パターン形成材料、並びにパターン形成装置及びパターン形成方法
【課題】 感光層の感度低下を効果的に抑制でき、かつ、より高精細なパターンを形成可能なパターン形成材料、並びに該パターン形成材料を備えたパターン形成装置及び前記パターン形成材料を用いたパターン形成方法の提供。
【解決手段】 支持体上に感光層を少なくとも有し、該支持体が、第一の形態ではヘイズ値が4.0%以下であり、第二の形態ではその少なくとも片面に不活性粒子が塗布され、該感光層を露光し現像する場合において、該感光層の露光する部分の厚みを該露光・現像後において変化させない前記光の最小エネルギーが、0.1〜10(mJ/cm2)であることを特徴とするパターン形成材料、並びに該パターン形成材料を備えたパターン形成装置、及び該パターン形成材料を用いて露光するパターン形成方法である。
【解決手段】 支持体上に感光層を少なくとも有し、該支持体が、第一の形態ではヘイズ値が4.0%以下であり、第二の形態ではその少なくとも片面に不活性粒子が塗布され、該感光層を露光し現像する場合において、該感光層の露光する部分の厚みを該露光・現像後において変化させない前記光の最小エネルギーが、0.1〜10(mJ/cm2)であることを特徴とするパターン形成材料、並びに該パターン形成材料を備えたパターン形成装置、及び該パターン形成材料を用いて露光するパターン形成方法である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持体上に感光層を少なくとも有し、該支持体のヘイズ値が、4.0%以下であり、該感光層が、重合禁止剤、バインダー、重合性化合物及び光重合開始剤を含み、かつ、該感光層を露光し現像する場合において、該感光層の露光する部分の厚みを該露光及び現像後において変化させない前記露光に用いる光の最小エネルギーが、0.1〜10mJ/cm2であることを特徴とするパターン形成材料。
【請求項2】
支持体の全光線透過率が、86%以上である請求項1に記載のパターン形成材料。
【請求項3】
支持体のヘイズ値、及び、支持体の全光線透過率を求める場合の光の波長が、405nmである請求項1から2のいずれかに記載のパターン形成材料。
【請求項4】
支持体上に感光層を少なくとも有し、該支持体の少なくとも片面に不活性微粒子が塗布され、該感光層が、重合禁止剤、バインダー、重合性化合物及び光重合開始剤を含み、かつ、該感光層を露光し現像する場合において、該感光層の露光する部分の厚みを該露光及び現像後において変化させない前記露光に用いる光の最小エネルギーが、0.1〜10mJ/cm2であることを特徴とするパターン形成材料。
【請求項5】
支持体が、二軸延伸ポリエステルフィルムである請求項1から4のいずれかに記載のパターン形成材料。
【請求項6】
露光に用いる光の最小エネルギー量を求める場合の露光波長が、405nmである請求項1から5のいずれかに記載のパターン形成材料。
【請求項7】
重合性化合物が、プロピレンオキシド基を含む化合物、エチレンオキシド基を含む化合物、ウレタン基を含む化合物、及びアリール基を含む化合物から選択される少なくとも1種を有する請求項1から6に記載のパターン形成材料。
【請求項8】
重合性化合物が、プロピレンオキシド基を含む化合物、ウレタン基を含む化合物、及びアリール基を含む化合物を少なくとも含む請求項1から7のいずれかに記載のパターン形成材料。
【請求項9】
重合禁止剤が、フェノール性水酸基を少なくとも2個有する化合物、イミノ基で置換された芳香環を有する化合物、イミノ基で置換された複素環を有する化合物、及びヒンダードアミン化合物から選択される少なくとも1種である請求項1から8のいずれかに記載のパターン形成材料。
【請求項10】
感光層が、増感剤を含む請求項1から9のいずれかに記載のパターン形成材料。
【請求項11】
増感剤が、縮環系化合物である請求項10に記載のパターン形成材料。
【請求項12】
感光層上に保護フィルムを有し、該保護フィルムが、ポリプロピレン樹脂、エチレン−プロピレン共重合樹脂及びポリエチレンテレフタレート樹脂から選択される少なくとも1種を含む請求項1から11のいずれかに記載のパターン形成材料。
【請求項13】
請求項1から12のいずれかに記載のパターン形成材料を備えており、
光を照射可能な光照射手段と、該光照射手段からの光を変調し、前記パターン形成材料における感光層に対して露光を行う光変調手段とを少なくとも有することを特徴とするパターン形成装置。
【請求項14】
請求項1から12のいずれかに記載のパターン形成材料における該感光層に対し、露光を行うことを少なくとも含むことを特徴とするパターン形成方法。
【請求項15】
露光が、光変調手段により光を変調させた後、前記光変調手段における描素部の出射面の歪みによる収差を補正可能な非球面を有するマイクロレンズを配列したマイクロレンズアレイを通して行われる請求項14に記載のパターン形成方法。
【請求項16】
非球面が、トーリック面である請求項15に記載のパターン形成方法。
【請求項17】
露光が行われた後、感光層の現像を行う請求項14から16のいずれかに記載のパターン形成方法。
【請求項18】
現像が行われた後、永久パターンの形成を行う請求項17に記載のパターン形成方法。
【請求項1】
支持体上に感光層を少なくとも有し、該支持体のヘイズ値が、4.0%以下であり、該感光層が、重合禁止剤、バインダー、重合性化合物及び光重合開始剤を含み、かつ、該感光層を露光し現像する場合において、該感光層の露光する部分の厚みを該露光及び現像後において変化させない前記露光に用いる光の最小エネルギーが、0.1〜10mJ/cm2であることを特徴とするパターン形成材料。
【請求項2】
支持体の全光線透過率が、86%以上である請求項1に記載のパターン形成材料。
【請求項3】
支持体のヘイズ値、及び、支持体の全光線透過率を求める場合の光の波長が、405nmである請求項1から2のいずれかに記載のパターン形成材料。
【請求項4】
支持体上に感光層を少なくとも有し、該支持体の少なくとも片面に不活性微粒子が塗布され、該感光層が、重合禁止剤、バインダー、重合性化合物及び光重合開始剤を含み、かつ、該感光層を露光し現像する場合において、該感光層の露光する部分の厚みを該露光及び現像後において変化させない前記露光に用いる光の最小エネルギーが、0.1〜10mJ/cm2であることを特徴とするパターン形成材料。
【請求項5】
支持体が、二軸延伸ポリエステルフィルムである請求項1から4のいずれかに記載のパターン形成材料。
【請求項6】
露光に用いる光の最小エネルギー量を求める場合の露光波長が、405nmである請求項1から5のいずれかに記載のパターン形成材料。
【請求項7】
重合性化合物が、プロピレンオキシド基を含む化合物、エチレンオキシド基を含む化合物、ウレタン基を含む化合物、及びアリール基を含む化合物から選択される少なくとも1種を有する請求項1から6に記載のパターン形成材料。
【請求項8】
重合性化合物が、プロピレンオキシド基を含む化合物、ウレタン基を含む化合物、及びアリール基を含む化合物を少なくとも含む請求項1から7のいずれかに記載のパターン形成材料。
【請求項9】
重合禁止剤が、フェノール性水酸基を少なくとも2個有する化合物、イミノ基で置換された芳香環を有する化合物、イミノ基で置換された複素環を有する化合物、及びヒンダードアミン化合物から選択される少なくとも1種である請求項1から8のいずれかに記載のパターン形成材料。
【請求項10】
感光層が、増感剤を含む請求項1から9のいずれかに記載のパターン形成材料。
【請求項11】
増感剤が、縮環系化合物である請求項10に記載のパターン形成材料。
【請求項12】
感光層上に保護フィルムを有し、該保護フィルムが、ポリプロピレン樹脂、エチレン−プロピレン共重合樹脂及びポリエチレンテレフタレート樹脂から選択される少なくとも1種を含む請求項1から11のいずれかに記載のパターン形成材料。
【請求項13】
請求項1から12のいずれかに記載のパターン形成材料を備えており、
光を照射可能な光照射手段と、該光照射手段からの光を変調し、前記パターン形成材料における感光層に対して露光を行う光変調手段とを少なくとも有することを特徴とするパターン形成装置。
【請求項14】
請求項1から12のいずれかに記載のパターン形成材料における該感光層に対し、露光を行うことを少なくとも含むことを特徴とするパターン形成方法。
【請求項15】
露光が、光変調手段により光を変調させた後、前記光変調手段における描素部の出射面の歪みによる収差を補正可能な非球面を有するマイクロレンズを配列したマイクロレンズアレイを通して行われる請求項14に記載のパターン形成方法。
【請求項16】
非球面が、トーリック面である請求項15に記載のパターン形成方法。
【請求項17】
露光が行われた後、感光層の現像を行う請求項14から16のいずれかに記載のパターン形成方法。
【請求項18】
現像が行われた後、永久パターンの形成を行う請求項17に記載のパターン形成方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図13】
【図21】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27a】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図4】
【図12】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19a】
【図19b】
【図19c】
【図19d】
【図20a】
【図20b】
【図20c】
【図20d】
【図22】
【図23】
【図27b】
【図28】
【図2】
【図3】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図13】
【図21】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27a】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図4】
【図12】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19a】
【図19b】
【図19c】
【図19d】
【図20a】
【図20b】
【図20c】
【図20d】
【図22】
【図23】
【図27b】
【図28】
【公開番号】特開2006−163341(P2006−163341A)
【公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−163329(P2005−163329)
【出願日】平成17年6月2日(2005.6.2)
【出願人】(000005201)富士写真フイルム株式会社 (7,609)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年6月2日(2005.6.2)
【出願人】(000005201)富士写真フイルム株式会社 (7,609)
【Fターム(参考)】
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