説明

グルタミン酸受容体の増強剤

本発明は、式Iの化合物、その医薬組成物、並びにそれを使用する方法、その処理又は調製、及びその化合物の中間体を提供する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物、及びその薬理学的に許容できる塩。
【化1】

[式中、Rは、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cシクロアルキルアルキル、フェニル、及び置換フェニルからなる群から選択され、
は、水素、C−Cアルキル、置換C−Cアルキル、ハロ、フェニル、置換フェニル、C−Cフルオロアルキル、CN、CO、チオフェニル、置換チオフェニル、チアゾリル、置換チアゾイル、フラニル、置換フラニル、ピリジニル、置換ピリジニル、オキサゾリル、置換オキサゾリル、イソチアゾリル、置換イソチアゾイル、イソキサゾリル、置換イソキサゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、置換1,2,4−オキサジアゾリル、ピリミジニル、置換ピリミジニル、ピリダジニル、及び置換ピリダジニルからなる群から選択され、
Xは、O、S(O)、及びNRからなる群から選択され、
Yは、C−Cアルカンジイル、及び置換C−Cアルカンジイルからなる群から選択され、
Ar及びArは、フェニレン、置換フェニレン、チオフェンジイル、置換チオフェンジイル、チアゾールジイル、置換チアゾールジイル、フランジイル、置換フランジイル、ピリジンジイル、置換ピリジンジイル、オキサゾールジイル、置換オキサゾールジイル、イソチアゾールジイル、置換イソチアゾールジイル、イソキサゾールジイル、置換イソキサゾールジイル、ピリミジンジイル、置換ピリミジンジイル、ピリダジンジイル、置換ピリダジンジイル、及び1,2,4−オキサジアゾール−3,5−ジイルからなる群から独立して選択され、
Lは、−G−O−J−、−G−S(O)−J−、及び−G−N(R)−J−からなる群から選択され、
G及びJは、結合及びC−Cアルカンジイルからなる群から独立して選択され、
は、独立して水素又はC−Cアルキルであり、
は、水素、C−Cアルキル、C(=O)R、C(=O)NR、及びSOからなる群から独立して選択され、
Zは、(CHCOOH、
【化2】

からなる群から選択され、
m及びpは、独立して0、1、又は2であり、
n及びqは、独立して0、1、2、又は3である。]
【請求項2】
XがOである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
YがC−Cアルカンジイルである、請求項1又は2に記載の化合物。
【請求項4】
Ar及びArが独立してフェニレン又はピリジンジイルである、請求項1、2、又は3に記載の化合物。
【請求項5】
が、C−Cアルキル、ハロ、及びC−Cフルオロアルキルからなる群から選択される、請求項1、2、3、又は4に記載の化合物。
【請求項6】
LがOである、請求項1、2、3、4又は5に記載の化合物。
【請求項7】
LがSである、請求項1、2、3、4又は5に記載の化合物。
【請求項8】
Zが、(CHCOOH及び
【化3】

からなる群から選択され、n及びqが0である、請求項1、2、3、4、5、6、又は7に記載の化合物。
【請求項9】
Arがフェニレンである、請求項1、2、3、4、5、6、7、又は8に記載の化合物。
【請求項10】
Arがピリジンジイルである、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、又は9に記載の化合物。
【請求項11】
Arが1〜4位において結合される、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、又は10に記載の化合物。
【請求項12】
Arが1〜3位において結合される、請求項1、2、3、3、5、6、7、8、9、又は10に記載の化合物。
【請求項13】
Arが1〜3位又は1〜4位で結合される、請求項11又は12に記載の化合物。
【請求項14】
がメチルである、請求項1〜13のいずれかに記載の化合物。
【請求項15】
が、メチル又はエチルであり、
が、水素、メチル、エチル、プロピル、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、及びCOOHからなる群から選択され、
Xが、Oであり、
Yが、メチレンであり、
Arが、フェニレン又はピリジンジイルであり、
Arが、フェニレン、トリフルオロメチルフェニレン、及びピリジンジイルからなる群から選択され、
Lが、O、S、SO、SO、及びNHからなる群から選択され、
Zが、COOH、又は
【化4】

である、請求項1、6、7、及び9〜14のいずれかに記載の化合物。
【請求項16】
1−(2−ヒドロキシ−3−メチル−4−{4−[4−(1H−テトラゾール−5−イル)−ピリジン−2−イルオキシ]−ベンジルオキシ}−フェニル)−エタノン、1−(2−ヒドロキシ−3−メチル−4−{4−[3−(1H−テトラゾール−5−イル)−フェノキシ]−ベンジルオキシ}−フェニル)−エタノン及び1−(2−ヒドロキシ−4−{3−[4−(2H−テトラゾール−5−イル)−ピリジン−2−イルオキシ]−ベンジルオキシ}−3−トリフルオロメチル−フェニル)−エタノンからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
6−(3−((4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)メチル)フェニルチオ)イソニコチン酸である請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
請求項1〜17のいずれかに記載の化合物と、薬理学的に許容できる担体、希釈剤、又は賦形剤を含む医薬組成物。
【請求項19】
片頭痛を治療する方法であって、それを必要とする患者に有効量の請求項1〜17のいずれかに記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項20】
医薬として使用するための請求項1〜17のいずれかに記載の化合物。
【請求項21】
片頭痛の治療用医薬を製造するための請求項1〜17のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項22】
、R、X、Y、Ar、L、及びArが請求項1に記載されるように定義される式Iの化合物又はその薬理学的に許容できる塩を調製する方法であって、
(A)Zがテトラゾリルである化合物を得るために、
【化5】

10がシアノである式IIの化合物をアジド試薬で付加環化する工程と、
【化6】

(B)ZがCOOHである式Iの化合物を得るために、
【化7】

10がCOOR14であり、R14がC−Cアルキル、フェニル、及びベンジルからなる群から選択される式IIの化合物を加水分解する工程と、
【化8】

(C)ZがCOOHである式Iの化合物を得るために、
【化9】

10がシアノである式IIの化合物の加水分解する工程と、から選択される工程を含み、
【化10】

式Iの化合物の薬理学的に許容できる塩が必要とされる場合、式Iの酸と生理学的に許容できる塩基との反応、又は式Iの塩基性化合物と生理学的に許容できる酸との反応によって、或いは、他の従来方法によって、前記塩を得る方法。
【請求項23】
式IIの化合物であって、5−[[6−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)メチル]−2−ピリジニル]メトキシ]−2−ブトキシ安息香酸エチルエステル以外の化合物。
【化11】

[式中、R、R、X、Y、Ar、Ar、及びLは、請求項1に記載されるように定義され、
10が、CN又はCOOR14であり、R14がC−Cアルキル、フェニル、及びベンジルからなる群から選択される]
【請求項24】
14がメチルである、請求項23に記載の化合物。

【公表番号】特表2008−520676(P2008−520676A)
【公表日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−543176(P2007−543176)
【出願日】平成17年11月15日(2005.11.15)
【国際出願番号】PCT/US2005/041367
【国際公開番号】WO2006/057860
【国際公開日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【出願人】(594197872)イーライ リリー アンド カンパニー (301)
【Fターム(参考)】