説明

電子機器用錠締め装置

動作制御システム(80)は携帯電話機、コンピューター、エンジンアナライザー(図1)などの電子機器に利用できる。入力装置(12)により使用者アクセスデータを入力でき読み取り画面(14)で機器の状態を監視する。プログラム可能な特性選択メンバーにより使用者は少なくとも一個のプログラム可能な特性及び個別の作動時間枠を選択できる。内部メンバーにより使用者選択にもとずく一個又はそれ以上のプログラム可能な特性へのアクセスを制御することで本機器作動を制御し本装置全体或いは一部を作動できる。使用者は二次アクセスコードによりアクセスを制御してTVショウ(15)のような特別事象が指定時間に作動するようプログラムする事ができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本装置は安全とセキュリティー装置に関し、一旦起動すると電子機器を前もってプログラムした期間動かすことが出来る。ある実施形態では本装置はコード無しでは装置の使用は禁止されているので盗難防止装置として使用され、保護機器の盗難及び転売を防止する。
【背景技術】
【0002】
電子機器は際だった特徴が無いため容易に転売でき、泥棒にとって誘惑に駆られやすいものである。使用者は携帯電話機やコンピューターなどのようなこれら電子機器に印しを付けるが、盗難機器が合法的な業者により転売されない限り取り戻す望みは全くない。
【発明の開示】
【0003】
開示の錠締め装置はコンピューター、カメラ、携帯電話機、ビデオレコーダー、DVD等のような電子機器及び機械機器、工具、重機器、ガソリン車や更に種々の他の車両に用いる。本装置により所定期間動作可能な或いは不可能な機器は特定の作動特性を選択出来るか或いはコード入力によってのみ許可された動作を完全に停止するかの選択肢を有する。
【0004】
本装置内の電子回路は開錠及びタイマー動作と組み合わせ機器使用前に開錠する必要がある。作動期間をこの機器にプログラムでき、その期間後機器を作動停止するか或いは逆に特定期間作動停止した後自動的に再起動する事ができる。これによりこの商品の盗難は減少し同時に不正使用を防止する。
【0005】
本作動制御装置は外ケース、電源、入力装置、少なくとも一個の作動メンバー及び制御メンバーを有する機器に用いる。別チップやプログラム組み込み既存チップのような制
御メンバーは機器固有の入力装置を有し使用者のアクセスコード入力を可能にするか又は携帯電話機ボタンのように機器固有の入力装置を使用するかのいずれかである。好ましい実施形態では携帯電話機、コンピューター、又はカメラスクリーンのような読み取り画面を本機器の状況監視に使用する。読み取りは又音声出力でもよい。制御メンバーは入力装置、読み取り画面、電源及び起動メンバーと交信する。制御メンバーは使用者コード入力なしには起動メンバーへのアクセスを禁止する事により機器の作動を防止する。制御メンバーは又所定時間中テレビの特定チャネルが又他の時間にはその他のチャネルが見れるよう電子機器の内部機能を制御するようプログラムできる。このシステムを二次アクセスコードにより二次アクセスコード所有者のみが装置を起動出来るようプログラムできる。本装置はあらかじめ決めた期間中携帯電話機から呼び出せるがコールインできないとか或いはその逆にする事もできる。電子部品からなるいかなる機器も本開示器具を組み込んで特定期間中どの特性が作動するかを選択的に決める能力を持つことができる。カメラやビデオカメラなどのディジタル機器ではそのディジタル技術の多様性によりその機能は増加しここに一個のディジタル機器に関して開示した機能のいかなるものも他のディジタル機器に組み込む事ができる事に留意すべきである。
【0006】
制御装置は制御メンバーと交信するプログラム可能なタイマーを含み入力装置に入力した所定期間中選択特性へのアクセスを可能にする。好ましくは全実施形態内でメモリーは不揮発性で電力喪失時の設定喪失を防止する。時計メンバーはもしこの装置に既に内在していなければ、付け加えて時間を追跡し使用者入力によりタイマーを起動し且つ停止できる。携帯電話機、コンピューター、カメラなどでの本機器の作動はマイクロチップ或いはマイクロプロセッサーに依存し、動力工具や他の非プロセッサベース機器の配線を必要としないであろう。錠締め装置の多様性により同時係属出願書SN09/178,837に開示したように、このものは手動工具、電子機器、車両更には携帯電話機、ディジタルカメラ及び非ディジタルカメラなどの機器に使用できる。
【0007】
開示の発明は多機能を持つプログラム可能な装置に関し限定はされないが、本装置の特定部分へのアクセスを制限し盗難を阻止し所定期間中その使用を制限したり排除するコード化錠締め機構を有する。開示錠締め装置により得られる特有の優位性に加えて、単にその存在だけで安全性は更に優位になる。錠締め装置を備えた商品を購入した人には売り手がコードを持っていなければ、この商品は多分盗まれる事は明白である。開示の錠締め装置は商品の作動を制御し、使用者コードの入力無しでの作動を阻止する。コードへのアクセス無しでは本商品は役に立たなく且つ売れない。
【0008】
携帯電話機、掌パイロット及びその他の手操作のデータアクセス装置、カメラ、コンピューター、ビデオレコーダー、テレビ、MP3プレーヤーなどの電子機器は全て転売価値の高い盗まれやすい機器の部類に入る。しかしプログラム可能なチップを用いてこれら高価値機器に本開示システムの優位性を組み込むよう容易に改良できる。代わりにビデオレコーダーやテレビのような機器では、本装置を電源コードや差し込みのような電源に後で組み込める。しかしマイクロチップ、マイクロプロセッサー或いはアナログ技術を用いると使用時刻或いは商品使用時間の頻度を基に使用予定を立てるような種々の機能を監視できる。
【0009】
錠締め機構は好ましくは鍵或いは他の装置を必要としない形式であり、その結果紛失や持ち運び商品の追加を避けられる。磁気カード読み取り装置、指紋或いは網膜認識、標準キー、電話信号或いはいかなる応用可能な無線技術などのようなキーパッド又は他の錠締め手段によるアクセスが利用できる。本装置のプログラム法は装置の形式、大きさなどに依存する。例えばタッチキー走査法或いは静電データ伝送の他の方法は本装置に容易に組み込まれ、それにより商品関連のデータを追跡ができる。
【0010】
開示技術は実験室や機器を集中管理化したり使用時に移動するその他の設定に有益である。各従業員は個別化したタッチキーや又は従業員名、起動時刻及び雇用主に必要ないかなる他情報も記録できるその他の無線或いは非無線アクセス手段を持てる。本装置使用に際しセキュリティや訓練水準が必要な場合には、個別化したアクセス装置は本装置を使用できる身分証明書コードを有することができ、その結果未許可作業員による使用を防止
できる。
【0011】
本装置がディジタルカメラや携帯電話機のような装置の使用に特有なシステム用いてプログラム出来ない時は、タッチキーのような静電データを有する代替えプログラム用“キー”が使用できる。開示技術により雇用主或いは両親がタッチキーに作動時間を含む関連データでプログラムしこのデータを最高水準のプログラム権を持つ人以外は変更できないという利点が得られる。これは前もってプログラムした時間により使用者が時計を監視する責任を除去出来るので、特定使用時間後動作を停止せねばならない機器を使用している時に有利である。作動停止は他の方法でも得られるが、本開示システムはここに説明した更なる優位性を提供し、その結果システムが統合される。
【0012】
開示装置はコンピューターに装填すると電源と直接接続でき又チップ、ハードドライブ或いは他の記憶装置にプログラムできる;追加時間の購入無しにコンピューターが自動停止するというコンピューター使用時間販売のビジネスが可能になる。家庭での使用において本装置により子供が使用できるコンピューターやテレビのような他の電子機器の時間量又は特定期間の両親よる管理が可能となる。従ってコンピューター、ビデオレコーダー又テレビは宿題時間が済んでからのみ起動出来る。コンピューターは本装置のキーボードプログラミングに特に適するが、キーボードインターフェースは開示の錠締め装置のいかなるものも含む事ができる。本装置のマイクロチップ及び/又はハードドライブに組み込んだプログラムによりキーボードへキー入力することにより作動する簡単なタイマー設定が可能になる。選択肢として直接コード化キーをキーボードに組み込み自動的にプログラムにアクセスし且つ作動、設定変更などが可能となる。コンピューターの締め出しプログラムは従来技術として既知であるが、これらはイエスかノーの手法でコンピューター使用を完全に締め出す。開示装置では無作為に又は特定の予定時間内で任意に装置使用時間量をとぎれるなしに延長出来るよう所定期間中コンピューターへアクセスできる。例えばシステムは所定時刻にコンピューターを立ち上げ特定期間使用後コンピューターは前もってプログラムした起動時刻まで使用できないように設定出来る。これにより両親はコンピューター又は他の電子装置や機器を午後6時から午後10時まで作動しその後翌日午後6時か又は他のプログラムが応答するまで作動停止するようプログラムした後家を出る事が出来る。時間制約を入力する使用者は使用者コードを有するプログラムを設定し未許可のプログラム変更を防止しても良い。
【0013】
プログラム可能な本開示特性の一つは携帯電話機と関連して以下に詳述するように部分作動特性である。この特性を用いて使用者は電子機器の部分使用を制限でき、例えばコンピューターを特定期間中ウエブアクセスのような特定プログラムの使用を制限するようにプログラムできる。例えば子供が特定期間以外ネットサーフィンする事を禁止できる。或いはコンピューターゲームは制限時間だけアクセス出来るが、コンピューターは文書処
理や他の宿題関連の活動には使用できる。この特性により使用者プログラムに基づく制限付きでコンピューターを使用できる。更に副使用者身分証明書も電子機器への個々のアクセス許可に使用できる。これは年齢差制限のある子供達には好都合で年下の子供に不許可のプログラムへのアクセスや長距離電話をかける事を年上の子供には許可する。
【0014】
本開示錠締め装置は又発電機、コンプレッサー、ビデオレコーダーのような賃貸機器に関しても好都合で、賃貸機器を特定期間プログラムしその期間後は自動的に作動停止できる。これにより賃貸機器の盗難を阻止し、その結果非許可使用の防止により、特に大型機器との組み合せ使用では保険料率が低くなる可能性があるから保険料及び賠償費が低くなる。
【0015】
テレビやビデオレコーダーのような赤外線リモコンを有する電子機器では、タイミング作動装置をリモコンにより作動出来る。一度起動するとプログラムがスクリーン上に現れ既存又は特定キーを用いて作動停止時間、使用者使用期間を設定するか又は期間等を延長出来る。これは制御装置に安価に追加でき使用者の便宜を増す。代わりに制御装置自身スクリーン上に設定プログラムが現れること無しに使用時刻の設定に利用できる。
【0016】
特定の実施形態でその使用を教示したアナログ、キースキャナー、赤外線、指紋或いは網膜認知などの使用はこの実施形態に限定されないことを留意すべきである。ここに開示した錠締め装置の各実施形態は他のいかなる実施形態と関連して記載したように電子機器、メモリーなどに組み込む事ができる。
【0017】
図1及び図2に示した手動ドリルを使用者時間制限にもちいた開示機構の説明に用いるが、これは一例に過ぎず本発明を制限する意図はない。電動工具10は直ぐに使える状態でテンキー12を組み込んだ形で図1に示すが、その錠締め機構とその他の作動機構はこの技術の熟練者には明白である。
【0018】
時間は使用機器及びその最終用途に適応する手段により設定できる。例えばその時間は特定キーを繰り返し押し、所定の増分だけ時間を飛ばす事で設定出来る。代わりに“エンター”キーを備えて開錠コード入力、続いて所定期間入力を許可する。好ましくは全時限錠締め装置は商品の電池が切れるか又は除去した場合にプログラム命令の喪失を防止できる非揮発性メモリーを有する。これは完全放電に際し時々電池の完全充電が必要な再充電可能な手動工具ではより重大である。
【0019】
錠締めコードを登録し且つ作動時間をプログラムするマイクロチップを組み込む事により更に種々の他の工具機能を監視する能力が加わる。例えば図1の発光ダイオード表示部14を含む事により残り作動時間を示し、且つもし必要なら工具の状態を示す。その状態は例えば現電池残量(再充電及び放電中の両者)、空圧工具使用時の残留圧力、ドリルの回転数や方向などを含む。これは再充電可能な電池状態の監視に最適な使用である。多くの再充電可能な電池は再充電前に完全放電しなければ完全充電されないので、この充電監
視装置により電池の最適使用と管理が可能になる。電池再充電監視用の再充電装置が発光ダイオードを備えることでこの装置上の発光ダイオードが充電していることを再確認するのに役立つ事をさらに留意すべきである。
【0020】
図2に内部起動装置40の一設計図を示す。錠締めアーム48は上ケース側部42と下ケース側部44間に支持する。錠締めアーム48が使用時に後退するとバネ張力50によりソレノイド接点56がソレノイド52と接触するように設計されている。一旦錠締めアーム48がはずれると、ソレノイド接点56のソレノイド52との接触ははずれる。ソレノイド52は制御器80をへて電池108(図5)から動力を受けるが、制御器の一例を図3により詳しく示す。図4の回路図例から判るように、制御器80は中央演算処理所として働き、全入力及び出力は制御器80を通過する。制御器80はキーパッド配線100によりテンキー12のような錠締め機構と直接接続している。電池配線102及びモーター配線104は又制御器80と繋がる。一旦テンキー12のような錠締め手段が起動すると、すべてが接続され動力が電動工具10の特定運転者に自由に行きわたる。重要なのは錠締め手段と制御器80間の相互作用にあるから、正確な配線回路図は重要ではない。手動工具10内部は図5に示すように従来のような間隔であり、制御器80を取手付近に配置する。この実施形態では種々の接続線100,102及び104が露出しており、盗難時にはケースを開け接続線を切断し制御器80を迂回するように交差する。泥棒がケースを開け制御器80を迂回するのを防止するためケースは多くの異なる実施形態が可能な安全ロックキーを備える。一実施形態では錠締めメンバーを組み込み、錠締め線156で制御器と接続し、錠締めコード、キー又は他の互換性のある方法で動作停止する。制御器80は例えば別コードを入力するか又は所定期間既存コードの最終番号を押し続けることによりケースを外すようプログラムできる。ケース内部へのいかなる未許可アクセスを防止する点で別コードが好ましい。
【0021】
安全ロックキーの代替え実施形態ではソレノイド126と配線122は図6に示すように領域128として示したエポキシ樹脂内に包む。配線122をエポキシ樹脂内に包む事により、この装置を配線し直し且つ制御器124を迂回することは出来ない。技術的に知られている他の材料もエポキシ樹脂の代わりに使用できる。エポキシ樹脂領域128の配置を容易にするため、モーター120の配線122をソレノイド126に出来るだけ近くに配置した制御器124に隣接したモーターケーシングから外へ出す。この改造配置により保護領域が減りその結果材料及び労賃が減る。電池130配置の改善が困難なとき、場合によっては電池配線132を覆いにくくなる。しかし制御器124及びソレノイド126両者がエポキシ樹脂で包まれている場合、電源接続へのいかなるアクセスもあり得ないので電池配線132を切断する意味は無くなる。
【0022】
図7に空圧工具200に用いた錠締め装置を示すが、この装置はプロパン、ガス、ジ
ーゼル工具や機具にも使用できることを留意すべきである。図に示すように制御装置202は空圧工具の取っ手204に位置している。図4(電池)及び図8(空圧工具)の回路図例から判るようにこの二者間の配線には殆ど差がない。上述のように図4の回路図ではタッチキー配線100は電池配線102とモーター配線104と同様に制御器80に進む。空圧工具やその他の取り外し電源装置では、タッチキー配線150とソレノイド154配線は制御器152に進み更に運転者につながり、電池とモーター接続が除去される。
【0023】
これまで記述したように本開示装置は容易に電子機器に組み込める。機器のプログラミングは多くの方法で可能であり技術の変化に伴い更なる方法が明白になり且つこの技術の熟練者には明白である。
【0024】
書き換えスワープカードは評判が高くなりつつあり本開示装置に容易に組み込める。カードはコンピューターや掌又は遠隔制御のようなその他の応用装置を用いて新しいコードに書き換えられる。例えばコンピュータープログラムは本開示技術を組み込んだ電子機器全てに適応するコードを含む。使用者は各装置に組み込んだ機能を選択しカードにその機能を書き込む。そこで使用者は各装置がそのコードを認識し他装置のプログラムを無視するように同じスワイプを用いて利用可能な各電子機器にプログラムできる。代わりにディジタルカメラに使用されているような小さいハードドライブを用いて種々の電子機器にプログラムできる。
【0025】
図9(図15)の回路図はコンピューター、ビデオレコーダー、テレビなどに組み込まれた装置用の電子部品例である。明らかなように盗難防止装置の基本機能は電池作動、空圧或いは電動工具類或いは他の装置に使用されているものと同じである。これまでに開示した回路図のようにタッチキー配線302は制御器304に入る。しかしこの実施形態では電気配線306はラッチリレーワイヤー308により制御器304と接続する。図10(図16)の配線図は図9(図15)に開示した電子見取り図例を示しアナログ機能をアナログ配線350により本装置に組み込む。
【0026】
これまで記述したように携帯電話機は盗難防止が困難な小さい大きさの高価値商品である。大抵の人は常に自分の電話機を置き去りにするのでオンオフ作動型ロックの実装では盗難を防止できないであろう;電話機は盗まれると多分スイッチが入れられ泥棒は単に電話機のスイッチを入れっぱなしにするであろう。本開示システムを組み込むと、泥棒はあらかじめ指定した時間に電話機の作動中止を停止できず一旦この時間が終了するとこの電話機は使用できない事が判るであろう。本開示システムを用いて使用者は所定時間が過ぎるか又は代わりに事前にセットした時間に電話機を永久作動停止するようプログラムできる。例えばこれにより使用者は午後9時に或いは代わりにタイマーが単にプログラム時から3時間後に作動停止するよう本システムに伝えることが出来る。一旦作動停止すると本装置はアクセスコードの再入力を必要とする。本開示システムは更に使用者が電話機を
所定時間で作動停止し、期間終了時に自動的に再起動するよう設定出来る。所定期間で電話機の作動を切りその後自動的に再起動する能力は会議、映画或いは電話機のスイッチを切る必要のあるその他の活動への参加者に便利である。電話機は自動的に再作動するので、使用者は電話機に再度スイッチを入れるのを心配する必要がない。好ましい実施形態では電話機に電話を受けるかかけるかのいずれかを、更には標準着信/送信機能を設定出来る。かくしてもし電話機を貸し出し電話機所有者が自分の電話を他人に傍受されたくなければ、この電話機に電話機所有者の着信電話全てを留守番電話か又はその他の自動転送場所に転送するように設定でき、他方では電話機保有者が電話を外にかけることを可能にする。逆モードでは電話機保有者は電話を受信できるが、外にかけるには電話機を使用できない。
【0027】
最大級のセキュリティのためここに開示したプログラムするためのコードは好ましくはハードドライブやマイクロチップ等のように電話機或いは他装置の永久記憶装置上にあり且ついかなる一時的ソフトウエアー、電話カード或いはその他の取り外し可能なシステムにもっぱら依存しない事に留意すべきである。
【0028】
遅延起動をいかなる装置にプログラムして特定時間に或いは特定量の時間が経過後起動することが出来る。従って建築現場で用いる電気工具のような応用では、現場監督は工具を30分内に起動し更に8時間作動し続けるようプログラムできる。
【0029】
いかなる電子機器でも命令は種々の方法で設定できる。ディジタルカメラや携帯電話機のような画面を内蔵する機器では、画面は既存設定を監視し新しい設定をプログラムするのに利用できる。画面無しの機器では外部発光ダイオード表示部、音声起動又は本装置と使用者間で交信出来るその他の方法を組み込める。既存命令ボタン又はプログラムボタンを用いて本装置にプログラムしたり追加ボタンを製造時にそのデザインに組み込む事が出来る。更に遠隔、赤外線、ブルートゥース、又はその他の有線又は無線装置をプログラムする手段として利用できる。
【0030】
携帯電話機にプログラムする時の使用者の手順例を図11(図18)に図示する。一旦本装置が起動すると600、本システムは使用者が錠締めシステムを起動したいか602或いは既に起動しているならシステム701を作動停止するのかを聞き、後者の場合装置の動作を停止する。
作動停止
もし使用者がシステムの動作停止603又は701を選ぶと、個人コードを単に入力し605又は703本システムはメーカー設定期間の間標準操作に戻る。しかしもし使用者の気が変わるか或いは間違った選択をした場合には、“いいえ”を指示しプログラムした特性が現設定としてそのまま残る。もし使用者が錠締めシステムを単に動作停止するとここに開示の安全課題は否定されることに留意すべきである。それ故好ましい実施形態ではメーカーは電話機の連続作動時間を最大量に設定し、その時間後は自動的に切れるように
する。この最長作動期間は好ましくは携帯電話機だけでなく本開示錠締めシステム使用の全装置に適用する。代わりに使用者は最長時間を別コードを用いて標準プログラミングで単一又は多重使用のいずれかに設定出来る。図13(図20)に本システム再設定の追加選択肢が加えられ、使用者が本システムを作動停止するか再設定803出来る。もし本システムが動作停止した場合には、使用者により自分の個人コードを入力し812動作停止812か又は再設定814のいずれを望むかを選択する。動作停止812を選ぶとシステムは標準操作810に進み、再び最長操作時間の好ましい制限を組み込む。使用者が再設定814を選ぶとシステムは時限操作手順816にすすみ、システムは図13(図18)に示すように矢印A1000及びA1002に従って進む。矢印A1004はプログラム選択肢の最終点で“いいえ”選択から元に戻る役目を果たす事に留意すべきである。
作動
もし使用者が“いいえ”と答えて錠締めシステムを起動602すると、図13(図18)に示すようにシステムは個人コードを要求し604もしコードが正しければ、再び最長操作期間の間標準操作610に進む。しかしもし使用者が“はい”と答えると、システムは個人コード入力を要請し604もし正しければ、使用者は選択可能な幾つかのモードを得る。これらのモードはスクロールにより見ることでき、画面サイズによるが全てが表示され矢印キーで選択出来る。この図に関してここで検討した手順は決して本発明を制限しようとするものではなく他の順序や代りのやり方などを組み込む事が出来ることに留意すべきである。
【0031】
時限作動モード614により使用者は時計設定636又は分数640を用いて本装置の作動を停止できる。時計設定636を選択した場合には、使用者は装置が作動停止する日時638を入力する。もし分640要素を選んだ場合には、作動停止前の分数が要請される642。好ましくはあらかじめセットした最長操作時間が優先しその後再起動にはコードが必要になる。応答として“いいえ”を選択すると節電モード620作動が提示され、もしこれを入力すると使用者は開始時刻644と終了時刻646を設定しその間本装置が作動出来なくする。“いいえ”にすると再度節電モード620を迂回し遅延開始626モードに進み使用者は入力時刻以後の時刻に開始時刻648の開始を設定出来る。終了時刻650は節電モード終了時刻646と同様である。部分作動モード634では使用者はこの装置で電話をかける事652と電話を受信する事654を可能にする。電話をかける652作動を選ぶと、使用者は開始時刻656と終了時刻658を入力しその間電話が可能である。電話の受信654でも開始時刻660と終了時刻662が入力出来る。使用者がいずれの要素も選択しない場合本システムは錠締めシステムモードの起動604に戻る。
【0032】
最終コストによるが本装置は開始時刻644から終了時刻646の間作動しない節電モード620や本装置を午後8時に作動停止638する遅延作動614のような異なる多重命令を受け入れるようプログラムできる。
延長時間
本装置は図13(図20)に示すように延長時間特性822を備えることができ、本装置はこれまで指摘したようにこの特性を備えられるが、セキュリティの考えを無視するような終わりのない延長時間を容認する事は出来ない事に留意すべきである。この実施形態では使用者は本装置を起動し802、システムの起動/再設定を選択し803、個人コードを入力すると812、延長時間の選択822が現れる。延長時間選択822では使用者は現プログラム時間を延長し最初のプログラム時間に等しいか或いはそれより短く出来る。延長時間量はメーカーが決定し使用者は変更出来ないであろう。例えば電話機は前もってプログラムした最長作動期間の満了時か或いはあらかじめセットした延長数822のあと作動停止できる。
【0033】
図12(図19)では以前の図に示した特定開始時刻を入力するよりむしろデフォルト時間が入力されている。それ故一旦使用者が装置を起動すると700、確実に応答して錠締めシステムが起動し702、個人コードを入力する704。時限操作モードを選択すると706デフォルト開始時刻708が表示され、使用者は時間を分単位712で又は時間単位714で増加710又は減少718する機会を得る。分及び時間の使用は一例に過ぎず時間区分は日、週或いはメーカー選択のいかなる増加量でも良い。デフォルト終了時刻716は同様に調整する。この図の各モードはデフォルト時間選択を提供するが、図12(図19)に示したデフォルトモードは図11(図18)に示したタイマー設定モードと組み合わせる事も出来ることを留意すべきである。代わりに使用者はデフォルト設定かタイマー設定を選択する事が出来る。
【0034】
図12(図19)はカメラ、テレビ、コンピューター及び単一操作のみを有するその他装置により適用できるであろう。換言すると携帯電話機の送信と受信或いはビデオレコーダーの録画と再生のような二重作動を持たない。図12(図19)に開示したシステムは図11(図18)に説明したのと同じ方法で作動停止出来る事を留意すべきである。
【0035】
図14(図21)の実施形態では使用者は一個或いはそれ以上の特定事象とその運転時間をプログラムできる。ここに使用されているようにこの事象はコンピュータープログラム、テレビショー、ラジオ局又は電子機器により見たり聞いたりするその他のいかなる特定事象を含む。例えば12才の子供は午後7時と就寝時刻の間特定のショーを見ることができるのみで、就寝時刻にはテレビはもはや使用できないであろう。これを達成するには使用者は装置を起動した後900プログラムするのか934見るのか932を聞かれる。プログラムを入力すると934使用者に錠締めシステムを起動するのか902又はシステムを作動停止するのか903を聞く。以前の実施形態にあるようにもし使用者がシステムを起動しないように決めると、個人コード904が要請され本装置は再び最長運転期間で
標準操作に進む910。もし使用者がプログラムした動作に進みたければ614、開始時間940,終了時間942、使用者コード946及びプログラムコード952を入力する。これにより本システムに使用者コード946に合致の使用者が開始時刻940にプログラムコード952を入力した番組を見ることが出来るよう伝える。プログラミングを容易にするため多重使用者コード946を入力したりリストから除外できる。一旦プログラムコード952を入力すると、使用者はプログラミング事象914を繰り返すか948或いはその事象を終了できる950。プログラムした事象914に戻ると、使用者は他の事象をプログラムするか又は図12(図19)に示した例のように本装置に含まれるその他のモードを継続する事が出来る。代わりに次のモード954にプログラムコード952要素から直接アクセス出来る。
【0036】
もし使用者が見たければ932、使用者コード930を入力した後システムは前もってプログラムした事象を見ることを許可する。このシステムは主としてテレビ及びコンピューターで使用されるが、他の応用もこの技術に熟知した人には明白である。
【0037】
開示した本発明の一つの利用として会社保有工具、機具、コンピューター、モーテル用テレビやビデオレコーダー等を使用する作業者の商業界がある。工具或いは他の機具を全出番の間作動するよう朝起動し、そのあと作動停止する。これにより外部関係者と同様従業員による盗難を防止する。更に毎朝工具を再起動する事により、故障した機具の使用が防止できるよう“安全点検”が起動に組み込まれる。
【0038】
本錠締め装置は更に自転車、買い物カート、車椅子などに使用できる。しかしここに開示の錠締め装置は自転車ではペダルの停止動作で操作されるから、本装置は自転車や足ブレーキを有する他の商品には推奨されない事に留意すべきである。本装置が使用中に起動した場合、使用者はブレーキをかけられない。ここに用いた例は自転車であるが、開示のように本装置は種々の他の車輪付き機具に容易に応用できる。自転車或いはその他の応用可能な機具に使用する錠締め装置は好ましくは重量約1ポンドかそれ以下である。
【0039】
図9,10及び11に車両に用いる手動型錠締め装置200を図示し自転車の場合を示す。錠締め装置内の錠締め機構は改ざん防止のため保護ケース202内に配置する。ケース202は前サポートと後サポートの連結標準継ぎ手の代わりに現在使用の技術で前フレーム230と後フレーム232に溶接する。ケース202は錠締め装置200を入れるため標準ケースよりやや大きい。ペダル車軸204はケース202を貫通し既知技術でペダル236に取り付ける。咬合ディスク208はディスク208を車軸204に取り付けられるよう中心に受け穴を有する。ディスク208は車軸204に溶接し自転車をこぐとディスク208が車軸204と一緒に回転する。ディスク208はその周囲に一連の受け穴222を有する。受け穴222は錠締め支柱216内に入れた錠締め棒210を受け入れる大きさである。錠締め支柱216は棒210の移動を防ぐようケース202に固定しその結果一旦棒210が錠締め位置にくるとペダル236の移動を阻止する。鍵がかかっていない位置にくると、錠締め棒210は錠締め支柱216に引き込まれる。一旦鍵のかかった位置にくると、棒210はディスク208の受け穴222とかみ合ってペダル236の回転を阻止する。錠締め支柱216は使用者が錠締めモードでペダルを踏もうとしたとき支柱216がはずれるのを防止するようケース202に確実に取り付けねばならない。更に錠締め棒210は棒210がポキッと折れたり或いは曲がるのを防止するに十分な強度を持たねばならない。図9の実施形態では棒210はキーロック206或いは他の機械操作型装置により錠をかけるか又はかけないかのいずれかの位置に配置する。キーロック206に応答して鍵締め棒210が移動する内部構造は扉用本締めボルトの機構と類似であり他の方法はこの技術に熟知した人には既知である。
【0040】
問題が発生した場合の本錠締め装置修理能の提供に関して;底プレート214を本錠締め装置200に組み込む。図示の底プレート214は錠締めプレート220に固定した回転ロック212を有する。フランジ218がケース202の空きスペースに延び鍵のかかった位置に回転したとき錠締めプレート220を支持する。回転ロック212の回転により錠締めプレート220をフランジが外れる位置に移動し、その結果底プレート214が取り外される。底プレートの錠締め機構は底プレートをケースにロックする方法の一例であり既知技術の他の方法を用いることも出来る。
【0041】
自転車用錠締め機構の自動実施形態を図12−14に示す。咬合ディスク308を前述のようにペダル車軸324に溶接する。図9の手動ロックよりむしろ相互に働く錠締め棒326を電池作動ソレノイド304で作動する。ソレノイド304は外ケース302に確実に取り付けたケーシング306を用いてその位置に保持する。これまで記述したように錠締め棒326は使用者が自転車ペダルを踏もうとしてかかる圧に耐えられねばならない。ソレノイド304作動用電池340は前支持部342か又製造に便利な他の位置内に入れる。電池作動ソレノイドの使用で図1の手動工具使用で開示したようにタイマーが使用できる。自転車を時間か日単位で貸し出す会社のとっては自転車が店から持ち去られた時にタイマーを起動し返却した時に時間を読み計算出来るのでアナログタイマーが便利である。タイマーの読み取り、入力法などは前支持部342又は後支持部344のいずれかに組み込める。
【0042】
基板312では図9の実施形態の代替え設計を用いる。この実施形態では基板312は二重回転棒320と322に取り付けたキーロック314を備へている。ケース側部302は回転棒320と322と相互作用する大きさのフランジ対318と316を備えている。従ってキーロック314を回すと、棒320と322はフランジ対318と316との相互作用からはずれ、その結果基板312が外れる。
【0043】
特別な作動要件及び情勢に合致するよう変更したその他の改良及び変形はこの技術に
熟知した人に取っては明白であるので、本発明は開示目的に関する選択実施例に限られるとは考えられず、本発明の真の精神と範囲を逸脱しない全ての変更及び改善を対象とする。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】錠締め機器を組み込んだ手動工具例の側面図であり;
【図2】本発明の錠締めアーム内部とソレノイドの断面図であり;
【図3】制御配置例の平面図であり;
【図4】手動工具に用いた錠締め装置の配線例回路図であり;
【図5】図1の手動工具内部の側断面図であり;
【図6】開示錠締め装置使用の手動工具の代替え実施形態の側断面図であり;
【図7】空圧工具システムに用いた本装置の側面図であり;
【図8】空圧工具と一緒に使用する錠締め装置に用いる配線回路図であり;
【図9】電子機器に用いた配線回路図であり;
【図10】アナログ機能を組み込んだ錠締め装置に用いる配線回路図であり;
【図11】多作動装置をプログラムするための流れ図であり;
【図12】単一作動装置をプログラムするための流れ図であり;
【図13】リセット選択肢を有する電子機器をプログラムするための流れ図であり;且つ
【図14】特定事象、時間及び使用者を指定する電子機器をプログラムするための流れ図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外ケース、電源 内部特性起動メンバーを有する機器用作動制御システムで、この制御装置が
少なくとも一個の一次使用者アクセスコードと、
このプログラム可能な特性選択メンバーがこの使用者が選択した少なくも一個のプログラム可能な特性を有効化できるプログラム可能な特性選択メンバーと、
この少なくともプログラム可能な特性作動期間がこの少なくとも一個のプログラム可能な特性一つ一つに対し使用者設定の少なくとも一個のプログラム可能な特性作動期間と、
このプログラム可能な特性選択とこのプログラム可能な特性作動期間を設定する入力手段と、
この所定の使用者アクセスコードを受けるための使用者身分証明手段と、
この読み取り画面がこの作動制御装置の状況報告を供与する読み取り画面と、この内部制御メンバーがこの入力装置、この電源、このプログラム可能な特性作動期間及びこのプログラム可能な特性選択メンバーと直接交信する内部制御メンバーからなる
装置で
この内部制御メンバーがこのプログラム可能な特性とこのプログラム可能な特性作動時間を使用者が選んだ一個又はそれ以上のプログラム可能な特性へのアクセスを制御する事によりこの機器の操作を制御する
システム。
【請求項2】
この機器が携帯電話機である請求項1の制御システム。
【請求項3】
このプログラム可能な特性が標準作動、時限作動、節電モード、遅延起動及び部分作動の一群の少なくとも一員を含む請求項2の制御システム。
【請求項4】
この部分作動が前もってプログラムした期間中電話をかけられる事及び受けるのを阻止する事を含む請求項3の制御システム。
【請求項5】
この部分作動が前もってプログラムした期間中電話を受けられる事及びかけるのを阻止する事を含む請求項3の制御システム。
【請求項6】
この二次アクセスコードが少なくとも一個の一次アクセスコードを持つ使用者が入力した少なくとも一個のプログラム可能な特性にのみにアクセスできる少なくとも一個の二次アクセスコードを更に含む請求項1の制御システム。
【請求項7】
この機器がテレビである請求項6の制御システム。
【請求項8】
この少なくとも一個のプログラム可能な特性の一つが選択局が見れるようにプログラムする局選択でこの少なくとも一個のプログラム可能な特性作動期間の一つがこの選択局が見られる時間である請求項7の制御システム。
【請求項9】
この機器がコンピューターである請求項6の制御システム。
【請求項10】
この少なくとも一個のプログラム可能な特性の一つがアクセス可能な特定のコンピュータープログラムの選択であり且つこの少なくとも一個のプログラム可能な特性の作動期間がこの特定コンピュータープログラムが作動する時間である請求項9の制御システム。
【請求項11】
この機器がディジタルカメラである請求項1の制御システム。
【請求項12】
この使用者身分証明手段がこの機器から取り除ける請求項1の制御システム。
【請求項13】
この所定の使用者アクセスコード、このプログラム可能な特性選択メンバー及びこのプログラム可能な特性作動期間が遠隔メンバーによりこの電子機器にプログラムする請求項1の制御システム。
【請求項14】
この所定の使用者アクセスコード、このプログラム可能な特性選択メンバー及びこのプログラム可能な特性作動期間が除外できるメンバーによりこの電子機器にプログラムする請求項1の制御システム。
【請求項15】
この最長作動時間が電子機器が作動できる最長連続時間である最長作動時間を更に含む請求項1の制御システム。
【請求項16】
この最長作動時間が使用者により変更できない請求項13の制御システム。
【請求項17】
この読み取り画面がこの電子機器から遠隔である請求項1の制御システム。
【請求項18】
この時間延長モードが前もってプログラムした期間により現プログラムを延長する時間延長モードを更に含む請求項1の制御システム。
【請求項19】
錠締めシステムを用いて電子機器の使用を制御する方法で、
この電子機器を起動し、
作動モードを選択し、
使用者コードを入力し、
少なくとも一個のプログラム可能な特性を選び、
プログラム可能な特性作動期間を選び、
このプログラム可能な特性とこのプログラム可能な特性作動期間をこの錠締めシステム記憶装置に保存する
手続きからなる方法。
【請求項20】
全ての意図したプログラム可能な特性を選択するまで手続きc−fを繰り返す手続きを更に含む請求項19の方法。
【請求項21】
時限作動を可能にするプログラム可能な特性を選択する手続きを更に含む請
求項19の方法。
【請求項22】
時計設定によりこの時限作動を設定するよう選択する手続きを更に含む請求項21の方法。
【請求項23】
入力開始時間からの作動時間の長さを基にこの時限作動設定を選択する手続きを含む請求項21の方法。
【請求項24】
節電モードを有効にするプログラム可能な特性を選択する手続きを更に含む請求項19の方法。
【請求項25】
この節電モードに開始時間と終了時間をプログラムする手続きを更に含む請求項24の方法。
【請求項26】
遅延開始モードを有効にするプログラム可能な特性を選択する手続きを更に含む請求項25の方法。
【請求項27】
遅延開始モードに開始時間と終了時間をプログラムする手続きを更に含む請求項26の方法。
【請求項28】
部分作動モードを有効にするプログラム可能な特性を選択する手続きを更に含む請求項19の方法。
【請求項29】
所定のプログラム可能な期間中電話をかけることを許可し受けるのを阻止するよう選択する手続きを更に含む請求項28の方法。
【請求項30】
所定のプログラム可能な期間中電話の受信を許可しかけるのを阻止するように選択する手続きを更に含む請求項28の方法。
【請求項31】
外ケース、電源、内部特性起動メンバーを有する機器用作動制御システムで、この制御装置が
少なくとも一個の一次使用者アクセスコードと、
このプログラム可能な特性選択メンバーがこの使用者が選択した少なくも一個のプログラム可能な特性を有効化できるプログラム可能な特性選択メンバーで、このプログラム可能な特性が
標準作動、
この時限作動が使用者が設定した所定期間中この機器を作動する時限操作で、
この節電モードが使用者の選択期間中この機器の作動を阻止この使用者選択期間終了時にその作動に戻る節電モードで、
この遅延開始が使用者の時間通知までその作動を阻止する遅延開始;この部分作動がこの機器作動に関する一個又はそれ以上の機能を使用者選択が可能にしこの機器の非作動に関する一個又はそれ以上の機能を選ぶ部分操作で
この一群の内少なくとも一つを含み、
このプログラム可能な特性作動期間がこの少なくとも一個のプログラム可能な特
性一つ一つに対し使用者設定のプログラム可能な特性作動期間と、
この入力装置がこの所定の使用者アクセスコード、このプログラム可能な特性選択及びこのプログラム可能な特性作動期間を入力できる入力装置と、
この読み取り画面がこの作動制御装置の現状報告書を提供する読み取り画面と、 この内部メンバーがこの入力装置、この電源、このプログラム可能な特性作動期間及びこのプログラム可能な特性選択メンバーと直接交信する内部制御メンバーからなる
制御システムで
この内部制御メンバーがこのプログラム可能な特性とプログラム可能な特性作動時間を使用者が選んだ一個又はそれ以上のプログラム可能な特性へのアクセスを制御する事によりこの機器の作動を制御する
システム。
【請求項32】
この電池式電源の状態をこの作動制御装置により監視する電池式電源を更に含む請求項31の作動制御システム。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外ケース及び電源有する装置用作動制御システムで、この制御システムが
a.少なくとも一個の一次使用者アクセスコードと、
b.起動/動作停止メンバーと、
c.少なくとも一個のプログラム可能な特性と、
d.この使用者のプログラム可能な特性選択メンバーがこの使用者が選択した少なくも一個のプログラム可能な特性を有効化できる使用者のプログラム可能な特性選択メンバーと、
e.この使用者のプログラム可能な特性起動期間が少なくとも一個のプログラム可能な特性の一つを使用者が設定する少なくとも一個の使用者のプログラム可能な特性起動期間と、
f.この入力手段がこの使用者アクセスコードとこのプログラム可能な特性選択とこのプログラム可能な特性起動期間を入力する入力手段と、
g.この内部制御メンバーがこの入力装置、このプログラム可能な特性作動期間及びこのプログラム可能な特性選択メンバーと直接交信する内部制御メンバーを有する
制御システムで
この内部制御メンバーがこのプログラム可能な特性使用者選択とこのプログラム可能な特性作動時間の使用者選択による一個又はそれ以上のプログラム可能な特性へのアクセスを制御する事によりこの機器の操作を制御する
システム。
【請求項2】
この状況画面がこの作動制御装置の報告書を提供する状況画面を更に含む請求項1の制御システム。
【請求項3】
この機器が携帯電話機である請求項2の制御システム。
【請求項4】
このプログラム可能な特性は標準作動、時限作動、節電作動、遅延始動及び部分作動の一群の少なくとも一員を含む請求項3の制御システム。
【請求項5】
この部分作動が電話をかける事は出来るが受けるのは阻止する事を含む請求項4の制御システム。
【請求項6】
この部分作動が前もってプログラムした期間中作動出来る請求項5の制御システム。
【請求項7】
この部分作動が着信電話の受信と送信電話の阻止からなる請求項4の制御システム。
【請求項8】
この部分作動が前もってプログラムした期間中作動出来る請求項7の制御システム。
【請求項9】
少なくとも一個の使用者アクセスコード中の少なくとも一つがこのプログラム可能な特性をプログラムする一次コードである請求項1の制御システム。
【請求項10】
少なくとも一個の使用者アクセスコード中の他のものが少なくとも一個のプログラム可能な特性にアクセスできる二次コードである請求項9の制御システム。
【請求項11】
この機器がテレビである請求項4の制御システム。
【請求項12】
この少なくとも一個のプログラム可能な特性の一つが選択局が見れるようにプログラムする局選択で且つこの少なくとも一個のプログラム可能な特性作動期間の一つがこの選択局が見れるよう時間を予定する請求項11の制御システム。
【請求項13】
この機器がコンピューターである請求項4の制御システム。
【請求項14】
この少なくとも一個のプログラム可能な特性の一つがアクセス可能な特定のコンピュータープログラム選択であり且つこの少なくとも一個のプログラム可能な特性の作動期間がこの特定のコンピュータープログラムが作動する時間を予定する請求項13の制御システム。
【請求項15】
この機器がディジタルカメラである請求項1の制御システム。
【請求項16】
この入力手段がこの機器から取り除ける請求項1の制御システム。
【請求項17】
この少なくとも一つの使用者アクセスコード中の一つと、このプログラム可能な特性選択メンバーと、このプログラム可能な特性作動期間を遠隔メンバーによりこの電子機器にプログラムする請求項1の制御システム。
【請求項18】
この少なくとも一つの使用者アクセスコード中の一つと、このプログラム可能な特性選択メンバーと、このプログラム可能な特性作動期間を除外可能なメンバーによりこの電子機器にプログラムする請求項1の制御システム。
【請求項19】
この時間延長モードが現作動期間を前もってプログラムした期間により延長する時間延長モードを更に含む請求項1の制御システム。
【請求項20】
この最長作動時間が連続時間延長モードの最大値であるように作動する最長作動時間を更に含む請求項19の制御システム。
【請求項21】
この最長作動時間が使用者変更できない請求項20の制御システム。
【請求項22】
この読み取り画面がこの電子機器から遠隔である請求項1の制御システム。
【請求項23】
この少なくとも一個の使用者アクセスコード中の少なくとも一つが一次アクセスコードであり、この一次アクセスコードによりb、c、d、e及びfにアクセスできる請求項1の制御システム。
【請求項24】
この少なくとも一個の使用者アクセスコード中の少なくとも一つが二次アクセスコードであり、この二次アクセスコードによりbとfにアクセスできる請求項1の制御システム。
【請求項25】
この使用者選択の標準作動によりこの電子機器が以前にプログラムした手順に戻れる請求項1の制御システム。
【請求項26】
錠締めシステムを用いて電子機器使用を予定する方法で、
a.この電子機器を起動し、
b.作動モードを選択し、
c.一次使用者コードを入力し、
d.少なくとも一個のプログラム可能な特性を選び、
e.プログラム可能な特性作動期間を選び、
f.このプログラム可能な特性とこのプログラム可能な特性作動期間をこの錠締めシステム記憶装置に保存する
手続きからなる方法。
【請求項27】
使用者選択の全プログラム可能な特性を入力するまで手続きc−fを繰り返す手続きを更に含む請求項26の方法。
【請求項28】
この特性作動期間が特定の起動及び動作停止時間を入力する事により設定する請求項26の方法。
【請求項29】
この特性作動期間がプログラム時間の経過時間に基づいて設定した請求項26の方法。
【請求項30】
このプログラム可能な特性が節電モードを有効にする請求項26の方法。
【請求項31】
この節電モードに開始時間と終了時間をプログラムする手続きを更に含む請求項30の方法。
【請求項32】
このプログラム可能な特性が遅延開始モードを有効にする請求項26の方法。
【請求項33】
遅延開始モードに開始時間と終了時間をプログラムする手続きを更に含む請求項32の方法。
【請求項34】
このプログラム可能な特性が部分作動モードを有効にする請求項26の方法。
【請求項35】
使用者の前もって決めたプログラム可能な期間中電話をかけるのを可能にし且つ受けるのを阻止できるように選んだ手続きを更に含む請求項34の方法。
【請求項36】
使用者の前もって決めたプログラム可能な期間中電話の受信を可能にし且つ送信を阻止できるように選んだ手続きを更に含む請求項34の方法。
【請求項37】
外ケース、電源 内部特性作動メンバーを有する機器用作動制御システムで、この制御システムが
この少なくとも一個の一次使用者アクセスコードが使用権及びプログラム権を持つ少なくとも一個の一次使用者アクセスコードと、
この少なくとも一個の二次使用者アクセスコードが使用権のみを持つ少なくとも一個の二次使用者アクセスコードと、
このプログラム可能な特性選択メンバーが少なくも一個のプログラム可能な特性をこの使用者が選択出来るようになプログラム可能な特性選択メンバーで、この少なくとも一個の使用者のプログラム可能な特性が
標準作動、
この時限作動が使用者設定の所定期間中この機器を作動する時限作動、
この節電モードが使用者選択期間中この機器作動を禁止しこの使用者選択期間終了時にその操作に戻れる節電モード、
この遅延開始が使用者の時間通知までその操作を禁止する遅延開始で、
この部分作動がこの機器作動用の一個又はそれ以上の機能を使用者選択を可能にしこの機器の非操作用の一個、又はそれ以上の機能を選ぶ部分操作の
一群から選んだ特性であり、
このプログラム可能な特性作動期間が少なくとも一個のプログラム可能な特性一つ一つに対し使用者が設定する少なくとも一個のプログラム可能な特性作動期間と、
この入力装置がこの所定の使用者アクセスコード、このプログラム可能な特性選択及びこのプログラム可能な特性作動期間を入力できる入力装置と、
この読み取り画面がこの作動制御装置の現状報告書を提供する読み取り画面と、
この内部メンバーがこの入力装置、この電源、このプログラム可能な特性作動期間及びこのプログラム可能な特性選択メンバーと直接交信する内部制御メンバーからなる
制御システムである制御システムで、
この内部制御メンバーがこの少なくとも一個のプログラム可能な特性選択メンバー及びこのプログラム可能な特性作動時間への一次使用者コード所有使用者のプログラムアクセスを制限し且つこの一次アクセスコード所有使用者によるこの一つのプログラム可能な特性、この部分作動、及びこの少なくとも一個のプログラム可能な特性作動期間のプログラムに基づいてこの一個又はそれ以上のプログラム可能な特性へのこの二次アクセスコード所有使用者のアクセスを制御するシステム。
【請求項38】
この電池電源の状態をこの作動制御装置により監視する電池電源を更に含む請求項37の操作制御システム。
【請求項39】
電気機器へのアクセス制御用作動制御システムが
少なくとも一個の一使用者アクセスコードと、
少なくとも一個の二使用者アクセスコードと、
作動及び動作停止モードと、
少なくとも一個のプログラム可能な特性と、
少なくともこのプログラム可能な特性作動期間がこの少なくとも一個のプログラム可能な特性のそれぞれを使用者が設定する少なくとも一個のプログラム可能な特性作動期間と、この第一使用者アクセスコード、このプログラム可能な特性選択及びこのプログラム可能な特性作動期間を入力する入力手段
を有するシステムで、
この内部制御メンバーがこの少なくとも一個の第一使用者アクセスコード或いはこの少なくとも一個の第二使用者アクセスコードの一つを正しい入力無しにはこの装置の作動を禁止するシステム。
【請求項40】
この第一使用者アクセスコードにより使用者がこの少なくとも一個のプログラム可能な特性、少なくとも一個のプログラム可能な特性作動期間をプログラムでき且つこの機器を作動できる請求項39の作動システム。
【請求項41】
この第二使用者アクセスコードにより使用者がこの機器を作動できる請求項39の作動システム。
【請求項42】
この読み取り画面がこの使用者指示を反映する読み取り画面を更に含む請求項39の作動システム。
【請求項43】
電源 内部作動メンバー及び運転者を有する機器用作動制御装置で、この制御装置が
所定の使用者アクセスコードと
このプログラム可能な作動期間がこのアクセスコード入力後に入力する使用者決定のプログラム可能な作動期間と、
この入力装置がこの所定使用者アクセスコードとこのプログラム可能な作動期間を入力するための入力装置と
この読み取り画面がこの作動制御装置の状況を提供する読み取り装置と
この制御メンバーが入力装置、この電源、この運転者及びこの作動メンバーと直接交信する内部制御メンバー
を有する装置で、
この内部制御メンバーがこの所定の使用者コード入力無しにはこの電源からこの運転者への送電を阻止する事によりこの装置の作動を阻止し、この使用者コードの入力によりこの電源からこの作動メンバーへの送電を可能にしプログラム可能な作動期間中運転者はこの機器を連続且つ断続的に操作でき且つこのプログラム可能な作動期間終了時にこの機器の操作を阻止する装置。
【請求項44】
この制御装置への非使用者のアクセスを阻止する錠締め装置を更に含む請求項43の作動制御装置。
【請求項45】
少なくとも一個の機器用の作動制御システムで、この機器が電源 内部作動メンバー及び運転者を有し、この制御装置が
この入力装置が使用者アクセスコードを入力できる入力装置と
この読み取り画面がこの作動制御装置の状況を提供する読み取り装置と
この内部制御メンバーがこの入力装置、この電源、この運転者及びこの作動メンバーと直接交信する内部制御メンバーと
この使用者がプログラムできるタイマーがこの制御メンバーと交信し且つ使用者決定期間中この電源からこの運転者に送電出来る使用者がプログラム可能なタイマーで、この使用者決定期間がこの使用者によりこの使用者コード入力後にこの入力装置に入力でき、
この時計メンバーが使用者入力を基に起動或いは作動停止する時計メンバー
を有する装置で、
この内部制御メンバーがこの使用者コード入力無しにはこの電源からこの運転者への送電を阻止する事によりこの装置の作動を阻止し、この使用者コードの入力によりこの電源から作動メンバーへの送電を許可し使用者決定期間中運転者はこの機器を連続且つ断続的に操作でき、この使用者決定期間をこのプログラム可能なタイマーにより監視するシステム。
【請求項46】
錠締めシステム使用の電子機器使用を制御する方法で
a.この電子機器を起動し、
b.この錠前システム作動を選択し、
c.使用者コードを入力し、
d.少なくとも一個のプログラム可能な特性を選び、
e.プログラム可能な特性作動期間を選び
f.このプログラム可能な特性及びこのプログラム可能な特性作動期間をこの錠締めシステム記憶装置に保存する
手順からなる方法。
【請求項47】
全ての意図したプログラム可能な特性を選択するまで手順c−fを繰り返す手順を更に含む請求項46の方法。
【請求項48】
時限作動を可能にするプログラム可能な特性を選択する手順を更に含む請求項46の方法。
【請求項49】
この時限作動を時計設定により設定するように選ぶ手順を更に含む請求項48の方法。
【請求項50】
この時限作動をプログラム入力時から作動分数でこの時限作動を選ぶ手順を更に含む請求項48の方法。
【請求項51】
節電モードを可能にするプログラム可能な特性を選択する手順を更に含む請求項46の方法。
【請求項52】
開始時間と終了時間をこの節電モードにプログラムする手順を更に含む請求項51の方法。
【請求項53】
遅延開始モードを有効化するプログラム可能な特性を選択する手順を更に含む請求項46の方法。
【請求項54】
開始時間と終了時間をこの遅延開始モードにプログラムする手順を更に含む請求項51の方法。
【請求項55】
部分作動モードを有効化するプログラム可能な特性を選択する手順を更に含む請求項46の方法。
【請求項56】
所定のプログラム可能な期間中電話が送信でき且つ電話の受信を阻止するように選ぶ手順を更に含む請求項55の方法。
【請求項57】
所定のプログラム可能な期間中電話を受信でき且つ送信を阻止するように選ぶ手順を更に含む請求項55の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公表番号】特表2006−510959(P2006−510959A)
【公表日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−545184(P2004−545184)
【出願日】平成15年1月9日(2003.1.9)
【国際出願番号】PCT/US2003/000587
【国際公開番号】WO2004/036322
【国際公開日】平成16年4月29日(2004.4.29)
【出願人】(505131876)
【Fターム(参考)】