説明

ゴム重量検知システム及び重量検知方法

【課題】タイヤ成形工程を止めずに細帯状のゴムの使用量の検知を全てのタイヤについて容易かつ低コストで実行する。
【解決手段】射出成形機6から連続的に押し出される細帯状のゴムNを、一対のローラヘッド3、4で圧延してタイヤ成形ドラム1に巻き付ける、ゴム成形装置における前記ゴムNの重量検知システムである。この検知システムは、前記ゴムNの幅検出器7、前記ローラヘッド間の間隔検出器8、ローラヘッドの回転速度検出器5、ゴムの温度検出器9及び制御部10を備え、制御部10は、前記各手段で得られたデータから算出した押出しゴムの断面積、ゴム押出し速度、当該温度におけるゴム密度から、成形に使用した前記ゴムNの重量をタイヤ成形工程中所定時間毎に算出して出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、射出成形機から連続的に押し出した帯状ゴム(リボンともいう)を成形ドラムで巻き取ってタイヤ成形を行う成形装置又は成形方法において、使用した細帯状のゴムの重量を検知するゴム重量検知システム及び重量検知方法に関する。
【背景技術】
【0002】
タイヤ成形において、細帯状のゴムをタイヤ成形ドラム上に巻き付け、各種のタイヤ構成部材を成形することが行われているが、タイヤの品質、例えばユニフォーミティを維持する等のために、タイヤの構成部材となるゴムの重量等を精度良く制御して成形することが必要である。
そのため、細帯状のゴムの巻き取りに際して、射出成形機によるゴムの押出し速度及びタイヤ成形ドラムの表面速度を一致させる等の制御が行われている。
【0003】
例えば、射出成形機から射出又は押出される細帯状のゴム(押出物)を張力制御し、その量及び形状を精度良く維持しながらタイヤ成形ドラムに巻付けるために、細帯状のゴムのたるみ変位データを検出して、予め設定した目標変位データと比較して変位データの誤差値を算出し、この誤差値から、射出成形機の射出速度、射出容量及び射出サイクルの条件により演算定数を選定してタイヤ成形ドラム回転速度を設定し、その回転速度を制御することで、タイヤ成形ドラムの表面速度と射出成形機の射出速度を常に一致させるように同期制御し、精度よくタイヤ成形ドラムに巻き付けるようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
【0004】
また、射出成形機から押出される細帯状のゴムをタイヤ成形ドラムに巻き付ける際に、細帯状のゴム(帯状ゴム)の幅の変動を抑制し、細帯状のゴムの形状及び重量を均一化して精度良く巻き付けるため、射出機のヘッド部に細帯状のゴムの弛み量を検出する弛み検出器を、また射出成形機の吐出口と前記タイヤ成形ドラムとの間に幅検出器を配置して射出成形機から押出された細帯状のゴムの弛み量と幅とを計測し、制御部で計測された弛み量から得た射出速度と、幅検出器で計測された細帯状のゴムの幅の変化とに応じてドラム巻き付け速度を調整するよう制御するものも知られている(特許文献2)。
【0005】
しかしながら、これらの従来技術は、帯状ゴム(細帯状のゴム)を安定してタイヤ成形ドラムに巻き付けるための制御を行うだけで、巻き付けゴムの量(重量)が常に一定になるように制御するものではないから、上記制御をいくら精緻に実施しても、製品タイヤにおいて細帯状のゴム重量が常に一定であることを保証するものではない。
ところで、タイヤ成形ドラムに射出成形機から押し出されたゴムを巻き付けてタイヤを成形する方法では、多種類のゴムを各部位に分けて巻き付けるため、個々の部材の重量管理は容易ではなく、とくに成形ドラムに巻き付けた細帯状のゴムの重量をオンライン(製造ライン上)で測定するのは困難である。そのため、タイヤに使用した細帯状のゴムの重量を測定しようとすれば、一旦タイヤをドラムから取り外して測定を行うことが必要であり、量産ラインで全数についてこのような測定を行うのは事実上不可能である。
【0006】
そこで、ドラム本体にロードセルなどを取り付け、細帯状のゴムの重量を実測する方法を採用することも考えられないわけではないが、機械部品と比較して細帯状のゴムの重量は僅かであり、精度よく測定できないだけではなく、それを行うためにはドラム本体の構造も複雑になり、コスト高になってしまうという問題がある。
【0007】
このように、従来はオンラインでの巻き付けゴム重量の測定は不可能であり、他方、ドラムを取り外して測定する方法では、一旦取り外したドラムは、以降の工程には戻せないため、得られるデータはそのロットのサンプルデータにしか過ぎず、全数測定は不可能であるため、タイヤ全数についてその使用細帯状のゴムの重量を保証することは不可能であった。
【0008】
【特許文献1】特開2002−103477号公報
【特許文献2】特開2004−90301号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、以上の従来の問題に鑑みなされたものであって、その目的は、量産ラインでタイヤ成形ドラムに帯状のゴムを巻き付けて成形する際に、タイヤをドラムから外すことなく細帯状のゴム重量をオンライン(製造ライン)上で容易且つ正確に、しかも全数測定できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1の発明は、射出成形機から押出された細帯状のゴムを一対のローラヘッドで圧延してタイヤ成形ドラムに巻き付けるタイヤ成形装置で使用するゴム重量検知システムであって、圧延後のゴム幅を計測するゴム幅検出手段、前記ローラヘッド間の間隔を計測する間隔検出手段、ゴムの温度検出手段及び、前記ゴムの押出速度を算出し、かつ、該押出速度、前記ゴムの幅、測定温度におけるゴム密度及び押し出し時間に基づき、成形に使用した前記ゴム重量を算出する演算手段を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載された前記細帯状のゴムの重量検知システムにおいて、前記演算手段が前記一対のローラヘッド間の間隔、細帯状のゴムの幅、及び前記ローラヘッドの形状により決定される形状に基づき細帯状のゴムの断面積を算出することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載された前記細帯状のゴムの重量検知システムにおいて、前記演算手段は、前記一対のローラヘッドの一方の回転数を該ローラヘッド間の平均間隔の補正を加えて前記ゴムの押出速度を算出することを特徴とする。
請求項4の発明は、射出成形機から押出された細帯状のゴムを一対のローラヘッドで圧延した後に、タイヤ成形ドラムに巻き付ける前記細帯状のゴムの成形工程において前記ゴムの重量を検知する方法であって、圧延後のローラヘッド上の前記ゴム幅、前記ローラヘッド間の間隔、前記ゴムの温度を測定する工程、前記ゴムの押出速度を算出する工程、測定された前記ゴム幅、ローラヘッド間の間隔、及び前記一対のローラヘッドで形成される間隙の形状に基づき前記ゴムの断面積を算出する工程、前記ゴムの測定温度に応じたゴム密度を得る工程、得られた前記ゴムの押出速度、断面積、ゴム密度及び押し出し時間に基づき成形に使用したゴム重量を算出する工程を有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載された細帯状のゴムの重量検知方法を、前記タイヤ成形工程中所定時間毎に実行することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4に記載された細帯状のゴムの重量検知方法を、前記タイヤ成形工程中連続的に実行することを特徴とする。
【0011】
(作用)
射出成形機から連続的に押し出した帯状ゴム(リボン)を上下のローラで圧延した後に、タイヤ成形ドラムに巻き付けるタイヤ成形工程において、細帯状のゴムの給送速度、幅、断面積を算出又は測定して、これと細帯状のゴムの温度に応じた密度からタイヤ成形ドラムに巻き取られる細帯状のゴムの総重量を求める。
この細帯状のゴムの総重量を求めるため、前記ローラヘッドのギャップ、ローラヘッドの回転数、ローラヘッド上の細帯状のゴム幅、押し出しゴムの温度データ、当該温度におけるゴムの密度を、所定の演算周期毎にサンプリングし、それらに基づきゴム押出し速度を算出し、細帯状のゴムの重量を得る。これをタイヤ成形工程中全てのタイヤについて、所定時間毎に或いは実質的に連続して行うことで全てのタイヤにおける細帯状のゴム重量の検知をリアルタイムで行う。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、細帯状のゴムをオンラインで容易に重量検知ができるようにしたため、抜き取り検査が不要であるばかりではなく、生産効率も低下しないという効果がある。また、全数測定可能であるため、各巻き付け部材の重量保証が可能であり、例えばユニフォーミティ等、品質が良好なタイヤを安定して提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の細帯状のゴム重量検知方法及び検知システムの実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の細帯状のゴム重量の測定を行うための検知システムを概略的に示した図である。
本検知システムは、タイヤ成形ドラム1と、タイヤ成形ドラム1の回転軸2の回転数を検出するドラム回転数検出器2aと、射出成形機6の口金(ノズル)6aから押し出されたゴム細帯状のゴムNを圧延すると共に、タイヤ成形ドラム1の表面に導く一対のローラヘッド即ち上ローラヘッド3及び下ローラヘッド4と、下ローラヘッド4の回転数を検出する下ローラヘッド回転検出器5と、射出成形機6の口金6aとタイヤ成形ドラム1との間に配置され、口金6から押し出された細帯状のゴムNの幅を検出する幅検出器7と、上下のローラヘッド3,4間の間隔(空隙の幅)を検出するローラヘッドギャップ検出器8と、射出成形機の口金6のところのゴムの温度を検出するゴム温度計9と、各検出データに基づき押し出しゴム量を演算し、かつ射出成形機6の射出速度やタイヤ成形ドラム1の回転速度制御等を行う制御部10とからなっている。
【0014】
ここで、制御部10は、演算等の処理を行うCPU及び記憶装置、演算処理やタイヤ成形機1、射出成形機6等の動作制御を行うプログラム等を格納したROM、演算処理や動作制御のためデータ等の記憶を行うRAMからなる記憶装置(図示せず)を備えており、RAMには、例えば細帯状のゴムを構成するゴム材料の各温度における密度を記録したゴム材料密度テーブル等が設けられている。
【0015】
以上の構成において、前記制御部10は、設定値に応じて細帯状のゴムの押出し速度を制御すると共に、タイヤ成形ドラム1の表面速度をこれに一致させるよう制御する。また、同時に、射出成形機6をこのドラム回転速度に同期してタイヤ成形ドラム1の幅方向に往復移動するように制御する。
これらの制御により、射出成形機6から押し出された帯状ゴム材料は、上ローラヘッド3と下ローラヘッド4で細帯状のゴムNに圧延された後、タイヤ成形ドラム1に巻き付けられる。
【0016】
本実施形態では、射出成形機6の口金6aから帯状ゴムを押し出し、上下ローラヘッド3、4で圧延した細帯状のゴムNをタイヤ成形ドラム1の表面上に巻き付ける際、ローラヘッドギャップ検出装置8にてローラーヘッド3、4の間隔A(mm)を測定し、同様に下ローラヘッド回転数検出器5で下ローラヘッド4の回転数Rrpmを、細帯状のゴム幅検出器(測定装置)7でゴム幅Wを、更に、ゴム温度計9で射出成形機6の口金6aのところのゴムの温度を検出又は測定し、それぞれの検出又は測定データは、所定時間Δt毎に制御部10から前記各測定又は検出器等に順次送信される送信要求信号に応じて制御部10に送信される。
【0017】
制御部10は、細帯状のゴム幅Wと、検出されたローラヘッドの間隔A(mm)とローラヘッド形状により決定される断面形状に基づき前記細帯状のゴムの平均厚みを算出し、これらのデータに基き押し出された細帯状のゴムの断面積Sを算出する。
また、制御部10は下ローラヘッド4の回転数Rrpmに、前記ローラヘッドの間の平均間隔即ち細帯状のゴムの平均厚みの補正を入れたゴム押出速度Vを算出し、かつ、前記測定されたゴム温度より、記憶装置のテーブルから当該温度におけるゴム密度ρ(g/mm)を読み出す。なお、ゴム押出速度Vを算出するに当たり、ゴム押出速度Vに与えるゴムの平均厚みの影響を考慮した前記補正は、例えば、実験により演算定数を求め演算時にこれを用いることで行う。
【0018】
図2は、押し出された細帯状のゴムNの断面積の計算例を示す図である。
即ち、この実施形態では、細帯状のゴムNは、上下のローラヘッド間の間隔Aと等しい最大厚さと幅Wを備えており、かつ前記ローラヘッド形状により決定される断面形状は、図示のように、細帯状のゴムの断面において両端に向かって間隔を減じる方向にテーパーが付された形状になっている。制御部10はこれらのデータに基づき、ローラヘッド間の平均間隔つまり細帯状のゴムの平均厚みを算出し、更に細帯状のゴムNの断面積を算出する。
【0019】
制御部10は、所定時間Δt毎に各検出器をスキャンする、即ち各検出器に所定時間間隔Δt毎に測定又は検知データ送信要求信号を送信して各検知手段からの検知データを集め、それらに基づきゴム押し出し速度V、細帯状のゴムの断面積Sを算出し、かつメモリ手段のテーブルから現在温度における細帯状のゴムの密度ρを読み出して、成形中に単位時間当たりに押し出される帯状ゴムの重量(ゴム重量G=V×S×ρ)を求め、これから所定時間(Δt)当たりの細帯状のゴム重量G・Δtを算出する。
【0020】
図3は、縦軸に各スキャン時における細帯状のゴム重量を、また、横軸にスキャン時間間隔Δtをとり、各スキャン時t1、t2・・・tnにおけるゴム押し出し重量G1、G2、・・・Gnが次のスキャン時までのΔt時間継続するとして算出したときの細帯状のゴム重量を示している。
ここで、時間t1から時間tnまでに使用された細帯状のゴム総重量ΣGは次式で表される。
ΣG=(G1+G2+・・・Gn)Δt、
【0021】
タイヤの成形工程では、多種類のゴムを部位に分けて巻き付けるため個々の巻き付けゴムの重量管理は煩雑であるが、本発明によれば、タイヤ成形ドラム状に巻き付けられるゴムの重量を、巻き付け工程を実施しながら同時に容易かつ精度よく検知できる。具体的には、ローラヘッドのギャップ、ローラヘッドの回転数、ローラヘッド上の細帯状のゴム幅、押し出しゴムの温度データを、所定の演算周期毎にサンプリングし、それに基づき温度補正を施して演算を行い細帯状のゴムの重量を得ることができるから、細帯状のゴムの重量管理が容易であり高品質のタイヤを安定的に提供することができる。
【0022】
なお、以上の説明において、Δtを極短い時間に設定すれば、制御部10は事実上連続的にその時点までの細帯状のゴム重量を演算出力することができる。
例えば、制御部10は、巻き付け開始からその時点までの細帯状のゴム重量を常に監視することができる他、図示しない表示装置に表示することもできる。
また、制御部10は、細帯状のゴムの重量と予め設定した設定値とを絶えず比較することも可能であり、比較の結果その差が所定の範囲から逸脱したときには、タイヤ成形ドラムの回転数を増減するように制御する。或いは射出成形機の射出速度等を変更する等の制御を行い、細帯状のゴムの重量を設定値に戻す制御を行うよう構成することもできる。制御部は、これらの制御を従来周知の制御技術に基づき適宜なし得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施形態に係る射出成形機を備えた細帯状のゴム重量検知システムを概略的に示す図である。
【図2】細帯状のゴム断面積の計算例を説明するための図である。
【図3】成形工程中所定時間に使用した細帯状のゴム重量を各サンプリング時毎に示す図である。
【符号の説明】
【0024】
1・・・タイヤ成形ドラム、2・・・タイヤ成形ドラムの回転軸、2a・・・タイヤ成形ドラムの回転数検出器、3・・・上ローラヘッド、4・・・下ローラヘッド、5・・・下ローラヘッドの回転数検出器、6・・・射出成形機、6a・・・口金、7・・・細帯状のゴム幅検出器、8・・・ローラヘッド間のギャップ(間隔)検出器、9・・・温度検出器、10・・・制御部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
射出成形機から押出された細帯状のゴムを一対のローラヘッドで圧延してタイヤ成形ドラムに巻き付けるタイヤ成形装置で使用するゴム重量検知システムであって、
圧延後のゴム幅を計測するゴム幅検出手段、前記ローラヘッド間の間隔を計測する間隔検出手段、ゴムの温度検出手段及び、前記ゴムの押出速度及び断面積を算出し、かつ、該押出速度、前記断面積、測定温度におけるゴム密度及び押し出し時間に基づき、成形に使用した前記ゴム重量を算出する演算手段を有することを特徴とする前記細帯状のゴムの重量検知システム。
【請求項2】
請求項1に記載された前記細帯状のゴムの重量検知システムにおいて、
前記演算手段が前記一対のローラヘッド間の間隔、細帯状のゴムの幅、及び前記ローラヘッドの形状により決定される形状に基づき細帯状のゴムの断面積を算出することを特徴とする前記細帯状のゴムの重量検知システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載された前記細帯状のゴムの重量検知システムにおいて、
前記演算手段は、前記一対のローラヘッドの一方の回転数を該ローラヘッド間の平均間隔の補正を加えて前記ゴムの押出速度を算出することを特徴とするゴムの重量検知システム。
【請求項4】
射出成形機から押出された細帯状のゴムを一対のローラヘッドで圧延した後に、タイヤ成形ドラムに巻き付ける前記細帯状のゴムの成形工程において前記ゴムの重量を検知する方法であって、
圧延後のローラヘッド上の前記ゴム幅、前記ローラヘッド間の間隔、前記ゴムの温度を測定する工程、前記ゴムの押出速度を算出する工程、測定された前記ゴム幅、ローラヘッド間の間隔、及び前記一対のローラヘッドで形成される間隙の形状に基づき前記ゴムの断面積を算出する工程、前記ゴムの測定温度に応じたゴム密度を得る工程、得られた前記ゴムの押出速度、断面積、ゴム密度及び押し出し時間に基づき成形に使用したゴム重量を算出する工程、を有することを特徴とする前記細帯状のゴムの重量検知方法。
【請求項5】
請求項4に記載された細帯状のゴムの重量検知方法を、前記タイヤ成形工程中所定時間毎に実行することを特徴とする前記細帯状のゴムの重量検知方法。
【請求項6】
請求項4に記載された細帯状のゴムの重量検知方法を、前記タイヤ成形工程中連続的に実行することを特徴とする前記細帯状のゴムの重量検知方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−116835(P2006−116835A)
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−307652(P2004−307652)
【出願日】平成16年10月22日(2004.10.22)
【出願人】(000005278)株式会社ブリヂストン (11,469)
【Fターム(参考)】