説明

経路案内方法及びナビゲーション装置

【課題】時間帯割引の適用を受ける有料道路をより有効に利用できる情報を確実に知らせることのできる経路案内方法及びナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】主制御部11は走行中に時間帯割引の有料道路の料金所の到着予想時刻を算出する。主制御部11は算出した到着予想時刻が割引開始時刻前であるとき、割引開始時刻前に料金所に到着する旨をディスプレイ21の表示部21aに表示する。また、主制御部11は、現在位置から料金所までの間にある休憩場所を検索し、あわせて表示部21aに表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、経路案内方法及びナビゲーション装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ナビゲーション装置は、目的地までの経路を表示しその時々で的確な経路案内をして車両の移動を容易にすることからその利用が益々増大している。このナビゲーション装置において、目的地までの走行経路を探索する際に、走行途中に時間帯割引の時間帯にかかる有料道路があるとその有料道路を走行経路の1つとし、その走行経路を走行すると時間帯割引の適用を受けることができる旨を案内するようにしたナビゲーション装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
【特許文献1】特開2005−77333号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上記ナビゲーション装置による割引が受けられる走行経路の探索は、目的地までの間の各地点の通過時刻等を計算し、その通過時刻から時間帯割引の時間帯にかかる有料道路を探索する。つまり、ナビゲーション装置は、通過時刻を基準にし、その通過時刻が時間帯割引の時間帯から僅かでも外れている場合には、その有料道路を時間帯割引の適用を受ける有料道路として探索することはなかった。従って、ドライバーは、時間帯割引の有料道路を十分に有効利用することができなかった。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、時間帯割引の適用を受ける有料道路をより有効に利用できる情報を確実に知らせることのできる経路案内方法及びナビゲーション装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1の発明は、ナビゲーション装置を利用して設定した目的地までの走行経路を探索し、その探索した走行経路に従って目的地まで経路案内する経路案内方法において、時間帯割引のある有料道路の走行時に、時間帯割引の有料道路の料金所の到着予想時刻を求めるとともに、前記有料道路の割引開始時刻を求め、前記到着予想時刻が前記割引開始時刻前であるとき、前記割引開始時刻前に前記料金所に到着する旨を案内する。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載の経路案内方法において、前記到着予想時刻が前記割引開始時刻前であるとき、現在位置から前記料金所までの間にある休憩場所を、前記割引開始時刻に前記料金所に到着するために必要な休憩時間とともに案内する。
【0007】
請求項3の発明は、設定した目的地までの走行経路を探索し、その探索した走行経路に従って目的地まで経路案内するナビゲーション装置において、前記走行経路中に時間帯割引の有料道路があるか否かを割り出す割出手段と、前記割出手段が割り出した時間帯割引の有料道路の料金所の到着予想時刻を算出する到着予想時刻算出手段と、前記到着予想時刻算出手段が算出した到着予想時刻が前記時間帯割引の割引開始時刻前かどうか判定する判定手段と、前記判定手段が前記到着予想時刻が前記割引開始時刻前であると判定したとき、前記割引開始時刻前に前記料金所に到着する旨を出力部に出力する出力制御手段とを有する。
【0008】
請求項4の発明は、請求項3に記載のナビゲーション装置において、前記到着予想時刻が前記割引開始時刻前であると前記判定手段が判定したとき、現在位置から前記料金所ま
での間に休憩場所があるかどうか割り出す休憩場所割出手段を備え、前記出力制御手段は、前記休憩場所があることを前記休憩場所割出手段が割り出したとき、前記割引開始時刻前に到着する旨とともに、前記休憩場所割出手段が割り出した前記休憩場所をあわせて前記出力部に出力する。
【0009】
請求項5の発明は、請求項4に記載のナビゲーション装置において、前記出力制御手段は、前記休憩場所割出手段が割り出した前記休憩場所を前記出力部に出力するとき、前記料金所への到着予想時刻が前記割引開始時刻になるために前記休憩場所で休憩する休憩時間を算出し、その休憩時間をあわせて前記出力部に出力するようにした。
【0010】
請求項6の発明は、請求項4又は5に記載のナビゲーション装置において、前記休憩場所割出手段は、前記休憩場所が複数あるとき、前記料金所に最も近い休憩場所を割り出す。
【0011】
請求項7の発明は、請求項4又は5に記載のナビゲーション装置において、前記休憩場所割出手段は、前記休憩場所が複数あるとき、前記最も混雑していない休憩場所を割り出す。
【0012】
請求項8の発明は、請求項4又は5に記載のナビゲーション装置において、前記休憩場所割出手段は、前記休憩場所が複数あるとき、各休憩場所の規模と前記到着予想時刻に応じて1つの休憩場所を割り出す。
【0013】
請求項9の発明は、請求項3〜8のいずれか1に記載のナビゲーション装置において、前記有料道路の料金所は、出口料金所であり、前記到着予想時刻算出手段は、前記有料道路に進入したとき、前記有料道路の前記出口料金所の到着予想時刻を算出する。
【0014】
請求項10の発明は、請求項3〜8のいずれか1に記載のナビゲーション装置において、前記有料道路の料金所は、出口料金所であり、前記到着予想時刻算出手段は、前記有料道路に設けられた休憩所に到着したとき、または、前記出口料金所の手前であって予め定めた距離を通過したとき、前記有料道路の前記出口料金所の到着予想時刻を算出する。
【0015】
請求項11の発明は、請求項3〜8のいずれか1に記載のナビゲーション装置において、前記有料道路の料金所は、出口料金所であり、前記到着予想時刻算出手段は、時間帯割引案内スイッチが操作されたとき、前記有料道路の前記出口料金所の到着予想時刻を算出する。
【発明の効果】
【0016】
請求項1の発明によれば、時間帯割引のある有料道路の走行時に、割引開始時刻より前に有料道路の料金所を通過して時間帯割引の適用を受けられない旨の案内を知ることができる。従って、時間帯割引のある有料道路を走行中に、時間帯割引に関する情報を取得でき、経済的な移動を実現できる。
【0017】
請求項2の発明によれば、時間帯割引の適用を受けるために、休憩場所とその場所での休憩時間を取得でき、効率のよい休憩ができる。
請求項3の発明によれば、走行経路中に時間帯割引の有料道路があるとき、割引開始時刻より前に有料道路の料金所を通過して時間帯割引の適用を受けられない旨の案内を知ることができる。従って、料金所を通過前に時間帯割引に関する情報を取得でき、経済的な移動を実現できる。
【0018】
請求項4の発明によれば、時間帯割引の適用を受けるために休憩する休憩場所が取得で
き、効率のよい移動ができる。
請求項5の発明によれば、時間帯割引の適用を受けるために休憩する休憩場所での休憩時間が取得でき、効率のよい休憩ができる。
【0019】
請求項6の発明によれば、最も料金所に近い休憩場所が案内されるため、料金所までの走行経路途中で渋滞となり移動に支障が生じるといったリスクを最小にすることができる。
【0020】
請求項7の発明によれば、複数の休憩場所のうち、混雑していない休憩場所が案内されるため、休憩場所の選択肢が増え最も快適に休憩しやすい休憩場所を選択することができる。
【0021】
請求項8の発明によれば、前記到着予想時刻に応じて最適な規模の休憩所が案内されるため、効率のよい休憩をすることができる。
請求項9の発明によれば、有料道路に進入したとき、到着予想時刻算出手段が到着予想時刻を算出するため、料金所を通過前に精度の高い時間帯割引に関する情報を取得でき、より正確な経済的な移動を実現できる。
【0022】
請求項10の発明によれば、到着予想時刻算出手段が到着予想時刻を算出するため、料金所を通過前に、より精度の高い時間帯割引に関する情報を取得でき、より正確な経済的な移動を実現できる。
【0023】
請求項11の発明によれば、所望のタイミングで精度の高い時間帯割引に関する情報を取得でき、より正確な経済的な移動を実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明を自動車に搭載したナビゲーション装置に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。図1は、自動車に搭載されたナビゲーション装置の電気的構成を示す電気ブロック回路図を示す。
【0025】
図1において、ナビゲーション装置(以下、ナビ装置という)10は、主制御部11、ユーザ入出力インターフェイス部(ユーザ入出力IF部)12、画像用プロセッサ13、現在位置検出部14、車両用入出力インターフェイス部(車両用入出力IF部)15、情報管理記憶部16、交通情報記憶部17及び音声用プロセッサ18を備えている。割出手段、判定手段、到着予想時刻算出手段、出力制御手段、休憩場所割出手段としての主制御部11は、ユーザ入出力IF部12、画像用プロセッサ13、現在位置検出部14、車両用入出力IF部15、情報管理記憶部16、交通情報記憶部17及び音声用プロセッサ18と電気的にそれぞれ接続されており、各部間で各種データの授受が可能となっている。
【0026】
ユーザ入出力IF部12及び画像用プロセッサ13は、出力部としてのディスプレイ21と接続されている。画像用プロセッサ13は、主制御部11の駆動制御により、車両が走行する際には情報管理記憶部16に記憶された地図データに基づいて、ディスプレイ21の表示部21aに道路地図を表示するようになっている。ディスプレイ21はタッチパネルスイッチ機能を備えた液晶表示装置であって、画面上の入力箇所(タッチスイッチ)を指でタッチすることにより、走行経路を案内するための各種の操作信号がユーザ入出力IF部12を介して主制御部11に出力される。また、ディスプレイ21の表示部21aの外側には時間帯割引案内スイッチ22a等、各種操作スイッチ22を備え、その各スイッチ22,22aの操作に基づく信号もユーザ入出力IF部12を介して主制御部11に出力される。すなわち、ディスプレイ21は、出力部であるとともに入力手段としても機能する。
【0027】
現在位置検出部14は、該ナビ装置10を搭載した自動車の現在地を検出する。現在位置検出部14は、GPS受信部(Global Positioning System)、道路交通情報通信シス
テム受信部を備えている。現在位置検出部14は、GPS受信部によって受信した各種データを主制御部11に出力する。
【0028】
また、現在位置検出部14は、道路交通情報通信システム受信部によって受信した外部システムとしての道路交通情報通信システムから送信される交通情報を主制御部11に出力する。道路交通情報通信システムの情報センタからの交通情報は、走行中の自動車に対して走行先の経路(道路)等の混雑、渋滞、非渋滞等の渋滞状態を含む情報である。また、この交通情報によって、経路(道路)に設定されたノードとノードを結ぶ各リンクの所要時間が把握することができるようになる。
【0029】
車両用入出力IF部15は、車両に搭載された車両用電子制御装置(車両用ECU)23と電気的に接続されている。車両用ECU23は、車両の走行に関する駆動系を制御する制御装置であって、車速センサ23a及びジャイロ23b等からの検出信号を入力し、その検出信号を主制御部11に出力する。
【0030】
車両用入出力IF部15は、車両に搭載されたETC端末装置24と電気的に接続されている。ETC端末装置24は、料金の支払いを自動的に行う自動料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System)に使用される車両側に搭載される車載器で
あって、有料道路の料金所(入口ゲート及び出口ゲート)に設けた料金所側アンテナとの間で無線通信を行い料金情報の授受を行う。ETC端末装置24は、料金所側アンテナとの間で行った料金情報及び時間帯割引の有無情報を受信し主制御部11に出力する。
【0031】
情報管理記憶部16は、ハードディスク、DVD−ROM等の記憶媒体を備えたデータベースであって、経路探索、経路案内、到着予想時刻算出、時間帯割引案内等のためのプログラムやディスプレイ21の表示部21aに地図、経路案内等を表示するためのプログラム等、各種プログラム及びデータを記憶している。
【0032】
また、情報管理記憶部16は、主制御部11が目的地設定のために利用する目的地データ及び表示部21aに地図を表示するための地図データや、経路探索に利用する道路データ、固定車速を記憶している。固定車速とは、予め定めた走行速度であって、一般道路、高速道路(有料道路)及び都市高速道路(有料道路)の3種類が用意されている。各道路の固定車速は、本実施形態では、渋滞がない条件での走行速度とし、例えば、高速道路で時速80キロメートル、都市高速道路で時速60キロメートル、一般道路で時速30キロメートルとしている。さらに、情報管理記憶部16は、有料道路の施設として設けられた休憩場所としてのサービスエリア及びパーキングエリアの位置等の情報、各有料道路の時間帯割引の有無及びその時間帯並びに割引料金等のデータを記憶している。
【0033】
さらにまた、情報管理記憶部16は、主制御部11が算出した、各種算出結果(料金所の到着予想時刻、休憩場所及びその休憩場所の休憩時間等の各種情報)を一時記憶する記憶領域を備えている。さらに、情報管理記憶部16は、車両用入出力IF部15を介して取得した各種情報を一時記憶する記憶領域を備えている。
【0034】
交通情報記憶部17は、現況交通情報17aが記憶されている。現況交通情報17aは、現在位置検出部14の道路交通情報通信システム受信部がその時々で受信する道路交通情報通信システムから一定範囲の道路上の各リンクの交通情報から抽出した、該リンクを走行するのに要する時間(提供リンク所要時間)と混雑、渋滞、非渋滞の渋滞情報であって、それぞれ走行方向(上り線又は下り線)毎に記憶されている。そして、道路交通情報
通信システムから新しい交通情報が送信される毎に、現況交通情報17aは更新されるようになっている。
【0035】
また、交通情報記憶部17は、基本交通情報17bが記憶されている。基本交通情報17bは、このナビゲーション装置が案内対象とする全ての道路の各リンクについて、予め与えられた各日毎に0:00〜23:59の24時間の各時間帯に対する該リンクを走行するのに要する時間(基本リンク所要時間)である。そして、基本交通情報17bは、それぞれ走行方向(上り線と下り線)毎に記憶されている。この基本交通情報17bは、案内対象道路の各リンクについて予め与えられた前記固定車速とリンク長から基本リンク所要時間が求められ、その基本リンク所要時間が基本交通情報17bとして記憶されるようになっている。
【0036】
主制御部11は、マイクロコンピュータよりなり、検索処理、探索処理及び時間帯割引案内処理を、前記情報管理記憶部16に記憶した経路案内プログラム、到着予想時刻算出プログラム、時間帯割引案内プログラム等に従って実行する。
【0037】
主制御部11は、現在位置検出部14からの自動車の現在地に関する各種データ及び車両用入出力IF部を介して入力される車速センサ23aの車速パルス信号及びジャイロ23bからの方位信号に基づいて自動車の現在位置を示す座標値を算出する。主制御部11は、情報管理記憶部16に記憶された地図データを照会し、その算出した座標値に対する地図上の自動車の現在位置を検索する。主制御部11は、画像用プロセッサ13を駆動制御して、検索して得られた自動車の現在位置や目的地周辺の地図データに対応した画像データを形成し、その画像データをディスプレイ21に出力して画像として表示させる。
【0038】
また、主制御部11は、ユーザの指示、或いは自動で任意の2点間の経路、即ち走行経路を探索する。ディスプレイ21のパネルスイッチを操作して走行経路を探索する探索操作信号が入力されると、主制御部11は、出発地から目的地までの走行経路を複数(例えば5ルート)探索し、その複数の走行経路をディスプレイ21に表示して選択させる。そして、ドライバーがその1つの走行経路を選択すると、主制御部11は、選択した走行経路をディスプレイ21に表示して案内するための各種情報を作成し、表示部21aに表示された地図にその走行経路を含む画像を表示させるようになっている。
【0039】
主制御部11は、複数の中から1つの走行経路を選択すると、その選択した走行経路の中に有料道路が含まれているか判断し、含まれているならば有料道路に乗るインターチェンジ(入口料金所)と、有料道路から降りるインターチェンジ(出口料金所)を取得し、入口料金所と出口料金所の位置情報を情報管理記憶部16に記憶するようになっている。
【0040】
主制御部11は、有料道路の出口料金所が取得されると、時間帯割引案内プログラムに従って、走行経路に従って走行したならば到着するであろう出口料金所の到着予想時刻Toを算出するようになっている。到着予想時刻Toの算出は、本実施形態では、走行経路上の各リンクの交通情報(リンク所要時間)を、交通情報記憶部17の現況交通情報17a及び基本交通情報17bを加味して算出する。主制御部11は、算出した出口料金所の到着予想時刻Toに基づいて、有料道路の時間帯割引を受けるための支援を行うようになっている。つまり、主制御部11は、到着予想時刻Toが該有料道路の時間帯割引を享受できる時間かどうか判断し時間帯割引を享受できるための各種処理動作を行うようになっている。
【0041】
このとき、主制御部11は、時間帯割引を受けるためには出口料金所への到着時刻を遅らせる必要があると判断したとき、休憩場所としてのパーキングエリア、サービスエリアを情報管理記憶部16に記憶した休憩場所に関する情報に基づいて抽出し、図2に示すよ
うに、最適な休憩場所とその場所での休憩時間を案内する割引案内画面Gを表示部21aに表示案内するようになっている。
【0042】
音声用プロセッサ18は、主制御部11の制御に従って、図示しない音声ファイルデータベースから音声ファイルを読出して音声信号を出力部としてのスピーカ25に出力する。これにより、経路を案内する案内音声等が出力される。
【0043】
次に、上記のように構成したナビ装置10の作用を、図3に示す主制御部11の処理動作を示すフローチャートに従って説明する。
いま、ドライバーが、ディスプレイ21のタッチパネルのタッチスイッチを操作して目的地を設定すると(ステップS1−1)、主制御部11は出発地から目的地までの走行経路を、複数(5ルート)探索する(ステップS1−2)。主制御部11は探索した複数(5ルート)の走行経路から1つの走行経路の選択を待つ(ステップS1−3)。
【0044】
そして、タッチスイッチを操作して複数(5ルート)の走行経路から1つを選択すると(ステップS1−3でYES)、主制御部11は、時間帯割引案内モードとなり、選択した走行経路の中に、有料道路があるか検索する(ステップS1−4)。そして、選択した走行経路の中に有料道路がない場合には(ステップS1−4でNO)、主制御部11は時間帯割引案内モードを終了する。なお、主制御部11は、時間帯割引案内モードを終了しても、経路案内プログラムに従って目的地までの走行経路をディスプレイ21に表示し経路案内を実行している。
【0045】
走行経路の中に有料道路がある場合には(ステップS1−4でYES)、主制御部11は、その有料道路について、時間帯割引がある有料道路かどうかを、情報管理記憶部16に記憶された各有料道路の時間帯割引の有無のデータに基づいて、チェックする(ステップS1−5)。そして、その有料道路には時間帯割引がない場合(ステップS1−5でNO)、主制御部11は時間帯割引案内モードを終了する。
【0046】
一方、時間帯割引がある場合には(ステップS1−5でYES)、主制御部11は、その有料道路に乗るインターチェンジ(入口料金所)と、有料道路から降りるインターチェンジ(出口料金所)を取得し、入口料金所と出口料金所の位置情報を情報管理記憶部16に記憶する(ステップS1−6)。続いて、主制御部11は、入口料金所から出口料金所までの距離(ゲート間距離)Dnを情報管理記憶部16に記憶された道路データに基づいて算出する(ステップS1−7)。主制御部11は、ゲート間距離Dnを算出すると、そのゲート間距離Dnが予め定めた基準距離Dk(本実施形態では100Km)以内かどうかチェックする(ステップS1−8)。
【0047】
そして、ゲート間距離Dnが100Kmを超える場合(ステップS1−8でNO)、主制御部11は、時間帯割引案内モードを終了する。反対に、ゲート間距離Dnが100Km以内の場合(ステップS1−8でYES)、主制御部11は、自動車が有料道路のインターチェンジ(入口料金所)を通過するのを待つ(ステップS1−9)。
【0048】
やがて、主制御部11は現在位置が有料道路のインターチェンジ(入口料金所)を通過した判断すると(ステップS1−9でYES)、そのインターチェンジ(入口料金所)を通過した通過時刻Tiを主制御部11に内蔵したタイマ11aにて取得する(ステップS1−10)。続いて、主制御部11は、情報管理記憶部16に記憶された各有料道路の割引時間帯のデータを読み出し、通過時刻Tiが、該有料道路の時間帯割引の時間帯にあるか、即ち時間帯割引が受けられる時刻に、有料道路に進入したかどうかチェックする(ステップS1−11)。そして、通過時刻Tiが時間帯割引が受けられる時刻の場合(ステップS1−11でYES)、主制御部11は、時間帯割引の適用を受けた旨をディスプレ
イ21に表示するとともにスピーカ25を介して音声で報知した後(ステップS1−20)、時間帯割引案内モードを終了する。
【0049】
一方、通過時刻Tiが、時間帯割引が受けらない時刻の場合(ステップS1−11でNO)、主制御部11は有料道路を降りるインターチェンジ(出口料金所)への到着予想時刻Toを算出する(ステップS1−12)。主制御部11による到着予想時刻Toの算出は、現在位置から出口料金所までの走行経路及び距離を求め、交通情報記憶部17に記憶されてその走行経路上の基本交通情報17bと現況交通情報17aに基づいて算出する。到着予想時刻Toを算出すると、主制御部11は、情報管理記憶部16に記憶された各有料道路の割引時間帯のデータを読み出し、到着予想時刻Toが、該有料道路の時間帯割引の時間帯にあるか、即ち時間帯割引が受けられる時刻に有料道路を降りる(出口料金所を通過する)ことができるかどうかチェックする(ステップS1−13)。
【0050】
そして、到着予想時刻Toが、時間帯割引が受けられる時刻の場合(ステップS1−13でYES)、主制御部11は、前記ステップS1−20に移り、このまま走行すれば時間帯割引の適用を受けることができる旨をディスプレイ21に表示するとともにスピーカ25を介して音声でその旨を報知した後、時間帯割引案内モードを終了する。
【0051】
また、到着予想時刻Toが、時間帯割引が受けられない時刻の場合(ステップS1−13でNO)、主制御部11は、情報管理記憶部16に記憶された各有料道路の割引時間帯のデータを読み出し、割引時間の割引開始時刻Tsを求める(ステップS1−14)。続いて、主制御部11は、待ち時間Tw(=Ts−To)を算出する(ステップS−15)。つまり、到着予想時刻Toに出口料金所に到着した時、その出口料金所で割引開始時刻Tsになるまでの待機時間である。
【0052】
主制御部11は、算出した待ち時間Twが予め定めた基準時間Tk(本実施形態では1時間)以内かどうか判断する(ステップS1−16)。そして、待ち時間Twが1時間を超える場合(ステップS1−16でNO)、主制御部11は、時間帯割引案内モードを終了する。反対に、待ち時間Twが1時間以内の場合(ステップS1−16でYES)、主制御部11は、現在位置から前方の出口料金所までの間に休憩場所としてのサービスエリア、パーキングエリアがあるかどうか、情報管理記憶部16に記憶されたサービスエリア及びパーキングエリアの情報に基づいてチェックする(ステップS1−17)。そして、サービスエリア又はパーキングエリアがない場合(ステップS1−17でNO)、主制御部11は、時間帯割引案内モードを終了する。
【0053】
一方、サービスエリア又はパーキングエリアがある場合(ステップS1−17でYES)、主制御部11は、情報管理記憶部16に記憶されたサービスエリア及びパーキングエリアに関する情報に基づいて、現在位置から前方の出口料金所までの間にある全てのサービスエリア、パーキングエリア中から最適な休憩場所(サービスエリア、パーキングエリア)を抽出する(ステップS1−18)。
【0054】
詳述すると、本実施形態では、主制御部11は、現在位置から前方の出口料金所までの間に1つの休憩場所(サービスエリア又はパーキングエリア)しかない場合には、その1つを最適な休憩場所として抽出する。また、現在位置から前方の出口料金所までの間に複数の休憩場所(サービスエリア又はパーキングエリア)がある場合には、最も出口料金所に近い休憩場所(サービスエリア又はパーキングエリア)を抽出するとともに、近い休憩場所が混雑しているときには合わせて最も混雑していない休憩場所(サービスエリア又はパーキングエリア)を抽出する。
【0055】
続いて、最適な休憩場所を抽出すると、主制御部11は、図2に示すように、その抽出
した休憩場所とその休憩場所での休憩時間Tr(=待ち時間Tw)からなる割引案内画面Gをディスプレイ21に表示して時間帯割引案内モードを終了する(ステップS1−19)。このとき、主制御部11は、画像用プロセッサ13を介して、割引案内画面Gに休憩場所で休憩しない場合の到着予想時刻Toと、時間帯割引を受けられる割引開始時刻Tsを合わせて表示する。さらに、このとき、主制御部11は、画像用プロセッサ13を介してスピーカ25から休憩時間Trだけ抽出した休憩場所で休憩すると、時間帯割引を受けることができる旨のアナウンスをする。
【0056】
従って、ドライバーは、時間帯割引のある有料道路を走行中に、所定の休憩場所で休憩することで時間帯割引の適用を受けることのできる情報を取得でき、経済的な移動が実現できる。しかも、休憩場所での休憩時間Trの情報も取得できるため、効率のよい休憩ができる。さらに、最も出口料金所に近い休憩場所が案内されるため、出口料金所なでの走行経路途中での何らの原因で渋滞となり移動に支障が生じるといった確率が小さくなる。また、あわせて混雑していない休憩場所も案内されるので、ドライバーは休憩場所の選択肢が増えドライバーに取って最も快適に休憩しやすい休憩場所を選択することができる。
【0057】
次に、有料道路に進入し前記時間帯割引案内モードを終了した後に、有料道路を走行している時に時間帯割引案内モードになる場合について図4に従って説明する。
主制御部11は、現在位置から出口料金所までの距離Dn1が予め定めた第2基準距離Dk1(本実施形態では30Km)以下か、休憩場所(サービスエリア又はパーキングエリア)に到着したか、又は、ディスプレイ21に設けた時間帯割引案内スイッチ22aが操作されたかどうかチェックする(ステップS2−1〜ステップS2−3)。
【0058】
そして、車両が出口料金所まで30Kmの地点を通過したとき(ステップS2−1でYES)、車両が休憩場所に入ったとき(ステップS2−2でYES)又は時間帯割引案内スイッチ22aが操作され割引案内信号を入力したとき(ステップS2−3でYES)、主制御部11は、先の料金所ゲートを通過したときに時間帯割引の適用を受けたかどうかチェックする(ステップS2−4)。主制御部11はETC端末装置24から取得した適用を受けているデータに基づいて判断する。そして、時間帯割引の適用を受けている場合(ステップS2−4でYES)、主制御部11は、前記したステップS1−20に移り、時間帯割引の適用を受けた旨をディスプレイ21に表示するとともにスピーカ25を介して音声で報知した後、時間帯割引案内モードを終了する。
【0059】
一方、時間帯割引の適用を受けていない場合(ステップS2−4でNO)、主制御部11は、前記したステップS1−12に移り、到着予想時刻Toを算出し、以後前記したステップS1−13〜ステップS1−20と同様な処理を実行する。そして、前記と同様に、ディスプレイ21の割引案内画面Gから、最新の時間帯割引を受けるための休憩場所とその休憩場所での休憩時間Tr(=待ち時間Tw)を取得できる。
【0060】
従って、出口料金所に近い位置で、又は随時、時間帯割引の適用を受けることのできる情報を取得でき、より経済的及び効率的であってかつ精度の高い移動を実現できる。
次に、上記のように構成したナビゲーション装置10の効果について以下に述べる。
【0061】
(1)本実施形態によれば、ドライバーは、何も操作しないで、時間帯割引のある有料道路を走行中に、所定の休憩場所で休憩することで時間帯割引の適用を受けることのできる情報を取得でき、経済的な移動を実現できる。
【0062】
(2)本実施形態によれば、休憩場所での休憩時間Trの情報も取得できるため、効率のよい休憩ができる。
(3)本実施形態によれば、休憩場所は、最も出口料金所に近い休憩場所が案内される
ため、出口料金所までの走行経路途中で渋滞となり移動に支障が生じるといったリスクを最小にすることができる。また、あわせて混雑していない休憩場所も案内されるので、ドライバーは休憩場所の選択肢が増えドライバーに取って最も快適に休憩しやすい休憩場所を選択することができる。
【0063】
(4)本実施形態によれば、有料道路走行中であって、現在位置から出口料金所までの距離Dn1が予め定めた第2基準距離Dk1(30Km)になったとき、休憩場所に到着したとき、所定の休憩場所で休憩することで時間帯割引の適用を受けることのできる情報を取得できようにした。従って、より出口料金所に近い地点で、時間帯割引の適用を受けることのできる情報を取得でき、より経済的及び効率的であって、かつ精度の高い移動を実現できる。
【0064】
(5)本実施形態によれば、有料道路走行中であって、ディスプレイ21の時間帯割引案内スイッチ22aが操作されたとき、休憩場所に到着したとき、所定の休憩場所で休憩することで時間帯割引の適用を受けることのできる情報を取得できようにした。従って、ドライバーが所望の時、所望のタイミングで時間帯割引の適用を受けることのできる情報を取得でき、さらに経済的及び効率的であって、かつ精度の高い移動を実現できる。
【0065】
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、有料道路に進入後であって、出口料金所を通過する際の料金割引の案内であった。これを、一般道から有料道路に入る前に、その入口料金所(出口料金所でもよい)に到着する到着予想時間を算出して、入口料金所を通過すると時間帯割引の適用を受けられるための待ち時間Twを算出し、休憩所を案内するようにしてもよい。この場合、一般道での休憩場所は、コンビニエンスストア、ドライブイン、飲食店、道の駅等の他に、駐車して待機休憩することのできる場所であればよく、例えば、出発前の自宅や会社等も含む。
【0066】
又、料金システムが異なる例えば、東日本高速道路から首都高速道路(都市高速道路)に入る際、首都高速道路の料金所(入口料金所)に到着する場合にも、首都高速道路の料金所(入口料金所)に到着する到着予想時刻Toを算出し、首都高速道路の料金所を通過すると時間帯割引の適用を受けられるための待ち時間Twを算出し、休憩場所を案内するようにしてもよい。この場合の休憩場所は、東日本高速道路に設けられたパーキングエリア、サービスエリア等の施設となる。
【0067】
○上記実施形態では、最適な休憩所として、最も出口料金所に近い休憩場所、または、混雑していない休憩所を抽出した。これを、休憩時間Tr(待ち時間Tw)に応じて休憩所を抽出してもよい。例えば、休憩時間Trが15分以上ある場合には、ゆっくりと時間を過ごせることのできるサービスエリアを抽出し案内し、休憩時間Trが15分未満の場合には、小休止するだけとして比較的出入りが容易なパーキングエリアを抽出し案内するようにしてもよい。
【0068】
○上記実施形態では、時間帯割引の案内をディスプレイ21に表示するとともに、スピーカ25で報知したが、いずれか一方だけを使って時間帯割引の案内を行うようにしてもよい。
【0069】
○上記実施形態では、自動車に搭載したナビゲーション装置に具体化したが、2輪車に搭載したナビゲーション装置に応用してもよい。
○上記各実施形態では、ナビ装置10は、主制御部11が情報管理記憶部16に記憶されたプログラムに基づいて時間帯割引の処理を実行した。これを、ナビ装置が、携帯電話網等のネットワークを介して情報センタと双方向通信可能なナビゲーションシステムに適
用してもよい。そして、ナビ装置は現在地と目的地の情報を情報センタに送信する。情報センタがその情報に基づいて演算し時間帯割引の情報をナビ装置に送信する。ナビ装置は受信した時間帯割引の情報に基づいて割引案内画面Gをディスプレイ21に表示する。従って、主制御部11の負荷及び情報管理記憶部16のデータ量が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【0070】
【図1】本実施形態のナビゲーション装置の電気的構成を示すブロック図。
【図2】同じく、割引案内画面を説明する説明図。
【図3】同じく、時間帯割引案内処理を説明するフローチャート。
【図4】同じく、時間帯割引案内処理を説明するフローチャート。
【符号の説明】
【0071】
10…ナビゲーション装置(ナビ装置)、11…割出手段、判定手段、到着予想時刻算出手段、出力制御手段、休憩場所割出手段としての主制御部、11a…タイマ、12…ユーザ入出力インターフェイス部(ユーザ入出力IF部)、13…画像用プロセッサ、14…現在位置検出部、15…車両用入出力インターフェイス部(車両用ユーザ入出力IF部)、16…情報管理記憶部、17…交通情報記憶部、18…出力部としての音声用プロセッサ、21…出力部としてのディスプレイ、21a…表示部、22a…時間帯割引案内スイッチ、23…車両用電子制御装置(車両用ECU)、23a…車速センサ、23b…ジャイロ、24…ETC端末装置、25…スピーカ、G…割引案内画面、To…到着予想時刻、Ts…割引開始時刻、Tr…休憩時間。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ナビゲーション装置を利用して設定した目的地までの走行経路を探索し、その探索した走行経路に従って目的地まで経路案内する経路案内方法において、
時間帯割引のある有料道路の走行時に、時間帯割引の有料道路の料金所の到着予想時刻を求めるとともに、前記有料道路の割引開始時刻を求め、前記到着予想時刻が前記割引開始時刻前であるとき、前記割引開始時刻前に前記料金所に到着する旨を案内することを特徴とする経路案内方法。
【請求項2】
請求項1に記載の経路案内方法において、
前記到着予想時刻が前記割引開始時刻前であるとき、現在位置から前記料金所までの間にある休憩場所を、前記割引開始時刻に前記料金所に到着するために必要な休憩時間とともに案内することを特徴とする経路案内方法。
【請求項3】
設定した目的地までの走行経路を探索し、その探索した走行経路に従って目的地まで経路案内するナビゲーション装置において、
前記走行経路中に時間帯割引の有料道路があるか否かを割り出す割出手段と、
前記割出手段が割り出した時間帯割引の有料道路の料金所の到着予想時刻を算出する到着予想時刻算出手段と、
前記到着予想時刻算出手段が算出した到着予想時刻が前記時間帯割引の割引開始時刻前かどうか判定する判定手段と、
前記判定手段が前記到着予想時刻が前記割引開始時刻前であると判定したとき、前記割引開始時刻前に前記料金所に到着する旨を出力部に出力する出力制御手段と
を有することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項4】
請求項3に記載のナビゲーション装置において、
前記到着予想時刻が前記割引開始時刻前であると前記判定手段が判定したとき、現在位置から前記料金所までの間に休憩場所があるかどうか割り出す休憩場所割出手段を備え、
前記出力制御手段は、前記休憩場所があることを前記休憩場所割出手段が割り出したとき、前記割引開始時刻前に到着する旨とともに、前記休憩場所割出手段が割り出した前記休憩場所をあわせて前記出力部に出力することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項5】
請求項4に記載のナビゲーション装置において、
前記出力制御手段は、前記休憩場所割出手段が割り出した前記休憩場所を前記出力部に出力するとき、前記料金所への到着予想時刻が前記割引開始時刻になるために前記休憩場所で休憩する休憩時間を算出し、その休憩時間をあわせて前記出力部に出力するようにしたことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項6】
請求項4又は5に記載のナビゲーション装置において、
前記休憩場所割出手段は、前記休憩場所が複数あるとき、前記料金所に最も近い休憩場所を割り出すことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項7】
請求項4又は5に記載のナビゲーション装置において、
前記休憩場所割出手段は、前記休憩場所が複数あるとき、前記最も混雑していない休憩場所を割り出すことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項8】
請求項4又は5に記載のナビゲーション装置において、
前記休憩場所割出手段は、前記休憩場所が複数あるとき、各休憩場所の規模と前記到着予想時刻に応じて1つの休憩場所を割り出すことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項9】
請求項3〜8のいずれか1に記載のナビゲーション装置において、
前記有料道路の料金所は、出口料金所であり、
前記到着予想時刻算出手段は、前記有料道路に進入したとき、前記有料道路の前記出口料金所の到着予想時刻を算出することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項10】
請求項3〜8のいずれか1に記載のナビゲーション装置において、
前記有料道路の料金所は、出口料金所であり、
前記到着予想時刻算出手段は、前記有料道路に設けられた休憩所に到着したとき、または、前記出口料金所の手前であって予め定めた距離を通過したとき、前記有料道路の前記出口料金所の到着予想時刻を算出することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項11】
請求項3〜8のいずれか1に記載のナビゲーション装置において、
前記有料道路の料金所は、出口料金所であり、
前記到着予想時刻算出手段は、時間帯割引案内スイッチが操作されたとき、前記有料道路の前記出口料金所の到着予想時刻を算出することを特徴とするナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−178220(P2007−178220A)
【公開日】平成19年7月12日(2007.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−375822(P2005−375822)
【出願日】平成17年12月27日(2005.12.27)
【出願人】(000100768)アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 (3,717)
【Fターム(参考)】