説明

撮像装置

【課題】 ピントが合わせやすく、しかも、ワークやラインカメラの移動に伴う振動があってもうねりをはっきり撮像できる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置1は、ワークαに対して80°の入射角度で線状光がワークαに当たるように光源装置20を配置し、その反射光をエリアカメラ31で撮像できるようにカメラユニット30を配置している。撮像装置1は、ラインカメラのように線ではなく、エリアカメラ31の撮像面で面により反射光を捉えているので、ピントが合わせやすく、しかも、エリアカメラ31の場合、一定の幅で画像を取り込むことで、ハイライト部分が若干移動しても確実にハイライト部分を受光できるので、明るさが一定した均質な画像が得られる。従って、撮像装置1を用いると、ラインカメラを用いた撮像装置に比べて、ピントが合わせやすく、光量むらを発生させずにワークαの外部表面をうねりが分かるように二次元的に撮像できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、平面上に形成されたワーク表面に生じたうねりを発見する目的で、ワークの表面を撮像する撮像装置に関する。
【背景技術】
【0002】
平面上に形成されたセラミック板などのワークの表面には、人間の通常の感覚では察知できない微少な凹凸、いわゆるうねりが形成されていることがある。
このうねりは、一方の側からワーク表面に対して浅い角度(入射角80°前後)で検査用の光を入射させ、他方の側でその反射光を観察すると、うねりの部分が他の部分とは異なる反射をして他の部分より暗く見える。
【0003】
そのため、ワークにうねりがないか検査する場合、このような方法で、人間が一つ一つのワークに対して行っている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述したうねりを検出する方法として、反射光を受光できる位置にCCDラインセンサカメラ(以下「ラインカメラ」という)等を配置し、うねりを撮像する方法も考えることができる。
【0005】
しかし、ラインカメラの撮像幅は極めて狭いため(幅は4μm〜7μm)、反射光がラインカメラに入射するように、光源やラインカメラを配置することが困難であり、しかも、ピント合わせの際にラインカメラで撮像しても線しか移らないので、ピント合わせが困難であるという問題があった。
【0006】
また、従来の撮像装置は、反射光がラインカメラに入射するように光源やラインカメラを設置しても、ワークまたはラインカメラの移動に伴う振動によりこれらの位置が少しずれても反射光の光軸がラインカメラからはずれて、いわゆるハイライト部分がラインカメラに入力しなくなるので、反射光の受光量が小さくなり光量むらとなって、うねりをはっきり撮像できないという問題もあった。
【0007】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、ピントが合わせやすく、しかも、ワークやラインカメラの移動に伴う振動があってもうねりをはっきり撮像できる撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載された発明である撮像装置は、エリアカメラと、平面状に形成されたワークの表面に、うねりを撮像するために前記ワークに応じた入射角度で線状光を当てる照光手段と、前記ワークの表面で反射した前記線状光の反射光を前記エリアカメラに導く導光手段と、前記ワークの表面に沿って、前記ワーク、又は、前記照光手段、前記導光手段及び前記エリアカメラを移動させる第1移動手段と、前記導光手段により前記エリアカメラに向かう前記反射光の光軸を横切るように、前記エリアカメラの撮像面を移動させる第2移動手段と、前記第1移動手段による移動に同期させて前記第2移動手段により前記エリアカメラを移動することにより、前記ワークの表面を二次元的に撮像する撮像制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
この撮像装置は、ワークの表面のうねりが撮像できるように、所定の角度で入射光及び反射光を入射及び反射するよう、照光手段、導光手段等を配置し、第1移動手段及び第2移動手段を用いてエリアカメラをワーク等の移動に同期させて移動している。
【0010】
そのため、この撮像装置を用いると、同期によって、線状光が当たった部分から順にエリアカメラに画像が撮像されるので、撮像が終了すると、うねりがある部分が暗くなったワーク表面の二次元画像を撮像することができる。
【0011】
また、この撮像装置は、ラインカメラのように線ではなく、エリアカメラの撮像面により面で反射光を捉えている。そのため、この撮像装置はピントが合わせやすく、しかも、エリアカメラの場合、一定の幅で画像を取り込むことで、ハイライト部分が若干移動しても確実にハイライト部分を受光できるので、明るさが一定した均質な画像が得られる。
【0012】
従って、本発明の撮像装置を用いると、ラインカメラを用いた場合の撮像装置に比べて、ピントが合わせやすく、しかも、光量むらを発生させずにワーク表面のうねりがはっきり撮像された画像を撮像することができる。
【0013】
尚、うねりを撮像するためのワークに応じた入射角度とは、請求項2に記載したように、ワークがセラミック材料で形成されるものの場合、ワークに対する入射角及び反射角が75°〜85°としたり、さらには80°とする場合が考えられる。
【0014】
また、金属など、セラミック材料より反射率の高い物は入射角及び反射角を45°前後とすることなどが考えられる。
次に、請求項3に記載した撮像装置は、請求項1,2のいずれか1項に記載の撮像装置において、前記照光手段により前記ワークに前記線状光を当てる前記照射位置の近傍であって、前記照射位置または前記照射位置よりも前記導光手段側に、前記線状光の幅に比べ幅広なスリットを備えることを特徴とする。
【0015】
このようにするとスリットを通した光のみが導光手段を介してエリアカメラに入光するので、ワークを撮影するための光以外の余分な光がエリアカメラに入光することを防止することができる。
【0016】
従って、この撮像装置を用いると、うねりが明確に分かるワークの鮮明な画像を撮像することができる。
次に、請求項4に記載した撮像装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置において、前記照射手段が、光源と、光源から照射された光を前記線状光に変換する変換手段と、前記変換手段が配置された位置から、前記線状光を前記ワークに当てる前記照射位置の近傍まで、前記線状光の光路を覆うとともに、前記照射位置に向かって先細形状に形成された絞状部を備え、前記光源及び前記変換手段を覆う筐体とを備えることを特徴とする。
【0017】
この撮像装置を用いると、光が筐体の外に漏れないので、光源から照射された光を、線状光として効率よく出光することができる。
また、この撮像装置の筐体は絞状部を備え、この絞状部を介して線状光を出光しているので、照射位置を正確に狙って線状光を出向することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】第1実施形態の撮像装置の説明図で、(a)は、撮像装置の全体構成図で、制御装置50以外の構成については側面図で示し、(b)は、制御装置50以外の構成を平面図で示している。尚、(a)(b)では、各構成の筐体を断面図で示し、(a)では、ワークが移動する様子を点線で示している。
【図2】第1実施形態の撮像装置で実施される処理の概念図である。
【図3】第1実施形態で実行される撮像の概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[全体構造]
本実施形態は、板状に形成されたワークを、このワークの表面に沿って移動させてワークの表面を撮像する撮像装置1である。
【0020】
この撮像装置1は、図1(a)に示すように、ワークαを一方向に水平移動させるスライド機構10と、スライド機構10によって移動するワークαの表面に線状光を当てる光源装置20と、ワークαで反射した線状光β(図1(b)参照)の反射光に基づいてワークαの表面を撮像するカメラユニット30と、スライド機構10、光源装置20、カメラユニット30を制御する制御装置50を備えている。
【0021】
尚、図1では、光源装置20から照射された光の光軸を二点鎖線で示し、光路全体を一点鎖線で示している。
[各部構造]
スライド機構10は、水平に設置された2本のレール11a(図1(b)参照)の上を図1の紙面上でみたとき、紙面の左右方向(以下「X軸方向」という)に水平移動可能なスライドテーブル11と、軸を回転させると、その回転量に従った距離だけスライドテーブル11をX軸方向に水平移動させることができる送りネジ12とを備えている。
【0022】
また、スライド機構10は、送りネジ12の軸を回転可能なステッピングモータ13とを備えている。制御装置50は、ステッピングモータ13の回転を制御することで、その回転数に従った距離だけスライドテーブル11を水平移動させることができる。
【0023】
ワークαは、スライドテーブル11上に載せられ、スライドテーブル11の移動に伴ってX軸方向に水平移動する。
光源装置20は、図1(b)に示すように、1個のLED21と、2本の細長いレンズ22a、22bと、LED21とレンズ22a、22bを覆う筐体23とを備えている。
【0024】
光源装置20は、レンズ22a、22bが、X軸方向に沿って出光するとともに、ワークαに出向された光が当たったとき、X軸に対して垂直かつ水平な線状光βとなる光を出光するよう配置されている。
【0025】
また、光源装置20は、図1(a)に示すように、スライドテーブル11がその移動可能な範囲の中央に位置しているとき、スライドテーブル11に載せられたワークαのX軸方向に沿った長さ方向の中央位置に線状光βが当たるよう、配置されている。
【0026】
また、光源装置20は、ワークαに当たった線状光βの反射光が、後述するレンズ32で結ばれるよう、配置されている。
さらに、光源装置20は、本実施形態で撮像を行うワークαがセラミック材料によって形成されるものであるので、この光源装置20から照射される光がワークαに対し、80°の入射角で入射し、80°の反射角で反射するよう、配置されている。
【0027】
筐体23は、レンズ22a、22bからワークαに向かう部分が先細形状に形成された絞り23aを有し、この絞り23aの先端であってワークαに対向する部分には、X軸方向に対して垂直で水平方向に沿って細長い穴部が形成されている。そのため、ワークαには、この穴部を介して筐体23の絞り23aで絞られた線状光βが当たることとなる。
【0028】
カメラユニット30は、CCDカメラからなるエリアカメラ31と、レンズ32と、軸を回転させると、その回転量に従った距離だけエリアカメラ31をX軸方向に水平移動させることができる送りネジ33とを備えている。エリアカメラ31は、レンズ32の光軸を横切る位置を通過するように水平移動可能にカメラユニット30内に配置されている。
【0029】
また、カメラユニット30は、送りネジ33の軸を回転可能なステッピングモータ34をさらに備え、制御装置50は、このステッピングモータ34の回転を制御することで、その回転数に従った距離だけエリアカメラ31を水平移動させることができる。
【0030】
このカメラユニット30は、レンズ32の光軸と反射光の光軸とが一致するよう設置される。
また、本実施形態の撮像装置1は、ワークαに線状光βの当たるセンター位置(スライドテーブル11の移動可能な範囲の中央)の上方に、線状光の幅よりも幅広のスリットを形成するスリット板40が設置されている。
【0031】
制御装置50は、モータドライバ51,52と、画像取込ボード53、パルス発生ボード54を備えたパーソナルコンピュータ55(以下「パソコン55」と、モニタ56とを備えている。
【0032】
モータドライバ51,52は、それぞれステッピングモータ34,13のドライバで、パソコン55で行われる処理によりパルス発生ボード54から発生される制御用のパルスを各ステッピングモータ34,13の制御用の信号として、各ステッピングモータ34,13に送信するための装置である。
【0033】
画像取込ボード53は、エリアカメラ31を制御するとともに、エリアカメラ31で撮像した画像をパソコン55に取り込むためのボードである。
尚、図示していないが、制御装置50は、光源装置20とも接続されていて光源装置20の点灯制御を行っている。
【0034】
[撮像制御]
次に、撮像制御について図2に基づいて説明する。
この撮像制御は制御装置50において実施される。
【0035】
尚、図2では、光源装置20から出光され、ワークαで反射した線状光βの反射光の光軸を2点鎖線で示している。
本実施形態の撮像装置1では、エリアカメラ31及びワークαは、撮像制御が始まる前に、加速に必要な距離分移動した待機位置に待機している。
【0036】
(1)撮像制御が開始されると、制御装置50はまず、ステッピングモータ13,34を制御し、待機位置に移動しているワークα及びエリアカメラ31を加速する。
(2)次に、制御装置50は、ワークαのX軸方向の一端が、線状光βの当たるセンター位置に達し、エリアカメラ31の撮像面のX軸方向の一端が反射光の光軸に達したら、エリアカメラ31を制御して撮像を開始させる(シャッターを開く)。
【0037】
(3)その後、制御装置50は、ワークαとエリアカメラ31が等速で移動するようステッピングモータ13,34を制御する。
本実施形態の撮像装置1では、ワークαがセンター位置を通過する時間と、エリアカメラ31の撮像面が、反射光の光軸を横切る時間と、エリアカメラ31のシャッター時間がほぼ等しくなるように設定されている。
【0038】
制御装置50は、この設定に従って、ワークαとエリアカメラ31が移動するよう、ステッピングモータ13,34を制御する。
(4)次に、制御装置50は、ワークαのX軸方向の他端、及び、エリアカメラ31のX軸方向の他端がセンター位置及び反射光の光軸に達したら、エリアカメラ31を制御して撮像を停止させる(シャッターを閉じる)。
【0039】
(5)また、制御装置50は、ステッピングモータ13,34を制御し、ワークαとエリアカメラ31を減速して停止させる。
そして、この撮像制御が終了すると、制御装置50は、エリアカメラ31から画像情報を取得して、その画像情報を図示しないHDD(ハードディスクドライブ)等に記憶するとともに、この画像情報に基づいた画像をモニタ56に表示する。
【0040】
[本実施形態の撮像装置1の特徴的な作用効果]
以上説明した本実施形態の撮像装置1を用いると、以下のような作用効果がある。
この撮像装置1では、ワークαの表面のうねりが撮像できるように、線状光βをワークαに対して入射及び反射させるとともに、エリアカメラ31とワークαを同期して移動させて撮像を行っている。
【0041】
そのため、この撮像装置1を用いると、ワークαに線状光βが当たった部分から順にうねりが反映された画像がエリアカメラ31に撮像されるので、撮像が終了すると、うねりがある部分が暗くなったワークα表面の二次元画像を撮像することができる。
【0042】
また、撮像装置1は、ラインカメラのように線ではなく、エリアカメラ31の撮像面で面により反射光を捉えている。
そのため、この撮像装置1を用いると、ピントが合わせやすく、しかも、エリアカメラ31を用いることで、一定の幅で画像を取り込むことができ、その結果、ハイライト部分が若干移動しても確実にハイライト部分を受光できるので、明るさが一定した均質な画像が得られる。
【0043】
また、この撮像装置1は、エリアカメラ31の撮像面で、線状光を線ではなく、一定の幅のある光として捉えることができる。
そのため、この撮像装置1を用いると、図3に示すように、その幅のある線状光1〜4
の一部を重ねながら、撮像することができるので、ラインカメラを用いた撮像装置に比べて、光量むらを発生させずにワークαの外部表面を二次元的に撮像することができる。
【0044】
また、この撮像装置1は、スリット板40を備え、スリット板40とワークαとの間に、線状光βの幅に比べ幅広なスリットを形成している。
そのため、この撮像装置1では、このスリットを通した光のみがエリアカメラ31に入光するので、ワークαを撮影するための光以外の余分な光がエリアカメラ31に入光することを防止することができる。
【0045】
従って、この撮像装置1を用いると、うねりが明確に現れたワークαの表面の鮮明な画像を撮像することができる。
また、本実施形態の撮像装置1は、光源装置20の筐体23が、レンズ22a,22bが配置された位置から、線状光をワークαに当てる照射位置の近傍まで、線状光の光路を覆うとともに、照射位置に向かって先細形状に形成された絞状部23aを備えている。
【0046】
そのため、この撮像装置では、絞状部23aを介して線状光を出光しているので、照射位置を正確に狙って線状光を出向することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、線状光がワークαに80°で入射又は反射するようにしたが、75°〜85°の範囲としてもよい。また、金属など、セラミック材料より反射率の高い物は入射角及び反射角を45°前後とするなど、入射角及び反射角を材料の性質に応じて変更してもよい。
【0047】
また、上記実施形態では、ワークαを移動させてワークαの表面を撮像するようにしたが、光源装置20、カメラユニット30をワークの表面に沿って移動するよう構成してもよい。
(対応関係)
特許請求の範囲に記載された照光手段は、上述の実施形態に示された光源装置20に相当する。また、導光手段は、上述の実施形態に示されたレンズ32に相当する。
【0048】
請求項1に記載された第1移動手段は、スライド機構10に相当する。第2移動手段は、送りネジ33、ステッピングモータ34に相当する。撮像制御手段は制御装置50に相当する。
【0049】
請求項4に記載された光源はLED21に相当し、変換手段はレンズ22a、22bに相当する。
尚、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
【符号の説明】
【0050】
1…撮像装置、10…スライド機構、11…スライドテーブル、11a…レール、12…送りネジ、13…ステッピングモータ、20…光源装置、22a…レンズ、22a…細長いレンズ、23…筐体、23a…絞状部、30…カメラユニット、31…エリアカメラ、32…レンズ、33…送りネジ、34…ステッピングモータ、40…スリット板、50…制御装置、51…モータドライバ、53…画像取込ボード、54…パルス発生ボード、55…パーソナルコンピュータ、56…モニタ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エリアカメラと、
平面状に形成されたワークの表面に、うねりを撮像するために前記ワークに応じた入射角度で線状光を当てる照光手段と、
前記ワークの表面で反射した前記線状光の反射光を前記エリアカメラに導く導光手段と、
前記ワークの表面に沿って、前記ワーク、又は、前記照光手段、前記導光手段及び前記エリアカメラを移動させる第1移動手段と、
前記導光手段により前記エリアカメラに向かう前記反射光の光軸を横切るように、前記エリアカメラの撮像面を移動させる第2移動手段と、
前記第1移動手段による移動に同期させて前記第2移動手段により前記エリアカメラを移動することにより、前記ワークの表面を二次元的に撮像する撮像制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
【請求項2】
請求項1に記載の撮像装置において、
前記ワークがセラミック材料で形成されるものの場合、前記ワークに対する入射角及び反射角が75°〜85°となる位置に、前記照光手段、前記導光手段を配置したことを特徴とする撮像装置。
【請求項3】
請求項1,2のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記照光手段により前記ワークに前記線状光を当てる前記照射位置の近傍であって、前記照射位置または前記照射位置よりも前記導光手段側に、前記線状光の幅に比べ幅広なスリットを備えることを特徴とする撮像装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記照射手段は、
光源と、
光源から照射された光を前記線状光に変換する変換手段と、
前記変換手段が配置された位置から、前記線状光を前記ワークに当てる前記照射位置の近傍まで、前記線状光の光路を覆うとともに、前記照射位置に向かって先細形状に形成された絞状部を備え、前記光源及び前記変換手段を覆う筐体と
を備えることを特徴とする撮像装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−2650(P2012−2650A)
【公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−137395(P2010−137395)
【出願日】平成22年6月16日(2010.6.16)
【出願人】(508329667)ユキ技研株式会社 (3)
【出願人】(591113437)オーム電機株式会社 (23)
【Fターム(参考)】