説明

1,2−ジ(環式基)置換ベンゼン化合物

以下の一般式(1)または(100)で表される化合物は、優れた細胞接着抑制作用および細胞浸潤抑制作用を有し、炎症性腸疾患(特に、潰瘍性大腸炎もしくはクローン病)、過敏性腸症候群、リウマチ関節炎、乾癬、多発性硬化症、喘息、アトピー性皮膚炎などの白血球の接着および浸潤を起因する種々の炎症性疾患および自己免疫疾患の治療または予防剤として有用である。


(式中、
R10は置換されていてもよいシクロアルキル基等を示し、
R20〜23は水素原子、アルキル基、アルコキシ基等を示し、
R30〜32は水素原子、アルキル基、オキソ基等を示し、
R40は置換されていてもよいアルキル基等を示す。)


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式

(式中、
R10は、下記A1群から選択される置換基を有していてもよい5−10員シクロアルキル基または下記A1群から選択される置換基を有していてもよい5−10員シクロアルケニル基を示し、
R20、R21、R22およびR23は、同一または異なって、水素原子、水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、C2−7アルキルカルボニル基、ニトロ基、アミノ基、モノ(C1−6アルキル)アミノ基、ジ(C1−6アルキル)アミノ基、下記B1群から選択される置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、下記B1群から選択される置換基を有していてもよいC1−6アルコキシ基、下記C1群から選択される置換基を有していてもよい4−8員ヘテロ環基または下記C1群から選択される置換基を有していてもよい5−10員ヘテロアリール環基を示し、
R30、R31およびR32は、同一または異なって、水素原子、水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、カルボキシル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基またはC2−7アルコキシカルボニル基を示すか、あるいは、
R30、R31またはR32のいずれか2つが一緒になって、オキソ基(式=O基)またはメチレン基(式−CH2−基)であり、残りの1つが、水素原子、水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、カルボキシル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基またはC2−7アルコキシカルボニル基を示し、
R40は、下記D1群から選択される置換基を有していてもよいC1−10アルキル基、下記E1群から選択される置換基を有していてもよい3−8員シクロアルキル基、下記E1群から選択される置換基を有していてもよい4−8員ヘテロ環基、下記F1群から選択される置換基を有していてもよいC2−7アルケニル基、下記F1群から選択される置換基を有していてもよいC2−7アルキニル基、下記G1群から選択される置換基を有していてもよいC2−7アルキルカルボニル基、モノ(C1−6アルキル)アミノカルボニル基、4−8員ヘテロ環カルボニル基、C2−7アルコキシカルボニル基またはC1−6アルキルスルホニル基を示し、
nは、0、1または2の整数を示し、
X1は、式CH基または窒素原子を示す。
ただし、式

で表される化合物は除く。)
で表される化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
<A1群>
水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、C1−6アルコキシ基、下記C1群から選択される置換基を有していてもよいフェニル基、C1−6アルキル基、C1−6ハロアルキル基およびC2−7アルキレン基(但し、置換される5−10員シクロアルキル基または置換される5−10員シクロアルケニル基と一緒になってスピロ結合が生じる場合に限る)、
<B1群>
ハロゲン原子、C2−7アルコキシカルボニル基およびカルボキシル基、
<C1群>
シアノ基、ハロゲン原子、C1−6アルキル基およびC1−6アルコキシ基、
<D1群>
水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ基、C1−6アルキルスルホニル基、C1−6アルキルスルフィニル基、モノ(C1−6アルキル)アミノ基、ジ(C1−6アルキル)アミノ基、C2−7アルキルカルボニルアミノ基、下記H1群から選択される置換基を有していてもよい3−8員シクロアルキル基、C2−7アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、4−8員ヘテロ環基、5−10員ヘテロアリール環基、6−10員アリール環基、C2−7アルキルカルボニル基、6−10員アリール環カルボニル基、アミノカルボニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいモノ(C1−6アルキル)アミノカルボニル基、モノ(3−8員シクロアルキル)アミノカルボニル基、モノ(C2−7アルコキシアルキル)アミノカルボニル基、ジ(C1−6アルキル)アミノカルボニル基、モノ(5−10員ヘテロアリール環)アミノカルボニル基、C1−6アルキル基で置換されていてもよい4−8員ヘテロ環カルボニル基および5−10員ヘテロアリール環カルボニル基、
<E1群>
ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基、オキソ基(式=O基)およびC1−6アルキル基、
<F1群>
ハロゲン原子およびC1−6アルコキシ基、
<G1群>
3−8員シクロアルキル基、
<H1群>
水酸基、C1−6ハロアルキル基、C1−6アルキル基、C2−7アルコキシアルキル基、モノ(C1−6アルキル)アミノカルボニル基、ジ(C1−6アルキル)アミノカルボニル基、C2−7アルコキシカルボニル基、カルボキシル基およびC2−7シアノアルキル基。
【請求項2】
一般式

(式中、
R10は、下記A1群から選択される置換基を有していてもよい5−10員シクロアルキル基または下記A1群から選択される置換基を有していてもよい5−10員シクロアルケニル基を示し、
R20、R21、R22およびR23は、同一または異なって、水素原子、水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、C2−7アルキルカルボニル基、ニトロ基、アミノ基、モノ(C1−6アルキル)アミノ基、ジ(C1−6アルキル)アミノ基、下記B1群から選択される置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、下記B1群から選択される置換基を有していてもよいC1−6アルコキシ基、下記C1群から選択される置換基を有していてもよい4−8員ヘテロ環基または下記C1群から選択される置換基を有していてもよい5−10員ヘテロアリール環基を示し、
R30、R31およびR32は、同一または異なって、水素原子、水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、カルボキシル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基またはC2−7アルコキシカルボニル基を示すか、あるいは、
R30、R31またはR32のいずれか2つが一緒になって、オキソ基(式=O基)またはメチレン基(式−CH2−基)であり、残りの1つが、水素原子、水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、カルボキシル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基またはC2−7アルコキシカルボニル基を示し、
R40は、下記D1群から選択される置換基を有していてもよいC1−10アルキル基、下記E1群から選択される置換基を有していてもよい3−8員シクロアルキル基、下記E1群から選択される置換基を有していてもよい4−8員ヘテロ環基、下記F1群から選択される置換基を有していてもよいC2−7アルケニル基、下記F1群から選択される置換基を有していてもよいC2−7アルキニル基、下記G1群から選択される置換基を有していてもよいC2−7アルキルカルボニル基、モノ(C1−6アルキル)アミノカルボニル基、4−8員ヘテロ環カルボニル基、C2−7アルコキシカルボニル基またはC1−6アルキルスルホニル基を示し、
nは、0、1または2の整数を示す。)
で表される化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
<A1群>
水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、C1−6アルコキシ基、下記C1群から選択される置換基を有していてもよいフェニル基、C1−6アルキル基、C1−6ハロアルキル基およびC2−7アルキレン基(但し、置換される5−10員シクロアルキル基または置換される5−10員シクロアルケニル基と一緒になってスピロ結合が生じる場合に限る)、
<B1群>
ハロゲン原子、C2−7アルコキシカルボニル基およびカルボキシル基、
<C1群>
シアノ基、ハロゲン原子、C1−6アルキル基およびC1−6アルコキシ基、
<D1群>
水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ基、C1−6アルキルスルホニル基、C1−6アルキルスルフィニル基、モノ(C1−6アルキル)アミノ基、ジ(C1−6アルキル)アミノ基、C2−7アルキルカルボニルアミノ基、下記H1群から選択される置換基を有していてもよい3−8員シクロアルキル基、C2−7アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、4−8員ヘテロ環基、5−10員ヘテロアリール環基、6−10員アリール環基、C2−7アルキルカルボニル基、6−10員アリール環カルボニル基、アミノカルボニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいモノ(C1−6アルキル)アミノカルボニル基、モノ(3−8員シクロアルキル)アミノカルボニル基、モノ(C2−7アルコキシアルキル)アミノカルボニル基、ジ(C1−6アルキル)アミノカルボニル基、モノ(5−10員ヘテロアリール環)アミノカルボニル基、C1−6アルキル基で置換されていてもよい4−8員ヘテロ環カルボニル基および5−10員ヘテロアリール環カルボニル基、
<E1群>
ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基、オキソ基(式=O基)およびC1−6アルキル基、
<F1群>
ハロゲン原子およびC1−6アルコキシ基、
<G1群>
3−8員シクロアルキル基、
<H1群>
水酸基、C1−6ハロアルキル基、C1−6アルキル基、C2−7アルコキシアルキル基、モノ(C1−6アルキル)アミノカルボニル基、ジ(C1−6アルキル)アミノカルボニル基、C2−7アルコキシカルボニル基、カルボキシル基およびC2−7シアノアルキル基。
【請求項3】
R10が下記A2群から選択される置換基を有していてもよい5−10員シクロアルキル基または下記A2群から選択される置換基を有していてもよい5−10員シクロアルケニル基である、請求項1または2のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
<A2群>
水酸基、フェニル基、C1−6アルキル基、C1−6ハロアルキル基およびC2−7アルキレン基(但し、置換される5−10員シクロアルキル基または置換される5−10員シクロアルケニル基と一緒になってスピロ結合が生じる場合に限る)。
【請求項4】
R10が水酸基、フェニル基、C1−6アルキル基、C1−6ハロアルキル基、1,2−エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基もしくはペンタメチレン基で置換していてもよい5−10員シクロアルキル基または水酸基、フェニル基、C1−6アルキル基、C1−6ハロアルキル基、1,2−エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基もしくはペンタメチレン基で置換していてもよい5−10員シクロアルケニル基である、請求項1または2のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
但し、置換基が1,2−エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基またはペンタメチレン基である場合は、置換される5−10員シクロアルキル基または置換される5−10員シクロアルケニル基と一緒になってスピロ結合が生じる場合に限る。
【請求項5】
R10が、シクロヘキシル基、4−t−ブチルシクロヘキシル基、4,4−ジメチルシクロヘキシル基、4,4−ジエチルシクロヘキシル基、3,3,5,5,−テトラメチルシクロヘキシル基、3,5−ジメチルシクロヘキシル基、4−フェニルシクロヘキシル基、4−トリフルオロメチルシクロヘキシル基、4−n−ブチルシクロヘキシル基、シクロペンチル基、3,3,4,4−テトラメチルシクロペンチル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、式

(式中、sは0、1、2または3の整数を意味する。)で表わされる基である、請求項1または2のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
【請求項6】
R20、R21、R22およびR23が、同一または異なって、水素原子、水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、C2−7アルキルカルボニル基、ニトロ基、アミノ基、モノ(C1−6アルキル)アミノ基、ジ(C1−6アルキル)アミノ基、上記B1群から選択される置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、上記B1群から選択される置換基を有していてもよいC1−6アルコキシ基、上記C1群から選択される置換基を有していてもよい4−8員ヘテロ環基または上記C1群から選択される置換基を有していてもよい5−6員ヘテロアリール環基である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
【請求項7】
R20、R21、R22およびR23が、同一または異なって、水素原子、水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、アセチル基、ニトロ基、アミノ基、モノメチルアミノ基、モノエチルアミノ基、ジメチルアミノ基、上記B1群から選択される置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、上記B1群から選択される置換基を有していてもよいC1−6アルコキシ基、上記C1群から選択される置換基を有していてもよい4−8員ヘテロ環基(但し、当該4−8員ヘテロ環の窒素原子に結合する水素原子を除いて誘導される基に限る)または下記C2群から選択される置換基を有していてもよい5−6員ヘテロアリール環基である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
<C2群>
C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキル基。
【請求項8】
R20、R21、R22およびR23が、同一または異なって、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、アセチル基、モノメチルアミノ基、モノエチルアミノ基、ジメチルアミノ基、メチル基、メトキシ基、エトキシ基、上記C2群から選択される置換基を有していてもよいモルホリン−4−イル基、上記C2群から選択される置換基を有していてもよいピペリジン−1−イル基、上記C2群から選択される置換基を有していてもよいピロリジン−1−イル基、アゼチジン−1−イル基、ピリジン−2−イル基またはピリジン−3−イル基である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
【請求項9】
R20、R21、R22およびR23のうち、少なくとも2つが水素原子であり、残りが、同一または異なって、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、アセチル基、モノメチルアミノ基、モノエチルアミノ基、ジメチルアミノ基、メチル基、メトキシ基、エトキシ基、上記C2群から選択される置換基を有していてもよいモルホリン−4−イル基、上記C2群から選択される置換基を有していてもよいピペリジン−1−イル基、上記C2群から選択される置換基を有していてもよいピロリジン−1−イル基、アゼチジン−1−イル基、ピリジン−2−イル基またはピリジン−3−イル基である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
【請求項10】
R20、R21、R22およびR23のうち、3つが水素原子であり、残りの1つが、水素原子、フッ素原子、シアノ基、ジメチルアミノ基、メチル基、メトキシ基、下記C3群から選択される置換基を有していてもよいモルホリン−4−イル基、下記C3群から選択される置換基を有していてもよいピペリジン−1−イル基または下記C3群から選択される置換基を有していてもよいピロリジン−1−イル基である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
<C3群>
メトキシ基、エトキシ基およびメチル基。
【請求項11】
R30、R31およびR32が、同一または異なって、水素原子またはC1−6アルキル基を示すか、あるいは、R30およびR31が一緒になってオキソ基(式=O基)であり、R32が水素原子またはC1−6アルキル基である、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
【請求項12】
R30、R31およびR32が、同一または異なって、水素原子またはメチル基を示すか、あるいは、R30およびR31が一緒になってオキソ基(式=O基)であり、R32が水素原子またはメチル基である、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
【請求項13】
R30、R31およびR32がすべて水素原子である、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
【請求項14】
R40が上記D1群から選択される置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、上記E1群から選択される置換基を有していてもよい3−8員シクロアルキル基、C2−7アルケニル基、C2−7アルキニル基またはC2−7アルキルカルボニル基である、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
【請求項15】
R40が下記D2群から選択される置換基を有していてもよいC1−6アルキル基である、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
<D2群>
水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、C1−6アルコキシ基、3−8員シクロアルキル基、4−8員ヘテロ環基、モノ(C1−6アルキル)アミノカルボニル基、ジ(C1−6アルキル)アミノカルボニル基、C2−7アルキルカルボニル基、5員ヘテロアリール環基、4−8員ヘテロ環カルボニル基およびフェニル基。
【請求項16】
R40がn−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、イソブチル基、エチルカルボニルメチル基、メトキシエチル基、エトキシエチル基、シクロプロピルメチル基またはテトラヒドロピラン−4−イルメチル基である、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
【請求項17】
nが1の整数である、請求項1乃至16のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物。
【請求項18】
X1が窒素原子である、請求項1または3乃至17のいずれか一項に記載の化合物またはそれらの塩あるいはそれらの水和物。
【請求項19】
下記化合物群から選択される、請求項1または2のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物:
1−[2−(4,4−ジメチルシクロヘキシル)−5−メトキシフェニル]−4−ペンチルピペラジン、
1−ブチル−4−[2−(4−t−ブチルシクロヘキサ−1−エニル)−4−(4−メトキシピペリジン−1−イル)フェニル]ピペラジン、
1−ブチル−4−[2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)フェニル]ピペラジン、
1−シクロプロピルメチル−4−[2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)フェニル]ピペラジン、
2−{4−[2−(4−t−ブチルシクロヘキシル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−N−エチルアセトアミド、
シス−4−(4−t−ブチルシクロヘキシル)−3−(4−ブチルピペラジン−1−イル)ベンゾニトリル、
トランス−4−(4−t−ブチルシクロヘキシル)−3−(4−ブチルピペラジン−1−イル)ベンゾニトリル、
1−ブチル−4−(2−シクロヘキシルフェニル)ピペラジン、
1−ブチル−4−[2−(4−t−ブチルシクロヘキシル)フェニル]ピペラジン、
1−{4−[2−(4,4−ジメチルシクロヘキシル)フェニル]ピペラジン−1−イル}ブタン−2−オン、
4−[3−(4−t−ブチルシクロヘキサ−1−エニル)−4−(4−ブチルピペラジン−1−イル)フェニル]モルホリン、
1−[2−(4−t−ブチルシクロヘキシル)フェニル]−4−(2−メトキシエチル)ピペラジン、
1−[2−(4−t−ブチルシクロヘキサ−1−エニル)−4−(4−メトキシピペリジン−1−イル)フェニル]−4−シクロプロピルメチルピペラジン、
1−(テトラヒドロピラン−4−イルメチル)−4−[2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキサ−1−エニル)フェニル]ピペラジン、
4−[4−(4−プロピルピペラジン−1−イル)−3−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキサ−1−エニル)フェニル]モルホリン、
1−{4−[2−(4,4−ジエチルシクロヘキサ−1−エニル)−4−モルホリン−4−イルフェニル]ピペラジン−1−イル}ブタン−2−オン、
1−プロピル−4−[2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)フェニル]ピペラジン、
1−ブチル−4−[4−(4−メトキシピペリジン−1−イル)−2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)フェニル]ピペラジン、
1−ブチル−4−[2−(3,5−ジメチルシクロヘキシル)フェニル]ピペラジン、
1−[2−(4,4−ジエチルシクロヘキシル)フェニル]−4−(テトラヒドロピラン−4−イルメチル)ピペラジン、
4−[4−(4−ブチルピペラジン−1−イル)−3−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキサ−1−エニル)フェニル]モルホリン、
4−[4−(4−ブチルピペラジン−1−イル)−3−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)フェニル]モルホリン、
1−[4−(4−エトキシピペリジン−1−イル)−2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)フェニル]−4−プロピルピペラジン、
シス−4−[4−(4−ブチルピペラジン−1−イル)−3−(4,4−ジメチルシクロヘキシル)フェニル]−2,6−ジメチルモルホリン、
4−{4−(4−ペンチルピペラジン−1−イル)−3−スピロ[2.5]オクタ−6−イルフェニル}モルホリン、
1−[3−フルオロ−2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキサ−1−エニル)フェニル]−4−プロピルピペラジン、
1−シクロプロピルメチル−4−[2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)フェニル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン、
1−ブチル−4−{2−(3,3,3,4−テトラメチルシクロペンチル)フェニル}ピペラジン、
1−ブチル−4−[2−(4,4−ジメチルシクロヘキシル)−4−(4−エトキシピペリジン−1−イル)フェニル]ピペラジン、
1−ブチル−4−[2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキサ−1−エニル)フェニル]ピペラジン、
1−シクロプロピルメチル−4−[2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキサ−1−エニル)フェニル]ピペラジン、
1−{4−[2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキサ−1−エニル)フェニル]ピペラジン−1−イル}ブタン−2−オン、
1−(2−メトキシエチル)−4−[2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキサ−1−エニル)フェニル]ピペラジン、
1−{4−[2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)フェニル]ピペラジン−1−イル}ブタン−2−オン、
1−(2−メトキシエチル)−4−[2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)フェニル]ピペラジン、
4−[4−(4−ブチルピペラジン−1−イル)−5−(4,4−ジエチルシクロヘキシル)−2−メトキシフェニル]−モルホリン、
1−ブチル−4−(2−スピロ[4.5]デカ−8−イルフェニル)ピペラジン、
1−[2−(4,4−ジメチルシクロヘキサ−1−エニル)フェニル]−4−イソブチルピペラジン、
1−シクロプロピルメチル−4−[2−(4,4−ジエチルシクロヘキシル)−4−(4−メトキシピペリジン−1−イル)フェニル]ピペラジン、
4−[3−(4,4−ジメチルシクロヘキシル)−4−(4−イソブチルピペラジン−1−イル)フェニル]モルホリン、
{4−[2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)フェニル]ピペラジン−1−イル}アセトニトリル、
1−(2−エトキシエチル)−4−[2−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)フェニル]ピペラジン、
(R)−1−ブチル−4−[2−(4,4−ジエチルシクロヘキシル)−4−(3−メトキシピロリジン−1−イル)フェニル]ピペラジン、
1−[4−メチル−2−(3,5,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)フェニル]−4−プロピルピペラジン、
1−[4−メトキシ−2−(3,3,3,5−テトラメチルシクロヘキシル)フェニル]−4−(テトラヒドロピラン−4−イルメチル)ピペラジン、
1−ブチル−4−[2−(3,3,3,5−テトラメチルシクロヘキシル)フェニル]ピペリジン、
1−イソブチル−4−[2−(3,3,4,4−テトラメチルシクロペンタ−1−エニル)フェニル]ピペラジン、および
1−[2−(4−シクロプロピルメチルピペラジン−1−イル)フェニル]−3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキサノール。
【請求項20】
請求項1または2のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物を含有する医薬。
【請求項21】
請求項1または2のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物を含有する、細胞接着抑制または細胞浸潤抑制剤。
【請求項22】
請求項1または2のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物を含有する、炎症性疾患及び自己免疫疾患の治療または予防剤。
【請求項23】
請求項1または2のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物を含有する、炎症性腸疾患、過敏性腸症候群、リウマチ関節炎、乾癬、多発性硬化症、喘息またはアトピー性皮膚炎の治療または予防剤。
【請求項24】
請求項1または2のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物を含有する炎症性腸疾患の治療または予防剤。
【請求項25】
請求項1または2のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物を含有する、潰瘍性大腸炎またはクローン病の治療または予防剤。
【請求項26】
医薬を製造するための、請求項1または2のいずれか一項に記載の化合物またはその塩あるいはそれらの水和物の使用。

【国際公開番号】WO2005/063705
【国際公開日】平成17年7月14日(2005.7.14)
【発行日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−516735(P2005−516735)
【国際出願番号】PCT/JP2004/019795
【国際出願日】平成16年12月24日(2004.12.24)
【出願人】(506137147)エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 (215)
【Fターム(参考)】