説明

炎症性疾患の処置のためのPGD2レセプターアンタゴニスト

構造式:(I)および(I−A)によって表される化合物が開示される。また、炎症性障害の処置のための、Th2で発現される化学誘導物質受容体−ホモログ分子、または単に「CRTH2」といわれるGタンパク質共役受容体を阻害するための化合物の使用が開示される。構造式(I)および(I−A)中の変数は本明細書中に定義される。本発明の化合物、およびその薬学的に受容可能な組成物はCRTH2およびその天然リガンドPGD2の間の相互作用の阻害剤として有効である。従って、本発明の化合物およびその薬学的に受容可能な塩は、炎症性成分で炎症障害および/または複数の障害を治療するのに有用である。



Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の化学式I−Aの化合物、
【化1】

またはその薬学的に受容可能な塩であって、式中:
環Aは、任意に置換された単環式芳香族であり、
Rは−X−Rであり、
は−X−Rであり、
およびXは、それぞれ独立して−S(O)−、−C(O)−、または−C(O)NH−であり、
は、
A)非芳香族複素環、芳香族環、または芳香族複素環が任意に置換された単環式非芳香族複素環または単環式芳香族環または単環式芳香族複素環に縮合した、5〜6個の環原子を有する芳香族基または複素環式芳香族基、または
B)下記のRで表される、独立して選択された1〜2個の基によって任意には更に置換されている、5〜6個の環原子を有する芳香族基または複素環式芳香族基であって、
i)T−V−T−R
ii)T−V−T−M−R、または
iii)Rが、任意に置換された非芳香族炭素環基または非芳香族複素環基であるV−Rによって置換された、5〜6個の環原子を有する芳香族基または複素環式芳香族基であり、
各Rは、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、−NO、−CN、−N(R’)、−NR’CO、−NR’C(O)R、−NR’NR’C(O)R、−N(R’)C(O)N(R’)、−NR’NR’C(O)N(R’)、−NR’NR’CONR、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R’)、−S(O)R、−NR’SON(R’)、NR’SO、−C(=S)N(R’)、および−C(=NH)−N(R’)から独立して選択され、
各R’は、独立して、水素、アルキル、−C(O)OR、−S(O)、または−C(O)Rであり、
各Rは、独立して、水素基もしくはアルキル基非芳香族複素環基、または芳香族基であるが、そのRで表されるアルキル基、非芳香族複素環基、および芳香族基が、以下のRで表される基から独立して選択された1個以上の基で任意に置換されており、
各Rは、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、−NO、−CN、−N(R、−NHCO、−NHC(O)R、−NHNHC(O)R、−NHC(O)N(R、−NHNHC(O)N(R、−NHNHCO、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R、−S(O)R、−NHSON(R、−NHSO、−C(=S)N(R、または−C(=NH)−N(Rであり、
は、−H、C〜Cアルキル基、単環式ヘテロアリール基、非芳香族複素環基、または、任意にはアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、−CN、−NO、アミン、アルキルアミン、もしくはジアルキルアミンで置換されたフェニル基であるか;または、第二級環アミンを含む、Rおよび−N(Rで表される非芳香族複素環基が、任意にはアシル化またはアルキル化されているならば、−N(Rは非芳香族複素環基であり、
Vは、共有結合、−O−、−C(O)−、−N(R’)−、−S−、−S(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)−、−S(O)NR−、−NRS(O)−、または−S(O)−であり、
Tは、C1−10の直鎖アルキレンであり、
は、共有結合、またはC1−10の直鎖アルキレンであって、TおよびTで合わせて10炭素原子以下を含み、かつ、TおよびTが、任意の1個以上の置換可能な炭素原子を、ハロゲン、アルキル、gemジアルキル、gemジハロ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、スピロシクロアルキル、任意でN−置換された窒素を含むスピロ非芳香族複素環基、O−含有スピロ非芳香族複素環基、アミン、アルキルアミン、ジアルキルアミン、アルコキシ、またはヒドロキシルで任意かつ独立して置換されており、
Mは、単環式芳香族基、複素環式芳香族基、単環式非芳香族炭素環基、または複素環基から選択される任意に置換された基であり、
は、−C(O)OR、−C(O)R、−OC(O)R、−C(O)N(R、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−S(O)、−S(O)COR、−S(O)N(R、−NRS(O)、−NRS(O)、S(O)OR、−S(O)OR、−S(O)R、−SR、−C(O)−NRS(O)、−CN−、−NRC(O)N(R、−OC(O)N(R、−N(R、−OR、任意に置換された非芳香族複素環基、または任意に置換されたヘテロアリール基であり、
Vが共有結合であるときにTがC2−10であり、Vが、−O−、−S−、または−N(R’)−であり、Rが、−CN、−OH−、−SH−、−N(RであるときにTがC2−10であれば、
各Rは、独立して−H、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、カルボキシアルキル、−C(O)OCH、−S(O)CH、−C(O)OH、−C(O)OMe、−C(O)OEt、−C(O)NH、ベンジル、ピロリジニル、モルホリニル、または、−N(Rが窒素含有非芳香族複素環基であり、
は、C1−3アルキルであり、
は、芳香族、複素芳香族、非芳香族炭素環、または非芳香族複素環から選択される、任意に置換された単環式基または二環式基であり、
は、任意に置換されたC1−6アルキル、C1−4アルキル、または任意に置換されたC3−6シクロアルキルであるが、
ただし、化学式I−Aの化合物は以下:
(±)−シス−N−[1−(1H−インドール−2−カルボニル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−N−[1−(ベンゾフラン−2−カルボニル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス{4−[2−メチル−4−(フェニル−プロピオニル−アミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル]−フェノキシ}−酢酸エチルエステル;(±)−シス−{4−[2−メチル−4−(フェニル−プロピオニル−アミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル]−フェノキシ}−酢酸;(±)−シス−N−{2−メチル−1−[4−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル}−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−N−[1−(4−カルバモイルメトキシ−ベンゾイル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−N−{1−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロポキシ)−ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル}−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−N−[1−(4−ジメチルカルバモイルメトキシ−ベンゾイル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−N−[1−(ベンゾ[b]チオフェン−3−カルボニル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−N−フェニル−アセトアミド;(±)−シス−N−[1−(ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボニル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−{4−[4−(アセチル−フェニル−アミノ}−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル]−フェニルアミノ}−酢酸;(±)−シス−N−[1−(1−イソプロピル−1H−ベンゾトリアゾール−5−カルボニル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−4−{4−[2−メチル−4−(フェニル−プロピオニル−アミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル]−フェニル}−ピペリジン−1−カルボン酸エチルエステル;(±)−シス−N−[2−メチル−1−(4−ピペリジン−4−イル−ベンゾイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−N−{1−[4−(1−アセチル−ピペリジン−4−イル)−ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル}−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−N−{1−[4−(1−エチル−ピペリジン−4−イル)−ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル}−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−N−{2−メチル−1−[4−(4−メチル−ピペラジン−l−イル)−ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル}−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−N−[2−メチル−l−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−7−カルボニル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−N−[2−メチル−l−(4−モルホリン4−イル−ベンゾイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−N−[2−メチル−l−(4−ピロリジン−1−イル−ベンゾイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−2−{4−[4−(アセチル−フェニル−アミノ)−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル]−フェニルアミノ}−プロピオン酸メチルエステル;(±)−シス−2−{4−[4−(アセチル−フェニル−アミノ)−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル]−フェニルアミノ}−プロピオンアミド;(±)−シス−N−[1−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−カルボニル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−N−[1−(ベンゾ[c]イソオキサゾール−3−カルボニル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−N−フェニル−プロピオンアミド;(±)−シス−4−(4−{4−[(4−クロロ−フェニル)−プロピノイル−アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル}−フェノキシ)−酪酸エチルエステル;(±)−シス−4−(4−{4−[(4−クロロ−フェニル)−プロピオニル−アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル}−フェノキシ)−酪酸;(±)−シス−N−(4−クロロ−フェニル)−N−{2−メチル−1−[4−(1H−テトラゾール−5−イルメトキシ)−ベイゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル}−プロピオンアミド;(±)−シス−N−(4−クロロ−
フェニル)−N−{1−[4−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロポキシ)−ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル}−アセトアミド;(±)−シス−3−(4−{4−[アセチル−(4−クロロ−フェニル)−アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル}−フェノキシ)−2,2−ジメチル−プロピオン酸メチルエステル;(±)−シス−N−(4−クロロ−フェニル)−N−[1−(4−シクロペンチルオキシ−ベンゾイル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−アセトアミド;(±)−シス−N−{1−[4−(4−アセチル−ピペラジン−1−イル)−ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル}−N−(4−クロロ−フェニル)−アセトアミド;(2S,4R)−N−(4−クロロ−フェニル)−N−[2−メチル−1−(4−モルホリン−4−イル−ベイゾイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−アセトアミド;(2S,4R)−4−(4−{4−[アセチル−(4−クロロ−フェニル)−アミノ−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル}−フェノキシ)−酪酸;(2S,4R)−N−(4−クロロ−フェニル)−N−[2−メチル−1−(6−モルホリン−4−イル−ピリジン−3−カルボニル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−アセトアミド;(2S,4R)−4−(4−{4−[アセチル−(4−クロロ−フェニル)−アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル}−フェノキシ)−ピペリジン−1−カルボン酸エチルエステル;(2S,4R)−N−(4−クロロ−フェニル)−N−{2−メチル−1−[4−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−アセトアミド;(2S,4R)−(4−{4−[アセチル−(4−クロロ−フェニル)−アミノ)−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル}−フェノキシ)−酢酸;(2S,4R)−N−(4−クロロ−フェニル)−N−{2−メチル−1−[4−(1H−テトラゾール−5−イルメトキシ)−ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル}−アセトアミド;(2S,4R)−N−1−{4−(1−アセチル−ピペリジン−4−イルオキシ)−ベンゾイル]−2−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル}−N−{4−クロロ−フェニル)−アセトアミド;(2S,4R)−N−(4−クロロ−フェニル)−N−{2−メチル−1−[4−(ピリジン−4−イルメトキシ)−ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル}−アセトアミド;(2S,4R)−4−(3−{4−[アセチル−(4−クロロ−フェニル)−アミノ)−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル}−フェノキシ)−酪酸;(2S,4R)−4−(4−{4−[アセチル−(4−クロロ−フェニル)−アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル}−フェニル)−ピペリジン−l−カルボン酸エチルエステル;(2S,4R)−N−(4−クロロ−フェニル)−N−[2−メチル−1−(4−ピロリジン−1−イル−ベンゾイル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−アセトアミド;(2S,4R)−N−(4−クロロ−フェニル)−N−[1−(1−イソプロピル−1H−ベンゾトリアゾール−5−カルボニル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−アセトアミド;(2S,4R)−3−(4−{4−[アセチル−(4−クロロ−フェニル)−アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル}−フェニル)プロピオン酸;(2S,4R)−3−(4−{4−[アセチル−(4−クロロ−フェニル)−アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボニル}−フェニル)アクリル酸;N−{(2S,4R)−1−[4−(1−アセチルピペリジン−4−イル)ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}−N−フェニルプロパンアミド;N−{(2R,4S)−1−[4−(1−アセチルピペリジン−4−イル)ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}−N−フェニルプロパンアミド;N−[(2S,4R)−2−メチル−l−(4−モルホリン−4−イルベンゾイル}−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル)−N−フェニルプロパンアミド;N−[(2S,4R)−2−メチル−l−(4−モルホリン−4−イルベンゾイル}−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル)−N−フェニルプロパンアミド;N−{(2S,4R)−1−[4−(1−アセチルピペリジン−4−イル)ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}−N−フェニルプロパンアミド;N−{(2R,4S)−1−[4−(1−アセチルピペリジン−4−イル)ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}−N−フェニルプロパンアミド;N−{(2S,4R)−1−[4−(1−アセチルピペリジン−4−イル)ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}−N−(4−クロロフェニル)アセトアミド;(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェノキシ}ブタン酸;N−{(2S,4R)−1−[4−(2−アミノ−2−オキソエトキシ)ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}−N−(4−クロロフェニル)アセトアミド;4−(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェニル}−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸エチル;N−[(2S,4R)−1−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルカルボニル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル]−N−フェニルアセトアミド;N−{(2S,4R)−2−メチル−l−[(3−メチル−1−ベンゾフラン−2−イル)カルボニル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}
−N−フェニルアセトアミド;4−(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェノキシ)−N−エチルブタンアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−[(2S,4R}−1−(3−エチル−4−フルオロベンゾイル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル]アセトアミド;4−(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェノキシ)−2,2−ジメチルブタンアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−{(2S,4R)−2−メチル−1−[4−(4−オキソ−4−ピロリジン−1−イルブトキシ)ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;4−(4−{[(2S,4R}−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェノキシ)ブタンアミド;4−(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル}アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェノキシ)−N−(メチルスルホニル) ブタンアミド;4−(4−{[(2S,4R}−4−[アセチル(4−クロロフェニル}アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェノキシ)ブタン酸エチル;4−(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェノキシ)−N−ヒドロキシブタンアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−{(2S,4R)−1−[4−(3−シアノプロポキシ)ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−((2S,4R)−2−メチル−l−{4−[3−{1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)プロポキシ]ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;3−(4−{[{2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェノキシ)プロパンアミド;N−{(2S,4R)−1−[4−(3−アミノプロポキシ)ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}−N−(4−クロロフェニル)アセトアミド;N−{(2S,4R)−1−[4−(2−アミノ−2−オキソエトキシ)ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}−N−(4−クロロフェニル)アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−((2S,4R)−2−メチル−l−{4−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエトキシ]ベンゾイル}−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル)アセトアミド;2−(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェノキシ)−N,N−ジメチルアセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−{(2S,4R)−2−メチル−l−[4−(2−モルホリン−4−イル−2−オキソエトキシ)ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−((2S,4R)−2−メチル−1−{4−[2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エトキシ]ベンゾイル]}−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−((2S,4R)−1−{4−[2−(1H−イミダゾール−1−イル)エトキシ]ベンゾイル}−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−{(2S,4R)−2−メチル−1−[4−(2−ピロリジン−l−イルエトキシ)ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−[(2S,4R)−1−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イルカルボニル}−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル]アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−{(2S,4R)−2−メチル−1−[4−(3−ピロリジン−1−イルプロポキシ)ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−[(2S,4R)−2−メチル−1−[4−(3−モルホリン−4−イルプロポキシ)ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−[(2S,4R)−2−メチル−1−{4−[(4−オキソペンチル)オキシ]ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−[(2S,4R)−1−[4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−((2S,4R)−1−{4−[(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ]ベンゾイル}−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル)アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−((2S,4R)−1−{4−[(1−エチルピペリジン−4−イル)メトキシ]ベンゾイル}−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル)アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−((2S,4R)−1−{4−[3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロポキシ]ベンゾイル}−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル)アセトアミド;(2S,4R)−N−(4−クロロ−フェニル)−N−[2−メチル−1−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−7−カルボニル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−{(2S,4R)−2−メチル−1−[(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イル)カルボニル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−{(2S,4R)−1−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;N−{(2S,4R)−1−[4−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}−N−(4−クロロフェニル)アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−{(2S,4R)−1−[4−{4−グリコロイルピペラジン−l−イル)ベンゾイル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;N−{4−クロロフェニル}−N−{(2S,4R)−2−メチル−l−[4−(3−モルホリン−4−イルプロプ−1−イン−1−イル)ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;4−(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニルl}フェニル)−3−ブチン酸;N−[(2S,4R)−1−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルカルボニル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル]−N−(4−クロロフェニル)アセトアミド;N−[(2S,4R)−1−(1,3−ベンゾチアゾール−2−イルカルボニル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル]−N−(4−クロロフェニル)アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−{(2S,4R)−2−メチル−l−[(1−メチル−1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−5−イル)カルボニル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;N−{4−クロロフェニル)−N−{(2S,4R)−1−[(1−イソプロピル−1H−ベンゾイミダゾール−5−イル)カルボニル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;[4−(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェニル)ピペラジン−l−イル]酢酸;N−((2S,4R)−1−{4−[4−(2−アミノ−2−オキソエチル)ピペラジン−l−イル]ベンゾイル}−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル)−N−(4−クロロフェニル)アセトアミド;3−(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)イル]カルボニル}フェノキシ)プロパン酸;4−(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェノキシ}−2,2−ジメチルブタン酸;{1−[(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェノキシ}メチル]シクロプロピル}酢酸;(2E)−4−(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェノキシ)−2−ブテン酸;3−(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェノキシ)−2,2−ジメチルプロパン酸;(2E)−4−(4−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}フェノキシ)−2−メチル2−ブテン酸;N−{4−クロロフェニル)−N−{(2S,4R)−2−メチル−1−[4−(3−{[(トリフルオロメチル)スルホニル]アミノ}プロポキシ)ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;N−(4−クロロフェニル)−N−((2S,4R)−1−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール5−イル]カルボニル}−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−イル}アセトアミド;5−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)酢酸;3−(5−{[(2S,4R)−4−[アセチル(4−クロロフェニル)アミノ]−2−メチル−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル]カルボニル}−1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)プロパン酸;(2S,4R)−N−(4−クロロフェニル)−N−[1−(1−イソプロピル−1H−インダゾール−5−カルボニル)−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル]−アセトアミド;または(2S,4R)−(N−(4−クロロフェニル)−N−(2−メチル−1−{4−[3−(1H−テトラゾール−5−イル)−プロポキシ]−ベンゾイル}−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−4−イル)−アセトアミド以外の化合物である、化合物。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物であって、
環Aは、任意に置換された単環式芳香族であり、
Rは、−X−Rであり、
は、−X−Rであり、
およびXは、それぞれ独立して−S(O)−、−C(O)−、または−C(O)NH−であり、
は、
A)Rで表される芳香族基または複素環式芳香族基が、下記のRで表される、独立して選択された1〜2個の基によって任意には更に置換されている、5〜6個の環原子を有する芳香族基または複素環式芳香族基であって、
i)T−V−T−R
ii)T−V−T−M−R、または
iii)Rが、任意に置換された非芳香族炭素環基または非芳香族複素環基であるV−Rによって置換された5〜6個の環原子を有する芳香族基または複素環式芳香族基であるか、または
B)非芳香族複素環または芳香族環が任意に置換された単環式非芳香族複素環または単環式芳香族複素環に縮合した、5〜6個の環原子を有する芳香族基または複素環式芳香族基であり、
各Rは、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、−NO、−CN、−N(R’)、−NR’CO、−NR’C(O)R、−NR’NR’C(O)R、−N(R’)C(O)N(R’)、−NR’NR’C(O)N(R’)、−NR’NR’CONR、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R’)、−S(O)R、−NR’SON(R’)、NR’SO、−C(=S)N(R’)、および−C(=NH)−N(R’)から独立して選択され、
各R’は、独立して、水素、アルキル、−C(O)OR、−S(O)、または−C(O)Rであり、
各Rは、独立して、水素基もしくはアルキル基非芳香族複素環基、または芳香族基であるが、そのRで表されるアルキル基、非芳香族複素環基、および芳香族基が、以下のRで表される基から独立して選択された1個以上の基で任意に置換されており、
は、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、−NO、−CN、−N(R、−NHCO、−NHC(O)R、−NHNHC(O)R、−NHC(O)N(R、−NHNHC(O)N(R、−NHNHCO、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R、−S(O)R、−NHSON(R、−NHSO、−C(=S)N(R、または−C(=NH)−N(Rであり、
は、−H、C〜Cアルキル基、単環式ヘテロアリール基、非芳香族複素環基、または、任意にはアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、−CN、−NO、アミン、アルキルアミン、もしくはジアルキルアミンで置換されたフェニル基であるか;または、第二級環アミンを含む、Rおよび−N(Rで表される非芳香族複素環基が、任意にはアシル化またはアルキル化されているならば、−N(Rは非芳香族複素環基であり、
は、−C(O)OR、−C(O)R、−OC(O)R、−C(O)N(R、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−S(O)、−S(O)COR、−S(O)N(R、−NRS(O)、−NRS(O)、S(O)OR、−S(O)OR、−S(O)R、−SR、−C(O)NRS(O)、−CN、−NRC(O)N(R、−OC(O)N(R、−N(R、−OR、任意に置換された非芳香族複素環基、または任意に置換されたヘテロアリール基であり、
Vは、共有結合、−O−、−C(O)−、−N(R’)−、−S−、−S(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)−、−S(O)NR−、−NRS(O)−、または−S(O)−であり、
Tは、C1−10の直鎖アルキレンであるが、ただし、Vが共有結合の場合にTはC2−10であり、Vが−O−、−S−、または−N(R’)−であって、Rが−CN−、−OH、−SH、−N(Rである場合にTがC2−10であり、
は、共有結合、またはC1−10の直鎖アルキレンであって、TおよびTで合わせて10炭素原子以下を含み、かつ、TおよびTが、任意の1個以上の置換可能な炭素原子を、ハロゲン、アルキル、gemジアルキル、gemジハロ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、スピロシクロアルキル、任意でN−置換された窒素を含むスピロ非芳香族複素環基、アミン、アルキルアミン、ジアルキルアミン、またはヒドロキシルで任意かつ独立して置換されており、
各Rは、独立して−H、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、カルボキシアルキル、−C(O)OCH、−S(O)CH、−C(O)OH、−C(O)OMe、−C(O)OEt、−C(O)NH、ベンジル、ピロリジニル、モルホリニル、または、−N(Rが窒素含有非芳香族複素環基であり、
Mは、任意に置換された単環式芳香族基、複素環式芳香族基、または任意に置換された単環式非芳香族炭素環基、または複素環基であり、
は、C1−3アルキルであり、
は、5〜6個の環原子を有する、任意に置換された芳香族基であり、
は、C1−3アルキル、またはC1−3ヒドロキシアルキルである化合物。
【請求項3】
請求項1に記載の化合物であって、
環Aが、任意に置換されたフェニル基であり、
が、メチルまたはエチルであり、
が、任意に置換されたフェニル基であり、
が、メチル、エチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、シクロプロピル、シクロブチル、またはイソプロピルであり、かつ、
およびXが、−C(O)−である化合物。
【請求項4】
請求項2に記載の化合物であって、
環Aが、任意に置換されたフェニル基であり、
が、メチルまたはエチルであり、
が、任意に置換されたフェニル基であり、
が、メチル、エチル、ヒドロキシメチル、またはヒドロキシエチルであり、かつ、
およびXが、−C(O)−である化合物。
【請求項5】
請求項3に記載の化合物であって、
が、V−T−Rで置換されたフェニル環、であり、そして任意には、Rで表される、独立して選択された1〜2個の基によって更に置換されており、
Vが共有結合、−O−、または−N(R’)−であり、
Tが、任意の1個以上の置換可能な炭素原子において、ハロゲン、アルキル、gemジアルキル、gemジハロ、ハロアルキル、スピロシクロアルキル、任意でN−置換された窒素を含むスピロ非芳香族複素環基、O−含有スピロ非芳香族複素環基、アミン、アルキルアミン、ジアルキルアミン、アルコキシ、またはヒドロキシルで任意に置換された、C1−6の直鎖アルキレンである化合物。
【請求項6】
請求項4に記載の化合物であって、
が、V−T−Rで置換されたフェニル環、であり、そして任意にはRで表される、独立して選択された1〜2個の基によって任意には更に置換されており、
Vは共有結合、−O−、または−N(R’)−であり、かつ
Tが、任意の1個以上の置換可能な炭素原子において、ハロゲン、アルキル、gemジアルキル、gemジハロ、ハロアルキル、スピロシクロアルキル、任意でN−置換された窒素を含むスピロ非芳香族複素環基、アミン、アルキルアミン、ジアルキルアミン、またはヒドロキシルで任意に置換された、C1−6の直鎖アルキレンである化合物。
【請求項7】
請求項5または6に記載の化合物であって、
が、−C(O)OR、−C(O)N(R、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−S(O)N(R、−NRS(O)、−OR、−CN−、−NRC(O)N(R、−N(R、Rで表される、任意に置換された非芳香族複素環基、またはRで表される、任意に置換されたヘテロアリール基であって、
が、ピペリジノニル、オキサゾリジニル、オキサゾリジノニル、チアゾリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、チアゾリジニル、テトラヒドロチオフェン、モルホリニル、チオモルホリニル、イミダゾリジニル、イミダゾリジノニル、ジオキサニル、ジオキソラニル、ジチオラニル、ピロリジニル、ピロリジノニル、ピペラジニル、またはピペリジニルから選択される任意に置換された基であり、
が、フラニル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリル、ピロリル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジル、チアゾリル、チエニル、またはイミダゾリルから選択される任意に置換された基である化合物。
【請求項8】
請求項7に記載の化合物であって、
が、R11で表される、1個以上の独立して選択された基で置換されたフェニル基であり、
各R11が、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、3,4−メチレン−ジオキシ、3,4−エチレン−ジオキシ、−NO、−CN、−N(R’)、−NR’CO、−NR’C(O)R、−NR’NR’C(O)R、−N(R’)C(O)N(R’)、−NR’NR’C(O)N(R’)、−NR’NR’CONR、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R’)、−S(O)R、−NR’SON(R’)、NR’SO、−C(=S)N(R’)、−(CH1−4CO、−O(CH1−4CO、−(CH1−4CON(R、−O(CH1−4CON(R、−(CH0−3(C(CH)CO、−O(CH0−3(C(CH)CO、−(CH0−3(C(CH)CON(R、−O(CH0−3(C(CH)CON(R、または−C(=NH)−N(R’)から独立して選択される化合物。
【請求項9】
請求項7に記載の化合物であって、
が、R11で表される、1個以上の独立して選択された基で置換されたフェニル基であり、
各R11が、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、3,4−メチレン−ジオキシ、3,4−エチレン−ジオキシ、−NO、−CN、−N(R’)、−NR’CO、−NR’C(O)R、−NR’NR’C(O)R、−N(R’)C(O)N(R’)、−NR’NR’C(O)N(R’)、−NR’NR’CONR、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R’)、−S(O)R、−NR’SON(R’)、NR’SO、−C(=S)N(R’)、または−C(=NH)−N(R’)から独立して選択される化合物。
【請求項10】
請求項9に記載の化合物であって、
が、−C(O)OR、−C(O)N(R、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−S(O)N(R、−NRS(O)、−NRC(O)N(R、−OH、Rで表される、任意に置換された非芳香族複素環基、またはRで表される、任意に置換されたヘテロアリール基であって、
各Rが、独立してHまたはアルキルまたはN(Rは窒素を含む非芳香族複素環基であり、
が、ピペリジノニル、モルホリニル、イミダゾリジノニル、ピロリジニル、ピロリジノニル、ピペラジニル、またはピペリジニルから選択される任意に置換された基であり、
が、テトラゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリル、ピロリル、ピラゾリル、ピリジニル、またはイミダゾリルから選択される任意に置換された基であり、
Vが、共有結合または−O−であり、かつ、
Tが、Rに隣接する炭素原子において、ハロゲン、アルキル、gemジアルキル、gemジハロ、ハロアルキル、スピロシクロアルキル、任意でN−置換された窒素を含むスピロ非芳香族複素環基、アミン、ジアルキルアミン、アルコキシ、またはヒドロキシルで任意に置換された、C1−5の直鎖アルキレンである化合物。
【請求項11】
Vが−O−である、請求項9に記載の化合物。
【請求項12】
Vが共有結合であり、Tが、Rに隣接する炭素原子で、アルキル、gemジアルキル、ハロアルキル、スピロシクロアルキル、または任意でN−置換された窒素を含むスピロ非芳香族複素環基で置換されたC1−5の直鎖アルキレンである、請求項9に記載の化合物。
【請求項13】
請求項10に記載の化合物であって、
環Aが、6つおよび7つの位置でR14によって任意に置換されたフェニル基であり、
各R14が、独立して、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、−NO、−CN、−N(R’)、−NR’CO、−NR’C(O)R、−NR’NR’C(O)R、−N(R’)C(O)N(R’)、−NR’NR’C(O)N(R’)、−NR’NR’CONR、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R’)、−S(O)R、−NR’SON(R’)、−NR’SO、−C(=S)N(R’)、および−C(=NH)−N(R’)、−(CHCO、−O(CHCO、−(CHOH、−(CHOH、−(CHC(O)N(R、または−O(CHC(O)N(Rであり、
nが1〜4の整数であり、
が、メタ位またはパラ位でV−T−Rによって置換されたフェニル環であって、Rで表される、独立して選択された1〜2個の基によって任意には更に置換されており、
各Rが、ハロゲン、ハロアルキル、−R、−OR、−O(ハロアルキル)、−CO、−NR’SO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、および−OC(O)N(Rから独立して選択され、
各R11が、独立して、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、3,4−メチレン−ジオキシ、3,4−エチレン−ジオキシ、CO、−C(O)R、−N(R’)、−NR’SO、C(O)N(R、−OC(O)R、または−OC(O)(Rから選択された置換基であり、
各R’が、独立してHまたはアルキルであり、かつ、
各Rが、独立してハロゲン基、ハロアルキル基、またはアルキル基である化合物。
【請求項14】
請求項13に記載の化合物であって、
が、−C(O)OR、−C(O)N(R、−OH、N−モルホリニル、2−モルホリニル、3−モルホリニル、N−置換された2−モルホリニル、N−置換された3−モルホリニル、N−イミダゾリジニル、2−イミダゾリジニル、4−イミダゾリジニル、5−イミダゾリジニル、N−置換された2−イミダゾリジニル、N’−置換されたN−イミダゾリジニル、N−置換された4−イミダゾリジニル、N−置換された5−イミダゾリジニル、N−イミダゾリジノイル、4−イミダゾリジノイル、5−イミダゾリジノイル、N−置換された4−イミダゾリジノイル、N−置換された5−イミダゾリジノイル、N−ピロリジニル、2−ピロリジニル、3−ピロリジニル、N−置換された2−ピロリジニル、N−置換された3−ピロリジニル、N−ピロリジン−2−オニル(only)、3−ピロリジン−2−オニル、4−ピロリジン−2−オニル、5−ピロリジン−2−オニル、N−置換された3−ピロリジン−2−オニル、N−置換された4−ピロリジン−2−オニル、N−置換された5−ピロリジン−2−オニル、N−ピロリジン−3−オニル、2−ピロリジン−3−オニル、4−ピロリジン−3−オニル、5−ピロリジン−3−オニル、N−置換された2−ピロリジン−3−オニル、N−置換された4−ピロリジン−3−オニル、N−置換された5−ピロリジン−3−オニル、N−ピペリジニル、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−ピペリジニル、N−置換された2−ピペリジニル、N−置換された3−ピペリジニル、N−置換された4−ピペリジニル、N−ピペリジン−2−オニル、3−ピペリジン−2−オニル、4−ピペリジン−2−オニル、5−ピペリジン−2−オニル、6−ピペリジン−2−オニル、N−置換された3−ピペリジン−2−オニル、N−置換された4−ピペリジン−2−オニル、N−置換された5−ピペリジン−2−オニル、N−置換された6−ピペリジン−2−オニル、N−ピペリジン−3−オニル、2−ピペリジン−3−オニル、4−ピペリジン−3−オニル、5−ピペリジン−3−オニル、6−ピペリジン−3−オニル、N−置換された2−ピペリジン−3−オニル、N−置換された4−ピペリジン−3−オニル、N−置換された5−ピペリジン−3−オニル、N−置換された6−ピペリジン−3−オニル、N−ピペリジン−4−オニル、2−ピペリジン−4−オニル、3−ピペリジン−4−オニル、5−ピペリジン−4−オニル、6−ピペリジン−4−オニル、N−置換された2−ピペリジン−4−オニル、N−置換された3−ピペリジン−4−オニル、N−置換された5−ピペリジン−4−オニル、N−置換された6−ピペリジン−4−オニル、N−ピペラジニル、2−ピペラジニル、N’−置換されたN−ピペラジニル、N−置換された2−ピペラジニル、フラニル、N−テトラゾリル、5−テトラゾリル、N−置換された5−テトラゾリル、4−(1,2,3)オキサジアゾリル、5−(1,2,3)オキサジアゾリル、3−(1,2,4)オキサジアゾリル、5−(1,2,4)オキサジアゾリル、3−(1,2,5)オキサジアゾリル、4−(1,2,5)オキサジアゾリル、2−(1,3,4)オキサジアゾリル、5−(1,3,4)オキサジアゾリル、N−ピロリル、2−ピロリル、3−ピロリル、N−置換された2−ピロリル、N−置換された3−ピロリル、N−ピラゾリル、3−ピラゾリル、4−ピラゾリル、5−ピラゾリル、N−置換された3−ピラゾリル、N−置換された4−ピラゾリル、N−置換された5−ピラゾリル、2−ピリジニル、3−ピリジニル、4−ピリジニル、N−イミダゾリル、2−イミダゾリル、4−イミダゾリル、5−イミダゾリル;N−置換された2−イミダゾリル、N−置換された4−イミダゾリル、またはN−置換された5−イミダゾリルであり、
Vが−O−であり、かつ
Tが、Rに隣接する炭素原子において、フルオロ、メチル、gemジメチル、gemジフルオロ、フルオロメチル、スピロシクロプロピル、スピロシクロブチル、任意でN−置換されたスピロアゼチジニル、任意でN−置換されたスピロアジリジニル、任意でN−置換されたスピロピロリジニル、任意でN−置換されたスピロピペリジニル、アミン、メチルアミン、ジメチルアミン、またはヒドロキシルによって置換されたC1−3直鎖アルキレンである化合物。
【請求項15】
請求項14に記載の化合物であって、
各Rが、ハロゲン、ハロアルキル、−R、−OR、−O(ハロアルキル)から独立して選択され、
が、メタ位またはパラ位で、R11で表される、独立して選択された1個以上の基によって任意で置換されているフェニル基であり、
各R11が、ハロゲン、ハロアルキル、−R、−OR、−N(R’)、−NR’SO、および−O(ハロアルキル)から独立して選択される置換基である化合物。
【請求項16】
請求項15に記載の化合物であって、
が、−C(O)OR、−C(O)N(R、−OH、N−テトラゾリル、5−テトラゾリル、N−置換された5−テトラゾリル、N−イミダゾリル、2−イミダゾリル、4−イミダゾリル、5−イミダゾリル;N−置換された2−イミダゾリル、N−置換された4−イミダゾリル、またはN−置換された5−イミダゾリルであり、かつ、
が、−H、メチル、またはエチルである化合物。
【請求項17】
請求項16に記載の化合物であって、
環Aが、6つおよび7つの位置でR14によって任意に置換されたフェニル基であり、
各R14が、独立して、ハロゲン、R、−OR、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−(CHCO、−O(CHCO、−NHSO、−NHCOR、−CN、−NHC(O)N(R、−(CHOH、−O(CHOH、−(CHC(O)N(R、または−O(CHC(O)N(Rであり、
が、パラ位でV−T−Rによって置換され、任意には更にメタ位でRによって置換されているフェニル環であり、
が、クロリド、フルオリド、ブロミド、−OR、または−Rであり、
が、パラ位でR11によって任意に置換されたフェニル基であり、
11が、クロリド、フルオリド、ブロミド、−OR、−N(R’)、−NR’SO、または−Rであり、
R’が、独立してハロゲンまたはC1−3アルキル基であり、かつ、
が、独立してハロゲン基、ハロアルキル基、またはC1−3アルキル基である化合物。
【請求項18】
請求項3に記載の化合物であって、
が、Rが、任意に置換された非芳香族炭素環基または非芳香族複素環基であって、任意には、Rで表される1〜2個の独立して選択された基によって更に置換されているV−Rによって置換されている化合物。
【請求項19】
請求項18に記載の化合物であって、
が、R11で表される、1個以上の独立して選択された基で置換されたフェニル基であり、
各R11が、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、3,4−メチレン−ジオキシ、3,4−エチレン−ジオキシ、−NO、−CN、−N(R’)、−NR’CO、−NR’C(O)R、−NR’NR’C(O)R、−N(R’)C(O)N(R’)、−NR’NR’C(O)N(R’)、−NR’NR’CONR、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R’)、−S(O)R、−NR’SON(R’)、NR’SO、−C(=S)N(R’)、−(CH1−4CO、−O(CH1−4CO、−(CH1−4CON(R、−O(CH1−4CON(R、−(CH0−3(C(CH)CO、−O(CH0−3(C(CH)CO、−(CH0−3(C(CH)CON(R、−O(CH0−3(C(CH)CON(R、または−C(=NH)−N(R’)から独立して選択される化合物。
【請求項20】
請求項18に記載の化合物であって、
が、R11で表される、1個以上の独立して選択された基で置換されたフェニル基であり、
各R11が、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、3,4−メチレン−ジオキシ、3,4−エチレン−ジオキシ、−NO、−CN、−N(R’)、−NR’CO、−NR’C(O)R、−NR’NR’C(O)R、−N(R’)C(O)N(R’)、−NR’NR’C(O)N(R’)、−NR’NR’CONR、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R’)、−S(O)R、−NR’SON(R’)、NR’SO、−C(=S)N(R’)、または−C(=NH)−N(R’)から独立して選択される化合物。
【請求項21】
請求項19に記載の化合物であって、
が、任意に置換されたシクロヘキサニル、オキサゾリジニル、オキサゾリジノニル、チアゾリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、チアゾリジニル、テトラヒドロチエニル、モルホリニル、チオモルホリニル、イミダゾリジニル、イミダゾリジノニル、ジオキサニル、ジオキソラニル、ジチオラニル、ピロリジニル、ピロリジノニル、ピペラジニル、イソチアゾリジニルS,S,ジオキシド、1,2,5−チアジアゾリジンS,S−ジオキシド、またはピペリジニルである化合物。
【請求項22】
請求項20に記載の化合物であって、
が、任意に置換されたシクロヘキサニル、オキサゾリジニル、オキサゾリジノニル、チアゾリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、チアゾリジニル、テトラヒドロチエニル、モルホリニル、チオモルホリニル、イミダゾリジニル、イミダゾリジノニル、ジオキサニル、ジオキソラニル、ジチオラニル、ピロリジニル、ピロリジノニル、ピペラジニル、イソチアゾリジニルS,S,ジオキシド、またはピペリジニルである化合物。
【請求項23】
請求項18に記載の化合物であって、
環Aが、6つおよび7つの位置でR14によって任意に置換されたフェニル基であり、
各R14が、独立して、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、−NO、−CN、−N(R’)、−NR’CO、−NR’C(O)R、−NR’NR’C(O)R、−N(R’)C(O)N(R’)、−NR’NR’C(O)N(R’)、−NR’NR’CO、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R’)、−S(O)R、−NR’SON(R’)、−NR’SO、−C(=S)N(R’)、および−C(=NH)−N(R’)、−(CHCO、−O(CHCO、−(CHOH、−(CHOH、−(CHC(O)N(R、または−O(CHC(O)N(Rであり、
nが1〜4の整数であり、
が、メタ位またはパラ位でV−Rで表される非芳香族炭素環基または非芳香族複素環基よって置換されたフェニル環であって、Rで表される、独立して選択された1〜2個の基によって任意には更に置換されており、
各Rが、ハロゲン、ハロアルキル、−R、−OR、−O(ハロアルキル)、−CO、−NR’SO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、および−OC(O)N(Rから独立して選択され、
Vが、共有結合または−O−であり、
が、R11で表される、1個以上の独立して選択された基で置換されたフェニル基であり、
各R11が、ハロゲン、ハロアルキル、−R、−OR、−O(ハロアルキル)、3,4−メチレン−ジオキシ、3,4−エチレン−ジオキシ、−C(O)、−N(R’)、−C(O)R、−C(O)N(R、−NR’SO、−OC(O)R、および−OC(O)N(Rから独立して選択され、
各R’が、独立してHまたはアルキルであり、かつ、
各Rが、独立してハロゲン基、ハロアルキル基、またはアルキル基である化合物。
【請求項24】
請求項23に記載の化合物であって、
が、任意には、それぞれがアルキル、ハライド、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−OC(O)R12、−R12C(O)OR12、−C(O)NR12、−NR12C(O)R12、−NR12C(O)OR12、−S(O)12、−S(O)COR12、−S(O)N(R12、−S(O)OR12、−S(O)OR12、−OR12、−SR12、−CN、−NR12C(O)N(R12、−OC(O)N(R12、−(CHCOH、−(CHC(O)NR、−(CHC(CHCOH、−(CHC(CHC(O)NR、またはN(R12によって置換されたオキサゾリジニル、チアゾリジニル、テトラヒドロフラニル、モルホリニル、イミダゾリジニル、イミダゾリジノニル、ピロリジニル、ピロリジノニル、ピペラジニル、またはピペリジニルであり、
nが1〜4の整数であり、
各R12が、独立して−H、アルキル、ハロアルキル、またはヒドロキシアルキルである化合物。
【請求項25】
請求項24に記載の化合物であって、
各Rが、ハロゲン、ハロアルキル、−R、−OR、−O(ハロアルキル)から独立して選択され、
が、メタ位またはパラ位で、R11で表される、独立して選択された1個以上の基によって任意で置換されているフェニル基であり、
各R11が、ハロゲン、ハロアルキル、−R、−OR、−N(R’)、−NR’SO、および−O(ハロアルキル)から選択される置換基である化合物。
【請求項26】
請求項25に記載の化合物であって、
が、それぞれが任意に、置換可能な炭素原子で、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−OC(O)R12、または−C(O)N(R12によって置換されたN−モルホリニル、2−モルホリニル、3−モルホリニル、N−置換された2−モルホリニル、N−置換された3−モルホリニル、N−ピロリジニル、2−ピロリジニル、3−ピロリジニル、N−置換された2−ピロリジニル、N−置換された3−ピロリジニル、N−ピペラジニル、2−ピペラジニル、N’−置換されたN−ピペラジニル、N−置換された2−ピペラジニル、N−ピペリジニル、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−ピペリジニル、N−置換された2−ピペリジニル、N−置換された3−ピペリジニル、N−置換された4−ピペリジニルであって、N−置換基が、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−(CHCOH、−(CHC(O)NR、−(CHC(CHCOH、−(CHC(CHC(O)NR、または−C(O)N(R12であり、かつ、
nが1〜4の整数である化合物。
【請求項27】
請求項26記載の化合物であって、
環Aが、6つおよび7つの位置でR14によって任意に置換されたフェニル基であり、
各R14が、独立して、ハロゲン、R、−OR、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−(CHCO、−O(CHCO、−NHSO、−NHCOR、−CN、−NHC(O)N(R、−(CHOH、−O(CHOH、−(CHC(O)N(R、または−O(CHC(O)N(Rであり、
nが1〜4の整数であり、
が、パラ位で、V−Rで表される非芳香族の炭素環基または非芳香族の複素環基よって置換され、任意には更にメタ位でRによって置換されているフェニル環であり、
が、クロリド、フルオリド、ブロミド、−OR、または−Rであり、
が、任意でパラ位でR11によって置換されたフェニル基であり、
11が、クロリド、フルオリド、ブロミド、−OR、−N(R’)、−NR’SO、または−Rであり、
R’が、独立してハロゲンまたはC1−3アルキル基であり、かつ、
が、独立してハロゲン基、ハロアルキル基、またはC1−3アルキル基である化合物。
【請求項28】
請求項27に記載の化合物であって、
が、N−ピペラジニル、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−ピペリジニル、N−置換された2−ピペリジニル、N−置換された3−ピペリジニル、N−置換された4−ピペリジニル、N−ピペラジニル、2−ピペラジニル、N’−置換されたN−ピペラジニル、またはN−置換された2−ピペラジニルであって、置換可能な炭素原子で、任意にクロリド、フルオリド、ブロミド、メチル、エチル、−C(O)OR12、−OC(O)R12、−C(O)R12、またはC(O)NHによって置換されており、また、N−置換基が、メチル、エチル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−(CHCOH、−(CHC(O)NR、−(CHC(CHCOH、−(CHC(CHC(O)NR、または−C(O)NHであり、
nが1〜4の整数であり、
各R12が、独立して−H、メチル、またはエチルである化合物。
【請求項29】
請求項3に記載の化合物であって、
が、R10で表される、任意で置換された単環式非芳香族複素環、またはR13で表される単環式芳香族環に縮合したフェニル基である化合物。
【請求項30】
請求項29に記載の化合物であって、
環Aが、6つおよび7つの位置でR14によって任意に置換されたフェニル基であり、
各R14が、独立して、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、−NO、−CN、−N(R’)、−NR’CO、−NR’C(O)R、−NR’NR’C(O)R、−N(R’)C(O)N(R’)、−NR’NR’C(O)N(R’)、−NR’NR’CO、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R’)、−S(O)R、−NR’SON(R’)、−NR’SO、−C(=S)N(R’)、および−C(=NH)−N(R’)、(CHCO、−O(CHCO、−(CHOH、−(CHOH、−(CHC(O)N(R、−O(CHC(O)N(Rであり、
nが1〜4の整数であり、
が、R11で表される、1個以上の独立して選択された基で置換されたフェニル基であり、
各R11が、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、3,4−メチレン−ジオキシ、3,4−エチレン−ジオキシ、−NO、−CN、−N(R’)、−NR’CO、−NR’C(O)R、−NR’NR’C(O)R、−N(R’)C(O)N(R’)、−NR’NR’C(O)N(R’)、−NR’NR’CONR、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R’)、−S(O)R、−NR’SON(R’)、NR’SO、−C(=S)N(R’)、−(CH1−4CO、−O(CH1−4CO、−(CH1−4CON(R、−O(CH1−4CON(R、−(CH0−3(C(CH)CO、−O(CH0−3(C(CH)CO、−(CH0−3(C(CH)CON(R、−O(CH0−3(C(CHCON(R、または−C(=NH)−N(R’)から独立して選択される化合物。
【請求項31】
請求項29に記載の化合物であって、
環Aが、6つおよび7つの位置でR14によって任意に置換されたフェニル基であり、
各R14が、独立して、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、−NO、−CN、−N(R’)、−NR’CO、−NR’C(O)R、−NR’NR’C(O)R、−N(R’)C(O)N(R’)、−NR’NR’C(O)N(R’)、−NR’NR’CONR、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R’)、−S(O)R、−NR’SON(R’)、−NR’SO、−C(=S)N(R’)、および−C(=NH)−N(R’)、(CHCO、−O(CHCO、−(CHOH、−(CHOH、−(CHC(O)N(R、−O(CHC(O)N(Rであり、
nが1〜4の整数であり、
が、R11で表される、1個以上の独立して選択された基で置換されたフェニル基であり、
各R11が、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、3,4−メチレン−ジオキシ、3,4−エチレン−ジオキシ、−NO、−CN、−N(R’)、−NR’CO、−NR’C(O)R、−NR’NR’C(O)R、−N(R’)C(O)N(R’)、−NR’NR’C(O)N(R’)、−NR’NR’CONR、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R’)、−S(O)R、−NR’SON(R’)、NR’SO、−C(=S)N(R’)、または−C(=NH)−N(R’)から独立して選択される化合物。
【請求項32】
請求項31に記載の化合物であって、
10が、オキサゾリジニル、オキサゾリジノニル、ジオキソラニル、チアゾリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロチエニル、モルホリニル、チオモルホリニル、イミダゾリジニル、イミダゾリジノニル、ジオキサニル、ジチオラニル、ピロリジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピペリジニル、テトラヒドロチエニルS,Sジオキシド、チオモルホリニルS,Sジオキシド、またはテトラヒドロチオピラニルS,Sジオキシドであって、それぞれが任意に置換されており、
13が、ピラゾリル、トリアゾリル、イミダゾリル、フラニル、ピロリル、チエニル、シクロペンダジエニル、またはチエニルS,Sジオキシドであって、それぞれが任意に置換されている化合物。
【請求項33】
請求項32に記載の化合物であって、
が、R11で表される、1個以上の独立して選択された基で置換されたフェニル基であり、
各R11が、独立して、ハロゲン、ハロアルキル、−R、−OR、−O(ハロアルキル)、3,4−メチレン−ジオキシ、3,4−エチレン−ジオキシ、−CO、−C(O)R、−N(R’)、−C(O)N(R、−OC(O)R、−NR’SO、および−OC(O)N(Rから選択される置換基であり、
各R’が、独立してHまたはアルキルであり、かつ、
各Rが、独立してハロゲン基、ハロアルキル基、またはアルキル基である化合物。
【請求項34】
請求項33に記載の化合物であって、
10が、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、モルホリニル、イミダゾリジニル、イミダゾリジノニル、ピロリジニル、ピペラジニル、またはピペリジニルであって、それぞれが、任意の置換可能な炭素環原子で、アルキル、ハライド、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−OC(O)R12、−R12C(O)OR12、−C(O)NR12、−NR12C(O)R12、−NR12C(O)OR12、−S(O)12、−S(O)COR12、−S(O)N(R12、−S(O)OR12、−S(O)OR12、−OR12、−SR12、−CN、−NR12C(O)N(R12、−OC(O)N(R12、−N(R12、−(CH1−4CO12、−O(CH1−4CO12、−(CH1−4CON(R12、−O(CH1−4CON(R12、−(CH0−3(C(CH)CO12、−O(CH0−3(C(CH)CO12、−(CH0−3(C(CH)CON(R12、または−O(CH0−3(C(CH)CON(R12によって任意に置換されており、かつ、それぞれが、任意の置換可能な環の窒素原子でアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−R12C(O)OR12、−C(O)N(R12によって任意に置換されており、
13が、トリアゾリル、イミダゾリル、フラニル、ピロリル、チエニルであって、それぞれが、任意の置換可能な炭素環原子で、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−OC(O)R12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12、−NR12C(O)R12、−NR12C(O)OR12、−S(O)12、−S(O)COR12、−S(O)N(R12、−S(O)OR12、−S(O)OR12、−OR12、−SR12、−CN、−NR12C(O)N(R12、−OC(O)N(R12、−N(R12、−(CH1−4CO12、−O(CH1−4CO12、−(CH1−4CON(R12、−O(CH1−4CON(R12、−(CH0−3(C(CH)CO12、−O(CH0−3(C(CH)CO12、−(CH0−3(C(CH)CON(R12、または−O(CH0−3(C(CH)CON(R12によって任意に置換されており、かつ、それぞれが、任意の置換可能な環の窒素原子でアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−R12C(O)OR12、−S(O)12、−S(O)N(R12、−C(O)N(R12によって任意に置換されており、また、
各R12が、独立して、H、アルキル、ハロアルキル、またはヒドロキシアルキルである化合物。
【請求項35】
請求項34に記載の化合物であって、
が、メタ位またはパラ位で、R11で表される、独立して選択された1個以上の基によって任意に置換されているフェニル基であり、
各R11が、ハロゲン、ハロアルキル、−R、−OR、−N(R’)、−NR’SO、および−O(ハロアルキル)から独立して選択される置換基である化合物。
【請求項36】
請求項35に記載の化合物であって、
10が、ピペリジニル、ピペラジニル、ジオキソラニル、テトラヒドロフラニル、またはモルホリニルであって、それぞれが、任意の置換可能な環の炭素原子で、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−OC(O)R12、または−C(O)N(R12によって任意で置換されており、それぞれが、任意の置換可能な環の窒素原子でアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、または−C(O)N(R12によって任意に置換されており、かつ
13が、トリアゾリル、イミダゾリル、またはピロリルであって、それぞれが、任意の置換可能な環の炭素原子で、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−OC(O)R12、または−C(O)N(R12によって任意に置換されており、かつ、それぞれが、任意の置換可能な窒素原子でアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−R12C(O)OR12、−S(O)12、−S(O)N(R12、−C(O)N(R12によって任意に置換されている化合物。
【請求項37】
請求項36に記載の化合物であって、
環Aが、6つおよび7つの位置でR14によって任意に置換されたフェニル基であり、
各R14が、独立して、ハロゲン、R、−OR、−CO、−C(O)R、−CN−、−C(O)N(R、−OC(O)R、(CHCO、−O(CHCO、−NHSO、−NHCOR、−NHC(O)N(R、−(CHOH、−O(CHOH、−(CHC(O)N(R、または−O(CHC(O)N(Rであり、
nが1〜4の整数であり、
が、パラ位でR11によって任意に置換されたフェニル基であり、
11が、クロリド、フルオリド、ブロミド、−OR、−N(R’)、−NR’SO、または−Rであり、
R’が、独立してハロゲンまたはC1−3アルキル基であり、かつ、
が、独立してハロゲン基、ハロアルキル基、またはC1−3アルキル基である化合物。
【請求項38】
請求項37に記載の化合物であって、
10が、ピペリジニル、ピペラジニル、またはモルホリニルであって、かつ、任意には、メチル、エチル、イソプロピル、−C(O)OR12、−C(O)NH、または−C(O)R12によってN−置換されており、
13が、トリアゾリルであって、メチル、エチル、−C(O)OR12、−C(O)NH、または−C(O)R12によってN−置換されており、また、
各R12が、独立してH、メチル、またはエチルである化合物。
【請求項39】
請求項29に記載の化合物であって、
10が、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、モルホリニル、イミダゾリジニル、イミダゾリジノニル、ピロリジニル、ピペラジニル、またはピペリジニルであって、それぞれが、任意の置換可能な炭素環原子で、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−OC(O)R12、−R12C(O)OR12、−C(O)N(R12、−NR12C(O)R12、−NR12C(O)OR12、−S(O)12、−S(O)COR12、−S(O)N(R12、−S(O)OR12、−S(O)OR12、−OR12、−SR12、−CN、−NR12C(O)N(R12、−OC(O)N(R12、−N(R12、−(CH1−4CO12、−O(CH1−4CO12、−(CH1−4CON(R12、−O(CH1−4CON(R12、−(CH0−3(C(CH)CO12、−O(CH0−3(C(CH)CO12、−(CH0−3(C(CH)CON(R12、または−O(CH0−3(C(CH)CON(R12によって任意に置換されており、かつ、それぞれが、任意の置換可能な環の窒素原子でアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−R12C(O)OR12、−C(O)N(R12によって任意に置換されており、
各R12が、独立してH、アルキル、ハロアルキル、またはヒドロキシアルキルであり、
13が、ピラゾリル、トリアゾリル、イミダゾリル、ピロリルであって、それぞれが、T−RY1によってN−置換されており、任意では、さらに、1個以上の任意の置換可能な炭素環原子で、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−OC(O)R12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12、−NR12C(O)R12、−NR12C(O)OR12、−S(O)12、−S(O)COR12、−S(O)N(R12、−S(O)OR12、−S(O)OR12、−OR12、−SR12、−CN、−NR12C(O)N(R12、−OC(O)N(R12、−N(R12、−(CH1−4CO12、−O(CH1−4CO12、−(CH1−4CON(R12、−O(CH1−4CON(R12、−(CH0−3(C(CH)CO12、−O(CH0−3(C(CH)CO12、−(CH0−3(C(CH)CON(R12、または−O(CH0−3(C(CH)CON(R12によって更に置換されており、
が、任意の1個以上の置換可能な炭素原子で、ハライド、アルキル、gemジアルキル、gemジハロ、ハロアルキル、スピロシクロアルキル、任意でN−置換された窒素を含むスピロ非芳香族複素環基、O−含有スピロ非芳香族複素環基、アミン、アルキルアミン、ジアルキルアミン、またはヒドロキシルで任意に置換されているC1−6の直鎖アルキレンであって、
Y1が、−C(O)OR、−C(O)N(R、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−S(O)N(R、−NRS(O)、−OR、−CN、−NRC(O)N(R、−N(R、Rで表される任意で置換された非芳香族複素環基、またはRで表される任意で置換されたヘテロアリール基であり、
が、任意で置換されたピペリジノニル、オキサゾリジニル、オキサゾリジノニル、チアゾリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、チアゾリジニル、テトラヒドロチオフェン、モルホリニル、チオモルホリニル、イミダゾリジニル、イミダゾリジノニル、ジオキサニル、ジオキソラニル、ジチオラニル、ピロリジニル、ピロリジノニル、ピペラジニル、またはピペリジニルであり、かつ、
が、任意で置換されたフラニル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、ピロリル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジル、チアゾリル、チエニル、またはイミダゾリルである化合物。
【請求項40】
請求項39に記載の化合物であって、
環Aが、6つおよび7つの位置でR14によって任意に置換されたフェニル基であり、
各R14が、独立して、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、−NO、−CN、−N(R’)、−NR’CO、−NR’C(O)R、−NR’NR’C(O)R、−N(R’)C(O)N(R’)、−NR’NR’C(O)N(R’)、−NR’NR’CONR、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R’)、−S(O)R、−NR’SON(R’)、−NR’SO、−C(=S)N(R’)、および−C(=NH)−N(R’)、(CHCO、−O(CHCO、−(CHOH、−(CHOH、−(CHC(O)N(R、または−O(CHC(O)N(Rであり、
nが1〜4の整数であり、
が、R11で表される、1個以上の独立して選択された基で置換されたフェニル基であり、
各R11が、ハロゲン、ハロアルキル、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、3,4−メチレン−ジオキシ、3,4−エチレン−ジオキシ、−NO、−CN、−N(R’)、−NR’CO、−NR’C(O)R、−NR’NR’C(O)R、−N(R’)C(O)N(R’)、−NR’NR’C(O)N(R’)、−NR’NR’CONR、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R’)、−S(O)R、−NR’SON(R’)、NR’SO、−C(=S)N(R’)、−(CH1−4CO、−O(CH1−4CO、−(CH1−4CON(R、−O(CH1−4CON(R、−(CH0−3(C(CH)CO、−O(CH0−3(C(CH)CO、−(CH0−3(C(CH)CON(R、−O(CH0−3(C(CH)CON(R、または−C(=NH)−N(R’)から独立して選択される化合物。
【請求項41】
請求項40に記載の化合物であって、
が、R11で表される、1個以上の独立して選択された基で置換されたフェニル基であり、
各R11が、独立して、ハロゲン、ハロアルキル、−R、−OR、−O(ハロアルキル)、3,4−メチレン−ジオキシ、3,4−エチレン−ジオキシ、−CO、−C(O)R、−N(R’)、−C(O)N(R、−OC(O)R、−NR’SO、および−OC(O)N(Rから選択される置換基であり、
各R’が、独立してHまたはアルキルであり、かつ、
各Rが、独立してハロゲン基、ハロアルキル基、またはアルキル基である化合物。
【請求項42】
請求項41に記載の化合物であって、
Y1が、−C(O)OR、−C(O)N(R、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−S(O)N(R、−NRS(O)、−NRC(O)N(R、−OH、Rで表される任意で置換された非芳香族複素環基、またはRで表される任意で置換されたヘテロアリール基であり、
各Rが、独立して、Hまたはアルキルであり、またはN(Rが窒素含有非芳香族複素環基であり、
が、ピペリジノニル、モルホリニル、イミダゾリジノニル、ピロリジニル、ピロリジノニル、ピペラジニル、またはピペリジニルであり、
が、テトラゾリル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、ピロリル、ピラゾリル、ピリジニル、またはイミダゾリルであり、
が、Rに隣接する炭素原子で、ハロゲン、アルキル、gemジアルキル、gemジハロ、ハロアルキル、スピロシクロアルキル、任意でN−置換された窒素含有スピロ非芳香族複素環基、アミン、ジアルキルアミン、またはヒドロキシルによって任意で置換された、C1−5の直鎖アルキレンであり、
10で表される基が、モルホリニル、チオモルホリニル、イミダゾリジニル、イミダゾリジノニル、ピロリジニル、ピペラジニル、またはピペリジニルであって、それぞれが、T−RY1によってN−置換されており、さらに、任意には、任意の置換可能な炭素環原子で、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−OC(O)R12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12、−NR12C(O)R12、−NR12C(O)OR12、−S(O)12、−S(O)COR12、−S(O)N(R12、−S(O)OR12、−S(O)OR12、−OR12、−SR12、−CN、−NR12C(O)N(R12、−OC(O)N(R12、−N(R12、−(CH1−4CO12、−O(CH1−4CO12、−(CH1−4CON(R12、−O(CH1−4CON(R12、−(CH0−3(C(CH)CO12、−O(CH0−3(C(CH)CO12、−(CH0−3(C(CH)CON(R12、または−O(CH0−3(C(CH)CON(R12によって更に置換されており、かつ、
13で表される基が、トリアゾリル、イミダゾリル、またはピロリルであって、それぞれが、T−RY1によってN−置換されており、さらに、任意では、任意の置換可能な環炭素原子で、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−OC(O)R12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12、−NR12C(O)R12、−NR12C(O)OR12、−S(O)12、−S(O)COR12、−S(O)N(R12、−S(O)OR12、−S(O)OR12、−OR12、−SR12、−CN、−NR12C(O)N(R12、−OC(O)N(R12、−N(R12、−(CH1−4CO12、−O(CH1−4CO12、−(CH1−4CON(R12、−O(CH1−4CON(R12、−(CH0−3(C(CH)CO12、−O(CH0−3(C(CH)CO12、−(CH0−3(C(CH)CON(R12、または−O(CH0−3(C(CH)CON(R12によって更に置換されている化合物。
【請求項43】
請求項42に記載の化合物であって、
が、メタ位またはパラ位で、R11で表される、独立して選択された1個以上の基によって任意に置換されているフェニル基であり、
各R11が、ハロゲン、ハロアルキル、−R、−OR、−N(R’)、−NR’SO、および−O(ハロアルキル)から独立して選択される置換基である化合物。
【請求項44】
請求項43に記載の化合物であって、
Y1が、−C(O)OR、−C(O)N(R、−OH、N−モルホリニル、2−モルホリニル、3−モルホリニル、N−置換された2−モルホリニル、N−置換された3−モルホリニル、N−イミダゾリジニル、2−イミダゾリジニル、4−イミダゾリジニル、5−イミダゾリジニル、N−置換された2−イミダゾリジニル、N’−置換されたN−イミダゾリジニル、N−置換された4−イミダゾリジニル、N−置換された5−イミダゾリジニル、N−イミダゾリジノニル、4−イミダゾリジノニル、5−イミダゾリジノニル、N−置換された4−イミダゾリジノニル、N−置換された5−イミダゾリジノニル、N−ピロリジニル、2−ピロリジニル、3−ピロリジニル、N−置換された2−ピロリジニル、N−置換された3−ピロリジニル、N−ピロリジン−2−オニル(only)、3−ピロリジン−2−オニル、4−ピロリジン−2−オニル、5−ピロリジン−2−オニル、N−置換された3−ピロリジン−2−オニル、N−置換された4−ピロリジン−2−オニル、N−置換された5−ピロリジン−2−オニル、N−ピロリジン−3−オニル、2−ピロリジン−3−オニル、4−ピロリジン−3−オニル、5−ピロリジン−3−オニル、N−置換された2−ピロリジン−3−オニルN−置換された4−ピロリジン−3−オニル、N−置換された5−ピロリジン−3−オニル、N−ピペリジニル、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−ピペリジニル、N−置換された2−ピペリジニル、N−置換された3−ピペリジニル、N−置換された4−ピペリジニル、N−ピペリジン−2−オニル、3−ピペリジン−2−オニル、4−ピペリジン−2−オニル、5−ピペリジン−2−オニル、6−ピペリジン−2−オニル、N−置換された3−ピペリジン−2−オニル、N−置換された4−ピペリジン−2−オニル、N−置換された5−ピペリジン−2−オニル、N−置換された6−ピペリジン−2−オニル、N−ピペリジン−3−オニル、2−ピペリジン−3−オニル、4−ピペリジン−3−オニル、5−ピペリジン−3−オニル、6−ピペリジン−3−オニル、N−置換された2−ピペリジン−3−オニル、N−置換された4−ピペリジン−3−オニル、N−置換された5−ピペリジン−3−オニル、N−置換された6−ピペリジン−3−オニル、N−ピペリジン−4−オニル、2−ピペリジン−4−オニル、3−ピペリジン−4−オニル、5−ピペリジン−4−オニル、6−ピペリジン−4−オニル、N−置換された2−ピペリジン−4−オニル、N−置換された3−ピペリジン−4−オニル、N−置換された5−ピペリジン−4−オニル、N−置換された6−ピペリジン−4−オニル、N−ピペラジニル、2−ピペラジニル、N’−置換されたN−ピペラジニル、N−置換された2−ピペラジニル、フラニル、N−テトラゾリル、5−テトラゾリル、N−置換された5−テトラゾリル、4−(1,2,3)オキサジアゾリル、5−(1,2,3)オキサジアゾリル、3−(1,2,4)オキサジアゾリル、5−(1,2,4)オキサジアゾリル、3−(1,2,5)オキサジアゾリル、4−(1,2,5)オキサジアゾリル、2−(1,3,4)オキサジアゾリル、5−(1,3,4)オキサジアゾリル、N−ピロリル、2−ピロリル、3−ピロリル、N−置換された2−ピロリル、N−置換された3−ピロリル、N−ピラゾリル、3−ピラゾリル、4−ピラゾリル、5−ピラゾリル、N−置換された3−ピラゾリル、N−置換された4−ピラゾリル、N−置換された5−ピラゾリル、2−ピリジニル、3−ピリジニル、4−ピリジニル、N−イミダゾリル、2−イミダゾリル、4−イミダゾリル、5−イミダゾリル;N−置換された2−イミダゾリル、N−置換された4−イミダゾリル、またはN−置換された5−イミダゾリルであり、
が、フルオロ、メチル、gemジメチル、gemジフルオロ、フルオロメチル、スピロシクロプロピル、スピロシクロブチル、任意でN−置換されたスピロアゼチジニル、任意でN−置換されたスピロアジリジニル、任意でN−置換されたスピロピロリジニル、任意でN−置換されたスピロピペリジニル、アミン、メチルアミン、ジメチルアミン、またはヒドロキシルによって置換されたC1−4直鎖アルキレンであり、
10で表される基が、モルホリニル、ピロリジニル、ピペラジニル、またはピペリジニルであって、それぞれが、T−RY1によってN−置換されており、さらに、任意には、任意の置換可能な炭素原子で、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−OC(O)R12によって更に置換されており、かつ、
13で表される基が、イミダゾリル、またはピロリルであって、それぞれが、T−RY1によってN−置換されており、さらに、任意では、任意の置換可能な炭素原子で、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−OC(O)R12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12によって更に置換されており、また、任意の置換可能な窒素原子で、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)OR12、−C(O)R12、−R12C(O)R12、−S(O)OR12、S(O)N(R12、−C(O)N(R12によって任意で置換されている化合物。
【請求項45】
請求項44に記載の化合物であって、
環Aが、6つおよび7つの位置でR14によって任意に置換されたフェニル基であり、
各R14が、独立して、ハロゲン、R、−OR、−CO、−C(O)R、−CN−、−C(O)N(R、−OC(O)R、−(CHCO、−O(CHCO、−NHSO、−NHCOR、−NHC(O)N(R、−(CHOH、−O(CHOH、−(CHC(O)N(R、または−O(CHC(O)N(Rであり、
nが1〜4の整数であり、
が、パラ位でR11によって任意に置換されたフェニル基であり、
11が、クロリド、フルオリド、ブロミド、−OR、−N(R’)、−NR’SO、または−Rであり、
R’が、独立してハロゲンまたはC1−3アルキル基であり、かつ、
が、独立してハロゲン基、ハロアルキル基、またはC1−3アルキル基である化合物。
【請求項46】
請求項45に記載の化合物であって、
Y1が、−C(O)OR、−C(O)N(R、−OH、N−テトラゾリル、5−テトラゾリル、N−置換された5−テトラゾリル、N−イミダゾリル、2−イミダゾリル、4−イミダゾリル、5−イミダゾリル;N−置換された2−イミダゾリル、N−置換された4−イミダゾリル、またはN−置換された5−イミダゾリルであり、
10で表される基が、ピペリジニル、ピペラジニル、またはモルホリニルであって、T−RY1によってN−置換されており、さらに任意には、α炭素で窒素原子がメチルまたはgemジメチルによって置換されており、
13で表される基が、T−RY1によってN−置換されたトリアゾリルであって、さらに任意には、α炭素で窒素原子がメチルによって置換されている化合物。
【請求項47】
以下の構造式で表される化合物、
【化2】

またはその薬学的に受容可能な塩であって、式中:
Vは、共有結合または−O−であり、
Tは、非置換の直鎖C1−10アルキレンであり、
は、Rは、−C(O)OR、−C(O)R、−OC(O)R、−C(O)N(R、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−S(O)、−S(O)COR、−S(O)N(R、−NRS(O)、−NRS(O)、S(O)OR、S(O)OR、−SR、−C(O)NRS(O)、−CN、−NRC(O)N(R、−OC(O)N(R、−N(R、−OR、任意で置換された非芳香族複素環基、または任意で置換されたヘテロアリール基であり、かつ
各Rが、独立して、−H、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、カルボキシアルキル、−C(O)OCH、S(O)CH、−C(O)OH、−C(O)OMe、−C(O)OEt、−C(O)NH、ベンジル、ピロリジニル、モルホリニルであるか、または、−N(Rが窒素含有非芳香族複素環基である化合物。
【請求項48】
以下の構造式で表される化合物、
【化3】

またはその薬学的に受容可能な塩であって、式中:
Vは、共有結合または−O−であり、
Tは、アルキル、gemジアルキル、ハロアルキル、スピロシクロアルキル、または任意でN−置換された窒素含有スピロ非芳香族複素環基で置換された直鎖状C1−10アルキレンであり、
は、−C(O)OR、−C(O)R、−OC(O)R、−C(O)N(R、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−S(O)、−S(O)COR、−S(O)N(R、−NRS(O)、−NRS(O)、S(O)OR、S(O)OR、−SR、−C(O)NRS(O)、−CN、−NRC(O)N(R、−OC(O)N(R、−N(R、−OR、任意で置換された非芳香族複素環基、または任意で置換されたヘテロアリール基であり、かつ、
各Rが、独立して、−H、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、カルボキシアルキル、C(O)OCH、−S(O)CH、−C(O)OH、−C(O)OMe、−C(O)OEt、−C(O)NH、ベンジル、ピロリジニル、モルホリニルであり、または、−N(Rが、任意で、窒素含有非芳香族複素環基である化合物。
【請求項49】
以下の構造式で表される化合物、
【化4】

またはその薬学的に受容可能な塩であって、式中:
Vは、−O−であり、
Tは、任意の1個以上の置換可能な炭素原子で、ハロゲン、アルキル、gemジアルキル、gemジハロ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、スピロシクロアルキル、任意でN−置換された窒素含有スピロ非芳香族複素環基、アミン、アルキルアミン、ジアルキルアミン、またはヒドロキシルによって置換されている直鎖状C1−10アルキレンであり、
は、−C(O)OR、−C(O)R、−OC(O)R、−C(O)N(R、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−S(O)、−S(O)COR、−S(O)N(R、−NRS(O)、−NRS(O)、S(O)OR、S(O)OR、−SR、−C(O)NRS(O)、−CN、−NRC(O)N(R、−OC(O)N(R、−N(R、−OR、任意で置換された非芳香族複素環基、または任意で置換されたヘテロアリール基であり、かつ、
各Rが、独立して、−H、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、カルボキシアルキル、C(O)OCH、−S(O)CH、−C(O)OH、−C(O)OMe、−C(O)OEt、−C(O)NH、ベンジル、ピロリジニル、モルホリニルであり、または、−N(Rが、任意で、窒素含有非芳香族複素環基である化合物。
【請求項50】
薬学的に受容可能なキャリアまたは希釈剤、および請求項1、2、47、48、または49に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項51】
治療を必要とする被験体における炎症性の疾患、状態、または症状を治療する方法であって、請求項1、2、47、48、または49に記載の化合物で表される、有効量の化合物を該被験体に対して投与するステップを含む方法。
【請求項52】
前記炎症性の疾患、状態、または症状が、アレルギー性鼻炎、慢性関節リウマチ、慢性閉塞性肺疾患、アトピー性皮膚炎、またはアレルギー性ぜんそくである、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記炎症性の疾患、状態、または症状が、アレルギー性鼻炎、またはアレルギー性ぜんそくで ある、請求項51に記載の方法。
【請求項54】
以下の構造式で表される化合物を調製する方法であって、
【化5】

Ar−NH
【化6】

と反応させる工程を含み、
Arが、任意で置換された単環式芳香族基であり、RがC〜Cアルキルである方法。
【請求項55】
Arが、任意で置換されたフェニル基であり、Rがメチルまたはエチルである、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
Arが、メタ位またはパラ位を任意にR14で置換されたフェニル基であり、
各R14が、独立して、ハロ、シアノ、R、−OR30、−CO31、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−(CHCO31、O(CHCO31、NHSO、NHC(O)NR、(CHOR30、O(CHOR30、(CHC(O)NR、O(CHC(O)N(Rであり、
nが1〜4の整数であり、
が、独立して、水素、C〜Cハロアルキル、またはC〜Cアルキル基であり、
1つのRが−HまたはC〜Cアルキルであり、その他がアミン保護基であり、
30が、アルコール保護基であり、かつ、
31が、カルボン酸保護基である、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
Arがフェニル基である、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
以下の構造式で表される生成化合物:
【化7】

を以下の構造式で表される出発化合物:
【化8】

から調製する方法であって、該出発化合物のアミドカルボニルを還元して中間体を生成させてから、該中間体を環化して生成化合物を生成するが、ここでC(O)ORがアミド保護基である工程を含む方法。
【請求項59】
が、置換されているか、非置換のアルキル基、アリル基、または芳香族基である、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
前記出発化合物のアミドカルボニルが、該出発化合物を、水素化ホウ素ナトリウムおよびルイス酸と反応させて還元し、該中間体を酸存在下で環化する、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
Arが、任意で置換されたフェニル基であり、Rがメチルまたはエチルである、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
が、ベンジル、メチル、エチル、アリル、2,2,2,−トリクロロメチル、2,2,2,−トリクロロメチル−tert−ブチル、tert−ブチル、またはフルオレニルメチルである、請求項60に記載の方法。
【請求項63】
前記出発化合物が、アミノ酸をHNC(O)ORによってアミド化して調製され、該アミノ酸が以下の構造式:
【化9】

で表される、請求項58に記載の方法。
【請求項64】
前記アミド化が、前記アミノ酸をカルボン酸活性化試薬と反応させて活性化型中間体を形成させ、次いで、該活性化型中間体をHNC(O)ORと反応させることによって行われる、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記カルボン酸活性化試薬がカルボニルジイミダゾールである、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記アミド化が、前記アミノ酸をカルボン酸活性化試薬と反応させて活性化型中間体を形成させ、次いで、該活性化型中間体をNHまたはその機能的等価物と反応させて、以下の構造式で表されるカルボキサミド中間体を形成させ、
【化10】

該カルボキサミド中間体を、Xが離脱基であるX−C(O)ORと反応させることによって行われる、請求項63に記載の方法。
【請求項67】
前記アミノ酸が、Ar−NH
【化11】

と反応させて調製される、請求項63に記載の方法。
【請求項68】
Arが、任意で置換されたフェニル基であり、Rがメチルまたはエチルである、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
Arが、任意で6および7個の位置をR14によって置換されており、
各R14が、独立して、ハロ、シアノ、R、−OR30、−CO31、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−(CHCO31、O(CHCO31、NHSO、NHC(O)N(R、(CHOR30、O(CHOR30、(CHC(O)N(R、O(CHC(O)N(Rであり、
nが1〜4の整数であり、
が、独立して、水素、C〜Cハロアルキル、またはC〜Cアルキル基であり、
1つのRが−HまたはC〜Cアルキルであり、その他がアミン保護基であり、
30が、アルコール保護基であり、かつ、
31が、カルボン酸保護基である、請求項68記載の方法。
【請求項70】
Arがフィニル基である、請求項69に記載の方法。

【公表番号】特表2007−532555(P2007−532555A)
【公表日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−507467(P2007−507467)
【出願日】平成17年4月7日(2005.4.7)
【国際出願番号】PCT/US2005/011643
【国際公開番号】WO2005/100321
【国際公開日】平成17年10月27日(2005.10.27)
【出願人】(500287639)ミレニアム・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド (98)
【氏名又は名称原語表記】MILLENNIUM PHARMACEUTICALS, INC.
【Fターム(参考)】