作業車両のサイドカバー及びこの加工方法
【課題】トラクタや芝刈機等、エンジンの側方を覆うサイドカバーの加工方法を工夫し、部品点数と製作工数を減らして、安価な装置を実現する。
【解決手段】 本発明のトラクタのサイドカバー10は、第一工程で平板の要所に数個の吸気孔11,11…を打ち抜き、第二工程でその平板の吸気孔11,11…に対応する部分を金型の凸部に位置させて、他の部分をプレス加工により押出し成形する構成とした。
【解決手段】 本発明のトラクタのサイドカバー10は、第一工程で平板の要所に数個の吸気孔11,11…を打ち抜き、第二工程でその平板の吸気孔11,11…に対応する部分を金型の凸部に位置させて、他の部分をプレス加工により押出し成形する構成とした。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、トラクタや乗用芝刈機等、作業車両に搭載したエンジンの外側を覆うサイドカバー及びこの加工方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、トラクタ等、エンジンの側方を覆うサイドカバーは、カバー本体と吸気部となる網部材とが別体で構成され、そして、そのカバー本体に対して網部材をビス止め或は溶接によって取り付ける構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2003−326985号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
かかる従来技術のものでは、カバー本体と網部材を別々に製作しなければならずしかも、両者を取り付けるためのビスや溶接部材を要し、製作工数が多くかかって、生産コストがかかるという問題があった。この発明の課題は、サイドカバーの加工方法に工夫をこらし、従来技術の問題点を解消して安価に実施できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
即ち、エンジン(E)の側方に位置させるサイドカバー(10)を、車体に対して着脱自在に備える作業車両において、前記サイドカバー(10)を平板にて構成するにあたり、第一工程で前記平板の要所に複数の吸気孔(11,11…)を打ち抜き、第二工程でその平板の吸気孔(11,11…)に対応する部分を除く他の部分を押出し成形したことを特徴とする作業車両のサイドカバー及びこの加工方法とした。
【0005】
サイドカバーは鉄板等の平板とし、第一工程で平板の要所にタレットパンチプレスにより数個の吸気孔(11,11…)を打ち抜いておく。そして、第二工程では、吸気口(11,11…)の打ち抜かれた平板を金型上に載せ、該吸気口(11,11…)に対応する部分を除く他の周辺部分をプレス加工により押出し、或いは折り曲げ成形して立体状の吸気カバーを構成する。
【発明の効果】
【0006】
以上のように、本発明によれば、従来カバー本体に網部材を取り付ける構成と比較し、製作工数を大幅に低減でき安価に生産することができる。特に、プレス加工にあたっては、吸気孔(11,11…)に対応する部分は金型の凸部平面上に位置させ押し出されない為、吸気孔(11,11…)の変形がなく、仕上げ加工など後処理も極力低減し、美観も損なうことが無い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、この発明を図面に基づき説明する。
図1は、乗用型トラクタを示すものであり、このトラクタは車体1の前部にボンネットカバー2で覆ったエンジンルーム内にエンジンEを設け、このエンジンEの回転動力をミッションケース3内のHST及びギヤ式変速装置に伝え、これら変速装置で減速された回転動力を左右前輪4,4と後輪5,5に伝えるようにしている。
【0008】
また前記トラクタのHST式変速装置は、図2に示すように、出力回転を変更するトラニオン軸51をHSTポンプを貫通させて反対側まで突設すると共に、この突設部に同軸51の回動位置を固定する油圧クラッチ52を備える構成となっている。
【0009】
これにより、前記クラッチを別途備えた電動モータを駆動し、任意のタイミングで入として一定車速、即ちクルーズコントロール状態でトラクタを走行することができる。
また前記トラクタ車体1の中間上方には、フロア46を設け、このフロア上に運転席6や左右前輪4,4を操向操舵するステアリングハンドル7を設けている。
【0010】
また前記ボンネットカバー2内のエンジンルームには、エンジンEの前側において冷却ファン9やラジエータ等が設置されている。そしてこのボンネットカバー2の左右両下縁に沿って、サイドカバー10(図2と図3参照)を着脱自在に取り付ける構成となっている。またこのサイドカバー10は、前記エンジンEとラジエータ8及びファン9の側方に、多数の吸気孔11,11…を備えると共に、上部を前記ボンネットカバー2の左右下縁に沿って係止し、下部をトラクタ側部材に係止する構成となっている。
【0011】
前記サイドカバー10は、図5乃至図7のような加工工程によって形成される。
即ち、基材として鉄板からなる平板を使用し、この平板の要所にタレットパンチプレス13により数個の吸気孔11,11…を打ち抜く。次に、吸気孔11,11…の打ち抜かれた平板を受ける金型14上に載せる。その際、前記吸気孔11,11…部は、金型の凸部平面状に位置させる。そして、その平板の吸気孔11に対応する部分は除きその他の周辺部分を押し型プレス15により押出し成形する。
【0012】
従って、吸気孔11,11…の周辺部分は押出し凹部12が形成されることになる。吸気孔11,11…に対応する部分を直接押し出すものではないから吸気孔11,11…自体の変形がなく、即ち美観を損なうことが無く、加工精度の良いサイドカバー10が得られる。
【0013】
また前記サイドカバー10は、タレットパンチプレス13による吸気孔11,11…の打ち抜き側をサイドカバー表面とし、バリVの出ている側を裏面とすることで、バーリング加工工数を低減することができる上、前記同様、美観を損なうことが無い。
【0014】
次に、図8に基づいて、ボンネットカバー2の補強構造について説明する。
前記ボンネットカバー2の天板面裏側には、左右巾に亘って補強プレート20を、前記裏面との間に間隙部(凡そ2mm)を介して取付け、この間隙部に接着剤21を挿入して固着する構成としている。これにより、従来手段のスポット溶接の場合(バフがけ工数の削減)よりコストダウンとなり、スポット痕もなく、美観を損なうことが無い。
【0015】
また、図9と図10に示すように、ボンネットカバー2の上面には、該カバー2内に設置された燃料供給口部のキャップ25に対面する部分に開口窓28が設けられている。この開口窓28には前後方向のピン軸27を支点として開閉する構成となっている。そして、燃料供給時に開閉蓋28を開けたとき、この開閉蓋28が隣設するエンジンマフラー29に対する隔壁となるよう構成され、これによってエンジンマフラー29への接触が回避され、火傷を未然に防ぐことができる。
【0016】
次に前記トラクタの左右フェンダー31の一方に備えるカップホルダー32について説明する。ここでは左側フェンダー31に、図11と図12に示すように、段(32l、32m、32s)付き形状のカップホルダ32を設け、径の異なる大・中・小三つのカップ挿入保持できる構成となっている。また前記カップホルダ32の上部側は、図12に示すように、安全フレーム33に固着された係合穴34aを有する保持プレート34に挿入係合保持され、該ホルダ32の下部側は、図11に示すように、フェンダー31の裏側から取付プレート35を介してボルト36等により締付固定する構成としている。また、図13に示す実施例は、大小2カップ方式のホルダ構成であり、小ホルダ32sは弾力性を有するゴム製とし、大ホルダ32lはプラスチック製としている。大小のカップホルダを必要とする時には、ゴム製の小カップホルダをフェンダーに取り付け、その上に大カップホルダを挿入保持させるようにしている。大カップホルダは小カップホルダに対しワンタッチで取り外すことができる。
【0017】
次に図14に基づいて、トラクタ1に装着する外部作業機45の油圧取出装置について説明する。
前記トラクタでは、ミッションケース3側部に油路を分岐させる分流弁40を備え、フロア46下方に外部油圧用の各種コネクタを支持するブラケット47を支持し、前記分流弁40とコネクタの間を、油圧取出ホース42、油圧戻しホース43、そしてミッションケース、即ちタンクへ戻すタンクポート接続ホース41にて接続する構成となっている。また前記油圧取出ホース42と油圧戻しホース43を接続するコネクタは、側面視U字型の連結管46で接続し、前記タンクポート接続ホースのコネクタは単独のキャップ49にて閉じる構成となっている。
【0018】
これにより、外部作業機45を取り付けた時に、この外部作業機45側の油圧配管にタンクポートを要するか否かに応じて、前記単独のキャップを49着脱して対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】トラクタの側面図。
【図2】HSTの配置を示すミッションケースの水平断面図。
【図3】ボンネットカバー及びサイドカバーの斜視図。
【図4】サイドカバーの側面図。
【図5】サイドカバーの加工方法を示す概略斜視図。
【図6】吸気孔の打ち抜き状態を示す断面図。
【図7】サイドカバーのプレス加工状態を示す上下断面図。
【図8】ボンネットカバーの補強構造を示す要部の上下断面図及び拡大図。
【図9】燃料供給蓋の周囲のボンネットカバー上下縦面図。
【図10】同上要部の斜視図。
【図11】(A)フェンダ後部の平面図。(B)カップホルダの側面図。
【図12】(A)カップボルダの支持部材の斜視図。(B)カップホルダの取付状態を示すフェンダーの背面図。
【図13】カップホルダーの別形態を示すフェンダー部の上下断面図。
【図14】外部取出油路を示すトラクタの側面図。
【符号の説明】
【0020】
E エンジン
1 トラクタ車体
2 ボンネットカバー
8 ラジエータ
9 冷却フアン
10 サイドカバー
11 吸気孔
12 押出し凹部
13 タレットパンチプレス
14 金型
15 押し型プレス
【技術分野】
【0001】
この発明は、トラクタや乗用芝刈機等、作業車両に搭載したエンジンの外側を覆うサイドカバー及びこの加工方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、トラクタ等、エンジンの側方を覆うサイドカバーは、カバー本体と吸気部となる網部材とが別体で構成され、そして、そのカバー本体に対して網部材をビス止め或は溶接によって取り付ける構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2003−326985号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
かかる従来技術のものでは、カバー本体と網部材を別々に製作しなければならずしかも、両者を取り付けるためのビスや溶接部材を要し、製作工数が多くかかって、生産コストがかかるという問題があった。この発明の課題は、サイドカバーの加工方法に工夫をこらし、従来技術の問題点を解消して安価に実施できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
即ち、エンジン(E)の側方に位置させるサイドカバー(10)を、車体に対して着脱自在に備える作業車両において、前記サイドカバー(10)を平板にて構成するにあたり、第一工程で前記平板の要所に複数の吸気孔(11,11…)を打ち抜き、第二工程でその平板の吸気孔(11,11…)に対応する部分を除く他の部分を押出し成形したことを特徴とする作業車両のサイドカバー及びこの加工方法とした。
【0005】
サイドカバーは鉄板等の平板とし、第一工程で平板の要所にタレットパンチプレスにより数個の吸気孔(11,11…)を打ち抜いておく。そして、第二工程では、吸気口(11,11…)の打ち抜かれた平板を金型上に載せ、該吸気口(11,11…)に対応する部分を除く他の周辺部分をプレス加工により押出し、或いは折り曲げ成形して立体状の吸気カバーを構成する。
【発明の効果】
【0006】
以上のように、本発明によれば、従来カバー本体に網部材を取り付ける構成と比較し、製作工数を大幅に低減でき安価に生産することができる。特に、プレス加工にあたっては、吸気孔(11,11…)に対応する部分は金型の凸部平面上に位置させ押し出されない為、吸気孔(11,11…)の変形がなく、仕上げ加工など後処理も極力低減し、美観も損なうことが無い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、この発明を図面に基づき説明する。
図1は、乗用型トラクタを示すものであり、このトラクタは車体1の前部にボンネットカバー2で覆ったエンジンルーム内にエンジンEを設け、このエンジンEの回転動力をミッションケース3内のHST及びギヤ式変速装置に伝え、これら変速装置で減速された回転動力を左右前輪4,4と後輪5,5に伝えるようにしている。
【0008】
また前記トラクタのHST式変速装置は、図2に示すように、出力回転を変更するトラニオン軸51をHSTポンプを貫通させて反対側まで突設すると共に、この突設部に同軸51の回動位置を固定する油圧クラッチ52を備える構成となっている。
【0009】
これにより、前記クラッチを別途備えた電動モータを駆動し、任意のタイミングで入として一定車速、即ちクルーズコントロール状態でトラクタを走行することができる。
また前記トラクタ車体1の中間上方には、フロア46を設け、このフロア上に運転席6や左右前輪4,4を操向操舵するステアリングハンドル7を設けている。
【0010】
また前記ボンネットカバー2内のエンジンルームには、エンジンEの前側において冷却ファン9やラジエータ等が設置されている。そしてこのボンネットカバー2の左右両下縁に沿って、サイドカバー10(図2と図3参照)を着脱自在に取り付ける構成となっている。またこのサイドカバー10は、前記エンジンEとラジエータ8及びファン9の側方に、多数の吸気孔11,11…を備えると共に、上部を前記ボンネットカバー2の左右下縁に沿って係止し、下部をトラクタ側部材に係止する構成となっている。
【0011】
前記サイドカバー10は、図5乃至図7のような加工工程によって形成される。
即ち、基材として鉄板からなる平板を使用し、この平板の要所にタレットパンチプレス13により数個の吸気孔11,11…を打ち抜く。次に、吸気孔11,11…の打ち抜かれた平板を受ける金型14上に載せる。その際、前記吸気孔11,11…部は、金型の凸部平面状に位置させる。そして、その平板の吸気孔11に対応する部分は除きその他の周辺部分を押し型プレス15により押出し成形する。
【0012】
従って、吸気孔11,11…の周辺部分は押出し凹部12が形成されることになる。吸気孔11,11…に対応する部分を直接押し出すものではないから吸気孔11,11…自体の変形がなく、即ち美観を損なうことが無く、加工精度の良いサイドカバー10が得られる。
【0013】
また前記サイドカバー10は、タレットパンチプレス13による吸気孔11,11…の打ち抜き側をサイドカバー表面とし、バリVの出ている側を裏面とすることで、バーリング加工工数を低減することができる上、前記同様、美観を損なうことが無い。
【0014】
次に、図8に基づいて、ボンネットカバー2の補強構造について説明する。
前記ボンネットカバー2の天板面裏側には、左右巾に亘って補強プレート20を、前記裏面との間に間隙部(凡そ2mm)を介して取付け、この間隙部に接着剤21を挿入して固着する構成としている。これにより、従来手段のスポット溶接の場合(バフがけ工数の削減)よりコストダウンとなり、スポット痕もなく、美観を損なうことが無い。
【0015】
また、図9と図10に示すように、ボンネットカバー2の上面には、該カバー2内に設置された燃料供給口部のキャップ25に対面する部分に開口窓28が設けられている。この開口窓28には前後方向のピン軸27を支点として開閉する構成となっている。そして、燃料供給時に開閉蓋28を開けたとき、この開閉蓋28が隣設するエンジンマフラー29に対する隔壁となるよう構成され、これによってエンジンマフラー29への接触が回避され、火傷を未然に防ぐことができる。
【0016】
次に前記トラクタの左右フェンダー31の一方に備えるカップホルダー32について説明する。ここでは左側フェンダー31に、図11と図12に示すように、段(32l、32m、32s)付き形状のカップホルダ32を設け、径の異なる大・中・小三つのカップ挿入保持できる構成となっている。また前記カップホルダ32の上部側は、図12に示すように、安全フレーム33に固着された係合穴34aを有する保持プレート34に挿入係合保持され、該ホルダ32の下部側は、図11に示すように、フェンダー31の裏側から取付プレート35を介してボルト36等により締付固定する構成としている。また、図13に示す実施例は、大小2カップ方式のホルダ構成であり、小ホルダ32sは弾力性を有するゴム製とし、大ホルダ32lはプラスチック製としている。大小のカップホルダを必要とする時には、ゴム製の小カップホルダをフェンダーに取り付け、その上に大カップホルダを挿入保持させるようにしている。大カップホルダは小カップホルダに対しワンタッチで取り外すことができる。
【0017】
次に図14に基づいて、トラクタ1に装着する外部作業機45の油圧取出装置について説明する。
前記トラクタでは、ミッションケース3側部に油路を分岐させる分流弁40を備え、フロア46下方に外部油圧用の各種コネクタを支持するブラケット47を支持し、前記分流弁40とコネクタの間を、油圧取出ホース42、油圧戻しホース43、そしてミッションケース、即ちタンクへ戻すタンクポート接続ホース41にて接続する構成となっている。また前記油圧取出ホース42と油圧戻しホース43を接続するコネクタは、側面視U字型の連結管46で接続し、前記タンクポート接続ホースのコネクタは単独のキャップ49にて閉じる構成となっている。
【0018】
これにより、外部作業機45を取り付けた時に、この外部作業機45側の油圧配管にタンクポートを要するか否かに応じて、前記単独のキャップを49着脱して対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】トラクタの側面図。
【図2】HSTの配置を示すミッションケースの水平断面図。
【図3】ボンネットカバー及びサイドカバーの斜視図。
【図4】サイドカバーの側面図。
【図5】サイドカバーの加工方法を示す概略斜視図。
【図6】吸気孔の打ち抜き状態を示す断面図。
【図7】サイドカバーのプレス加工状態を示す上下断面図。
【図8】ボンネットカバーの補強構造を示す要部の上下断面図及び拡大図。
【図9】燃料供給蓋の周囲のボンネットカバー上下縦面図。
【図10】同上要部の斜視図。
【図11】(A)フェンダ後部の平面図。(B)カップホルダの側面図。
【図12】(A)カップボルダの支持部材の斜視図。(B)カップホルダの取付状態を示すフェンダーの背面図。
【図13】カップホルダーの別形態を示すフェンダー部の上下断面図。
【図14】外部取出油路を示すトラクタの側面図。
【符号の説明】
【0020】
E エンジン
1 トラクタ車体
2 ボンネットカバー
8 ラジエータ
9 冷却フアン
10 サイドカバー
11 吸気孔
12 押出し凹部
13 タレットパンチプレス
14 金型
15 押し型プレス
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジン(E)の側方に位置させるサイドカバー(10)を、車体に対して着脱自在に備える作業車両において、前記サイドカバー(10)を平板にて構成するにあたり、第一工程で前記平板の要所に複数の吸気孔(11,11…)を打ち抜き、第二工程でその平板の吸気孔(11,11…)に対応する部分を除く他の部分を押出し成形したことを特徴とする作業車両のサイドカバー及びこの加工方法。
【請求項1】
エンジン(E)の側方に位置させるサイドカバー(10)を、車体に対して着脱自在に備える作業車両において、前記サイドカバー(10)を平板にて構成するにあたり、第一工程で前記平板の要所に複数の吸気孔(11,11…)を打ち抜き、第二工程でその平板の吸気孔(11,11…)に対応する部分を除く他の部分を押出し成形したことを特徴とする作業車両のサイドカバー及びこの加工方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公開番号】特開2006−36145(P2006−36145A)
【公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−222554(P2004−222554)
【出願日】平成16年7月29日(2004.7.29)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年7月29日(2004.7.29)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】
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