説明

S1P受容体調節化合物およびその使用

本発明は、S1P受容体調節剤としての活性を有する一般式(I)の化合物、および不適切なS1P受容体活性に関連する疾患を治療する、上述の化合物の使用に関する。この化合物は、疾患(例えば、自己免疫障害および関連する免疫障害(全身性エリテマトーデスを含む)、炎症性腸疾患(例えば、クローン病および潰瘍性大腸炎)、I型糖尿病、ブドウ膜炎、乾癬、重症筋無力症、関節リウマチ、糸球体腎炎以外の腎炎、肝炎、ベーチェット病、糸球体腎炎、慢性血小板減少性紫斑病、溶血性貧血、肝炎およびウェグナー肉芽腫および他の状態)を治療または抑止するために、免疫修飾剤として使用してもよい。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化771】

を有する化合物であって、式中、
Aは、場合により置換されたアリール基またはヘテロアリール基であり;
BおよびCは、少なくとも部分的に芳香族の二環系であり;
Xは、WC(O)OR6a、WP(O)R6b6c、WS(O)OH、WCONHSOHまたは1H−テトラゾール−5−イルからなる群から選択され;Wは、直接結合、酸素であるか、またはハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ基、C1〜4アルコキシおよびCOOHからなる群から独立して選択される1個以上の置換基を有するC1〜4アルキルであり;R6aは、水素またはC1〜4アルキルであり;R6bおよびR6cは、独立して、水素、ヒドロキシル、C1〜4アルキルまたはハロゲン置換されたC1〜4アルキルであり;
Yは、式(a)
【化772】

の残基であり、左右の星印は、結合点を示し、式中、
Qは、直接結合、C=O、C=S、SO、C=ONRまたは(CR1011からなる群から選択され;
mは、0、1、2または3であり;
およびRは、独立して、水素、ハロゲン、アミノ、C1〜5アルキルアミノ、ヒドロキシル、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ヒドロキシアルキル(例えば、末端がヒドロキシのアルキル)、C1〜5アルキルチオ、C1〜5アルコキシ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシからなる群から選択されるか;またはRおよびRは、これらが結合している原子とともに、4〜7員環を形成し得、この環は、場合によりヘテロ原子を含有しており;
は、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルキルチオ、C1〜5アルコキシ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルまたはハロゲン置換されたC1〜5アルコキシからなる群から選択され;
10およびR11は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルコキシ、C1〜5アルキルチオ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルまたはハロゲン置換されたC1〜5アルコキシからなる群から選択され、
およびZは、独立して、O、NR、S、S(O)、S(O)、S(O)NR、(CR、C=O、C=S、C=N−Rまたは直接結合からなる群から選択され、
は、水素、ヒドロキシル、SO、C=O、C=S、C=NH、C1〜6アルキル、C1〜5アルコキシ、C1〜5アルキルチオ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシ、アリールまたはヘテロアリールからなる群から選択されるか、またはZが直接結合の場合、Rは、C〜C環であり、この環は、場合により、ヘテロ原子を含有し;
およびRは、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルコキシ、C1〜5アルキルチオ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシ、アリールまたはヘテロアリールからなる群から選択されるか、またはRとRとでC=Oを形成し;
nは、0、1、2または3であり;
は、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜6シクロアルキル、C1〜5アルコキシ、C1〜5アルキルアミノ、アリールまたはヘテロアリールからなる群から選択される、化合物。
【請求項2】
Aが、C1〜6の環(脂環式または芳香族)であり、この環が、場合により1個以上のヘテロ原子を含有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Aが、ハロゲン、ヒドロキシル、SR、S(O)、S(O)NR、NHS(O)、COR、CO、シアノ、アミノ、C1〜5アルキルアミノ/アリールアミノ/ヘテロアリールアミノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルキルチオ、C1〜5アルコキシ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシからなる群から選択される1個、2個または3個の置換基で置換されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Aが、2個の隣接する置換基で置換されており、Zと、これらの置換基が結合している環Aとで縮合環を形成し、この縮合環が、場合により1個以上のヘテロ原子を含有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
Aが、ハロゲン、ヒドロキシル、S、S(O)、S(O)NR、NHS(O)、COR、CO、シアノ、アミノ、C1〜5アルキルアミノ/アリールアミノ/ヘテロアリールアミノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルキルチオ、C1〜5アルコキシ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシからなる群から選択される1個、2個または3個の置換基で場合により置換され、Rが、水素、ヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ/アリールアミノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルコキシ、C1〜5アルキルチオ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシおよびアリール/ヘテロアリールからなる群から選択されるか;または場合により、Aの2個の隣接する置換基が、Zと、これらの置換基が結合している環とで脂環式環または複素環を形成してもよい、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
が、水素、ヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ/アリールアミノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルコキシ、C1〜5アルキルチオ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシまたはアリール/ヘテロアリールからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
BおよびCが、ビシクロアリール、ビシクロヘテロアリール、ジヒドロ二環アリールおよびテトラヒドロ二環アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
前記二環系が、場合により、C1〜6アルキル、C1〜5アルキルチオ、C1〜5アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシからなる群から選択される1〜5個の置換基で置換されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
およびZが、独立して、O、NR、S、S(O)、S(O)、S(O)NR、(CR、C=O、C=S、C=N−Rまたは直接結合からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
が、水素、ヒドロキシル、S(O)、C=O、C=S、C=NH、C1〜6アルキル、C1〜5アルコキシ、C1〜5アルキルチオ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシ、アリールまたはヘテロアリールからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
およびRが、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルコキシ、C1〜5アルキルチオ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシ、アリールまたはヘテロアリールからなる群から選択されるか、またはRとRとでC=Oを形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
が、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜6シクロアルキル、C1〜5アルコキシ、C1〜5アルキルアミノ、アリールまたはヘテロアリールからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
が、場合により、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ基からなる群から選択される基で置換されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
前記アリール基およびヘテロアリール基が、場合により、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルキルチオ、C1〜5アルコキシ、C3〜6シクロアルキルからなる群から選択される1〜5個の置換基で置換されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
前記医薬的に許容される塩が、塩酸塩、マレイン酸塩、クエン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、メシル酸塩、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩およびカルシウム塩からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
式:
【化773】

を有する化合物またはその医薬的に許容される塩であって、式中、
Aは、アリール基またはヘテロアリール基であり;
Xは、−C(O)OR6aであり、R6aは、水素またはC1〜4アルキルであり;
Yは、式(a):
【化774】

の残基であり、式中、
Qは、(CR1011であり;
mは、0、1、2、3または4であり;
およびRは、独立して、水素、ヒドロキシル、低級アルキルであるか;またはRおよびRは、これらが結合している原子とともに環を形成し、
は、水素、ハロゲン、ヒドロキシルまたはシアノからなる群から選択され;
およびZは、独立して、Oまたは(CRであり、
およびRは、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルコキシであり;
nは、0、1、2または3であり;
は、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜6シクロアルキル、C1〜5アルコキシ、C1〜5アルキルアミノ、アリールまたはヘテロアリールからなる群から選択される、化合物またはその医薬的に許容される塩。
【請求項17】
Aが、C1〜6の環(脂環式または芳香族)であり、この環が、場合により1個以上のヘテロ原子を含有する、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
Aが、ハロゲン、ヒドロキシル、SR、S(O)、S(O)NR、NHS(O)、COR、CO、シアノ、アミノ、C1〜5アルキルアミノ/アリールアミノ/ヘテロアリールアミノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルキルチオ、C1〜5アルコキシ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシからなる群から選択される1個、2個または3個の置換基で置換されている、請求項16に記載の化合物。
【請求項19】
Aが、2個の隣接する置換基で置換されており、Zと、これらの置換基が結合している環Aとで縮合環を形成し、この縮合環が、場合により1個以上のヘテロ原子を含有する、請求項16に記載の化合物。
【請求項20】
Aが、ハロゲン、ヒドロキシル、S、S(O)、S(O)NR、NHS(O)、COR、CO、シアノ、アミノ、C1〜5アルキルアミノ/アリールアミノ/ヘテロアリールアミノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルキルチオ、C1〜5アルコキシ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシからなる群から選択される1個、2個または3個の置換基で場合により置換され、Rが、水素、ヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ/アリールアミノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルコキシ、C1〜5アルキルチオ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシおよびアリール/ヘテロアリールからなる群から選択されるか;または場合により、Aの2個の隣接する置換基が、Zと、これらの置換基が結合している環とで脂環式環または複素環を形成してもよい、請求項16に記載の化合物。
【請求項21】
が、水素、ヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ/アリールアミノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルコキシ、C1〜5アルキルチオ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシまたはアリール/ヘテロアリールからなる群から選択される、請求項16に記載の化合物。
【請求項22】
前記ベンゾフラニル環が、場合により、C1〜6アルキル、C1〜5アルキルチオ、C1〜5アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ハロゲン置換されたC1〜6アルキルおよびハロゲン置換されたC1〜5アルコキシからなる群から選択される1〜5個の置換基で置換されている、請求項16に記載の化合物。
【請求項23】
が、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜6シクロアルキル、C1〜5アルコキシ、C1〜5アルキルアミノ、アリールまたはヘテロアリールからなる群から選択される、請求項16に記載の化合物。
【請求項24】
が、場合により、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノおよびヘテロアリールアミノ基からなる群から選択される基で置換されている、請求項16に記載の化合物。
【請求項25】
前記アリール基およびヘテロアリール基が、場合により、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜5アルキルチオ、C1〜5アルコキシ、C3〜6シクロアルキルからなる群から選択される1〜5個の置換基で置換されている、請求項16に記載の化合物。
【請求項26】
前記医薬的に許容される塩が、塩酸塩、マレイン酸塩、クエン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、メシル酸塩、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩およびカルシウム塩からなる群から選択される、請求項16に記載の化合物。
【請求項27】
請求項1または1に記載の化合物をS1P−1受容体が介在する状態を治療するのに有効な量で含む、医薬組成物。
【請求項28】
前記S1P−1受容体が介在する状態が、移植拒絶(固体臓器移植および島細胞);移植拒絶(組織);癌;自己免疫/炎症性疾患;関節リウマチ;狼瘡;インスリン依存性糖尿病(I型);非インスリン依存性糖尿病(II型);多発性硬化症;乾癬;潰瘍性大腸炎;炎症性腸疾患;クローン病;急性リンパ性白血病および慢性リンパ性白血病、およびリンパ腫からなる群から選択される、請求項27に記載の医薬組成物。
【請求項29】
S1P−1受容体と、請求項1に記載の化合物とを接触させる工程を含む、S1P−1受容体を調節する方法。
【請求項30】
S1P−1受容体が介在する状態を治療するのに有効な量で請求項1または1に記載の化合物を含む医薬組成物を、処置を必要とする患者に投与する工程を含む、S1P−1受容体が介在する状態を治療する方法。
【請求項31】
前記S1P−1受容体が介在する状態が、移植拒絶(固体臓器移植および島細胞);移植拒絶(組織);癌;自己免疫/炎症性疾患;関節リウマチ;狼瘡;インスリン依存性糖尿病(I型);非インスリン依存性糖尿病(II型);多発性硬化症;乾癬;潰瘍性大腸炎;炎症性腸疾患;クローン病;急性リンパ性白血病および慢性リンパ性白血病、およびリンパ腫からなる群から選択される、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
免疫修飾を達成する量で請求項1または1に記載の化合物を含む医薬組成物を、処置を必要とする患者に投与する工程を含む、免疫修飾する方法。
【請求項33】
前記S1P−1受容体が介在する状態が、移植拒絶(固体臓器移植および島細胞);移植拒絶(組織);癌;自己免疫/炎症性疾患;関節リウマチ;狼瘡;インスリン依存性糖尿病(I型);非インスリン依存性糖尿病(II型);多発性硬化症;乾癬;潰瘍性大腸炎;炎症性腸疾患;クローン病;急性リンパ性白血病および慢性リンパ性白血病、およびリンパ腫からなる群から選択される、請求項33に記載の方法。
【請求項34】
請求項1または1に記載の化合物をS1P−1受容体が介在する状態を治療するのに有効な量で含む、医薬組成物。
【請求項35】
前記S1P−1受容体が介在する状態が、移植拒絶(固体臓器移植および島細胞);移植拒絶(組織);癌;自己免疫/炎症性疾患;関節リウマチ;狼瘡;インスリン依存性糖尿病(I型);非インスリン依存性糖尿病(II型);多発性硬化症;乾癬;潰瘍性大腸炎;炎症性腸疾患;クローン病;急性リンパ性白血病および慢性リンパ性白血病、およびリンパ腫からなる群から選択される、請求項34に記載の医薬組成物。
【請求項36】
S1P−1受容体が介在する状態を治療するのに有効な量で請求項1または1に記載の化合物を含む医薬組成物を、処置を必要とする患者に投与する工程を含む、S1P−1受容体が介在する状態を治療する方法。
【請求項37】
前記S1P−1受容体が介在する状態が、移植拒絶(固体臓器移植および島細胞);移植拒絶(組織);癌;自己免疫/炎症性疾患;関節リウマチ;狼瘡;インスリン依存性糖尿病(I型);非インスリン依存性糖尿病(II型);多発性硬化症;乾癬;潰瘍性大腸炎;炎症性腸疾患;クローン病;急性リンパ性白血病および慢性リンパ性白血病、およびリンパ腫からなる群から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
1−(3−フルオロ−4−(5−フェニルチオ)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(3−フルオロ−4−(5−フェニルスルフィニル)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−(シクロプロピルメトキシメチル)ベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロ−ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−(シクロブトキシメチル)ベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロ−ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(ベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロ−ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(3−フルオロ−4−(5−(フェノキシメチル)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−(シクロヘキシルオキシメチル)ベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロ−ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−(シクロペンチルオキシメチル)ベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロ−ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(3−フルオロ−4−(5−フェニルスルホニル)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(3−フルオロ−4−(5−(4−フルオロベンジル)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−(シクロヘキシルメチル)ベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(3−フルオロ−4−(5−(2−フルオロベンジル)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(3−フルオロ−4−(5−(3−フルオロベンジル)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(3−フルオロ−4−(5−フェノキシベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
5−(1−(4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−イル)−2H−テトラゾール;
1−(4−(4−ベンジルベンズアミド)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(2−ベンジルベンゾフラン−5−イル)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−ベンジルベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
3−(4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロベンジルアミノ)−2−メチルプロパン酸;
4−アミノ−2−(4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロベンジルアミノ)−4−オキソブタン酸;
1−((6−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−5−フルオロピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
4−アミノ−3−(4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロベンジルアミノ)−4−オキソブタン酸;
1−(3−フルオロ−4−(5−(4−メチルベンジル)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−ベンジル−2H−インダゾール−2−イル)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−フェニルベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−ブチルベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−ブトキシベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(7−ベンジルベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−シクロヘキシルベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−シクロヘキシルベンゾフラン−2−イル)ベンジル)ピペリジン−4−カルボン酸;
1−((4−(5−ブチルベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)ピペリジン−4−カルボン酸;
1−((4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)ピペリジン−4−カルボン酸;
1−((4−(5−イソブチルベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−フェネチルベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−(ピリジン−3−イル)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−イソブチルベンゾフラン−2−イル)ベンジル)ピペリジン−4−カルボン酸;
1−((4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)2−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−ベンゾイルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−ブトキシベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)ピペラジン−4−カルボン酸;
1−((6−(5−シクロヘキシルベンゾフラン−2−イル)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−(6−メチルピリジン−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−フェノキシベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−イソペンチルベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(6−ブトキシベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((2−(5−ブトキシベンゾフラン−2−イル)チアゾール−5−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−ブトキシベンゾフラン−2−イル)4−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−ブトキシベンゾフラン−2−イル)−3−メトキシフェニル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((5−(5−ブトキシベンゾフラン−2−イル)チオフェン−2−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((6−(5−ブトキシベンゾフラン−2−イル)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−シクロヘキシルベンゾフラン−2−イル)3−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−(チオフェン−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
3−(6−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)プロパン酸;
1−(4−(5−シクロペンチルベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(3−フルオロ−4−(5−(ピペリジン−1−イル)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸トリフルオロ酢酸塩;
1−((6−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)ピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−メトキシフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−(ピペリジン−1−イル)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
6−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−2−(2−カルボキシエチル)−3,4−ジヒドロイソキノリニウム 2,2,2−トリフルオロアセテート;
1−(4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−クロロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
3−(6−(5−シクロペンチルベンゾフラン−2−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)プロパン酸;
1−(4−(5−(シクロペンチルメトキシ)ベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−(シクロペンチルメトキシ)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−シアノベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロベンジル)ピロリジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−シクロペンチルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−メチルベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
3−(6−(5−ブトキシベンゾフラン−2−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)プロパン酸;
3−(5−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ)プロパン酸;
3−(4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロベンジルアミノ)−3−メチルブタン酸;
1−(4−(5−シクロペンチルベンゾフラン−2−イル)−3−メトキシベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3,5−ジフルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−(シクロプロピルメトキシ)ベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−ブトキシベンゾフラン−2−イル)−3−クロロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(3−クロロ−4−(5−シクロペンチルベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
3−((4−(5−(シクロペンチルメトキシ)ベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロベンジル)(2−ヒドロキシエチル)アミノ)プロパン酸;
1−(3−フルオロ−4−(5−モルホリノベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
4−(4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロベンジル)モルホリン−2−カルボン酸;
4−(4−(5−(シクロペンチルメトキシ)ベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロベンジル)モルホリン−2−カルボン酸;
3−(6−(5−(シクロペンチルメトキシ)ベンゾフラン−2−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)プロパン酸;
3−(4−(5−シクロペンチルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロベンジルアミノ)プロパン酸;
3−(4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロフェノキシ)プロパン−1,2−ジオール;
1−(3−フルオロ−4−(5−(1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(3−フルオロ−4−(5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)−3−ヒドロキシアゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−ベンジルベンゾ[d]チアゾール−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)−3−ヒドロキシアゼチジン−3−カルボン酸;
1−((3−フルオロ−4−(5−(1−フェニルエチル)ベンゾフラン)−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−(ジフルオロ(フェニル)メチル)ベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(6−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((3−フルオロ−4−(5−(ピリジン−2−イルメチル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((3−フルオロ−4−(5−(チアゾール−2−イルメチル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((3−フルオロ−4−(5−(1−フェニルプロピル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(3−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)ベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((3−フルオロ−4−(5−(2−フェニルプロパン−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((3−フルオロ−4−(5−(フェニルメチル)フロ[2,3−b]ピリジン−2−イル)フェニル)メチル)−3−アゼチジンカルボン酸;
1−((3−フルオロ−4−(5−(フェニルメチル)−1H−インドール−2−イル)フェニル)メチル)−3−アゼチジンカルボン酸;
1−((3−フルオロ−4−(5−(ピリミジン−2−イルメチル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((3−フルオロ−4−(5−(ピリジン−3−イルメチル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
(E/Z)−1−((3−フルオロ−4−(5−((ヒドロキシイミノ)(フェニル)メチル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン}−3−カルボン酸;
(E/Z)−1−((3−フルオロ−4−(5−((メトキシイミノ)(フェニル)メチル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸トリフルオロ酢酸塩;
(E/Z)−1−((3−フルオロ−4−(5−((エトキシイミノ)(フェニル)メチル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸トリフルオロ酢酸塩;
(±)−1−((3−フルオロ−4−(5−(ヒドロキシ(フェニル)メチル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸トリフルオロ酢酸塩;
1−((4−(5−ベンジル−7−クロロフロ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(5−ベンジルフロ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−ベンジルフロ[3,2−b]ピリジン−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(6−ベンジル−5−クロロフロ[3,2−b]ピリジン−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(6−ベンジルベンゾ[d]オキサゾール−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−ベンジルベンゾ[d]オキサゾール−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−ベンジルベンゾ[d]オキサゾール−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(6−ベンジルベンゾ[d]チアゾール−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(5−ベンジル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((3−フルオロ−4−(5−フェノキシベンゾ[d]オキサゾール−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((3−フルオロ−4−(5−(フェニルチオ)ベンゾ[d]オキサゾール−2−イル)フェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((4−(6−ベンジルベンゾ[d]チアゾール−2−イル)−3−フルオロフェニル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−(4−(7−ベンジル−1H−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸トリフルオロ酢酸塩;
1−(4−(6−ベンジル−1H−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−3−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸トリフルオロ酢酸塩;
1−((2−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)ピリミジン−5−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;
1−((6−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−2−メチルピリジン−3−イル)メチル)アゼチジン−3−カルボン酸;および
1−(1−(4−(5−ベンジルベンゾフラン−2−イル)−3−フルオロフェニル)エチル)アゼチジン−3−カルボン酸から選択される化合物またはその医薬的に許容される塩または水和物。

【公表番号】特表2010−522162(P2010−522162A)
【公表日】平成22年7月1日(2010.7.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−554496(P2009−554496)
【出願日】平成19年3月21日(2007.3.21)
【国際出願番号】PCT/US2007/007044
【国際公開番号】WO2007/109334
【国際公開日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【出願人】(397050785)エピックス ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド (12)
【Fターム(参考)】