説明

半導体装置

【課題】 ゲート電極間絶縁膜中を流れるリーク電流の低減化を図ったフラッシュメモリを実現すること。
【解決手段】 フラッシュメモリは、フローティングゲート電極3と、フローティングゲート電極3上に設けられ、最小膜厚が5nm以上である膜厚分布を有する多結晶のゲート電極間絶縁膜5と、多結晶のゲート電極間絶縁膜5上に設けられたコントロールゲート電極4とを具備している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、絶縁膜の改善を図った半導体装置に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体メモリの一つとして、フラッシュメモリがある。フラッシュメモリは、フローティングゲート電極とコントロールゲート電極との間に設けられたゲート電極間絶縁膜を備えている。
【0003】
フローティングゲート電極およびコントロールゲート電極は、通常、多結晶シリコン膜で構成されている。一方、ゲート電極間絶縁膜は、最近では、高誘電体膜(high-k膜)で構成されている。上記高誘電体膜は、代表的には、Al2 3 膜である。Al2 3 膜はCVDプロセスにより形成される。しかしながら、ゲート電極間絶縁膜として高誘電体膜を用いたフラッシュメモリには、ゲート電極間絶縁膜中に流れるリーク電流が大きいという問題があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の如く、従来のゲート電極間絶縁膜として高誘電体膜を用いたフラッシュメモリには、ゲート電極間絶縁膜中に流れるリーク電流が大きいという問題があった。
【0005】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは、絶縁膜中を流れるリーク電流の低減化を図った半導体装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
【0007】
すなわち、上記目的を達成するために、本発明に係る半導体装置は、第1の導電膜と、前記第1の導電膜上に設けられ、最小膜厚が5nm以上である膜厚分布を有する多結晶の絶縁膜と、前記多結晶の絶縁膜上に設けられた第2の導電膜とを具備してなることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る他の半導体装置は、第1の導電膜と、前記第1の導電膜上に設けられ、最小膜厚が5nm未満、最大膜厚が5nm以上である膜厚分布を有する多結晶の絶縁膜と、前記多結晶の絶縁膜の膜厚が最小となる部分と前記第1の導電膜との間を含む、前記多結晶の絶縁膜と前記第1の導電膜との間に設けられた第1の非晶質の絶縁膜と、前記多結晶の絶縁膜上に設けられた第2の導電膜と、前記多結晶の絶縁膜の膜厚が最小となる部分と前記第2の導電膜との間を含む、前記多結晶の絶縁膜と前記第2の導電膜との間に設けられた第2の非晶質の絶縁膜とを具備してなることを特徴とする
本発明の上記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記載および添付図面によって明らかになるであろう。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、絶縁膜中を流れるリーク電流の低減化を図った半導体装置を実現できるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
【0011】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るフラッシュメモリを示す断面図である。
【0012】
図1において、1はシリコン基板を示しており、シリコン基板1の表面上にはトンネル絶縁膜2が設けられている。トンネル絶縁膜2は、例えば、熱酸化膜(SiO2 膜)である。
【0013】
トンネル絶縁膜2上にはフローティングゲート電極(第1の導電膜)3が設けられている。フローティングゲート電極3の上方にはコントロールゲート電極(第2の導電膜)4が設けられている。フローティングゲート電極3およびコントロールゲート電極4は多結晶シリコン膜で構成されている。
【0014】
フローティングゲート電極3とコントロールゲート電極4との間には、ゲート電極間絶縁膜(多結晶の絶縁膜)5が設けられている。ゲート電極間絶縁膜5は多結晶のAl2 3 膜で構成されている。シリコン基板1の表面には、ゲート部2−5を挟むように、一対のソース/ドレイン領域6,7が設けられている。
【0015】
図2は、ゲート電極間絶縁膜5の拡大図である。図2において、8は最小膜厚部分の結晶粒界を示している。図2では、結晶粒界8は一つしか示されていないが、ゲート電極間絶縁膜5中に複数の結晶粒界8が存在しても構わない。
【0016】
ゲート電極間絶縁膜5の膜厚は一様ではなく分布を有している。本実施形態では、ゲート電極間絶縁膜5の最小膜厚L1は5nm以上である。ゲート電極間絶縁膜5の膜厚が最小となる部分は、結晶粒界8を含む部分である。また、ゲート電極間絶縁膜5中の結晶粒界は4nm以下に設定されている。以下、これらの点についてさらに説明する。
【0017】
まず、本発明者等は、従来のAl2 3 膜(ゲート電極間絶縁膜)を用いたフラッシュメモリのリーク電流の増加の原因について調べた。
【0018】
CVDプロセスにより形成された直後のAl2 3 膜は非晶質であるため、Al2 3 膜内の原子間の結合度は弱い。そのため、Al2 3 膜中に多くの欠陥が含まれることになる。このような大量の欠陥は、リーク電流を増加させる。このようなリーク電流の増加を抑制する方法として、アニールによりAl2 3 膜を結晶化させ、多結晶のAl2 3 膜を形成することにより、原子間の結合度を高める方法がある。
【0019】
しかし、本発明者等の鋭意研究によれば、Al2 3 膜を結晶化させると、Al2 3 膜の膜厚が減少し、Al2 3 膜の最小膜厚部分でトンネル電流が発生し、これがリーク電流の増加の原因であることが明らかになった。そして、リーク電流の原因となるリーク電流密度の膜厚依存性は、図3に示すように、膜厚5nm未満でリーク電流密度が急激に増加することが明らかになった。
【0020】
さらに、本発明者等の鋭意研究によれば、図4に示すように、Al2 3 膜の最小膜厚は、Al2 3 膜中の結晶粒界により制御できることが明らかになった。図4は、Al2 3 膜の最小膜厚の結晶粒界依存性を示している。Al2 3 膜の平均膜厚は7nmである。図4から結晶粒径を4nm以下に設定することにより、最小膜厚を5nm以上にできることが分かる。結晶粒径を4nm以下にするには、Al2 3 膜のアニール温度などを制御することで実現できる。
【0021】
本実施形態のフラッシュメモリの製造方法は、Al2 3 膜のアニール条件を除いて、基本的には、従来のフラッシュメモリの製造方法と同様である。
【0022】
本実施形態のフラッシュメモリの製造方法を簡単に説明すると、まず、図5に示すように、シリコン基板1の表面にトンネル絶縁膜2が熱酸化により形成される。
【0023】
次に、図6に示すように、CVDプロセスにより、フローティングゲート電極となる第1の多結晶シリコン膜3、ゲート電極間絶縁膜となる非晶質のAl2 3 膜5およびコントロールゲート電極となる第2の多結晶シリコン膜4がトンネル絶縁膜2上に順次堆積される。
【0024】
次に、図7に示すように、フォトリソグラフィおよびRIEプロセスにより、第1の多結晶シリコン膜3、非晶質のAl2 3 膜5、第2の多結晶シリコン膜4が加工され、フローティングゲート電極3、ゲート電極間絶縁膜5およびコントロールゲート電極4が形成される。
【0025】
次に、ゲート電極間絶縁膜(非晶質のAl2 3 膜)5の改善のために、アニールが行われる。このアニールにより、図8に示すように、ゲート電極間絶縁膜5の膜厚は減少するが最小膜厚L1は5nm以上である。
【0026】
その後、周知のイオン注入およびアニールにより、ソース/ドレイン領域6,7が形成され、図1に示したフラッシュメモリが得られる。
【0027】
本実施形態のフラッシュメモリの製造工程数は、従来のフラッシュメモリの製造工程数と同じである。したがって、本実施形態によれば、製造工程数の増加を招かずに、リーク電流の低減化が図れたフラッシュメモリを実現できるようになる。
【0028】
(第2の実施形態)
図9は、本発明の第2の実施形態に係るフラッシュメモリの要部を示す断面図である。図9は第1の実施形態の図2に相当する断面図である。なお、以下の図において、既出の図と対応する部分には既出の図と同一符号を付してあり、詳細な説明は省略する。
【0029】
本実施形態のフラッシュメモリは、第1の実施形態のフラッシュメモリには無い、ゲート電極間絶縁膜5とフローティングゲート電極3との間に設けられた第1の非晶質のシリコン窒化膜9と、ゲート電極間絶縁膜5とコントロールゲート電極4との間に設けられた第2の非晶質のシリコン窒化膜10とをさらに備えていることにある。言い換えれば、ゲート電極間絶縁膜5が多結晶の絶縁膜と非晶質の絶縁膜との多層構造になっている。
【0030】
ゲート電極間絶縁膜5の膜厚が最小になっている膜厚減少部11,12内はシリコン窒化膜9,10によって埋め込まれている。ゲート電極間絶縁膜5の最大膜厚L2は5nm以上である。ゲート電極間絶縁膜5の最小膜厚L1は第1の実施形態とは異なり、5nm未満である。
【0031】
ここで、シリコン窒化膜9,10は高品質の非晶質のシリコン窒化膜である。高品質の非晶質のシリコン窒化膜とは、成膜直後の非晶質のシリコン窒化膜をアニールして得られた欠陥数が少ない非晶質のシリコン窒化膜のことである。シリコン窒化膜9,10は非晶質なので抵抗が高く、膜厚減少部11,12内でのリーク電流の増加を効果的に抑制できる。また、シリコン窒化膜9,10は高品質なので、シリコン窒化膜9,10自身にはリーク電流はほとんど発生しない。
【0032】
したがって、ゲート電極間絶縁膜5の最小膜厚L1が5nm未満であっても、膜厚が最小になっている膜厚減少部11,12内に、高品質の非晶質のシリコン窒化膜9,10が埋め込まれているので、リーク電流パスが存在しなくなり、そして、ゲート電極間絶縁膜5の最大膜厚L2は5nm以上であることから、リーク電流の増加は効果的に抑制される。すなわち、本実施形態によれば、リーク電流の低減化が図れたフラッシュメモリを実現できるようになる。
【0033】
フローティングゲート電極3上の構造の形成方法は以下の通りである。
【0034】
まず、フローティングゲート電極3となる第1の多結晶シリコン膜上に、第1の非晶質のシリコン窒化膜9、ゲート電極間絶縁膜5となる非晶質のAl2 3 膜、第2の非晶質のシリコン窒化膜10がCVDプロセスにより順次堆積される。
【0035】
次に、第2の非晶質のシリコン窒化膜10上にコントロールゲート電極4となる第2の多結晶シリコン膜が堆積される。
【0036】
次に、フォトリソグラフィおよびRIEプロセスにより、第1の多結晶シリコン膜、第1の非晶質のシリコン窒化膜9、非晶質のAl2 3 膜、第2の非晶質のシリコン窒化膜10および第2の多結晶シリコン膜が加工され、第1の多結晶シリコン膜からなるフローティングゲート電極3、第1の非晶質のシリコン窒化膜9、非晶質のAl2 3 膜からなるゲート電極間絶縁膜5、第2の非晶質のシリコン窒化膜10および第2の多結晶シリコン膜からなるコントロールゲート電極4が得られる。
【0037】
次に、ゲート電極間絶縁膜(非晶質のAl2 3 膜)5の膜質を改善するために、アニールが行われる。このアニールにより、ゲート電極間絶縁膜5の膜厚は減少するが、最小膜厚L1が5nm未満、最大膜厚L2が5nm以上である。
【0038】
本実施形態のフラッシュメモリの製造工程数は、従来のフラッシュメモリの製造工程数と同じである。したがって、本実施形態によれば、製造工程数の増加を招かずに、リーク電流の低減化が図れたフラッシュメモリを実現できるようになる。
【0039】
図10に、本実施形態のフラッシュメモリの変形例を示す。この変形例のフラッシュメモリでは、第1および第2の非晶質のシリコン窒化膜9,10が、膜厚が最小になっている膜厚減少部11,12内に選択的に設けられている。このような第1および第2の非晶質のシリコン窒化膜9,10は、第1の多結晶シリコン膜(フローティングゲート電極)の堆積後、窒素(N2 )雰囲気中でのアニール工程、Al2 3 膜(ゲート電極間絶縁膜)の堆積工程、NH3 雰囲気中でのアニール工程を行うことで実現できる。
【0040】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、高誘電体膜として多結晶のAl2 3 膜を用いた場合について説明したが、多結晶のHfO2 膜、多結晶のTa2 5 膜、多結晶のZrO2 膜等の他の高誘電体膜を用いても構わない。
【0041】
また、上記実施形態では、膜厚が最小になっている膜厚減少部11,12内を非晶質のシリコン窒化膜9,10で埋め込む場合について説明したが、非晶質のSiO2 膜、非晶質のSiON膜(シリコン、酸素および窒素を含む絶縁膜)等の他の絶縁膜を用いても構わない。上記非晶質のSiO2 膜およびSiON膜中の欠陥数もアニールにより十分に少なくできる。
【0042】
また、フローティングゲート電極およびコントロールゲート電極として多結晶シリコン膜を用いたが、TiN膜、W膜等の導電膜(高融点金属を含む導電膜)を用いても構わない。
【0043】
また、上実施形態では、本発明をフラッシュメモリのゲート電極間絶縁膜に適用した場合について説明したが、キャパシタの絶縁膜等の他の素子の絶縁膜に適用できる。
【0044】
さらに、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【0045】
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施できる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るフラッシュメモリを示す断面図。
【図2】本実施形態のゲート電極間絶縁膜の拡大図。
【図3】リーク電流の膜厚依存性を示す特性図。
【図4】Al2 3 膜の最小膜厚の結晶粒界依存性を示す特性図。
【図5】第1の実施形態に係るフラッシュメモリの製造方法を示す断面図。
【図6】図5に続く第1の実施形態に係るフラッシュメモリの製造方法を示す断面図。
【図7】図6に続く第1の実施形態に係るフラッシュメモリの製造方法を示す断面図。
【図8】図7に続く第1の実施形態に係るフラッシュメモリの製造方法を示す断面図。
【図9】本発明の第2の実施形態に係るフラッシュメモリの要部を示す断面図。
【図10】第2の実施形態のフラッシュメモリの変形例を示す断面図。
【符号の説明】
【0047】
1…シリコン基板、2…トンネル絶縁膜、3…フローティングゲート電極(第1の導電膜)、4…コントロールゲート電極(第2の導電膜)、5…ゲート電極間絶縁膜(多結晶の絶縁膜)、6,7…ソース/ドレイン領域、8…結晶粒界、9…第1の非晶質のシリコン窒化膜(第1の非晶質の絶縁膜)、10…第2の非晶質のシリコン窒化膜、11,12…膜厚減少部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の導電膜と、
前記第1の導電膜上に設けられ、最小膜厚が5nm以上である膜厚分布を有する多結晶の絶縁膜と、
前記多結晶の絶縁膜上に設けられた第2の導電膜と
を具備してなることを特徴とする半導体装置。
【請求項2】
前記多結晶の絶縁膜の結晶粒径は4nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
第1の導電膜と、
前記第1の導電膜上に設けられ、最小膜厚が5nm未満、最大膜厚が5nm以上である膜厚分布を有する多結晶の絶縁膜と、
前記多結晶の絶縁膜の膜厚が最小となる部分と前記第1の導電膜との間を含む、前記多結晶の絶縁膜と前記第1の導電膜との間に設けられた第1の非晶質の絶縁膜と、
前記多結晶の絶縁膜上に設けられた第2の導電膜と、
前記多結晶の絶縁膜の膜厚が最小となる部分と前記第2の導電膜との間を含む、前記多結晶の絶縁膜と前記第2の導電膜との間に設けられた第2の非晶質の絶縁膜と
を具備してなることを特徴とする半導体装置。
【請求項4】
前記非晶質の絶縁膜は、非晶質のシリコン窒化膜、非晶質のシリコン酸化膜、または、シリコン、酸素および窒素を含む非晶質の絶縁膜であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記多結晶の絶縁膜の膜厚が最小となる部分は、結晶粒界を含む部分であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1および第2の導電膜は、シリコン膜または高融点金属を含む膜であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記多結晶の絶縁膜は、多結晶のAl2 3 膜、HfO2 膜、Ta2 5 膜またはZrO2 膜であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第1の導電膜はフローティングゲート電極、前記第2の導電膜はコントロールゲート電極、前記多結晶の絶縁膜は前記フローティングゲート電極と前記コントロールゲート電極との間に設けられたゲート電極間絶縁膜であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の半導体装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2006−229044(P2006−229044A)
【公開日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−42288(P2005−42288)
【出願日】平成17年2月18日(2005.2.18)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】