説明

スロットマシン

【課題】不利表示結果の導出を回避するための操作手順を単に遊技者に報知するだけではなく、該不利状態への回避に関して遊技者に有利な状態にあることを演出により期待させる。
【解決手段】通常遊技状態またはレアRTでナビ権利が1つ以上ある場合に、不利RTの制御を伴うチェリーハズレ目を導出させ得る赤チェリー、青チェリーまたは白チェリーに当選すると、当選したものの種類を遊技者に報知するRTナビを行う。ナビ権利は、ビッグボーナス等で実行されるRTナビ抽選に当選する度に1個ずつ付与されるが、ベルの入賞時のメダル払い出し音がナビ権利の個数に応じて特別払い出し音Aまたは特別払い出し音Bとなる。また、最大で5ゲーム継続する連続演出は、有利RTの継続ゲーム数が5ゲーム以下のときには、ボーナス当選していないと全ての連続演出の開始が規制され、ボーナス当選していても有利RTの残りゲーム数より長い連続演出の開始が規制される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技用価値を用いて1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームを開始させることが可能となり、各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示させる可変表示装置に表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置に導出された表示結果に応じて入賞が発生可能であるスロットマシンにおいて、
ゲーム毎に前記可変表示装置の表示結果が導出されるより前に、通常遊技状態よりも遊技者にとって有利な特別遊技状態への移行を伴う特別表示結果と、該特別表示結果とは異なる一般表示結果とを含む複数種類の入賞表示結果の導出を許容するか否かを決定する事前決定手段と、
前記識別情報の変動表示を停止させるために遊技者により操作される停止操作手段と、
前記事前決定手段の決定結果と前記停止操作手段の操作手順とに応じて前記可変表示装置に表示結果を導出させる手段であって、前記事前決定手段により所定の不利決定が行われていることを条件として前記特別表示結果とは異なる所定の不利表示結果を導出させる導出制御手段と、
前記可変表示装置の表示結果として前記特別表示結果が導出されたときに、所定の特別終了条件が成立するまで、前記特別遊技状態に遊技状態を制御する特別遊技状態制御手段と、
所定の有利条件が成立したときに、所定の有利規定ゲーム数を消化するまで、前記特別遊技状態とは異なる遊技者にとって有利な有利状態に遊技状態を制御する有利状態制御手段と、
前記特別遊技状態とは異なる所定の遊技状態において前記可変表示装置の表示結果として前記不利表示結果が導出されたときに、所定の不利終了条件が成立するまで、遊技者にとって不利な不利状態に遊技状態を制御する不利状態制御手段と、
前記不利表示結果の導出を回避するための前記停止操作手段の操作手順を報知する回避権利を付与するか否かを決定する回避権利決定手段と、
前記所定の遊技状態において前記回避権利決定手段の決定により付与された回避権利を用い、該用いた回避権利に基づく報知終了条件が成立するまで前記不利決定が行われたときに前記不利表示結果の導出を回避するための前記停止操作手段の操作手順を報知する手順報知手段と、
前記回避権利決定手段の決定により付与した回避権利を、各々の回避権利が前記手順報知手段によって用いられるまで複数個持ち越すことが可能な回避権利持越手段と、
前記回避権利持越手段により持ち越された前記回避権利の個数が所定数以上であることを条件として、特定演出を実行する特定演出実行手段と、
前記特別遊技状態に遊技状態が制御されていないときにおいて、前記特別表示結果の導出を許容する旨が決定されているか否かを示す情報を報知する報知演出を演出手段に実行させる演出実行手段とを備え、
前記演出実行手段は、
所定の連続演出開始条件が成立したときに、複数ゲームの期間に亘って継続し、該期間の終了するゲームにおいて前記特別表示結果の導出を許容する旨が決定されているか否かを示す情報を報知する連続演出を前記報知演出として実行させる手段であって、予め定められた所定ゲーム数の連続演出を実行させる連続演出実行手段と、
前記有利状態において前記有利規定ゲーム数を消化する前の残りゲーム数が前記所定ゲーム数よりも少ない期間において、前記連続演出の実行を新たに開始させることを規制する連続演出規制手段とを含む
ことを特徴とするスロットマシン。
【請求項2】
前記特定演出実行手段は、前記可変表示装置に所定の表示結果が導出されたことを契機として、前記特定演出を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
【請求項3】
前記特定演出実行手段は、前記所定の遊技状態以外の遊技状態に制御されているときに、前記特定演出を実行する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のスロットマシン。
【請求項4】
前記一般表示結果のうちの小役表示結果が導出されたときに、該導出された小役表示結果に応じて定められた数の遊技用価値を遊技者に付与する遊技用価値付与手段をさらに備え、
前記特別遊技状態制御手段は、前記特別表示結果の導出後に前記遊技用価値付与手段により遊技者に付与された遊技用価値の総数が予め定められた特別規定数に達するまで、前記特別遊技状態に遊技状態を制御し、
前記回避権利決定手段は、前記特別表示結果の導出後において前記事前決定手段により導出を許容する旨が決定された小役表示結果が必ず導出されるものとした場合に前記遊技用価値付与手段により付与されることとなる遊技用価値の総数が予め定められた特定規定数に達するまで、前記回避権利を付与するか否かを決定する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスロットマシン。
【請求項5】
前記連続演出規制手段は、前記有利状態において前記有利規定ゲーム数を消化する前の残りゲーム数が前記所定ゲーム数よりも少ない期間において、前記特別表示結果の導出を許容する旨が決定されていないことを条件として、前記連続演出の実行を新たに開始させることを規制するとともに、
前記連続演出実行手段は、前記特別表示結果の導出を許容する旨が決定されているときには、前記連続演出規制手段により規制されることなく前記連続演出の実行を新たに開始させることが可能である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のスロットマシン。
【請求項6】
前記演出実行手段は、
所定の単ゲーム演出開始条件が成立したときに、1ゲーム限りで行われる単ゲーム演出を実行し、該単ゲーム演出にて前記特別表示結果の導出を許容する旨が決定されているか否かを示す情報を報知する単ゲーム演出実行手段をさらに含み、
前記有利状態において前記有利規定ゲーム数を消化する前の残りゲーム数が前記所定ゲーム数よりも少ない期間において前記特別表示結果の導出を許容する旨が決定されているときには、前記単ゲーム演出実行手段により実行される前記単ゲーム演出にて前記特別表示結果の導出を許容する旨が決定されている旨を示す情報を報知する
ことを特徴とする請求項5に記載のスロットマシン。
【請求項7】
前記事前決定手段は、前記事前決定手段により所定の有利決定が行われていることを条件として所定の有利表示結果を導出させ、
前記有利状態制御手段は、前記所定の遊技状態において前記有利表示結果が導出されたときに、前記有利状態に遊技状態を制御するとともに、前記有利規定ゲーム数を消化したときに、該有利状態を終了させて前記所定の遊技状態に制御する有利状態終了手段を含み、
前記手順報知手段は、前記有利状態が前記有利規定ゲーム数の消化により終了した後の前記所定の遊技状態において前記不利決定が行われたときに、前記回避権利に応じて前記不利表示結果の導出を回避するための前記停止操作手段の操作手順を報知し、
前記有利状態制御手段は、前記特別表示結果の導出を許容する旨が決定されても前記有利状態を終了させず、前記特別表示結果が導出されるまで、または前記有利規定ゲーム数を消化するまで、前記有利状態に遊技状態を制御し、
前記スロットマシンは、前記有利状態において前記有利規定ゲーム数を消化する前の残りゲーム数が所定ゲーム数よりも少ない期間において、前記特別表示結果の導出を許容する旨が決定されている可能性および/または前記回避権利が付与されている可能性を示す有利終了際演出を演出手段に実行させる有利終了際演出実行手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のスロットマシン。
【請求項8】
前記事前決定手段は、前記不利決定を行うときに前記特別表示結果の導出を許容する旨を同時に決定する同時不利決定手段と、前記不利決定を単独で行う単独不利決定手段とを含み、
前記スロットマシンは、前記所定の遊技状態において前記同時不利決定手段による決定に基づいて前記不利表示結果が導出されたときに、前記不利状態に遊技状態を制御する旨を報知してから前記特別表示結果の導出を許容する旨が決定されている旨を遊技者に報知する特別決定報知手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のスロットマシン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−35945(P2010−35945A)
【公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−204881(P2008−204881)
【出願日】平成20年8月7日(2008.8.7)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】