細胞増殖性障害を処置する組成物および方法
本発明は、細胞増殖性障害を処置するための化合物および方法に関連している。本発明の化合物は、薬学的物質として有用である。例えば、この化合物は哺乳動物を処置するための(例えば、ヒトおよび動物を処置するための)、抗増殖剤として有用であり得る。この化合物は制限なく使用され得る(例えば、抗癌剤、抗血管新生剤、抗転移剤、抗微生物剤、抗菌剤、抗真菌剤、抗寄生虫剤および/もしくは抗ウイルス剤として)。本発明の化合物は、例えば肺癌の処置において有用である。本発明の化合物はまた、例えば結腸癌の処置においても有用である。本発明の化合物はまた、例えば乳癌の処置においても有用である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I
【化1】
の化合物、あるいはその塩、溶媒和物、水和物もしくはプロドラッグであって、
ここで:Tは、存在しないか、CR12R13、C(O)、O、S、S(O)、S(O)2、NR14、C(R15R16)C(R17R18)、CH2OもしくはOCH2であり;
Xyは、CZ、CY、NもしくはN−Oであり;
Xzは、CZ、CY、NもしくはN−Oであり;
XyおよびXzの少なくとも1つがCZであり;
Yは、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシ、O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル−アリールおよびO−ベンジルから選択され;
Xaは、CRaもしくはNあるいはN−Oであり;
Xbは、CRb、NもしくはN−Oであり;
Xcは、CRcもしくはNあるいはN−Oであり;
Xdは、CRdもしくはNあるいはN−Oであり;
Xeは、CRe、NもしくはN−Oであり;
Ra、Rb、Rc、Rd、Re、R4、R5、およびR6は、独立して、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、C1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシ、O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル−アリール、O−ベンジル、C1アルキル−OH、C2アルキル−OH、C3アルキル−OH、C4アルキル−OH、C5アルキル−OHもしくはC6アルキル−OH、C1アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C2アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C3アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C4アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C5アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキルもしくはC6アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、COOH、COO−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、SO2H、SO2−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、
【化2】
であり、ここで、Wは、HあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルキル−アリール、C2アルキル−アリール、C3アルキル−アリール、C4アルキル−アリール、C5アルキル−アリールもしくはC6アルキル−アリールであり;
Vは、結合、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−、−OCH2CH2−もしくは−OCH2CH2CH2−であり;
R12、R13、R14、R15、R16、R17およびR18は、独立して、HあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキルであり;そして
Zは、(CHR1)n−C(O)−NR2(CHR3)m−Arであり、ここで、Arは置換もしくは非置換アリールあるいは窒素含有のへテロアリール基であり、R1、R2およびR3は、独立してHあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキルであり;そしてnおよびmは独立して0、1もしくは2である、化合物、あるいはその塩、溶媒和物、水和物もしくはプロドラッグ。
【請求項2】
Xa、Xb、Xc、Xd、およびXeのうちの少なくとも1つがNである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
XyがCYであり、XzがCZである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Yが水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
Zが
【化3】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
RbがC1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
Rbが水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
Rbが
【化4】
であって、ここで、WはHあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルキル−アリール、C2アルキル−アリール、C3アルキル−アリール、C4アルキル−アリール、C5アルキル−アリールもしくはC6アルキル−アリールであり;そしてVは結合、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−、−OCH2CH2−もしくは−OCH2CH2CH2−である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
Vが結合である、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
XaがNであり、Xb、Xc、XdおよびXeの各々がCRである、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
前記化合物が溶媒和物である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
前記化合物が水和物である、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
前記化合物が薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
請求項1に記載の化合物および少なくとも1つの薬学的に受容可能な賦形剤を含む、組成物。
【請求項15】
請求項1に記載の化合物であって、該化合物が
【化5】
である、化合物。
【請求項16】
式II
【化6】
の化合物、あるいはその塩、溶媒和物、水和物もしくはプロドラッグであって、ここで:
Rb、R4、R5、R8およびR10は、独立して、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、C1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシ、O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル−アリール、O−ベンジル、C1アルキル−OH、C2アルキル−OH、C3アルキル−OH、C4アルキル−OH、C5アルキル−OHもしくはC6アルキル−OH、C1アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C2アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C3アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C4アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C5アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキルもしくはC6アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、COOH、COO−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、SO2H、SO2−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、
【化7】
であり、ここで、Wは、HあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルキル−アリール、C2アルキル−アリール、C3アルキル−アリール、C4アルキル−アリール、C5アルキル−アリールもしくはC6アルキル−アリールであり、そしてVは、結合、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−、−OCH2CH2−もしくは−OCH2CH2CH2−である、化合物、あるいはその塩、溶媒和物、水和物もしくはプロドラッグ。
【請求項17】
R8が水素、F、Cl、BrもしくはIである、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
RbがC1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシである、請求項16に記載の化合物。
【請求項19】
Rbが
【化8】
であって、ここで、WはHあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルキル−アリール、C2アルキル−アリール、C3アルキル−アリール、C4アルキル−アリール、C5アルキル−アリールもしくはC6アルキル−アリールであり、そしてVは結合、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−、−OCH2CH2−もしくは−OCH2CH2CH2−である、請求項16に記載の化合物。
【請求項20】
R4が水素、C1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシ、F、Cl、BrあるいはIである、請求項16に記載の化合物。
【請求項21】
R4が
【化9】
であって、ここで、WはHあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルキル−アリール、C2アルキル−アリール、C3アルキル−アリール、C4アルキル−アリール、C5アルキル−アリールもしくはC6アルキル−アリールであり;そしてVは結合、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−、−OCH2CH2−もしくは−OCH2CH2CH2−である、請求項16に記載の化合物。
【請求項22】
R5が水素、C1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシ、F、Cl、BrあるいはIである、請求項16に記載の化合物。
【請求項23】
R5が
【化10】
であって、ここで、WはHあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルキル−アリール、C2アルキル−アリール、C3アルキル−アリール、C4アルキル−アリール、C5アルキル−アリールもしくはC6アルキル−アリールであり;そしてVは結合、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−、−OCH2CH2−もしくは−OCH2CH2CH2−である、請求項16に記載の化合物。
【請求項24】
R10が水素、C1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシ、F、Cl、BrあるいはIである、請求項16に記載の化合物。
【請求項25】
R10が
【化11】
であって、ここで、WはHあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルキル−アリール、C2アルキル−アリール、C3アルキル−アリール、C4アルキル−アリール、C5アルキル−アリールもしくはC6アルキル−アリールであり;そしてVは結合、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−、−OCH2CH2−もしくは−OCH2CH2CH2−である、請求項16に記載の化合物。
【請求項26】
細胞増殖性障害を予防もしくは処置する方法であって、該方法は、式Iもしくは式II〜XIIIのうちの1つの化合物、あるいはそれらの塩、溶媒和物、水和物もしくはプロドラッグ、および少なくとも1つの薬学的に受容可能な賦形剤を含む薬学的組成物を、それを必要とする被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項27】
前記化合物が
【化12】
から選択される、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
チロシンキナーゼ阻害によって調節される疾患もしくは障害を処置もしくは予防する方法であって、該方法は、式Iもしくは式II〜XIIIのうちの1つの化合物、あるいはそれらの塩、溶媒和物、水和物もしくはプロドラッグ、および少なくとも1つの薬学的に受容可能な賦形剤を含む薬学的組成物を投与する工程を包含する、方法。
【請求項29】
前記化合物が
【化13】
から選択される、請求項28に記載の方法。
【請求項1】
式I
【化1】
の化合物、あるいはその塩、溶媒和物、水和物もしくはプロドラッグであって、
ここで:Tは、存在しないか、CR12R13、C(O)、O、S、S(O)、S(O)2、NR14、C(R15R16)C(R17R18)、CH2OもしくはOCH2であり;
Xyは、CZ、CY、NもしくはN−Oであり;
Xzは、CZ、CY、NもしくはN−Oであり;
XyおよびXzの少なくとも1つがCZであり;
Yは、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシ、O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル−アリールおよびO−ベンジルから選択され;
Xaは、CRaもしくはNあるいはN−Oであり;
Xbは、CRb、NもしくはN−Oであり;
Xcは、CRcもしくはNあるいはN−Oであり;
Xdは、CRdもしくはNあるいはN−Oであり;
Xeは、CRe、NもしくはN−Oであり;
Ra、Rb、Rc、Rd、Re、R4、R5、およびR6は、独立して、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、C1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシ、O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル−アリール、O−ベンジル、C1アルキル−OH、C2アルキル−OH、C3アルキル−OH、C4アルキル−OH、C5アルキル−OHもしくはC6アルキル−OH、C1アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C2アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C3アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C4アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C5アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキルもしくはC6アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、COOH、COO−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、SO2H、SO2−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、
【化2】
であり、ここで、Wは、HあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルキル−アリール、C2アルキル−アリール、C3アルキル−アリール、C4アルキル−アリール、C5アルキル−アリールもしくはC6アルキル−アリールであり;
Vは、結合、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−、−OCH2CH2−もしくは−OCH2CH2CH2−であり;
R12、R13、R14、R15、R16、R17およびR18は、独立して、HあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキルであり;そして
Zは、(CHR1)n−C(O)−NR2(CHR3)m−Arであり、ここで、Arは置換もしくは非置換アリールあるいは窒素含有のへテロアリール基であり、R1、R2およびR3は、独立してHあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキルであり;そしてnおよびmは独立して0、1もしくは2である、化合物、あるいはその塩、溶媒和物、水和物もしくはプロドラッグ。
【請求項2】
Xa、Xb、Xc、Xd、およびXeのうちの少なくとも1つがNである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
XyがCYであり、XzがCZである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Yが水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
Zが
【化3】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
RbがC1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
Rbが水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
Rbが
【化4】
であって、ここで、WはHあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルキル−アリール、C2アルキル−アリール、C3アルキル−アリール、C4アルキル−アリール、C5アルキル−アリールもしくはC6アルキル−アリールであり;そしてVは結合、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−、−OCH2CH2−もしくは−OCH2CH2CH2−である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
Vが結合である、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
XaがNであり、Xb、Xc、XdおよびXeの各々がCRである、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
前記化合物が溶媒和物である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
前記化合物が水和物である、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
前記化合物が薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
請求項1に記載の化合物および少なくとも1つの薬学的に受容可能な賦形剤を含む、組成物。
【請求項15】
請求項1に記載の化合物であって、該化合物が
【化5】
である、化合物。
【請求項16】
式II
【化6】
の化合物、あるいはその塩、溶媒和物、水和物もしくはプロドラッグであって、ここで:
Rb、R4、R5、R8およびR10は、独立して、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、C1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシ、O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル−アリール、O−ベンジル、C1アルキル−OH、C2アルキル−OH、C3アルキル−OH、C4アルキル−OH、C5アルキル−OHもしくはC6アルキル−OH、C1アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C2アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C3アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C4アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、C5アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキルもしくはC6アルキル−O−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、COOH、COO−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、SO2H、SO2−低級(C1、C2、C3、C4、C5もしくはC6)アルキル、
【化7】
であり、ここで、Wは、HあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルキル−アリール、C2アルキル−アリール、C3アルキル−アリール、C4アルキル−アリール、C5アルキル−アリールもしくはC6アルキル−アリールであり、そしてVは、結合、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−、−OCH2CH2−もしくは−OCH2CH2CH2−である、化合物、あるいはその塩、溶媒和物、水和物もしくはプロドラッグ。
【請求項17】
R8が水素、F、Cl、BrもしくはIである、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
RbがC1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシである、請求項16に記載の化合物。
【請求項19】
Rbが
【化8】
であって、ここで、WはHあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルキル−アリール、C2アルキル−アリール、C3アルキル−アリール、C4アルキル−アリール、C5アルキル−アリールもしくはC6アルキル−アリールであり、そしてVは結合、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−、−OCH2CH2−もしくは−OCH2CH2CH2−である、請求項16に記載の化合物。
【請求項20】
R4が水素、C1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシ、F、Cl、BrあるいはIである、請求項16に記載の化合物。
【請求項21】
R4が
【化9】
であって、ここで、WはHあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルキル−アリール、C2アルキル−アリール、C3アルキル−アリール、C4アルキル−アリール、C5アルキル−アリールもしくはC6アルキル−アリールであり;そしてVは結合、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−、−OCH2CH2−もしくは−OCH2CH2CH2−である、請求項16に記載の化合物。
【請求項22】
R5が水素、C1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシ、F、Cl、BrあるいはIである、請求項16に記載の化合物。
【請求項23】
R5が
【化10】
であって、ここで、WはHあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルキル−アリール、C2アルキル−アリール、C3アルキル−アリール、C4アルキル−アリール、C5アルキル−アリールもしくはC6アルキル−アリールであり;そしてVは結合、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−、−OCH2CH2−もしくは−OCH2CH2CH2−である、請求項16に記載の化合物。
【請求項24】
R10が水素、C1アルコキシ、C2アルコキシ、C3アルコキシ、C4アルコキシ、C5アルコキシもしくはC6アルコキシ、F、Cl、BrあるいはIである、請求項16に記載の化合物。
【請求項25】
R10が
【化11】
であって、ここで、WはHあるいはC1アルキル、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキルもしくはC6アルキル、C1アルキル−アリール、C2アルキル−アリール、C3アルキル−アリール、C4アルキル−アリール、C5アルキル−アリールもしくはC6アルキル−アリールであり;そしてVは結合、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−、−OCH2CH2−もしくは−OCH2CH2CH2−である、請求項16に記載の化合物。
【請求項26】
細胞増殖性障害を予防もしくは処置する方法であって、該方法は、式Iもしくは式II〜XIIIのうちの1つの化合物、あるいはそれらの塩、溶媒和物、水和物もしくはプロドラッグ、および少なくとも1つの薬学的に受容可能な賦形剤を含む薬学的組成物を、それを必要とする被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項27】
前記化合物が
【化12】
から選択される、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
チロシンキナーゼ阻害によって調節される疾患もしくは障害を処置もしくは予防する方法であって、該方法は、式Iもしくは式II〜XIIIのうちの1つの化合物、あるいはそれらの塩、溶媒和物、水和物もしくはプロドラッグ、および少なくとも1つの薬学的に受容可能な賦形剤を含む薬学的組成物を投与する工程を包含する、方法。
【請求項29】
前記化合物が
【化13】
から選択される、請求項28に記載の方法。
【公表番号】特表2008−525530(P2008−525530A)
【公表日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−549605(P2007−549605)
【出願日】平成17年12月28日(2005.12.28)
【国際出願番号】PCT/US2005/047333
【国際公開番号】WO2006/071960
【国際公開日】平成18年7月6日(2006.7.6)
【出願人】(507215530)キネックス ファーマシューティカルズ, エルエルシー (2)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年12月28日(2005.12.28)
【国際出願番号】PCT/US2005/047333
【国際公開番号】WO2006/071960
【国際公開日】平成18年7月6日(2006.7.6)
【出願人】(507215530)キネックス ファーマシューティカルズ, エルエルシー (2)
【Fターム(参考)】
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