説明

携帯電話機及びそれに用いる遠隔制御方法

【課題】 遠隔監視モニタや遠隔医療用の簡易モニタとして使用可能な携帯電話機を提供する。
【解決手段】 携帯電話機1はW−CDMA等の高伝送能力の次世代通信方式を用いたリアルタイム画像転送を行うテレビ電話機能を備えている。接続先に対してカメラの制御要求を行う側は各種キー操作等から制御部13で生成された制御コマンドを無線送受信部12へ転送し、アンテナ11から無線上に送信する。カメラが制御される側ではアンテナ11及び無線送受信部12を介して受信した制御コマンドを制御部13にて解析し、各コマンドに対応した動作を行う。外部I/O部14は制御部13から送られてきた制御データによって、カメラの動作の制御を行う。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機及びそれに用いる遠隔制御方法に関し、特に監視用に用いられるテレビ電話機能の遠隔制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテレビ電話機能においては、テレビ電話装置に、使用者が通話する通話モードと、カメラによって定期的に画像を撮影し、撮影した画像を画像メモリに記憶する監視モードとを設け、監視機能をテレビ電話装置に持たせるものがある。この技術については、特開平10−224754号公報に開示されている。
【0003】この公報記載の技術では、上記の監視モードにおいて、相手装置から呼出しを受けた時、パスワードによって相手先を確認した後に画像を送信し、この画像送信に、撮影を行いつつその画像を送信するモードと、画像メモリに記憶した画像を読出して送信するモードとを設け、これらモードはそのうちの一方に予め設定しておき、電話回線を通じて与える制御信号に応答して切替えている。
【0004】一方、移動通信システムにおいては、携帯電話機に電子メール機能を持たせ、携帯電話機に接続したCCD(Charge Coupled Device)カメラ等で撮影した静止画像を電子メールに添付して送信する方法も実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のテレビ電話装置では、監視機能を持たせて監視モニタとして使用するものもあるが、カメラ自体やカメラで撮影した画像の送信するための装置が大きく、小型化することができない。
【0006】また、携帯電話機の中には静止画像を撮影するCCDカメラ等を接続することも可能となっているが、CCDカメラ等から得られる画像の処理や送信を行うための操作者による手動操作が不可欠であり、大容量の画像データをリアルタイムで転送するテレビ電話機能を携帯電話機に持たせるには、現在流通している方式では伝送能力が不足している。
【0007】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、遠隔監視モニタや遠隔医療用の簡易モニタとして使用することができる携帯電話機及びそれに用いる遠隔制御方法を提供することにある。
【0008】さらに、本発明の別の目的は、通話接続先の各種制御を行う際に、不正な制御を防止することができる携帯電話機及びそれに用いる遠隔制御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による携帯電話機は、高伝送能力の通信方式を用いてリアルタイム画像転送を行うテレビ電話機能と、通話中における外部からの特定操作に応答して通話相手側の前記テレビ電話機能を含む各種機能を制御するための制御データを送信する手段を備えている。
【0010】本発明による他の携帯電話機は、上記の構成のほかに、前記通話相手側から前記制御データが送信されてきた時に当該通話相手側に対して認証要求を行う手段と、前記認証要求に応答して送られてくるデータの認証結果に応じて前記テレビ電話機能及び前記各種機能に対する制御の許可及び禁止を行う手段とを具備している。
【0011】本発明による携帯電話機の遠隔制御方法は、高伝送能力の通信方式を用いてリアルタイム画像転送を行うテレビ電話機能を含む通話相手側の各種機能を制御するための制御データを通話中にえける外部からの特定操作に応答して送信するステップを備えている。
【0012】本発明による他の携帯電話機の遠隔制御方法は、上記のステップのほかに、前記通話相手側から前記制御データが送信されてきた時に当該通話相手側に対して認証要求を行うステップと、前記認証要求に応答して送られてくるデータの認証結果に応じて前記テレビ電話機能及び前記各種機能に対する制御の許可及び禁止を行うステップとを具備している。
【0013】すなわち、本発明の携帯電話機は、W−CDMA(Wideband−Code Dixision Multiple Access)等の高伝送能力の次世代通信方式を用いてリアルタイム画像転送を行うテレビ電話機能を実現し(外部アダプタにて実現する場合も含む)、通話中に特定の操作を行うことで通話相手側のカメラの制御を可能としたことを特徴とする。
【0014】また、本発明の携帯電話機は、ディジタルカメラ機能や音楽再生機能等(外部アダプタにより機能を実現するものを含む)を用いる際に、ディジタルカメラ等の撮影や音楽再生機能の音質設定等のテレビ電話以外のアプリケーションにおける通話接続先先の各種制御を行うことを特徴とする。
【0015】一方、本発明の携帯電話機では、上記の通話接続先先の各種制御を行う際に、各種制御の対象となる側からパスワード等の認証要求を行うことによって、制御の許可/禁止を行うことを可能としている。
【0016】また、本発明の携帯電話機では、上記の通話接続先先の各種制御を行う際に、各種制御の対象となる側の使用者にその制御内容を通知することで、使用者による許可/禁止の選択を可能としている。
【0017】さらに、本発明の携帯電話機では、上記の通話接続先先の各種制御を行う際に、番号通知機能を利用し、要求する側の電話番号によって各種制御の許可/禁止の判定を行うことで、各種制御の許可/禁止の設定を可能としている。
【0018】より具体的に、本発明の携帯電話機では、W−CDMA等の高伝送能力の次世代通信方式を用いてリアルタイム画像転送を行うテレビ電話機能を実現し、接続先カメラの制御要求側の使用者が特定のキー操作等を行うことによって、接続先カメラの制御情報を送信している。この場合、キー操作、制御情報、制御情報に対応するカメラの動作各々の関連付けは予めまたは使用者によってそれぞれ設定されているものとする。
【0019】制御情報の受信側では受信データ中の制御情報にしたがってカメラの動作を制御する。カメラの動作としては向き、ズーム倍率、解像度、画像のON/OFF等がある。また、これらの制御には必要に応じてパスワード等による認証や、番号通知機能を利用し、特定電話番号との通信時のみに制御を許可する等の各種設定が可能な構成としている。
【0020】また、制御される側は制御要求があった場合に、制御に対する許可/禁止を選択可能な構成としている。禁止/許可の選択は必要に応じて各種レベル(制御を許可する動作の種類)が設定可能な構成としている。パスワード等による認証が必要な場合にはパスワード等の入力を促すメッセージを表示する等の接続先に通知する制御データを送信する。また、制御の許可/禁止を選択することができる構成をとる場合にも、その旨を通知する制御データを送信することが可能な構成としている。
【0021】これによって、テレビ電話機能の通常のコミュニケーション以外での使用が可能となる。つまり、遠隔監視モニタや遠隔医療用の簡易モニタとしての使用等の利用が考えられる。また、制御側への認証要求によって不正な制御を防止することが可能となる。さらに、ディジタルカメラ等の撮影や音楽再生機能の音質設定等のテレビ電話以外のアプリケーションにおける通話接続先の各種制御も可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による携帯電話機の構成を示すブロック図である。図1において、携帯電話機1は無線信号の送受を行うアンテナ11と、アンテナ11との信号の送受を行う無線送受信部12と、無線送受信部からの信号制御、キー操作、各種設定を保持する機能等の制御全般を行う制御部13と、図示せぬディスプレイやカメラを具備する外部I/O(入出力)部14から構成され、W−CDMA等の高伝送能力の次世代通信方式を用いたリアルタイム画像転送を行うテレビ電話機能を備えている。
【0023】ここで、テレビ電話機能では撮影した画像が大容量のため、現在普及している携帯電話機の伝送能力ではリアルタイムでの画像転送が不可能であるのに対し、W−CDMA等の次世代通信方式では帯域幅が1.25MHzより広いため、より高速なデータ通信サービスが可能となり、リアルタイムでの画像転送が可能となる。この技術には様々な方式が提案されているが、いずれの方式もITU−R(International Telecommunication Union−Radiocommunication Sector)の勧告等で公知であり、しかも本発明とは直接関係するものではないので、その説明については省略する。
【0024】接続先に対してカメラの制御要求を行う側は各種キー操作等から制御部13で生成された制御コマンドを無線送受信部12へ転送し、アンテナ11から無線上に送信する。
【0025】カメラが制御される側ではアンテナ11及び無線送受信部12を介して受信した制御コマンドを制御部13にて解析し、各コマンドに対応した動作を行う。外部I/O部14は制御部13から送られてきた制御データによって、カメラの動作の制御を行う。
【0026】図2は本発明の一実施例による制御要求送信側の携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。これら図1及び図2を参照して本発明の一実施例による制御要求送信側の携帯電話機1の動作について説明する。
【0027】通信を開始すると、携帯電話機1は通信中状態に移行し(図2ステップS1)、キー操作等によって作成した制御要求コマンドを送出する(図2ステップS2)。図示せぬ接続先より認証要求がある場合(図2ステップS3)、携帯電話機1はパスワード等の認証データを送出し(図2ステップS4)、認証要求がない場合(図2ステップS3)、図示せぬ接続先カメラを制御するデータをキー操作等によって作成して送出する(図2R>2ステップS6)。
【0028】携帯電話機1は認証要求がある場合、認証の結果の判定を行い(図2ステップS5)、問題ない場合、接続先カメラを制御するためのデータを送出する(図2ステップS6)。携帯電話機1は認証データが不正の場合、ステップS2に移行する。携帯電話機1は処理が終了するまで(図2ステップS7)、接続先カメラを制御するためのデータを送出する。
【0029】図3は本発明の一実施例による制御要求受信側の携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。これら図1及び図3を参照して本発明の一実施例による制御要求受信側の携帯電話機1の動作について説明する。
【0030】通信を開始すると、携帯電話機1は通信中状態に移行し(図3ステップS11)、制御要求コマンドを受信すると(図3ステップS12)、自機の設定等によって認証の必要の有無を検出し(図3ステップS13)、認証が必要でない場合、制御データを受信する(図3ステップS17)。
【0031】一方、携帯電話機1は認証が必要な場合、認証要求を通知するデータを送出し(図3ステップS14)、接続先からの認証データを受信する(図3ステップS15)。
【0032】携帯電話機1は受信した認証データの正誤判定を行い(図3ステップS16)、認証データが正しければ、制御データを受信し(図3ステップS17)、接続先より送られてくる制御データにしたがってカメラの制御を行う(図3ステップS18)。上記の制御データの受信及びカメラの制御は処理が終了するまで(図3ステップS19)、繰り返し行われる。
【0033】携帯電話機1は認証データが誤っていれば、再度認証要求を通知するデータを送出し(図3ステップS14)、接続先からの認証データを受信する(図3R>3ステップS15)。
【0034】上述した制御要求送信側及び制御要求受信側における各ステップでは、必要に応じて制御データを元にディスプレイ(図示せず)に表示する等の手段を用い、使用者への通知を行う。
【0035】このように、W−CDMA等の高伝送能力の次世代通信方式を用いたリアルタイム画像転送を行うテレビ電話機能を備えた携帯電話機1間で通話を行うとともに、接続先に対してカメラの制御を要求する側の使用者が特定のキー操作等を行うことで接続先に対してカメラの制御情報を送信する。この場合、キー操作、制御情報、制御情報に対応するカメラの動作の関連付けは予めまたは使用者によってそれぞれ設定されているものとする。
【0036】制御情報を受信する側では受信データ中の制御情報にしたがってカメラの動作を制御する。カメラの動作としては向き、ズーム倍率、解像度、画像のON/OFF等がある。また、これらの制御には必要に応じてパスワード等による認証や番号通知機能を利用し、特定電話番号との通信時のみに制御を許可する等の各種設定が行われる。
【0037】また、制御される側では制御要求があった場合、制御に対する許可/禁止を選択できるようになっている。禁止/許可の選択は必要に応じて各種レベル(制御を許可する動作の種類)が設定可能となっている。
【0038】パスワード等による認証が必要な場合にはパスワード等の入力を促すメッセージの表示等を接続先へ通知する制御データを送信する。また、制御の許可/禁止が選択可能な構成の場合にも、その旨を通知する制御データを送信する。
【0039】以上のように、テレビ電話機能を有する携帯電話機において、接続先のカメラの制御を可能とすることによって、一方を自動着信モードに設定しておくことで遠隔監視モニタとして使用したり、あるいは遠隔医療用の簡易モニタとしての使用したりすること等に利用することができる。また、制御側への認証要求によって、不正な制御を防止することができる。
【0040】さらに、ディジタルカメラ機能(図示せず)や音楽再生機能等を有する携帯電話機(図示せず)(外部アダプタにより機能を実現するものを含む)において、ディジタルカメラ等の撮影や音楽再生機能の音質設定等のテレビ電話機能以外のアプリケーションにおける通話接続先の各種制御も、上記と同様の制御で行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の携帯電話機によれば、高伝送能力の通信方式を用いてリアルタイム画像転送を行うテレビ電話機能を含む通話相手側の各種機能を制御するための制御データを通話中にえける外部からの特定操作に応答して送信することによって、遠隔監視モニタや遠隔医療用の簡易モニタとして使用することができるという効果がある。
【0042】また、本発明の他の携帯電話機によれば、通話相手側から制御データが送信されてきた時に当該通話相手側に対して認証要求を行い、その認証要求に応答して送られてくるデータの認証結果に応じて各種機能に対する制御の許可及び禁止を行うことによって、通話接続先の各種制御を行う際に、不正な制御を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による制御要求送信側の携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例による制御要求受信側の携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話機
11 アンテナ
12 無線送受信部
13 制御部
14 外部I/O部

【特許請求の範囲】
【請求項1】 高伝送能力の通信方式を用いてリアルタイム画像転送を行うテレビ電話機能と、通話中における外部からの特定操作に応答して通話相手側の前記テレビ電話機能を含む各種機能を制御するための制御データを送信する手段を有することを特徴とする携帯電話機。
【請求項2】 前記通信方式は、W−CDMA(Wideband−Code Dixision Multiple Access)方式であることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
【請求項3】 前記各種機能の制御は、前記テレビ電話機能を実現するための画像を取得するカメラに対する制御であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯電話機。
【請求項4】 前記各種機能の制御は、ディジタルカメラによる撮影に対する制御であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の携帯電話機。
【請求項5】 前記各種機能の制御は、音楽再生機能の音質設定に対する制御であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の携帯電話機。
【請求項6】 前記各種機能は外部アダプタにて実現されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の携帯電話機。
【請求項7】 前記通話相手側から送信されてくる前記制御データに基づいて前記各種機能に対する制御を行う手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載の携帯電話機。
【請求項8】 前記通話相手側から前記制御データが送信されてきた時に当該通話相手側に対して認証要求を行う手段と、前記認証要求に応答して送られてくるデータの認証結果に応じて前記各種機能に対する制御の許可及び禁止を行う手段とを含むことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか記載の携帯電話機。
【請求項9】 前記通話相手側に対して前記制御データを送信する際にその旨を当該通話相手側に通知する手段を含み、前記通話相手側で前記各種機能に対する制御の許可及び禁止を選択自在としたことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか記載の携帯電話機。
【請求項10】 前記通話相手側から前記制御データが送信されてきた時に当該通話相手側から通知される電話番号に応じて前記各種機能に対する制御の許可及び禁止を判定する手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか記載の携帯電話機。
【請求項11】 高伝送能力の通信方式を用いてリアルタイム画像転送を行うテレビ電話機能を含む通話相手側の各種機能を制御するための制御データを通話中にえける外部からの特定操作に応答して送信するステップを有することを特徴とする携帯電話機の遠隔制御方法。
【請求項12】 前記通信方式は、W−CDMA(Wideband−Code Dixision Multiple Access)方式であることを特徴とする請求項11記載の携帯電話機の遠隔制御方法。
【請求項13】 前記各種機能の制御は、前記テレビ電話機能を実現するための画像を取得するカメラに対する制御であることを特徴とする請求項11または請求項12記載の携帯電話機の遠隔制御方法。
【請求項14】 前記各種機能の制御は、ディジタルカメラによる撮影に対する制御であることを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか記載の携帯電話機の遠隔制御方法。
【請求項15】 前記各種機能の制御は、音楽再生機能の音質設定に対する制御であることを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか記載の携帯電話機の遠隔制御方法。
【請求項16】 前記各種機能は外部アダプタにて実現されることを特徴とする請求項11から請求項15のいずれか記載の携帯電話機の遠隔制御方法。
【請求項17】 前記通話相手側から送信されてくる前記制御データに基づいて前記各種機能に対する制御を行うステップを含むことを特徴とする請求項11から請求項16のいずれか記載の携帯電話機の遠隔制御方法。
【請求項18】 前記通話相手側から前記制御データが送信されてきた時に当該通話相手側に対して認証要求を行うステップと、前記認証要求に応答して送られてくるデータの認証結果に応じて前記各種機能に対する制御の許可及び禁止を行うステップとを含むことを特徴とする請求項11から請求項17のいずれか記載の携帯電話機の遠隔制御方法。
【請求項19】 前記通話相手側に対して前記制御データを送信する際にその旨を当該通話相手側に通知するステップを含み、前記通話相手側で前記各種機能に対する制御の許可及び禁止を選択自在としたことを特徴とする請求項11から請求項18のいずれか記載の携帯電話機の遠隔制御方法。
【請求項20】 前記通話相手側から前記制御データが送信されてきた時に当該通話相手側から通知される電話番号に応じて前記各種機能に対する制御の許可及び禁止を判定するステップを含むことを特徴とする請求項11から請求項19のいずれか記載の携帯電話機の遠隔制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2002−57808(P2002−57808A)
【公開日】平成14年2月22日(2002.2.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2000−240548(P2000−240548)
【出願日】平成12年8月9日(2000.8.9)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】