説明

MEK阻害剤の使用方法

本発明は、他の癌治療と組み合わせて、式Iの化合物またはその医薬上許容される塩またはその溶媒和物を投与することによって癌を治療する方法を提供する。本発明の1つの態様は、癌を治療する方法であって、この方法は、治療有効量の式Iの化合物またはその医薬上許容される塩または溶媒和物を患者に投与する工程;あるいは治療有効量の式Iの化合物、および医薬上許容される担体、賦形剤、または希釈剤を、外科的処置、1種以上の化学療法剤、1種以上のホルモン療法、1種以上の抗体、低体温療法、放射性ヨウ素療法、および放射線と組合せて含む医薬組成物を投与する工程を含む。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
治療有効量の式Iの化合物:
【化118】

またはその医薬上許容される塩または溶媒和物を患者に投与する工程;あるいは治療有効量の式Iの化合物、および医薬上許容される担体、賦形剤、または希釈剤を、外科的処置、1種以上の化学療法剤、1種以上のホルモン療法、1種以上の抗体、低体温療法、放射性ヨウ素療法、および放射線から選択される1種以上の治療と組み合わせて含む医薬組成物を投与する工程を含む、癌を治療する方法であって、ここで、式Iの化合物は、A、X、R、R、R、R、R、R、およびRが群A、群B、群C、または群D:
(群A:
Aは、所望により、R10、R12、R14、およびR16から選択される1、2、3または4個の基で置換されていてもよいアリーレンであり、ここで、R10、R12、R14、およびR16は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロアルキル、−NHS(O)、−CN、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR8’および−NRC(O)R8’であり;
Xはアルキル、ハロ、ハロアルキル、またはハロアルコキシであり;
、R、R、R、R、およびRは、独立して、水素、ハロ、ニトロ、−NR8’、−OR、−NHS(O)、−CN、−S(O)、−S(O)NR8’、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR8’、−NRC(O)OR8’、−NRC(O)NR8’8’’−NRC(O)OR8’、NRC(O)R8’、−CHN(R25)(NR25a25b)、−CHNR25C(=NH)(NR25a25b)、−CHNR25C(=NH)(N(R25a)(NO)、−CHNR25C(=NH)(N(R25a)(CN)、−CHNR25C(=NH)(R25)、−CHNR25C(NR25a25b)=CH(NO)、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアリール、またはヘテロシクロアルキルであり、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルは、独立して、所望により、ハロ、アルキル、ハロアルキル、ニトロ、所望により置換されていてもよりシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいアリールアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロアリール、−OR、−NR8’、−NRS(O)、−CN、−S(O)、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR8’、−NRC(O)NR8’8’’、−NRC(O)OR8’および−NRC(O)R8’から独立して選択される1、2、3、4、5、6または7個の基で置換され;あるいはRおよびRが結合している炭素と一緒になったRおよびR、RおよびRが結合している炭素と一緒になったRおよびR、ならびに、RおよびRが結合している炭素と一緒になったRおよびRのうちの1つは、C(O)またはC(=NOH)を形成し;
mは0、1、または2であり;
は水素、ハロまたはアルキルであり;
、R8’およびR8”は、独立して、水素、ヒドロキシ、所望により置換されていてもよいアルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルから選択され;ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルは、独立して、所望により、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、所望により、置換されていてもよいアルコキシ、アルコキシアルキル、ハロアルキル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、アルケニルオキシカルボニル、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいシクロアルキルオキシカルボニル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいアリールオキシ、所望により置換されていてもよいアリールオキシカルボニル、所望により置換されていてもよいアリールアルキル、所望により置換されていてもよいアリールアルキルオキシ、所望により置換されていてもよいアリールアルキルオキシカルボニル、ニトロ、シアノ、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロアリール、―S(O)31(ここで、nは、0、1または2であって、R31は所望により置換されていてもよいアルキル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキルまたは所望により置換されていてもよいヘテロアリールである)、−NR34SO34a(ここで、R34は水素またはアルキルであって、R34aはアルキル、アルケニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクロアルキルである)、−SONR3535a(ここで、R35は水素またはアルキルであって、R35aはアルキル、アルケニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクロアルキルである)、−NR32C(O)R32a(ここで、R32は水素またはアルキルであって、R32aはアルキル、アルケニル、アルコキシ、またはシクロアルキルである)、−NR3030’(ここで、R30およびR30’は独立して水素、アルキル、またはヒドロキシアルキルである)、および−C(O)NR3333a(ここで、R33は水素またはアルキルであって、R33aはアルキル、アルケニル、アルキニル、またはシクロアルキルである)、から独立して選択された1、2、3、4または5個の基で置換されていてもよく;
はアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルであり;ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルは、独立して、所望により、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、およびジアルキルアミノから選択される1、2、3、4、または5個の基で置換されていてもよく;
25およびR25bは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、または所望により置換されていてもよいアリールであり;
25aは水素、アルキル、またはアルケニルである;
群B:
Aは、所望により、R10、R12、R14、R16およびR19から選択される1、2、3、または4個の基で置換されていてもよいヘテロアリーレンであり、ここで、R10、R12、R14、およびR16は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロアルキル、アルキルスルホニルアミノ、アルキルカルボニル、アルケニルカルボニル、アルコキシカルボニル、アルケニルオキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、またはアルキルカルボニルアミノであり;ここで、R19は水素、アルキル、またはアルケニルであり;およびここで、各アルキルおよびアルケニルは、単独で、あるいはR10、R12、R14、R16およびR19内の別の群の一部として、独立して、所望により、ハロ、ヒドロキシ、またはアルコキシで置換されていてもよく;
Xはアルキル、ハロ、ハロアルキル、またはハロアルコキシであり;
、R、R、R、R、およびRは、独立して水素、ハロ、ニトロ、−NR8’、−OR、−NHS(O)、−CN、−S(O)、−S(O)NR8’、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR8’、−NRC(O)OR8’、−NRC(O)NR8’8’’、−NRC(O)OR8’、−NRC(O)R8’、−CHN(R25)(NR25a25b)、−CHNR25C(=NH)(NR25a25b)、−CHNR25C(=NH)(N(R25a)(NO)、−CHNR25C(=NH)(N(R25a)(CN)、−CHNR25C(=NH)(R25)、−CHNR25C(NR25a25b)=CH(NO)、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアリール、またはヘテロシクロアルキルであり、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルは、独立して、所望により、ハロ、アルキル、ハロアルキル、ニトロ、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいアリールアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロアリール、−OR、−NR8’、−NRS(O)、−CN、−S(O)、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR8’、−NRC(O)NR8’8’’−NRC(O)OR8’および−NRC(O)R8’から独立して選択される1、2、3、4、5、6または7個の基で置換され;あるいはRおよびRが結合している炭素と一緒になったRおよびR、RおよびRが結合している炭素と一緒になったRおよびR、ならびに、RおよびRが結合している炭素と一緒になったRおよびRのうちの1つは、C(O)またはC(=NOH)を形成し;
mは1または2であり;
は水素、ハロ、またはアルキルであり;
、R8’およびR8”は、独立して、水素、ヒドロキシ、所望により置換されていてもよいアルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルから選択され、ここに、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルは、独立して、所望により、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、所望により置換されていてもよいアルコキシ、アルコキシアルキル、ハロアルキル、カルボキシ、カルボキシエステル、ニトロ、シアノ、―S(O)31(ここで、nは0、1または2であって、R31は、所望により置換されていてもよいアルキル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、または所望により置換されていてもよいヘテロアリールである)、−NR36SO36a(ここで、R36は水素、アルキル、またはアルケニルであって、R36aはアルキル、アルケニル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキルまたは所望により置換されていてもよいヘテロアリール)、−SONR3737a(ここで、R37は水素、アルキル、またはアルケニルであって、R37aはアルキル、アルケニル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキルまたは所望により置換されていてもよいヘテロアリールである)、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいアリールアルキル、所望により置換されていてもよいアリールオキシ、所望により置換されていてもよいアリールアルキルオキシ、所望により置換されていてもよいヘテロアリール、−NHC(O)R32(ここで、R32は、アルキル、アルケニル、アルコキシ、またはシクロアルキルである)、および−NR3030’(ここで、R30およびR30’は、独立して、水素、アルキル、またはヒドロキシアルキルである)、および−C(O)NHR33(ここに、R33は、アルキル、アルケニル、アルキニル、またはシクロアルキルである)から独立して、選択される1、2、3、4、または5個の基で置換されていてもよい;
群C:
Aは
【化119】

であり、ここで、R10は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロアルキル、−NHS(O)、−CN、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR8’および−NRC(O)R8’であり;
10aは、水素、アルキル、アルケニルであり;
は=CH−または=N−であり;
Xはアルキル、ハロ、ハロアルキル、またはハロアルコキシであり;
、R、R、R、R、およびRは、独立して、水素、ハロ、ニトロ、−NR8’、−OR、−NHS(O)、−CN、−S(O)、−S(O)NR8’、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR8’、−NRC(O)OR8’、−NRC(O)NR8’8’’、−NRC(O)OR8’、−NRC(O)R8’、−CHN(R25)(NR25a25b)、−CHNR25C(=NH)(NR25a25b)、−CHNR25C(=NH)(N(R25a)(NO)、−CHNR25C(=NH)(N(R25a)(CN)、−CHNR25C(=NH)(R25)、−CHNR25C(NR25a25b)=CH(NO)、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアリール、またはヘテロシクロアルキルであり、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルは、独立して所望により、ハロ、アルキル、ハロアルキル、ニトロ、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいアリールアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロアリール、−OR、−NR8’、−NRS(O)、−CN、−S(O)、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR8’、−NRC(O)NR8’8’’−NRC(O)OR8’および−NRC(O)R8’から独立して選択される1、2、3、4、5、6または7個の基で置換されていてもよく;あるいはRおよびRが結合している炭素と一緒になったRおよびR、RおよびRが結合している炭素と一緒になったRおよびR、ならびに、RおよびRが結合している炭素と一緒になったRおよびRのうちの1つは、C(O)またはC(=NOH)を形成し;
mは1または2であり;
は水素、ハロまたはアルキルであり;
、R8’およびR8”は、独立して、水素、ヒドロキシ、所望により置換されていてもよいアルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルは、独立して、所望により、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、所望により置換されていてもよいアルコキシ、アルコキシアルキル、ハロアルキル、カルボキシ、カルボキシエステル、ニトロ、シアノ、−S(O)31(ここで、nは0、1または2であって、R31は所望により置換されていてもよいアルキル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、または所望により置換されていてもよいヘテロアリールである)、−NR36SO36a(ここで、R36は水素、アルキル、またはアルケニルであって、R36aはアルキル、アルケニル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、または所望により置換されていてもよいヘテロアリールである)、−SONR3737a(ここで、R37は水素、アルキル、またはアルケニルであって、R37aはアルキル、アルケニル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、または所望により置換されていてもよいヘテロアリールである)、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいアリールアルキル、所望により置換されていてもよいアリールオキシ、所望により置換されていてもよいアリールアルキルオキシ、所望により置換されていてもよいヘテロアリール、−NHC(O)R32(ここで、R32はアルキル、アルケニル、アルコキシ、またはシクロアルキルである)、および−NR3030’(ここで、R30およびR30’は独立して、水素、アルキル、またはヒドロキシアルキルである)、および−C(O)NHR33(ここで、R33はアルキル、アルケニル、アルキニル、またはシクロアルキルである)から独立して選択される1、2、3、4、または5個の基で置換されていてもよく;あるいは
群D:
Aは
【化120】

であり;
40およびR40aは独立して水素またはアルキルであり;
Xはアルキル、ハロ、ハロアルキル、またはハロアルコキシであり;
、R、R、R、R、およびRは、独立して、水素、ハロ、ニトロ、−NR8’、−OR、−NHS(O)、−CN、−S(O)、−S(O)NR8’、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR8’、−NRC(O)OR8’、−NRC(O)NR8’8’’、−NRC(O)OR8’、−NRC(O)R8’、−CHN(R25)(NR25a25b)、−CHNR25C(=NH)(NR25a25b)、−CHNR25C(=NH)(N(R25a)(NO)、−CHNR25C(=NH)(N(R25a)(CN)、−CHNR25C(=NH)(R25)、−CHNR25C(NR25a25b)=CH(NO)、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアリール、またはヘテロシクロアルキルであり、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルは、独立して、所望により、ハロ、アルキル、ハロアルキル、ニトロ、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいアリールアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロアリール、−OR、−NR8’、−NRS(O)、−CN、−S(O)、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR8’、−NRC(O)NR8’8’’−NRC(O)OR8’および−NRC(O)R8’から独立して選択される1、2、3、4、5、6または7個の基で置換されていてもよく;あるいはRおよびRが結合している炭素と一緒になったRおよびR、RおよびRが結合している炭素と一緒になったRおよびR、ならびに、RおよびRが結合している炭素と一緒になったRおよびRのうちの1つは、C(O)またはC(=NOH)を形成し;
mは1または2であり;
は水素、ハロまたはアルキルであり;
、R8’およびR8”は、独立して、水素、ヒドロキシ、所望により置換されていてもよいアルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルは、独立して、所望により、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、所望により置換されていてもよいアルコキシ、アルコキシアルキル、ハロアルキル、カルボキシ、カルボキシエステル、ニトロ、シアノ、―S(O)31(ここで、nは0、1、または2であって、R31は所望により置換されていてもよいアルキル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、または所望により置換されていてもよいヘテロアリールである)、−NR36SO36a(ここで、R36は、水素、アルキル、またはアルケニルであって、R36aはアルキル、アルケニル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、または所望により置換されていてもよいヘテロアリールである)、−SONR3737a(ここで、R37は水素、アルキル、またはアルケニルであって、R37aはアルキル、アルケニル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、または所望により置換されていてもよいヘテロアリールである)、所望により置換されていてもよいシクロアルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクロアルキル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいアリールアルキル、所望により置換されていてもよいアリールオキシ、所望により置換されていてもよいアリールアルキルオキシ、所望により置換されていてもよいヘテロアリール、−NHC(O)R32(ここで、R32はアルキル、アルケニル、アルコキシ、またはシクロアルキルである)、および−NR3030’(ここで、R30およびR30’は独立して水素、アルキル、またはヒドロキシアルキルである)、−C(O)NHR33(ここで、R33はアルキル、アルケニル、アルキニル、またはシクロアルキルである)から独立して選択される1、2、3、4、または5個の基で置換されていてもよい)
で定義される、方法。
【請求項2】
前記癌が、黒色腫、結腸癌、直腸癌、膵臓癌、乳癌、非小細胞肺癌、小細胞肺癌、乳頭甲状腺癌、退形成性甲状腺癌、子宮内膜癌、または卵巣癌である、請求項1記載の方法。
【請求項3】
患者に、治療有効量の式Iの化合物、またはその医薬上許容される塩または溶媒和物を投与する工程;あるいは治療有効量の式Iの化合物、および医薬上許容される担体、賦形剤、または希釈剤を、1種以上の化学治療剤と組合せて投与する工程を含む、癌を治療するための請求項1または2記載の方法。
【請求項4】
1種以上の前記化学治療剤が、タキサン、プラチン、トポイソメラーゼ阻害剤、アルキル化剤、抗代謝産物、抗微小管剤、およびbcr−abl阻害剤から選択される、請求項3記載の方法。
【請求項5】
1種以上の前記化学治療剤が、ラパマイシン、カルボプラチン、シスプラチン、オキサリプラチン、ゲムシタビン、ダカルバジン、トポテカン、イリノテカン、ソラフェニブ、パクタキタキセル、およびドセタキセルから選択される、請求項3記載の方法。
【請求項6】
1種以上の前記化学治療剤がAKT阻害剤である、請求項3記載の方法。
【請求項7】
1種以上の前記化学治療剤がcMET阻害剤である、請求項3記載の方法。
【請求項8】
1種以上の前記化学治療剤が
【表25−1】

【表25−2】

【表25−3】

【表25−4】

【表25−5】

【表25−6】

【表25−7】

【表25−8】

【表25−9】

【表25−10】

【表25−11】

【表25−12】

【表25−13】

【表25−14】

【表25−15】

【表25−16】

【表25−17】

【表25−18】

【表25−19】

から選択される、請求項3記載の方法。
【請求項9】
1種以上の前記化学治療剤がEGFR阻害剤である、請求項3記載の方法。
【請求項10】
前記化学治療剤の一種が、ラパチニブ(Tykerb(登録商標))、ゲフィニチブ(Iressa(登録商標))、エルロチニブ(Tarceva(登録商標))、ザクティマ(ZD6474)、AEE788およびHKI−272、EKB−569、CI1033から選択される、請求項3記載の方法。
【請求項11】
前記化学治療剤の一種が
【表26−1】

【表26−2】

【表26−3】

【表26−4】

【表26−5】

【表26−6】

【表26−7】

【表26−8】

【表26−9】

【表26−10】

【表26−11】

から選択される、請求項3記載の方法。
【請求項12】
前記化学治療剤の一種が、所望により、医薬上許容される塩、溶媒和物、または水和物としての、N−(3,4−ジクロロ−2−フルオロフェニル)−7−({[(3aR,5r,6aS)−2−メチルオクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル]メチル}オキシ)−6−(メチルオキシ)キナゾリン−4−アミン;N−(4−ブロモ−3−クロロ−2−フルオロフェニル)−7−({[(3aR,5r,6aS)−2−メチルオクタヒドロシクロ−ペンタ[c]ピロール−5−イル]メチル}オキシ)−6−(メチルオキシ)キナゾリン−4−アミン;N−(3,4−ジクロロ−2−フルオロフェニル)−7−({[(3aR,5s,6aS)−2−メチルオクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル]メチル}オキシ)−6−(メチルオキシ)キナゾリン−4−アミン;N−(4−ブロモ−3−クロロ−2−フルオロフェニル)−7−({[(3aR,5s,6aS)−2−メチルオクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル]メチル}オキシ)−6−(メチルオキシ)キナゾリン−4−アミンから選択される、請求項3記載の方法。
【請求項13】
前記化学治療剤の一種が、N−(3,4−ジクロロ−2−フルオロフェニル)−7−({[(3aR,5r,6aS)−2−メチルオクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル]メチル}オキシ)−6−(メチルオキシ)キナゾリン−4−アミン、または、所望により、その医薬上許容される塩、溶媒和物または水和物である、請求項3記載の方法。
【請求項14】
前記化学治療剤の一種が
【表27−1】

【表27−2】

【表27−3】

【表27−4】

【表27−5】

【表27−6】

【表27−7】

から選択される、請求項3記載の方法。
【請求項15】
1種以上の前記化学治療剤がErbB2阻害剤である、請求項3記載の方法。
【請求項16】
1種以上の前記化学治療剤がHSP90阻害剤である、請求項3記載の方法。
【請求項17】
1種以上の前記化学治療剤が17−AAG、17−DMAG、ゲルダナマイシン、5−2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(4−(モルホリノメチル)フェニル)イソオキサゾール−3−カルボキサミド、6−クロロ−9−((4−メトキシ−3,5−ジメチルピリジン−2−イル)メチル)−9H−プリン−2−アミンから選択される、請求項3記載の方法。
【請求項18】
1種以上の前記化学治療剤がIGF1R阻害剤である、請求項3記載の方法。
【請求項19】
1種以上の前記化学治療剤がVEGFR阻害剤である、請求項3記載の方法。
【請求項20】
1種以上の前記化学治療剤がRaf阻害剤である、請求項3記載の方法。
【請求項21】
前記化学治療剤の一種がソラフェニブである、請求項3記載の方法。
【請求項22】
前記化学治療剤の一種が
【表28−1】

【表28−2】

【表28−3】

【表28−4】

【表28−5】

【表28−6】

【表28−7】

【表28−8】

【表28−9】

【表28−10】

【表28−11】

【表28−12】

【表28−13】

【表28−14】

【表28−15】

【表28−16】

【表28−17】

【表28−18】

【表28−19】

【表28−20】

【表28−21】

【表28−22】

【表28−23】

【表28−24】

【表28−25】

から選択される、請求項3記載の方法。
【請求項23】
1種以上の前記化学治療剤が、ラパマイシン、ラパマイシンアナログPI103、SF1126、およびBEZ235から選択される、請求項3記載の方法。
【請求項24】
1種以上の前記化学治療剤が、ラパマイシン、CCI−779、AP23573、RAD001、PI103、およびSF1126から選択される、請求項3記載の方法。
【請求項25】
1種以上の前記化学治療剤が、ラパマイシンである、請求項3記載の方法。
【請求項26】
1種以上の前記治療が放射線である、請求項1または2記載の方法。
【請求項27】
1種以上の前記治療が1種以上の抗体である、請求項1または2記載の方法。
【請求項28】
1種以上の前記抗体が、イマチニブ(すなわち、Gleevec(登録商標)、αIGF−1R A12 MoAb、IGF−1R 19D12、IGF−1R h7C10およびIGF−1R CP−751871、アレムツズマブ、ベバシズマブ(Avastin(登録商標)、セツキシマブ(Erbitux(登録商標)、ゲムツズマブ、ゲムツズマブオゾガマイシン、イブリツモマブ(チムキシセタン)、パニツムマブ、リツキシマブ、トシツモマブ、およびトラスツズマブ、(Herceptin(登録商標))から選択される、請求項27記載の方法。
【請求項29】
1種以上の前記治療が外科的処置である、請求項1または2記載の方法。
【請求項30】
1種以上のホルモン療法がタモキシフェンおよびアロマターゼ阻害剤から選択される、請求項1または2記載の方法。
【請求項31】
前記癌が悪性黒色腫であって、1種以上の前記治療が外科的処置、および1種以上の化学治療剤から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項32】
1種以上の前記化学治療剤が、ソラフェニブ、パクリタキセル(Taxol(登録商標))、ドセタキセル(Taxotere(登録商標))ダカルバジン、ラパマイシン、イマチニブメシレート(Gleevec(登録商標))ソラフェニブ、およびカルボプラチンから選択される、請求項31記載の方法。
【請求項33】
前記癌が結腸または直腸癌であって、1種以上の前記治療が、外科的処置、放射線、1種以上の化学治療剤、および1種以上の抗体から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項34】
化学治療剤の1以上がオキサリプラチン、5−フルオロウラシル、カペシタビン(Xeloda)、イリノテカン(Camptosar)、FOLFOX(フォリン酸、5−FU、オキサリプラチン)、およびロイコボリンから選択される請求項33記載の方法。
【請求項35】
1種以上の前記抗体がベバシズマブおよびセツキシマブから選択される請求項33記載の方法。
【請求項36】
前記癌が膵臓癌であって、1種以上の前記治療が外科的処置、放射線、および1種以上の化学治療剤から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項37】
1種以上の前記化学治療剤が、エルロチニブ(Tarceva(登録商標))、ゲムシタビン、5−フルオロウラシル、ロイコボリン、シスポラチン、ゲムシタビン、イリノテカン、パクリタキセル、カペシタビン、オキサリプラチン、およびストレプトゾシンから選択される、請求項36記載の方法。
【請求項38】
前記癌が乳癌であって、1種以上の前記治療が、外科的処置、放射線、1種以上の化学治療剤、1種以上のホルモン療法、および1種以上の抗体から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項39】
1種以上の前記化学治療剤が、ラパチニブ(Tykerb(登録商標))、パクリタキセル(Taxol(登録商標))、ドセタキセル、シクロホスファミド(Cytoxan)、メトトレキサート、5−フルオロウラシル、ドキソルビシル、エピルビシン、ゲムシタビン、カルボプラチン(Paraplatin)、シスプラチン(Platinol)、ビノレルビン(Navelbine)、カペシタビン(Xeloda)、PEG化リポソームドキソルビシン(Doxil)、およびアルブミン−結合パクリタキセル(Abraxane)から選択される、請求項38記載の方法。
【請求項40】
1種以上の前記抗体が、αIGF−1R A12 MoAb、ベバシズマブ(Avastin(登録商標))、およびトラスツズマブから選択される、請求項38記載の方法。
【請求項41】
1種以上の前記ホルモン療法が、タモキシフェン、トレミフェン(Fareston)、フルべストラント(Faslodex)、酢酸メゲストロール(Megace)、卵巣切除、およびアロマターゼ阻害剤から選択される、請求項38記載の方法。
【請求項42】
前記癌が非小細胞肺癌であって、1種以上の前記治療が外科的処置、放射線、1種以上の抗体、および1種以上の化学治療剤から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項43】
前記化学治療剤がシスプラチン、オキサリプラチン、カルボプラチン、ザクティマ(ZD6474)、パクリタキセル、ドセタキセル、ゲムシタビン、ビノレルビン、イリノテカン、エトポシド、ビンブラスチン、エルロチニブおよびペメトレキセドから選択される、請求項42記載の方法。
【請求項44】
1種以上の前記抗体がベバシズマブである、請求項42記載の方法。
【請求項45】
前記癌が小細胞肺癌であって、1種以上の前記治療が外科的処置、放射線および1種以上の化学治療剤から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項46】
1種以上の前記化学治療剤が、シスプラチン、オキサリプラチン、カルボプラチン、エトポシド、イリノテカン、ホスファミド、パクリキセル、ドセタキセル、ゲムシタビン、トポテカン、シクロホスファミド/ドキソルビシン/ビンクリスチン(CAV)、メトトレキサートおよびビノレルビンから選択される、請求項45記載の方法。
【請求項47】
前記癌が乳頭または退形成性甲状腺癌であって、1種以上の前記治療が外科的処置、放射線、放射性ヨウ素療法、1種以上のホルモン療法、および1種以上の化学治療剤である請求項1記載の方法。
【請求項48】
1種以上の前記化学治療剤が、甲状腺ホルモン剤、ドキソルビシン、およびプラチンから選択される、請求項47記載の方法。
【請求項49】
前記癌が子宮内膜癌であって、1種以上の前記治療が外科的処置、放射線、ホルモン療法および1種以上の化学治療剤である、請求項1記載の方法。
【請求項50】
1種以上の前記化学治療剤が、パクリタキセル、ドキソルビシンおよびシスプラチンから選択される、請求項49記載の方法。
【請求項51】
1種以上の前記ホルモン療法が、酢酸メドロキシプロゲステロン、酢酸メゲストロール、およびタモキシフェンから選択される、請求項49記載の方法。
【請求項52】
前記癌が卵巣癌であって、1種以上の前記治療が外科的処置、放射線、および1種以上の化学治療剤から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項53】
1種以上の前記化学治療剤がシスプラチン、オキサリプラチン、カルボプラチン、パクリタキセル、ドセタキセル、トポテカン、ドキソルビシン(アドリアマイシン)、リポソームドキソルビシン(Doxil)、ゲムシタビン、シクロホスファミド、ビノレルビン(Navelbine)、ヘキサメチルメラミン、イフォスファミド、およびエトポシドから選択される、請求項52記載の方法。
【請求項54】
1種以上の前記治療が、放射線および外科的処置から選択される、請求項1または2記載の方法。
【請求項55】
1種以上の前記治療が、ラパマイシン、CCI−779、AP23573、RAD001、カルボプラチン、シスプラチン、オキサリプラチン、ゲムシタビン、ダカルバジン、トポテカン、イリノテカン、ソラフェニブ、パクリタキセル、ドセタキセル、ラパチニブ(Tykerb(登録商標))、ゲフィチニブ(Iressa(登録商標))、エルロチニブ(Tarceva(登録商標))、ザクティマ(ZD6474)、5−フルオロウラシル、カペシタビン(Xeloda)、FOLFOX(フォリン酸、5−FU、オキサリプラチン)、ストレプトゾシン、シクロホスファミド(Cytoxan)、メトトレキサート、ドキソルビシン、エピルビシン、ビノレルビン(Navelbine)、PEG化リポソームドキソルビシン(Doxil)、およびアルブミン−結合パクリタキセル(Abraxane)、エトポシド、ビンブラスチン、ペメトレキセド、ロイコボリン、ホスファミド、シクロホスファミド/ドキソルビシン/ビンクリスチン(CAV)、甲状腺ホルモン剤、ヘキサメチルメラミン、イホスファミド、イマチニブ(すなわち、Gleevec(登録商標))、αIGF−1R A12 MoAb、IGF−1R 19D12、IGF−1R h7C10、IGF−1R CP−751871、アレムツズマブ、ベバシズマブ(Avastin(登録商標))、セツキシマブ(Erbitux(登録商標))、ゲムツズマブ、ゲムツズマブオゾガマイシン、イブリツモマブ(チオキセタン)、パニツムマブ、リツキシマブ、トリツモマブ、トラスツズマブ(Herceptin(登録商標))、タモキシフェン、トレミフェン(Fareston)、フルベストラント(Faslodex)、酢酸メゲストロール(Megace)、卵巣切除、酢酸メドロキシプロゲステロン、酢酸メゲストロール、およびアロマターゼ阻害剤から選択される、請求項1または2記載の方法。
【請求項56】
前記化学治療剤の1種が、所望によりその医薬上許容される塩または水和物としての、式100:
【化121】

(式中、qは1、2、または3であり;Eは−NR−、−O−、または存在せず、およびYは−CHCH−、−CH−、または存在せず、但し、Eが−NR−、または−O−である場合、Yは−CHCH−であり;Rはハロゲン、トリハロメチル、−CN、−NO、−OR、および所望により置換されていてもよい低級アルキルから選択され;Rは−H、所望により置換されていてもよい低級アルキル、−CO、−C(O)N(R)R、−SO、および−C(O)R;から選択される)
またはその単一幾何異性体、立体異性体、ラセミ体、エナンチオマーまたはジアスレオマーである、請求項1または2記載の方法。
【請求項57】
前記化学治療剤の1つが式101:
【化122】

(式中Aは3〜7員脂環式、5〜6員オルトアリーレン、または1〜3個のヘテロ原子を含有する5〜6員オルト−ヘテロアリーレンであり、いずれも所望により4つまでのRで置換されていてもよく;各Rは、独立して、−H、ハロゲン、−CN、−NO、−OR、−N(R)R、−S(O)0−2、−SON(R)R、−CO、−C(O)N(R)R、−N(R)SO、−N(R)C(O)R、−N(R)CO、−C(O)R、−OC(O)R、所望により置換されていてもよいC1−6アルキル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいアリールC1−6アルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクリルおよび所望により置換されていてもよいヘテロシクリルC1−6アルキルから選択され;
所望により、Rの2つは、それらが結合している原子と一緒になって、Aと縮合した第1の環系を形成し、該第1の環系は0〜3個のRで置換されており;
、XおよびXは独立して、−CR=または−N=;から選択され;
各Rは、独立して、−H、ハロゲン、−CN、−NO、−OR、−N(R)R、−S(O)0−2、−SON(R)R、−CO、−C(O)N(R)R、−N(R)SO、−N(R)C(O)R、−N(R)CO、−C(O)R、−OC(O)R、所望により置換されていてもよいC1−6アルキル、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいアリールC1−6アルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクリル、および所望により置換されていてもよいヘテロシクリルC1−6アルキルから選択され;
ZおよびXは各々、独立して−C(R)=、−N=、−N(R)−、−S(O)0−2−、および−O−;から選択され;
EおよびYは、各々、独立して、非存在、−C(R)(R)−、−C(=O)−、−C(R)=、および−N=から選択されるが、EおよびYの両方が存在しないことはなく、そしてZおよびXの両方が−N=である場合、EおよびYの両方が−N=ではなく;
各Rは、独立して、R、−N(R)(R)、−C(O)N(R)R、−N(R)CO、−N(R)C(O)N(R)R、および−N(R)C(O)Rから選択され;
各Rは独立して、−H、所望により置換されていてもよいC1−6アルキル、所望により置換されていてもよいC3−7脂環式、所望により置換されていてもよいアリール、所望により置換されていてもよいアリールC1−3アルキル、所望により置換されていてもよいヘテロシクリルおよび所望により置換されていてもよいヘテロシクリルC1−3アルキルから選択され;
所望によりRの2つは、それらが結合している共通の窒素と一緒になる場合、所望により置換されていてもよい5〜7員ヘテロシクリルを形成し、該所望により置換されていてもよい5〜7員ヘテロシクリルは、所望により、N、O、SおよびPから選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含み;
Gは−CO、−C(O)R、−C(O)N(R)R、−C(O)(NR)、−C(O)NR[C(R0−1、−C(O)NRO[C(R0−1、−N(R)CO、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)R、−S(O)0−2、−SON(R)R、所望により置換されていてもよいアリールC0−3アルキル、および所望により置換されていてもよいヘテロシクリルC0−3アルキルから選択され;
但し、化合物は2−[(3,4−ジヒドロ−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾオキサジンー6−イル)カルボニル]−N−(2−フラニルメチル)−ベンズアミド、N−シクロプロピル−2−[(3,4−ジヒドロ−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル)カルボニル]−ベンズアミド、または2−[(3,4−ジヒドロ−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル)カルボニル]−N−(フェニルメチル)−ベンズアミドではない)
またはその医薬上許容される塩、水和物または溶媒和物である、請求項1記載の方法。
【請求項58】
式Iの化合物が、
【表29−1】

【表29−2】

【表29−3】

【表29−4】

【表29−5】

【表29−6】

【表29−7】

【表29−8】

【表29−9】

【表29−10】

【表29−11】

【表29−12】

【表29−13】

【表29−14】

【表29−15】

から選択される、請求項1、2、3、5、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56または57記載の方法。

【公表番号】特表2010−513288(P2010−513288A)
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−541420(P2009−541420)
【出願日】平成19年12月14日(2007.12.14)
【国際出願番号】PCT/US2007/025751
【国際公開番号】WO2008/076415
【国際公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【出願人】(506024489)エグゼリクシス, インコーポレイテッド (50)
【Fターム(参考)】