説明

CXC−ケモカインレセプターリガンドおよびCC−ケモカインレセプターリガンドとしてのチアジアゾールジオキシドおよびチアジアゾールオキシド

式(IA)の新規化合物ならびにそれらの薬学的に受容可能な塩および溶媒和物が開示される。置換基Aを含む基の例としては、ヘテロアリール、アリール、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、アリール、アルキニル、アルケニル、アミノアルキル、アルキルまたはアミノが挙げられる。置換基Bを含む基の例としては、アリールおよびヘテロアリールが挙げられる。式(IA)の化合物を使用して、ケモカイン関連疾患(例えば、癌、血管新生、血管新生性眼疾患、肺疾患、多発性硬化症、慢性関節リウマチ、骨関節炎、脳卒中および心再灌流障害、急性疼痛、急性炎症性疼痛および慢性炎症性疼痛、ならびに神経障害性疼痛)を処置する方法もまた、開示される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の式の化合物:
【化1】


ならびにその薬学的に受容可能な塩および溶媒和物であって、ここで:
Aは、以下の(1)、(2)、(3)、(4)および(5):
【化2−1】


【化2−2】


【化2−3】


【化3−1】


【化3−2】


ここで(2)において、該A基の上記環は、各々がR基からなる群より独立して選択される1〜6個の置換基で置換されている;
【化4−1】


【化4−2】


ここで(3)において、該A基の上記環は、各々がR基からなる群より独立して選択される1〜6個の置換基で置換されている;
【化5】


ここで(4)において、該A基の上記環は、各々がR基からなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されている;
【化6】


からなる群より選択され;
Bは、以下:
【化7−1】


【化7−2】


からなる群より選択され;
nは、0〜6であり;
pは、1〜5であり;
Xは、O、NR18、またはSであり;
Zは、1〜3であり;
は、水素、OH、−C(O)OH、−SH、−SONR1314、−NHC(O)R13、−NHSONR1314、−NHSONR13、−NR1314、−C(O)NR1314、−C(O)NHOR13、−C(O)NR13OH、−S(O)OH、−OC(O)R13、非置換複素環式酸性官能基、および置換複素環式酸性官能基からなる群より選択され;ここで、1〜6個の置換基が、該置換複素環式酸性官能基に存在し、各々の置換基は、R基からなる群より独立して選択され;
各々のRおよびRは、水素、シアノ、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、1〜4個のアルキル基で置換されたシクロアルキル(各々のアルキル基は独立して選択される)、非置換シクロアルキル、1〜4個のアルキル基、−OH、−CF、−OCF、−NO、−C(O)R13、−C(O)OR13、−C(O)NHR17、−C(O)NR1314、−SO(t)NR1314、−SO(t)NR13、−C(O)NR13OR14で置換されたシクロアルキル、非置換アリールもしくは置換アリール、非置換へテロアリールもしくは置換へテロアリール、
【化8】


からなる群より独立して選択され、ここで、該置換アリール基に1〜6個の置換基が存在し、各々の置換基は、独立して、R基からなる群より選択され;ここで、該置換ヘテロアリール基に1〜6個の置換基が存在し、各々の置換基は、独立して、R基からなる群より選択されるか;または
およびRは、それらが結合される炭素原子と一緒になって、以下のフェニルB置換基:
【化9】


において、以下の式の融合環:
【化10】


を形成し、ここで、ZまたはZは、非置換もしくは置換の飽和複素環式環(好ましくは、4〜7員環の複素環式環)であり、該環ZまたはZは、必要に応じて、O、SおよびNR18から選択される1個のさらなるヘテロ原子を含み;ここで、該環ZまたはZに1〜3個の置換基が存在し、各々の置換基は、独立して、アルキル基、アリール基、ヒドロキシ基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、アリールアルキル基、フルオロアルキル基、シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、ヘテロアリール基、ヘテロアリールアルキル基、アミノ基、−C(O)R15、−C(O)NR1516、−SONR1516、−C(O)R15、R15がHではないという条件で−SO15、−NHC(O)NR1516、−NHC(O)OR15、ハロゲンおよびヘテロシクロアルケニル基からなる群より選択され;
各々のRおよびRは、同じであるかまたは異なり、そして独立して、水素、ハロゲン、アルキル基、アルコキシ基、−CF、−OCF、−NO、−C(O)R13、−C(O)OR13、−C(O)NR1314、−SO(t)NR1314、−C(O)NR13OR14、シアノ基、非置換アリール基もしくは置換アリール基、および非置換ヘテロアリール基もしくは置換ヘテロアリール基からなる群より選択され;ここで、該置換アリール基に1〜6個の置換基が存在し、各々の置換基が、独立して、R基からなる群より選択され;ここで、該置換ヘテロアリール基に1〜6個の置換基が存在し、各々の置換基は、独立して、R基からなる群より選択され;
各々のRおよびRは、独立して、H、非置換アルキルもしくは置換アルキル、非置換アリールもしくは置換アリール、非置換ヘテロアリールもしくは置換ヘテロアリール、非置換アリールアルキルもしくは置換アリールアルキル、非置換ヘテロアリールアルキルもしくは置換ヘテロアリールアルキル、非置換シクロアルキルもしくは置換シクロアルキル、非置換シクロアルキルアルキルもしくは置換シクロアルキルアルキル、−CO13、−CONR1314、アルキニル、アルケニル、およびシクロアルケニルからなる群より選択され;ここで、該置換R基およびR基に1以上の置換基が存在し、各々の置換基が、独立して、以下:
a)ハロゲン、
b)−CF
c)−COR13
d)−OR13
e)−NR1314
f)−NO
g)−CN、
h)−SOOR13
i)−Si(アルキル) (ここで、各々のアルキルは、独立して選択される)、
j)−Si(アリール) (ここで、各々のアリールは、独立して選択される)、
k)−(R1314Si (ここで、各々のR13は、独立して選択される)
l)−CO13
m)−C(O)NR1314
n)−SONR1314
o)−SO13
p)−OC(O)R13
q)−OC(O)NR1314
r)−NR13C(O)R14、および
s)−NR13CO14
からなる群より選択され(フルオロアルキルは、ハロゲンで置換されるアルキル基の非限定的な例である);
8aは、水素、アルキル、シクロアルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群より選択され;
各々のRは、独立して、以下:
a)−R13
b)ハロゲン
c)−CF
d)−COR13
e)−OR13
f)−NR1314
g)−NO
h)−CN、
i)−SO13
j)−SONR1314
k)−NR13COR14
l)−CONR1314
m)−NR13CO14
n)−CO13
o)
【化11】


p)1以上の−OH基で置換されたアルキル、
q)1以上の−NR1314基で置換されたアルキル、および
r)−N(R13)SO14
からなる群より選択され;
各々のR10およびR11は、独立して、R13、ハロゲン、−CF、−OCF、−NR1314、−R13C(O)NR1314、−OH,−C(O)OR13、−SH、−SO(t)NR1314、−SO13、−NHC(O)R13、−NHSONR1314、−NHSO13、−C(O)NR1314、−C(O)NR13OR14、−OC(O)R13およびシアノからなる群より選択され;
12は、水素、−C(O)OR13、非置換アリール基もしくは置換アリール基、非置換ヘテロアリール基もしくは置換ヘテロアリール基、非置換アリールアルキル基もしくは置換アリールアルキル基、非置換シクロアルキル基もしくは置換シクロアルキル基、非置換アルキル基もしくは置換アルキル基、非置換シクロアルキルアルキル基もしくは置換シクロアルキルアルキル基、および非置換ヘテロアリールアルキル基もしくは置換ヘテロアリールアルキル基からなる群より選択され;ここで、該置換R12基に1〜6個の置換基が存在し、各々の置換基は、独立して、R基からなる群より選択され;
各々のR13およびR14は、独立して、H、非置換アルキル基もしくは置換アルキル基、非置換アリール基もしくは置換アリール基、非置換ヘテロアリール基もしくは置換ヘテロアリール基、非置換アリールアルキル基もしくは置換アリールアルキル基、非置換ヘテロアリールアルキル基もしくは置換ヘテロアリールアルキル基、非置換シクロアルキル基もしくは置換シクロアルキル基、非置換シクロアルキルアルキル基もしくは置換シクロアルキルアルキル基、非置換複素環式基もしくは置換複素環式基、非置換フルオロアルキル基もしくは置換フルオロアルキル基、非置換ヘテロシクロアルキルアルキル基もしくは置換ヘテロシクロアルキルアルキル基(ここで、「ヘテロシクロアルキル」は、複素環を意味する)からなる群より選択され;ここで、該置換R13基およびR14基に1〜6個の置換基が存在し、各々の置換基は、独立して、アルキル、−CF、−OH、アルコキシ、アリール、アリールアルキル、フルオロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−N(R40、−C(O)OR15、−C(O)NR1516、−S(O)NR1516、−S(O)NR1516、−C(O)R15、R15がHでないという条件で−SO15、ハロゲン、および−NHC(O)NR1516からなる群より選択されるか;または
13およびR14は、それらが結合される窒素と一緒になって、−C(O)NR1314および−SONR1314において非置換飽和複素環式環もしくは置換飽和複素環式環を形成し、該環は、必要に応じて、O、SおよびNR18からなる群より選択される1個のさらなるヘテロ原子を含み;ここで、該置換環化R13基および置換環化R14基に1〜3個の置換基が存在し、各々の置換基は、独立して、アルキル基、アリール基、ヒドロキシ基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、アリールアルキル基、フルオロアルキル基、シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、ヘテロアリール基、ヘテロアリールアルキル基、アミノ基、−C(O)OR15、−C(O)NR1516、−SONR1516、−C(O)R15、R15がHではないという条件で−SO15、−NHC(O)NR1516、−NHC(O)OR15、ハロゲン、およびヘテロシクロアルケニル基からなる群より選択され;
各々のR15およびR16は、独立して、H、アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、およびヘテロアリールからなる群より選択され;
17は、−SOアルキル、−SOアリール、−SOシクロアルキル、および−SOヘテロアリールからなる群より選択され;
18はH、アルキル、アリール、ヘテロアリール、−C(O)R19、−SO19、および−C(O)NR1920からなる群より選択され;
各々のR19およびR20は、独立して、アルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群より選択され;
30は、アルキル、シクロアルキル、−CN、−NO、またはR15がHではないという条件で−SO15からなる群より選択され;
各々のR31は、独立して、非置換アルキルもしくは置換アルキル、非置換アリールもしくは置換アリール、非置換ヘテロアリールもしくは置換ヘテロアリール、および非置換シクロアルキルもしくは置換シクロアルキルからなる群より選択され;ここで、該置換R31基に1〜6個の置換基が存在し、各々の置換基は、独立して、アルキル、ハロゲンおよび−CFから選択され;
各々のR40は、独立して、H、アルキルおよびシクロアルキルからなる群より選択され;
gは、1または2であり、
tは、0、1、または2である、
化合物。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物であって、Aは、以下:
【化12】


からなる群より選択される、化合物。
【請求項3】
請求項1に記載の化合物であって、置換基Aは、以下:
【化13】


であり、ここで、該フラン環は、置換されていないか、または1個もしくは2個のアルキル基で置換されており、各々のアルキル基は、独立して選択され、Rは、−CF、アルキルおよびシクロアルキルからなる群より選択され、そしてRはHである、化合物。
【請求項4】
請求項1に記載の化合物であって、置換基Aは、以下:
【化14】


であり、ここで、該フラン環は、メチル、エチルおよびイソプロピルからなる群より選択される1個もしくは2個のアルキル基で置換されており、Rは、エチル、イソプロピル、およびt−ブチルからなる群より選択され、そしてRはHである、化合物。
【請求項5】
請求項1に記載の化合物であって、Aは、以下:
【化15−1】


【化15−2】


【化15−3】


【化15−4】


からなる群より選択される、化合物。
【請求項6】
請求項1に記載の化合物であって、Aは、以下:
【化16】


からなる群より選択される、化合物。
【請求項7】
請求項1に記載の化合物であって、置換基Aは、以下:
【化17】


からなる群より選択される、化合物。
【請求項8】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化18】


からなる群より選択される、化合物。
【請求項9】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化19】


からなる群より選択される、化合物。
【請求項10】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化20】


からなる群より選択される、化合物。
【請求項11】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化21】


からなる群より選択される、化合物。
【請求項12】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化22】


である、化合物。
【請求項13】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化23】


であり、ここで、Rは−OHである、化合物。
【請求項14】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化24】


であり、ここで、Rは、−OHであり、そしてR13およびR14は、独立して、Hおよびアルキルからなる群より選択される、化合物。
【請求項15】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化25】


である、化合物。
【請求項16】
11は、Hである、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
は、−OHである、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
は、−C(O)NR1314である、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
は、−S(O)NR1314である、請求項17に記載の化合物。
【請求項20】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化26】


であり、ここで、Rは、−OHであり、Rは、−C(O)NR1314であり、R11は、Hまたはメチルであり、そしてR13およびR14は、独立して、H、アルキル、非置換シクロアルキル、置換シクロアルキル、非置換ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールからなる群より選択される、化合物。
【請求項21】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化27】


であり、ここで、Rは、−OHであり、Rは、−S(O)NR1314であり、R11は、Hまたはメチルであり、そしてR13およびR14は、独立して、H、アルキル、非置換シクロアルキルおよび置換シクロアルキルからなる群より選択される、化合物。
【請求項22】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化28】


である、化合物。
【請求項23】
11は、Hである、請求項22に記載の化合物。
【請求項24】
は、−OHである、請求項23に記載の化合物。
【請求項25】
は、−C(O)NR1314である、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
は、−S(O)NR1314である、請求項24に記載の化合物。
【請求項27】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化29】


であり、ここで、Rは、−OHであり、Rは、−C(O)NR1314であり、R11は、Hであり、そしてR13およびR14は、独立して、H、アルキル、非置換ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールからなる群より選択される、化合物。
【請求項28】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化30】


であり、ここで、Rは、−OHであり、Rは、−S(O)NR1314であり、R11は、Hであり、そしてR13およびR14は、独立して、Hおよびアルキルからなる群より選択される、化合物。
【請求項29】
請求項1に記載の化合物であって、
(1)式IAにおける置換基Aは、以下の(a)および(b):
【化31−1】


【化31−2】


ここで(a)において、上記環は、置換されていないか、または上記環は、F、Cl、Br、アルキル、シクロアルキル、および−CFからなる群より選択される1〜3個の置換基で置換されており;Rは、H、−CF、−CFCH、メチル、エチル、イソプロピル、シクロプロピルおよびt−ブチルからなる群より選択され;そしてRは、Hである;
【化32】


ここで(b)において、Rは、H、−CF、−CFCH、メチル、エチル、イプロピル、シクロプロピルおよびt−ブチルからなる群より選択され;Rは、Hであり;そしてR8aは、請求項1で規定される通りである;
からなる群より選択され、
(2)式IAにおける置換基Bは、以下:
【化33】


からなる群より選択され、ここで;
は、H、OH、−NHC(O)R13、および−NHSO13からなる群より選択され;
は、−C(O)NR1314、−SONR1314、−NO、シアノ、および−SO13からなる群より選択され;
は、H、−NO、シアノ、アルキル、ハロゲン、および−CFからなる群より選択され;
は、H、−CF、−NO、ハロゲンおよびシアノからなる群より選択され;
は、H、アルキルおよびCFからなる群より選択され;
11は、H、ハロゲンおよびアルキルからなる群より選択され;そして
各々のR13およびR14は、独立して、H、非置換アルキルからなる群より選択される、化合物。
【請求項30】
請求項1に記載の化合物であって、
(1)式IAにおける置換基Aは、以下:
【化34】


からなる群より選択され;そして
(2)式IAにおける置換基Bは、以下:
【化35】


からなる群より選択され、ここで、
は、−OHであり;
は、−SONR1314および−CONR1314からなる群より選択され;
は、H、Br、−CH、エチルおよび−CFからなる群より選択され;
は、Hおよびシアノからなる群より選択され;
は、H、−CHおよび−CFからなる群より選択され;
11は、Hであり;そして
13およびR14は、独立して、Hおよびメチルからなる群より選択される、化合物。
【請求項31】
請求項1に記載の化合物であって、置換基Aは、以下:
【化36】


からなる群より選択され、そして置換基Bは、以下:
【化37】


からなる群より選択される、化合物。
【請求項32】
請求項1に記載の化合物であって、置換基Aは、以下:
【化38】


からなる群より選択され、そして置換基Bは、以下:
【化39】


からなる群より選択される、化合物。
【請求項33】
gは1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項34】
gは2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項35】
gは1である、請求項31に記載の化合物。
【請求項36】
gは2である、請求項32に記載の化合物。
【請求項37】
請求項1に記載の化合物の薬学的に受容可能な塩。
【請求項38】
請求項1に記載の化合物のナトリウム塩。
【請求項39】
請求項1に記載の化合物のカルシウム塩。
【請求項40】
以下:
【化40−1】


【化40−2】


【化40−3】


【化40−4】


【化40−5】


【化40−6】


【化40−7】


【化40−8】


【化40−9】


【化40−10】


【化40−11】


からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物、その薬学的に受容可能な塩、およびその薬学的に受容可能な溶媒和物。
【請求項41】
以下:
【化41−1】


【化41−2】


【化41−3】


【化41−4】


【化41−5】


【化41−6】


【化41−7】


【化41−8】


【化41−9】


からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物、その薬学的に受容可能な塩、およびその薬学的に受容可能な溶媒和物。
【請求項42】
以下:
【化42−1】


【化42−2】


【化42−3】


【化42−4】


【化42−5】


【化42−6】


からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物、その薬学的に受容可能な塩、およびその薬学的に受容可能な溶媒和物。
【請求項43】
以下の式:
【化43】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項44】
以下の式:
【化44】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項45】
以下の式:
【化45】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項46】
以下の式:
【化46】


を有する、請求項42に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項47】
以下の式:
【化47】


を有する、を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項48】
以下の式:
【化48】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項49】
以下の式:
【化49】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項50】
以下の式:
【化50】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項51】
以下の式:
【化51】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項52】
以下の式:
【化52】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項53】
以下の式:
【化53】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項54】
以下の式:
【化54】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項55】
以下の式:
【化55】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項56】
以下の式:
【化56】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項57】
以下の式:
【化57】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項58】
以下の式:
【化58】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項59】
以下の式:
【化59】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項60】
以下の式:
【化60】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項61】
以下の式:
【化61】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項62】
以下の式:
【化62】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項63】
以下の式:
【化63】


を有する、請求項41に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項64】
以下の式:
【化64】


を有する、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項65】
以下の式:
【化65】


を有する、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項66】
以下の式:
【化66】


を有する、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項67】
以下の式:
【化67】


を有する、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物。
【請求項68】
実施例1〜201、201A、201.1〜201.9、202〜204、206〜241、241.1、241.2、241.3、241.4、242〜373〜394、2001〜2060、および2062〜2113の最終化合物からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項69】
単離されかつ純粋な形態の、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項70】
請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物を、薬学的に受容可能なキャリアと組み合わせて含有する、薬学的組成物。
【請求項71】
請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物と、ケモカイン媒介性疾患を処置するための少なくとも1種の薬剤、医薬、抗体および/またはインヒビターとを、薬学的に受容可能なキャリアと組み合わせて含有する、薬学的組成物。
【請求項72】
ケモカイン媒介性疾患を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項73】
癌を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項74】
癌を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用であって、該処置は、該医薬を以下:(a)微小管作用剤、(b)抗腫瘍剤、(c)抗血管新生剤、または(d)VEGFレセプターキナーゼインヒビター、(e)VEGFレセプターに対する抗体、(f)インターフェロン、およびg)放射線からなる群より選択される少なくとも1種の抗癌剤と組み合わせて投与する工程を包含する、使用。
【請求項75】
癌を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用であって、該処置は、該医薬を、ゲムシタビン、パクリタキセル、5−フルオロウラシル、シクロホスファミド、テモゾロミド、およびビンクリスチンからなる群より選択される少なくとも1種の抗血管新生剤と組み合わせて投与する工程を包含する、使用。
【請求項76】
癌を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用であって、該処置は、該医薬を、微小管作用剤と同時かまたは連続的に投与する工程を包含する、使用。
【請求項77】
癌を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用であって、該処置は、該医薬を、(a)以下の(1)、(2)、および(3):
(1)抗腫瘍性剤
(2)微小管作用剤
(3)抗血管新生剤
からなる群より選択される少なくとも1種の薬剤と同時かまたは連続的に投与する工程を包含する、使用。
【請求項78】
血管新生を阻害するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項79】
血管新生性眼疾患を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項80】
急性疼痛、急性炎症、慢性炎症、関節リウマチ、急性炎症性疼痛、慢性炎症性疼痛、神経障害性疼痛、乾癬、アトピー性皮膚炎、喘息、COPD、成人呼吸器疾患、関節炎、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性結腸炎、敗血症性ショック、内毒素性ショック、グラム陰性菌敗血症、トキシックショック症候群、脳卒中、心再灌流傷害、腎再灌流傷害、糸球体腎炎、血栓症、アルツハイマー病、移植片対宿主反応、同種移植片拒絶、マラリア、急性呼吸促迫症候群、遅延型過敏性反応、アテローム性動脈硬化症、脳虚血、心虚血、骨関節炎、多発性硬化症、再狭窄、血管新生、骨粗鬆症、歯肉炎、呼吸器ウイルス、ヘルペスウイルス、肝炎ウイルス、HIV、カポジ肉腫関連ウイルス、髄膜炎、嚢胞性線維症、早期分娩、咳、掻痒症、多器官機能障害、外傷、緊張、捻挫、挫傷、乾癬性関節炎、ヘルペス、脳炎、CNS脈管炎、外傷性脳傷害、CNS腫瘍、クモ膜下出血、外科手術後外傷、間質性肺炎、過敏症、結晶誘導性関節炎、急性膵炎、慢性膵炎、急性アルコール性肝炎、壊死性腸炎、慢性静脈洞炎、血管新生性眼疾患、眼炎症、未熟児網膜症、糖尿病性網膜症、湿式優先の黄斑変性、角膜血管新生、多発性筋炎、脈管炎、座瘡、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、セリアック病、食道炎、舌炎、気流閉塞、気道応答性亢進、気管支拡張、細気管支炎、閉塞性細気管支炎、慢性気管支炎、肺性心、呼吸困難、気腫、高炭酸ガス症、過膨張、低酸素血症、高酸素症誘導性炎症、低酸素症、外科的肺容積縮小、肺線維症、肺高血圧症、右心室肥大、連続携行式腹膜灌流(CAPD)を伴う腹膜炎、顆粒球エールリヒア症、サルコイドーシス、小気道疾患、換気血流不適合、喘息、感冒、痛風、アルコール性肝臓疾患、狼瘡、熱傷治療、歯周炎、癌、移植片再灌流傷害、早期移植拒絶、気道反応性亢進、アレルギー性接触皮膚炎、アレルギー性鼻炎、円形脱毛症、抗リン脂質症候群、形成性貧血、自己免疫性難聴、自己免疫性溶血性症候群、自己免疫性肝炎、自己免疫性ニューロパシー、自己免疫性卵巣不全、自己免疫性精巣炎、自己免疫性血小板減少症、水疱性類天疱瘡、慢性同種移植脈管障害、慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー、肝硬変、肺炎心、クリオグロブリン血症、皮膚筋炎、糖尿病、薬物性自己免疫、後天性表皮水疱症、子宮内膜症、線維性疾患、胃炎、グッドパスチャー症候群、グレーヴズ病、ギヤン−バレー病、橋本甲状腺炎、肝炎関連自己免疫、HIV関連の自己免疫症候群および血液疾患、下垂体炎、特発性血小板紫斑病、間質性膀胱炎、若年性関節炎、ランゲルハンス細胞組織球炎、扁平苔癬、金属誘発性自己免疫、重症筋無力症、骨髄異形成症候群、心筋炎、筋炎、ニューロパシー、腎炎症候群、視神経炎、膵炎、発作性夜間血色素尿症、天疱瘡、多発性筋痛、感染後自己免疫、原発性胆汁性肝硬変、反応性関節炎、強直性脊椎炎、レーノー現象、ライター症候群、再灌流傷害、強膜炎、強皮症、自己免疫疾患の二次血液発現、シリコン移植片関連自己免疫疾患、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、血小板減少症、横断脊髄炎、尿細管間質性腎炎、ブドウ膜炎、脈管炎症候群、および白斑からなる群より選択される疾患を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項81】
ケモカイン媒介性疾患を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用であって、該処置は、該医薬を、ケモカイン媒介性疾患の処置に有用な少なくとも1種の他の医薬と組み合わせて投与する工程を包含する、使用。
【請求項82】
ケモカイン媒介性疾患を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用であって、該処置は、該医薬を、以下:
(a)疾患変性抗リウマチ薬;
(b)非ステロイド性抗炎症薬;
(c)COX−2選択的インヒビター;
(d)COX−1インヒビター;
(e)免疫抑制剤;
(f)ステロイド;
(g)生物学的応答改変物質;および
(h)ケモカイン媒介性疾患の処置に有用な他の抗炎症剤または治療薬
からなる群より選択される少なくとも1種の他の医薬と組み合わせて投与する工程を包含する、使用。
【請求項83】
肺疾患を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用であって、該処置は、該医薬を、糖質コルチコイド、5−リポキシゲナーゼインヒビター、β−2アドレナリンレセプターアゴニスト、ムスカリン性M1アンタゴニスト、ムスカリン性M3アンタゴニスト、ムスカリン性M2アゴニスト、NK3アンタゴニスト、LTB4アンタゴニスト、システイニルロイコトリエンアンタゴニスト、気管支拡張剤、PDE4インヒビター、PDEインヒビター、エラスターゼインヒビター、MMPインヒビター、ホスホリパーゼA2インヒビター、ホスホリパーゼDインヒビター、ヒスタミンH1アンタゴニスト、ヒスタミンH3アンタゴニスト、ドーパミンアゴニスト、アデノシンA2アゴニスト、NK1アンタゴニストおよびNK2アンタゴニスト、GABA−bアゴニスト、ノシセプチンアゴニスト、去痰剤、粘液溶解剤、鬱血除去薬、抗酸化剤、抗IL−8抗体、抗IL−5抗体、抗IgE抗体、抗TNF抗体、IL−10、接着分子インヒビター、および成長ホルモンからなる群より選択される少なくとも1種の化合物と組み合わせて投与する工程を包含する、使用。
【請求項84】
多発性硬化症を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用であって、該処置は、該医薬を、酢酸ガラチラメル、糖質コルチコイド、メトトレキサート、アゾチオプリン、ミトキサントロン、ケモカインインヒビター、およびCB2選択的インヒビターからなる群より選択される少なくとも1種の化合物と組み合わせて投与する工程を包含する、使用。
【請求項85】
多発性硬化症を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用であって、該処置は、該医薬を、メトトレキサート、シクロスポリン、レフルニミド、スルファサラジン、β−メタゾン、β−インターフェロン、酢酸ガラチラメル、プレドニゾン、エトネルセプト、およびインフリキシマブからなる群より選択される少なくとも1種の化合物と組み合わせて投与する工程を包含する、使用。
【請求項86】
慢性関節リウマチを処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項87】
慢性関節リウマチを処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用であって、該処置は、該医薬を、COX−2インヒビター、COXインヒビター、免疫抑制剤、ステロイド、PDE IVインヒビター、抗TNF−α化合物、MMPインヒビター、糖質コルチコイド、ケモカインインヒビター、CB2選択的インヒビター、および慢性関節リウマチの処置に指示される他のクラスの化合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物と組み合わせて投与する工程を包含する、使用。
【請求項88】
脳卒中および心再灌流傷害を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用であって、該処置は、該医薬を、血栓溶解剤、抗血小板剤、アンタゴニスト、抗凝血薬、および慢性関節リウマチの処置に指示される他の化合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物と組み合わせて投与する工程を包含する、使用。
【請求項89】
脳卒中および心再灌流傷害を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用であって、該処置は、該医薬を、テネクテプラーゼ、TPA、アルテプラーゼ、アブシキシマブ、エフチイフバチド、およびヘパリンからなる群より選択される少なくとも1種の化合物と組み合わせて投与する工程を包含する、使用。
【請求項90】
乾癬を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用であって、該処置は、該医薬を、免疫抑制剤、ステロイド、および抗TNF−α化合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物と組み合わせて投与する工程を包含する、使用。
【請求項91】
COPDを処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項92】
急性疼痛を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項93】
急性炎症性疼痛を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項94】
慢性炎症性疼痛を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項95】
神経障害性疼痛を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項96】
関節炎を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項97】
骨関節炎を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項98】
請求項80に記載の使用であって、前記
(a)移植片拒絶は、急性移植片拒絶および慢性移植片拒絶からなる群より選択され、
(b)早期移植拒絶は、急性移植片拒絶であり、
(c)自己免疫性難聴は、メニエール病であり、
(d)心筋炎は、ウイルス性心筋炎であり、
(e)ニューロパシーは、IgAニューロパシー、膜性ニューロパシー、および特発性ニューロパシーからなる群より選択され、
(f)自己免疫性疾患は、貧血であり、そして
(g)脈管炎症候群は、巨細胞性動脈炎、ベーチット病およびヴェーゲナー肉芽腫症からなる群より選択される、
使用。
【請求項99】
急性疼痛、急性炎症、慢性炎症、関節リウマチ、急性炎症性疼痛、慢性炎症性疼痛、神経障害性疼痛、乾癬、アトピー性皮膚炎、喘息、COPD、成人呼吸器疾患、関節炎、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性結腸炎、敗血症性ショック、内毒素性ショック、グラム陰性菌敗血症、トキシックショック症候群、脳卒中、心再灌流傷害、腎再灌流傷害、糸球体腎炎、血栓症、アルツハイマー病、移植片対宿主反応、同種移植片拒絶、マラリア、急性呼吸促迫症候群、遅延型過敏性反応、アテローム性動脈硬化症、脳虚血、心虚血、骨関節炎、多発性硬化症、再狭窄、血管新生、骨粗鬆症、歯肉炎、呼吸器ウイルス、ヘルペスウイルス、肝炎ウイルス、HIV、カポジ肉腫関連ウイルス、髄膜炎、嚢胞性線維症、早期分娩、咳、掻痒症、多器官機能障害、外傷、緊張、捻挫、挫傷、乾癬性関節炎、ヘルペス、脳炎、CNS脈管炎、外傷性脳傷害、CNS腫瘍、クモ膜下出血、外科手術後外傷、間質性肺炎、過敏症、結晶誘導性関節炎、急性膵炎、慢性膵炎、急性アルコール性肝炎、壊死性腸炎、慢性静脈洞炎、血管新生性眼疾患、眼炎症、未熟児網膜症、糖尿病性網膜症、湿式優先の黄斑変性、角膜血管新生、多発性筋炎、脈管炎、座瘡、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、セリアック病、食道炎、舌炎、気流閉塞、気道応答性亢進、気管支拡張、細気管支炎、閉塞性細気管支炎、慢性気管支炎、肺性心、呼吸困難、気腫、高炭酸ガス症、過膨張、低酸素血症、高酸素症誘導性炎症、低酸素症、外科的肺容積縮小、肺線維症、肺高血圧症、右心室肥大、連続携行式腹膜灌流(CAPD)を伴う腹膜炎、顆粒球エールリヒア症、サルコイドーシス、小気道疾患、換気血流不適合、喘息、感冒、痛風、アルコール性肝臓疾患、狼瘡、熱傷治療、歯周炎、癌、移植片再灌流傷害、および早期移植拒絶からなる群より選択されるCXCR1媒介性疾患および/またはCXCR2媒介性疾患、あるいは状態を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはまたはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項100】
急性炎症、慢性炎症、急性炎症性疼痛、急性疼痛、慢性炎症性疼痛、神経障害性疼痛、急性移植片拒絶、急性呼吸促迫症候群、成人呼吸器疾患、気道反応性亢進、アレルギー性接触皮膚炎、アレルギー性鼻炎、円形脱毛症、アルツハイマー病、血管新生性眼疾患、抗リン脂質症候群、形成性貧血、喘息、アテローム性動脈硬化症、アトピー性皮膚炎、自己免疫性難聴、自己免疫性溶血性症候群、自己免疫性肝炎、自己免疫性ニューロパシー、自己免疫性卵巣不全、自己免疫性精巣炎、自己免疫性血小板減少症、細気管支炎、閉塞性細気管支炎症候群、水疱性類天疱瘡、熱傷治療、癌、脳虚血、心虚血、慢性移植片拒絶、慢性同種移植脈管障害、慢性気管支炎、慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー、慢性静脈洞炎、肝硬変、CNS脈管炎、COPD、肺炎心、クローン病、クリオグロブリン血症、結晶誘導性関節炎、遅延型過敏症反応、皮膚筋炎、糖尿病、糖尿病性網膜症、薬物性自己免疫、呼吸困難、気腫、後天性表皮水疱症、子宮内膜症、線維性疾患、胃炎、糸球体腎炎、グッドパスチャー症候群、移植片対宿主疾患、グレーヴズ病、ギヤン−バレー病、橋本甲状腺炎、肝炎関連自己免疫、HIV関連の自己免疫症候群および血液疾患、高酸素症誘導性炎症、高炭酸ガス症、過膨張、下垂体炎、低酸素症、特発性血小板紫斑病、炎症性腸疾患s、間質性膀胱炎、間質性肺炎、若年性関節炎、ランゲルハンス細胞組織球炎、扁平苔癬、金属誘発性自己免疫、多発性硬化症、重症筋無力症、骨髄異形成症候群、心筋炎(ウイルス性心筋炎を含む)、筋炎、ニューロパシー、腎炎症候群、眼炎症、視神経炎、骨関節炎、膵炎、発作性夜間血色素尿症、天疱瘡、多発性筋痛、多発性筋炎、感染後自己免疫、肺線維症、原発性胆汁性肝硬変、乾癬、掻痒症、関節リウマチ、反応性関節炎、強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、レーノー現象、ライター症候群、再灌流傷害、再狭窄、サルコイドーシス、強膜炎、強皮症、自己免疫疾患の二次血液発現、シリコン移植片関連自己免疫疾患、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、血小板減少症、血栓症、横断脊髄炎、尿細管間質性腎炎、潰瘍性結腸炎、ブドウ膜炎、脈管炎および脈管炎症候群、および白斑からなる群より選択されるCCR7媒介性疾患、あるいは状態を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜69のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはまたはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物の使用。
【請求項101】
請求項99に記載の使用であって、前記
(a)移植片拒絶は、急性移植片拒絶および慢性移植片拒絶からなる群より選択され、そして
(b)早期移植拒絶は、急性移植片拒絶である、
使用。
【請求項102】
請求項100に記載の使用であって、前記
(a)自己免疫性難聴は、メニエール病であり、
(b)心筋炎は、ウイルス性心筋炎であり、
(c)ニューロパシーは、IgAニューロパシー、膜性ニューロパシー、および特発性ニューロパシーからなる群より選択され、
(d)自己免疫性疾患は、貧血であり、そして
(e)脈管炎症候群は、巨細胞性動脈炎、ベーチット病およびヴェーゲナー肉芽腫症からなる群より選択される、
使用。

【公表番号】特表2006−508079(P2006−508079A)
【公表日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−543449(P2004−543449)
【出願日】平成15年10月7日(2003.10.7)
【国際出願番号】PCT/US2003/031707
【国際公開番号】WO2004/033440
【国際公開日】平成16年4月22日(2004.4.22)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【出願人】(504023936)ファーマコピーア ドラッグ ディスカバリー,インコーポレーティッド (6)
【Fターム(参考)】