説明

プロセスカートリッジ、感光体カートリッジ、現像カートリッジおよび画像形成装置

【課題】 小型化を図りながらも、円滑な着脱操作を確保でき、しかも、現像カートリッジの感光体カートリッジに対する安定した装着を確保することのできる、現像カートリッジ、その現像カートリッジが着脱可能な感光体カートリッジ、その感光体カートリッジを備えるプロセスカートリッジ、そのプロセスカートリッジを備える画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 現像カートリッジ28において、トナー収容室30よりも前側に上側延長部37を延設し、その上側延長部37に、幅方向両端部から外側に突出する現像側ボス79と、前端部から下方に突出する取っ手81とを設ける。また、ドラムカートリッジ27において、現像カートリッジ収容部103よりも前側に下側延長部104を延設し、その下側延長部104に現像側ボス79を感光ドラム92に向けて押圧する押圧部149を設ける。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
現像剤を収容する現像剤収容部が形成された第1筐体と、前記第1筐体に配置され、前記現像剤収容部から供給される現像剤を担持する現像剤担持体と、前記第1筐体に形成され、前記現像剤収容部に対して前記現像剤担持体の反対側において、前記現像剤担持体の長手方向に直交する第1の方向に沿って、前記現像剤収容部から延設された第1延長部とを備える現像カートリッジと、
前記現像カートリッジが着脱可能な第2筐体と、前記第2筐体に配置され、前記現像剤担持体から供給される現像剤により現像される静電潜像が形成される感光体と、前記第2筐体に形成され、前記現像剤収容部に対向配置される現像剤収容部対向部と、前記第2筐体に形成され、前記現像剤収容部対向部に対して前記感光体の反対側において、前記第1延長部に対向配置される第2延長部と、前記第2延長部に設けられ、前記現像カートリッジを前記感光体に向けて押圧するための押圧部とを備える感光体カートリッジと
を備えていることを特徴とする、プロセスカートリッジ。
【請求項2】
前記現像カートリッジの前記第1延長部には、被作用部が設けられ、
前記感光体カートリッジの前記押圧部は、前記被作用部に当接し、前記現像カートリッジを前記感光体に向けて押圧することを特徴とする、請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項3】
前記押圧部は、前記被作用部に係脱自在に当接する押圧部材と、前記押圧部材を前記被作用部に向けて付勢する付勢手段とを備えていることを特徴とする、請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項4】
前記第1延長部は、前記現像剤収容部における前記現像剤担持体の長手方向両端部から、前記現像剤担持体と反対側に延び、それぞれの主面の一方が前記現像剤担持体の長手方向において互いに対向する1対の第1側壁を備え、
前記被作用部は、各前記第1側壁における非対向面から外方に向けて、それぞれ突設されていることを特徴とする、請求項2または3に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項5】
前記現像カートリッジは、被係止部を備え、
前記感光体カートリッジの前記第2延長部には、前記被係止部に係止して、前記現像カートリッジの前記感光体カートリッジに対する装着状態をロックするロック手段が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
【請求項6】
前記被作用部が前記被係止部を兼ねることを特徴とする、請求項5に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項7】
前記ロック手段は、前記被作用部を係止する係止部と、前記係止部の前記被作用部に対する係止を解除するための操作部とを備えていることを特徴とする、請求項5または6に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項8】
前記現像カートリッジの前記第1延長部は、前記第1の方向に沿って延び、表面が平面形状に形成された上壁を備え、
前記感光体カートリッジの前記ロック手段に設けられた前記操作部の表面が、前記上壁の表面と、面一となるように配置されていることを特徴とする、請求項7に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項9】
前記現像カートリッジは、前記第1筐体における前記現像剤担持体の長手方向一方側に配置され、前記現像剤担持体を駆動するためのギヤ部を備え、
前記感光体カートリッジの前記ロック手段は、前記第1の方向において、前記ギヤ部と重なるように配置されていることを特徴とする、請求項5ないし8のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
【請求項10】
前記現像カートリッジの前記第1延長部は、前記現像剤収容部に対する反対側端部において、前記第1の方向と交差する第2の方向に延び、表面が平面形状に形成された第1壁部を備え、
前記感光体カートリッジの前記第2延長部は、前記現像剤収容部対向部に対する反対側端部において、前記第1壁部に対向配置され、前記第1壁部の表面と面一の表面で、平面形状に形成された第2壁部を備えていることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
【請求項11】
前記現像カートリッジの前記第1壁部には、第1切欠部が形成され、
前記感光体カートリッジの前記第2壁部には、前記第1切欠部に連続する第2切欠部が形成されていることを特徴とする、請求項10に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項12】
前記現像カートリッジの前記第1延長部は、前記第1壁部から前記第2の方向にさらに突出し、前記第1壁部の表面と面一の表面で形成される第1壁部突出部を備え、
前記感光体カートリッジの前記第2壁部には、前記第1壁部突出部を受け入れるための受入部が形成されていることを特徴とする、請求項10または11に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項13】
前記現像カートリッジの前記第1延長部は、前記第1の方向に沿って延びた上壁を備え、
前記感光体カートリッジの前記第2延長部は、前記上壁に対向配置された第1底壁を備え、
前記第1底壁における前記上壁に対する非対向面には、記録媒体を前記感光体に向けて
搬送するためのローラが設けられていることを特徴とする、請求項1ないし12のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
【請求項14】
前記現像カートリッジの前記第1延長部は、前記第1の方向に沿って延びた上壁を備え、
前記感光体カートリッジの前記第2延長部は、前記上壁に対向配置された第1底壁を備
え、
前記第1底壁における前記上壁に対する非対向面には、記録媒体を案内するための第1ガイド部が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし13のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
【請求項15】
前記現像剤収容部対向部は、前記第1底壁に連続する第2底壁を備え、
前記第2底壁における前記現像剤収容部に対する非対向面には、記録媒体を案内するための第2ガイド部が設けられていることを特徴とする、請求項13または14に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項16】
前記ローラが、前記第1の方向において、前記第1ガイド部と前記第2ガイド部との間に配置されていることを特徴とする、請求項15に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項17】
前記現像カートリッジの前記現像剤収容部および前記感光体カートリッジの前記現像剤収容部対向部のいずれか一方には、他方に向かって突出する突起部が設けられており、
他方には、前記突起部と当接し、前記感光体カートリッジに装着された前記現像カートリッジの位置決めをする位置決め部が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし16のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
【請求項18】
前記第2延長部は、前記現像剤収容部対向部における前記感光体の長手方向両端部から、前記感光体と反対側に延び、それぞれの主面の一方が前記感光体の長手方向において互いに対向する1対の第2側壁を備え、
各前記第2側壁には、前記感光体カートリッジを画像形成装置に対して位置決めするための位置決め部が、各前記第2側壁における非対向面から外方に向けて、それぞれ突設されていることを特徴とする、請求項1ないし17のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
【請求項19】
現像剤を収容する現像剤収容部が形成された第1筐体と、前記第1筐体に配置され、前記現像剤収容部から供給される現像剤を担持する現像剤担持体と、前記第1筐体に形成され、前記現像剤収容部に対して前記現像剤担持体の反対側において、前記現像剤担持体の長手方向に直交する第1の方向に沿って、前記現像剤収容部から延設された第1延長部とを備える現像カートリッジと、
前記現像カートリッジが着脱可能な第2筐体と、前記第2筐体に配置され、前記現像剤担持体から供給される現像剤により現像される静電潜像が形成される感光体と、前記第2筐体に形成され、前記現像剤収容部に対向配置される現像剤収容部対向部と、前記第2筐体に形成され、前記現像剤収容部対向部に対して前記感光体の反対側において、前記第1延長部に対向配置される第2延長部とを備える感光体カートリッジとを備え、
前記現像カートリッジの前記第1延長部は、前記現像剤収容部に対する反対側端部において、前記第1の方向と交差する第2の方向に延び、表面が平面形状に形成された第1壁部を備え、
前記感光体カートリッジの前記第2延長部は、前記現像剤収容部対向部に対する反対側端部において、前記第1壁部に対向配置され、前記第1壁部の表面と面一の表面で、平面形状に形成された第2壁部を備えていることを特徴とする、プロセスカートリッジ。
【請求項20】
現像剤を収容する現像剤収容部を備える現像カートリッジが着脱可能な第2筐体と、
前記第2筐体に配置され、前記現像剤収容部から供給される現像剤により現像される静電潜像が形成される感光体と、
前記第2筐体に形成され、前記現像剤収容部に対向配置される現像剤収容部対向部と、
前記第2筐体に形成され、前記感光体の長手方向に直交する第1の方向に沿って、前記現像剤収容部対向部から延設された第2延長部と、
前記第2延長部に設けられ、前記現像カートリッジを前記感光体に向けて押圧するための押圧部とを備えていることを特徴とする、感光体カートリッジ。
【請求項21】
前記押圧部は、前記現像カートリッジにおける前記第2延長部に対向する第1延長部に設けられる被作用部に当接し、前記現像カートリッジを前記感光体に向けて押圧することを特徴とする、請求項20に記載の感光体カートリッジ。
【請求項22】
前記押圧部は、前記被作用部に係脱自在に当接する押圧部材と、前記押圧部材を前記被作用部に向けて付勢する付勢手段とを備えていることを特徴とする、請求項21に記載の感光体カートリッジ。
【請求項23】
前記第2延長部には、前記現像カートリッジに備えられる被係止部に係止して、前記現像カートリッジの前記感光体カートリッジに対する装着をロックするロック手段が設けられていることを特徴とする、請求項20ないし22のいずれかに記載の感光体カートリッジ。
【請求項24】
前記押圧部材が当接される前記被作用部と、前記ロック手段が係止する前記被係止部とは、同一部材であることを特徴とする、請求項23に記載の感光体カートリッジ。
【請求項25】
前記ロック手段は、前記被作用部を係止する係止部と、前記係止部の前記被作用部に対する係止を解除するための操作部とを備えていることを特徴とする、請求項23または24に記載の感光体カートリッジ。
【請求項26】
前記操作部の表面が、前記現像カートリッジの前記第1延長部に設けられ、前記第1の方向に沿って延び、表面が平面形状に形成された上壁の表面と、面一となるように配置されていることを特徴とする、請求項25に記載の感光体カートリッジ。
【請求項27】
前記ロック手段は、前記現像カートリッジに配置される現像剤を担持する現像剤担持体の長手方向一方側において、前記現像カートリッジに設けられ、前記現像剤担持体を駆動するためのギヤ部と、前記第1の方向において、重なるように配置されていることを特徴とする、請求項23ないし26のいずれかに記載の感光体カートリッジ。
【請求項28】
前記第2延長部は、前記現像剤収容部対向部に対する反対側において、前記現像カートリッジにおける前記第2延長部に対向する第1延長部に設けられ、前記現像剤収容部に対する反対側端部において、前記第1の方向と交差する第2の方向に延び、表面が平面形状に形成された第1壁部に対向配置され、前記第1壁部の表面と面一の表面で平面形状に形成された第2壁部を、備えていることを特徴とする、請求項20ないし27のいずれかに記載の感光体カートリッジ。
【請求項29】
前記第2壁部には、前記第1壁部に形成された第1切欠部に連続する第2切欠部が形成されていることを特徴とする、請求項28に記載の感光体カートリッジ。
【請求項30】
前記第2壁部には、前記第1延長部に設けられ、前記第1壁部から前記第2の方向にさらに突出し、前記第1壁部の表面と面一の表面で形成される第1壁部突出部を、受け入れるための受入部が形成されていることを特徴とする、請求項28または29に記載の感光体カートリッジ。
【請求項31】
前記第2延長部は、前記現像カートリッジにおける前記第2延長部に対向する第1延長部に備えられ前記第1の方向に沿って延びた上壁に、対向配置された第1底壁を備え、
前記第1底壁における前記上壁に対する非対向面には、記録媒体を前記感光体に向けて搬送するためのローラが設けられていることを特徴とする、請求項20ないし30のいずれかに記載の感光体カートリッジ。
【請求項32】
前記第2延長部は、前記現像カートリッジにおける前記第2延長部に対向する第1延長部に備えられ前記第1の方向に沿って延びた上壁に、対向配置された第1底壁を備え、
前記第1底壁における前記上壁に対する非対向面には、記録媒体を案内するための第1ガイド部が設けられていることを特徴とする、請求項20ないし31のいずれかに記載の感光体カートリッジ。
【請求項33】
前記第2延長部は、前記感光体の長手方向に沿った第3の方向における中央部に、前記底壁から前記上壁に向かって持ち上がるように形成された持ち上げ部を備えていることを特徴とする、請求項32に記載の感光体カートリッジ。
【請求項34】
前記持ち上げ部は、前記第3の方向に対向配置され、それぞれ前記底壁から前記上壁に向かって延びる1対の支持部と、1対の前記支持部間に架設された天面部とを備えていることを特徴とする、請求項33に記載の感光体カートリッジ。
【請求項35】
1対の前記支持部と前記天面部とによって囲まれる空間と前記現像剤収容部対向部とが連通していることを特徴とする、請求項34に記載の感光体カートリッジ。
【請求項36】
前記天面部には、前記現像剤収容部対向部側が前記上壁に対して近接し、その反対側が前記上壁に対して離間するように段差が形成されていることを特徴とする、請求項34または35に記載の感光体カートリッジ。
【請求項37】
前記第1ガイド部は、前記非対向面において、1対の前記支持部間を架け渡すように設けられていることを特徴とする、請求項33ないし36のいずれかに記載の感光体カートリッジ。
【請求項38】
前記現像剤収容部対向部は、前記第1底壁に連続する第2底壁を備え、
前記第2底壁における前記現像剤収容部に対する非対向面には、記録媒体を案内するための第2ガイド部が設けられていることを特徴とする、請求項20ないし37のいずれかに記載の感光体カートリッジ。
【請求項39】
前記ローラが、前記第1の方向において、前記第1ガイド部と前記第2ガイド部との間に配置されていることを特徴とする、請求項38に記載の感光体カートリッジ。
【請求項40】
前記現像カートリッジの前記現像剤収容部には、突起部および前記突起部と当接し、前記感光体カートリッジに装着された前記現像カートリッジの位置決めをする位置決め部のいずれか一方が設けられており、
前記現像剤収容部対向部には、他方が設けられていることを特徴とする、請求項20ないし39のいずれかに記載の感光体カートリッジ。
【請求項41】
前記第2延長部は、前記現像剤収容部対向部における前記感光体の長手方向両端部から、前記感光体と反対側に延び、それぞれの主面の一方が前記感光体の長手方向において互いに対向する1対の第2側壁を備え、
各前記第2側壁には、前記感光体カートリッジを画像形成装置に対して位置決めするための位置決め部が、各前記第2側壁における非対向面から外方に向けて、それぞれ突設されていることを特徴とする、請求項20ないし40のいずれかに記載の感光体カートリッジ。
【請求項42】
現像剤を収容する現像剤収容部が形成された第1筐体と、
前記第1筐体に配置され、前記現像剤収容部から供給される現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記第1筐体に形成され、前記現像剤収容部に対して前記現像剤担持体の反対側において、前記現像剤担持体の長手方向に直交する第1の方向に沿って、前記現像剤収容部から延設された第1延長部と、
前記第1延長部に設けられ、前記第1の方向に沿って延びる上壁と、
前記上壁における前記現像剤収容部に対する反対側端部から、前記第1筐体の厚み方向に突出する把持部とを備えていることを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項43】
前記現像剤収容部が形成され、前記現像剤担持体が配置され、前記現像剤収容部の上部が開口された下フレームと、前記下フレームの開口に被装される上フレームとを備え、
前記第1延長部が、前記下フレームに設けられていることを特徴とする、請求項42に記載の現像カートリッジ。
【請求項44】
前記第1延長部は、前記上壁における前記現像剤収容部に対する反対側端部から、前記第1の方向と交差する第2の方向に延びる第1壁部を備え、
前記第1壁部の表面が、平面形状に形成されていることを特徴とする、請求項42または43に記載の現像カートリッジ。
【請求項45】
前記第1延長部は、前記第1壁部から前記第2の方向にさらに突出し、前記第1壁部の表面と面一の表面で形成される第1壁部突出部を備えていることを特徴とする、請求項44に記載の現像カートリッジ。
【請求項46】
前記上壁の表面が、平面形状に形成されていることを特徴とする、請求項42ないし45のいずれかに記載の現像カートリッジ。
【請求項47】
前記第1延長部における前記現像剤収容部に対する反対側端部には、第1切欠部が形成されており、
前記把持部は、第1切欠部に設けられる取っ手を備えていることを特徴とする、請求項42ないし46のいずれかに記載の現像カートリッジ。
【請求項48】
前記第1切欠部は、前記上壁および前記第1壁部を連続して切り欠くように形成されており、
前記取っ手が、前記上壁の切欠部分と前記第1壁部の切欠部分との間に設けられていることを特徴とする、請求項47に記載の現像カートリッジ。
【請求項49】
前記取っ手が、前記上壁の表面と面一で形成されていることを特徴とする、請求項48に記載の現像カートリッジ。
【請求項50】
前記取っ手が、前記第1壁部の切欠部分に向かって窪む断面凹状に形成されていることを特徴とする、請求項48または49に記載の現像カートリッジ。
【請求項51】
静電潜像が形成される感光体と、前記現像カートリッジを前記感光体に向けて押圧するための押圧部とを備える感光体カートリッジに着脱自在に装着され、
前記第1延長部には、前記押圧部が当接され、その押圧部によって、前記現像カートリッジの前記感光体に対する押圧方向に押圧される被作用部が設けられていることを特徴とする、請求項42ないし50のいずれかに記載の現像カートリッジ。
【請求項52】
前記第1延長部は、前記現像剤収容部における前記現像剤担持体の長手方向両端部から、前記現像剤担持体と反対側に延び、それぞれの主面の一方が前記現像剤担持体の長手方向において互いに対向する1対の第1側壁を備え、
各前記第1側壁には、前記被作用部が、各前記第1側壁における非対向面から外方に向けて、それぞれ突設されていることを特徴とする、請求項51に記載の現像カートリッジ。
【請求項53】
前記第1延長部は、前記上壁における前記現像剤収容部に対する反対側端部から、前記第1の方向と交差する第2の方向に延びる第1壁部と、前記現像剤収容部における前記現像剤担持体の長手方向両端部から、前記現像剤担持体と反対側に延び、それぞれの主面の一方が前記現像剤担持体の長手方向において互いに対向する1対の第1側壁とを備え、
前記第1延長部における前記第1の方向の端部には、前記第1壁部と前記第1側壁とが連結される連結部分が形成されており、
前記連結部分は、前記第1の方向と直交する方向に延びる面を備え、
前記面を、被載置面の上に載置したときに、前記現像カートリッジを、前記現像剤担持体が上側に配置される状態で、その被載置面の上に立てることができることを特徴とする、請求項42ないし52のいずれかに記載の現像カートリッジ。
【請求項54】
現像剤を収容する現像剤収容部が形成された第1筐体と、
前記第1筐体に配置され、前記現像剤収容部から供給される現像剤を担持する現像剤担持体とを備える現像カートリッジにおいて、
静電潜像が形成される感光体と、前記現像カートリッジを前記感光体に向けて押圧するための押圧部とを備える感光体カートリッジに着脱自在に装着され、
前記第1筐体に形成され、前記現像剤収容部に対して前記現像剤担持体の反対側において、前記現像剤担持体の長手方向に直交する第1の方向に沿って、前記現像剤収容部から延設された第1延長部と、
前記第1延長部に設けられ、前記押圧部が当接され、その押圧部によって、前記現像カートリッジの前記感光体に対する押圧方向に押圧される被作用部とを備えていることを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項55】
前記第1延長部は、前記現像剤収容部における前記現像剤担持体の長手方向両端部から、前記現像剤担持体と反対側に延び、それぞれの主面の一方が前記現像剤担持体の長手方向において互いに対向する1対の第1側壁を備え、
各前記第1側壁には、前記被作用部が、各前記第1側壁における非対向面から外方に向けて、それぞれ突設されていることを特徴とする、請求項54に記載の現像カートリッジ。
【請求項56】
前記現像剤収容部が形成され、前記現像剤担持体が配置され、前記現像剤収容部の上部が開口された下フレームと、前記下フレームの開口に被装される上フレームとを備え、
前記第1延長部が、前記下フレームに設けられていることを特徴とする、請求項54または55に記載の現像カートリッジ。
【請求項57】
前記第1延長部は、前記現像剤収容部に対する反対側端部において、前記第1の方向と交差する第2の方向に延び、表面が平面形状に形成された第1壁部を備え、
前記第1壁部の表面が、平面形状に形成されていることを特徴とする、請求項54ないし55のいずれかに記載の現像カートリッジ。
【請求項58】
前記第1延長部は、前記第1壁部から前記第2の方向にさらに突出し、前記第1壁部の表面と面一の表面で形成される第1壁部突出部を備えていることを特徴とする、請求項57に記載の現像カートリッジ。
【請求項59】
前記第1延長部は、前記第1の方向に沿って延びた上壁を備え、
前記上壁の表面が、平面形状に形成されていることを特徴とする、請求項54ないし58のいずれかに記載の現像カートリッジ。
【請求項60】
前記第1延長部は、前記上壁における前記現像剤収容部に対する反対側端部から、前記第1の方向と交差する第2の方向に延びる第1壁部と、前記現像剤収容部における前記現像剤担持体の長手方向両端部から、前記現像剤担持体と反対側に延び、それぞれの主面の一方が前記現像剤担持体の長手方向において互いに対向する1対の第1側壁とを備え、
前記第1延長部における前記第1の方向の端部には、前記第1壁部と前記第1側壁とが連結される連結部分が形成されており、
前記連結部分は、前記第1の方向と直交する方向に延びる面を備え、
前記面を、載置面の上に載置したときに、前記現像カートリッジを、前記現像剤担持体が上側に配置される状態で、その載置面の上に立てることができることを特徴とする、請求項54ないし59のいずれかに記載の現像カートリッジ。
【請求項61】
請求項1ないし19のいずれかに記載のプロセスカートリッジ、請求項20ないし41のいずれかに記載の感光体カートリッジ、または、請求項42ないし60のいずれかに記載の現像カートリッジを備えていることを特徴とする、画像形成装置。
【請求項62】
現像剤を収容する現像剤収容室およびこれに連通する現像室が内部に形成された第1筐体と、
前記現像室に配置され、前記現像剤収容部から供給される現像剤を担持する現像剤担持体とを備え、
前記現像剤担持体の長手方向と直交する方向において、前記第1筐体の前記現像室の位置における厚みは、前記第1筐体の前記現像剤収容室の位置における厚みよりも小さいことを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項63】
前記現像カートリッジは、現像剤像を担持する感光体を備える感光体カートリッジに対して着脱自在に装着され、
前記現像カートリッジが前記感光体カートリッジに装着されたときに、前記第1筐体の前記現像剤収容室と前記感光体カートリッジとの間に配置される下壁を備え、
前記下壁の前記感光体カートリッジに対向する面には、前記現像カートリッジを前記感光体カートリッジに対して位置決めするための位置決め部が設けられており、
前記第1筐体の前記現像剤収容室の位置における厚みは、前記位置決め部を基端とする厚みであることを特徴とする、請求項62に記載の現像カートリッジ。
【請求項64】
前記現像カートリッジは、現像剤像を担持する感光体を備える感光体カートリッジに対して着脱自在に装着され、
前記現像カートリッジが前記感光体カートリッジに装着されたときに、前記第1筐体の前記現像室と前記感光体カートリッジとの間に配置される下壁を備え、
前記下壁の前記感光体カートリッジに対向する面には、記録媒体を案内するためのリブが形成されており、
前記第1筐体の前記現像室の位置における厚みは、前記リブを基端とする厚みであることを特徴とする、請求項62または63に記載の現像カートリッジ。
【請求項65】
前記リブは、前記現像剤収容室と前記現像室との連通方向に沿って延び、前記現像室から前記現像剤収容部に近づくにつれて、その高さが低くなるように形成されていることを特徴とする、請求項64に記載の現像カートリッジ。
【請求項66】
現像剤を収容する現像剤収容部が形成された第1筐体と、
前記第1筐体に配置され、前記現像剤収容部から供給される現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記第1筐体に形成され、前記現像剤収容部に対して前記現像剤担持体と反対側において、前記現像剤担持体の長手方向に直交する第1の方向に沿って、前記現像剤収容部から延設された第1延長部とを備え、
前記第1延長部には、前記現像剤収容部に対する反対側端部に、異機種装着防止用の凹部が形成されていることを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項67】
前記凹部は、前記現像剤担持体の長手方向および前記第1の方向に直交する方向における少なくとも一方側に開放されていることを特徴とする、請求項66に記載の現像カートリッジ。
【請求項68】
前記凹部は、前記第1の方向における前記現像剤収容部側と反対側に開放されていることを特徴とする、請求項66または67に記載の現像カートリッジ。
【請求項69】
前記第1延長部は、前記第1の方向に沿って延びる上壁と、前記上壁における前記現像剤収容部に対する反対側端部から、前記第1筐体の厚み方向に突出する上側前壁とを有し、前記凹部は、前記上壁と前記上側前壁とに形成されていることを特徴とする、請求項66ないし68のいずれかに記載の現像カートリッジ。
【請求項70】
前記現像カートリッジは、内側に突部が形成された開閉可能なフロントカバーを有する画像形成装置に対して前記フロントカバーを開けることによって装着可能であり、
前記凹部は、前記現像カートリッジが前記画像形成装置に装着されて前記フロントカバーが閉じられたときに、前記突部が干渉することなく進入可能な位置に形成されていることを特徴とする、請求項66ないし69のいずれかに記載の現像カートリッジ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【公開番号】特開2006−72284(P2006−72284A)
【公開日】平成18年3月16日(2006.3.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−305551(P2004−305551)
【出願日】平成16年10月20日(2004.10.20)
【出願人】(000005267)ブラザー工業株式会社 (13,856)
【Fターム(参考)】