トランスジェニック植物における多価不飽和脂肪酸の製造方法
【課題】 多価不飽和脂肪酸を用いて食物および/または飼料の栄養価を高めるためには、植物系、特にトランスジェニック植物の種子において多価不飽和脂肪酸を簡便で安価に製造する方法が強く切望されている。
【解決手段】 本発明は、トランスジェニック植物の種子中に多価不飽和脂肪酸を産生させる方法に関する。この方法において、ω-3-デサチュラーゼ、Δ-12-デサチュラーゼ、Δ-6-デサチュラーゼ、Δ-6-エロンガーゼ、Δ-5-デサチュラーゼ、Δ-5-エロンガーゼおよび/またはΔ-4-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチド、好ましくはΔ-6-デサチュラーゼ、Δ-6-エロンガーゼおよびΔ-5-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸を生物に導入する。核酸配列は、配列番号11、配列番号27、配列番号193、配列番号197、配列番号199および配列番号201に示されている。有利に、これらの核酸配列は、場合により脂肪酸の生合成または脂質代謝のポリペプチドをコードする他の核酸配列と共に、生物中で発現させることができる。Δ-6-デサチュラーゼ、Δ-5-デサチュラーゼ、Δ-4-デサチュラーゼ、Δ-12-デサチュラーゼおよび/またはΔ-6-エロンガーゼ活性をコードする核酸配列は特に都合がよい。有利に、これらのデサチュラーゼおよびエロンガーゼは、珪藻(Thalassiosira)、ミドリムシ(Euglena)またはオストレオコッカス(Ostreococcus)に由来する。本発明はまた、増加した長鎖多価不飽和脂肪酸含量を有する油および/またはトリアシルグリセリドの製造方法に関する。好ましい実施形態において、本発明はまたアラキドン酸、エイコサペンタエン酸、またはドコサヘキサエン酸の製造方法に関し、増加した不飽和脂肪酸(特にアラキドン酸、エイコサペンタエン酸、および/またはドコサヘキサエン酸)含量を有するトリグリセリドを、トランスジェニック植物中、好ましくはトランスジェニック植物の種子中で産生させる方法に関する。本発明は更に、本発明の方法に用いるエロンガーゼおよびデサチュラーゼの発現に基づいて多価不飽和脂肪酸(特にアラキドン酸、エイコサペンタエン酸、および/またはドコサヘキサエン酸)含量の増加したトランスジェニック植物の製造に関する。本発明はまた、Δ-6-デサチュラーゼ、Δ-6-エロンガーゼ、Δ-5-デサチュラーゼおよびΔ-5-エロンガーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸配列を一緒にまたは別々に含有する組換え核酸分子、ならびに、これらの組換え核酸分子を含有するトランスジェニック植物に関する。本発明のさらなる態様は、本発明の方法によって産生される油、脂質、および/または脂肪酸、ならびにこれらの使用に関する。さらに本発明は不飽和脂肪酸および不飽和脂肪酸含量の増大したトリグリセリド、ならびにこれらの使用に関する。
【解決手段】 本発明は、トランスジェニック植物の種子中に多価不飽和脂肪酸を産生させる方法に関する。この方法において、ω-3-デサチュラーゼ、Δ-12-デサチュラーゼ、Δ-6-デサチュラーゼ、Δ-6-エロンガーゼ、Δ-5-デサチュラーゼ、Δ-5-エロンガーゼおよび/またはΔ-4-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチド、好ましくはΔ-6-デサチュラーゼ、Δ-6-エロンガーゼおよびΔ-5-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸を生物に導入する。核酸配列は、配列番号11、配列番号27、配列番号193、配列番号197、配列番号199および配列番号201に示されている。有利に、これらの核酸配列は、場合により脂肪酸の生合成または脂質代謝のポリペプチドをコードする他の核酸配列と共に、生物中で発現させることができる。Δ-6-デサチュラーゼ、Δ-5-デサチュラーゼ、Δ-4-デサチュラーゼ、Δ-12-デサチュラーゼおよび/またはΔ-6-エロンガーゼ活性をコードする核酸配列は特に都合がよい。有利に、これらのデサチュラーゼおよびエロンガーゼは、珪藻(Thalassiosira)、ミドリムシ(Euglena)またはオストレオコッカス(Ostreococcus)に由来する。本発明はまた、増加した長鎖多価不飽和脂肪酸含量を有する油および/またはトリアシルグリセリドの製造方法に関する。好ましい実施形態において、本発明はまたアラキドン酸、エイコサペンタエン酸、またはドコサヘキサエン酸の製造方法に関し、増加した不飽和脂肪酸(特にアラキドン酸、エイコサペンタエン酸、および/またはドコサヘキサエン酸)含量を有するトリグリセリドを、トランスジェニック植物中、好ましくはトランスジェニック植物の種子中で産生させる方法に関する。本発明は更に、本発明の方法に用いるエロンガーゼおよびデサチュラーゼの発現に基づいて多価不飽和脂肪酸(特にアラキドン酸、エイコサペンタエン酸、および/またはドコサヘキサエン酸)含量の増加したトランスジェニック植物の製造に関する。本発明はまた、Δ-6-デサチュラーゼ、Δ-6-エロンガーゼ、Δ-5-デサチュラーゼおよびΔ-5-エロンガーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸配列を一緒にまたは別々に含有する組換え核酸分子、ならびに、これらの組換え核酸分子を含有するトランスジェニック植物に関する。本発明のさらなる態様は、本発明の方法によって産生される油、脂質、および/または脂肪酸、ならびにこれらの使用に関する。さらに本発明は不飽和脂肪酸および不飽和脂肪酸含量の増大したトリグリセリド、ならびにこれらの使用に関する。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
トランスジェニック植物の種子中に、総脂質含量に基づいて少なくとも20重量%の含量で、一般式I
【化1】
で表される化合物を産生させる方法であって、次のステップ:
a) 該生物にΔ9-エロンガーゼおよびΔ6-デサチュラーゼ活性をコードする少なくとも1つの核酸配列を導入すること、および
b) 該生物に、Δ8-デサチュラーゼおよびΔ6-エロンガーゼ活性をコードする少なくとも1つの核酸配列を導入すること、および
c) 該生物に、Δ5-デサチュラーゼ活性をコードする少なくとも1つの核酸配列を導入すること、および
d) 該生物に、Δ5-エロンガーゼ活性をコードする少なくとも1つの核酸配列を導入すること、および
e) 該生物に、Δ4-デサチュラーゼ活性をコードする少なくとも1つの核酸配列を導入すること、
を含み、
ここで、式I中の変数および置換基は以下の意味を有する:
R1は、ヒドロキシル、コエンザイムA(チオエステル)、リゾホスファチジルコリン、リゾホスファチジルエタノールアミン、リゾホスファチジルグリセロール、リゾジホスファチジルグリセロール、リゾホスファチジルセリン、リゾホスファチジルイノシトール、スフィンゴ塩基、または一般式II
【化2】
で表される基であり、
R2は、水素、リゾホスファチジルコリン、リゾホスファチジルエタノールアミン、リゾホスファチジルグリセロール、リゾジホスファチジルグリセロール、リゾホスファチジルセリン、リゾホスファチジルイノシトール、または飽和もしくは不飽和C2〜C24-アルキルカルボニルであり、
R3は、水素、飽和もしくは不飽和C2〜C24-アルキルカルボニルであるか、またはR2およびR3は互いに独立に一般式Ia:
【化3】
の基であり、
ここでnは、2、3、4、5、6、7、または9であり、mは、2、3、4、5または6であり、かつpは0または3である、
前記方法。
【請求項2】
変数n、mおよびpが次の値:nは、2、3または5であり、mは4、5または6であり、pは0または3である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
式Iにおいて、mが4、nが3、pが3であり化合物がアラキドン酸である、および/またはmが5、nが3、pが0であり化合物がエイコサペンタエン酸である、および/またはmが5、nが5、pが0であり化合物がドコサペンタエン酸である、および/またはmが6、nが3、pが0であり化合物がドコサヘキサエン酸である、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
トランスジェニック植物の種子において、全ての式Iの化合物を一緒にした含量が、総脂質含量に基づき少なくとも27重量%である、請求項2または3に記載の方法。
【請求項5】
トランスジェニック植物の種子において、ドコサヘキサエン酸含量が、総脂質含量に基づき少なくとも1重量%である、請求項2または3に記載の方法。
【請求項6】
Δ9-エロンガーゼ、Δ6-デサチュラーゼ、Δ8-デサチュラーゼ、Δ6-エロンガーゼ、Δ5-デサチュラーゼ、Δ5-エロンガーゼ、またはΔ4-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸配列が、
a) 配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、配列番号51、配列番号53、配列番号59、配列番号61、配列番号63、配列番号65、配列番号67、配列番号69、配列番号71、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号79、配列番号81、配列番号83、配列番号85、配列番号89、配列番号91、配列番号93、配列番号95、配列番号97、配列番号99、配列番号101、配列番号103、配列番号111、配列番号113、配列番号117、配列番号119、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号183、配列番号193、配列番号197、配列番号199もしくは配列番号201に記載の配列を有する核酸配列、または、
b) 配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、配列番号52、配列番号54、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号66、配列番号68、配列番号70、配列番号72、配列番号74、配列番号76、配列番号78、配列番号80、配列番号82、配列番号84、配列番号86、配列番号88、配列番号92、配列番号94、配列番号96、配列番号98、配列番号100、配列番号102、配列番号104、配列番号112、配列番号114、配列番号118、配列番号120、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号184、配列番号194、配列番号198、配列番号200もしくは配列番号202に記載のアミノ酸配列から遺伝暗号の縮重に起因して誘導可能な核酸配列、または、
c) 配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、配列番号51、配列番号53、配列番号59、配列番号61、配列番号63、配列番号65、配列番号67、配列番号69、配列番号71、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号79、配列番号81、配列番号83、配列番号85、配列番号89、配列番号91、配列番号93、配列番号95、配列番号97、配列番号99、配列番号101、配列番号103、配列番号111、配列番号113、配列番号117、配列番号119、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号183、配列番号193、配列番号197、配列番号199もしくは配列番号201に記載の核酸配列の誘導体であって、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、配列番号52、配列番号54、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号66、配列番号68、配列番号70、配列番号72、配列番号74、配列番号76、配列番号78、配列番号80、配列番号82、配列番号84、配列番号86、配列番号88、配列番号92、配列番号94、配列番号96、配列番号98、配列番号100、配列番号102、配列番号104、配列番号112、配列番号114、配列番号118、配列番号120、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号184、配列番号194、配列番号198、配列番号200もしくは配列番号202とアミノ酸レベルで少なくとも40%同一性を有するポリペプチドをコードし、かつΔ9-エロンガーゼ、Δ6-デサチュラーゼ、Δ8-デサチュラーゼ、Δ6-エロンガーゼ、Δ5-デサチュラーゼ、Δ5-エロンガーゼ、またはΔ4-デサチュラーゼ活性を有する前記誘導体、
からなる群より選択される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
ω3-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸配列であって、
a) 配列番号87もしくは配列番号105に記載の配列を有する核酸配列、または、
b) 配列番号88もしくは配列番号106に記載のアミノ酸配列から遺伝暗号の縮重に起因して導出可能な核酸配列、または、
c) 配列番号87もしくは配列番号105に記載の核酸配列の誘導体であって、配列番号88もしくは配列番号106とアミノ酸レベルで少なくとも60%の同一性を有し、かつω3-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする前記誘導体、
からなる群より選択される前記核酸配列をトランスジェニック植物にさらに導入する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
Δ12-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸配列であって、
a) 配列番号107、配列番号109もしくは配列番号195に記載の配列を有する核酸配列、または、
b) 配列番号108、配列番号110もしくは配列番号196に記載のアミノ酸配列から遺伝暗号の縮重に起因して導出可能な核酸配列、または、
c) 配列番号107、配列番号109もしくは配列番号195に記載の核酸配列の誘導体であって、配列番号108、配列番号110もしくは配列番号196とアミノ酸レベルで少なくとも60%の同一性を有し、かつΔ12-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする前記誘導体、
からなる群より選択される前記核酸配列をトランスジェニック植物にさらに導入する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
アシル-CoAデヒドロゲナーゼ、アシル-ACP[=アシルキャリアタンパク質]デサチュラーゼ、アシル-ACPチオエステラーゼ、脂肪酸アシルトランスフェラーゼ、アシル-CoA:リゾホスフォリピドアシルトランスフェラーゼ、脂肪酸シンターゼ、脂肪酸ヒドロキシラーゼ、アセチル-補酵素Aカルボキシラーゼ、アシル-補酵素Aオキシダーゼ、脂肪酸デサチュラーゼ、脂肪酸アセチレナーゼ、リポキシゲナーゼ、トリアシルグリセロールリパーゼ、アレンオキシドシンターゼ、ヒドロペルオキシドリアーゼまたは脂肪酸エロンガーゼからなる群より選択される脂肪酸または脂質代謝の生合成経路のタンパク質をコードする核酸配列をトランスジェニック植物にさらに導入する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
置換基R2またはR3が、互いに独立に、飽和または不飽和C18〜C22-アルキルカルボニルである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
置換基R2またはR3が、互いに独立に、少なくとも2つの二重結合を有する不飽和C18-、C20-またはC22-アルキルカルボニルである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
トランスジェニック植物が、油産生植物、栄養植物または観賞植物からなる群より選択される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
トランスジェニック生物が、ウルシ科(Anacardiaceae)、キク科(Asteraceae)、ムラサキ科(Boraginaceae)、アブラナ科(Brassicaceae)、アサ科(Cannabaceae)、キク科(Compositae)、アブラナ科(Cruciferae)、ウリ科(Cucurbitaceae)、グミ科(Elaeagnaceae)、トウダイグサ科(Euphorbiaceae)、マメ科(Fabaceae)、フウロソウ科(Geraniaceae)、イネ科(Gramineae)、マメ科(Leguminosae)、アマ科(Linaceae)、アオイ科(Malvaceae)、ワサビノキ科(Moringaceae)、ゼニゴケ科(Marchantiaceae)、アカバナ科(Onagraceae)、ボロボロボキ科(Olacaceae)、モクセイ科(Oleaceae)、ケシ科(Papaveraceae)、コショウ科(Piperaceae)、ゴマ科(Pedaliaceae)、イネ科(Poaceae)またはナス科(Solanaceae)からなる植物科の群より選択されるトランスジェニック植物である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
一般式Iの化合物が、油、脂質または遊離脂肪酸の形態で生物から分離される、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
トランスジェニック植物中で請求項1に記載の一般式Iの化合物を産生する方法であって、次のステップ:
a) 以下のi)〜iv)からなる群より選択され、かつΔ6-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする少なくとも1つの核酸配列を植物中に導入すること、
i) 配列番号193または配列番号201に記載の配列を有する核酸配列、
ii) 配列番号194または配列番号202に記載のアミノ酸配列をコードする核酸配列、
iii) 配列番号193または配列番号201に記載の核酸配列の相補鎖とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸配列、および
iv) 配列番号193または配列番号201に記載の配列と少なくとも60%の同一性を有する核酸配列、
b) 以下のi)〜iv)からなる群より選択され、かつΔ6-エロンガーゼ活性を有するポリペプチドをコードする少なくとも1つの核酸配列を植物中に導入すること、
i) 配列番号27または配列番号199に記載の配列を有する核酸配列、
ii) 配列番号28または配列番号200に記載のアミノ酸配列をコードする核酸配列、
iii) 配列番号27または配列番号199に記載の核酸配列の相補鎖とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸配列、および
iv) 配列番号27または配列番号199に記載の配列と少なくとも60%の同一性を有する核酸配列、および、
c) 以下のi)〜iv)からなる群より選択され、かつΔ5-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする少なくとも1つの核酸配列を植物中に導入すること、
i) 配列番号11に記載の配列を有する核酸配列、
ii) 配列番号12に記載のアミノ酸配列をコードする核酸配列、
iii) 配列番号11に記載の核酸配列の相補鎖とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸配列、および
iv) 配列番号11に記載の配列と少なくとも60%の同一性を有する核酸配列、
を含み、
ここで式Iの変数および置換基は請求項1に定義された意味を有する、
前記方法。
【請求項16】
置換基R2またはR3が、互いに独立に、飽和または不飽和C10〜C22-アルキルカルボニルである、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
置換基R2またはR3が、互いに独立に、少なくとも2つの二重結合を有する不飽和C18-、C20-またはC22-アルキルカルボニルである、請求項15または16に記載の方法。
【請求項18】
Δ12-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸配列をさらに植物に導入する、請求項15〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
核酸配列が、
a) 配列番号195に記載の配列を有する核酸配列、
b) 配列番号196に記載のアミノ酸配列をコードする核酸配列、
c) 配列番号195に記載の核酸配列の相補鎖と、ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸配列、および
d) 配列番号195に記載の配列と少なくとも60%の同一性を有する核酸配列、
からなる群より選択される、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
Δ12-デサチュラーゼが種子特異的プロモーターの制御下で発現される、請求項18に記載の方法。
【請求項21】
Δ5-エロンガーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸配列をさらに植物に導入する、請求項15〜20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
核酸配列が次のa)〜d):
a) 配列番号43、配列番号47、配列番号49、配列番号51、配列番号53、配列番号59、配列番号61、配列番号63、配列番号65、配列番号67、配列番号75、配列番号77、配列番号79、配列番号83、配列番号85、配列番号113、配列番号117、配列番号119、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137または配列番号197に記載の配列を有する核酸配列、
b) 配列番号44、配列番号48、配列番号50、配列番号52、配列番号54、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号66、配列番号68、配列番号76、配列番号78、配列番号80、配列番号81、配列番号86、配列番号114、配列番号118、配列番号120、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138または配列番号198に記載のアミノ酸配列をコードする核酸配列、
c) 配列番号43、配列番号47、配列番号49、配列番号51、配列番号53、配列番号59、配列番号61、配列番号63、配列番号65、配列番号67、配列番号75、配列番号77、配列番号79、配列番号83、配列番号85、配列番号113、配列番号117、配列番号119、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137または配列番号197に記載の核酸配列の相補鎖と、ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸配列、および
d) 配列番号43、配列番号47、配列番号49、配列番号51、配列番号53、配列番号59、配列番号61、配列番号63、配列番号65、配列番号67、配列番号75、配列番号77、配列番号79、配列番号83、配列番号85、配列番号113、配列番号117、配列番号119、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137または配列番号197に記載の配列と少なくとも60%の同一性を有する核酸配列、
からなる群より選択される、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
Δ5-エロンガーゼが種子特異的プロモーターの制御下で発現される、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
全ての核酸配列が、共通の組換え核酸分子上で植物に導入される、請求項12〜24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項25】
各々の核酸配列が、自身のプロモーターの制御下にある、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
自身のプロモーターが、種子特異的プロモーターである、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
式Iにおいて、mが4、nが3、pが3であり化合物がアラキドン酸である、および/またはmが5、nが3、pが0であり化合物がエイコサペンタエン酸である、および/またはmが6、nが3、pが0であり化合物がドコサヘキサエン酸である、請求項15〜26のいずれか1項に記載に記載の方法。
【請求項28】
植物が、脂肪種子植物または脂肪果実植物である、請求項15〜27のいずれか1項に記載の方法。
【請求項29】
植物が、ダイズ、落花生、アブラナ、キャノーラ、アマニ、月見草、ビロードモウズイカ、アザミ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、マカダミア、アボカド、月桂樹、野バラ、カボチャ/スカッシュ、ピスタチオ、ゴマ、ヒマワリ、ベニバナ、ボリジ、トウモロコシ、ケシ、カラシ、麻、ヒマ、オリーブ、キンセンカ、ザクロ、油ヤシ、クルミおよびココナッツからなる群より選択される、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
植物がカラシ(Brassica juncea)である、請求項28または29に記載の方法。
【請求項31】
式Iの化合物が、油、脂質または遊離脂肪酸の形態で植物から得られる、請求項15〜30のいずれか1項に記載の方法。
【請求項32】
不飽和または飽和脂肪酸が、式Iの化合物から遊離している、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
遊離がアルカリ性加水分解または酵素切断によりもたらされる、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
アラキドン酸濃度が、トランスジェニック植物の総脂質含量に基づき少なくとも25%である、請求項15〜33のいずれか1項に記載の方法。
【請求項35】
エイコサペンタエン酸濃度が、トランスジェニック植物の総脂質含量に基づき少なくとも15%である、請求項15〜33のいずれか1項に記載の方法。
【請求項36】
請求項1〜35のいずれか1項に記載の方法により得られる油、脂質もしくは脂肪酸またはその画分。
【請求項37】
請求項1に記載の式Iの化合物を製造するための、請求項15、18または21に定義されたΔ12-エロンガーゼ、Δ6-デサチュラーゼ、Δ5-デサチュラーゼ、Δ6-エロンガーゼおよびΔ5-エロンガーゼの使用。
【請求項38】
組換え核酸分子であって次のa)〜e):
a) 植物細胞、好ましくは種子細胞中で活性であるプロモーターの1以上のコピー、
b) Δ6-デサチュラーゼ活性をコードする、請求項15に定義された少なくとも1つの核酸配列、
c) Δ5-デサチュラーゼ活性をコードする、請求項15に定義された少なくとも1つの核酸配列、
d) Δ6-エロンガーゼ活性をコードする、請求項15に定義された少なくとも1つの核酸配列、および、
e) 1以上のコピーのターミネーター配列、
を含む前記核酸分子。
【請求項39】
Δ12-デサチュラーゼをコードする請求項18に記載の核酸配列をさらに含む、請求項38に記載の組換え核酸分子。
【請求項40】
Δ5-エロンガーゼをコードする請求項21に記載の核酸配列をさらに含む、請求項38または39に記載の組換え核酸分子。
【請求項41】
アシル-CoAデヒドロゲナーゼ、アシル-ACP[=アシルキャリアタンパク質]デサチュラーゼ、アシル-ACPチオエステラーゼ、脂肪酸アシルトランスフェラーゼ、アシル-CoA:リゾホスフォリピドアシルトランスフェラーゼ、脂肪酸シンターゼ、脂肪酸ヒドロキシラーゼ、アセチル-補酵素Aカルボキシラーゼ、アシル-補酵素Aオキシダーゼ、脂肪酸デサチュラーゼ、脂肪酸アセチレナーゼ、リポキシゲナーゼ、トリアシルグリセロールリパーゼ、アレンオキシドシンターゼ、ヒドロペルオキシドリアーゼおよび脂肪酸エロンガーゼからなる群より選択される脂肪酸または脂質代謝の生合成遺伝子をさらに含む、請求項38〜40のいずれか1項に記載の組換え核酸分子。
【請求項42】
Δ4-デサチュラーゼ、Δ8-デサチュラーゼ、Δ9-デサチュラーゼまたはΔ9-エロンガーゼからなる群より選択される脂肪酸または脂質代謝の生合成遺伝子をさらに含む、請求項38〜41のいずれか1項に記載の組換え核酸分子。
【請求項43】
請求項15に定義された核酸配列および場合により請求項18または21に記載の核酸配列をさらに含む、請求項38〜42のいずれか1項に記載の組換え核酸分子を含む、トランスジェニック植物。
【請求項44】
一般式Iの化合物が、油、脂質または遊離脂肪酸の形態で生物から分離される、請求項15〜35のいずれか1項に記載の方法。
【請求項45】
請求項15〜35のいずれか1項に記載の方法により製造される、油、脂質、もしくは脂肪酸またはその画分。
【請求項46】
請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法により製造され、かつトランスジェニック植物由来である、PUFAを含む油、脂質または脂肪酸組成物。
【請求項47】
請求項45に記載の油、脂質、もしくは脂肪酸または請求項46に記載の油、脂質もしくは脂肪酸組成物を、動物もしくは微生物の油、脂質または脂肪酸と混合することによる、油、脂質、または脂肪酸組成物の製造方法。
【請求項48】
飼料、食物、化粧品または医薬における、請求項45に記載の油、脂質もしくは脂肪酸、または請求項46に記載の油、脂質もしくは脂肪酸組成物、または請求項46に記載の製造された油、脂質または脂肪酸組成物の使用。
【請求項49】
配列番号197に記載の配列を有し、Δ5-エロンガーゼ活性を有するポリペプチドをコードする単離された核酸配列。
【請求項50】
配列番号199に記載の配列を有し、Δ6-エロンガーゼ活性を有するポリペプチドをコードする単離された核酸配列。
【請求項51】
配列番号201に記載の配列を有し、Δ6-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする単離された核酸配列。
【請求項52】
核酸が1以上の調節シグナルに機能的に連結されている、請求項49〜51のいずれか1項に記載の単離された核酸を含む、遺伝子構築物。
【請求項53】
請求項53に記載の遺伝子構築物であって、アシル-CoAデヒドロゲナーゼ、アシル-ACP[=アシルキャリアタンパク質]デサチュラーゼ、アシル-ACPチオエステラーゼ、脂肪酸アシルトランスフェラーゼ、アシル-CoA:リゾホスフォリピドアシルトランスフェラーゼ、脂肪酸シンターゼ、脂肪酸ヒドロキシラーゼ、アセチル-補酵素Aカルボキシラーゼ、アシル-補酵素Aオキシダーゼ、脂肪酸デサチュラーゼ、脂肪酸アセチレナーゼ、リポキシゲナーゼ、トリアシルグリセロールリパーゼ、アレンオキシドシンターゼ、ヒドロペルオキシドリアーゼまたは脂肪酸エロンガーゼからなる群より選択される脂肪酸または脂質代謝の生合成遺伝子をさらに含む、前記核酸構築物。
【請求項54】
請求項50もしくは51に記載の核酸、または請求項52もしくは53に記載の遺伝子構築物を含むベクター。
【請求項55】
請求項50もしくは51に記載の核酸、または、請求項52もしくは53に記載の遺伝子構築物、または、請求項54に記載のベクターを少なくとも1つ含む、トランスジェニック植物。
【請求項1】
トランスジェニック植物の種子中に、総脂質含量に基づいて少なくとも20重量%の含量で、一般式I
【化1】
で表される化合物を産生させる方法であって、次のステップ:
a) 該生物にΔ9-エロンガーゼおよびΔ6-デサチュラーゼ活性をコードする少なくとも1つの核酸配列を導入すること、および
b) 該生物に、Δ8-デサチュラーゼおよびΔ6-エロンガーゼ活性をコードする少なくとも1つの核酸配列を導入すること、および
c) 該生物に、Δ5-デサチュラーゼ活性をコードする少なくとも1つの核酸配列を導入すること、および
d) 該生物に、Δ5-エロンガーゼ活性をコードする少なくとも1つの核酸配列を導入すること、および
e) 該生物に、Δ4-デサチュラーゼ活性をコードする少なくとも1つの核酸配列を導入すること、
を含み、
ここで、式I中の変数および置換基は以下の意味を有する:
R1は、ヒドロキシル、コエンザイムA(チオエステル)、リゾホスファチジルコリン、リゾホスファチジルエタノールアミン、リゾホスファチジルグリセロール、リゾジホスファチジルグリセロール、リゾホスファチジルセリン、リゾホスファチジルイノシトール、スフィンゴ塩基、または一般式II
【化2】
で表される基であり、
R2は、水素、リゾホスファチジルコリン、リゾホスファチジルエタノールアミン、リゾホスファチジルグリセロール、リゾジホスファチジルグリセロール、リゾホスファチジルセリン、リゾホスファチジルイノシトール、または飽和もしくは不飽和C2〜C24-アルキルカルボニルであり、
R3は、水素、飽和もしくは不飽和C2〜C24-アルキルカルボニルであるか、またはR2およびR3は互いに独立に一般式Ia:
【化3】
の基であり、
ここでnは、2、3、4、5、6、7、または9であり、mは、2、3、4、5または6であり、かつpは0または3である、
前記方法。
【請求項2】
変数n、mおよびpが次の値:nは、2、3または5であり、mは4、5または6であり、pは0または3である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
式Iにおいて、mが4、nが3、pが3であり化合物がアラキドン酸である、および/またはmが5、nが3、pが0であり化合物がエイコサペンタエン酸である、および/またはmが5、nが5、pが0であり化合物がドコサペンタエン酸である、および/またはmが6、nが3、pが0であり化合物がドコサヘキサエン酸である、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
トランスジェニック植物の種子において、全ての式Iの化合物を一緒にした含量が、総脂質含量に基づき少なくとも27重量%である、請求項2または3に記載の方法。
【請求項5】
トランスジェニック植物の種子において、ドコサヘキサエン酸含量が、総脂質含量に基づき少なくとも1重量%である、請求項2または3に記載の方法。
【請求項6】
Δ9-エロンガーゼ、Δ6-デサチュラーゼ、Δ8-デサチュラーゼ、Δ6-エロンガーゼ、Δ5-デサチュラーゼ、Δ5-エロンガーゼ、またはΔ4-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸配列が、
a) 配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、配列番号51、配列番号53、配列番号59、配列番号61、配列番号63、配列番号65、配列番号67、配列番号69、配列番号71、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号79、配列番号81、配列番号83、配列番号85、配列番号89、配列番号91、配列番号93、配列番号95、配列番号97、配列番号99、配列番号101、配列番号103、配列番号111、配列番号113、配列番号117、配列番号119、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号183、配列番号193、配列番号197、配列番号199もしくは配列番号201に記載の配列を有する核酸配列、または、
b) 配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、配列番号52、配列番号54、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号66、配列番号68、配列番号70、配列番号72、配列番号74、配列番号76、配列番号78、配列番号80、配列番号82、配列番号84、配列番号86、配列番号88、配列番号92、配列番号94、配列番号96、配列番号98、配列番号100、配列番号102、配列番号104、配列番号112、配列番号114、配列番号118、配列番号120、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号184、配列番号194、配列番号198、配列番号200もしくは配列番号202に記載のアミノ酸配列から遺伝暗号の縮重に起因して誘導可能な核酸配列、または、
c) 配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、配列番号51、配列番号53、配列番号59、配列番号61、配列番号63、配列番号65、配列番号67、配列番号69、配列番号71、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号79、配列番号81、配列番号83、配列番号85、配列番号89、配列番号91、配列番号93、配列番号95、配列番号97、配列番号99、配列番号101、配列番号103、配列番号111、配列番号113、配列番号117、配列番号119、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号183、配列番号193、配列番号197、配列番号199もしくは配列番号201に記載の核酸配列の誘導体であって、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、配列番号52、配列番号54、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号66、配列番号68、配列番号70、配列番号72、配列番号74、配列番号76、配列番号78、配列番号80、配列番号82、配列番号84、配列番号86、配列番号88、配列番号92、配列番号94、配列番号96、配列番号98、配列番号100、配列番号102、配列番号104、配列番号112、配列番号114、配列番号118、配列番号120、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号184、配列番号194、配列番号198、配列番号200もしくは配列番号202とアミノ酸レベルで少なくとも40%同一性を有するポリペプチドをコードし、かつΔ9-エロンガーゼ、Δ6-デサチュラーゼ、Δ8-デサチュラーゼ、Δ6-エロンガーゼ、Δ5-デサチュラーゼ、Δ5-エロンガーゼ、またはΔ4-デサチュラーゼ活性を有する前記誘導体、
からなる群より選択される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
ω3-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸配列であって、
a) 配列番号87もしくは配列番号105に記載の配列を有する核酸配列、または、
b) 配列番号88もしくは配列番号106に記載のアミノ酸配列から遺伝暗号の縮重に起因して導出可能な核酸配列、または、
c) 配列番号87もしくは配列番号105に記載の核酸配列の誘導体であって、配列番号88もしくは配列番号106とアミノ酸レベルで少なくとも60%の同一性を有し、かつω3-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする前記誘導体、
からなる群より選択される前記核酸配列をトランスジェニック植物にさらに導入する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
Δ12-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸配列であって、
a) 配列番号107、配列番号109もしくは配列番号195に記載の配列を有する核酸配列、または、
b) 配列番号108、配列番号110もしくは配列番号196に記載のアミノ酸配列から遺伝暗号の縮重に起因して導出可能な核酸配列、または、
c) 配列番号107、配列番号109もしくは配列番号195に記載の核酸配列の誘導体であって、配列番号108、配列番号110もしくは配列番号196とアミノ酸レベルで少なくとも60%の同一性を有し、かつΔ12-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする前記誘導体、
からなる群より選択される前記核酸配列をトランスジェニック植物にさらに導入する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
アシル-CoAデヒドロゲナーゼ、アシル-ACP[=アシルキャリアタンパク質]デサチュラーゼ、アシル-ACPチオエステラーゼ、脂肪酸アシルトランスフェラーゼ、アシル-CoA:リゾホスフォリピドアシルトランスフェラーゼ、脂肪酸シンターゼ、脂肪酸ヒドロキシラーゼ、アセチル-補酵素Aカルボキシラーゼ、アシル-補酵素Aオキシダーゼ、脂肪酸デサチュラーゼ、脂肪酸アセチレナーゼ、リポキシゲナーゼ、トリアシルグリセロールリパーゼ、アレンオキシドシンターゼ、ヒドロペルオキシドリアーゼまたは脂肪酸エロンガーゼからなる群より選択される脂肪酸または脂質代謝の生合成経路のタンパク質をコードする核酸配列をトランスジェニック植物にさらに導入する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
置換基R2またはR3が、互いに独立に、飽和または不飽和C18〜C22-アルキルカルボニルである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
置換基R2またはR3が、互いに独立に、少なくとも2つの二重結合を有する不飽和C18-、C20-またはC22-アルキルカルボニルである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
トランスジェニック植物が、油産生植物、栄養植物または観賞植物からなる群より選択される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
トランスジェニック生物が、ウルシ科(Anacardiaceae)、キク科(Asteraceae)、ムラサキ科(Boraginaceae)、アブラナ科(Brassicaceae)、アサ科(Cannabaceae)、キク科(Compositae)、アブラナ科(Cruciferae)、ウリ科(Cucurbitaceae)、グミ科(Elaeagnaceae)、トウダイグサ科(Euphorbiaceae)、マメ科(Fabaceae)、フウロソウ科(Geraniaceae)、イネ科(Gramineae)、マメ科(Leguminosae)、アマ科(Linaceae)、アオイ科(Malvaceae)、ワサビノキ科(Moringaceae)、ゼニゴケ科(Marchantiaceae)、アカバナ科(Onagraceae)、ボロボロボキ科(Olacaceae)、モクセイ科(Oleaceae)、ケシ科(Papaveraceae)、コショウ科(Piperaceae)、ゴマ科(Pedaliaceae)、イネ科(Poaceae)またはナス科(Solanaceae)からなる植物科の群より選択されるトランスジェニック植物である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
一般式Iの化合物が、油、脂質または遊離脂肪酸の形態で生物から分離される、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
トランスジェニック植物中で請求項1に記載の一般式Iの化合物を産生する方法であって、次のステップ:
a) 以下のi)〜iv)からなる群より選択され、かつΔ6-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする少なくとも1つの核酸配列を植物中に導入すること、
i) 配列番号193または配列番号201に記載の配列を有する核酸配列、
ii) 配列番号194または配列番号202に記載のアミノ酸配列をコードする核酸配列、
iii) 配列番号193または配列番号201に記載の核酸配列の相補鎖とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸配列、および
iv) 配列番号193または配列番号201に記載の配列と少なくとも60%の同一性を有する核酸配列、
b) 以下のi)〜iv)からなる群より選択され、かつΔ6-エロンガーゼ活性を有するポリペプチドをコードする少なくとも1つの核酸配列を植物中に導入すること、
i) 配列番号27または配列番号199に記載の配列を有する核酸配列、
ii) 配列番号28または配列番号200に記載のアミノ酸配列をコードする核酸配列、
iii) 配列番号27または配列番号199に記載の核酸配列の相補鎖とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸配列、および
iv) 配列番号27または配列番号199に記載の配列と少なくとも60%の同一性を有する核酸配列、および、
c) 以下のi)〜iv)からなる群より選択され、かつΔ5-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする少なくとも1つの核酸配列を植物中に導入すること、
i) 配列番号11に記載の配列を有する核酸配列、
ii) 配列番号12に記載のアミノ酸配列をコードする核酸配列、
iii) 配列番号11に記載の核酸配列の相補鎖とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸配列、および
iv) 配列番号11に記載の配列と少なくとも60%の同一性を有する核酸配列、
を含み、
ここで式Iの変数および置換基は請求項1に定義された意味を有する、
前記方法。
【請求項16】
置換基R2またはR3が、互いに独立に、飽和または不飽和C10〜C22-アルキルカルボニルである、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
置換基R2またはR3が、互いに独立に、少なくとも2つの二重結合を有する不飽和C18-、C20-またはC22-アルキルカルボニルである、請求項15または16に記載の方法。
【請求項18】
Δ12-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸配列をさらに植物に導入する、請求項15〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
核酸配列が、
a) 配列番号195に記載の配列を有する核酸配列、
b) 配列番号196に記載のアミノ酸配列をコードする核酸配列、
c) 配列番号195に記載の核酸配列の相補鎖と、ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸配列、および
d) 配列番号195に記載の配列と少なくとも60%の同一性を有する核酸配列、
からなる群より選択される、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
Δ12-デサチュラーゼが種子特異的プロモーターの制御下で発現される、請求項18に記載の方法。
【請求項21】
Δ5-エロンガーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸配列をさらに植物に導入する、請求項15〜20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
核酸配列が次のa)〜d):
a) 配列番号43、配列番号47、配列番号49、配列番号51、配列番号53、配列番号59、配列番号61、配列番号63、配列番号65、配列番号67、配列番号75、配列番号77、配列番号79、配列番号83、配列番号85、配列番号113、配列番号117、配列番号119、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137または配列番号197に記載の配列を有する核酸配列、
b) 配列番号44、配列番号48、配列番号50、配列番号52、配列番号54、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号66、配列番号68、配列番号76、配列番号78、配列番号80、配列番号81、配列番号86、配列番号114、配列番号118、配列番号120、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138または配列番号198に記載のアミノ酸配列をコードする核酸配列、
c) 配列番号43、配列番号47、配列番号49、配列番号51、配列番号53、配列番号59、配列番号61、配列番号63、配列番号65、配列番号67、配列番号75、配列番号77、配列番号79、配列番号83、配列番号85、配列番号113、配列番号117、配列番号119、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137または配列番号197に記載の核酸配列の相補鎖と、ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸配列、および
d) 配列番号43、配列番号47、配列番号49、配列番号51、配列番号53、配列番号59、配列番号61、配列番号63、配列番号65、配列番号67、配列番号75、配列番号77、配列番号79、配列番号83、配列番号85、配列番号113、配列番号117、配列番号119、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137または配列番号197に記載の配列と少なくとも60%の同一性を有する核酸配列、
からなる群より選択される、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
Δ5-エロンガーゼが種子特異的プロモーターの制御下で発現される、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
全ての核酸配列が、共通の組換え核酸分子上で植物に導入される、請求項12〜24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項25】
各々の核酸配列が、自身のプロモーターの制御下にある、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
自身のプロモーターが、種子特異的プロモーターである、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
式Iにおいて、mが4、nが3、pが3であり化合物がアラキドン酸である、および/またはmが5、nが3、pが0であり化合物がエイコサペンタエン酸である、および/またはmが6、nが3、pが0であり化合物がドコサヘキサエン酸である、請求項15〜26のいずれか1項に記載に記載の方法。
【請求項28】
植物が、脂肪種子植物または脂肪果実植物である、請求項15〜27のいずれか1項に記載の方法。
【請求項29】
植物が、ダイズ、落花生、アブラナ、キャノーラ、アマニ、月見草、ビロードモウズイカ、アザミ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、マカダミア、アボカド、月桂樹、野バラ、カボチャ/スカッシュ、ピスタチオ、ゴマ、ヒマワリ、ベニバナ、ボリジ、トウモロコシ、ケシ、カラシ、麻、ヒマ、オリーブ、キンセンカ、ザクロ、油ヤシ、クルミおよびココナッツからなる群より選択される、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
植物がカラシ(Brassica juncea)である、請求項28または29に記載の方法。
【請求項31】
式Iの化合物が、油、脂質または遊離脂肪酸の形態で植物から得られる、請求項15〜30のいずれか1項に記載の方法。
【請求項32】
不飽和または飽和脂肪酸が、式Iの化合物から遊離している、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
遊離がアルカリ性加水分解または酵素切断によりもたらされる、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
アラキドン酸濃度が、トランスジェニック植物の総脂質含量に基づき少なくとも25%である、請求項15〜33のいずれか1項に記載の方法。
【請求項35】
エイコサペンタエン酸濃度が、トランスジェニック植物の総脂質含量に基づき少なくとも15%である、請求項15〜33のいずれか1項に記載の方法。
【請求項36】
請求項1〜35のいずれか1項に記載の方法により得られる油、脂質もしくは脂肪酸またはその画分。
【請求項37】
請求項1に記載の式Iの化合物を製造するための、請求項15、18または21に定義されたΔ12-エロンガーゼ、Δ6-デサチュラーゼ、Δ5-デサチュラーゼ、Δ6-エロンガーゼおよびΔ5-エロンガーゼの使用。
【請求項38】
組換え核酸分子であって次のa)〜e):
a) 植物細胞、好ましくは種子細胞中で活性であるプロモーターの1以上のコピー、
b) Δ6-デサチュラーゼ活性をコードする、請求項15に定義された少なくとも1つの核酸配列、
c) Δ5-デサチュラーゼ活性をコードする、請求項15に定義された少なくとも1つの核酸配列、
d) Δ6-エロンガーゼ活性をコードする、請求項15に定義された少なくとも1つの核酸配列、および、
e) 1以上のコピーのターミネーター配列、
を含む前記核酸分子。
【請求項39】
Δ12-デサチュラーゼをコードする請求項18に記載の核酸配列をさらに含む、請求項38に記載の組換え核酸分子。
【請求項40】
Δ5-エロンガーゼをコードする請求項21に記載の核酸配列をさらに含む、請求項38または39に記載の組換え核酸分子。
【請求項41】
アシル-CoAデヒドロゲナーゼ、アシル-ACP[=アシルキャリアタンパク質]デサチュラーゼ、アシル-ACPチオエステラーゼ、脂肪酸アシルトランスフェラーゼ、アシル-CoA:リゾホスフォリピドアシルトランスフェラーゼ、脂肪酸シンターゼ、脂肪酸ヒドロキシラーゼ、アセチル-補酵素Aカルボキシラーゼ、アシル-補酵素Aオキシダーゼ、脂肪酸デサチュラーゼ、脂肪酸アセチレナーゼ、リポキシゲナーゼ、トリアシルグリセロールリパーゼ、アレンオキシドシンターゼ、ヒドロペルオキシドリアーゼおよび脂肪酸エロンガーゼからなる群より選択される脂肪酸または脂質代謝の生合成遺伝子をさらに含む、請求項38〜40のいずれか1項に記載の組換え核酸分子。
【請求項42】
Δ4-デサチュラーゼ、Δ8-デサチュラーゼ、Δ9-デサチュラーゼまたはΔ9-エロンガーゼからなる群より選択される脂肪酸または脂質代謝の生合成遺伝子をさらに含む、請求項38〜41のいずれか1項に記載の組換え核酸分子。
【請求項43】
請求項15に定義された核酸配列および場合により請求項18または21に記載の核酸配列をさらに含む、請求項38〜42のいずれか1項に記載の組換え核酸分子を含む、トランスジェニック植物。
【請求項44】
一般式Iの化合物が、油、脂質または遊離脂肪酸の形態で生物から分離される、請求項15〜35のいずれか1項に記載の方法。
【請求項45】
請求項15〜35のいずれか1項に記載の方法により製造される、油、脂質、もしくは脂肪酸またはその画分。
【請求項46】
請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法により製造され、かつトランスジェニック植物由来である、PUFAを含む油、脂質または脂肪酸組成物。
【請求項47】
請求項45に記載の油、脂質、もしくは脂肪酸または請求項46に記載の油、脂質もしくは脂肪酸組成物を、動物もしくは微生物の油、脂質または脂肪酸と混合することによる、油、脂質、または脂肪酸組成物の製造方法。
【請求項48】
飼料、食物、化粧品または医薬における、請求項45に記載の油、脂質もしくは脂肪酸、または請求項46に記載の油、脂質もしくは脂肪酸組成物、または請求項46に記載の製造された油、脂質または脂肪酸組成物の使用。
【請求項49】
配列番号197に記載の配列を有し、Δ5-エロンガーゼ活性を有するポリペプチドをコードする単離された核酸配列。
【請求項50】
配列番号199に記載の配列を有し、Δ6-エロンガーゼ活性を有するポリペプチドをコードする単離された核酸配列。
【請求項51】
配列番号201に記載の配列を有し、Δ6-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする単離された核酸配列。
【請求項52】
核酸が1以上の調節シグナルに機能的に連結されている、請求項49〜51のいずれか1項に記載の単離された核酸を含む、遺伝子構築物。
【請求項53】
請求項53に記載の遺伝子構築物であって、アシル-CoAデヒドロゲナーゼ、アシル-ACP[=アシルキャリアタンパク質]デサチュラーゼ、アシル-ACPチオエステラーゼ、脂肪酸アシルトランスフェラーゼ、アシル-CoA:リゾホスフォリピドアシルトランスフェラーゼ、脂肪酸シンターゼ、脂肪酸ヒドロキシラーゼ、アセチル-補酵素Aカルボキシラーゼ、アシル-補酵素Aオキシダーゼ、脂肪酸デサチュラーゼ、脂肪酸アセチレナーゼ、リポキシゲナーゼ、トリアシルグリセロールリパーゼ、アレンオキシドシンターゼ、ヒドロペルオキシドリアーゼまたは脂肪酸エロンガーゼからなる群より選択される脂肪酸または脂質代謝の生合成遺伝子をさらに含む、前記核酸構築物。
【請求項54】
請求項50もしくは51に記載の核酸、または請求項52もしくは53に記載の遺伝子構築物を含むベクター。
【請求項55】
請求項50もしくは51に記載の核酸、または、請求項52もしくは53に記載の遺伝子構築物、または、請求項54に記載のベクターを少なくとも1つ含む、トランスジェニック植物。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【公表番号】特表2007−527716(P2007−527716A)
【公表日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−500134(P2007−500134)
【出願日】平成17年2月23日(2005.2.23)
【国際出願番号】PCT/EP2005/001863
【国際公開番号】WO2005/083093
【国際公開日】平成17年9月9日(2005.9.9)
【出願人】(501383750)ビーエーエスエフ プラント サイエンス ゲーエムベーハー (17)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年2月23日(2005.2.23)
【国際出願番号】PCT/EP2005/001863
【国際公開番号】WO2005/083093
【国際公開日】平成17年9月9日(2005.9.9)
【出願人】(501383750)ビーエーエスエフ プラント サイエンス ゲーエムベーハー (17)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]