は、本体(10)の前方の一側に結合され、第2連結リンク(52)の一側端部は前輪フレーム(22)の一側に結合される。
【００４３】
このような第1及び第2連結リンク(51, 52)の各々の他端部は互いに相対的な上下方向の回動作動ができるように連結される。第１連結リンク(51)及び第２連結リンク(52)の他端部は、相互に回転接触できるように軸ピン(53)によってヒンジ結合されている。第１及び第２連結リンク(51, 52)の互いに隣接する各々の他端部には、所定の回転角度に形成されたガイド溝(52a)及びこのガイド溝(52a)で案内されるガイド突起(51a)が、互いに対応できるように設けられている。
【００４４】
このような前輪フレーム(22)及び本体(10)を連結する連結リンク(50)は、第１及び第２連結リンク(51, 52)が互いに相対的な上下方向の回動作動ができるので、スキー型モーターバイクの走行の際の緩衝性及び柔軟性を向上させる。
【００４５】
コントローラ(70)は、加速ペーダル(71)と制動ペーダル(72)を含む。加速ペダル(7１)は、エンジン(11)にエンジン(11)の駆動力を制御するように、プレキシブルケーブル(73)を通して連結される。制動ペーダル(72)は、プレキシブルケーブル(73)によって、回転軸(13)の制動をコントロールするように、ブレーキ機構(60)に連結される。この加速ペダル(71)及び制動ペダル(72)は、コントローラ(70)に回動できるようにヒンジ結合される。
【００４６】
このようなコントローラ(70)は、加速ペダル(71)及び制動ペダル(72)が端部に同一な方向で回動できるようにヒンジ結合されているので、使用者は片手でコントローラ(70)を操作することができる。それ故、モーター制御ボードの速度は容易に調節でき、停止操作も容易に行うことができる。更に、両端部に互いに対向して、加速ペダルと制動ペダルがヒンジ結合したコントローラを備えることができる。
【００４７】
以上では、本発明の特定の好ましい実施例について図示し、説明した。しかし、本発明は上述した実施例には限定されず、種々の形式の変更及び細目は、本発明の範囲を逸脱することなしになされ得ることは、当業者には理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【００４８】
【図１】本発明の一実施例を示すスキー型モーターバイクを説明する側面図である。
【図２】本発明のスキー型モーターバイクを説明する実施例を示す平面図である。
【図３】本発明のスキー型モーターバイクの吸入口を説明する断面図である。
【図４】本発明のスキー型モーターバイクの連結リンクの構造を説明する平面図及びA―A断面図である。
【図５】本発明のスキー型モーターバイクのコントローラを説明する一部斜視図である。
【符号の説明】
【００４９】
１０：本体 １１：エンジン
１６：空気吸入部 20,30 ：前•後輪のアセンブリー
４１：連結バー ５０：連結リンク
６０：ブレーキ機構 ７０：コントローラ
【特許請求の範囲】
【請求項１】
内部にエンジンを具備し、後方の側に回転可能に配置し得るようにトランスミッションによって、エンジンの出力軸に設置された回転軸と、この回転軸に固定された左•右一対のディスクとこの一対のディスクを連結してディスクの円周方向に設置された複数の棒体で構成された駆動ギアーを具備した本体と；
前輪カバーと、内部に複数のガイドローラを回転できるように支持する前輪フレームと、複数のガイドローラによって回転可能に支持される前輪で構成された本体の前方に配置される前輪のアセンブリーと；
後輪カバーと、内部に複数のガイドローラを回転できるように支持する後輪フレームと、複数のガイドローラによって回転可能に支持される後輪で構成された本体の後方に配置される後輪のアセンブリーと；
前輪及び後輪アセンブリーに備えられた前方及び後方踏みペダルと；
後輪カバー及び前輪カバーを長さ方向で連結する連結バーと；
本体の下部に前輪フレームを連結する連結リンクと；
本体の回転軸に固定するブレーキ機構と；
エンジン及びブレーキ機構にプレキシブルケーブルによって連結され、エンジンの駆動及び後輪軸の制動を制御する加速ペダル及び制動ペダルが回動できるようにヒンジ結合されたコントローラを含み；
後輪の外周面には、駆動ギアーの棒体の外周面に対応する複数の溝が円周方向に形成されて、この後輪の溝と棒体が互いに回転接触して後輪が回転して駆動されることを特徴とすスキー型モーターバイク。
【請求項２】
第１項にあって、
本体の回転軸に固定される上記ブレーキ機構は、ブレーキディスク及びこのブレーキディスクの一部を加圧して制動力を付与するキャリパで構成されるスキー型モーターバイク。
【請求項３】
第１項にあって、
上記のブレーキ機構は、回転軸に設置されたブレーキドラム及び上記のブレーキドラムの一部分を加圧して制動力を付与するドラムブレーキを含むスキー型モーターバイク。
【請求項４】
第１項にあって、
上記のエンジンの出力軸に装着される第１プーリー及び上記の出力軸と平行な後方軸に装着した第２プーリーを更に含み、上記の第１プーリーは、回転によって第１プーリーの有効直径が小から大に変化し、その変化に対応して、上記の第２プーリーの有効直径が変化するCVT方式を利用して具現される駆動ギアーを具備するスキー型モーターバイク。
【請求項５】
第１項にあって、
上記の連結バーの軸線上に設置されて、連結バーの軸線方向で緩衝力を与える緩衝スプリング部材を更に含むスキー型モーターバイク。
【請求項６】
第１項にあって、
外部から空気を吸入してエンジンに空気を供給する空気入口と、この空気入口の下流側に配置されて吸入される空気を濾過するフィルタと、エンジンに流入される空気の量を調節する調節ダンパを有する空気吸入部を含むスキー型モーターバイク。
【請求項７】
第１項にあって、
上記の連結リンクは第１及び第２連結リンクによって構成され、第１連結リンクの一端部は本体の下部に結合され、第２連結リンクの一端は、前輪アセンブリーのフレームに結合されて、第１及び第２連結リンクの互いに隣接する他端は、その同心部が回動できるようにヒンジ結合され、第１及び第２連結リンクの互いに隣接する他端部には所定の回転角度に構成されたガイド溝及びこのガイ溝内で案内されるガイド突起が互いに対応するように具備しているスキー型モーターバイク。
【請求項１】
内部にエンジンを具備し、後方の側に回転可能に配置し得るようにトランスミッションによって、エンジンの出力軸に設置された回転軸と、この回転軸に固定された左•右一対のディスクとこの一対のディスクを連結してディスクの円周方向に設置された複数の棒体で構成された駆動ギアーを具備した本体と；
前輪カバーと、内部に複数のガイドローラを回転できるように支持する前輪フレームと、複数のガイドローラによって回転可能に支持される前輪で構成された本体の前方に配置される前輪のアセンブリーと；
後輪カバーと、内部に複数のガイドローラを回転できるように支持する後輪フレームと、複数のガイドローラによって回転可能に支持される後輪で構成された本体の後方に配置される後輪のアセンブリーと；
前輪及び後輪アセンブリーに備えられた前方及び後方踏みペダルと；
後輪カバー及び前輪カバーを長さ方向で連結する連結バーと；
本体の下部に前輪フレームを連結する連結リンクと；
本体の回転軸に固定するブレーキ機構と；
エンジン及びブレーキ機構にプレキシブルケーブルによって連結され、エンジンの駆動及び後輪軸の制動を制御する加速ペダル及び制動ペダルが回動できるようにヒンジ結合されたコントローラを含み；
後輪の外周面には、駆動ギアーの棒体の外周面に対応する複数の溝が円周方向に形成されて、この後輪の溝と棒体が互いに回転接触して後輪が回転して駆動されることを特徴とすスキー型モーターバイク。
【請求項２】
第１項にあって、
本体の回転軸に固定される上記ブレーキ機構は、ブレーキディスク及びこのブレーキディスクの一部を加圧して制動力を付与するキャリパで構成されるスキー型モーターバイク。
【請求項３】
第１項にあって、
上記のブレーキ機構は、回転軸に設置されたブレーキドラム及び上記のブレーキドラムの一部分を加圧して制動力を付与するドラムブレーキを含むスキー型モーターバイク。
【請求項４】
第１項にあって、
上記のエンジンの出力軸に装着される第１プーリー及び上記の出力軸と平行な後方軸に装着した第２プーリーを更に含み、上記の第１プーリーは、回転によって第１プーリーの有効直径が小から大に変化し、その変化に対応して、上記の第２プーリーの有効直径が変化するCVT方式を利用して具現される駆動ギアーを具備するスキー型モーターバイク。
【請求項５】
第１項にあって、
上記の連結バーの軸線上に設置されて、連結バーの軸線方向で緩衝力を与える緩衝スプリング部材を更に含むスキー型モーターバイク。
【請求項６】
第１項にあって、
外部から空気を吸入してエンジンに空気を供給する空気入口と、この空気入口の下流側に配置されて吸入される空気を濾過するフィルタと、エンジンに流入される空気の量を調節する調節ダンパを有する空気吸入部を含むスキー型モーターバイク。
【請求項７】
第１項にあって、
上記の連結リンクは第１及び第２連結リンクによって構成され、第１連結リンクの一端部は本体の下部に結合され、第２連結リンクの一端は、前輪アセンブリーのフレームに結合されて、第１及び第２連結リンクの互いに隣接する他端は、その同心部が回動できるようにヒンジ結合され、第１及び第２連結リンクの互いに隣接する他端部には所定の回転角度に構成されたガイド溝及びこのガイ溝内で案内されるガイド突起が互いに対応するように具備しているスキー型モーターバイク。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公表番号】特表２００７−５３７７９２（Ｐ２００７−５３７７９２Ａ）
【公表日】平成１９年１２月２７日（２００７．１２．２７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−５１３０７１（Ｐ２００７−５１３０７１）
【出願日】平成１７年５月１４日（２００５．５．１４）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＫＲ２００５／００１４０７
【国際公開番号】ＷＯ２００５／１１０８３９
【国際公開日】平成１７年１１月２４日（２００５．１１．２４）
【出願人】（５０６３５５３７２）エシム テク カンパニー リミテッド (1)
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成１９年１２月２７日（２００７．１２．２７）
【国際特許分類】
【出願日】平成１７年５月１４日（２００５．５．１４）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＫＲ２００５／００１４０７
【国際公開番号】ＷＯ２００５／１１０８３９
【国際公開日】平成１７年１１月２４日（２００５．１１．２４）
【出願人】（５０６３５５３７２）エシム テク カンパニー リミテッド (1)
【Ｆターム（参考）】
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