説明

置換複素環式尿素を用いたRAFキナーゼの阻害

【課題】RAFキナーゼ阻害活性を有し、固体がん、例えばがん腫(例えば肺、脾臓、甲状腺、膀胱または大腸、骨髄の疾患(例えば骨髄白血病))または腺腫(例えば絨毛様大腸腺腫)などの治療に有用であるイソオキサゾリル尿素化合物を提供する。
【解決手段】下記式:


で示される化合物:式中、R1はC3−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、ペルハロまでのハロ置換C3−C10アルキル、ペルハロまでのハロ置換C3−C10シクロアルキルよりなる群から選ばれ、Bはフェニル、ピリジルまたは−Y−Arで置換されたフェニル、ピリジニル、インドリニル、イソキノリニル、キノリニルまたはナフチルである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化1】



の化合物:
式中RはC−C10アルキル、C−C10シクロアルキル、ペルハロまでのハロ置換C−C10アルキル、ペルハロまでのハロ置換C−C10シクロアルキルよりなる群から選ばれ、
Bはフェニル、ピリジルまたは−Y−Arで置換されたフェニル、ピリジニル、インドリニル、イソキノリニル、キノリニルまたはナフチルであり、
ここでBの環構造はペルハロまでのハロゲンおよびXによって任意に置換され、ここでn=0−2、各Xは−CN,−CO,−C(O)R,−C(O)NR5’,−OR,−NO,−NR5’,C−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10シクロアルキル、C−C14アリール、−SR,−NRC(O)OR5’,C−C13ヘテロアリール、置換C−C10アルキル、置換C−C13ヘテロアリールよりなる群から独立に選ばれ、ここでもしXが置換された基であるならば、それは−CN,−CO,−C(O)R,−C(O)NR5’,−OR,−SR,−NR5’,−NO,−NRC(O)R5’,−NRC(O)OR5’,およびペルハロまでのハロゲンからなる群から独立に選ばれた1以上の置換基によって置換され、
およびR5’はH,C−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10シクロアルキル、C−C14アリール、C−C13ヘテロアリール、C−C24アルカリール、C−C24アルキルヘテロアリール、ペルハロまでのハロ置換C−C10アルキル、ペルハロまでのハロ置換C−C10アルケニル、ペルハロまでのハロ置換C−C10アルケニル、ペルハロまでのハロ置換C−C10シクロアルキルからなる群から独立に選ばれ、
Yは−O−,−S−,−N(R)−,−(CH,−C(O)−,−CH(OH)−,−(CHO−,−NRC(O)NR5’−,−CRC(O)−,−C(O)NR−,−(CHS−,−(CHN(R)−,−O(CH−,−CHX−,−CX−,−S(CH−および−N(R)(CH−からなる群から選ばれ、m=1−3,Xはハロゲンであり、
Arは窒素、酸素およびイオウからなる群から選ばれた0−4員を含み、ペルハロまでのハロゲンにより任意に置換され、そしてZn1によって任意に置換された5−10員の芳香族構造であり、ここでn1は0−3であり、そして各Zは−CN,−CO,−C(O)R,=O,−C(O)NR5’,−C(O)R5,−NO,−OR,−SR,−NR5’,−NRC(O)OR5’,−NRC(O)R5’,−SO,−SO5’,C−C10アルキル、C−C10アルコキシ、C−C10シクロアルキル、置換C−C10アルキル、および置換C−C10シクロアルキルよりなる群から独立に選ばれ、もしZが置換された基であれば、それは−CN,−CO,−C(O)NR5’,=O,−OR,−SR,−NO,−NR5’,−NRC(O)R5’,−NRC(O)OR5’,C−C10アルキル、C−C10アルコキシ、およびC−C10シクロアルキルよりなる群から独立に選ばれた1以上の置換基で置換され、
ただしRがt−ブチルである場合、Bは
【化2】



ではなく、R6 は−NHC(O)−O−t−ブチル、−O−n−ペンチル、−O−n−ブチル、−O−n−プロピル、−C(O)NH−(CH3 2 、−OCH2 CH(CH3 2 または
【化3】



である。
【請求項2】
Bが
【化4】



で表され、
Yは−O−、−S−、−CH2 −、−SCH2 −、−CH2 S−、−CH(OH)−、−C(O)−、−CXa 2 、−CXa H−、−CH2 O−および−OCH2 −からなる群より選ばれ、Xa はハロゲンを表し、
Qは未置換のまたはペルハロまでのハロ置換フェニルまたはピリジニルであり、
は3−10個の炭素原子と、N,OおよびSからなる群より選ばれた0−4個のヘテロ原子を含み、非置換またはペルハロまでのハロゲンで置換された単環または双環芳香族構造であり、XはC−Cアルキルまたはペルハロまでのハロ置換C−Cアルキルであり、
Z,nおよびn1は請求項1で定義したとおりである請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Qは未置換またはペルハロまでハロゲンで置換されたフェニルまたはピリジニルであり、
は任意にペルハロまでハロゲンで置換されたフェニル、ピリジニル、ナフチル、ピリミジニル、キノリン、イソキノリン、イミダゾール、およびベンゾチアゾリルよりなる群から選ばれ、そしてXは請求項8で定義したとおりであり、
Zは−R,−ORおよび−NHRよりなる群から選ばれ、ここでRは水素、C−C10アルキルまたはC−C10シクロアルキルであり、そしてRは水素、C−C10アルキルおよびC−Cシクロアルキルよりなる群から選ばれ、そしてRおよびRはペルハロまでハロゲンで置換されることができる請求項2記載の化合物。
【請求項4】
Qは任意にペルハロまでハロゲンで置換されたフェニルまたはピリジニルであり、
は任意にペルハロまでハロゲンで置換されたピリジニル、フェニルまたはベンゾチアゾリルであり、
Yは−O−,−S−,−CHS−,SCH−,−CHO−,−OCH−または−CH−であり、Xは請求項2で定義したとおりであり、そしてZは−SCHまたは−NHC(O)C2p+1であり、ここでpは1−4,n=0または1、そしてn1=0,1である請求項2記載の化合物。
【請求項5】
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−ヒドロキシフェニル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(3−ヒドロキシフェニル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−アセチルフェニル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(3−ベンゾイルフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−フェニルオキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(3−メチルアミノカルボニルフェニル)チオフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−(1,2−メチレンジオキシ)フェニル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(3−ピリジニル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−ピリジニル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−ピリジル)チオフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−ピリジニル)メチルフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(3−(4−ピリジニル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(3−(4−ピリジニル)チオフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(3−(3−メチル−4−ピリジニル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(3−(3−メチル−4−ピリジニル)チオフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(3−メチル−4−ピリジニル)チオフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(3−(4−メチル−3−ピリジニル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(3−メチル−4−ピリジニル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(3−(2−ベンゾチアゾリル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(3−クロロ−4−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(3−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)チオフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(2−メチル−4−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−(2−カルバモイル)ピリジル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(3−(4−(2−カルバモイル)ピリジル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(3−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)チオフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(3−クロロ−4−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)オキシフェニル)尿素、
N−(5−tert−ブチル−3−イソキサゾリル)−N' −(4−(3−メチルカルバモイル)フェニル)オキシフェニル)尿素;
およびそれらの薬学的に許容しうる塩からなる群より選ばれる請求項1記載の化合物。
【請求項6】

【化5】



の化合物:
式中Bは5−メチル−2−チエニルか、またはBはペルハロまでのハロゲンおよびXnよりなる群から独立に選ばれた1以上の置換基で置換されたフェニル、ピリジニル、ピラゾニル、ピリダジニル、ナフチル、キノリニル、イソキノリニル、フタルイミジニル、フリル、チエニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル、インドリル、ベンゾピラゾリル、ベンズオキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリルまたはベンズイソチアゾリルよりなる群から選ばれ、ここでnは0−3および各Xは−CN,−CO,−C(O)NR5',−C(O)R,−NO
,−OR,−SR,−NR5’,−NRC(O)OR5’,C−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10アルコキシ、C−C10シクロアルキル、C−C14アリール、C−C13ヘテロアリール、ペルハロまで置換されたC−C10アルキル、ペルハロまで置換されたC−C10アルケニル、ペルハロまで置換されたC−C10アルコキシおよびペルハロまで置換されたC−C10シクロアルキルよりなる群から選ばれ、
およびR5’はH,C−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10シクロアルキル、C−C14アリール、C−C13ヘテロアリール、ペルハロまでのハロ置換C−C10アルキル、ペルハロまでのハロ置換C−C10アルケニル、ペルハロまでのハロ置換C−C10アルケニル、ペルハロまでのハロ置換C−C10シクロアルキルからなる群から独立に選ばれ、
Yは−O−,−S−,−N(R)−,−(CH,−C(O)−,−CH(OH)−,−(CHO−,−NRC(O)NR5’−,−CRC(O)−,−C(O)NR−,−(CHS−,−(CHN(R)−,−O(CH−,−CHX−,−CX−,−S(CH−および−N(R)(CH−からなる群から選ばれ、m=1−3,Xはハロゲンであり、
Arは窒素、酸素およびイオウからなる群から選ばれた0−4員を含み、ペルハロまでのハロゲンにより任意に置換され、そしてZn1によって任意に置換された5−10員の芳香族構造であり、ここでn1は0−3であり、そして各Zは−CN,−CO,−C(O)R,=O,−C(O)NR5’,−C(O)R,−NO,−OR
−SR,−NR5’,−NRC(O)OR5’,−NR5’C(O)R5’,−SO,−SO5’,C−C10アルキル、C−C10アルコキシ、C−C10シクロアルキル、ペルハロまでの置換C−C10アルキル、および置換C−C10シクロアルキルよりなる群から独立に選ばれ、
ただしBは
【化6】



ではなく、R6 は−NHC(O)−O−t−ブチル、−O−n−ペンチル、−O−n−ブチル、−O−n−プロピル、−C(O)NH−(CH3 2 、−OCH2 CH(CH3 2 または
【化7】



である。
【請求項7】
式:
【化8】



の化合物:
式中RはC−C10アルキル、C−C10シクロアルキル、ペルハロまでの置換C−C10アルキルおよびペルハロまでの置換C−C10シクロアルキルよりなる群から選ばれ、
BはXによって置換され、任意にペルハロまでハロゲンによって置換され、そして任意にXによって置換されたフェニル、ピリジニル、インドリニル、イソキノリニル、キノリニルまたはナフチルであり、ここではnは1−2であり、各XはXの群から独立に選ばれるか、または−CN,−CO,−C(O)R,−C(O)NR5’,−OR,−NO,−NR5’,C−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10アルコキシ、C−C10シクロアルキル、C−CアリールおよびC7−C24アルカリールよりなる群から独立に選ばれ、
Xは−SR,−NRC(O)OR’,−NRC(O)R5’,C−C13ヘテロアリール、置換C−C10アルキル、置換C−C10アルケニル、置換C−C10アルコキシ、置換C−C10シクロアルキル、置換C−C14アリール、置換C−C13ヘテロアリール、および−Y−Arよりなる群から選ばれ、ここでもしXが置換された基であれば、それは−CN,−CO,−C(O)R,−C(O)NR5’,−OR,−SR,−NR5’,−NO,−NRC(O)R5’,−NRC(O)OR5’およびペルハロまでのハロゲンよりなる群から独立に選ばれた1以上の置換基によって置換され、
およびR5’はH,C−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10シクロアルキル、C−C14アリール、C−C13ヘテロアリール、C−C24アルカリール、C−C24アルキルヘテロアリール、ペルハロまでのハロ置換C−C10アルキル、ペルハロまでのハロ置換C−C10アルケニル、ペルハロまでのハロ置換C−C10アルケニル、ペルハロまでのハロ置換C−C10シクロアルキルからなる群から独立に選ばれ、
Yは−O−,−S−,−N(R)−,−(CH,−C(O)−,−CH(OH)−,−(CHO−,−NRC(O)NR5’−,−CRC(O)−,−C(O)NR−,−(CHS−,−(CHN(R)−,−O(CH−,−CHX−,−CX−,−S(CH−および−N(R)(CH−からなる群から選ばれ、m=1−3,Xはハロゲンであり、
Arは窒素、酸素およびイオウからなる群から選ばれた0−4員を含み、ペルハロまでのハロゲンにより任意に置換され、そしてZn1によって任意に置換された5−10員の芳香族構造であり、ここでn1は0−3であり、そして各Zは−CN,−CO,−C(O)R,=O,−C(O)NR5’,−C(O)R5,−NO,−OR,−SR,−NR5’,−NRC(O)OR5’,−NRC(O)R5’,−SO,−SO5’,C−C10アルキル、C−C10アルコキシ、C−C10シクロアルキル、置換C−C10アルキル、および置換C−C10シクロアルキルよりなる群から独立に選ばれ、もしZが置換された基であれば、それは−CN,−CO,−C(O)NR5’,=O,−OR,−SR,−NO,−NR5’,−NRC(O)R5’,−NRC(O)OR5’,C−C10アルキル、C−C10アルコキシ、およびC−C10シクロアルキルよりなる群から独立に選ばれた1以上の置換基で置換され、
ただし、Rが−CH−t−ブチルの場合、Bは
【化9】



ではない。
【請求項8】
Bが
【化10】




で表され、
Yは−O−、−S−、−CH2 −、−SCH2 −、−CH2 S−、−CH(OH)−、−C(O)−、−CXa 2 、−CXa H−、−CH2 O−および−OCH2 −からなる群より選ばれ、
a はハロゲンを表し、
Qは未置換またはペルハロまでハロゲンで置換されたフェニルまたはピリジニルであり、Qは3−10個の炭素原子と、N,OおよびSからなる群より選ばれる0−4個のヘテロ原子を含み、未置換またはペルハロまでハロゲンで置換された単環または双環芳香族構造であり、
Z,nおよびnlは請求項7で定義したとおりであり、そしてX1はC1−C4アルキルかまたはペルハロまでのハロ置換C1−C4アルキルである請求項7記載の化合物。
【請求項9】
Qは未置換またはペルハロまでハロゲンで置換されたフェニルまたはピリジニルであり、
は任意にペルハロまでハロゲンで置換されたフェニル、ピリジニル、ナフチル、ピリミジニル、キノリン、イソキノリン、イミダゾリルおよびベンゾチアゾリルよりなる群から選ばれ、Xは請求項14で定義したとおりであり、そして
Zは−R,−ORおよび−NHRよりなる群から選ばれ、ここでRは水素、C−C10アルキルまたはC−C10シクロアルキルであり、Rは水素、C−C10アルキルおよびC−C10シクロアルキルよりなる群から選ばれ、ここでRおよびRはペルハロまでハロゲンで置換されることができる請求項8記載の化合物。
【請求項10】
式:
【化11】



の化合物(式中、Bは請求項6の定義に同じ。)。
【請求項11】
Qは任意にペルハロまでハロゲンで置換されたフェニルまたはピリジニルであり、Qは任意にペルハロまでハロゲンで置換されたフェニル、ベンゾチアゾリルまたはピリジニルであり、Yは−O−,−S−または−CH−であり、Xは請求項8で定義したとおりであり、nは0または1,Zは−CH,−Cl,−OCまたは−OCH,そしてn1は0または1である請求項8記載の化合物。
【請求項12】
N−(3−イソプロピル−5−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−ピリジニル)チオフェニル)尿素、
N−(3−tert−ブチル−5−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−メトキシフェニル)オキシフェニル)尿素、
N−(3−tert−ブチル−5−イソキサゾリル)−N' −(5−(2−(4−アセチルフェニル)オキシ)ピリジニル)尿素、
N−(3−tert−ブチル−5−イソキサゾリル)−N' −(3−(4−ピリジニル)チオフェニル)尿素、
N−(3−tert−ブチル−5−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−ピリジニル)メチルフェニル)尿素、
N−(3−tert−ブチル−5−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−ピリジニル)チオフェニル)尿素、
N−(3−tert−ブチル−5−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−ピリジニル)オキシフェニル)尿素、
N−(3−tert−ブチル−5−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−メチル−3−ピリジニル)オキシフェニル)尿素、
N−(3−tert−ブチル−5−イソキサゾリル)−N' −(3−(2−ベンゾチアゾリル)オキシフェニル)尿素、
N−(3−(1,1−ジメチルプロピル)−5−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−メチルフェニル)オキシフェニル)尿素、
N−(3−(1,1−ジメチルプロピル)−5−イソキサゾリル)−N' −(3−(4−ピリジニル)チオフェニル)尿素、
N−(3−(1,1−ジメチルプロピル)−5−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−ピリジニル)オキシフェニル)尿素、
N−(3−(1,1−ジメチルプロピル)−5−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−ピリジニル)チオフェニル)尿素、
N−(3−(1,1−ジメチルプロピル)−5−イソキサゾリル)−N' −(5−(2−(4−メトキシフェニル)オキシ)ピリジニル)尿素、
N−(3−(1−メチル−1−エチルプロピル)−5−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−ピリジニル)オキシフェニル)尿素、
N−(3−(1−メチル−1−エチルプロピル)−5−イソキサゾリル)−N' −(3−(4−ピリジニル)チオフェニル)尿素、
N−(3−イソプロピル−5−イソキサゾリル)−N' −(3−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)オキシフェニル)尿素、
N−(3−イソプロピル−5−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)オキシフェニル)尿素、
N−(3−tert−ブチル−5−イソキサゾリル)−N' −(3−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)オキシフェニル)尿素、
N−(3−tert−ブチル−5−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)オキシフェニル)尿素、
N−(3−tert−ブチル−5−イソキサゾリル)−N' −(3−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)チオフェニル)尿素、
N−(3−(1,1−ジメチルプロプ−1−イル)−5−イソキサゾリル)−N' −(3−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)オキシフェニル)尿素、
N−(3−(1,1−ジメチルプロプ−1−イル)−5−イソキサゾリル)−N' −(4−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)オキシフェニル)尿素、
N−(3−tert−ブチル−5−イソキサゾリル)−N' −(3−クロロ−4−(4−(2−メチルカルバモイル)ピリジル)チオフェニル)尿素;
およびそれらの薬学的に許容しうる塩からなる群より選ばれる請求項7記載の化合物。

【公開番号】特開2010−65041(P2010−65041A)
【公開日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−237895(P2009−237895)
【出願日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【分割の表示】特願2000−525097(P2000−525097)の分割
【原出願日】平成10年12月22日(1998.12.22)
【出願人】(500046243)バイエル コーポレイション (6)
【Fターム(参考)】