説明

第Xa因子阻害剤としてのベンゾイミダゾール誘導体

本発明はR0、R1、R2、Q、V、GおよびMが請求項に記載の意味を有する式(I)の化合物に関する。式Iの化合物は価値ある薬理学的活性を有する。それらは強力な抗血栓作用を有し、そして、例えば血栓塞栓性疾患または再狭窄のような心臓血管障害の治療および予防に適している。それらは血液凝固酵素第Xa因子(FXa)および/または第VIIa因子(FVIIa)の可逆的阻害剤であり、そして一般的に第Xa因子および/または第VIIa因子の望ましくない活性が存在するか、その治癒または防止のためには第Xa因子および/または第VIIa因子の抑制が意図される状態において適用される。本発明は更に、式Iの化合物の製造方法、特に医薬品中の活性成分としてのその使用、および、それを含む医薬製剤に関する。
【化1】



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式I:
【化1】

の化合物、全てのその立体異性体形態、何れかの比のその混合物およびその生理学的に耐容性のある塩。
式中、
0は、1)単環または2環の6〜14員のアリールであり、ここでアリールはR8により相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
2)ベンゾイミダゾリル、1,3−ベンゾジオキソリル、ベンゾフラニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチオフェニル、シンノリニル、クロマニル、インダゾリル、インドリル、イソクロマニル、イソインドリル、イソキノリニル、フェニルピリジル、フタラジニル、プテリジニル、プリニル、ピリジル、ピリドイミダゾリル、ピリドピリジニル、ピリドピリミジニル、ピリミジニル、キナゾリニル、キノリル、キノキサリニルまたは1,4,5,6−テトラヒドロピリダジニルよりなる群から選択されるヘテロサイクリル、ここで該ヘテロサイクリルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
または、
3)窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個を含む単環または2環の4〜15員のヘテロサイクリル、ここで該ヘテロサイクリルは未置換であるか、または、R8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、そして更に窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個を含む単環または2環の4〜15員のヘテロサイクリルで置換されているもの、ここで該ヘテロサイクリルは未置換であるか、または、R8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、であり、
R8は、1)ハロゲン、
2)−NO2
3)−CN、
4)−C(O)−NH2
5)−OH、
6)−NH2
7)−O−CF3
8)単環または2環の6〜14員のアリール、ここでアリールはハロゲンまたは−O−(C1−C8)−アルキルで相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
9)−(C1−C8)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるかハロゲン、NH2、−OHまたはメトキシ基で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
10)−SO2−CH3または、
11)−SO2−CF3であるが、
ただしR0が単環または2環の6〜14員のアリールである場合はR8は少なくとも1つのハロゲンまたは−C(O)−NH2基であり、
式Iにおける部分構造:
【化2】

は窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子0、1、2、3または4個を含む4〜8員の飽和、部分不飽和または芳香族の環状の基であり、未置換であるか、R3で1、2、3、4、5または6回置換されているか、または、=Oで1または2回置換されており、
Qは−(C0−C2)−アルキレン−C(O)−NR10−、−NR10−C(O)−NR10−、−NR10−C(O)−、−SO2−、メチレン、−(CH2m−NR10−C(O)−NR10−(CH2n−、−(CH2m−NR10−C(O)−(CH2n−、−(CH2m−S−(CH2n−、−(CH2m−C(O)−(CH2n−、−(CH2m−SO2−NR10−(CH2n−、−(CH2m−NR10−SO2−(CH2n−、−(CH2m−NR10−SO2−NR10−(CH2n−、−(CH2m−CH(OH)−(CH2n−、
−(CH2m−O−C(O)−NR10−(CH2n−、−(C2−C3)−アルキレン−O−(C0−C3)−アルキレン−、−(C2−C3)−アルキレン−S(O)−、−(C2−C3)−アルキレン−S(O)2−、−(CH2m−NR10−C(O)−O−(CH2n−、−(C2−C3)−アルキレン−S(O)2−NH−(R10)−、−(C2−C3)−アルキレン−N(R10)−または−(C0−C3)−アルキレン−C(O)−O−(CH2m−であり、
ここでR10は後に定義するとおりであり、そしてここでnおよびmは相互に独立して同じかまたは異なっていて、整数0、1、2、3、4、5または6であり、ここで−(CH2m−または−(CH2n−で形成されるアルキレン基は未置換であるか、または、ハロゲン、−NH2または−OHで相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているか;または−(C3−C6)−シクロアルキレンであり、ここでシクロアルキレンは未置換であるか、または、ハロゲン、−NH2または−OHで相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており;
1は水素原子、−(C1−C4)アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で1〜3回置換されているもの;−(C1−C3)−アルキレン−C(O)−NH−R0、−(C1−C3)−アルキレン−C(O)−O−R10、単環または2環の6〜14員のアリール、ここでアリールはR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、ここでR8は前述の通り定義されるもの;窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個を含む単環または2環の4〜15員のヘテロサイクリル;−(C1−C3)−パーフルオロアルキレン、−(C1−C3)−アルキレン−S(O)−(C1−C4)−アルキル、−(C1−C3)−アルキレン−S(O)2−(C1−C3)−アルキル、−(C1−C3)−アルキレン−S(O)2−N(R4')−R5'、−(C1−C3)−アルキレン−O−(C1−C4)−アルキル、−(C0−C3)−アルキレン−(C3−C8)−シクロアルキルまたは−(C0−C3)−アルキレン−het、ここでhetは窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個までを含む3〜7員の環状の基であり、ここで該環状の基は未置換であるかR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、
4'およびR5'は相互に独立して同じかまたは異なっていて、水素原子または−(C1−C4)−アルキルであり、
2は直接結合であり、
1−N−R2−Vは窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個を含む4〜8員の環状の基であり、ここで該環状の基は未置換であるかR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
R14はハロゲン、−OH、=O、−(C1−C8)−アルキル、−(C1−C4)−アルコキシ、−NO2、−C(O)−OH、−CN、−NH2、−C(O)−O−(C1−C4)−アルキル、−(C0−C8)−アルキル−SO2−(C1−C4)−アルキル、−(C0−C8)−アルキル−SO2−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、−(C0−C8)−アルキル−SO2−N(R18)−R21、−C(O)−NH−(C1−C8)−アルキル、−C(O)−N−[(C1−C8)−アルキル]2、−NR18−C(O)−NH−(C1−C8)−アルキル、−C(O)−NH2、−S−R18または−NR18−C(O)−NH−[(C1−C8)−アルキル]2であり、
ここでR18およびR21は相互に独立して水素原子、−(C1−C3)−パーフルオロアルキルまたは−(C1−C6)−アルキルであり、
Vは、1)6〜14員のアリール、ここでアリールは未置換であるかR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
2)アクリジニル、8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル、アザインドール(1H−ピロロピリジン)、アザベンゾイミダゾリル、アザスピロデカニル、アゼピニル、アゼチジニル、アジリジニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフラニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾテトラゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、カルバゾリル、4aH−カルバゾリル、カルボリニル、クロマニル、クロメニル、シンノリニル、デカヒドロキノリニル、1,4−ジアゼパン、4,5−ジヒドロオキサゾリニル、ジオキサゾリル、ジオキサジニル、1,3−ジオキソラニル、1,3−ジオキソレニル、6H−1,5,2−ジチアジニル、ジヒドロフロ[2,3−b]−テトラヒドロフラニル、フラニル、フラザニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリル、1H−インダゾリル、インドリニル、インドリジニル、インドリル、3H−インドリル、イソベンゾフラニル、イソクロマニル、イソインダゾリル、イソインドリニル、イソインドリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソチアゾリジニル、イソチアゾリニル、イソオキサゾリル、イソオキサゾリニル、イソオキサゾリジニル、2−イソオキサゾリニル、ケトピペラジニル、モルホリニル、ナフチリジニル、オクタヒドロイソキノリニル、オキサジアゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2−オキサ−チエパニル、1,2−オキサチオラニル、1,4−オキサゼパニル、1,2−オキサジニル、1,3−オキサジニル、1,4−オキサジニル、オキサゾリジニル、オキサゾリニル、オキサゾリル、フェナントリジニル、フェナントロリニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサチイニル、フェノキサジニル、フタラジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、プテリジニル、プリニル、ピラニル、ピラジニル、ピラゾリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリドオキサゾリル、ピリドイミダゾリル、ピリドチアゾリル、ピリジル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリジニル、ピロリジノニル、ピロリニル、2H−ピロリル、ピロリル、キナゾリニル、キノリニル、4H−キノリジニル、キノキサリニル、キヌクリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、1,4,5,6−テトラヒドロピリダジニル、テトラヒドロピリジニル、テトラヒドロチオフェニル、テトラジニル、テトラゾリル、6H−1,2,5−チアジアジニル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアントレニル、1,2−チアジニル、1,3−チアジニル、1,4−チアジニル、1,3−チアゾリル、チアゾリル、チアゾリジニル、チアゾリニル、チエニル、チエタニル、チエノチアゾリル、チエノオキサゾリル、チエノイミダゾリル、チエタニル、チオモルホリニル、1λ6−チオモルホリニル、チオフェニル、チオピラニル、1,2,3−トリアジニル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,5−トリアゾリル、1,3,4−トリアゾリルおよびキサンテニルよりなる群から選択されるヘテロサイクリル、ここで該ヘテロサイクリルは未置換であるかR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、
Gは直接結合、−(CH2m−NR10−SO2−NR10−(CH2n−、−(CH2m
−CH(OH)−(CH2n−、−(CH2m−、−(CH2m−O−(CH2n−、−
(CH2m−C(O)−NR10 −(CH2n−、−(CH2)−SO2−(CH2n−、−(CH2m−NR10−C(O)−NR10−(CH2n−、−(CH2m−NR10−C(O)−(CH2n−、−(CH2m−C(O)−(CH2n−、−(CH2)−S−(CH2n−、−(CH2m−SO2−NR10−(CH2n−、−(CH2m−NR10−SO2−(CH2n−、−(CH2m−NR10−、−(CH2m−O−C(O)−NR10−(CH2n−または−(CH2m−NR10−C(O)−O−(CH2n−であり、
nおよびmは相互に独立して同じかまたは異なっていて、整数0、1、2、3、4、5または6であり、
Mは、1)水素原子、
2)−(C1−C8)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
3)−C(O)−N(R11)−R12、
4)−(CH2m−NR10
5)6〜14員のアリール、ここでアリールは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
6)単環または2環の4〜15員のヘテロサイクリル、ここでヘテロサイクリルは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
7)−(C3−C8)−シクロアルキル、ここで該シクロアルキルは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
8)窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2,3または4個を含む3〜7員の環状の基、ここで該環状の基は未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、ここでR14は前述において定義されるものであり、
R3は、1)水素原子、
2)ハロゲン、
3)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
4)−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、
5)フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
6)−(C0−C4)−アルキレン−O−R19、ここでR19は、
a)水素原子、
b)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
c)フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
d)−CF3または、
e)−CHF2、であるもの、
7)−NO2
8)−CN、
9)−SOs−R11、ここでsは1または2であるもの、
10) −SOt−N(R11)−R12、ここでtは1または2であるもの、
11)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−R11
12)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−O−R11
13)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−N(R11)−R12
14)−(C0−C4)−アルキレン−N(R11)−R12
15)−NR10−SO2−R10
16)−S−R10
17)−(C0−C2)アルキレン−C(O)−O−(C2−C4)−アルキレン−O−C(O)−(C1−C4)−アルキル、
18)−C(O)−O−C(R15,R16)−O−C(O)−R17、
19)−(C0−C2)アルキレン−C(O)−O−(C2−C4)−アルキレン−O−C(O)−O−(C1−C6)−アルキル、
20)−C(O)−O−C(R15,R16)−O−C(O)−O−R17、
21)−(C0−C4)−アルキレン−(C6−C14)−アリール、ここでアリールはR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
22)−(C0−C4)−アルキレン−(C4−C15)−ヘテロサイクリル、ここでヘテロサイクリルは未置換であるかR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
23)−(C0−C4)−アルキレン−(C3−C8)−シクロアルキル、ここでシクロアルキルは未置換であるかR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
24)−(C0−C4)−アルキレン−het、ここでhetは未置換であるかR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
25)−(C0−C4)−アルキレン−O−CH2−(C1−C3)−パーフルオロアルキ
レン−CH2−O−(C0−C4)−アルキル、
26)−SOw−N(R11)−R13、ここでwは1または2であるもの、
27)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−N(R11)−R13
28)−(C0−C4)−アルキレン−N(R11)−R13、または、
29)下記:
【化3】

からの基、ここでMeはメチルであるか、または、
−OR19の2個が隣接する原子と結合する場合は、それらはそれらが結合している原子と一緒になって5または6員の環を形成することができ、これは未置換であるかR13で1、2、3または4回置換されているものであり、
R11およびR12は相互に独立して同じかまたは異なっていて、そして、
1)水素原子、
2)−(C1−C6)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、またはR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
3)−(C0−C6)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、
4)−SOt−R10、ここでtは1または2であり、
5)−(C0−C6)−アルキル−(C6−C14)−アリール、ここでアルキルおよびアリールは相互に独立して未置換であるか、または、R13でモノ、ジまたはトリ置換されており、
6)−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、
7)−O−R17、または、
8)−(C0−C6)−アルキル−(C4−C15)−ヘテロサイクリル、ここでアルキルおよびヘテロサイクリルは相互に独立して未置換であるか、または、R13でモノ、ジまたはトリ置換されているか、または、
R11およびR12はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、窒素原子以外に酸素、イオウおよび窒素から選択される同じかまたは異なる環へテロ原子1個または2個を含むことができる4〜8員の単環の複素環を形成することができ;ここで複素環は未置換であるかR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
R13はハロゲン、−NO2、−CN、=O、−OH、−CF3、−C(O)−O−R10、−C(O)−N(R10)−R20、−N(R10)−R20、−(C3−C8)−シクロアルキル、−(C0−C3)−アルキレン−O−R10、−Si−(CH33、−N(R10)−S(O)u−R10、ここでuは1または2であるもの、−S−R10、−SOr−R10、ここでrは1または2であるもの、−S(O)v−N(R10)−R20、ここでvは1または2であるもの、C(O)−R10、−(C1−C8)−アルキル、−(C1−C8)−アルコキシ、フェニル、フェニルオキシ−、−O−CF3、−(C0−C4)−アルキル−C(O)−O−C(R15、R16)−O−C(O)−R17、−(C1−C4)−アルコキシ−フェニル、−(C0−C4)−アルキル−C(O)−O−C(R15、R16)−O−C(O)−O−R17、−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、−O−R15、−NH−C(O)−NH−R10、−NH−C(O)−O−R10、または下記:
【化4】

からの基、ここでMeはメチルであるか、または、
10およびR20は相互に独立して水素、−(C1−C6)−アルキル、−(C0−C4)−アルキル−OH、−(C0−C4)−アルキル−O−(C1−C4)−アルキルまたは−(C1−C3)−パーフルオロアルキルであり、
R15およびR16は相互に独立して水素、−(C1−C6)−アルキルであるか、または、それらが結合している炭素原子と一緒になって未置換であるか、または、R10で1〜3回置換されている3〜6員の炭素環式環を形成でき、そして、
R17は−(C1−C6)−アルキル、−(C1−C6)−アルキル−OH、−(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C6)−アルキル、−(C3−C8)−シクロアルキル、−(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C8)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、−(C1−C6)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキルであり、ここで該シクロアルキル環は未置換であるか−OH、−O−(C1−C4)−アルキルまたはR10で1、2または3回置換されているものである。
【請求項2】
0が1)フェニル、ナフチル、ビフェニリル、アントリルまたはフルオレニルよりなる群から選択される単環または2環の6〜14員のアリール、ここでアリールはR8により相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
2)ベンゾイミダゾリル、1,3−ベンゾジオキソリル、ベンゾフラニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチオフェニル、シンノリニル、クロマニル、インダゾリル、インドリル、イソクロマニル、イソインドリル、イソキノリニル、フェニルピリジル、フタラジニル、プテリジニル、プリニル、ピリジル、ピリドイミダゾリル、ピリドピリジニル、ピリドピリミジニル、ピリミジニル、キナゾリニル、キノリル、キノキサリニルまたは1,4,5,6−テトラヒドロピリダジニルよりなる群から選択されるヘテロサイクリル、ここで該ヘテロサイクリルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
または、
3)アクリジニル、アザベンゾイミダゾリル、アザスピロデカニル、アゼピニル、アゼチジニル、アジリジニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフラニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾテトラゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、カルバゾリル、4aH−カルバゾリル、カルボリニル、クロマニル、クロメニル、シンノリニル、デカヒドロキノリニル、4,5−ジヒドロオキサゾリニル、ジオキサゾリル、ジオキサジニル、1,3−ジオキソラニル、1,3−ジオキソレニル、6H−1,5,2−ジチアジニル、ジヒドロフロ[2,3−b]−テトラヒドロフラニル、フラニル、フラザニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリル、1H−インダゾリル、インドリニル、インドリジニル、インドリル、3H−インドリル、イソベンゾフラニル、イソクロマニル、イソインダゾリル、イソインドリニル、イソインドリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソチアゾリジニル、イソチアゾリニル、イソオキサゾリル、イソオキサゾリニル、イソオキサゾリジニル、2−イソオキサゾリニル、ケトピペラジニル、モルホリニル、ナフチリジニル、オクタヒドロイソキノリニル、オキサジアゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2−オキサ−チエパニル、1,2−オキサチオラニル、1,4−オキサゼパニル、1,2−オキサジニル、1,3−オキサジニル、1,4−オキサジニル、オキサゾリジニル、オキサゾリニル、オキサゾリル、フェナントリジニル、フェナントロリニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサチイニル、フェノキサジニル、フタラジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、プテリジニル、プリニル、ピラニル、ピラジニル、ピラゾリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリドオキサゾリル、ピリドイミダゾリル、ピリドチアゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリジニル、ピロリジノニル、ピロリニル、2H−ピロリル、ピロリル、キナゾリニル、キノリニル、4H−キノリジニル、キノキサリニル、キヌクリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、1,4,5,6−テトラヒドロピリダジニル、テトラヒドロピリジニル、テトラヒドロチオフェニル、テトラジニル、テトラゾリル、6H−1,2,5−チアジアジニル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアントレニル、1,2−チアジニル、1,3−チアジニル、1,4−チアジニル、1,3−チアゾリル、チアゾリル、チアゾリジニル、チアゾリニル、チエニル、チエタニル、チエノチアゾリル、チエノオキサゾリル、チエノイミダゾリル、チエタニル、チオモルホリニル、チオフェノリル、チオフェニル、チオピラニル、1,2,3−トリアジニル、1,2,4−トリアジニル、1,3,5−トリアジニル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,5−トリアゾリル、1,3,4−トリアゾリルおよびキサンテニルよりなる群から選択されるヘテロサイクリル、ここで該ヘテロサイクリルは未置換であるかR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、そしてこれは更にアクリジニル、アザベンゾイミダゾリル、アザスピロデカニル、アゼピニル、アゼチジニル、アジリジニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフラニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾテトラゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、カルバゾリル、4aH−カルバゾリル、カルボリニル、クロマニル、クロメニル、シンノリニル、デカヒドロキノリニル、4,5−ジヒドロオキサゾリニル、ジオキサゾリル、ジオキサジニル、1,3−ジオキソラニル、1,3−ジオキソレニル、6H−1,5,2−ジチアジニル、ジヒドロフロ[2,3−b]−テトラヒドロフラニル、フラニル、フラザニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリル、1H−インダゾリル、インドリニル、インドリジニル、インドリル、3H−インドリル、イソベンゾフラニル、イソクロマニル、イソインダゾリル、イソインドリニル、イソインドリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソチアゾリジニル、イソチアゾリニル、イソオキサゾリル、イソオキサゾリニル、イソオキサゾリジニル、2−イソオキサゾリニル、ケトピペラジニル、モルホリニル、ナフチリジニル、オクタヒドロイソキノリニル、オキサジアゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2−オキサ−チエパニル、1,2−オキサチオラニル、1,4−オキサゼパニル、1,2−オキサジニル、1,3−オキサジニル、1,4−オキサジニル、オキサゾリジニル、オキサゾリニル、オキサゾリル、フェナントリジニル、フェナントロリニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサチイニル、フェノキサジニル、フタラジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、プテリジニル、プリニル、ピラニル、ピラジニル、ピラゾリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリドオキサゾリル、ピリドイミダゾリル、ピリドチアゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリジニル、ピロリジノニル、ピロリニル、2H−ピロリル、ピロリル、キナゾリニル、キノリニル、4H−キノリジニル、キノキサリニル、キヌクリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、1,4,5,6−テトラヒドロピリダジニル、テトラヒドロピリジニル、テトラヒドロチオフェニル、テトラジニル、テトラゾリル、6H−1,2,5−チアジアジニル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアントレニル、1,2−チアジニル、1,3−チアジニル、1,4−チアジニル、1,3−チアゾリル、チアゾリル、チアゾリジニル、チアゾリニル、チエニル、チエタニル、チエノチアゾリル、チエノオキサゾリル、チエノイミダゾリル、チエタニル、チオモルホリニル、チオフェノリル、チオフェニル、チオピラニル、1,2,3−トリアジニル、1,2,4−トリアジニル、1,3,5−トリアジニル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,5−トリアゾリル、1,3,4−トリアゾリルおよびキサンテニルよりなる群から選択されるヘテロサイクリルで置換されており、ここでヘテロサイクリルは未置換であるかR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、
R8は、1)ハロゲン、
2)−NO2
3)−CN、
4)−C(O)−NH2
5)−OH、
6)−NH2
7)−O−CF3
8)単環または2環の6〜14員のアリール、ここでアリールは前述において定義したとおりであり、そしてアリールはハロゲンまたは−O−(C1−C8)−アルキルで相互に
独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
9)−(C1−C8)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるかハロゲン、NH2、−OHまたはメトキシ基で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
10)−SO2−CH3または、
11)−SO2−CF3であるが、
ただしR0が単環または2環の6〜14員のアリールである場合はR8は少なくとも1つのハロゲンまたは−C(O)−NH2基であり、ここでアリールは前述の通り定義され、
部分構造Dはアゼチジン、アゼチン、アゾカン、アゾカン−2−オン、シクロブチル、シクロオクタン、シクロオクテン、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、1,4−ジアゼパン、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、[1,4]ジアゾカン、[1,2]ジアゾカン−3−オン、[1,3]ジアゾカン−2−オン、ジオキサゾール、ジオキサジン、ジオキソール、1,3−ジオキソレン、1,3−ジオキソラン、フラン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、イソチアゾール、イソチアゾリジン、イソチアゾリン、イソオキサゾール、イソオキサゾリン、イソオキサゾリジン、2−イソオキサゾリン、ケトピペラジン、モルホリン、1,2−オキサ−チエパン、1,2−オキサチオラン、1,2−オキサジン、1,3−オキサジン、1,4−オキサジン、オキサゾール、[1,4]オキサゾカン、[1,3]オキサゾカン−2−オン、オキセタン、オキソカン、オキソカン−2−オン、ピペラジン、ピペリジン、フェニル、ピラン、ピラジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、ピロリジン、ピロリジノン、ピロリン、5,6,7,8−テトラヒドロ−1H−アゾシン−2−オン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、テトラヒドロピリジン、テトラジン、チアジアジン、チアジアゾール、1,2−チアジン、1,3−チアジン、1,4−チアジン、1,3−チアゾール、チアゾール、チアゾリジン、チアゾリン、チエタン、チオカン、チオカン−1,1−ジオキシド、チオカン−1−オキシド、チオカン−2−オン、チオモルホリン、チオフェン、チオピラン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾールまたは1,2,4−トリアゾールよりなる群から選択される基であり、そして未置換であるか、R3で1、2、3、4、5または6回置換されているか、または、=Oで1または2回置換されており、
Qは−(C0−C2)−アルキレン−C(O)−NR10−、−NR10−C(O)−NR10−、−NR10−C(O)−、−SO2−、メチレン、−(CH2m−NR10−C(O)−NR10−(CH2n−、−(CH2m−NR10−C(O)−(CH2n−、−(CH2m−S−(CH2n−、−(CH2m−C(O)−(CH2n−、−(CH2m−SO2−NR10−(CH2n−、−(CH2m−NR10−SO2−(CH2n−、−(CH2m−NR10−SO2−NR10−(CH2n−、−(CH2m−CH(OH)−(CH2n−、−(CH2m−O−C(O)−NR10−(CH2n−、−(C2−C3)−アルキレン−O−(C0−C3)−アルキレン−、−(C2−C3)−アルキレン−S(O)−、−(C2−C3)−アルキレン−S(O)2−、−(CH2m−NR10−C(O)−O−(CH2n−、−(C2−C3)−アルキレン−S(O)2−NH−(R10)−、−(C2−C3)−アルキレン−N(R10)−または−(C0−C3)−アルキレン−C(O)−O−(CH2m−であり、
ここでR10は後に定義するとおりであり、そしてここでnおよびmは相互に独立して同じかまたは異なっていて、整数0、1、2、3、4、5または6であり、ここで−(CH2m−または−(CH2n−で形成されるアルキレン基は未置換であるか、または、ハロゲン、−NH2または−OHで相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているか;または−(C3−C6)−シクロアルキレンであり、ここでシクロアルキレンは未置換であるか、または、ハロゲン、−NH2または−OHで相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており;
1は水素原子、−(C1−C4)アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13
で1〜3回置換されているもの;−(C1−C3)−アルキレン−C(O)−NH−R0
−(C1−C3)−アルキレン−C(O)−O−R15、フェニル、ナフチル、ビフェニリル、アントリルまたはフルオレニルよりなる群から選択されるアリール、ここでアリールはR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、ここでR8は前述の通り定義されるもの;
単環または2環の4〜15員のヘテロサイクリルであって前述の通り定義されるもの;−(C1−C3)−パーフルオロアルキレン、−(C1−C3)−アルキレン−S(O)−(C1−C4)−アルキル、−(C1−C3)−アルキレン−S(O)2−(C1−C3)−アルキル、−(C1−C3)−アルキレン−S(O)2−N(R4')−R5'、−(C1−C3)−アルキレン−O−(C1−C4)−アルキル、−(C0−C3)−アルキレン−(C3−C8)−シクロアルキルまたは−(C0−C3)−アルキレン−het、ここでhetはアゼピン、アゼチジン、アジリジン、アジリン、1,4−ジアザパン、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、ジアジリジン、ジアジリン、ジオキサゾール、ジオキサジン、ジオキソール、1,3−ジオキソレン、1,3−ジオキソラン、フラン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、イソチアゾール、イソチアゾリジン、イソチアゾリン、イソオキサゾール、イソオキサゾリン、イソオキサゾリジン、2−イソオキサゾリン、ケトピペラジン、モルホリン、1,4−オキサゼパン、1,2−オキサ−チエパン、1,2−オキサチオラン、1,2−オキサジン、1,3−オキサジン、1,4−オキサジン、オキサゾール、オキサジリジン、オキシラン、ピペラジン、ピペリジン、ピラン、ピラジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、ピロリジン、ピロリジノン、ピロリン、テトラヒドロピリジン、テトラジン、テトラゾール、チアジアジン、チアジアゾール、1,2−チアジン、1,3−チアジン、1,4−チアジン、1,3−チアゾール、チアゾール、チアゾリジン、チアゾリン、チエニル、チエタン、チオモルホリン、チオピラン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾールまたは1,2,4−トリアゾールよりなる群から選択される基であり、ここでhetは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、
4'およびR5'は相互に独立して同じかまたは異なっていて、水素原子または−(C1−C4)−アルキルであり、
2は直接結合であり、
1−N−R2−Vは、アゼピン、アゼチジン、ジオキサゾール、ジオキサジン、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、イソチアゾール、イソチアゾリジン、イソチアゾリン、イソオキサゾール、イソオキサゾリン、イソオキサゾリジン、2−イソオキサゾリン、ケトピペラジン、モルホリン、オキサゾール、ピペラジン、ピペリジン、ピラジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、ピロリジン、ピロリジノン、ピロリン、テトラヒドロピリジン、テトラジン、テトラゾール、チアゾール、チアジアゾール、チアゾリジン、チアゾリン、チオモルホリン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾールまたは1,2,4−トリアゾールよりなる群から選択される4〜8員の環状の基であり、ここで該環状の基は未置換であるかR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
R14はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、−OH、=O、−(C1−C8)−アルキル、−(C1−C4)−アルコキシ、−NO2、−C(O)−OH、−CN、−NH2、−C(O)−O−(C1−C4)−アルキル、−(C0−C8)−アルキル−SO2−(C1−C4)−アルキル、−(C0−C8)−アルキル−SO2−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、−(C0−C8)−アルキル−SO2−N(R18)−R21、−C(O)−NH−(C1−C8)−アルキル、−C(O)−N−[(C1−C8)−アルキル]2、−NR18−C(O)−NH−(C1−C8)−アルキル、−C(O)−NH2、−S−R18または−NR18−C(O)−NH−[(C1−C8)−アルキル]2であり、
ここでR18およびR21は相互に独立して水素原子、−(C1−C3)−パーフルオロアルキルまたは−(C1−C6)−アルキルであり、
Vは、1)フェニル、ナフチル、ビフェニリル、アントリルまたはフルオレニルよりなる群から選択される単環または2環の6〜14員のアリールであり、ここでアリールはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
2)アクリジニル、8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル、アザインドール(1H−ピロロピリジン)、アザベンゾイミダゾリル、アザスピロデカニル、アゼピニル、アゼチジニル、アジリジニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフラニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾテトラゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、カルバゾリル、4aH−カルバゾリル、カルボリニル、クロマニル、クロメニル、シンノリニル、デカヒドロキノリニル、1,4−ジアゼパン、4,5−ジヒドロオキサゾリニル、ジオキサゾリル、ジオキサジニル、1,3−ジオキソラニル、1,3−ジオキソレニル、6H−1,5,2−ジチアジニル、ジヒドロフロ[2,3−b]−テトラヒドロフラニル、フラニル、フラザニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリル、1H−インダゾリル、インドリニル、インドリジニル、インドリル、3H−インドリル、イソベンゾフラニル、イソクロマニル、イソインダゾリル、イソインドリニル、イソインドリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソチアゾリジニル、イソチアゾリニル、イソオキサゾリル、イソオキサゾリニル、イソオキサゾリジニル、2−イソオキサゾリニル、ケトピペラジニル、モルホリニル、ナフチリジニル、オクタヒドロイソキノリニル、オキサジアゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2−オキサ−チエパニル、1,2−オキサチオラニル、1,4−オキサゼパニル、1,2−オキサジニル、1,3−オキサジニル、1,4−オキサジニル、オキサゾリジニル、オキサゾリニル、オキサゾリル、フェナントリジニル、フェナントロリニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサチイニル、フェノキサジニル、フタラジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、プテリジニル、プリニル、ピラニル、ピラジニル、ピラゾリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリドオキサゾリル、ピリドイミダゾリル、ピリドチアゾリル、ピリジル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリジニル、ピロリジノニル、ピロリニル、2H−ピロリル、ピロリル、キナゾリニル、キノリニル、4H−キノリジニル、キノキサリニル、キヌクリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、1,4,5,6−テトラヒドロピリダジニル、テトラヒドロピリジニル、テトラヒドロチオフェニル、テトラジニル、テトラゾリル、6H−1,2,5−チアジアジニル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアントレニル、1,2−チアジニル、1,3−チアジニル、1,4−チアジニル、1,3−チアゾリル、チアゾリル、チアゾリジニル、チアゾリニル、チエニル、チエタニル、チエノチアゾリル、チエノオキサゾリル、チエノイミダゾリル、チエタニル、チオモルホリニル、1λ6−チオモルホリニル、チオフェニル、チオピラニル、1,2,3−トリアジニル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,5−トリアゾリル、1,3,4−トリアゾリルおよびキサンテニルよりなる群から選択されるヘテロサイクリル、ここで該ヘテロサイクリルは未置換であるかR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、
Gは直接結合、−(CH2m−NR10−SO2−NR10−(CH2n−、−(CH2m−CH(OH)−(CH2n−、−(CH2m−、−(CH2m−O−(CH2n−、−(CH2m−C(O)−NR10 −(CH2n−、−(CH2)−SO2−(CH2n−、−(CH2m−NR10−C(O)−NR10−(CH2n−、−(CH2m−NR10−C(O)−(CH2n−、−(CH2m−C(O)−(CH2n−、−(CH2)−S−(CH2n−、−(CH2m−SO2−NR10−(CH2n−、−(CH2m−NR10−SO2−(CH2n−、−(CH2m−NR10−、−(CH2m−O−C(O)−NR10−(C
2n−または−(CH2m−NR10−C(O)−O−(CH2n−であり、
nおよびmは相互に独立して同じかまたは異なっていて、整数0、1、2、3、4、5または6であり、
Mは、1)水素原子、
2)−(C1−C8)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
3)−C(O)−N(R11)−R12、
4)−(CH2m−NR10
5)−(C6−C14)−アリール、ここでアリールは上記の通り定義され、そしてアリールは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
6)−(C4−C15)−ヘテロサイクリル、ここでヘテロサイクリルは上記の通り定義され、そしてヘテロサイクリルは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
7)−(C3−C8)−シクロアルキル、ここで該シクロアルキルは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、
R3は、1)水素原子、
2)ハロゲン、
3)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
4)−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、
5)フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
6)−(C0−C4)−アルキレン−O−R19、ここでR19は、
a)水素原子、
b)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
c)フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
d)−CF3、または、
e)−CHF2
であるもの、
7)−NO2
8)−CN、
9)−SOs−R11、ここでsは1または2であるもの、
10) −SOt−N(R11)−R12、ここでtは1または2であるもの、
11)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−R11
12)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−O−R11
13)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−N(R11)−R12
14)−(C0−C4)−アルキレン−N(R11)−R12
15)−NR10−SO2−R10
16)−S−R10
17)−(C0−C2)アルキレン−C(O)−O−(C2−C4)−アルキレン−O−C(O)−(C1−C4)−アルキル、
18)−C(O)−O−C(R15,R16)−O−C(O)−R17、
19)−(C0−C2)アルキレン−C(O)−O−(C2−C4)−アルキレン−O−C(O)−O−(C1−C6)−アルキル、
20)−C(O)−O−C(R15,R16)−O−C(O)−O−R17、
21)−(C0−C4)−アルキレン−(C6−C14)−アリール、ここでアリールはR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
22)−(C0−C4)−アルキレン−(C4−C15)−ヘテロサイクリル、ここでヘテロサイクリルは未置換であるかR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
23)−(C0−C4)−アルキレン−(C3−C8)−シクロアルキル、ここでシクロアルキルは未置換であるかR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
24)−(C0−C4)−アルキレン−het、ここでhetは未置換であるかR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
25)−(C0−C3)−アルキレン−O−CH2−(C1−C3)−パーフルオロアルキレン−CH2−O−(C0−C3)−アルキル、
26)−SOw−N(R11)−R13、ここでwは1または2であるもの、
27)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−N(R11)−R13
28)−(C0−C4)−アルキレン−N(R11)−R13、または、
29)下記:
【化5】

からの基、ここでMeはメチルであるか、または、
−OR19の2個が隣接する原子と結合する場合は、それらはそれらが結合している原子と一緒になって1,3−ジオキソール環または2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシン環を形成することができ、これは未置換であるかR13で1、2、3または4回置換されているものであり、
R11およびR12は相互に独立して同じかまたは異なっていて、そして、
1)水素原子、
2)−(C1−C6)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、またはR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
3)−(C0−C6)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、
4)−SOt−R10、ここでtは1または2であり、
5)−(C0−C6)−アルキル−(C6−C14)−アリール、ここでアルキルおよびアリールは相互に独立して未置換であるか、または、R13でモノ、ジまたはトリ置換されており、
6)−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、
7)−O−R17、または、
8)−(C0−C6)−アルキル−(C4−C15)−ヘテロサイクリル、ここでアルキルおよびヘテロサイクリルは前述の通り定義され、そして、相互に独立して未置換であるか、または、R13でモノ、ジまたはトリ置換されているか、または、
R11およびR12はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼピン、アゼチジン、ジオキサゾール、ジオキサジン、1,4−ジアゼパン、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、イソチアゾール、イソチアゾリジン、イソチアゾリン、イソオキサゾール、イソオキサゾリン、イソオキサゾリジン、2−イソオキサゾリン、ケトピペラジン、モルホリン、[1,4]オキサゼパン、オキサゾール、ピペラジン、ピペリジン、ピラジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、ピロリジン、ピロリジノン、ピロリン、テトラヒドロピリジン、テトラジン、テトラゾール、チアゾール、チアジアゾール、チアゾリジン、チアゾリン、チオモルホリン、チオフェン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾールまたは1,2,4−トリアゾールよりなる群から選択される複素環式環を形成することができ;ここで複素環式環は未置換であるかR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
R13はハロゲン、−NO2、−CN、=O、−OH、−CF3、−C(O)−O−R10、−C(O)−N(R10)−R20、−N(R10)−R20、−(C3−C8)−シクロアルキル、−(C0−C3)−アルキレン−O−R10、−Si−(CH33、−N(R10)−S(O)u−R10、ここでuは1または2であるもの、−S−R10、−SOr−R10、ここでrは1または2であるもの、−S(O)v−N(R10)−R20、ここでvは1または2であるもの、−C(O)−R10、−(C1−C8)−アルキル、−(C1−C8)−アルコキシ、フェニル、フェニルオキシ−、−O−CF3、−(C0−C4)−アルキル−C(O)−O−C(R15、R16)−O−C(O)−R17、−(C1−C4)−アルコキシ−フェニル、−(C0−C4)−アルキル−C(O)−O−C(R15、R16)−O−C(O)−O−R17、−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、−O−R15、−NH−C(O)−NH−R10、−NH−C(O)−O−R10、または下記:
【化6】

からの基、ここでMeはメチルであり、
10およびR20は相互に独立して水素、−(C1−C6)−アルキル、−(C0−C4)−アルキル−OH、−(C0−C4)−アルキル−O−(C1−C4)−アルキルまたは−(C
1−C3)−パーフルオロアルキルであり、
R15およびR16は相互に独立して水素、−(C1−C6)−アルキル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルであり、ここで各環は未置換であるか、または、R10で1〜3回置換されており、そして、
R17は−(C1−C6)−アルキル、−(C1−C6)−アルキル−OH、−(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C6)−アルキル、−(C3−C8)−シクロアルキル、−(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C8)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、−(C1−C6)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキルであり、ここで該シクロアルキル環は未置換であるか−OH、−O−(C1−C4)−アルキルまたはR10で1、2または3回置換されているものである、請求項1記載の式Iの化合物、全てのその立体異性体形態、何れかの比のその混合物およびその生理学的に耐容性のある塩。
【請求項3】
0が1)フェニル、ナフチル、ビフェニル、アントリルまたはフルオレニルよりなる群から選択される単環または2環の6〜14員のアリール、ここでアリールはR8により相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
2)ベンゾイミダゾリル、1,3−ベンゾジオキソリル、ベンゾフラニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチオフェニル、シンノリニル、クロマニル、インダゾリル、インドリル、イソクロマニル、イソインドリル、イソキノリニル、フェニルピリジル、フタラジニル、プテリジニル、プリニル、ピリジル、ピリドイミダゾリル、ピリドピリジニル、ピリドピリミジニル、ピリミジニル、キナゾリニル、キノリル、キノキサリニルまたは1,4,5,6−テトラヒドロピリダジニルよりなる群から選択されるヘテロサイクリル、ここで該ヘテロサイクリルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
または、
3)アザベンゾイミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、1,3−ベンゾジオキソリル、ベンゾフラニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、クロマニル、シンノリニル、2−フリル、3−フリル;イミダゾリル、インドリル、インダゾリル、イソクロマニル、イソインドリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、フタラジニル、プテリジニル、プリニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリドイミダゾリル、ピリドピリジニル、ピリドピリミジニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、ピリミジニル、ピロリル;2−ピロリル、3−ピロリル、キノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、2−チエニルまたは3−チエニルよりなる群から選択されるヘテロサイクリル、これは更に、アクリジニル、アザベンゾイミダゾリル、アザスピロデカニル、アゼピニル、アゼチジニル、アジリジニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフラニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾテトラゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、カルバゾリル、4aH−カルバゾリル、カルボリニル、クロマニル、クロメニル、シンノリニル、デカヒドロキノリニル、4,5−ジヒドロオキサゾリニル、ジオキサゾリル、ジオキサジニル、1,3−ジオキソラニル、1,3−ジオキソレニル、6H−1,5,2−ジチアジニル、ジヒドロフロ[2,3−b]−テトラヒドロフラニル、フラニル、フラザニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリル、1H−インダゾリル、インドリニル、インドリジニル、インドリル、3H−インドリル、イソベンゾフラニル、イソクロマニル、イソインダゾリル、イソインドリニル、イソインドリル、イソキノリニル(ベンゾイミダゾリル)、イソチアゾリル、イソチアゾリジニル、イソチアゾリニル、イソオキサゾリル、イソオキサゾリニル、イソオキサゾリジニル、2−イソオキサゾリニル、ケトピペラジニル、モルホリニル、ナフチリジニル、オクタヒドロイソキノリニル、オキサジアゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2−オキサ−チエパニル、1,2−オキサチオラニル、1,4−オキサゼパニル、1,2−オキサジニル、1,3−オキサジニル、1,4−オキサジニル、オキサゾリジニル、オキサゾリニル、オキサゾリル、フェナントリジニル、フェナントロリニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサチイニル、フェノキサジニル、フタラジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、プテリジニル、プリニル、ピラニル、ピラジニル、ピラゾリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリドオキサゾリル、ピリドイミダゾリル、ピリドチアゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリジニル、ピロリジノニル、ピロリニル、2H−ピロリル、ピロリル、キナゾリニル、キノリニル、4H−キノリジニル、キノキサリニル、キヌクリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、1,4,5,6−テトラヒドロピリダジニル、テトラヒドロピリジニル、テトラヒドロチオフェニル、テトラジニル、テトラゾリル、6H−1,2,5−チアジアジニル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアントレニル、1,2−チアジニル、1,3−チアジニル、1,4−チアジニル、1,3−チアゾリル、チアゾリル、チアゾリジニル、チアゾリニル、チエニル、チエタニル、チエノチアゾリル、チエノオキサゾリル、チエノイミダゾリル、チエタニル、チオモルホリニル、チオフェニル、チオピラニル、1,2,3−トリアジニル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,5−トリアゾリル、1,3,4−トリアゾリルおよびキサンテニルよりなる群から選択されるヘテロサイクリルで置換されており、ここで該ヘテロサイクリルは未置換であるかR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、
R8は、1.フッ素、クロロまたはブロモ、
2.−NO2
3.−CN、
4.−C(O)−NH2
5.−OH、
6.−NH2
7.−OCF3
8.単環または2環の6〜14員のアリール、ここでアリールは前述の通り定義され、そしてハロゲンまたは−O−(C1−C8)−アルキルで相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
9.−(C1−C8)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、ハロゲン、NH2、−OHまたはメトキシ基で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
10.−SO2CH3または、
11.−SO2CF3であるが、
ただしR0が前述の通り定義されるアリールまたはヘテロサイクリルである場合は、R8は少なくとも1つのハロゲンまたは−C(O)−NH2であり、
部分構造Dはフェニル、ピリジル、ピリジル−N−オキシド ピリジル、ピロリル、フリル、チエニル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニルまたはチオフェニルよりなる群から選択される基であり、そして未置換であるか、R3で1、2、3または4回置換されるか、または、=Oで1または2回置換されており、
Qは−(C0−C2)−アルキレン−C(O)−NR10−、−NR10−C(O)−NR10−、−NR10−C(O)−、−SO2−、メチレンまたは−(C0−C3)−アルキレン−C(O)−O−(C0−C2)−アルキレンであり、
1は水素原子、−(C1−C4)アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で1〜3回置換されているもの;−(C1−C3)−アルキレン−C(O)−NH−R0、−(C1−C3)−アルキレン−C(O)−O−R15、−(C1−C3)−パーフルオロアルキレン、−(C1−C3)−アルキレン−S(O)−(C1−C4)−アルキル、−(C1−C3)−アルキレン−S(O)2−(C1−C3)−アルキル、−(C1−C3)−アルキレン−S(O)2−N(R4')−R5'、−(C1−C3)−アルキレン−O−(C1−C4)−ア
ルキル、−(C0−C3)−アルキレン−(C3−C8)−シクロアルキルまたは−(C0−C3)−アルキレン−het、ここでhetはアゼピン、アゼチジン、アジリジン、アジリン、1,4−ジアゼパン、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、ジアジリジン、ジアジリン、ジオキサゾール、ジオキサジン、ジオキソール、1,3−ジオキソレン、1,3−ジオキソラン、フラン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、イソチアゾール、イソチアゾリジン、イソチアゾリン、イソオキサゾール、イソオキサゾリン、イソオキサゾリジン、2−イソオキサゾリン、ケトピペラジン、モルホリン、1,2−オキサ−チエパン、1,2−オキサチオラン、1,4−オキサゼパン、1,2−オキサジン、1,3−オキサジン、1,4−オキサジン、オキサゾール、オキサジリジン、オキシラン、ピペラジン、ピペリジン、ピラン、ピラジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、ピロリジン、ピロリジノン、ピロリン、テトラヒドロピリジン、テトラジン、テトラゾール、チアジアジン、チアジアゾール、1,2−チアジン、1,3−チアジン、1,4−チアジン、1,3−チアゾール、チアゾール、チアゾリジン、チアゾリン、チエニル、チエタン、チオモルホリン、チオピラン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾールまたは1,2,4−トリアゾールよりなる群から選択される基であり、ここでhetは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、
4'およびR5'は相互に独立して同じかまたは異なっていて、水素原子または−(C1−C4)−アルキルであり、
2は直接結合であり、
1−N−R2−Vは、アゼピン、アゼチジン、1,4−ジアゼパン、ジオキサゾール、ジオキサジン、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、イソチアゾール、イソチアゾリジン、イソチアゾリン、イソオキサゾール、イソオキサゾリン、イソオキサゾリジン、2−イソオキサゾリン、ケトピペラジン、モルホリン、1,4−オキサゼパン、オキサゾール、ピペラジン、ピペリジン、ピラジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、ピロリジン、ピロリジノン、ピロリン、テトラヒドロピリジン、テトラジン、テトラゾール、チアゾール、チアジアゾール、チアゾリジン、チアゾリン、チオモルホリン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾールまたは1,2,4−トリアゾールよりなる群から選択される4〜8員の環状の基を形成し、ここで該環状の基は未置換であるかR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
R14はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、−OH、=O、−(C1−C8)−アルキル、−(C1−C4)−アルコキシ、−NO2、−C(O)−OH、−CN、−NH2、−C(O)−O−(C1−C4)−アルキル、−(C0−C8)−アルキル−SO2−(C1−C4)−ア
ルキル、−(C0−C8)−アルキル−SO2−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、−(C0−C8)−アルキル−SO2−N(R18)−R21、−C(O)−NH−(C1−C8)−アルキル、−C(O)−N−[(C1−C8)−アルキル]2、−NR18−C(O)−NH−(C1−C8)−アルキル、−C(O)−NH2、−S−R18または−NR18−C(O
)−NH−[(C1−C8)−アルキル]2であり、
ここでR18およびR21は相互に独立して水素原子、−(C1−C3)−パーフルオロアルキルまたは−(C1−C6)−アルキルであり、
Vは、1)8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル、アザインドール(1H−ピロロピリジン)、アゼピン、アゼチジン、アジリジン、アジリン、1,4−ジアゼパン、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、ジアジリジン、ジアジリン、ジオキサゾール、ジオキサジン、ジオキソール、1,3−ジオキソレン、1,3−ジオキソラン、フラン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、イソチアゾール、イソチアゾリジン、イソチアゾリン、イソオキサゾール、イソオキサゾリン、イソオキサゾリジン、2−イソオキサゾリン、ケトピペラジン、モルホリン、1,2−オキサ−チエパン、1,2−オキサチオラン、1,4−オキサゼパン、1,2−オキサジン、1,3−オキサジン、1,4−オキサジン、オキサゾール、オキサジリジン、オキシラン、ピペラジン、ピペリジン、ピラン、ピラジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、ピロリジン、ピロリジノン、ピロリン、テトラヒドロピリジン、テトラジン、テトラゾール、チアジアジン、チアジアゾール、1,2−チアジン、1,3−チアジン、1,4−チアジン、1,3−チアゾール、チアゾール、チアゾリジン、チアゾリン、チエニル、チエタン、チオモルホリン、チオピラン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾールまたは1,2,4−トリアゾールよりなる群から選択されるhet基であって上記の通り定義されるものであり、そしてここでhetは未置換であるか、R14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
2)フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、であり、
Gは直接結合、−(CH2m−NR10−SO2−NR10−(CH2n−、−(CH2m−CH(OH)−(CH2n−、−(CH2m−、−(CH2m−O−(CH2n−、−(CH2m−C(O)−NR10 −(CH2n−、−(CH2)−SO2−(CH2n−、−(CH2m−NR10−C(O)−NR10−(CH2n−、−(CH2m−NR10−C(O)−(CH2n−、−(CH2m−C(O)−(CH2n−、−(CH2)−S−(CH2n−、−(CH2m−SO2−NR10−(CH2n−、−(CH2m−NR10−SO2−(CH2n−、−(CH2m−NR10−、−(CH2m−O−C(O)−NR10−(CH2n−または−(CH2m−NR10−C(O)−O−(CH2n−であり、
nおよびmは相互に独立して同じかまたは異なっていて、整数0、1、2、3、4、5または6であり、
Mは、1)水素原子、
2)−(C1−C8)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
3)−C(O)−N(R11)−R12、
4)−(CH2m−NR10
5)フェニルまたはナフチル、ここでフェニルまたはナフチルは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
6)ヘテロサイクリル、ここでヘテロサイクリルはアゼパン、アゼピン、1,4−ジアゼパン、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、イミダゾール、イソチアゾール、イソオキサゾール、イソオキサゾリジン、2−イソオキサゾリン、ケトモルホリン、ケトピペラジン、モルホリン、オキサゾール、[1,4]−オキサゼパン、ピペラジン、ピペラジノン、ピペリジン、ピペリジノン、ピラジン、ピリダジン、ピリダジノン、ピリジン、ピリドン、ピリミジン、ピロリジン、ピロリジノン、テトラヒドロピラン、1,4,5,6−テトラヒドロ−ピリダジニル、テトラジン、テトラゾール、チアジアゾール、チアゾール、チオフェン、チオモルホリン、1λ6−チオモルホリニル、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾールまたは1,2,4−トリアゾールから誘導できる基から選択される基であり、該ヘテロサイクリルは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
7)−(C3−C8)−シクロアルキル、ここで該シクロアルキルは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、
R3は、1)水素原子、
2)ハロゲン、
3)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
4)−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、
5)フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
6)−(C0−C4)−アルキレン−O−R19、ここでR19は、
a)水素原子、
b)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
c)フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
d)−CF3または、
e)−CHF2、であるもの、
7)−CN、
8)−(C0−C4)−アルキレン−(C4−C15)−ヘテロサイクリル、ここでヘテロサイクリルは前述の通り定義され、そして未置換であるかR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
9)−SOs−R11、ここでsは1または2であるもの、
10) −SOt−N(R11)−R12、ここでtは1または2であるもの、
11)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−R11
12)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−O−R11
13)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−N(R11)−R12
14)−(C0−C4)−アルキレン−N(R11)−R12
15) NR10−SO2−R10
16)−(C0−C4)−アルキレン−het、ここでhetは前述の通り定義され、そして未置換であるかR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
17)−(C0−C2)アルキレン−C(O)−O−(C2−C4)−アルキレン−O−C(O)−(C1−C4)−アルキル、
18)−C(O)−O−C(R15,R16)−O−C(O)−R17、
19)−(C0−C2)アルキレン−C(O)−O−(C2−C4)−アルキレン−O−C(O)−O−(C1−C6)−アルキル、
20)−C(O)−O−C(R15,R16)−O−C(O)−O−R17、
21)−(C0−C4)−アルキレン−(C6−C14)−アリール、ここでアリールは前述の通り定義され、そしてR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
22)−(C0−C4)−アルキレン−(C3−C8)−シクロアルキル、ここでシクロアルキルは未置換であるかR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
23)−(C0−C3)−アルキレン−O−CH2−CF2−CH2−O−(C0−C3)−アルキル、
24)−(C0−C3)−アルキレン−O−CH2−CF2−CF2−CH2−O−(C0−C3)−アルキル、
25)−(C0−C3)−アルキレン−O−CH2−(C1−C3)−パーフルオロアルキレン−CH2−OH、
26)−SOw−N(R11)−R13、ここでwは1または2であるもの、
27)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−N(R11)−R13
28)−(C0−C4)−アルキレン−N(R11)−R13、または、
29)下記:
【化7】

からの基、ここでMeはメチルであり、
−OR19の2個が隣接する原子と結合する場合は、それらはそれらが結合している原子と一緒になって1,3−ジオキソール環または2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシン環を形成することができ、これはR13で1、2、3または4回置換されているものであり、
R11およびR12は相互に独立して同じかまたは異なっていて、そして、
1)水素原子、
2)−(C1−C6)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、またはR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
3)−(C0−C6)−アルキル−(C6−C14)−アリール、ここでアリールは前述の通り定義され、そしてアルキルおよびアリールは相互に独立して未置換であるか、または、 R13でモノ、ジまたはトリ置換されており、
4)−O−R17、または、
5)−(C0−C6)−アルキル−(C4−C15)−ヘテロサイクリル、ここでアルキルおよびヘテロサイクリルは前述の通り定義され、そして、相互に独立して未置換であるか、または、R13でモノ、ジまたはトリ置換されているか、または、
R11およびR12はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼピン、アゼチジン、1,4−ジアゼパン、ジオキサゾール、ジオキサジン、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、イソチアゾール、イソチアゾリジン、イソチアゾリン、イソオキサゾール、イソオキサゾリン、イソオキサゾリジン、2−イソオキサゾリン、ケトピペラジン、モルホリン、[1,4]オキサゼパン、オキサゾール、ピペラジン、ピペリジン、ピラジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、ピロリジン、ピロリジノン、ピロリン、テトラヒドロピリジン、テトラジン、テトラゾール、チアゾール、チアジアゾール、チアゾリジン、チアゾリン、チオモルホリン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾールまたは1,2,4−トリアゾールよりなる群から選択される環を形成することができ、これは未置換であるかR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
R13はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、−NO2、−CN、=O、−OH、−CF3、−C(O)−O−R10、−C(O)−N(R10)−R20、−N(R10)−R20、−(C0
3)−アルキレン−O−R10、−Si−(CH33、−N(R10)−S(O)2−R10、−S−R10、−SO2−R10、−S(O)2−N(R10)−R20、C(O)−R10、−(C1−C8)−アルキル、−(C1−C8)−アルコキシ、フェニル、フェニルオキシ−、−O−CF3、−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、−(C0−C4)−アルキル−C(O)−O−C(R15、R16)−O−C(O)−R17、−(C1−C4)−アルコキシ−フェニル、−(C0−C4)−アルキル−C(O)−O−C(R15、R16)−O−C(O)−O−R17、−O−R15、−NH−C(O)−NH−R10、−NH−C(O)−O−R10、または下記:
【化8】

からの基、ここでMeはメチルであり、
10およびR20は相互に独立して水素、−(C1−C6)−アルキル、−(C0−C4)−アルキル−OH、−(C0−C4)−アルキル−O−(C1−C4)−アルキルまたは−(C1−C3)−パーフルオロアルキルであり、
R15およびR16は相互に独立して水素、−(C1−C6)−アルキル、または一緒になってシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルよりなる群から選択される環を形成し、ここで各環は未置換であるか、または、R10で1〜3回置換されており、そして、
R17は−(C1−C6)−アルキル、−(C1−C6)−アルキル−OH、−(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C6)−アルキル、−(C3−C8)−シクロアルキル、−(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C8)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、−(C1−C6)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキルであり、ここで該シクロアルキル環は未置換であるか−OH、−O−(C1−C4)−アルキルまたはR10で1、2または3回置換されているものである、請求項1または2記載の式Iの化合物、全てのその立体異性体形態、何れかの比のその混合物およびその生理学的に耐容性のある塩。
【請求項4】
R0は、1)フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
2)ベンゾイミダゾリル、1,3−ベンゾジオキソリル、ベンゾフラニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチオフェニル、シンノリニル、クロマニル、インダゾリル、インドリル、イソクロマニル、イソインドリル、イソキノリニル、フェニルピリジル、フタラジニル、プテリジニル、プリニル、ピリジル、ピリドイミダゾリル、ピリドピリジニル、ピリドピリミジニル、ピリミジニル、キナゾリニル、キノリル、キノキサリニルまたは1,4,5,6−テトラヒドロピリダジニルよりなる群から選択されるヘテロサイクリル、ここで該ヘテロサイクリルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
または、
3)ピリジル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、ピロリル、2−ピロリル、3−ピロリル、フリル、2−フリル、3−フリル;チエニル、2−チエニル、3−チエニル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、ピリダジニルおよびピラジニルよりなる群から選択されるヘテロサイクリルであり、ここで該ヘテロサイクリルは未置換であるかR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
そして更にピリジル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、ピロリル、2−ピロリル、3−ピロリル、フリル、2−フリル、3−フリル;チエニル、2−チエニル、3−チエニル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、ピリダジニルおよびピラジニルよりなる群から選択される基で置換されており、ここで該基は未置換であるかR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
R8は、1.F、Cl、BrまたはI、
2.−C(O)−NH2、または、
3.−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、ハロゲン、−OHまたはメトキシ基で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであるが、ただし、R0が前述の通り定義されるアリールまたはヘテロサイクリルである場合は、R8は少なくとも1つのハロゲンまたは−C(O)−NH2であり、
部分構造Dはフェニル、ピリジル、ピリジル−N−オキシド、ピロリル、フリル、チエニル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニルまたはチオフェニルよりなる群から選択される基であり、そして未置換であるか、R3で1、2、3または4回置換されるか、または、=Oで1または2回置換されており、
Qは−C(O)−;−SO2−、メチレン、−(C0−C2)−アルキレン−C(O)−NR10−または−(C0−C3)−アルキレン−C(O)−O−(C0−C2)−アルキレンであり、
1は水素原子、−(C1−C2)−アルキル、−(C1−C3)−アルキレン−C(O)−NH−R0、−(C1−C3)−パーフルオロアルキレン、−(C1−C3)−アルキレン−C(O)−O−R15、−(C1−C3)−アルキレン−S(O)2−(C1−C3)−アルキルまたは−(C1−C3)−アルキレン−S(O)2−N(R4')−R5'であり、ここでR4'およびR5'は相互に独立して同じかまたは異なり、そして水素原子または−(C1−C4)−アルキルであり、
2は直接結合であり、
1−N−R2−Vは、アゼチジン、アゼチジノン、ピペリジン、ピペラジン、ピリジン、ピリミジン、ピロリジン、ピロリジノン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、テトラジン、テトラゾール、1,4−ジアゼパン、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、アゼピン、ケトピペラジン、1,4−オキサゼパン、オキサゾール、イソオキサゾール、イソオキサゾリジン、2−イソオキサゾリン、モルホリン、チアゾール、イソチアゾール、チアジアゾールまたはチオモルホリンよりなる群から選択される4〜7員の環状の基を形成することができ、ここで該環状の基は未置換であるか、または、R14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
R14はフッ素、塩素、−OH、=O、−(C1−C8)−アルキル、−C(O)−OH、−CN、−NH2、−C(O)−O−(C1−C4)−アルキル、−C(O)−NH−(C1−C8)−アルキル、−C(O)−N−[(C1−C8)−アルキル]2、−C(O)−NH2または−N(R18)−R21であり、ここでR18およびR21は相互に独立して水素原子、−(C1−C3)−パーフルオロアルキルまたは−(C1−C4)−アルキルであり、
Vは、1.8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル、アザインドール(1H−ピロロピリジン)、アジリジン、アジリン、アゼチジン、アゼチジノン、1,4−ジアゼパン、ピロール、ピロリジン、ピリドニル、イミダゾール、ピラゾール、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、テトラジン、テトラゾール、アゼピン、ジアジリン、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、ピリダジン、ピペリジン、ピペラジン、ピロリジノン、ケトピペラジン、フラン、ピラン、ジオキソール、1,4−オキサゼパン、オキサゾール、イソオキサゾール、2−イソオキサゾリン、イソオキサゾリジン、モルホリン、オキシラン、オキサジリジン、1,3−ジオキソレン、1,3−ジオキソラン、1,2−オキサジン、1,3−オキサジン、1,4−オキサジン、オキサジリジン、チオフェン、チオピラン、チエタン、チアゾール、イソチアゾール、イソチアゾリン、イソチアゾリジン、1,2−オキサチオラン、チオジアゾール、チオピラン、1,2−チアジン、1,3−チアゾール、1,3−チアジン、1,4−チアジン、チアジアジンまたはチオモルホリンから誘導される化合物を含む群から選択される環状の基であり、
ここで該環状の基は未置換であるかR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
2.フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、
Gは直接結合、−(CH2m−または−(CH2m−NR10であり、
mは整数0、1、2、3または4であり、
Mは、1.水素原子、
2.ヘテロサイクリル、ここでヘテロサイクリルはアゼパン、アゼピン、1,4−ジアゼパン、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、イミダゾール、イソチアゾール、イソオキサゾール、イソオキサゾリジン、2−イソオキサゾリン、ケトモルホリン、ケトピペラジン、モルホリン、オキサゾール、[1,4]−オキサゼパン、ピペラジン、ピペラジノン、ピペリジン、ピペリジノン、ピラジン、ピリダジン、ピリダジノン、ピリジン、ピリドン、ピリミジン、ピロリジン、ピロリジノン、テトラヒドロピラン、1,4,5,6−テトラヒドロ−ピリダジニル、テトラジン、テトラゾール、チアジアゾール、チアゾール、チオモルホリン、1λ6−チオモルホリニル、チオフェン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾールまたは1,2,4−トリアゾールから誘導できる基から選択される基であり、該ヘテロサイクリルは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
3.−(C1−C6)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
4.(C3−C6)−シクロアルキル、または、
5.−C(O)−N(R11)−R12であり、
R3は、1)水素原子、
2)ハロゲン、
3)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
4)−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、
5)フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
6)−(C0−C4)−アルキレン−O−R19、ここでR19は、
a)水素原子、
b)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
c)フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
d)−CF3、または、
e)−CHF2
であるもの、
7)−CN、
8)−NR10−SO2−R10
9)−SOs−R11、ここでsは1または2であるもの、
10) −SOt−N(R11)−R12、ここでtは1または2であるもの、
11)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−R11
12)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−O−R11
13)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−N(R11)−R12
14)−(C0−C4)−アルキレン−N(R11)−R12
15)−(C0−C2)アルキレン−C(O)−O−(C2−C4)−アルキレン−O−C(O)−(C1−C4)−アルキル、
16)−C(O)−O−C(R15,R16)−O−C(O)−R17、
17)−(C0−C2)アルキレン−C(O)−O−(C2−C4)−アルキレン−O−C(O)−O−(C1−C6)−アルキル、
18)−C(O)−O−C(R15,R16)−O−C(O)−O−R17、
19)−(C0−C3)−アルキレン−O−CH2−CF2−CH2−O−(C0−C3)−アルキル、
20)−(C0−C3)−アルキレン−O−CH2−CF2−CF2−CH2−O−(C0−C3)−アルキル、
21)−(C0−C3)−アルキレン−O−CH2−(C1−C3)−パーフルオロアルキレン−CH2−OH、
22)−SOw−N(R11)−R13、ここでwは1または2であるもの、
23)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−N(R11)−R13
24)−(C0−C4)−アルキレン−N(R11)−R13、または、
25)下記:
【化9】

からの基、ここでMeはメチルであり、
−OR19の2個が隣接する原子と結合する場合は、それらはそれらが結合している原子と一緒になって1,3−ジオキソール環または2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシン環を形成することができ、これはR13で1、2、3または4回置換されているものであり、
R11およびR12はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼピン、アゼチジン、1,4−ジアゼパン、ジオキサゾール、ジオキサジン、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン
、イソチアゾール、イソチアゾリジン、イソチアゾリン、イソオキサゾール、イソオキサゾリン、イソオキサゾリジン、2−イソオキサゾリン、ケトピペラジン、モルホリン、[1,4]オキサゼパン、オキサゾール、ピペラジン、ピペリジン、ピラジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、ピロリジン、ピロリジノン、ピロリン、テトラヒドロピリジン、テトラジン、テトラゾール、チアゾール、チアジアゾール、チアゾリジン、チアゾリン、チオモルホリン、チオフェン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾールまたは1,2,4−トリアゾールよりなる群から選択される環を形成することができ、ここで該環は未置換であるかR13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
R13はフッ素、塩素、−NO2、−CN、=O、−OH、−CF3、−C(O)−O−R10、−C(O)−N(R10)−R20、−N(R10)−R20、−(C0−C3)−アルキレン−O−R10、−Si−(CH33、−N(R10)−S(O)2−R10、−S−R10、−SO2−R10、−S(O)2−N(R10)−R20、C(O)−R10、−(C1−C8)−アルキル、−(C1−C8)−アルコキシ、フェニル、フェニルオキシ−、−O−CF3、−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、−NH−C(O)−NH−R10、−(C0−C4)−アルキル−C(O)−O−C(R15、R16)−O−C(O)−R17、−(C1−C4)−アルコキシ−フェニル、−(C0−C4)−アルキル−C(O)−O−C(R15、R16)−O−C(O)−O−R17、−O−R15、−NH−C(O)−O−R10、または下記:
【化10】

からの基、ここでMeはメチルであり、
10およびR20は相互に独立して水素、−(C1−C6)−アルキル、−(C0−C4)−アルキル−OH、−(C0−C4)−アルキル−O−(C1−C4)−アルキルまたは−(C1−C3)−パーフルオロアルキルであり、
R15およびR16は相互に独立して水素、−(C1−C6)−アルキル、または一緒になってシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルよりなる群から選択される環を形成し、ここで各環は未置換であるか、または、R10で1〜3回置換されており、そして、
R17は−(C1−C6)−アルキル、−(C1−C6)−アルキル−OH、−(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C6)−アルキル、−(C3−C8)−シクロアルキル、−(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C8)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、−(C1−C6)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキルであり、ここで該シクロアルキル環は未置換であるか、−OH、−O−(C1−C4)−アルキルまたはR10で1、2または3回置換されているものである、請求項1〜3のいずれかに記載の式Iの化合物、全てのその立体異性体形態、何れかの比のその混合物およびその生理学的に耐容性のある塩。
【請求項5】
R0は、1.フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
2.インドリル、イソインドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、1,3−ベンゾジオキソリル、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、クロマニル、イソクロマニル、シンノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、フタラジニル、ピリドイミダゾリル、ピリドピリジニル、ピリドピリミジニル、ピリジル、プリニルおよびプテリジニルよりなる群から選択されるヘテロサイクリル、ここで該ヘテロサイクリルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
3.ピリジル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、ピロリル、2−ピロリル、3−ピロリル、フリル、2−フリル、3−フリル;チエニル、2−チエニル、3−チエニル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、ピリダジニルおよびピラジニルよりなる群から選択されるヘテロサイクリルであり、ここで該ヘテロサイクリルは未置換であるかR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
そして更に、ピリジル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、ピロリル、2−ピロリル、3−ピロリル、フリル、2−フリル、3−フリル;チエニル、2−チエニル、3−チエニル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、ピリダジニルおよびピラジニルよりなる群から選択される基で置換されており、ここで該基は未置換であるかR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
R8は、1.F、Cl、Br、I、
2.−C(O)−NH2、または、
3.−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、ハロゲン、−OHまたはメトキシ基で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであるが、ただし、R0が前述の通り定義されるアリールまたはヘテロサイクリルである場合は、R8は少なくとも1つのハロゲンまたは−C(O)−NH2であり、
部分構造Dはフェニル、ピリジル、ピリジル−N−オキシド、ピロリル、フリル、チエニル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニルまたはチオフェニルよりなる群から選択される基であり、そして未置換であるか、R3で1、2、3または4回置換されるか、または、=Oで1または2回置換されており、
Qは−C(O)−;−SO2−、メチレンまたは−(C0−C2)−アルキレン−C(O)−NR10−であり、
1は水素原子または−(C1−C2)−アルキルであり、
2は直接結合または−(C1−C2)−アルキレンであるか、または、
1−N−R2−Vはピペリジン、ピペラジン、ピリジン、ピリミジン、ピロリジン、ピロリジノン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、テトラジン、テトラゾール、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、アゼピン、ケトピペラジン、オキサゾール、イソオキサゾール、イソオキサゾリジン、2−イソオキサゾリン、モルホリン、チアゾール、イソチアゾール、チアジアゾールまたはチオモルホリンよりなる群から選択される4〜7員の環状の基を形成することができ、ここで該環状の基は未置換であるか、または、R14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、
R14はフッ素、塩素、−(C1−C4)−アルキルまたは−NH2であり、
Vは、1.8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル、アザインドリル(1H−ピロロピリジル)、アゼチジン、アゼピン、アジリジン、アジリン、1,4−ジアゼパン、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、ジアジリン、1,3−ジオキソラン、ジオキサゾール、フラン、イミダゾール、イソキノリン、イソチアゾール、イソチアゾリジン、イソチアゾリン、イソオキサゾール、2−イソオキサゾリン、イソオキサゾリジン、ケトピペラジン、モルホリン、1,2−オキサジン、1,3−オキサジン、1,4−オキサジン、オキサゾール、1,2−オキサチオラン、ピペリジン、ピラン、ピラジン、ピラゾール、ピリダジン、ピペラジン、ピリジン、ピリドン、ピリミジン、ピロール、ピロリジン、ピロリジノン、キナゾリン、キノリン、テトラジン、テトラゾール、チアジアジン、1,2−チアジン、1,3−チアジン、1,4−チアジン、1,3−チアゾール、チエタン、チオモルホリン、チオフェン、チオピラン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾールまたは1,2,4−トリアゾールから誘導される化合物を含む群から選択される環状の基であり、
ここで該環状の基は未置換であるかR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
2.フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、
Gは直接結合、−(CH2m−または−(CH2m−NR10であり、
mは整数0、1、2、3または4であり、
Mは、1.水素原子、
2.ヘテロサイクリル、ここでヘテロサイクリルは1,4−ジアゼパン、ケトモルホリン、チオフェン、ピリダゾン、ピペリジン、ピペラジン、ピリジン、ピリミジン、ピロリジン、ピロリジノン、ピリドニル、イミダゾール、ピリダジン、ピラジン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、テトラジン、テトラゾール、1,2−ジアゼピン、1,3−ジアゼピン、1,4−ジアゼピン、アゼピン、ケトピペラジン、オキサゾール、イソオキサゾール、イソオキサゾリジン、2−イソオキサゾリン、モルホリン、チアゾール、イソチアゾール、テトラヒドロピラン、1,4,5,6−テトラヒドロ−ピリダジニル、1λ6−チオモルホリニル、チアジアゾールまたはチオモルホリンから誘導できる基から選択される基であり、該ヘテロサイクリルは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
3.−(C1−C6)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
4.(C3−C6)−シクロアルキルであり、
R3は、1)水素原子、
2)ハロゲン、
3)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
4)−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、
5)フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
6)−(C0−C4)−アルキレン−O−R19、ここでR19は、
a)水素原子、
b)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
c)フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
d)−CF3または、
e)−CHF2、であるもの、
7)−CN、
8)−NR10−SO2−R10
9)−SOs−R11、ここでsは1または2であるもの、
10) −SOt−N(R11)−R12、ここでtは1または2であるもの、
11)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−R11
12)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−O−R11
13)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−N(R11)−R12
14)−(C0−C4)−アルキレン−N(R11)−R12
15)−(C0−C2)アルキレン−C(O)−O−(C2−C4)−アルキレン−O−C(O)−(C1−C4)−アルキル、
16)−C(O)−O−C(R15,R16)−O−C(O)−R17、
17)−(C0−C2)アルキレン−C(O)−O−(C2−C4)−アルキレン−O−C(O)−O−(C1−C6)−アルキル、
18)−C(O)−O−C(R15,R16)−O−C(O)−O−R17、または、
19)下記:
【化11】

からの基、ここでMeはメチルであり、
R11およびR12は相互に独立して同じかまたは異なっていて、そして、
1)水素原子、
2)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、または、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、
3)−(C0−C6)−アルキル−(C3−C6)−シクロアルキル、
4)−O−R17、または、
5)−(C0−C6)−アルキル−(C4−C15)−ヘテロサイクリル、ここでアルキルおよびヘテロサイクリルは相互に独立して未置換であるか、または、R13でモノ、ジまたはトリ置換されており、そしてヘテロサイクリルはアゼチジン、シクロプロピル、シクロブチル、4,5−ジヒドロ−オキサゾール、イミダゾリジン、モルホリン、(1,4)−オキサゼパン、オキサゾリジン、ピペリジン、ピペラジン、ピロリジン、テトラヒドロチオフェン、チアゾリジンまたはチオモルホリンから選択されるものであるか、または、
R11とR12はそれらが結合している窒素原子と一緒になって複素環式環を形成し、これはアゼチジン、シクロプロピル、シクロブチル、4,5−ジヒドロ−オキサゾール、イミダゾリジン、モルホリン、(1,4)−オキサゼパン、オキサゾリジン、ピペリジン、ピペラジン、ピロリジン、テトラヒドロチオフェン、チアゾリジンまたはチオモルホリンよりなる群から選択され、ここで該環は未置換であるか、またはR13でモノ、ジまたはトリ置換されており、
R13はフッ素、−CN、=O、−OH、−CF3、−C(O)−O−R10、−C(O)−N(R10)−R20、−N(R10)−R20、−(C3−C6)−シクロアルキル、−(C0−C3)−アルキレン−O−R10、−Si−(CH33、−S−R10、−SO2−R10、−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、または下記:
【化12】

からの基、ここでMeはメチルであり、
10およびR20は相互に独立して水素、−(C1−C4)−アルキルまたは−(C1−C3)−パーフルオロアルキルであり、
R15およびR16は相互に独立して水素、−(C1−C4)−アルキル、または一緒になってシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルよりなる群から選択される環を形成し、ここで各環は未置換であるか、または、R10で1〜3回置換されており、そして、
R17は−(C1−C6)−アルキル、−(C1−C6)−アルキル−OH、−(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C8)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、−(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C6)−アルキルまたは−(C0−C6)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキルであり、ここで該シクロアルキル環は未置換であるか−OH、−O−(C1−C4)−アルキルまたはR10で1、2または3回置換されているものである、請求項1〜4のいずれかに記載の式Iの化合物、全てのその立体異性体形態、何れかの比のその混合物およびその生理学的に耐容性のある塩。
【請求項6】
R0は、1.フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノまたはジ置換されているもの、
2.ピリジル、ここでピリジルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノまたはジ置換されているもの、または、
3.チエニル、チアジアゾリル、イソオキサゾリルおよびチアゾリルよりなる群から選択されるヘテロサイクリル、ここで該ヘテロサイクリルは、チエニル、2−チエニルおよび3−チエニルよりなる群から選択される基で置換されており、ここで該基は未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノまたはジ置換されているものであり、
R8はF、Cl、Brまたは−C(O)−NH2であり、
部分構造Dはフェニル、ピリジル、ピリジル−N−オキシド、ピロリル、チエニル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、チオフェン、ピリミジニル、ピリダジニルまたはピラジニルよりなる群から選択される基であり、そして未置換であるか、R3で1、2、3または4回置換されるか、または、=Oで1または2回置換されており、
Qは−C(O)−;−SO2−、−C(O)−O−メチレン、−CH2−C(O)−NH−またはメチレンであり、
1は水素原子であり、
2は直接結合であり、
1−N−R2−Vはアゼチジン、ピロリジン、ピペリジンおよびピペラジンよりなる群から選択される4〜8員の環状の基を形成することができ、
R14はフッ素、塩素、メチル、エチル、=O、−SO2−CH3または−NH2であり、
Vは、1.8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル、アザインドリル(1H−ピロロピリジル)、アゼチジン、1,4−ジアゼパン、イソオキサゾール、イソキノリン、ピペラジン、ピペリジン、ピラジン、ピリダジン、ピリミジン、ピロリジン、キナゾリン、キノリンまたはテトラヒドロピランよりなる群から選択される基、ここで該環状の基は未置換であるか、または、R14で相互に独立してモノまたはジ置換されているもの、または、
2.フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、または、R14で相互に独立してモノまたはジ置換されているものであり、
Gは直接結合、−(CH2m−、−C(O)−または−(CH2m−NR10−であり、
mは整数0、1または2であり、
Mは水素原子、(C2−C4)−アルキル、アゼパニル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、イミダゾリル、ケトモルホリニル、モルホリニル、[1,4]オキサゼパニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピペリドニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジル、ピリミジル、ピロリジニル、1,4,5,6−テトラヒドロ−ピリダジニル、1λ6−チオモルホリニルまたはテトラヒドロピラニル、ここでこれらの基は未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノまたはジ置換されているものであり、
R3は、1)水素原子、
2)フッ素、塩素、
3)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
4)−(C1−C3)−パーフルオロアルキル、
5)フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
6)−(C0−C2)−アルキレン−O−R19、ここでR19は、
a)水素原子、
b)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
c)フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
d)−CF3、または、
e)−CHF2
であるもの、
7)−CN、
8)−NR10−SO2−R10
9)−SOs−R11、ここでsは1または2であるもの、
10) −SOt−N(R11)−R12、ここでtは1または2であるもの、
11)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−R11
12)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−O−R11
13)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−N(R11)−R12
14)−(C0−C4)−アルキレン−N(R11)−R12
15)−(C0−C2)アルキレン−C(O)−O−(C2−C4)−アルキレン−O−C(O)−(C1−C4)−アルキル、
16)−C(O)−O−C(R15,R16)−O−C(O)−R17、
17)−(C0−C2)アルキレン−C(O)−O−(C2−C4)−アルキレン−O−C(O)−O−(C1−C6)−アルキル、または
18)−C(O)−O−C(R15,R16)−O−C(O)−O−R17であり、
R11およびR12は相互に独立して同じかまたは異なっていて、そして、
1)水素原子、
2)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、または、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
3)−(C0−C6)−アルキル−(C3−C6)−シクロアルキル、
4)−O−R17、または、
5)−(C0−C6)−アルキル−ヘテロサイクリル、ここでアルキルおよびヘテロサイクリルは相互に独立して未置換であるか、または、R13でモノ、ジまたはトリ置換されており、そしてヘテロサイクリルはアゼチジン、イミダゾリジン、モルホリン、(1,4)−オキサゼパンおよびピロリジンよりなる群から選択されるものであるか、または、
R11とR12はそれらが結合している窒素原子と一緒になって環を形成することができ、これはアゼチジン、イミダゾリジン、モルホリン、(1,4)−オキサゼパン、ピペラジン、ピペリジン、ピロリジンまたはチオモルホリンよりなる群から選択され、ここで該環は未置換であるか、またはR13でモノ、ジまたはトリ置換されており、
R13はフッ素、−CN、=O、−OH、−CF3、−C(O)−O−R10、−C(O)−N(R10)−R20、−N(R10)−R20、−(C1−C3)−アルキル、−(C3−C6)−シクロアルキル、−(C0−C3)−アルキレン−O−R10、−Si−(CH33、−S−R10、−SO2−R10、−SO2−NHまたは−(C1−C3)−パーフルオロアルキルであり、
10およびR20は相互に独立して水素、−(C1−C4)−アルキルまたは−(C1−C3)−パーフルオロアルキルであり、
R15およびR16は相互に独立して水素、−(C1−C4)−アルキル、または一緒になってシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルよりなる群から選択される環を形成し、ここで各環は未置換であるか、または、R10で1〜3回置換されており、そして、
R17は−(C1−C6)−アルキル、−(C1−C6)−アルキル−OH、−(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C8)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキル、−(C1−C6)−アルキル−O−(C1−C6)−アルキルまたは−(C0−C4)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキルであり、ここで該シクロアルキル環は未置換であるか−OH、−O−(C1−C4)−アルキルまたはR10で1、2または3回置換されているものである、請求項1〜5のいずれかに記載の式Iの化合物、全てのその立体異性体形態、何れかの比のその混合物およびその生理学的に耐容性のある塩。
【請求項7】
R0は、1.フェニル、ここでフェニルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノまたはジ置換されているもの、
2.ピリジル、ここでピリジルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノまたはジ置換されているもの、または、
3.チアジアゾリル、イソオキサゾリルおよびチアゾリルよりなる群から選択されるヘテロサイクリル、ここで該ヘテロサイクリルはチエニル、2−チエニルおよび3−チエニルよりなる群から選択される基で置換されており、ここで該基は未置換であるか、または
R8で相互に独立してモノまたはジ置換されているものであり、
R8はClであり、
部分構造Dはフェニル、ピリジル、チオフェニル、チエニルまたはピリミジニルよりなる群から選択される基であり、そして未置換であるか、R3で1、2、3または4回置換されるか、または、=Oで1または2回置換されており、
Qは−CH2−C(O)−NH−またはメチレンであり、
1は水素原子であり、
2は直接結合であり、
R14はフッ素または=Oであり、
Vはピペリジニルまたはフェニルであり、ここでフェニルは未置換であるか、または、
R14で相互に独立してモノまたはジ置換されているものであり、
Gは直接結合または−C(O)−であり、
Mは水素原子、(C2−C4)−アルキル、イソプロピル、シクロプロピル、モルホリニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラジニル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリジニルまたは1λ6−チオモルホリニルであり、ここでこれらの基は未置換であるかまたはR14で相互に独立してモノまたはジ置換されているものであり、
R3は、1)水素原子、
2)フッ素、塩素、
3)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
4)−(C0−C2)−アルキレン−O−R19、ここでR19は
a)水素原子、
b)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
c)−CF3
であるもの、
5)−SO2−R11
6)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−O−R11
7)−(C0−C4)−アルキレン−C(O)−N(R11)−R12
8)−(C0−C2)アルキレン−C(O)−O−(C2−C4)−アルキレン−O−C(O)−O−(C1−C6)−アルキル、または
9)−C(O)−O−C(R15,R16)−O−C(O)−O−R17であり、
R11およびR12は相互に独立して同じかまたは異なっていて、そして、
1)水素原子、
2)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、または、R13で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているモノ、または、
3)−(C0−C6)−アルキル−(C3−C6)−シクロアルキルであるか、または、
R11とR12はそれらが結合している窒素原子と一緒になって環を形成することができ、これはアゼチジン、モルホリン、(1,4)−オキサゼパンまたはピペリジンよりなる群から選択され、ここで該環は未置換であるか、またはR13でモノ、ジまたはトリ置換されており、
R13はフッ素、=O、−OH、−CF3、−C(O)−O−R10、−(C1−C3)−アルキル、−(C3−C6)−シクロアルキル、または−(C0−C3)−アルキレン−O−R10であり、
10は水素原子または−(C1−C4)−アルキルであり、
R15およびR16は相互に独立して水素原子または−(C1−C4)−アルキルであり、そして、
R17は−(C1−C6)−アルキル、−(C1−C6)−アルキル−OH、または−(C0−C4)−アルキル−(C3−C8)−シクロアルキルである、請求項1〜6のいずれかに記載の式Iの化合物。
【請求項8】
式Iの化合物が:
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(4−クロロ−フェニルカルバモイル)−メチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−ピリミジン−4−イル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
1−[2−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−チアゾール−5−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、
3−[2−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−チアゾール−5−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、
1−[2−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−チアゾール−5−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
3−[2−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−チアゾール−5−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸メチルエステル、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸メチルエステル、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸メチルエステル、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、
3−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
3−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸 1−エトキシカルボニルオキシ−エチルエステル、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸 1−シクロヘキシルオキシカルボニルオキシ−エチルエステル、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2,4−ジカルボン酸4−[(2−ヒドロキシ−エチル)−アミド] 2−[(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド]、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−4−(3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2,4−ジカルボン酸4−[(2−ヒドロキシ−エチル)−メチル−アミド] 2−[(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド]、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2,5−ジカルボン酸 5−[(2−ヒドロキシ−エチル)−メチル−アミド] 2−[(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド]、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−5−(3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 1−エトキシカルボニルオキシ−エチルエステル、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 1−シクロヘキシルオキシカルボニルオキシ−エチルエステル、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−5−(2−ヒドロキシ−エタンスルホニル)−1H−ベンゾイミダゾール-2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−6−(2−ヒドロキシ−エタンスルホニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2,4−ジカルボン酸 4−[(2−ヒドロキシ−エチル)−アミド] 2−[(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド]、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2,4−ジカルボン酸 4−[(2−ヒドロキシ−エチル)−メチル−アミド] 2−[(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド]、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−4−(3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸
(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸 1−エトキシカルボニルオキシ−エチルエステル、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸 1−シクロヘキシルオキシカルボニルオキシ−エチルエステル、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(3−オキソ−モルホリン−4−イル)−フェニル]−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−[4−(3−オキソ−モルホリン−4−イル)−フェニルカルバモイル]−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸メチルエステル、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(4−オキソ−4H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−アミド、
1−(3−メトキシ−ベンジル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(4−オキソ−4H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(4−オキソ−4H−ピリジン−1−イル)−フェニル]−アミド、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−アミド、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル)−フェニル]−アミド、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)−フェニル]−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)−フェニル]−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(2,4−ジオキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル)−フェニル]−アミド、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(4−オキソ−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−アミド、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(1,1−ジオキソ−1l6−チオモルホリン−4−イル)−フェニル]−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(1,1−ジオキソ−1l6−チオモルホリン−4−イル)−フェニル]−アミド、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(2−オキソ−2H−ピラジン−1−イル)−フェニル]−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(2−オキソ−2H−ピラジン−1−イル)−フェニル]−アミド、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(2−オキソ−ピペラジン−1−イル)−フェニル]−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(2−オキソ−ピペラジン−1−イル)−フェニル]−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−4−(2−メトキシ−エトキシ)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 [4−(3−オキソ−モルホリン−4−イル)−フェニル]−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−[4−(3−オキソ−モルホリン−4−イル)−フェニルカルバモイル]−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−5−(3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸
(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−6−(3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸
(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2,5−ジカルボン酸 5−[(2−ヒドロキシ−エチル)−アミド] 2−[(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド]、
3−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−3H−ベンゾイミダゾール−2,5−ジカルボン酸 5−[(2−ヒドロキシ−エチル)−アミド] 2−[(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド]、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−1H−ベンゾイミダゾール−2,5−ジカルボン酸 5−[(2−ヒドロキシ−エチル)−メチル−アミド] 2−[(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド]、
3−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−3H−ベンゾイミダゾール−2,5−ジカルボン酸 5−[(2−ヒドロキシ−エチル)−メチル−アミド] 2−[(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド]、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 1−シクロヘキシルオキシカルボニルオキシ−エチルエステル、
3−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 1−シクロヘキシルオキシカルボニルオキシ−エチルエステル、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 1−エトキシカルボニルオキシ−エチルエステル、
3−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 1−エトキシカルボニルオキシ−エチルエステル、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸 2−ヒドロキシ−エチルエステル、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 2−ヒドロキシ−エチルエステル、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸カルボキシメチルエステル、
1−(3−メトキシ−ベンジル)−2−[4−(3−オキソ−モルホリン−4−イル)−フェニルカルバモイル]−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−5−(2−ヒドロキシ−エタンスルホニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−6−(2−ヒドロキシ−エタンスルホニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸シクロプロピルメチルエステル、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸 2−メトキシ−エチルエステル、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−4−ヒドロキシメチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−4−(2−メトキシ−エトキシメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−4−(モルホリン−4−カルボニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−4−([1,4]オキサゼパン−4−カルボニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−4−(2,6−ジメチル−ピペリジン−1−カルボニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−4−(4,4−ジフルオロ−ピペリジン−1−カルボニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−5−([1,4]オキサゼパン−4−カルボニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 2−ヒドロキシ−エチルエステル、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸カルボキシメチルエステル、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−4−(3−メトキシ−アゼチジン−1−カルボニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1−(3−メトキシ−ベンジル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3−(3−メトキシ−ベンジル)−3H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
1−[2−(4−クロロ−フェニル)−エチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
3−[2−(4−クロロ−フェニル)−エチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
4−(3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボニル)−1−(3−メトキシ−ベンジル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[2−(4−クロロ−フェニル)−エチル]−4−(3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[2−(4−クロロ−フェニル)−エチル]−4−(3−メトキシ−アゼチジン−1−カルボニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1−(3−メトキシ−ベンジル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、
2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3−(3−メトキシ−ベンジル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、
1−[2−(4−クロロ−フェニル)−エチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、
3−[2−(4−クロロ−フェニル)−エチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、
1−[2−(4−クロロ−フェニル)−エチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
1−(5−クロロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イルメチル)−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
3−(5−クロロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イルメチル)−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
1−(5−クロロ−1H−インダゾール−3−イルメチル)−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−4−(4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボニル)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
7−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−1,3−ジメチル−2,6−ジオキソ−2,3,6,7−テトラヒドロ−1H−プリン−8−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸メチルエステル、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸シクロプロピルメチルエステル、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−6−カルボン酸、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−カルボン酸、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−6−カルボン酸、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−カルボン酸、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−3H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−2,6−ジカルボン酸 6−[(2−ヒドロキシ−エチル)−アミド] 2−[(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド]、
3−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−6−カルボン酸、
3−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−カルボン酸、
3−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−6−([1,4]オキサゼパン−4−カルボニル)−3H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−6−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−3H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−カルボン酸メチルエステル、
1−[3−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−5−イルメチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
3−[3−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−5−イルメチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−[1,3,4]チアジアゾール−2−イルメチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−[1,3,4]チアジアゾール−2−イルメチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−4−(2−メトキシ−エトキシ)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−4−(2−エトキシ−エトキシ)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−4−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸 (1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
1−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルカルバモイル)−メチル]−2−[2−フルオロ−4−(ピロリジン−1−カルボニル)−フェニルカルバモイル]−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸メチルエステル、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−7−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
3−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−シクロプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−7−メチル−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−5−フルオロ−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−2−(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−5−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−1H−ベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、または、
1−[5−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イルメチル]−4−(3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボニル)−5−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸(1−イソプロピル−ピペリジン−4−イル)−アミド、
である請求項1〜7のいずれかに記載の式Iの化合物。
【請求項9】
全てのその立体異性体形態および何れかの比のその混合物および/またはその生理学的に耐容性のある塩としての請求項1〜8のいずれかに記載の式Iの化合物少なくとも1つおよび製薬上許容しうる担体を含む医薬製剤。
【請求項10】
第Xa因子および/または第VIIa因子の抑制のため、または、血液凝固または線溶に影響するための医薬の製造のための、請求項1〜8のいずれかに記載の式Iの化合物、全てのその立体異性体形態および何れかの比のその混合物および/またはその生理学的に耐容性のある塩の使用。
【請求項11】
異常な血栓の形成、急性心筋梗塞、心臓血管障害、不安定狭心症、血栓塞栓症、血栓溶解療法または経皮経管冠動脈血管形成(PTCA)に伴う急性血管閉塞、一過性の虚血発作、卒中、間歇的跛行、冠動脈または末梢動脈のバイパスグラフト処置、血管内腔狭窄、冠動脈または静脈の血管形成術後の再狭窄、長期血液透析患者における血管開通性の維持、腹部、膝部または腰部の手術後の下肢の静脈において生じる病的血栓形成、肺血栓塞栓症の危険または敗血症性ショック、ウィルス感染または癌の間の血管系において生じる播種性の全身血管内凝固障害のため、または、炎症応答の低減、線維素溶解のため、または、冠動脈心疾患、心筋梗塞、狭心症、血管再狭窄例えばPCTAのような血管形成の後の再狭窄、成人呼吸窮迫症候群、多臓器不全および播種性血管内凝固障害、手術後に起こる深部静脈または近位静脈の血栓症の治療のための、請求項10記載の使用。
【請求項12】
式2の化合物を式HR8’の化合物と縮合して式3の化合物とし、そして場合により式3の化合物を式Iの化合物に変換すること:
【化13】

[式中、基R8'は請求項1〜8に記載した−N(R1)−R2−V−G−Mの意味を有するが、R8'においては官能基が続いて−N(R1)−R2−V−G−M内に存在する最終的な官能基に変換される基の形態で存在することもでき、そして基R62は基−Q−R0を意味するか、または、続いて変換されて基−Q−R0となる基を意味することができ、そして、基−C(O)−R63は請求項1〜8において定義したカルボン酸基またはその誘導体であることができ、該官能基はまた保護された形態または前駆体基の形態で存在することもできる]を含む、請求項1〜8のいずれかに記載の式Iの化合物の製造方法。
【請求項13】
下記式IV:
【化14】

[式中、R21は、
a)水素原子、
b)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、またはR13で1〜3回置換されており、
c)−(C1−C3)−アルキレン−C(O)−NH−R0
d)−(C1−C3)−アルキレン−C(O)−O−R10
e)−(C0−C4)−アルキル−アリール、ここでアリールは単環または2環の6〜14員のアリールであり、そしてR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
f)−(C0−C4)−アルキル−ヘテロアリール、ここでヘテロアリールは窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個を含む単環または2環の4〜15員のヘテロサイクリルであり、そして、R8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
g)−(C1−C4)−アルキル−ヘテロサイクリル、ここでヘテロサイクリルは窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個を含む単環または2環の4〜15員のヘテロサイクリルであり、そして、該ヘテロサイクリルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、そしてこれは更に、窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個を含む単環または2環の4〜15員のヘテロサイクリルで置換されているもの、
ここでヘテロサイクリルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
h)−(C1−C3)−パーフルオロアルキレン、
i)−(C1−C3)−アルキレン−S(O)−(C1−C4)−アルキル、
j)−(C1−C3)−アルキレン−S(O)2−(C1−C3)−アルキル、
k)−(C1−C3)−アルキレン−S(O)2−N(R4')−R5'
l)−(C1−C3)−アルキレン−O−(C1−C4)−アルキル、
m)−(C0−C3)−アルキレン−(C3−C8)−シクロアルキル、または、
n)−(C0−C3)−アルキレン−het、ここでhetは窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個までを含む3〜7員の環状の基であり、ここで該環状の基は未置換であるか、またはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているものであり、
ここでR0、R4'、R5'、R8、R10、R13およびR14は式Iの化合物について請求項1で定義したとおりであり、
R22は、
a)水素原子、
b)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、またはR13で1〜3回置換されており、
c)−(C1−C3)−アルキレン−C(O)−NH−R0
d)−(C1−C3)−アルキレン−C(O)−O−R10
e)−(C0−C4)−アルキル−アリール、ここでアリールは単環または2環の6〜14員のアリールであり、そしてR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
f)−(C0−C4)−アルキル−ヘテロアリール、ここでヘテロアリールは窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個を含む単環または2環の4〜15員のヘテロサイクリルであり、そして、R8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
g)−(C0−C4)−アルキル−ヘテロサイクリル、ここでヘテロサイクリルは窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個を含む単環または2環の4〜15員のヘテロサイクリルであり、そして、該ヘテロサイクリルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、そしてこれは更に、窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個を含む単環または2環の4〜15員のヘテロサイクリルで置換されているもの、
ここでヘテロサイクリルは未置換であるか、またはR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
h)−(C1−C3)−パーフルオロアルキレン、
i)−(C0−C3)−アルキレン−S(O)−(C1−C4)−アルキル、
j)−(C0−C3)−アルキレン−S(O)2−(C1−C3)−アルキル、
k)−(C0−C3)−アルキレン−S(O)2−N(R4')−R5'
l)−(C1−C3)−アルキレン−O−(C1−C4)−アルキル、
m)−(C0−C3)−アルキレン−(C3−C8)−シクロアルキル、または、
n)−(C0−C3)−アルキレン−het、ここでhetは窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個までを含む3〜7員の環状の基であり、ここで該環状の基は未置換であるか、またはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
o)R2−V−G−M、であり、
ここでR0、R4'、R5'、R8、R10、R13、R14、V、GおよびMは式Iの化合物について請求項1で定義したとおりであり、
式IVにおける部分構造R21−N−R2−Vは窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個を含む4〜8員の環状の基を形成することができ、ここで該環状の基は未置換であるか、またはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されており、ここで基R14は式Iの化合物について請求項1で定義したとおりであり、
R23は、
a)水素原子、
b)−(C1−C4)−アルキル、ここでアルキルは未置換であるか、またはR13で1〜3回置換されており、
c)−(C1−C3)−アルキレン−C(O)−NH−R0
d)−(C1−C3)−アルキレン−C(O)−O−R10
e)単環または2環の6〜14員のアリールであり、ここでアリールはR8で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、
f)窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個を含む単環または2環の4〜15員のヘテロサイクリル、
g)−(C1−C3)−パーフルオロアルキレン、
h)−(C1−C3)−アルキレン−S(O)−(C1−C4)−アルキル、
j)−(C1−C3)−アルキレン−S(O)2−(C1−C3)−アルキル、
k)−(C1−C3)−アルキレン−S(O)2−N(R4')−R5'
l)−(C1−C3)−アルキレン−O−(C1−C4)−アルキル、
m)−(C0−C3)−アルキレン−(C3−C8)−シクロアルキル、
n)−(C0−C3)−アルキレン−het、ここでhetは窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子1、2、3または4個までを含む3〜7員の環状の基であり、ここで該環状の基は未置換であるか、またはR14で相互に独立してモノ、ジまたはトリ置換されているもの、または、
o)−Q−R0、であり、
ここでR0、R4'、R5'、R8、R10、R13、R14、V、GおよびMは式Iの化合物について請求項1で定義したとおりであり、そして、
式IVにおける部分構造:
【化15】

は窒素、イオウまたは酸素から選択されるヘテロ原子0、1、2、3または4個を含む4〜8員の飽和、部分不飽和または芳香族の環状の基であり、そして未置換であるか、またはR3で1、2、3、4、5または6回置換されており、ここでR3は式Iの化合物について請求項1で定義したとおりである]の化合物の製造方法であって、下記工程:
下記式V:
【化16】

[式中、R23は式IVにおいて定義したとおりであり、式Vの部分構造:
【化17】

は式IVにおいて定義したとおりである]の化合物を、第1アミン、ここで第1アミンは
下記:
a)NH2−R21、ここでR21は式IVにおいて定義したもの、もしくは、
b)NH2−R2−V−G−M、ここでR2、V、GおよびMは式IVにおいて定義したもの、
よりなる群から選択されるもの、または、第2アミン、ここで第2アミンは下記:
a)
【化18】

[式中、R21およびR22は式IVにおいて定義したもの]、もしくは、
b)式VII:
【化19】

[式中、R21、R2、V、GおよびMは式IVにおいて定義したもの]
よりなる群から選択されるもの、
(但し、上記式中、R21は8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタンではないか、またはR21−N−R2−Vはピペラジンまたは[1,4]ジアゼパン基を形成するものではないものとする)、
と、水、塩基少なくとも1つおよびテトラヒドロフラン、アセトニトリル、1,2−ジメトキシエタン、ジメチルスルホキシド、ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、アセトンまたはスルホランよりなる群から選択される水混和性有機溶媒少なくとも1つの存在下に反応させること
を含む上記方法。
【請求項14】
塩基がアルカリ金属炭酸塩、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、第3アミン、トリエチルアミンまたはジイソプロピルアミンである請求項13記載の式IVの化合物の製造方法。
【請求項15】
使用する水混和性有機溶媒の量が式Vの化合物1g当たり5g〜300g、好ましくは10g〜200gである請求項13記載の式IVの化合物の製造方法。
【請求項16】
反応温度が5℃〜120℃、好ましくは10℃〜35℃、特に25℃である請求項13記載の式IVの化合物の製造方法。
【請求項17】
下記式IX:
【化20】

[式中、
xは整数1であり、
R24はR21と同一であり、これは請求項13の式IVにおいて定義される通りであり、
R22は式IVにおいて定義される通りである]の化合物の製造方法であって、下記工程:
下記式X:
【化21】

[式中、式Xにおける部分構造:
【化22】

は式IVにおいて定義される通りである]の化合物を、下記:
a)NH2−N(R21)−R22、ここでR21およびR22は式IVにおいて定義されるもの、または、
b)下記式VI:
【化23】

[式中R2、R21、V、GおよびMは式IVにおいて定義したもの]、
よりなる群から選択される第1アミン、または、
下記式VIII:
【化24】

[式中、R2、R21、R24、V、GおよびMは式IVにおいて定義したもの]の化合物である第2アミンと、水、塩基少なくとも1つおよびテトラヒドロフラン、アセトニトリル、1,2−ジメトキシエタン、ジメチルスルホキシド、ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、アセトンまたはスルホランよりなる群から選択される水混和性有機溶媒少なくとも1つの存在下に反応させることを含む上記方法。
【請求項18】
塩基がアルカリ金属炭酸塩、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、第3アミン、トリエチルアミンまたはジイソプロピルアミンである請求項17記載の式IXの化合物の製造方法。
【請求項19】
使用する水混和性有機溶媒の量が式Vの化合物1g当たり5g〜300g、好ましくは10g〜200gである請求項17記載の式IXの化合物の製造方法。
【請求項20】
反応温度が5℃〜120℃、好ましくは10℃〜35℃、特に25℃である請求項17記載の式IXの化合物の製造方法。

【公表番号】特表2006−528213(P2006−528213A)
【公表日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−529739(P2006−529739)
【出願日】平成16年5月5日(2004.5.5)
【国際出願番号】PCT/EP2004/004750
【国際公開番号】WO2004/101553
【国際公開日】平成16年11月25日(2004.11.25)
【出願人】(397056695)サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング (456)
【Fターム(参考)】