説明

液体供給装置

【課題】 液体の粘度や吐出側の負荷に拘わらず、液体を高い精度で定量供給することができる液体供給装置を提供する。
【解決手段】 2つの開口4a,4bを有するシリンダ本体1と、シリンダ本体1の内壁面を摺動する摺動部材2とを備え、摺動部材2がシリンダ本体1の軸線に沿って移動することにより、開口4a,4bの一方から液体が流入され、開口4a,4bの他方から液体が排出されるように構成された液体供給装置であって、摺動部材2を駆動する電動アクチュエータ6と、電動アクチュエータ6による摺動部材2の駆動を補助する流体圧シリンダ7とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、塗料などの液体を定量供給する液体供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の液体供給装置として、パルスモータやサーボモータにより駆動機構を介してピストンポンプのピストンを往復動させる構成が知られている(例えば、特許文献1)。このような電動アクチュエータを用いた液体供給装置は、駆動機構としてボールねじ等を用いることにより、ピストンの位置決めや速度制御を高精度で行うことができ、所望の定量供給を行うことができる。ところが、許容トルク負荷がそれほど大きくないため、液体の粘度が高い場合や吐出側の流路が長い場合においては、液体の供給が困難になるという問題があった。
【0003】
一方、吐出側にある程度大きな負荷が作用しても、十分な吐出性能を維持可能な液体供給装置として、エアモータに駆動用のエアを供給することによりピストンを往復動させるエアレスポンプが知られている(例えば、特許文献2)。エアモータとしては、複動型のエアシリンダが好ましく用いられ、エアシリンダの断面積とピストンポンプの断面積との比率を適宜設定することにより、高い吐出圧力を得ることができる。ところが、エアモータの吐出圧力の制御が駆動エアの供給圧の調整によって行われるため、吐出側の負荷変動に対して吐出流量を高精度に維持することが困難であるという問題があった。高圧供給が可能なポンプとしては、上述した他にギアポンプも知られているが、特に低粘度塗料などの液体においてはギアとハウジングとの隙間からリークが生じ易く、やはり定量供給が困難であった。
【0004】
液体供給装置としては、その他に、特許文献3に開示された構成が知られている。この液体供給装置は、吸引ポンプのハウジングの内部に2つのピストンが対向配置されており、2個の駆動モータによりそれぞれ個別に駆動制御することにより、ポンプ室の容積を増減して液体を供給することができる。ところが、使用される2個の駆動モータはいずれも電動モータであり、特許文献1の構成と同様、液体の粘度が高い場合などには液体の定量供給が困難であるという問題があった。
【特許文献1】特開2001−113220号公報
【特許文献2】特開平6−296907号公報
【特許文献3】特開平8−72266号公報(図6、段落[0086])
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このような問題を解決すべくなされたものであって、液体の粘度や吐出側の負荷に拘わらず、液体を高い精度で定量供給することができる液体供給装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の前記目的は、2つの開口を有するシリンダ本体と、前記シリンダ本体の内壁面を摺動する摺動部材とを備え、前記摺動部材が前記シリンダ本体の軸線に沿って移動することにより、前記開口の一方から液体が流入され、前記開口の他方から液体が排出されるように構成された液体供給装置であって、前記摺動部材を駆動する電動アクチュエータと、前記電動アクチュエータによる前記摺動部材の駆動を補助する流体圧シリンダとを備える液体供給装置により達成される。
【0007】
この液体供給装置において、前記電動アクチュエータは駆動ロッドを備え、前記流体圧シリンダはピストンロッドを備えており、前記駆動ロッド及びピストンロッドは、前記摺動部材を挟んだ両側において、前記シリンダ本体の軸線に沿って進退可能にそれぞれ配置されていることが好ましい。
【0008】
また、前記開口から排出される液体の圧力を検出する液圧検出手段と、前記液圧検出手段の検出に基づいて、前記流体圧シリンダの作動流体圧を制御する作動制御手段とを更に備えることが好ましい。
【0009】
また、前記流体圧シリンダは、複動型のエアシリンダであることが好ましい。
【0010】
また、上記液体供給装置は、2つの前記開口にそれぞれ配管を介して接続され、液体供給源から2つの前記開口のいずれかに液体が供給されるように液体流路を切り替え可能な切替弁を更に備える構成にすることができ、前記切替弁による液体流路の切り替えが、前記摺動部材の往復動の切り替えに同期して行われるように構成することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明の液体供給装置によれば、液体の粘度や吐出側の負荷に拘わらず、液体を高い精度で定量供給することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る液体供給装置の概略構成図であり、要部を断面で示している。図1に示すように、液体供給装置は、シリンダ本体1、電動アクチュエータ6及びエアシリンダ7を備えている。
【0013】
シリンダ本体1は、軸方向両端を覆う2つの端板1a,1bに、それぞれ開口4a,4bが形成されており、内壁面に沿って摺動する断面円形の摺動ブロック2が収容されている。摺動ブロック2の軸方向両側には、Vシールなどのシール部材3が設けられており、摺動ブロック2が摺動する際のシール性が保持される。
【0014】
電動アクチュエータ6は、パルスモータやサーボモータなどのモータと、ボールねじなどの直線運動機構とを備えた公知の構成であり、一方の端板1aを介して摺動ブロック2に連結されシリンダ本体1の軸線に沿って進退する駆動ロッド6aを備えている。
【0015】
また、エアシリンダ7は、シリンダ本体の両端部に形成された2つのエア供給孔7a,7bを介して圧縮空気を交互に供給することにより、内部のピストン(図示せず)が進退するように構成された公知の複動型エアシリンダである。このエアシリンダ7は、他方の端板1bを介して摺動ブロック2に連結されシリンダ本体1の軸線に沿って進退するピストンロッド5を備えており、電動アクチュエータ6による摺動ブロック2の駆動を補助する。
【0016】
エアシリンダ7の各エア供給孔7a,7bは、ユニバーサルタイプの三方弁15及び電空変換器12を介して圧縮空気供給源13に接続されている。電空変換器12は、後述する液圧センサ11からの信号に基づいてエアシリンダ7への空気圧を制御する作動制御手段として機能し、その構成としてはノズルフラッパ方式などを例示することができる。
【0017】
シリンダ本体1の端板1a,1bにおける駆動ロッド6a及びピストンロッド5との摺動部は、テフロン(登録商標)や高密度ポリエチレン、或いは、その他の高性能エンジニアリングプラスチックからなるVシール、Uシールなどが設けられることにより、液密にシールされている。また、摺動性及び耐久性をより高めるために、シリンダ本体1の内壁面や駆動ロッド6a及びピストンロッド5の外周面に硬質クロムメッキなどを施して、鏡面仕上げを行うことが好ましい。
【0018】
エアシリンダ7のシリンダ径は、液体の粘度や、吐出側の配管の径・長さなど、想定される吐出側の圧力損失を考慮して、必要な推力が得られるように設定することが好ましい。また、駆動ロッド6a及びピストンロッド5のストローク長は、コンパクト化を図る観点からほぼ同じであることが好ましく、具体的には、10〜100cmが好ましく、20〜50cmがより好ましい。
【0019】
駆動ロッド6a及びピストンロッド5の径は、要求される液体の供給流量や、シリンダ本体1の内径などを考慮して適宜設定すればよいが、大きすぎると端板1a,1bとの間のシール性が悪化する一方、小さすぎると強度上の問題が生じやすくなることから、5〜20mmの範囲が好ましく、10〜15mmの範囲がより好ましい。
【0020】
シリンダ本体1の2つの開口4a,4bには、それぞれ分配配管16a,16bを介して切替弁10が接続されている。切替弁10は、エア駆動式、電磁式などそのタイプは特に限定されないが、防爆エリアで使用する場合はエア駆動式を用いることが好ましく、より速い切り替え応答を必要とする場合には電磁式を用いることが好ましい。切替弁10には、供給配管16c及び排出配管16dが接続されており、供給配管16cは、ダイアフラムポンプ9を介して液体収容タンク8に接続されている。ダイアフラムポンプ9は、液体収容タンク8内の液体を切替弁10に向けて一定の圧力で供給する。
【0021】
切替弁10は、液体収容タンク8から供給された液体が、分配配管16a,16bを介して2つの開口4a,4bのいずれかに供給されるように、流路を切り替え可能に構成されている。一方の分配配管16aに液体が供給される場合には、シリンダ本体1の液体が他方の分配配管16bを経て排出配管16dから排出され、他方の分配配管16bに液体が供給される場合には、シリンダ本体1の液体が一方の分配配管16aを経て排出配管16dから排出される。排出配管16dには、通過する液体の圧力を検出してアナログ信号を出力する液圧センサ11が設けられており、液圧センサ11の検出信号は電空変換器12に送信される。排出配管16dは、例えば液体が塗料である場合には、混合器又は塗装ガンに接続される。例えば、2液型塗料の場合の主剤と硬化剤との混合や、インライン調色における複数色塗料の混合などを行う場合は、塗装ガンに至る前に混合器へ供給される。
【0022】
電動アクチュエータ6、エアシリンダ7及びダイアフラムポンプ9の作動、並びに、三方弁15及び切替弁10による流路の切り替えは、図示しないコントローラにより行われる。
【0023】
次に、以上の構成を備えた液体供給装置の作動について説明する。まず、電動アクチュエータ6及びダイアフラムポンプ9を作動させ、駆動ロッド6aにより摺動ブロック2を一方の端板1a側から他方の端板1bに向けて移動させる。これにより、塗料などの液体が、液体収容タンク8から供給配管16c、切替弁10及び分配配管16aを経て一方の開口4aからシリンダ本体1に流入すると共に、シリンダ本体1の他方の開口4bからは、シリンダ本体1内の液体が押し出される。シリンダ本体1から排出された液体は、分配配管16b、切替弁10及び排出配管16dを経て、搬送先に供給される。
【0024】
駆動ロッド6aの移動量などにより摺動ブロック2が他方の端板1bの近傍の所定位置に到達したことをコントローラ(図示せず)が検知すると、当該コントローラは、電動アクチュエータ6による駆動ロッド6aの移動方向を逆方向に切り替えると共に、シリンダ本体1の他方の開口4bに液体が供給されるように切替弁10の流路切り替えを行う。摺動ブロック2は、他方の端板1b側から一方の端板1aに向けて移動し、シリンダ本体1内には他方の開口4bから液体が流入すると共に、一方の開口4aから液体が押し出されて、分配配管16a、切替弁10及び排出配管16dを経て、搬送先に供給される。摺動ブロック2が一方の端板1aに近づくと、コントローラ(図示せず)は、再び駆動ロッド6aの移動方向を切り替えると共に、切替弁10の流路切り替えを行う。
【0025】
このように、切替弁による液体流路の切り替えが、摺動ブロック2の往復動の切り替えに同期して行われるようにすることで、摺動ブロック2の往復動と共に液体が排出管16dを通過し、排出管16dに接続された混合器又は塗装ガンなどに液状の塗料を連続的に供給することができる。
【0026】
排出管16dを通過する液体の圧力は、液圧センサ11により検知され、液圧に応じたアナログ信号が電空変換器12に向けて出力される。電空変換器12は、入力された信号に基づいて、液圧が高くなるほどエアシリンダ7に供給される圧縮空気の圧力も高くなるように、作動空気圧の制御を行う。三方弁15によるエアシリンダ7への供給流路の切り替えは、ピストンロッド5の往復動が電動アクチュエータ6の駆動ロッド6aの往復動と同期するように、コントローラ(図示せず)により制御される。すなわち、駆動ロッド6aが一方の端板1a側から他方の端板1bに向けて移動するときは、ピストンロッド5は他方の端板1b側から一方の端板1aに向けて移動し、駆動ロッド6aが他方の端板1b側から一方の端板1aに向けて移動するときは、ピストンロッド5は一方の端板1a側から他方の端板1bに向けて移動する。エアシリンダ7によって摺動ブロック2に作用する力は、上述したように液圧センサ11により検知された吐出側の負荷に応じて変動し、負荷が大きいほどエアシリンダ7による摺動ブロック2の推進力も大きくなる。したがって、電動アクチュエータ6による摺動ブロック2の移動は、負荷がほとんど0の状態(すなわち、シリンダ本体1の内部に液体が存在しない場合に近い状態)で行うことができる。
【0027】
このように、電動アクチュエータ6の許容負荷が小さい場合でも、電動アクチュエータ6による摺動ブロック2の駆動をエアシリンダ7により補助することができるので、液体の粘度や吐出側の負荷に拘わらず、液体を高い精度で一定流量供給することができる。例えば、2液以上の多液混合装置の場合は、各液の供給状態によって混合器の内圧が変動するが、本実施形態の液体供給装置によれば、混合器の内圧に拘わらず塗料を常に一定の流量で送り込むことができ、特に有用である。
【0028】
電動アクチュエータ6の動力源としてパルスモータを使用する場合、低速になりすぎると速度安定性が低下するため、液体供給流量を高精度で制御可能とするために、駆動ロッド6aの移動速度は通常0.1mm/sec以上であることが好ましい。但し、パルスモータに変速ギアやボールネジを組み合わせることにより、0.01mm/secでも安定した速度制御を得ることも可能であるため、最低移動速度は必ずしも0.1mm/secに限定されない。
【0029】
実際の設計においては、駆動ロッド6a及びピストンロッド5の径をまず決定し、電動アクチュエータ6の設定速度範囲と必要な吐出量の設定範囲から、シリンダ本体1の内径(=摺動ブロック2の直径)を決定することが好適である。例えば、電動アクチュエータ6の最低移動速度が0.1mm/secである場合、この速度で摺動ブロック2が1分間で進む距離は6mmである。要求される最低吐出量が1cc/minの場合、必要な摺動ブロック2の断面積を求め、これから摺動ブロック2の直径を算出すると、約17.8mmとなる。
【0030】
一方、電動アクチュエータ6の最高移動速度は、最低移動速度の通常200〜1000倍程度に設定可能である。例えば、最低移動速度が0.1mm/secの場合、最高移動速度を100mm/secに設定することができ、駆動ロッド6a及びピストンロッド5の径が10mmで、シリンダ本体1の内径が17.8mmの場合、シリンダ本体1からの最大吐出量は、約1000cc/minとなる。
【0031】
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明の具体的な態様は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、シリンダ本体1の内部構成は、摺動ブロック2の移動によりシリンダ本体1の内部の液体が押圧されて外部へ供給される構成であれば必ずしも本実施形態のものに限定されず、電動アクチュエータ6及びエアシリンダ7を適宜配置することにより、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0032】
また、エアシリンダ7の代わりに、複動型の油圧シリンダなど他の流体圧シリンダを使用することも可能である。
【0033】
[実施例]
図1に示す構成の液体供給装置の実施例を説明する。シリンダ本体1は、内径が72.3mmφのステンレスサニタリー配管を使用し、全長500mmで両端に連結用のフランジを溶接したものを使用した。電動アクチュエータ6は、THK社製のボールネジユニット(KR45)に、オリエンタルモーター社製の5相パルスモータ(PK543AW)を駆動源としたものを使用し、駆動ロッド6aの最低制御速度を0.1mm/secとした。エアシリンダ7は、コガネイ社製でシリンダ径が100mmφのエアシリンダ(DDA100)を使用した。液圧センサ11は、キーエンス社製の液圧センサ(AP−52A)を使用し、電空変換器12はCKD社製の電空変換器(EVS500)を使用した。また、駆動ロッド6a及びピストンロッド5の径は10mmとした。
【0034】
このように構成された液体供給装置を用いて高粘度の塗料を供給したところ、エアシリンダ7の作動空気圧が0.5MPaに設定され、エアシリンダ7による駆動補助によって、電動アクチュエータ6による高精度の定量供給を行うことができた。
【0035】
エアシリンダ7のシリンダ径が100mmであるのに対し、シリンダ本体1の内径が72.3mmであるため、両者の面積比は約2:1である。したがって、エアシリンダ7の作動空気圧が0.5MPaの場合、シリンダ本体1内の液体には1MPaの圧力が作用することになる。これは、電動アクチュエータ6の推力に換算すると、約4000Nとなる。このように吐出側に大きな負荷が作用する状態で、エアシリンダ7による駆動補助なしに電動アクチュエータ6のみによって摺動ブロック2を駆動しようとすると、パルスモータの許容推力(数百ニュートン程度)を超えてしまい、過負荷状態となってパルスモータが停止した。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の一実施形態に係る液体供給装置の概略構成図である。
【符号の説明】
【0037】
1 シリンダ本体
2 摺動ブロック
4a,4b 開口
5 ピストンロッド
6 電動アクチュエータ
6a 駆動ロッド
7 エアシリンダ
10 切替弁
11 液圧センサ
12 電空変換器(作動制御手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2つの開口を有するシリンダ本体と、
前記シリンダ本体の内壁面を摺動する摺動部材とを備え、
前記摺動部材が前記シリンダ本体の軸線に沿って移動することにより、前記開口の一方から液体が流入され、前記開口の他方から液体が排出されるように構成された液体供給装置であって、
前記摺動部材を駆動する電動アクチュエータと、
前記電動アクチュエータによる前記摺動部材の駆動を補助する流体圧シリンダとを備える液体供給装置。
【請求項2】
前記電動アクチュエータは駆動ロッドを備え、
前記流体圧シリンダはピストンロッドを備えており、
前記駆動ロッド及びピストンロッドは、前記摺動部材を挟んだ両側において、前記シリンダ本体の軸線に沿って進退可能にそれぞれ配置されている請求項1に記載の液体供給装置。
【請求項3】
前記開口から排出される液体の圧力を検出する液圧検出手段と、
前記液圧検出手段の検出に基づいて、前記流体圧シリンダの作動流体圧を制御する作動制御手段とを更に備える請求項1又は2に記載の液体供給措置。
【請求項4】
前記流体圧シリンダは、複動型のエアシリンダである請求項1から3のいずれかに記載の液体供給装置。
【請求項5】
2つの前記開口にそれぞれ配管を介して接続され、液体供給源から2つの前記開口のいずれかに液体が供給されるように液体流路を切り替え可能な切替弁を更に備え、
前記切替弁による液体流路の切り替えが、前記摺動部材の往復動の切り替えに同期して行われる請求項1から3のいずれかに記載の液体供給装置。

【図1】
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【公開番号】特開2006−63804(P2006−63804A)
【公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−243696(P2004−243696)
【出願日】平成16年8月24日(2004.8.24)
【出願人】(000001409)関西ペイント株式会社 (815)
【Fターム(参考)】