説明

MEKの複素環阻害剤及びその使用方法

式Iの化合物並びに薬剤として許容されるその塩及びプロドラッグであって、R、R、R、R及びR、W、X及びYが本明細書に定義される化合物を開示する。このような化合物はMEK阻害剤であり、哺乳動物の癌及び炎症などの過剰増殖性疾患並びに炎症状態の治療に有用である。哺乳動物の過剰増殖性疾患の治療におけるこのような化合物の使用方法及びこのような化合物を含む薬剤組成物も開示する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
分割された鏡像異性体、ジアステレオマー、溶媒和物及び薬剤として許容されるその塩を含む化合物であって次式を有する化合物。
【化1】


(式中、
XはN又はCR10であり、
YはNR、O、S、S(O)、S(O)、C(O)又はCHであり、
、R、R、R及びR10は独立に、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−SR11、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−NRC(O)OR、−OC(O)R、−NRSO、−SONR、−NRC(O)R、−C(O)NR、−NRC(O)NR、−NRC(NCN)NR、−NR、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、−S(O)(C〜Cアルキル)、−S(O)(CR−アリール、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、−O(CR−アリール、−NR(CR−アリール、−O(CR−ヘテロアリール、−NR(CR−ヘテロアリール、−O(CR−ヘテロシクリル又は−NR(CR−ヘテロシクリルであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NRSO、−SONR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)R、−C(O)NR、−NR、−NRC(O)NR、−NRC(NCN)NR、−OR、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキル環は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基でさらに置換されていてよく、
は水素、トリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキルであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキル環は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基でさらに置換されていてよく、
は水素、トリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ホスフェート又はアミノ酸残基であり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されているか、
或いはR及びRは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記炭素環、ヘテロアリール又は複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
及びRは独立に水素又はC〜Cアルキルであるか、或いは
及びRは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記アルキル又は前記炭素環、ヘテロアリール及び複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
はトリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキルであり、前記アルキル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルの部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
11、R12及びR13は独立に水素、低級アルキル、低級アルケニル、アリール及びアリールアルキルであり、R14は低級アルキル、低級アルケニル、アリール及びアリールアルキルであるか、
或いはR11、R12、R13又はR14のいずれか2つは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキル炭素環、ヘテロアリール環又は複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
Wはヘテロアリール、ヘテロシクリル、−C(O)OR、−C(O)NR、−C(O)NROR、−C(O)ROR、−C(O)NRSO、−C(O)(C〜C10シクロアルキル)、−C(O)(C〜C10アルキル)、−C(O)(アリール)、−C(O)(ヘテロアリール)、−C(O)(ヘテロシクリル)又はCRORであり、前記ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−C(O)OR、−C(O)NR、−C(O)NROR、−C(O)ROR、−C(O)NRSO、−C(O)(C〜C10シクロアルキル)、−C(O)(C〜C10アルキル)、−C(O)(アリール)、−C(O)(ヘテロアリール)、−C(O)(ヘテロシクリル)及びCRORのいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、−NR、−OR、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、シクロアルキル及びヘテロシクロアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、シクロアルキル及びヘテロシクロアルキルのいずれかは、−NR及び−ORから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
mは0、1、2、3、4又は5であり、
jは0、1又は2である)
【請求項2】
YがNHである請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
XがCR10であり、R10が水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
が水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Wがヘテロアリール、C(O)OR、C(O)NR、C(O)NROR及びC(O)NRS(O)から選択され、前記ヘテロアリール、C(O)OR、C(O)NR、C(O)NROR又はC(O)NRS(O)のいずれかが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル及びC〜Cヘテロシクロアルキルから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、シクロアルキル又はヘテロシクロアルキルのいずれかが、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択でさらに置換されていてよい請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
WがC(O)OR、C(O)NHR及びC(O)NHORから選択され、前記C(O)OR、C(O)NHR及びC(O)NHORのいずれかが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル及びC〜Cヘテロシクロアルキルから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、シクロアルキル又はヘテロシクロアルキルのいずれかが、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択でさらに置換されていてよく、
が水素、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル及びC〜Cヘテロシクロアルキルから選択され、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、シクロアルキル又はヘテロシクロアルキルのいずれかが、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されている請求項4に記載の化合物。
【請求項7】
Wが
【化2】


から選択される請求項4に記載の化合物。
【請求項8】
がC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル又はC〜Cアルキニルであり、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル及びC〜Cアルキニルが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、前記シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール環が、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよい請求項4に記載の化合物。
【請求項9】
がC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル又はC〜Cアルキニルであり、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル及びC〜Cアルキニルが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、前記シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール環が、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよい請求項5に記載の化合物。
【請求項10】
がC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル又はC〜Cアルキニルであり、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル及びC〜Cアルキニルが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、前記シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール環が、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよい請求項6に記載の化合物。
【請求項11】
がC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル又はC〜Cアルキニルであり、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル及びC〜Cアルキニルが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、前記シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール環が、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよい請求項7に記載の化合物。
【請求項12】
がハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル、エトキシ又はSR11である請求項4に記載の化合物。
【請求項13】
及びRが独立に水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
がハロゲン又はメチルであり、Rが水素であり、Rが水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はSR11である請求項4に記載の化合物。
【請求項15】
YがNHであり、Rがハロゲンであり、Rがハロゲンであり、Rがアルキル又はハロゲンであり、RがYに隣接した位置にあり、RがHである請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
がハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル、エトキシ又はSR11である請求項5に記載の化合物。
【請求項17】
及びRが独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
がハロゲン又はメチルであり、Rが水素であり、Rが水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はSR11である請求項5に記載の化合物。
【請求項19】
YがNHであり、Rがハロゲンであり、Rがハロゲンであり、Rがアルキル又はハロゲンであり、RがYに隣接した位置にあり、Rが水素である請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
がハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル、エトキシ又はSR11である請求項6に記載の化合物。
【請求項21】
及びRが独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
YがNHであり、Rがハロゲンであり、Rがハロゲンであり、Rがアルキル又はハロゲンであり、RがYに隣接した位置にあり、Rが水素である請求項6に記載の化合物。
【請求項23】
がハロゲン又はメチルであり、Rが水素であり、Rが水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はSR11である請求項22に記載の化合物。
【請求項24】
がハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル、エトキシ又はSR11である請求項7に記載の化合物。
【請求項25】
及びRが独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
がハロゲン又はメチルであり、Rが水素であり、Rが水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はSR11である請求項7に記載の化合物。
【請求項27】
YがNHであり、Rがハロゲンであり、Rがハロゲンであり、Rがアルキル又はハロゲンであり、RがYに隣接した位置にあり、Rが水素である請求項27に記載の化合物。
【請求項28】
がハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル、エトキシ又はSR11である請求項10に記載の化合物。
【請求項29】
及びRが独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
がハロゲン又はメチルであり、Rが水素であり、Rが水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はSR11である請求項10に記載の化合物。
【請求項31】
YがNH、Rがハロゲンであり、Rがハロゲンであり、Rがアルキル又はハロゲンであり、RがYに隣接した位置にあり、Rが水素である請求項30に記載の化合物。
【請求項32】
がハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル、エトキシ又はSR11である請求項11に記載の化合物。
【請求項33】
及びRが独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
がハロゲン又はメチルであり、Rが水素であり、Rが水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はSR11である請求項11に記載の化合物。
【請求項35】
YがNHであり、Rがハロゲンであり、Rが水素であり、Rがハロゲンであり、Rがアルキル又はハロゲンであり、RがYに隣接した位置にあり、Rが水素である請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
XがNである請求項1に記載の化合物。
【請求項37】
が水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項36に記載の化合物。
【請求項38】
WがC(O)OR、C(O)NHR及びC(O)NHORから選択され、前記C(O)OR、C(O)NHR及びC(O)NHORのいずれかが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル及びC〜Cヘテロシクロアルキルから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、シクロアルキル又はヘテロシクロアルキルのいずれかが、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択でさらに置換されていてよく、
が水素、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル及びC〜Cヘテロシクロアルキルから選択され、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、シクロアルキル又はヘテロシクロアルキルのいずれかが、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されている請求項37に記載の化合物。
【請求項39】
Wが
【化3】


から選択される請求項37に記載の化合物。
【請求項40】
がC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル又はC〜Cアルキニルであり、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル及びC〜Cアルキニルが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、前記シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール環が、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよい請求項38に記載の化合物。
【請求項41】
がC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル又はC〜Cアルキニルであり、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル及びC〜Cアルキニルが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、前記シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール環が、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよい請求項39に記載の化合物。
【請求項42】
がハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル、エトキシ又はSR11請求項40に記載の化合物。
【請求項43】
及びRが独立に水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項42に記載の化合物。
【請求項44】
がハロゲン又はメチルであり、Rが水素であり、Rが水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はSR11である請求項40に記載の化合物。
【請求項45】
YがNHであり、Rがハロゲンであり、Rがハロゲンであり、Rがアルキル又はハロゲンであり、RがYに隣接した位置にあり、Rが水素である請求項44に記載の化合物。
【請求項46】
がハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル、エトキシ又はSR11である請求項41に記載の化合物。
【請求項47】
及びRが独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項46に記載の化合物。
【請求項48】
がハロゲン又はメチルであり、Rが水素であり、Rが水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はSR11である請求項41に記載の化合物。
【請求項49】
YがNHであり、Rがハロゲンであり、Rがハロゲンであり、Rがアルキル又はハロゲンであり、RがYに隣接した位置にあり、Rが水素である請求項48に記載の化合物。
【請求項50】
請求項1に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項51】
請求項2に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項52】
請求項6に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項53】
請求項11に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項54】
請求項35に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項55】
請求項40に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項56】
請求項41に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項57】
哺乳動物のMEK活性を阻害する方法であって、前記哺乳動物に、前記MEK活性を阻害するのに有効な量で請求項1に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項58】
哺乳動物の過剰増殖性障害を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記過剰増殖性障害を治療するのに有効な量で請求項1に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項59】
哺乳動物の炎症状態を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記炎症状態を治療するのに有効な量で請求項1に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項60】
哺乳動物のMEK活性を阻害する方法であって、前記哺乳動物に、前記MEK活性を阻害するのに有効な量で請求項2に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項61】
哺乳動物の過剰増殖性障害を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記過剰増殖性障害を治療するのに有効な量で請求項2に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項62】
哺乳動物の炎症状態を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記炎症状態を治療するのに有効な量で請求項2に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項63】
哺乳動物のMEK活性を阻害する方法であって、前記哺乳動物に、前記MEK活性を阻害するのに有効な量で請求項6に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項64】
哺乳動物の過剰増殖性障害を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記過剰増殖性障害を治療するのに有効な量で請求項6に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項65】
哺乳動物の炎症状態を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記炎症状態を治療するのに有効な量で請求項6に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項66】
哺乳動物のMEK活性を阻害する方法であって、前記哺乳動物に、前記MEK活性を阻害するのに有効な量で請求項11に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項67】
哺乳動物の過剰増殖性障害を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記過剰増殖性障害を治療するのに有効な量で請求項11に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項68】
哺乳動物の炎症状態を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記炎症状態を治療するのに有効な量で請求項11に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項69】
哺乳動物のMEK活性を阻害する方法であって、前記哺乳動物に、前記MEK活性を阻害するのに有効な量で請求項35に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項70】
哺乳動物の過剰増殖性障害を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記過剰増殖性障害を治療するのに有効な量で請求項35に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項71】
哺乳動物の炎症状態を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記炎症状態を治療するのに有効な量で請求項35に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項72】
哺乳動物のMEK活性を阻害する方法であって、前記哺乳動物に、前記MEK活性を阻害するのに有効な量で請求項40に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項73】
哺乳動物の過剰増殖性障害を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記過剰増殖性障害を治療するのに有効な量で請求項40に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項74】
哺乳動物の炎症状態を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記炎症状態を治療するのに有効な量で請求項40に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項75】
哺乳動物のMEK活性を阻害する方法であって、前記哺乳動物に、前記MEK活性を阻害するのに有効な量で請求項41に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項76】
哺乳動物の過剰増殖性障害を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記過剰増殖性障害を治療するのに有効な量で請求項41に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項77】
哺乳動物の炎症状態を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記炎症状態を治療するのに有効な量で請求項41に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項78】
分割された鏡像異性体、ジアステレオマー、溶媒和物及び薬剤として許容されるその塩を含む化合物であって次式を有する化合物。
【化4】


(式中、
、R、R及びRは独立に、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、ジフルオロメチル、フルオロメチル、フルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−SR11、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−NRC(O)OR、−OC(O)R、−NRSO、−SONR、−NRC(O)R、−C(O)NR、−NRC(O)NR、−NRC(NCN)NR、−NR、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、−S(O)(C〜Cアルキル)、−S(O)(CR−アリール、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、−O(CR−アリール、−NR(CR−アリール、−O(CR−ヘテロアリール、−NR(CR−ヘテロアリール、−O(CR−ヘテロシクリル又は−NR(CR−ヘテロシクリルであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NRSO、−SONR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)R、−C(O)NR、−NR、−NRC(O)NR、−NRC(NCN)NR、−OR、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキル環は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基でさらに置換されていてよく、
は水素、トリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキルであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキル環は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基でさらに置換されていてよく、
各R10は独立に、水素、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−C(O)R、−C(O)OR、−SONR、−C(O)NR、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、−S(O)(C〜Cアルキル)、−S(O)(CR−アリール、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキルであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NRSO、−SONR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)R、−C(O)NR、−NR、−NRC(O)NR、−NRC(NCN)NR、−OR、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキル環は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基でさらに置換されていてよく、
は水素、トリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ホスフェート又はアミノ酸残基であり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されているか、
或いはR及びRは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記炭素環、ヘテロアリール又は複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
及びRは独立に水素又はC〜Cアルキルであるか、或いは
及びRは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記アルキル又は前記炭素環、ヘテロアリール及び複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
はトリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキルであり、前記アルキル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
11、R12及びR13は独立に水素、低級アルキル、低級アルケニル、アリール及びアリールアルキルであり、R14は低級アルキル、低級アルケニル、アリール及びアリールアルキルであるか、
或いはR11、R12、R13又はR14のいずれか2つは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキル炭素環、ヘテロアリール環又は複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
mは0、1、2、3、4又は5であり、
nは1又は2であり、
jは0、1又は2である)
【請求項79】
請求項78に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項80】
哺乳動物のMEK活性を阻害する方法であって、前記哺乳動物に、前記MEK活性を阻害するのに有効な量で請求項78に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項81】
哺乳動物の過剰増殖性障害を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記過剰増殖性障害を治療するのに有効な量で請求項78に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項82】
哺乳動物の炎症状態を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記炎症状態を治療するのに有効な量で請求項78に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項83】
分割された鏡像異性体、ジアステレオマー、溶媒和物及び薬剤として許容されるその塩を含む化合物であって次式を有する化合物。
【化5】


(式中、
、R、R及び各Rは独立に、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−SR11、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−NRC(O)OR、−OC(O)R、−NRSO、−SONR、−NRC(O)R、−C(O)NR、−NRC(O)NR、−NRC(NCN)NR、−NR、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、−S(O)(C〜Cアルキル)、−S(O)(CR−アリール、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、−O(CR−アリール、−NR(CR−アリール、−O(CR−ヘテロアリール、−NR(CR−ヘテロアリール、−O(CR−ヘテロシクリル又は−NR(CR−ヘテロシクリルであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NRSO、−SONR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)R、−C(O)NR、−NR、−NRC(O)NR、−NRC(NCN)NR、−OR、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキル環は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基でさらに置換されていてよく、
は水素、トリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキルであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキル環は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基でさらに置換されていてよく、
は水素、トリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ホスフェート又はアミノ酸残基であり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されているか、
或いはR及びRは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記炭素環、ヘテロアリール又は複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
及びRは独立に水素又はC〜Cアルキルであるか、或いは
及びRは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記アルキル又は前記炭素環、ヘテロアリール及び複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
はトリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキルであり、前記アルキル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
11、R12及びR13は独立に水素、低級アルキル、低級アルケニル、アリール及びアリールアルキルであり、R14は低級アルキル、低級アルケニル、アリール及びアリールアルキルであるか、
或いはR11、R12、R13又はR14のいずれか2つは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキル炭素環、ヘテロアリール環又は複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
mは0、1、2、3、4又は5であり、
jは0、1又は2である)
【請求項84】
請求項83に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項85】
哺乳動物のMEK活性を阻害する方法であって、前記哺乳動物に、前記MEK活性を阻害するのに有効な量で請求項83に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項86】
哺乳動物の過剰増殖性障害を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記過剰増殖性障害を治療するのに有効な量で請求項83に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項87】
哺乳動物の炎症状態を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記炎症状態を治療するのに有効な量で請求項83に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項88】
分割された鏡像異性体、ジアステレオマー、溶媒和物及び薬剤として許容されるその塩を含む化合物であって次式を有する化合物。
【化6】


(式中、
、R、R及びRは独立に、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、ジフルオロメチル、フルオロメチル、フルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−SR11、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−NRC(O)OR、−OC(O)R、−NRSO、−SONR、−NRC(O)R、−C(O)NR、−NRC(O)NR、−NRC(NCN)NR、−NR、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、−S(O)(C〜Cアルキル)、−S(O)(CR−アリール、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、−O(CR−アリール、−NR(CR−アリール、−O(CR−ヘテロアリール、−NR(CR−ヘテロアリール、−O(CR−ヘテロシクリル又は−NR(CR−ヘテロシクリルであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NRSO、−SONR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)R、−C(O)NR、−NR、−NRC(O)NR、−NRC(NCN)NR、−OR、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキル環は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基でさらに置換されていてよく、
各Rは水素、トリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキルであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキル環は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基でさらに置換されていてよく、
各R10は独立に、水素、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−C(O)R、−C(O)OR、−SONR、−C(O)NR、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、−S(O)(C〜Cアルキル)、−S(O)(CR−アリール、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキルであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NRSO、−SONR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)R、−C(O)NR、−NR、−NRC(O)NR、−NRC(NCN)NR、−OR、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキル環は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基でさらに置換されていてよく、
は水素、トリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ホスフェート又はアミノ酸残基であり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されているか、
或いはR及びRは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記炭素環、ヘテロアリール又は複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
及びRは独立に水素又はC〜Cアルキルであるか、或いは
及びRは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記アルキル又は前記炭素環、ヘテロアリール及び複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
はトリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキルであり、前記アルキル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
11、R12及びR13は独立に水素、低級アルキル、低級アルケニル、アリール及びアリールアルキルであり、R14は低級アルキル、低級アルケニル、アリール及びアリールアルキルであるか、
或いはR11、R12、R13又はR14のいずれか2つは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキル炭素環、ヘテロアリール環又は複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
mは0、1、2、3、4又は5であり、
jは0、1又は2である)
【請求項89】
請求項88に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項90】
哺乳動物のMEK活性を阻害する方法であって、前記哺乳動物に、前記MEK活性を阻害するのに有効な量で請求項88に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項91】
哺乳動物の過剰増殖性障害を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記過剰増殖性障害を治療するのに有効な量で請求項88に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項92】
哺乳動物の炎症状態を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記炎症状態を治療するのに有効な量で請求項88に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項93】
分割された鏡像異性体、ジアステレオマー、溶媒和物及び薬剤として許容されるその塩を含む化合物であって次式を有する化合物。
【化7】


(式中、
XはN又はCR10であり、
、R、R、R及びR10は独立に、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−SR11、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−NRC(O)OR、−OC(O)R、−NRSO、−SONR、−NRC(O)R、−C(O)NR、−NRC(O)NR、−NRC(NCN)NR、−NR、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、−S(O)(C〜Cアルキル)、−S(O)(CR−アリール、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、−O(CR−アリール、−NR(CR−アリール、−O(CR−ヘテロアリール、−NR(CR−ヘテロアリール、−O(CR−ヘテロシクリル又は−NR(CR−ヘテロシクリルであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NRSO、−SONR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)R、−C(O)NR、−NR、−NRC(O)NR、−NRC(NCN)NR、−OR、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキル環は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基でさらに置換されていてよく、
は水素、トリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキルであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキル環は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基でさらに置換されていてよく、
は水素、トリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ホスフェート又はアミノ酸残基であり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されているか、
或いはR及びRは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記炭素環、ヘテロアリール又は複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
及びRは独立に水素又はC〜Cアルキルであるか、或いは
及びRは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記アルキル又は前記炭素環、ヘテロアリール及び複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
はトリフルオロメチル、C〜C10アルキル、C〜C10シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル又はヘテロシクリルアルキルであり、前記アルキル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキル部分のいずれかは、オキソ(但し、アリール又はヘテロアリール上では置換しない)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR11SO14、−SONR1112、−C(O)R11、C(O)OR11、−OC(O)R11、−NR11C(O)OR14、−NR11C(O)R12、−C(O)NR1112、−SR11、−S(O)R14、−SO14、−NR1112、−NR11C(O)NR1213、−NR11C(NCN)NR1213、−OR11、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
11、R12及びR13は独立に水素、低級アルキル、低級アルケニル、アリール及びアリールアルキルであり、R14は低級アルキル、低級アルケニル、アリール及びアリールアルキルであるか、
或いはR11、R12、R13又はR14のいずれか2つは、それらが結合している原子と一緒に4員〜10員の炭素環、ヘテロアリール又は複素環を形成しており、前記アルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキル炭素環、ヘテロアリール環又は複素環のいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル及びヘテロシクリルアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
Wはヘテロアリール、ヘテロシクリル、−C(O)OR、−C(O)NR、−C(O)NROR、−C(O)ROR、−C(O)NRSO、−C(O)(C〜C10シクロアルキル)、−C(O)(C〜C10アルキル)、−C(O)(アリール)、−C(O)(ヘテロアリール)、−C(O)(ヘテロシクリル)又はCRORであり、前記ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−C(O)OR、−C(O)NR、−C(O)NROR、−C(O)ROR、−C(O)NRSO、−C(O)(C〜C10シクロアルキル)、−C(O)(C〜C10アルキル)、−C(O)(アリール)、−C(O)(ヘテロアリール)、−C(O)(ヘテロシクリル)及びCRORのいずれかは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、−NR、−OR、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、シクロアルキル及びヘテロシクロアルキルから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、シクロアルキル及びヘテロシクロアルキルのいずれかは、−NR及び−ORから独立に選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、
但し、XがCHである場合、WはC(O)アリール又はC(O)ヘテロアリールであってはならず、さらに、
XがCHである場合、WはC(O)ORであり、RはFであり、R7はHであってはならず、
mは0、1、2、3、4又は5であり、
jは0、1又は2である)
【請求項94】
XがCR10であり、R10が水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル又はエチルである請求項93に記載の化合物。
【請求項95】
が水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項94に記載の化合物。
【請求項96】
Wがヘテロアリール、C(O)OR、C(O)NR、C(O)NROR及びC(O)NRS(O)から選択され、前記ヘテロアリール、C(O)OR、C(O)NR、C(O)NROR又はC(O)NRS(O)のいずれかが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル及びC〜Cヘテロシクロアルキルから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、シクロアルキル又はヘテロシクロアルキルのいずれかがNR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択でさらに置換されていてよい請求項95に記載の化合物。
【請求項97】
WがC(O)OR、C(O)NHR及びC(O)NHORから選択され、前記C(O)OR、C(O)NHR及びC(O)NHORのいずれかが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル及びC〜Cヘテロシクロアルキルから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、シクロアルキル又はヘテロシクロアルキルのいずれかが、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択でさらに置換されていてよく、
が水素、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル及びC〜Cヘテロシクロアルキルから選択され、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、シクロアルキル又はヘテロシクロアルキルのいずれかが、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されている請求項95に記載の化合物。
【請求項98】
がC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル又はC〜Cアルキニルであり、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル及びC〜Cアルキニルが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、前記シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール環が、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよい請求項96に記載の化合物。
【請求項99】
がC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル又はC〜Cアルキニルであり、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル及びC〜Cアルキニルが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、前記シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール環が、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよい請求項97に記載の化合物。
【請求項100】
がハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル、エトキシ又はSR11である請求項98に記載の化合物。
【請求項101】
及びRが独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項100に記載の化合物。
【請求項102】
がハロゲン又はメチルであり、Rが水素であり、Rが水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はSR11である請求項98に記載の化合物。
【請求項103】
YがNHであり、Rがハロゲンであり、Rがハロゲンであり、Rがアルキル又はハロゲンであり、RがYに隣接した位置にあり、Rが水素である請求項102に記載の化合物。
【請求項104】
がハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル、エトキシ又はSR11である請求項99に記載の化合物。
【請求項105】
及びRが独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項104に記載の化合物。
【請求項106】
がハロゲン又はメチルであり、Rが水素であり、Rが水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はSR11である請求項99に記載の化合物。
【請求項107】
がハロゲンであり、Rがハロゲンであり、Rがアルキル又はハロゲンであり、RがYに隣接した位置にあり、Rが水素である請求項106に記載の化合物。
【請求項108】
XがNである請求項93に記載の化合物。
【請求項109】
が水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項108に記載の化合物。
【請求項110】
WがC(O)OR、C(O)NHR及びC(O)NHORから選択され、前記C(O)OR、C(O)NHR及びC(O)NHORのいずれかが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル及びC〜Cヘテロシクロアルキルから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されており、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、シクロアルキル又はヘテロシクロアルキルのいずれかが、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択でさらに置換されていてよく、
が水素、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル及びC〜Cヘテロシクロアルキルから選択され、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、シクロアルキル又はヘテロシクロアルキルのいずれかが、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されている請求項109に記載の化合物。
【請求項111】
がC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル又はC〜Cアルキニルであり、前記C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル及びC〜Cアルキニルが、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、前記シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール環が、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、NR及びORから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよい請求項110に記載の化合物。
【請求項112】
がハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル、エトキシ又はSR11である請求項111に記載の化合物。
【請求項113】
及びRが独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルである請求項112に記載の化合物。
【請求項114】
がハロゲン又はメチルであり、Rが水素であり、Rが水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はSR11である請求項111に記載の化合物。
【請求項115】
がハロゲンであり、Rがハロゲンであり、Rがアルキル又はハロゲンであり、RがYに隣接した位置にあり、Rが水素である請求項114に記載の化合物。
【請求項116】
請求項93に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項117】
請求項97に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項118】
請求項99に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項119】
請求項107に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項120】
請求項111に記載の化合物及び薬剤として許容される担体を含む組成物。
【請求項121】
哺乳動物のMEK活性を阻害する方法であって、前記哺乳動物に、前記MEK活性を阻害するのに有効な量で請求項93に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項122】
哺乳動物の過剰増殖性障害を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記過剰増殖性障害を治療するのに有効な量で請求項93に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項123】
哺乳動物の炎症状態を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記炎症状態を治療するのに有効な量で請求項93に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項124】
哺乳動物のMEK活性を阻害する方法であって、前記哺乳動物に、前記MEK活性を阻害するのに有効な量で請求項97に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項125】
哺乳動物の過剰増殖性障害を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記過剰増殖性障害を治療するのに有効な量で請求項97に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項126】
哺乳動物の炎症状態を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記炎症状態を治療するのに有効な量で請求項97に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項127】
哺乳動物のMEK活性を阻害する方法であって、前記哺乳動物に、前記MEK活性を阻害するのに有効な量で請求項111に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項128】
哺乳動物の過剰増殖性障害を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記過剰増殖性障害を治療するのに有効な量で請求項111に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項129】
哺乳動物の炎症状態を治療する方法であって、前記哺乳動物に、前記炎症状態を治療するのに有効な量で請求項111に記載の1つ又は複数の化合物を投与することを含む方法。
【請求項130】
医薬品としての使用のための請求項1から39までのいずれか一項に記載の化合物。
【請求項131】
医薬品としての使用のための請求項65、70、75及び80のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項132】
過剰増殖性障害又は炎症状態の治療用の医薬品としての使用のための請求項1から49までのいずれか一項に記載の化合物。
【請求項133】
過剰増殖性障害又は炎症状態の治療用の医薬品としての使用のための請求項78、83、88、93、97、99、107及び111のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項134】
過剰増殖性障害又は炎症状態の治療用の医薬品の製造における請求項1から49までのいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項135】
過剰増殖性障害又は炎症状態の治療用の医薬品の製造における請求項78、83、88、93、97、99、107及び111のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項136】
式6の化合物の調製方法であって、
【化8】


(式中、
、R及びRは独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルであり、
は水素又はC〜Cアルキルであり、
及びRは独立に、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールは、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、
はハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、SR、エチル又はエトキシである)、前記方法が、
(a)式2の化合物
【化9】


をハロゲン化剤と反応させて式3の化合物
【化10】


(ZはCl又はBrである)
を提供するステップと、
(b)式3の化合物をN−クロロスクシンイミド又は1−(クロロメチル)−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタン−ビス(テトラフルオロボレート)と反応させ、次いで塩基性加水分解して式4の化合物
【化11】


を提供するステップと、
(c)式4の化合物をアニリン誘導体と反応させて式5の化合物
【化12】


を提供するステップと、
(d)式5の化合物をアミンと反応させて式6の化合物を提供するステップと
を含む方法。
【請求項137】
式7の化合物の調製方法であって、
【化13】


(式中、
、R及びRは独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルであり、
は水素又はC〜Cアルキルであり、
及びRは独立に、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールは、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、
はハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル、エトキシ又はSRである)、前記方法が、
(a)式2の化合物
【化14】


をハロゲン化剤と反応させて式3の化合物
【化15】


(ZはCl又はBrである)
を提供するステップと、
(b)式3の化合物をN−クロロスクシンイミド又は1−(クロロメチル)−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタン−ビス(テトラフルオロボレート)と反応させ、続いて塩基性加水分解して式4の化合物
【化16】


を提供するステップと、
(c)式4の化合物をアニリン誘導体と反応させて式5の化合物
【化17】


を提供するステップと、
(d)式5の化合物をヒドロキシルアミンと反応させて式7の化合物を提供するステップと
を含む方法。
【請求項138】
式7の化合物の調製方法であって、
【化18】


(式中、
、R及びRは独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルであり、
は水素又はC〜Cアルキルであり、
及びRは独立に、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールは、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、
はハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル、エトキシ又はSRである)、前記方法が、
(a)式9の化合物
【化19】


をハロゲン化剤と反応させて式10の化合物
【化20】


(ZはCl又はBrである)
を提供するステップと、
(b)式10の化合物をパラジウム触媒、ホスフェンリガンド及び塩基の存在下、アニリン誘導体と反応させて式11の化合物
【化21】


を提供するステップと、
(c)式11の化合物をヒドロキシルアミンと反応させて式7の化合物を提供するステップと
を含む方法。
【請求項139】
式43の化合物の調製方法であって、
【化22】


(式中、
XはCH又はNであり、
、R及びRは独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルであり、
はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールは、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、
はハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル、エトキシ又はSRである)、前記方法が、
(a)式41の化合物
【化23】


をヒドラジンと反応させて式42の化合物
【化24】


を提供するステップと、
(b)式42の化合物を臭化シアンと反応させて式43の化合物
を提供するステップと
を含む方法。
【請求項140】
式44の化合物の調製方法であって、
【化25】


(式中、
XはCH又はNであり、
、R及びRは独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルであり、
はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールは、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、
はハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル又はエトキシである)、前記方法が、
(a)式41の化合物
【化26】


をヒドラジンと反応させて式42の化合物
【化27】


を提供するステップと、
(b)式42の化合物をCDIか又はホスゲンのどちらかと反応させて式44の化合物を提供するステップと
を含む方法。
【請求項141】
式45の化合物の調製方法であって、
【化28】


(式中、
XはCH又はNであり、
、R及びRは独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルであり、
はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールは、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、
はハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル又はエトキシであり、前記方法が、
(a)式41の化合物
【化29】


をヒドラジンと反応させて式42の化合物
【化30】


を提供するステップと、
(b)式42の化合物をシアナミドと反応させ、続いてPPh、TEA及びCClの混合物と反応させて式45の化合物を提供するステップと
を含む方法。
【請求項142】
式46の化合物の調製方法であって、
【化31】


(式中、
XはCH又はNであり、
、R及びRは独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルであり、
はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールは、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、
はハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エチル又はエトキシである)、前記方法が、
(a)式41の化合物
【化32】


をヒドラジンと反応させて式42の化合物
【化33】


を提供するステップと、
(b)式42の化合物をエチルアセトイミデートと反応させ、続いてPPh、TEA及びCClの混合物と反応させて式46の化合物を提供するステップと
を含む方法。
【請求項143】
式56の化合物の調製方法であって、
【化34】


(式中、
、R及びRは独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルであり、
は水素又はC〜Cアルキルであり、
及びRは独立に、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールは、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、
はハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、SR、エチル又はエトキシである)、前記方法が、
(a)式53又は58の化合物
【化35】


をアルキルハライド及び塩基と反応させ、続いてアニリン誘導体と反応させて式54の化合物
【化36】


を提供するステップと、
(b)(i)式54の化合物をヒドロキシルアミンと反応させて式56の化合物
【化37】


を提供するか、又は
(ii)式54の化合物を水性塩基と反応させて式55の化合物
【化38】


を提供し、続いて式55の化合物をヒドロキシルアミンと反応させて式56の化合物を提供するステップと
を含む方法。
【請求項144】
式57の化合物の調製方法であって、
【化39】


(式中、
、R及びRは独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルであり、
は水素又はC〜Cアルキルであり、
及びRは独立に、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールは、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、
はハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、SR、エチル又はエトキシである)
前記方法が、
(a)式53又は58の化合物
【化40】


をアルキルハライド及び塩基と反応させ、続いてアニリン誘導体と反応させて式54の化合物
【化41】


を提供するステップと、
(b)式54の化合物を水性塩基と反応させて式55の化合物
【化42】


を提供するステップと、
(c)式55の化合物をアミンと反応させて式57の化合物
を提供するステップと
を含む方法。
【請求項145】
式87の化合物の調製方法であって、
【化43】


(式中、
XがCH又はNであり、
、R及びRは独立に、水素、ハロゲン、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル又はエチルであり、
はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールは、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、エトキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリールから選択される1個又は複数の基で任意選択で置換されていてよく、
はハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、メチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノ、SR、エチル又はエトキシである)、前記方法が、
(a)式55又は62の化合物
【化44】


をヒドラジンと反応させて式86の化合物
【化45】


を提供するステップと、
(b)式86の化合物を臭化シアンと反応させて式87の化合物を提供するステップと
を含む方法。
【請求項146】
4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−5−クロロ−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸シクロプロピルメトキシ−アミド、4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−5−フルオロ−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸シクロプロピルメトキシアミド、4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−5−フルオロ−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸アミド、1−ベンジル−4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−5−クロロ−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−エトキシ)−アミド、4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−エトキシ)−アミド、4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−1,1−ジメチル−エトキシ)−アミド、4−(4−ブロモ−2−クロロ−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−1,1−ジメチル−エトキシ)−アミド、4−(4−ブロモ−2−クロロ−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−エトキシ)−アミド、4−(4−ブロモ−2−メチル−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−エトキシ)−アミド、4−(2,4−ジクロロ−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−エトキシ)−アミド、4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−5−フルオロ−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸エトキシアミド、4−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−エトキシ)−アミド、5−(5−アミノ−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル)−4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−3−フルオロ−1−メチル−1H−ピリジン−2−オン、4−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸(2,3−ジヒドロキシ−プロポキシ)−アミド、4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸ヒドロキシアミド、5−フルオロ−4−(2−フルオロ−4−メチルスルファニル−フェニルアミノ)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸エトキシ−アミド、4−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸メトキシ−アミド、4−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸エトキシ−アミド、5−フルオロ−4−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸メトキシ−アミド、5−フルオロ−4−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸エトキシ−アミド、5−フルオロ−4−(2−フルオロ−4−メチルスルファニル−フェニルアミノ)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸メトキシ−アミド、4−(2−フルオロ−4−メチルスルファニル−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸メトキシ−アミド、4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸(2−メトキシ−エトキシ)−アミド、4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−5−フルオロ−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸(2−メトキシ−エトキシ)−アミド、4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸メトキシ−アミド、4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−1,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−カルボン酸エトキシ−アミド、4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−5−フルオロ−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸メトキシ−アミド、5−(5−アミノ−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル)−4−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−1,3−ジメチル−1H−ピリジン−2−オン
から選択される化合物。
【請求項147】
2−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸シクロプロピルメトキシ−アミド、2−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−エトキシ)−アミド、2−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−5−フルオロ−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−エトキシ)−アミド、2−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニルアミノ)−1−エチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−エトキシ)−アミド、2−(2−フルオロ−4−メチル−フェニルアミノ)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸(2−ヒドロキシ−エトキシ)−アミド、2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸メトキシ−アミド
から選択される化合物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【公表番号】特表2007−511614(P2007−511614A)
【公表日】平成19年5月10日(2007.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−541581(P2006−541581)
【出願日】平成16年11月18日(2004.11.18)
【国際出願番号】PCT/US2004/039060
【国際公開番号】WO2005/051301
【国際公開日】平成17年6月9日(2005.6.9)
【出願人】(504344509)アレイ バイオファーマ、インコーポレイテッド (87)
【Fターム(参考)】