説明

保護皮膜を有する物品及び方法

【課題】タービン動翼などに設けられる遮熱用などの保護皮膜において、接着性の良い保護皮膜、及びその設層方法を提供する。
【解決手段】保護皮膜を有する物品は、第1表面22を有する基材18と、第1表面22から延在する複数の要素20aと、複数の要素20aの少なくとも一部の間、又は複数の要素20aの少なくとも一部の上、又はその両方に配置された保護皮膜24aとを備える。複数の要素20aは基材18と一体である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一般に保護皮膜を有する物品に関する。
【背景技術】
【0002】
タービン動翼又はノズル翼形部用途のような様々な用途において、遮熱用などの保護皮膜を基材に設けるのに金属、セラミック及び/又はセラミック複合材が用いられている。しかし、このような材料は、特定の材料、例えばある種の金属材料への接着性が弱いことがあり、剥落及び/又は破損を招くおそれがある。さらに、セラミック及び/又はセラミック複合材は、脆性であるため、亀裂を生じ、またその後亀裂が伝播することから、破損するおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許第6497758号明細書
【特許文献2】米国特許出願公開2006/0216547号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、このような保護を必要とする基材に保護皮膜、例えば金属又はセラミック遮熱皮膜を設けるための改良法が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、第1表面を有する基材と、第1表面から延在する複数の要素と、複数の要素の少なくとも一部の間、又は複数の要素の少なくとも一部の上、又はその両方に配置された保護皮膜とを備える物品を提供する。複数の要素は基材と一体である。
【0006】
また本発明は、第1表面を有する基材を備える物品上に保護皮膜を設層する方法を提供する。本方法は、第1表面から延在する複数の要素を設け、複数の要素の少なくとも一部の間、又は複数の要素の少なくとも一部の上、又はその両方に保護皮膜を配置する工程を含む。複数の要素は基材と一体である。
【0007】
本発明の他の目的、特徴及び効果は以下の詳細な説明、図面及び特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の一実施形態に係る複数の要素を備えるタービン動翼翼形部の正面図である。
【図2A】本発明の一実施形態に係る第1表面上の複数の要素及びこれらの複数の要素上及び間に配置された保護皮膜を備えるタービン動翼翼形部の一部の断面図である。
【図2B】本発明の別の実施形態に係る第1表面上の複数の要素及びこれらの複数の要素上及び間に配置された保護皮膜を備えるタービン動翼翼形部の一部の断面図である。
【図3】本発明の一実施形態により物品に保護皮膜を設層する方法を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
上述したように、本発明は、物品及び物品上に保護皮膜を設層する方法を包含する。以下に、物品及び物品上に保護皮膜を設層する方法の実施形態を図1〜3を参照しながら詳細に説明する。図1〜3はタービン動翼翼形部についての実施形態として図示、説明されているが、本発明の別の実施形態では保護皮膜を必要とする基材を有する物品(例えば、タービンノズル翼形部や高温環境で用いられる物品)を同様に採用したり作製したりできる。
【0010】
図1は、第1表面を有する基材12を含むタービン動翼翼形部10を示す。複数の要素14が第1表面から延在している。一実施形態では、基材12は合金(例えば超合金)又は金属を含有することができる。実施形態で基材12に使用するのに適当な材料には、タングステン、タンタル、炭素又はこれらの組合せがあるが、これらに限らない。しかし、当業者であれば所望の用途に適切な基材を選択できることを理解すべきである。
【0011】
図1に示すように、複数の要素14は、基材12から延在する複数のブロックである。複数の要素14は基材12と一体であり、基材と同じ材料を含有する。一実施形態では、複数の要素14は、第1表面にほぼ直角な方向に材料勾配を有する複合材(傾斜組成複合材)を含有することができる。例えば、複数の要素14を構成する金属複合材は、第1金属の含量が、複数の要素における複合材の残部の組成と比較して基材12から遠ざかる方向に漸次増加するか、その反対である(即ち、第1金属の量が第1表面にほぼ直角な方向に変化する)。このような例で、基材12は複数の要素14の金属複合材中と同じ金属を含有することができ、また金属複合材はさらに複合材の残部に第2金属もしくは非金属成分を含有することができる。
【0012】
ここで、用語「要素」又は「セグメント」は、基材の第1表面から少なくとも部分的に離れる方向に基材から延在するあらゆる構造体を指す。別の実施形態では、複数の要素14は、結合すべき保護皮膜に対して係留点を与えるのに適当な先のとがった形状、平面形状その他の形状とすることができる。特定の実施形態では、平面もしくは丸みを帯びた要素形状により適用すべき保護皮膜に対してより大きな表面積をとることができる。別の実施形態では、複数の要素14のそれぞれが、立方体、円筒、半球、球、円錐、角錐、及び多角形もしくは湾曲断面を有する他の三次元形状からなる群から選択される形状をもつことができる。ある実施形態では、複数の要素14の少なくとも1つが複数の要素の残りとは異なる形状をもつことができる。しかし、当業者であれば、所望の用途に適切な形状の複数の要素14を選択できることを理解すべきである。例えば、複数の要素14のそれぞれのプロファイルを基材12の第1表面のプロファイルと適合する形状とすることができる。
【0013】
ここで、用語「要素寸法」は、各要素の最大の造形特徴を示すのに用いることができる、要素の寸法を指す。例えば、要素寸法は、ブロック形要素の側面の長さを指す。別の例では、要素寸法は半球もしくは円筒形要素の直径を指す。ある実施形態では、複数の要素14の少なくとも1つが約0.1cm〜約25cmの要素寸法を有する。他の実施形態では、複数の要素14の少なくとも1つが約0.2cm〜約8cmの要素寸法を有する。さらに他の実施形態では、複数の要素14の少なくとも1つが約0.5cm〜約5cmの要素寸法を有する。
【0014】
ある実施形態では、複数の要素14の少なくとも1つが約1μm〜約50,000μmの要素高さを有する。他の実施形態では、複数の要素14の少なくとも1つが約2μm〜約25,000μmの要素高さを有する。さらに他の実施形態では、複数の要素14の少なくとも1つが約2μm〜約20,000μmの要素高さを有する。ここで、用語「高さ」は、第1表面にほぼ直角な経路に沿って、第1表面から第1表面からもっとも離れた要素の部分まで測った距離を指す。
【0015】
複数の要素14についての適切な形状及び寸法は、当業者がタービン動翼翼形部10の設計及び使用する保護皮膜に基づいて選択すればよいことを理解すべきである。
【0016】
図2Aは、基材18を有するタービン動翼翼形部16の部分の断面図である。基材18は第1表面22上に複数の要素20a及び複数の要素上及び間に配置された保護皮膜24aを備える。基材18及び複数の要素20aは、上述した基材12及び複数の要素14と同様でよい。複数の要素20aは要素高さHを有する。
【0017】
図2Bは、複数の要素20bの形状が上記とは異なるタービン動翼翼形部16の部分の別の実施形態を示す。図2A及び図2Bにおいて同じ要素は同一符号で示す。
【0018】
図2A及び2Bに示すように、保護皮膜24a,24bは複数の要素20a,20bの間及び上の両方に配置されている。したがって、タービン動翼翼形部16の外面は保護皮膜24a,24bから構成されているように見えるか、基材18を覆う保護皮膜シースを有するように見え、複数の要素20a,20bは見えないか容易には識別できない。別の実施形態(図示せず)では、保護皮膜24a,24bの表面輪郭が、複数の要素20a,20bを有する第1表面22の輪郭とほぼ同じであってよい(例えば、保護皮膜を第1表面及び複数の要素上に気相堆積する場合)。別の実施形態では、保護皮膜24a,24bを複数の要素20a,20bの少なくとも一部の間に配置することができる。他の実施形態では、保護皮膜24a,24bを複数の要素20a,20bの少なくとも一部の上に配置することができる。ある実施形態では、保護皮膜24a,24bが複数の要素20a,20bのすべてを覆い基材18に対する遮熱を達成することができる。
【0019】
ある実施形態では、保護皮膜24a,24bは、セラミック、セラミック複合材、セラミック−金属複合材(例えばサーメット)、合金(例えば超合金)、金属又は遮熱性又はタービン動翼翼形部16の機能を改良するか寿命を延長する他の特性を改良する他の材料を含有することができる。ある実施形態で保護皮膜24a,24bに用いるのに適当な材料には、イットリア安定化ジルコニア、アルミナ、リン酸アルミニウム、アルミノケイ酸塩、ムライト、NiCrAlY、MCrAlD又はこれらの組合せがあるが、これらに限らない。MCrAlDの具体例では、Mはニッケル、コバルト及び鉄から選択され、Crはクロム、Alはアルミニウムであり、Dはイットリウム、ケイ素、ジルコニウム、タンタル、ハフニウム、チタン、ホウ素、炭素及びこれらの組合せから選択される。
【0020】
図2A及び2Bに示す例では、保護皮膜24a,24bは1つの被覆層からなる。別の実施形態では、保護皮膜24a,24bは2つ以上の被覆層を含んでもよい。例えば、保護皮膜24a,24bは遮熱材からなる第1被覆層と、耐摩耗性材料からなる第2被覆層とから構成できる。一実施形態では、遮熱材はイットリア安定化ジルコニアを含む。別の実施形態では、耐摩耗性材料はアルミナを含む。
【0021】
他の実施形態では、保護皮膜24a,24bは、第1表面にほぼ直角な方向に材料勾配を有する(即ち、傾斜組成)複合材を含有することができる。例えば、保護皮膜24a,24bは、保護皮膜中の金属含量が、基材18から遠ざかる方向に漸次増加するか、その反対であるセラミック−金属複合材から構成することができる。このような例で、基材18はセラミック−金属複合材中と同じ金属を含有することができる。
【0022】
特定の実施形態では、保護皮膜は多数の層から構成することができる。例えば、保護皮膜は、複数の要素上及び間に配置された金属層と、金属層上のセラミック層とを含むことができ、この場合金属層はボンドコート又は腐食保護皮膜として機能する。ある実施形態では、物品を1200℃以上の温度で使用する場合、保護皮膜の最外層(即ち、第1表面からもっとも離れた層)をセラミック又はサーメットから構成することができる。
【0023】
ある実施形態では、保護皮膜24a,24bを有するタービン動翼翼形部16を約1100℃〜約1800℃の燃焼温度で使用することができる。他の実施形態では、保護皮膜24a,24bを有するタービン動翼翼形部16を約1200℃〜約1800℃の燃焼温度で使用することができる。さらに他の実施形態では、保護皮膜24a,24bを有するタービン動翼翼形部16を約1250℃〜約1650℃の燃焼温度で使用することができる。
【0024】
別の実施形態(図示せず)では、タービン動翼翼形部はさらに、保護皮膜及び複数の要素の少なくとも一部に隣接してかつそれらの間に配置されたボンドコートを含んでもよい。ある実施形態では、ボンドコートはMCrAlDからなり、式中のMはニッケル、コバルト及び鉄から選択され、Crはクロム、Alはアルミニウムであり、Dはイットリウム、ケイ素、ジルコニウム、タンタル、ハフニウム、チタン、ホウ素、炭素及びこれらの組合せから選択される。
【0025】
一実施形態では、ボンドコートは厚さ約1μm〜約1500μmとすることができる。別の実施形態では、ボンドコートは厚さ約10μm〜約500μmとすることができる。他の実施形態では、ボンドコートは厚さ約25μm〜約250μmとすることができる。
【0026】
一実施形態では、タービン動翼翼形部16は、厚さ約100μmのNiCrAlYのボンドコートと、傾斜組成の保護皮膜とを含むことができる。保護皮膜は、ボンドコートの上に配置された、10wt%のセラミック及び90wt%のNiCrAlYからなる第1被覆層と、25wt%のセラミック及び75wt%のNiCrAlYからなる第2被覆層と、50wt%のセラミック及び50wt%のNiCrAlYからなる第3被覆層と、75wt%のセラミック及び25wt%のNiCrAlYからなる第4被覆層と、100wt%のセラミックからなる第5被覆層とを有する。
【0027】
図3は、第1表面を有する基材を備える物品上に保護皮膜を設層する方法を示す。物品、基材及び保護皮膜は、上述した物品、基材及び保護皮膜と同様とすることができる。
【0028】
第1工程30で、第1表面から延在する複数の要素を設ける。複数の要素は基材と一体である。複数の要素を設ける方法としては、複数の要素を有する基材をキャストする(即ち、物品基材の成形中に複数の要素を成形する)方法があるが、これに限らない。
【0029】
第2工程32で、複数の要素の少なくとも一部の間、又は複数の要素の少なくとも一部の上、又はその両方に保護皮膜を配置する。工程32では、配置工程をセラミック保護皮膜のスリップ、スラリー又はテープ・キャスティングで行うことができる。工程32aで、セラミックスラリーを調製する。工程32bで、セラミック保護皮膜を複数の要素の上に注入、キャストする。工程32cで、セラミック保護皮膜を硬化、乾燥する。工程32dで、存在するならば、セラミックバインダーを除去することができる。工程32eで、セラミック保護皮膜を約800℃〜約1800℃の温度で焼結する。別の実施形態では、セラミック保護皮膜を約1000℃〜約1700℃の温度又は約1100℃〜約1650℃の温度で焼結する。工程32fで、セラミック保護皮膜を、例えばクリーニング及び/又は研磨により仕上げる。
【0030】
保護皮膜を配置するのに適当な他の方法には、溶射、プラズマ溶射、真空プラズマ溶射、フレーム溶射、高速溶射、低温ガスダイナミック溶射、レーザー堆積、化学蒸着(CVD)、物理蒸着(PVD)、電子ビーム物理蒸着(EBPVD)、コールドプレス、焼結、高温静水圧プレス、ゾルゲル法、金属化又はこれらの組合せ、或いは保護皮膜材料を堆積するのに適当なあらゆる他の方法があるが、これらに限らない。例えば、配置工程32として、EBPVDにより皮膜層を形成した後、その上に他の皮膜層をプラズマ溶射することができる。実施形態で、工程32に用いるのに適当な金属化工程の例には、クロマイジング、アルミナイジング又はこれらの組合せがあるが、これらに限らない。
【0031】
別の実施形態では、厚さ5μm〜約500μmの第1の被覆層をプラズマ溶射又はEBPVDにより適用して下層を形成してある程度の遮熱及び/又は磨耗・侵食保護を達成し、その後上述した方法の1つ又は2つ以上を用いて第2の被覆層を第1被覆層上に配置してもよい。
【0032】
所望に応じて採用する工程(図示せず)として、保護皮膜及び複数の要素の少なくとも一部に隣接してかつ間にボンドコートを配置することができる。ボンドコートは前述したボンドコートと同様でよい。ボンドコートを配置する適当な方法には、キャスティング、溶射、プラズマ溶射、真空プラズマ溶射、フレーム溶射、高速溶射、レーザー堆積、化学蒸着(CVD)、物理蒸着(PVD)、電子ビーム物理蒸着(EBPVD)、金属化又はこれらの組合せ、或いはボンドコート材料を堆積するのに適当なあらゆる他の方法があるが、これらに限らない。ボンドコートを配置するのに適当な他の方法の例が、先行技術として援用する、本出願人に譲渡された米国特許第6497758号に記載されている。
【0033】
理論に縛られるものではないが、実施形態の複数の要素は、保護皮膜の強度を向上させる係留点を与えると考えられる。その上、複数の要素は基材の第1表面への保護皮膜の接着性を改良する。例えば、ここに開示した実施形態の複数の要素を用いることにより、超合金基材へのセラミック及び/又はセラミック複合材の接着性を改良することができる。さらに、実施形態の複数の要素を用いることで、保護皮膜における亀裂発生傾向を低減し、保護皮膜に発現する亀裂の成長を阻止もしくは低減できる。したがって、破損及び/又は剥落を小さな領域に局部化でき、その結果物品のより長い寿命、物品のより適切な寿命予測、より高い燃焼温度、向上した効率、全体としてより良好な物品を達成できる。さらに、本発明の方法により製造した物品は、1つ以上の要素又は要素上もしくは要素間の皮膜の部分がダメージを受けた場合でも、そのダメージが局部化されるので、修理がより簡単になる。
【0034】
以上の説明は本発明の好適な実施形態のみに言及しているが、当業者であれば、特許請求の範囲に規定された本発明の要旨の範囲及びその均等物から逸脱することなく、様々な改変や変更を加えることができる。
【符号の説明】
【0035】
10 物品
12,18 基材
14,20a,20b 要素
22 基材の第1表面
24a,24b 保護皮膜

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1表面(22)を有する基材(12,18)と、
第1表面(22)から延在しかつ基材(12,18)と一体である複数の要素(14,20a,20b)と、
複数の要素(14,20a,20b)の少なくとも一部の間、又は複数の要素(14,20a,20b)の少なくとも一部の上、又はその両方に配置された保護皮膜(24a,24b)とを
備える物品(10)。
【請求項2】
基材(12,18)が合金又は金属を含有する、請求項1記載の物品(10)。
【請求項3】
保護皮膜(24a,24b)がセラミック、セラミック複合材、セラミック−金属複合材、合金又は金属を含有する、請求項1記載の物品(10)。
【請求項4】
保護皮膜(24a,24b)がイットリア安定化ジルコニア、アルミナ、リン酸アルミニウム、アルミノケイ酸塩、NiCrAlY又はムライトを含有する、請求項1記載の物品(10)。
【請求項5】
保護皮膜(24a,24b)が第1被覆層及び第2被覆層を含む、請求項1記載の物品(10)。
【請求項6】
保護皮膜(24a,24b)が第1表面(22)にほぼ直角な方向に材料勾配を有する複合材を含有する、請求項1記載の物品(10)。
【請求項7】
物品がタービン動翼翼形部又はタービンノズル翼形部である、請求項1記載の物品(10)。
【請求項8】
第1表面(22)を有する基材(12,18)を備える物品(10)上に保護皮膜(24a,24b)を設層する方法であって、
第1表面(22)から延在しかつ基材(12,18)と一体である複数の要素(14,20a,20b)を設け、
複数の要素(14,20a,20b)の少なくとも一部の間、又は複数の要素(14,20a,20b)の少なくとも一部の上、又はその両方に保護皮膜(24a,24b)を配置する
工程を含む方法。
【請求項9】
複数の要素を設ける工程で、基材(12,18)と一体な複数の要素(14,20a,20b)のある第1表面(22)を有する基材(12,18)を備える物品(10)をキャストする、請求項8記載の方法。
【請求項10】
保護皮膜を配置する工程が、キャスティング、溶射、プラズマ溶射、真空プラズマ溶射、フレーム溶射、高速溶射、レーザー堆積、化学蒸着、物理蒸着、電子ビーム物理蒸着、金属化、コールドプレス、焼結、高温静水圧プレス、ゾルゲル法又はこれらの組合せを含む、請求項8記載の方法。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−270199(P2009−270199A)
【公開日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−104618(P2009−104618)
【出願日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【出願人】(390041542)ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ (6,332)
【氏名又は名称原語表記】GENERAL ELECTRIC COMPANY
【Fターム(参考)】