説明

ヒストン脱アセチル化酵素の選択的インヒビター

本明細書に記載されるのは、このような化合物を含有する化合物及び薬学的組成物であり、該化合物及び薬学的組成物は、ヒストン脱アセチル化酵素8(HDAC8)の活性を抑制する。また、本明細書に記載されるのは、このようなHDAC8インヒビターを、単独で及び他の化合物と組み合わせて、HDAC8活性の抑制からの利益を得る、疾患又は疾病に苦しむ患者を治療するためのHDAC8インヒビターを用いた方法である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの構造を有する化合物、もしくはそれらの薬学的に許容可能な塩、薬学的に許容可能なN-オキシド、又は薬学的に許容可能なプロドラッグであって、
【化1】

式中、
X2は、単結合、-C1-C6アルキレン-、-C2-C6アルケニレン-、-C2-C6アルキニレン-、-C1-C6ヘテロアルキレン-、C1-C6フルオロアルキレン、C2-C6フルオロアルケニレン、C1-C6ハロアルキレン、C2-C6ハロアルケニレン、-C1-C6アルキレン-O-、-C1-C3アルキレン-O-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-NH-、-C1-C3アルキレン-NH-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-C(=O)NH-、-C1-C3アルキレン-C(=O)NH-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-NHC(=O)-、-C1-C3アルキレン-NHC(=O)-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-S-、-C1-C3アルキレン-S-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-S(=O)-、-C1-C3アルキレン-S(=O)-C1-C3アルキレン、-C1-C6アルキレン-S(=O)2-、-C1-C3アルキレン-S(=O)2-C1-C3アルキレン,-C(=O)-、又は -C(=O)-C1-C6アルキレンであり、
R2は、アリール、ヘテロアリール、C3-C10シクロアルキル、及びC2-C10ヘテロシクロアルキルの中から選択される置換又は非置換基であり、もしR2が、置換される場合、その時R2は、ハロゲン、C1-C6アルコキシ、C1-C6フルオロアルコキシ、アミノC1-C6アルコキシ、C1-C3アルキルアミノC1-C3アルコキシ、ヒドロキシC1-C3アルキルアミノC1-C3アルコキシ、C2-C8ヘテロシクロアルキルC1-C3アルコキシ、C2-C8ヘテロシクロアルキルC1-C2アルキル、-CN、-NO2、-CO2R10、-C(=O)R11、-S-R11、-S(=O)-R11、-S(=O)2-R11、-NR10C(=O)-R11、-C(=O)N(R10)2、-S(=O)2N(R10)2、-NR10S(=O)2-R11、-OC(=O)N(R10)2、-NR10C(=O)O-R11、-OC(=O)O-R11、-NHC(=O)NH-R11、-OC(=O)-R11、-N(R10)2、-C1-C2アルキルN(R10)2、C1-C6アルキル、C1-C6フルオロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C1-C6ヘテロアルキル、C3-C8シクロアルキル、置換又は非置換C2-C10ヘテロシクロアルキル、置換又は非置換アリール、及び置換又は非置換ヘテロアリールの中から選択される1、2、又は3つの基で置換され、
R10は、水素、もしくはC1-C6アルキル、C1-C6フルオロアルキル、C1-C6ヘテロアルキル、C3-C8シクロアルキル、C2-C8ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールの中から選択されるされる置換又は非置換基であり、
R11は、C1-C6アルキル、C1-C6フルオロアルキル、C3-C8シクロアルキル、C2-C8ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールの中から選択される置換又は非置換基であり、
夫夫のR3は、独立していて水素、C1-C6アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C1-C6アルコキシ、C1-C6フルオロアルコキシ、C1-C6ヘテロアルキル、置換又は非置換フェニル、又はC1-C6アミノアルキルであることを特徴とする化合物。
【請求項2】
夫夫のR3は、水素又はC1-C4アルキルであり、
X2は、-C1-C4アルキレン-、-C1-C4アルキレン-O-、-C1-C4アルキレン-NH-、-C1-C4アルキレン-C(=O)NH-、-C1-C4アルキレン-NHC(=O)-、-C1-C4アルキレン-S-、-C1-C4アルキレン-S(=O)-、-C1-C4アルキレン-S(=O)2-、-C(=O)-、又は-C(=O)-C1-C4アルキレンであり、
R2は、フェニル、単環式ヘテロアリール、C3-C6シクロアルキル、及びC2-C6ヘテロシクロアルキルの中から選択される置換又は非置換基であることを特徴とする請求項1記載の化合物。
【請求項3】
夫夫のR3は、水素であり、
X2は、-C1-C4アルキレン-、-C1-C4アルキレン-O-、-C1-C4アルキレン-NH-、又は-C1-C4アルキレン-C(=O)NH-であり、
R2は置換又は非置換フェニルもしくは置換又は非置換単環式ヘテロアリールであり、もしR2が置換される場合、その時R2は、ハロゲン、C1-C4アルコキシ、C1-C4フルオロアルコキシ、(C3-C6ヘテロシクロアルキル)C1-C2アルキル、-CN、-CO2R10、-C(=O)R11、-NHC(=O)-R11、-C(=O)N(R10)2、-S(=O)2N(R10)2、-NHS(=O)2-R11、-N(R10)2、-C1-C2アルキルN(R10)2、C1-C4アルキル、C1-C4フルオロアルキル、及びC1-C4ヘテロアルキルの中から選択される1、又は2つの基で置換されることを特徴とする請求項2記載の化合物。
【請求項4】
X2は、-C1-C4アルキレン-又は-C1-C4アルキレン-O-であることを特徴とする請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R2は、置換又は非置換フェニル、置換又は非置換ピリジニル、置換又は非置換ピリミジニル、置換又は非置換トリアジニル、置換又は非置換ピロリル、置換又は非置換チオフェニル、又は置換又は非置換フラニルでることを特徴とする請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
R2は、置換又は非置換フェニルであることを特徴とする請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
R2は、置換又は非置換フェニルであり、もしR2が置換される場合、その時R2は、ハロゲン、C1-C4アルコキシ、C1-C4フルオロアルコキシ、(C3-C5ヘテロシクロアルキル)C1-C2アルキル、-NHC(=O)-R11、-C(=O)N(R10)2、-S(=O)2N(R10)2、-NHS(=O)2-R11、-C1-C2アルキルN(R10)2、C1-C4アルキル、C1-C4フルオロアルキル、及びC1-C4ヘテロアルキルの中から選択される1、又は2つの基で置換されることを特徴とする請求項6記載の化合物。
【請求項8】
X2は、-C1-C3アルキレンであることを特徴とする請求項7記載の化合物。
【請求項9】
X2は、-C1-C3アルキレン-O-であることを特徴とする請求項7記載の化合物。
【請求項10】
式IIの構造を有する化合物、もしくはそれらの薬学的に許容可能な塩、薬学的に許容可能なN-オキシド、又は薬学的に許容可能なプロドラッグであって、
【化2】

式中、
夫夫のXはCR3又はNであり、この場合、1つのXは、Nであり、
X2は、単結合、-C1-C6アルキレン-、-C2-C6アルケニレン-、-C2-C6アルキニレン-、-C1-C6ヘテロアルキレン-、C1-C6フルオロアルキレン、C2-C6フルオロアルケニレン、C1-C6ハロアルキレン、C2-C6ハロアルケニレン、-C1-C6アルキレン-O-、-C1-C3アルキレン-O-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-NH-、-C1-C3アルキレン-NH-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-C(=O)NH-、-C1-C3アルキレン-C(=O)NH-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-NHC(=O)-、-C1-C3アルキレン-NHC(=O)-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-S-、-C1-C3アルキレン-S-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-S(=O)-、-C1-C3アルキレン-S(=O)-C1-C3アルキレン、-C1-C6アルキレン-S(=O)2-、-C1-C3アルキレン-S(=O)2-C1-C3アルキレン、-C(=O)-、又は -C(=O)-C1-C6アルキレンであり、
R2は、アリール、ヘテロアリール、C3-C10シクロアルキル、及びC2-C10ヘテロシクロアルキルの中から選択される置換又は非置換基であり、もしR2が置換される場合、その時R2は、ハロゲン、C1-C6アルコキシ、C1-C6フルオロアルコキシ、アミノC1-C6アルコキシ、C1-C3アルキルアミノC1-C3アルコキシ、ヒドロキシC1-C3アルキルアミノC1-C3アルコキシ、C2-C8ヘテロシクロアルキルC1-C3アルコキシ、C2-C8ヘテロシクロアルキルC1-C2アルキル、-CN、-NO2、-CO2R10、-C(=O)R11、-S-R11、-S(=O)-R11、-S(=O)2-R11、-NR10C(=O)-R11、-C(=O)N(R10)2、-S(=O)2N(R10)2、-NR10S(=O)2-R11、-OC(=O)N(R10)2、-NR10C(=O)O-R11、-OC(=O)O-R11、-NHC(=O)NH-R11、-OC(=O)-R11、-N(R10)2、-C1-C2アルキルN(R10)2、C1-C6アルキル、C1-C6フルオロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C1-C6ヘテロアルキル、C3-C8シクロアルキル、置換又は非置換C2-C10ヘテロシクロアルキル、置換又は非置換アリール、置換又は非置換ヘテロアリールの中から選択される1、2、又は3つの基で置換され、
R10は、水素、もしくはC1-C6アルキル、C1-C6フルオロアルキル、C1-C6ヘテロアルキル、C3-C8シクロアルキル、C2-C8ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールの中ら選択される置換又は非置換基であり、
R11は、C1-C6アルキル、C1-C6フルオロアルキル、C3-C8シクロアルキル、C2-C8ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールの中から選択される置換又は非置換基であり、
夫夫のR3 は、独立していて水素、C1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ、C1-C4フルオロアルコキシ、又は C1-C4ヘテロアルキルであり、
R5は、水素、C1-C6アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C1-C6アルコキシ、C1-C6フルオロアルコキシ、C1-C6ヘテロアルキル、置換又は非置換フェニル、C1-C6アミノアルキル、又は-X6-R6であり、
X6は、C1-C6アルキレン、C1-C6フルオロアルキレン、C2-C6アルケニレン、又はC2-C6ヘテロアルキレンであり、
R6は、水素、ハロゲン、-CN、ヒドロキシ、アミノ、C1-C6アルキルアミノ、ジ(C1-C6アルキル)アミノ、C1-C6アルコキシ、C3-C8シクロアルキル、置換又は非置換C2-C8ヘテロシクロアルキル、置換又は非置換フェニル、置換又は非置換ヘテロアリール、又は-X7-R7であり、
X7は単結合、-O-、-S-、-S(=O)-、-S(=O)2-、-NRa-、-C(=O)-、-C(=O)O-、-OC(=O)-、-NHC(=O)-、-C(=O)NRa-、-S(=O)2NRa-、-NHS(=O)2-、-OC(=O)NRa-、-NHC(=O)O-、-OC(=O)O-、-NHC(=O)NRa-であり、この場合、Raは水素及びC1-C4アルキルの中から選択され、
R7は、水素、C1-C6アルキル、C2-C6アルケニル、C1-C6ヘテロアルキル、C1-C6ハロアルキル、C3-C8シクロアルキル、(C3-C8シクロアルキル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換C2-C8ヘテロシクロアルキル、(置換又は非置換C2-C8ヘテロシクロアルキル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換フェニル、(置換又は非置換フェニル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換ヘテロアリール、(置換又は非置換ヘテロアリール)C1-C2アルキレンであることを特徴とする化合物。
【請求項11】
夫夫のR3は、独立していいて水素又はC1-C4アルキルであることを特徴とする請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
X2は、-C1-C4アルキレン-、-C1-C4アルキレン-O-、-C1-C4アルキレン-NH-、-C1-C4アルキレン-C(=O)NH-、-C1-C4アルキレン-NHC(=O)-、-C1-C4アルキレン-S-、-C1-C4アルキレン-S(=O)-、-C1-C4アルキレン-S(=O)2-、-C(=O)-、又は-C(=O)-C1-C4アルキレンであり、
R2は、フェニル、単環式ヘテロアリール、C3-C6シクロアルキル、及び C2-C6ヘテロシクロアルキルの中から選択される置換又は非置換基であり、もしR2が置換される場合、その時R2は、ハロゲン、C1-C4アルコキシ、C1-C4フルオロアルコキシ、C2-C8ヘテロシクロアルキルC1-C3アルコキシ、C2-C8ヘテロシクロアルキルC1-C2アルキル、-CN、-NO2、-CO2R10、-C(=O)R11、-S-R11、-S(=O)-R11、-S(=O)2-R11、-NR10C(=O)-R11、-C(=O)N(R10)2、-S(=O)2N(R10)2、-NR10S(=O)2-R11、-OC(=O)N(R10)2、-NR10C(=O)O-R11、-OC(=O)O-R11、-NHC(=O)NH-R11、-OC(=O)-R11、-N(R10)2、-C1-C2アルキルN(R10)2、C1-C4アルキル、C1-C4フルオロアルキル、C2-C4アルケニル、C2-C4アルキニル、及びC1-C4ヘテロアルキルの中から選択される1、又は2つの基で置換され、
夫夫のR3は水素であることを特徴とする請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
R5は、水素、C1-C6アルキル、C1-C6ヘテロアルキル、C1-C6アミノアルキル、又は-X6-R6であり、
X6はC1-C4アルキレンであり、
R6はアミノ、C1-C4アルキルアミノ、ジ(C1-C4アルキル)アミノ、C1-C4アルコキシ、C3-C6シクロアルキル、C2-C6ヘテロシクロアルキル、置換又は非置換フェニル、置換又は非置換単環式ヘテロアリール、又は-X7-R7であり、
X7は、単結合、-O-、-S-、-S(=O)-、-S(=O)2-、-NH-、-C(=O)-、-C(=O)O-、-OC(=O)-、-NHC(=O)-、-C(=O)NH-、-S(=O)2NH-、-NHS(=O)2-、-OC(=O)NH-、-NHC(=O)O-、-OC(=O)O-、又は-NHC(=O)NH-であり、
R7は水素、C1-C6アルキル、C3-C8シクロアルキル、(C3-C8シクロアルキル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換C2-C8ヘテロシクロアルキル、(置換又は非置換C2-C8ヘテロシクロアルキル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換フェニル、(置換又は非置換フェニル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換単環式ヘテロアリール、又は(置換又は非置換単環式ヘテロアリール)C1-C2アルキレンであることを特徴とする請求項12記載の化合物。
【請求項14】
X2は-C1-C4アルキレン-、-C1-C4アルキレン-O-、-C1-C4アルキレン-NH-、又は-C1-C4アルキレン-C(=O)NH-であり、
R2は、置換又は非置換フェニルもしくは置換又は非置換単環式ヘテロアリールであり、もしR2が置換される場合、その時R2は、ハロゲン、C1-C4アルコキシ、C1-C4フルオロアルコキシ、C3-C6ヘテロシクロアルキルC1-C2アルキル、-NHC(=O)-R11、-C(=O)N(R10)2、-S(=O)2N(R10)2、-NHS(=O)2-R11、-N(R10)2、-C1-C2アルキルN(R10)2、C1-C4アルキル、C1-C4フルオロアルキル、及びC1-C4ヘテロアルキルの中から選択される1、又は2つの基で置換されることを特徴とする請求項13記載の化合物。
【請求項15】
R5は、水素、C1-C4アルキル、又はC1-C4ヘテロアルキルであることを特徴とする請求項14記載の化合物。
【請求項16】
X2は、-C1-C4アルキレン-又は-C1-C4アルキレン-O-であり、
R2は、置換又は非置換フェニル、置換又は非置換ピリジニル、置換又は非置換ピリミジニル、置換又は非置換トリアジニル、置換又は非置換ピロリル、置換又は非置換チオフェニル、又は置換又は非置換フラニルであることを特徴とする請求項15記載の化合物。
【請求項17】
R2は、置換又は非置換フェニルであることを特徴とする請求項16記載の化合物。
【請求項18】
式IIdの構造を有する化合物もしくはその薬学的に許容可能な塩、薬学的に許容可能なN-オキシド、又は薬学的に許容可能なプロドラッグを備えることを特徴とする請求項17記載の化合物。
【化3】

【請求項19】
式IIeの構造を有する化合物もしくはその薬学的に許容可能な塩、薬学的に許容可能なN-オキシド、又は薬学的に許容可能なプロドラッグを備えることを特徴とする請求項17記載の化合物。
【化4】

【請求項20】
式IIfの構造を有する化合物もしくはその薬学的に許容可能な塩、薬学的に許容可能なN-オキシド、又は薬学的に許容可能なプロドラッグを備えることを特徴とする請求項17記載の化合物。
【化5】

【請求項21】
式Vの構造を有する化合物、もしくはそれらの薬学的に許容可能な塩、薬学的に許容可能なN-オキシド、又は薬学的に許容可能なプロドラッグであって、
【化6】

式中、
X2は、-C1-C6アルキレン-O-、-C1-C3アルキレン-O-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-NH-、-C1-C3アルキレン-NH-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-C(=O)NH-、-C1-C3アルキレン-C(=O)NH-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-NHC(=O)-、-C1-C3アルキレン-NHC(=O)-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-S-、-C1-C3アルキレン-S-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-S(=O)-、-C1-C3アルキレン-S(=O)-C1-C3アルキレン、-C1-C6アルキレン-S(=O)2-、又は-C1-C3アルキレン-S(=O)2-C1-C3アルキレンであり、
R2は、アリール、ヘテロアリール、C3-C10シクロアルキル、及びC2-C10ヘテロシクロアルキルの中から選択される置換又は非置換基であり、もしR2が置換される場合、その時R2は、ハロゲン、C1-C6アルコキシ、C1-C6フルオロアルコキシ、アミノC1-C6アルコキシ、C1-C3アルキルアミノC1-C3アルコキシ、ヒドロキシC1-C3アルキルアミノC1-C3アルコキシ、C2-C8ヘテロシクロアルキルC1-C3アルコキシ、C2-C8ヘテロシクロアルキルC1-C2アルキル、-CN、-NO2、-CO2R10、-C(=O)R11、-S-R11、-S(=O)-R11、-S(=O)2-R11、-NR10C(=O)-R11、-C(=O)N(R10)2、-S(=O)2N(R10)2、-NR10S(=O)2-R11、-OC(=O)N(R10)2、-NR10C(=O)O-R11、-OC(=O)O-R11、-NHC(=O)NH-R11、-OC(=O)-R11、-N(R10)2、-C1-C2アルキルN(R10)2、C1-C6アルキル、C1-C6フルオロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C1-C6ヘテロアルキル、C3-C8シクロアルキル、置換又は非置換C2-C10ヘテロシクロアルキル、置換又は非置換アリール、置換又は非置換ヘテロアリールの中から選択される1、2、又は3つの基で置換され、
R10は水素、もしくはC1-C6アルキル、C1-C6フルオロアルキル、C1-C6ヘテロアルキル、C3-C8シクロアルキル、C2-C8ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールの中から選択される置換又は非置換基であり、
R11は、C1-C6アルキル、C1-C6フルオロアルキル、C3-C8シクロアルキル、C2-C8ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールの中から選択される置換又は非置換基であり、
夫夫のR3 は、独立していて水素、C1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ、C1-C4フルオロアルコキシ、又はC1-C4ヘテロアルキルであり、
R5は、水素、C1-C6アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C1-C6アルコキシ、C1-C6フルオロアルコキシ、C1-C6ヘテロアルキル、置換又は非置換フェニル、C1-C6アミノアルキル、又は-X6-R6であり、
X6は、C1-C6アルキレン、C1-C6フルオロアルキレン、C2-C6アルケニレン、又はC2-C6ヘテロアルキレンであり、
R6は、水素、ハロゲン、-CN、ヒドロキシ、アミノ、C1-C6アルキルアミノ、ジ(C1-C6アルキル)アミノ、C1-C6アルコキシ、C3-C8シクロアルキル、置換又は非置換C2-C8ヘテロシクロアルキル、置換又は非置換フェニル、置換又は非置換ヘテロアリール、又は-X7-R7であり、
X7は、単結合、-O-、-S-、-S(=O)-、-S(=O)2-、-NRa-、-C(=O)-、-C(=O)O-、-OC(=O)-、-NHC(=O)-、-C(=O)NRa-、-S(=O)2NRa-、-NHS(=O)2-、-OC(=O)NRa-、-NHC(=O)O-、-OC(=O)O-、-NHC(=O)NRa-であり、この場合Raは、水素及びC1-C4アルキルの中から選択され、
R7は、水素、C1-C6アルキル、C2-C6アルケニル、C1-C6ヘテロアルキル、C1-C6ハロアルキル、C3-C8シクロアルキル、(C3-C8シクロアルキル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換C2-C8ヘテロシクロアルキル、(置換又は非置換C2-C8ヘテロシクロアルキル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換フェニル、(置換又は非置換フェニル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換ヘテロアリール、(置換又は非置換ヘテロアリール)C1-C2アルキレンであることを特徴とする化合物。
【請求項22】
X2は、-C1-C4アルキレン-O-、-C1-C4アルキレン-NH-、-C1-C4アルキレン-C(=O)NH-、-C1-C4アルキレン-NHC(=O)-、-C1-C4アルキレン-S-、-C1-C4アルキレン-S(=O)-、又は-C1-C4アルキレン-S(=O)2-であり、
夫々のR3は独立していて水素又はC1-C4アルキルであることを特徴とする請求項21記載の化合物。
【請求項23】
R2は、フェニル及び単環式ヘテロアリールの中から選択される置換又は非置換基であり、もしR2が置換される場合、その時R2は、ハロゲン、C1-C4アルコキシ、C1-C4フルオロアルコキシ、C2-C6ヘテロシクロアルキルC1-C3アルコキシ、C2-C6ヘテロシクロアルキルC1-C2アルキル、-CN、-NO2、-CO2R10、-C(=O)R11、-S-R11、-S(=O)-R11、-S(=O)2-R11、-NR10C(=O)-R11、-C(=O)N(R10)2、-S(=O)2N(R10)2、-NR10S(=O)2-R11、-OC(=O)N(R10)2、-NR10C(=O)O-R11、-OC(=O)O-R11、-NHC(=O)NH-R11、-OC(=O)-R11、-N(R10)2、-C1-C2アルキルN(R10)2、C1-C4アルキル、C1-C4フルオロアルキル、C2-C4アルケニル、C2-C4アルキニル、C1-C4ヘテロアルキル、C3-C6シクロアルキル、置換又は非置換C2-C6ヘテロシクロアルキル、置換又は非置換フェニル、置換又は非置換単環式ヘテロアリールの中から選択される1、又は2つの基で置換されることを特徴とする請求項22記載の化合物。
【請求項24】
R5は水素、C1-C6アルキル、C1-C6ヘテロアルキル、C1-C6アミノアルキル、又は-X6-R6であり、
X6はC1-C4アルキレンであり、
R6は水素、ハロゲン、-CN、ヒドロキシ、アミノ、C1-C4アルキルアミノ、ジ(C1-C4アルキル)アミノ、C1-C4アルコキシ、C3-C6シクロアルキル、C2-C6ヘテロシクロアルキル、置換又は非置換フェニル、置換又は非置換ヘテロアリール、又は-X7-R7であり、
X7は単結合、-O-、-S-、-S(=O)-、-S(=O)2-、-NH-、-C(=O)-、-C(=O)O-、-OC(=O)-、-NHC(=O)-、-C(=O)NH-、-S(=O)2NH-、-NHS(=O)2-、-OC(=O)NH-、-NHC(=O)O-、-OC(=O)O-、-NHC(=O)NH-であり、
R7 は水素、C1-C6アルキル、C3-C8シクロアルキル、(C3-C8シクロアルキル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換C2-C8ヘテロシクロアルキル、(置換又は非置換C2-C8ヘテロシクロアルキル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換フェニル、(置換又は非置換フェニル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換単環式ヘテロアリール、(置換又は非置換単環式ヘテロアリール)C1-C2アルキレンであることを特徴とする請求項23記載の化合物。
【請求項25】
R2は、フェニル及び単環式ヘテロアリールの中から選択される置換又は非置換基であり、もしR2が置換される場合、その時R2は、ハロゲン、C1-C4アルコキシ、C1-C4フルオロアルコキシ、C2-C6ヘテロシクロアルキルC1-C3アルコキシ、C2-C6ヘテロシクロアルキルC1-C2アルキル、-CN、-NO2、-C(=O)R11、-NHC(=O)-R11、-C(=O)N(R10)2、-S(=O)2N(R10)2、-NHS(=O)2-R11、-N(R10)2、-C1-C2アルキルN(R10)2、C1-C4アルキル、C1-C4フルオロアルキル、C1-C4ヘテロアルキル、C3-C6シクロアルキル、置換又は非置換C2-C6ヘテロシクロアルキル、置換又は非置換フェニル、置換又は非置換単環式ヘテロアリールの中から選択される1、又は2つの基で置換されることを特徴とする請求項24記載の化合物。
【請求項26】
夫々のR3は水素であり、
R5は水素、C1-C4アルキル、C1-C4ヘテロアルキル、C1-C4アミノアルキル、又は-X6-R6であり、
X6は、C1-C4アルキレンであり、
R6はヒドロキシ、アミノ、C1-C4アルキルアミノ、ジ(C1-C4アルキル)アミノ、C1-C4アルコキシ、C3-C6シクロアルキル、C2-C6ヘテロシクロアルキル、置換又は非置換フェニル、置換又は非置換単環式ヘテロアリール、又は-X7-R7であり、
X7 は単結合、-O-、-NH-、-NHC(=O)-、-C(=O)NH-、-S(=O)2NH-、-NHS(=O)2-であり、
R7はC1-C4アルキル、C3-C6シクロアルキル、(C3-C6シクロアルキル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換C2-C6ヘテロシクロアルキル、(置換又は非置換C2-C6ヘテロシクロアルキル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換フェニル、(置換又は非置換フェニル)C1-C2アルキレン、置換又は非置換単環式ヘテロアリール、(置換又は非置換単環式ヘテロアリール)C1-C2アルキレンであることを特徴とする請求項25記載の化合物。
【請求項27】
X2は、-C1-C2アルキレン-O-、-C1-C2アルキレン-NH-、又は-C1-C2アルキレン-C(=O)NH-であり、
R2はフェニル及び単環式ヘテロアリールの中から選択される置換又は非置換であり、もしR2が置換される場合、その時R2は、ハロゲン、C1-C4アルコキシ、C1-C4フルオロアルコキシ、C2-C6ヘテロシクロアルキルC1-C2アルキル、-C(=O)R11、-NHC(=O)-R11、-C(=O)N(R10)2、-S(=O)2N(R10)2、-NHS(=O)2-R11、-N(R10)2、-C1-C2アルキルN(R10)2、C1-C4アルキル、C1-C4フルオロアルキル、C1-C4ヘテロアルキルの中から選択される1、又は2つの基で置換されることを特徴とする請求項26記載の化合物。
【請求項28】
R2はフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、トリアジニル、ピロリル、チオフェニル、及びフラニルから選択される置換又は非置換基であることを特徴とする請求項27記載の化合物。
【請求項29】
R2は置換又は非置換フェニルであることを特徴とする請求項28記載の化合物。
【請求項30】
R5は水素又はC1-C4アルキルであることを特徴とする請求項29記載の化合物。
【請求項31】
式Bの化合物もしくはそれらの薬学的に許容可能な塩、薬学的に許容可能なN-オキシド、又は薬学的に許容可能なプロドラッグであって、
【化7】

式中、
R1は、-C(=O)NHOHであり、
X2は単結合、-C1-C6アルキレン-、-C2-C6アルケニレン-、-C2-C6アルキニレン-、-C1-C6ヘテロアルキレン-、C1-C6フルオロアルキレン、C2-C6フルオロアルケニレン、C1-C6ハロアルキレン、C2-C6ハロアルケニレン、-C1-C6アルキレン-O-、-C1-C3アルキレン-O-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-NH-、-C1-C3アルキレン-NH-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-C(=O)NH-、-C1-C3アルキレン-C(=O)NH-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-NHC(=O)-、-C1-C3アルキレン-NHC(=O)-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-S-、-C1-C3アルキレン-S-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-S(=O)-、-C1-C3アルキレン-S(=O)-C1-C3アルキレン、-C1-C6アルキレン-S(=O)2-、-C1-C3アルキレン-S(=O)2-C1-C3アルキレン、-C(=O)-、又は -C(=O)-C1-C6アルキレンであり、
R2は、アリール、ヘテロアリール、C3-C10シクロアルキル、及びC2-C10ヘテロシクロアルキルから選択される置換又は非置換基であり、もしR2が置換される場合、その時R2は、ハロゲン、C1-C6アルコキシ、C1-C6フルオロアルコキシ、アミノC1-C6アルコキシ、C1-C3アルキルアミノC1-C3アルコキシ、ヒドロキシC1-C3アルキルアミノC1-C3アルコキシ、C2-C8ヘテロシクロアルキルC1-C3アルコキシ、C2-C8ヘテロシクロアルキルC1-C2アルキル、-CN、-NO2、-CO2R10、-C(=O)R11、-S-R11、-S(=O)-R11、-S(=O)2-R11、-NR10C(=O)-R11、-C(=O)N(R10)2、-S(=O)2N(R10)2、-NR10S(=O)2-R11、-OC(=O)N(R10)2、-NR10C(=O)O-R11、-OC(=O)O-R11、-NHC(=O)NH-R11、-OC(=O)-R11、-N(R10)2、-C1-C2アルキルN(R10)2、C1-C6アルキル、C1-C6フルオロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C1-C6ヘテロアルキル、C3-C8シクロアルキル、置換又は非置換C2-C10ヘテロシクロアルキル、置換又は非置換アリール、置換又は非置換 ヘテロアリールの中から選択される1、2、又は3つの基で置換され、
R10は、水素、又はC1-C6アルキル、C1-C6フルオロアルキル、C1-C6ヘテロアルキル、C3-C8シクロアルキル、C2-C8ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールの中から選択される置換又は非置換基であり、
R11は、C1-C6アルキル、C1-C6フルオロアルキル、C3-C8シクロアルキル、C2-C8ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールの中から選択される置換又は非置換基であり、
夫々のR3は独立していて、水素、置換又は非置換C1-C6アルキル、置換又は非置換C2-C6アルケニル、置換又は非置換C2-C6アルキニル、置換又は非置換C1-C6アルコキシ、置換又は非置換C1-C6フルオロアルコキシ、置換又は非置換C1-C6ヘテロアルキル、置換又は非置換フェニル、又はC1-C6アミノアルキルであることを特徴とする化合物。
【請求項32】
夫々のR3は独立していて水素又はC1-C4アルキルであることを特徴とする請求項31記載の化合物。
【請求項33】
夫々のR3は水素であることを特徴とする請求項32記載の化合物。
【請求項34】
式IIIbの構造を有することを特徴とする請求項33記載の化合物。
【化8】

【請求項35】
X2は単結合、-C1-C6アルキレン-、-C1-C6アルキレン-O-、-C1-C3アルキレン-O-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-NH-、-C1-C3アルキレン-NH-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-C(=O)NH-、-C1-C3アルキレン-C(=O)NH-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-NHC(=O)-、-C1-C3アルキレン-NHC(=O)-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-S-、-C1-C3アルキレン-S-C1-C3アルキレン-、-C1-C6アルキレン-S(=O)-、-C1-C3アルキレン-S(=O)-C1-C3アルキレン、-C1-C6アルキレン-S(=O)2-、-C1-C3アルキレン-S(=O)2-C1-C3アルキレン、-C(=O)-、又は-C(=O)-C1-C6アルキレンであることを特徴とする請求項34記載の化合物。
【請求項36】
R2はフェニル、単環式ヘテロアリール、C3-C6シクロアルキル、及び単環式C2-C6ヘテロシクロアルキルの中から選択される置換又は非置換基であり、もしR2が置換される場合、その時R2は、ハロゲン、C1-C4アルコキシ、C1-C4フルオロアルコキシ、C3-C6ヘテロシクロアルキルC1-C2アルキル、-CN、-NO2、-CO2R10、-C(=O)R11、-S-R11、-S(=O)-R11、-S(=O)2-R11、-NHC(=O)-R11、-C(=O)N(R10)2、-S(=O)2N(R10)2、-NHS(=O)2-R11、-OC(=O)N(R10)2、-NHC(=O)O-R11、-OC(=O)O-R11、-NHC(=O)NH-R11、-OC(=O)-R11、-N(R10)2、-C1-C2アルキルN(R10)2、C1-C4アルキル、C1-C4フルオロアルキル、C1-C4ヘテロアルキル、C3-C6シクロアルキル、置換又は非置換C2-C6ヘテロシクロアルキル、置換又は非置換フェニル、置換又は非置換単環式ヘテロアリールの中から選択される1、又は2つの基で置換されることを特徴とする請求項35記載の化合物。
【請求項37】
X2は単結合、-C1-C4アルキレン-、-C1-C4アルキレン-O-、-C1-C4アルキレン-C(=O)NH-、-C1-C4アルキレン-NHC(=O)-、-C1-C4アルキレン-S-、-C1-C4アルキレン-S(=O)-、-C1-C4アルキレン-S(=O)2-、-C(=O)-、又は-C(=O)-C1-C4アルキレンであることを特徴とする請求項36記載の化合物。
【請求項38】
X2は-C1-C4アルキレン-又は-C1-C4アルキレン-O-であり、
R2はフェニル及び単環式ヘテロアリールの中から選択される置換又は非置換であることを特徴とする請求項37記載の化合物。
【請求項39】
R2は、置換又は非置換フェニル、もしくは置換又は非置換5-又は6-員環の単環式ヘテロアリール基であり、もしR2が置換される場合、その時R2は、ハロゲン、C1-C4アルコキシ、C1-C4フルオロアルコキシ、C3-C6ヘテロシクロアルキルC1-C2アルキル、-CN、-CO2R10、-C(=O)R11、-NHC(=O)-R11、-C(=O)N(R10)2、-S(=O)2N(R10)2、-NHS(=O)2-R11、-N(R10)2、-C1-C2アルキルN(R10)2、C1-C4アルキル、C1-C4フルオロアルキル、及びC1-C4ヘテロアルキルの中から選択される1、又は2つの基で置換されることを特徴とする請求項38記載の化合物。
【請求項40】
R2はフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、トリアジニル、ピロリル、チオフェニル、及びフラニルから選択される置換又は非置換基であることを特徴とする請求項39記載の化合物。
【請求項41】
R2は、置換又は非置換5-又は6-員環の単環式ヘテロアリール基であることを特徴とする請求項39記載の化合物。
【請求項42】
R2は置換又は非置換フェニルであることを特徴とする請求項39記載の化合物。
【請求項43】
X2は-C1-C4アルキレン-であることを特徴とする請求項42記載の化合物。
【請求項44】
X2はC1-C4アルキレン-O-であることを特徴とする請求項42記載の化合物。
【請求項45】
請求項1乃至44いずれか記載の化合物、もしくはそれらの活性な代謝物、薬学的に許容可能な溶媒和物、薬学的に許容可能な塩、薬学的に許容可能なN−オキシド、又は薬学的に許容可能なプロドラッグ並びに薬学的に許容可能な希釈剤、賦形剤又は担体を含むことを特徴とする医薬組成物。
【請求項46】
前記医薬組成物は、静脈内注射、皮下投与、経口投与、吸入、経鼻投与、局所投与、点眼投与、又は、点耳投与のために処方されることを特徴とする請求項45記載の化合物。
【請求項47】
前記医薬組成物は、錠剤、丸薬、カプセル、液体、吸入剤、鼻腔用散布液、坐薬、懸濁液、ゲル、コロイド、分散液、懸濁液、溶液、エマルション、軟膏、ローション、点眼薬、又は、点耳薬であることを特徴とする請求項46記載の化合物。
【請求項48】
T細胞リンパ腫又は白血病を処置することが必要な哺乳動物中のT細胞リンパ腫又は白血病を処置するための方法であって、
前記方法は、
請求項1乃至44いずれかに記載の治療上有効な量の化合物を含む医薬組成物を哺乳動物に投与する工程を含むことを特徴とする方法。
【請求項49】
前記方法は、さらに哺乳動物に第2の治療薬剤を投与する工程を含み、該第2の治療薬材は、アバレリックス、アルデスロイキン、アルデスロイキン、アレムツズマブ、、アロプリノール、アルトレタミン、アミホスチン、アナストロゾール、三酸化二砒素、アスパラギナーゼ、アザシチジン、ベバシズマブ、ベキサロテン、ブレオマイシン、ボルテゾミブ、ブスルファン、ブスルファン、カルステロン、カペシタビン、カルボプラチン、カルムスチン、カルムスチン、セレコキシブ、セツキシマブ、クロラムブシル、シスプラチン、クラドリビン、クロファラビン、シクロホスファミド、シタラビン、シタラビンリポソーム、ダカルバジン、ダクチノマイシン、ダルベポエチンα、ダサチニブ、ダウノルビシンリポソーム、ダウノルビシン、ダウノルビシン、デシタビン、ダニロイキン、デクスラゾキサン、ドセタキセル、ドキソルビシン、ドキソルビシンリポソーム、プロピオン酸ドロモスタノロン、エピルビシン、エピルビシン、エポエチンアルファ、エルロチニブ、エストラムスチン、リン酸エトポシド、エトポシド、エキセメスタン、フィルグラスチム、フロクスウリジン、フルダラビン、フルオロウラシル、フルベストラント、ゲフィチニブ、ゲムシタビン、ゲムツズマブオゾガマイシン、酢酸ゴセレリン、酢酸ヒストレリン、ヒドロキシウレア、イブリツモマブチウキセタン、イダルビシン、イホスファミド、イマチニブメシレート、インターフェロンアルファ2a、インターフェロンアルファ−2b、イリノテカン、レナリドミド、レトロゾール、ロイコボリン、酢酸ロイプロリド、レバミソール、ロムスチン、メクロレタミン、ナイトロジェンマスタード、酢酸メゲストロール、メルファラン、メルカプトプリン、メトトレキサート、メトキサレン、マイトマイシンC、マイトマイシンC、ミトータン、ミトキサントロン、フェンプロピオン酸ナンドロロン、ネララビン、ノフェツモマブ、オプレルベキン、オキサリプラチン、パクリタキセル、パクリタキセル、パクリタキセルタンパク質結合粒子、パリフェルミン、パミドロネート、パニツムマブ、ペガデマーゼ、ペガスパルガーゼ、ペグフィルグラスチム、ペメトレキセド・二ナトリウム、ペントスタチン、ピポブロマン、プリカマイシン、ミトラマイシン、ポルフィマーナトリウム、プロカルバジン、キナクリン、ラスブリカーゼ、リツキシマブ、サルグラモスチム、サルグラモスチム、ソラフェニブ、ストレプトゾシン、スニチニブマレエート、タモキシフェン、テモゾロミド、テニポシド、テストラクトン、タリドミド、チオグアニン、チオテパ、トポテカン、トレミフェン、トシツモマブ、トシツモマブ/I−131トシツモマブ、トラスツズマブ、トレチノイン、ウラシルマスタード、バルルビシン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビノレルビン、ボリノスタット、ゾレドロネート、及び、ゾレドロン酸の中から選択されることを特徴とする請求項48記載の方法。
【請求項50】
哺乳動物中のT細胞リンパ腫又は白血病を処置するための請求項1乃至44のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項51】
哺乳動物中のT細胞リンパ腫又は白血病を処置するための薬物の製造における請求項1乃至44のいずれか1つに記載の化合物の使用。
【請求項52】
哺乳動物におけるインターロイキン−1ベータ(IL−1b)又はIL−18により媒介される疾患又は疾病を処置する方法であって、
前記方法は、
請求項1乃至44のいずれか1つに記載の化合物、もしくはそれらの薬学的に許容可能な塩、薬学的に許容可能なN-オキシド、薬学的に許容可能な活性代謝物、薬学的に許容可能なプロドラッグ、又は薬学的に許容可能な溶媒和物の治療に有効な量を哺乳動物に投与する工程を含むことを特徴とする方法。
【請求項53】
前記疾患又は疾病は、変形性関節症、関節リウマチ、敗血症性関節炎、痛風、偽痛風、若年性関節炎、スチル病、強直性脊椎炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病、乾癬性関節炎、反応性関節炎、(ライター症候群)、ヘモクロマトーシス、肝炎、ウェゲナー肉芽腫症、家族性地中海熱(FMF)、HIDS(高IgD血症及び周期性発熱症候群)、TRAPS(TNF−アルファ受容体関連周期性発熱症候群)、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、回帰熱、貧血症、白血球増加症、喘息、慢性閉塞性肺疾患、及び筋痛症の中から選択されることを特徴とする請求項52記載の方法。
【請求項54】
さらに哺乳動物に第2の治療薬剤を投与する工程を含み、該第2の治療薬材は、タクロリムス、シクロスポリン、ラパマイシン、メトトレキサート、シクロホスファミド、アザチオプリン、メルカプトプリン、ミコフェノレイト、又はFTY720、プレドニゾン、コルチゾン酢酸エステル、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン、デキサメタゾン、ベタメタゾン、トリアムシノロン、ベクロメタゾン、フルドロコルチゾン酢酸エステル、デオキシコルチコステロン酢酸エステル、アルドステロン、アスピリン、サリチル酸、ゲンチジン酸、サリチル酸コリンマグネシウム、サリチル酸コリン、サリチル酸コリンマグネシウム、サリチル酸コリン、サリチル酸マグネシウム、サリチル酸ナトリウム、ジフルニサル、カルプロフェン、フェノプロフェン、フェノプロフェンカルシウム、フルルビプロフェン、イブプロフェン、ケトプロフェン、ナブメトン、ケトロラック、ケトロラックトロメタミン、ナプロキセン、オキサプロジン、ジクロフェナク、エトドラック、エンドメタシン、スリンダク、トルメチン、メクロフェナム酸、メクロフェナム酸ナトリウム、メフェナム酸、ピロキシカム、メロキシカム、セレコクシブ、ロフェコクシブ、バルデコクシブ、パレコクシブ、エトリコクシブ、ルミラコクシブ、CS−502、JTE−522、L−745,337及びNS398、レフルノミド、金チオグルコース、金チオマレート、アウロフィン、スルファサラジン、ヒドロキシクロロキニーネ、ミノサイクリン、インフリキシマブ、エタネルセプト、アダリムマブ、アバタセプト、アナキンラ、インターフェロン-β、インターフェロン-γ、インターロイキン-2、アレルギー性ワクチン、抗ヒスタミン剤、抗ロイコトリエン、ベータ-アゴニスト、テオフィリン、及び抗コリン薬の中から選択されることを特徴とする請求項53記載の化合物。
【請求項55】
哺乳動物におけるインターロイキン−1ベータ(IL−1b)又はIL−18により媒介される疾患又は疾病を処置するための請求項1乃至44のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項56】
哺乳動物におけるインターロイキン−1ベータ(IL−1b)又はIL−18により媒介される疾患又は疾病を処置するための薬物の製造における請求項1乃至44のいずれか1つに記載の化合物の使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2011−518173(P2011−518173A)
【公表日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−505181(P2011−505181)
【出願日】平成21年4月15日(2009.4.15)
【国際出願番号】PCT/US2009/040709
【国際公開番号】WO2009/129335
【国際公開日】平成21年10月22日(2009.10.22)
【出願人】(509181220)ファーマサイクリックス,インク. (7)
【Fターム(参考)】