説明

抗菌活性を有するピロール誘導体

式(1):


で示される化合物、および、それらの製薬上許容できる塩を説明する。また、それらの製造プロセス、それらを含む医薬組成物、それらの医薬品としての使用、および、それらの細菌感染の治療における使用も説明する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(1):
【化1】

で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩であって、
式中:
Wは、OまたはNRであり;
Yは、水素であり;
は、Ra、Rb、Rc、Rd、Re、および、Rfから選択され;
aは、独立してO、SおよびNから選択される1、2、3または4個のヘテロ原子を含む4〜7員環の飽和、部分的に不飽和の、または不飽和の複素環であり(ただし、このような環は、O−OまたはS−S結合を含まない)、ここで、−CH−基は、場合により、−C(O)−で置換されていてもよく、環の硫黄原子は、場合により、酸化されて、S−オキシドを形成してもよく、環の窒素原子は、場合により、酸化されて、N−オキシドを形成してもよく、該環は、場合により、独立して、以下から選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよく:すなわち、該置換基は、
ニトロ、シアノ、スルホ、ホルミル、ヒドロキシイミノメチル、(2〜6C)アルケニル、(2〜6C)アルキニル、−CO(1〜6C)アルキル、−COO(1〜6C)アルキル(場合により、−COO(1〜6C)アルキルで置換されていてもよい)、トリフルオロメチル、−CONR、−OCONR、−N(R)COR、−CONHCH(CO)R、ハロ、ヒドロキシ、カルボキシ、(1〜6C)アルキル[場合により、独立して、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、−COO(1〜6C)アルキル、−OCO(1〜4C)アルキル、(1〜6C)アルコキシ、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルコキシ、ヒドロキシ(1〜4C)アルコキシ−、(2〜4C)アルケニルオキシ、トリフルオロメチル、−CONR、カルボキシ、−NHC(O)O(1〜4C)アルキル、−OCONR、−C(=NOH)(1〜4C)アルキル、−C(=NOH)NR、−NHC(=NH)NR、−NHC(O)NR、−NHC(O)(1〜4C)アルキル、−NHC(O)ヘテロシクリル、−NHC(O)アリール、−NHS(O)p(1〜4C)アルキル、−S(O)p(1〜4C)アルキル、−S(O)pNR、−NHSO、−NR、および、ヘテロシクリルから選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい]、(3〜6C)シクロアルキル(場合により、(1〜6C)アルキル、および、上記で(1〜6C)アルキルに関して説明されている任意の置換基から選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい)、−O(1〜6C)アルキル(場合により、上記で(1〜6C)アルキルに関して説明されているように1または2個の置換基で置換されていてもよい)、−S(O)p(1〜4C)アルキル(場合により、上記で(1〜6C)アルキルに関して説明されているように1または2個の置換基で置換されていてもよい)、ヘテロシクリル、アリール、−NHC(O)O(1〜4C)アルキル、−C(=NOR)(1〜4C)アルキル、−C(=NOR)NR、−S(O)pNR、−S(O)p(1〜4C)アルキルCONHR、−NRS(O)pNR、−NRS(O)p(1〜4C)アルキル、−NRS(O)p−アリール、−C(O)NHS(O)p(1〜4C)アルキル、−C(O)NHS(O)p−アリール、−NR、−CHCH(CO)OH、−(1〜4C)アルキルCH(NR)CO、および、−(1〜4C)アルキルCH(NR)CO(NR)であり;
ここで、Ra上の置換基に関して上述された意義のいずれかにおけるアリールまたはヘテロシクリル基はいずれも、場合により、独立して、(1〜4C)アルキル、(2〜4C)アルケニル、(2〜4C)アルキニル、ヒドロキシ、(1〜4C)アルコキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、ヒドロキシ(1〜4C)アルキル−、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキル−、ハロ(1〜4C)アルキル−、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ホルミル、−CO(1〜4C)アルキル、−COO(1〜4C)アルキル、−C(O)NH、−C(O)NH(1〜4C)アルキル、−C(O)N[ジ(1〜4C)アルキル]、−S(O)NH、−S(O)NH(1〜4C)アルキル、および、−S(O)N[ジ(1〜4C)アルキル]から選択される1または2個の置換基で置換されていてもよく;
bは、独立してO、SおよびNから選択される1、2、3または4個のヘテロ原子を含む8〜10員環の二環式の複素環であり(ただし、このような環は、O−OまたはS−S結合を含まない)、ここで、−CH−基は、場合により、−C(O)−で置換されていてもよく、環の硫黄原子は、場合により、酸化されて、S−オキシドを形成してもよく、環の窒素原子は、場合により、酸化されて、N−オキシドを形成してもよく、該環は、場合により、独立して、上記でRaに関して列挙された置換基から選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよく;
cは、独立して、上記でRaに関して列挙された置換基から選択される1、2または3個の置換基で置換されたフェニル環であり;
dは、−CHa、−C(O)Ra、−ORa、S(O)qRaから選択され(ここで、qは、1または2である);
eは、−CHb、−C(O)Rb、−ORb、S(O)qRbから選択され(ここで、qは、1または2である);
fは、−CHc、−C(O)Rc−ORc、S(O)qRcから選択され(ここで、qは、1または2である);
は、水素、(1〜4C)アルキル、シクロプロピル、(2〜4C)アルケニル、(2〜4C)アルキニル、ハロ、シアノ、フルオロメチル、ジフルオロメチル、および、トリフルオロメチルから選択され;
は、水素、(1〜4C)アルキル、シクロプロピル、(2〜4C)アルケニル、(2〜4C)アルキニル、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、フルオロメチル、ジフルオロメチルトリフルオロメチル、−CO(1〜6C)アルキル、および、(1〜6C)アルコキシから選択され;
は、水素、(1〜4C)アルキル、(2〜4C)アルケニル、(2〜4C)アルキニル、ニトロ、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、(3〜6C)シクロアルキル、−(1〜6C)アルキル(3〜6C)シクロアルキル、ハロ(1〜4C)アルキル−、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、−CO(1〜6C)アルキル、および、(1〜6C)アルコキシから選択され;
は、それぞれ独立して、水素、(1〜4C)アルキル、(3〜4C)アルケニル、(3〜6C)シクロアルキル、−(1〜4C)アルキルC(O)O(1〜4C)アルキル、ヒドロキシ、アミノ、−NH(1〜4C)アルキル、−N[ジ(1〜4C)アルキル]、(1〜4C)アルコキシ、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルコキシ、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルコキシ、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキル−、(1〜4C)アルキルチオ(1〜4C)アルキル−、ヒドロキシ(1〜4C)アルキル−、−(1〜4C)アルキルNH、−(1〜4C)アルキルNH(1〜4C)アルキル、−(1〜4C)アルキルN[ジ(1〜4C)アルキル]、および、−(1〜4C)アルキルヘテロシクリルから選択される;
は、それぞれ独立して、水素、および、(1〜6C)アルキルから選択され;
または、RおよびRは、それらが結合している窒素と一緒になって、5または6員環のヘテロシクリル環を形成していてもよく、この環は、場合により、独立して、(1〜4C)アルキル、(2〜4C)アルケニル、(2〜4C)アルキニル、ヒドロキシ、(1〜4C)アルコキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、ヒドロキシ(1〜4C)アルキル−、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキル−、ハロ(1〜4C)アルキル−、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ホルミル、−CO(1〜4C)アルキル、−COO(1〜4C)アルキル、−C(O)NH、−C(O)NH(1〜4C)アルキル、−C(O)N[ジ(1〜4C)アルキル]、−S(O)NH、−S(O)NH(1〜4C)アルキル、−S(O)N[ジ(1〜4C)アルキル]および、−S(O)p(1〜4C)アルキルから選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい、;
は、水素、および、(1〜4C)アルキルから選択され;
pは、(それぞれ独立して)、0、1または2である、上記化合物またはそれらの製薬上許容できる塩。
【請求項2】
WがOである、請求項1に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩。
【請求項3】
WがNRである、請求項1に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩。
【請求項4】
は、Ra、Rb、RcおよびRdから選択され;ここで、
aは、独立してO、SおよびNから選択される1、2、3または4個のヘテロ原子を含む5または6員環の飽和、部分的に不飽和の、または不飽和の複素環であり(ただし、このような環は、O−OまたはS−S結合を含まない)、ここで、−CH−基は、場合により、−C(O)−で置換されていてもよく、環の硫黄原子は、場合により、酸化されて、S−オキシドを形成してもよく、環の窒素原子は、場合により、酸化されて、N−オキシドを形成してもよく、該環は、場合により、独立して、以下から選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよく:すなわち、該置換基は、
ニトロ、シアノ、スルホ、ホルミル、ヒドロキシイミノメチル、(2〜6C)アルケニル、−CO(1〜6C)アルキル、−COO(1〜6C)アルキルトリフルオロメチル、−CONR、−N(R)COR、ハロ、ヒドロキシ、カルボキシ、(1〜6C)アルキル[場合により、独立して、ヒドロキシ、−OCO(1〜4C)アルキル、(1〜6C)アルコキシ、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルコキシ、ヒドロキシ(1〜4C)アルコキシ、(2〜4C)アルケニルオキシ、−NHC(O)O(1〜4C)アルキル、−NHC(=NH)NR、−NHC(O)NR、−NHC(O)(1〜4C)アルキル、−NHC(O)ヘテロシクリル、−NHC(O)アリール、−NHS(O)p(1〜4C)アルキル、−S(O)p(1〜4C)アルキル、−S(O)pNR、−NHSO、−NR、および、ヘテロシクリルから選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい]、(3〜6C)シクロアルキル、−O(1〜6C)アルキル(場合により、上記で(1〜6C)アルキルに関して説明されているように1または2個の置換基で置換されていてもよい)、−S(O)p(1〜4C)アルキル(場合により、上記で(1〜6C)アルキルに関して説明されているように1または2個の置換基で置換されていてもよい)、ヘテロシクリル、−NHC(O)O(1〜4C)アルキル、−C(=NOR)(1〜4C)アルキル、−C(=NOR)NR、−S(O)p(1〜4C)アルキルCONHR、−C(O)NHS(O)p(1〜4C)アルキル、および、−NRであり,
ここで、Ra上の置換基に関して上述された意義のいずれかにおけるアリールまたはヘテロシクリル基はいずれも、場合により、独立して(1〜4C)アルキル、および、カルボキシから選択される1または2個の置換基で置換されていてもよく;
bは、独立してSおよびNから選択される1、2または4個のヘテロ原子を含む10員環の二環式の複素環であり(ただし、このような環は、S−S結合を含まない)、ここで、−CH−基は、場合により、−C(O)−で置換されていてもよく、前記環は、場合により、独立して、上記でRaに関して列挙された置換基から選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよく;
cは、独立して、上記でRaに関して列挙された置換基から選択される1、2または3個の置換基で置換されたフェニル環であり;
dは、−CHa、および−C(O)Raから選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩。
【請求項5】
は、(1〜4C)アルキル、ハロ、および、シアノから選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩。
【請求項6】
は、水素、(1〜4C)アルキル、ハロ、シアノ、および、−CO(1〜6C)アルキルから選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩。
【請求項7】
は、水素、(1〜4C)アルキル、ハロ、および、シアノから選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩。
【請求項8】
は、それぞれ独立して、水素、(1〜4C)アルキル、(3〜4C)アルケニル、(3〜6C)シクロアルキル、−(1〜4C)アルキルC(O)O(1〜4C)アルキル、ヒドロキシ、アミノ、−N[ジ(1〜4C)アルキル]、(1〜4C)アルコキシ、および、−(1〜4C)アルキルヘテロシクリルから選択され;
は、それぞれ独立して、水素、および、(1〜6C)アルキルから選択され;
または、RおよびRは、それらが結合している窒素と一緒になって、5または6員環のヘテロシクリル環を形成していてもよく、前記環は、場合により、独立して、(1〜4C)アルキルから選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩。
【請求項9】
式(1):
【化2】

で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩であって、
式中:
は、Ra、Rb、RcおよびRdから選択され;ここで、
aは、ピリジニル、N−オキソピリジニル、ピリミジニル、チアゾリル、チアジアゾリル、テトラゾリル、イミダゾリル、トリアジニル、ピロリジニル、チエニル、フラニル、オキサジアゾリル、イソキサゾリル、オキサゾリルまたはピロリルであり、ここで、前記Raは、場合により、独立して、以下から選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよく:すなわち、該置換基は、
ニトロ、シアノ、スルホ、ホルミル、ヒドロキシイミノメチル、(2〜6C)アルケニル、−CO(1〜6C)アルキル、−COO(1〜6C)アルキルトリフルオロメチル、−CONR、−N(R)COR、ハロ、ヒドロキシ、カルボキシ、(1〜6C)アルキル[場合により、独立して、ヒドロキシ、−OCO(1〜4C)アルキル、(1〜6C)アルコキシ、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルコキシ、ヒドロキシ(1〜4C)アルコキシ、(2〜4C)アルケニルオキシ、−NHC(O)O(1〜4C)アルキル、−NHC(=NH)NR、−NHC(O)NR、−NHC(O)(1〜4C)アルキル、−NHC(O)テトラヒドロフラニル、−NHC(O)フェニル、−NHS(O)p(1〜4C)アルキル、−S(O)p(1〜4C)アルキル、−S(O)pNR、−NHSO、−NR、モルホリノ、1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドリル、および、1,3−ジオキソラニルから選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい]、シクロプロピル、−O(1〜6C)アルキル(場合により、上記で(1〜6C)アルキルに関して説明されているように1または2個の置換基で置換されていてもよい)、−S(O)p(1〜4C)アルキル(場合により、上記で(1〜6C)アルキルに関して説明されているように1または2個の置換基で置換されていてもよい)、テトラゾリル、2−オキソ−1,3,4−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、モルホリノ、ピペラジニル、ピロリジニル、−NHC(O)O(1〜4C)アルキル、−C(=NOR)(1〜4C)アルキル、−C(=NOR)NR、−S(O)p(1〜4C)アルキルCONHR、−C(O)NHS(O)p(1〜4C)アルキル、および、−NRであり;
ここで、Ra上の置換基に関して上述された意義のいずれかにおけるあらゆるフェニル、テトラヒドロフラニル、モルホリノ、1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドリル、1,3−ジオキソラニル、テトラゾリル、2−オキソ−1,3,4−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、モルホリノ、ピペラジニル、ピロリジニルは、場合により、独立して(1〜4C)アルキル、および、カルボキシから選択される1または2個の置換基で置換されていてもよく;
bは、キノリニル、プリニル、ベンゾチアゾリル、インドリル、4−オキソキノリニル、2,7−ナフチリジニルまたはキナゾリニルであり、ここで、前記Rbは、場合により、独立して、上記でRaに関して列挙された置換基から選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよく;
cは、独立して、上記でRaに関して列挙された置換基から選択される1、2または3個の置換基で置換されたフェニル環であり;
dは、−CHa、および−C(O)Raから選択され;
は、メチル、エチル、イソプロピル、クロロ、および、シアノから選択され;
は、水素、メチル、エチル、クロロ、ブロモ、シアノ、および、−COMeから選択され;
は、水素、クロロ、メチル、エチル、および、シアノから選択され;
は、水素またはメチルであり;
は、それぞれ独立して、水素、(1〜4C)アルキル、(3〜4C)アルケニル、シクロプロピル、−(1〜4C)アルキルC(O)O(1〜4C)アルキル、ヒドロキシ、アミノ、−N[ジ(1〜4C)アルキル]、(1〜4C)アルコキシ、および、−(1〜4C)アルキルモルホリノから選択され;
は、それぞれ独立して、水素、および、(1〜4C)アルキルから選択され;
または、RおよびRは、それらが結合している窒素と一緒になって、ピペラジニルまたはモルホリノを形成してもよく、該ピペラジニルまたはモルホリノは、場合により、独立して(1〜4C)アルキルから選択される1または2個の置換基で置換されていてもよく;
pは、(それぞれ独立して)、0、1または2である、上記化合物またはそれらの製薬上許容できる塩。
【請求項10】
以下から選択される、式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩:
2−クロロ−6−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)−N−メトキシピリミジン−4−カルボキサミド;
2−クロロ−6−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)イソニコチンアミド;
1−[4−(アミノカルボニル)−6−クロロ−2−ピリジニル]−4−ピペリジニル4−ブロモ−5−メチル−1H−ピロール−2−カルボキシレート;
1−{4−[アミノ(ヒドロキシイミノ)メチル]−6−クロロ−2−ピリジニル}−4−ピペリジニル3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−カルボキシレート;
2−ブトキシ−6−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)イソニコチン酸;
2−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)−6−(2−メトキシエトキシ)イソニコチン酸;
2−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)−N−メトキシ−6−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド;
2−(ブチルチオ)−6−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ピリミジン−4−カルボン酸;
2−(tert−ブチルチオ)−6−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ピリミジン−4−カルボン酸;
2−tert−ブチル−6−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ピリミジン−4−カルボン酸;
4−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)キノリン−2−カルボン酸;
2−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸;
2−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸;
6−クロロ−4−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)キノリン−2−カルボン酸;
5−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)−N−メトキシニコチンアミド;
6−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ピリジン−2−カルボン酸;
4−[(tert−ブチルアミノ)カルボニル]−2−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸;
2−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸;および、
3−(4−{[(3,4−ジクロロ−5−メチル−1H−ピロール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−イル)安息香酸。
【請求項11】
式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩を製造する方法(ここで、変動する基は、特に他の規定がない限り、請求項1で定義された通りである)であって:
a)式(1)で示される化合物(式中、WはNRである)について;
式(2a):
【化3】

(式中、Rは、水素、または、適切な保護基である)で示される酸、または、それらの活性化された誘導体を、式(3a):
【化4】

で示されるアミンと反応させること;または、
b)式(4a):
【化5】

で示される化合物を、式(5a):
【化6】

で示される化合物(式中、Xは置換可能な基である)と反応させること;
c)式(1)で示される化合物(式中、WはOである)について;
式(2a)で示される酸、または、それらの活性化された誘導体を、式(6a):
【化7】

で示されるアルコールと反応させること;または、および、その後、必要に応じて:
i)式(1)で示される化合物を、その他の式(1)で示される化合物に変換すること;
ii)保護基を除去すること;
iii)製薬上許容できる塩を形成すること、
を含むで構成される、上記方法。
【請求項12】
ヒトまたは動物の身体を治療的に処理する方法で使用するための、請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩。
【請求項13】
抗菌作用を生じさせる治療が必要な温血動物(例えばヒト)に、請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩の有効量を投与することを含む、上記動物において抗菌作用を生じさせる方法。
【請求項14】
細菌のDNAジャイレースを阻害するような治療が必要な温血動物(例えばヒト)に、請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩の有効量を投与することを含む、上記動物における細菌のDNAジャイレースの阻害方法。
【請求項15】
細菌感染の治療が必要な温血動物(例えばヒト)に、請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩の有効量を投与することを含む、上記動物における細菌感染の治療方法。
【請求項16】
医薬品として使用するための、請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩。
【請求項17】
温血動物(例えばヒト)において抗菌作用を生じさせるのに使用する医薬品の製造における、請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩の使用。
【請求項18】
温血動物(例えばヒト)における細菌のDNAジャイレースの阻害に使用する医薬品の製造における、請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩の使用。
【請求項19】
温血動物(例えばヒト)における細菌感染の治療に使用する医薬品の製造における、請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩の使用。
【請求項20】
温血動物(例えばヒト)において抗菌作用を生じさせるのに使用するための、請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩。
【請求項21】
温血動物(例えばヒト)における細菌のDNAジャイレースの阻害に使用するための、請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩。
【請求項22】
温血動物(例えばヒト)における細菌感染の治療に使用するための、請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩。
【請求項23】
請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩、および、製薬上許容できる希釈剤またはキャリアーを含む、医薬組成物。
【請求項24】
請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩と製薬上許容できる賦形剤またはキャリアーとを共に含む、温血動物(例えばヒト)において抗菌作用を生じさせるのに使用するための医薬組成物。
【請求項25】
請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩と製薬上許容できる賦形剤またはキャリアーとを共に含む、温血動物(例えばヒト)における細菌のDNAジャイレースの阻害に使用するための医薬組成物。
【請求項26】
請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(1)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩と製薬上許容できる賦形剤またはキャリアーとを共に含む、温血動物(例えばヒト)における細菌感染の治療に使用するための医薬組成物。

【公表番号】特表2007−505092(P2007−505092A)
【公表日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−525891(P2006−525891)
【出願日】平成16年9月10日(2004.9.10)
【国際出願番号】PCT/GB2004/003874
【国際公開番号】WO2005/026149
【国際公開日】平成17年3月24日(2005.3.24)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
2.TEFLON
【出願人】(300022641)アストラゼネカ アクチボラグ (581)
【Fターム(参考)】