細菌感染、ウイルス感染、および寄生虫感染の治療のためのテトラサイクリン誘導体
【課題】細菌感染、ウイルス感染、および寄生虫感染の治療のためのテトラサイクリン誘導体を提供すること。
【解決手段】本発明は、少なくとも一部において、式(I):(式中、Xは、CHC(R13Y’Y)、CR6’R6、C=CR6’R6、S、NR6、またはOであり;Eは、NR7dR7e、OR7fまたは(CH2)0−1C(=W’)WR7gであり;Wは、O、S、NR7hまたはCR7iR7jであり;W’は、O、SまたはNR7kである)の置換テトラサイクリン化合物、およびその医薬的に許容しうる塩に関する。これらのテトラサイクリン化合物は、数多くのテトラサイクリン化合物応答性状態、たとえば、細菌感染および新生物を治療するために使用することができる。
【解決手段】本発明は、少なくとも一部において、式(I):(式中、Xは、CHC(R13Y’Y)、CR6’R6、C=CR6’R6、S、NR6、またはOであり;Eは、NR7dR7e、OR7fまたは(CH2)0−1C(=W’)WR7gであり;Wは、O、S、NR7hまたはCR7iR7jであり;W’は、O、SまたはNR7kである)の置換テトラサイクリン化合物、およびその医薬的に許容しうる塩に関する。これらのテトラサイクリン化合物は、数多くのテトラサイクリン化合物応答性状態、たとえば、細菌感染および新生物を治療するために使用することができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式XIV:
【化251】
(式中、
Zは、−CH2であり;
R5yは、水素であり;
R7yは、ジメチルアミノであり;
R9yおよびR9y’は結合して、置換ピペリジニル環またはテトラシクロピリジニル環を形成する)の化合物、またはその医薬的に許容しうる塩。
【請求項2】
R9yおよびR9y’は、結合して置換ピペリジニル環をつくる請求項1の化合物。
【請求項3】
前記置換ピペリジニル環は、ハロゲン置換ピペリジニルである、請求項2の化合物。
【請求項4】
前記ハロゲンは、フッ素である、請求項3の化合物。
【請求項5】
前記置換ピペリジニル環は、
【化252】
である、請求項4の化合物。
【請求項6】
前記化合物は、
【化256】
およびこれらの医薬的に許容しうる塩である、請求項1の化合物。
【請求項7】
対象におけるテトラサイクリン応答性状態を治療するための医薬の調製における請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項8】
前記テトラサイクリン応答性状態は、細菌感染、ウィルス感染、または寄生虫感染である、請求項7の使用。
【請求項9】
前記細菌感染は、E.coliに関連する、請求項8の使用。
【請求項10】
前記細菌感染は、S.aureusに関連する、請求項8の使用。
【請求項11】
前記細菌感染は、S.pneumoniaに関連する、請求項8の使用。
【請求項12】
前記細菌感染は、他のテトラサイクリン抗生物質に対し耐性がある、請求項8の使用。
【請求項13】
前記テトラサイクリン応答性状態は、マラリアである、請求項7の使用。
【請求項14】
前記テトラサイクリン応答性状態は、炎症のプロセスである、請求項7の使用。
【請求項15】
前記テトラサイクリン応答性状態は、ざ瘡である、請求項7の使用。
【請求項16】
前記テトラサイクリン応答性状態は、赤鼻である、請求項7の使用。
【請求項17】
前記テトラサイクリン応答性状態は、多発性硬化症である、請求項7の使用。
【請求項18】
前記対象は、ヒトである、請求項7の使用。
【請求項19】
前記化合物を、医薬的に許容しうる担体とともに投与する、請求項7〜18のいずれか一項に記載の使用。
【請求項20】
治療有効量の請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物と、医薬的に許容しうる担体とを含む、医薬組成物。
【請求項21】
前記治療有効量は、テトラサイクリン応答性状態を治療するのに有効である、請求項20の医薬組成物。
【請求項22】
【化253】
から選択される化合物、およびその医薬的に許容しうる塩。
【請求項1】
式XIV:
【化251】
(式中、
Zは、−CH2であり;
R5yは、水素であり;
R7yは、ジメチルアミノであり;
R9yおよびR9y’は結合して、置換ピペリジニル環またはテトラシクロピリジニル環を形成する)の化合物、またはその医薬的に許容しうる塩。
【請求項2】
R9yおよびR9y’は、結合して置換ピペリジニル環をつくる請求項1の化合物。
【請求項3】
前記置換ピペリジニル環は、ハロゲン置換ピペリジニルである、請求項2の化合物。
【請求項4】
前記ハロゲンは、フッ素である、請求項3の化合物。
【請求項5】
前記置換ピペリジニル環は、
【化252】
である、請求項4の化合物。
【請求項6】
前記化合物は、
【化256】
およびこれらの医薬的に許容しうる塩である、請求項1の化合物。
【請求項7】
対象におけるテトラサイクリン応答性状態を治療するための医薬の調製における請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項8】
前記テトラサイクリン応答性状態は、細菌感染、ウィルス感染、または寄生虫感染である、請求項7の使用。
【請求項9】
前記細菌感染は、E.coliに関連する、請求項8の使用。
【請求項10】
前記細菌感染は、S.aureusに関連する、請求項8の使用。
【請求項11】
前記細菌感染は、S.pneumoniaに関連する、請求項8の使用。
【請求項12】
前記細菌感染は、他のテトラサイクリン抗生物質に対し耐性がある、請求項8の使用。
【請求項13】
前記テトラサイクリン応答性状態は、マラリアである、請求項7の使用。
【請求項14】
前記テトラサイクリン応答性状態は、炎症のプロセスである、請求項7の使用。
【請求項15】
前記テトラサイクリン応答性状態は、ざ瘡である、請求項7の使用。
【請求項16】
前記テトラサイクリン応答性状態は、赤鼻である、請求項7の使用。
【請求項17】
前記テトラサイクリン応答性状態は、多発性硬化症である、請求項7の使用。
【請求項18】
前記対象は、ヒトである、請求項7の使用。
【請求項19】
前記化合物を、医薬的に許容しうる担体とともに投与する、請求項7〜18のいずれか一項に記載の使用。
【請求項20】
治療有効量の請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物と、医薬的に許容しうる担体とを含む、医薬組成物。
【請求項21】
前記治療有効量は、テトラサイクリン応答性状態を治療するのに有効である、請求項20の医薬組成物。
【請求項22】
【化253】
から選択される化合物、およびその医薬的に許容しうる塩。
【図1】
【図2】
【図2】
【公開番号】特開2011−93914(P2011−93914A)
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−283844(P2010−283844)
【出願日】平成22年12月20日(2010.12.20)
【分割の表示】特願2009−542938(P2009−542938)の分割
【原出願日】平成19年12月21日(2007.12.21)
【出願人】(500127209)パラテック ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (50)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年12月20日(2010.12.20)
【分割の表示】特願2009−542938(P2009−542938)の分割
【原出願日】平成19年12月21日(2007.12.21)
【出願人】(500127209)パラテック ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (50)
【Fターム(参考)】
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