説明

ペプチドデホルミラーゼ阻害剤

新規PDF阻害剤およびそれらの新規使用方法が提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規抗菌性化合物の使用、およびペプチドデホルミラーゼ阻害剤としてこれらの化合物を含有する医薬組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
細菌のイニシエーターであるメチオニルtRNAは、メチオニルtRNAホルミルトランスフェラーゼ(FMT)により修飾され、ホルミル−メチオニルtRNAを生じさせる。次いで、ホルミルメチオニン(f−met)は、新たに合成されたポリペプチドのN−末端に取り込まれる。次いで、ポリペプチドデホルミラーゼ(PDFまたはDef)は、一次翻訳産物を脱ホルミル化して、N−メチオニルポリペプチドを生じさせる。大部分の細胞内蛋白質は、メチオニンアミノペプチダーゼ(MAP)によりさらにプロセッシングされて、成熟ペプチドおよび遊離メチオニンを生じ、遊離メチオニンは再利用される。PDFおよびMAPはいずれも細菌増殖に必須であり、PDFはMAP活性に必要とされる。
【0003】
ポリペプチドデホルミラーゼは、広範なゲノム配列情報が利用可能である全ての真正細菌において見出されている。PDFホモログ間の配列多様性は大きく、関係の遠い配列間ではわずか20%の同一性しかない。しかし、活性部位周辺の保存性は非常に高く、活性部位金属を配位させるのに必要とされる、1個のシステインおよび2個のヒスチジンを含む、幾つかの完全に保存された残基が存在する(Meinnel,T.ら.,J.Mol.Biol.267,749−761,1997)。
【0004】
PDFはインビトロでの細菌増殖に必須であることが示されており(Mazel,D.ら.,EMBO J.13(4),914−923,1994)、真核生物の蛋白質合成に関与するとは考えられておらず(Rajagopalanら.,J.Am.Chem.Soc.119,12418−12419,1997)、原核生物において広く保存されている(Kozak,M.,Microbiol.Rev.47,1−45,1983)ので、この酵素は魅力的な抗菌標的であることが認識されている。故に、PDF阻害剤は広範囲の抗菌物質として役立つ可能性があり、幾つかの総説の主題となっている(Jainら.,Current Medicinal Chemistry,12,1607−1621,2005;Johnsonら.,Current Drug Targets:Infectious Disorders,5,39−52,2005;Boularotら.,Current Opinion in Investigational Drugs,5,809−822,2004;Giglioneら.,Molecular Microbiology,36,1197−1205,2000)。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、本明細書で以下に式(I)により示される新規抗菌性化合物、およびPDF阻害剤としてのそれらの使用を含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明の一の態様において、式(I):
【0007】
【化1】

(I)
[式中:
R1は、−C(O)−NH(OH)または−N(OH)−CHOから選択され;
R2は、
1)C1−C6−アルキル、
2)C3−C7−シクロアルキル、
3)アリール、および
4)ヘテロアリール
から選択され;
ここで、該C1−C6−アルキルは所望により1〜3個のR6基で置換されていてもよく;該C3−C7−シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールは所望により1〜3個のR7基で各々置換されていてもよく;
【0008】
R3およびR4は一緒になって、同じ炭素原子に結合され得る1または2個のC1−C3−アルキル基で所望により置換されていてもよい5〜7員のヘテロシクロアルキル環を形成し、或いはまた、所望により、R3およびR4は一緒になって、該5〜7員のヘテロシクロアルキル環とのスピロ環系を形成してもよく;或いはR3はHおよびC1−C6−アルキルから選択され;かつR4は、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、tert−ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、セリン、トレオニン、チロシン、システイン、メチオニン、リジン、アルギニン、ヒスチジン、トリプトファン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギンまたはグルタミンのアミノ酸側鎖であり;
【0009】
R5は、
1)−C(O)R8、
2)−C(O)OR8、および
3)−C(O)NR8R9
から選択され;
【0010】
各R6は独立して、
1)OH、
2)CF3
3)−NR9R9、
4)シアノ、
5)−O−C1−C3−アルキル、
6)フェニル、
7)ヘテロアリール、
8)ヘテロシクロアルキル、
9)−NHC(O)OC1−C6−アルキル、および
10)−NHCOH;
から選択され;
【0011】
各R7は独立して、
1)OH、
2)ハロ、
3)シアノ、
4)ニトロ、
5)−NR9R9、
6)CF3
7)−NHC(O)CH3
8)−OCH3
9)C1−C6−アルキル、
10)ヘテロアリール、および
11)ヘテロシクロアルキル;
から選択され;
【0012】
R8は、
1)C1−C6−アルキル、
2)C2−C6−アルケニル、
3)C3−C7−シクロアルキル、
4)フェニル、
5)ヘテロアリール、および
6)ヘテロシクロアルキル
から選択され;
ここで、該C1−C6−アルキルは所望により1〜3個のR6基で置換されていてもよく;該C3−C7−シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは所望により1〜3個のR7基で各々置換されていてもよく;および該ヘテロシクロアルキルは所望により1〜3個のR10基で置換されていてもよく;
【0013】
各R9は独立して、
1)Hおよび
2)C1−C6−アルキル
から選択され;および
【0014】
各R10は独立して、
1)OH、
2)C1−C6−アルキル、
3)フェニル、
4)NH2、および
5)−C(O)OC1−C6−アルキル
から選択される]
の化合物が提供される。
【0015】
一の実施態様において、R1は−N(OH)−CHOである。
【0016】
別の実施態様において、R2は、非置換C1−C6−アルキルまたはC3−C7−シクロアルキルである。
【0017】
別の実施態様において、R2は、非置換n−ブチルまたはシクロペンチルである。
【0018】
別の実施態様において、R3およびR4は一緒になって、1または2個のC1−C3−アルキル基で所望により置換されていてもよいピロリジニル環を形成する。
【0019】
別の実施態様において、R3およびR4は一緒になって、3,3−ジメチル−ピロリジニル環を形成する。
【0020】
別の実施態様において、R3およびR4は一緒になって、非置換ピロリジニル環を形成する。
【0021】
別の実施態様において、R3はHであり、かつR4はtert−ロイシンのアミノ酸側鎖である。
【0022】
別の実施態様において、R1は−N(OH)−CHOであり、R2は非置換シクロペンチルであり、かつR3およびR4は一緒になって、非置換ピロリジニル環を形成する。
【0023】
本発明において有用な化合物は、
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(4−フルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
N−アセチル−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(フェニルカルボニル)−L−プロリンアミド;
N−{[4−(アセチルアミノ)フェニル]カルボニル}−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(メチルオキシ)アセチル]−L−プロリンアミド;
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジンカルボキサミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−3−イル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(5−メチル−3−イソオキサゾリル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
【0024】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2−フルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(3−フルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(3−フルオロ−4−メチルフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−4−モルホリンカルボキサミド;
N−[(3−シアノフェニル)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2,5−ジフルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(メチルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
【0025】
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−4−ピリジンカルボキサミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2,6−ジフルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
N−{[(トランス−4−アミノシクロヘキシル)オキシ]カルボニル}−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−6−(4−モルホリニル)−3−ピリジンカルボキサミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(エチルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(シクロペンチルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]カルボニル}−L−プロリンアミド;
【0026】
N−[(シクロヘキシルオキシ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(2−チエニルカルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2−プロペン−1−イルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]カルバマート;
N−[(シクロブチルオキシ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[トランス−4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
N−{[(トランス−3−アミノシクロブチル)オキシ]カルボニル}−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[4−(4−エチル−1−ピペラジニル)フェニル]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(2,2−ジメチルプロパノイル)−L−プロリンアミド;
【0027】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1−メチルエチル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1−メチル−3−ピロリジニル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物);
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3R)−テトラヒドロ−3−フラニルオキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3S)−テトラヒドロ−3−フラニルオキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−メチル−3−ピペリジニル[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]カルバマート(ジアステレオマーの混合物);
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[1−(1−メチルエチル)−3−ピロリジニル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物);
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(4−イソオキサゾリルカルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
【0028】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(1R)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[4−(1−ピペラジニル)フェニル]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(2−メチルプロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(3−メチルブタノイル)−L−プロリンアミド;
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−3−ピリジンカルボキサミド;
N−(シクロブチルカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(エチルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(シクロプロピルカルボニル)−L−プロリンアミド;
N−(シクロペンチルアセチル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
N−(シクロペンチルカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
【0029】
N−(シクロヘキシルカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
3−({[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]アミノ}カルボニル)−1−ピロリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル(ジアステレオマーの混合物);
N−(シクロペンチルカルボニル)−1−((2R)−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}ヘプタノイル)−L−プロリンアミド;
N−(2,2−ジメチルプロパノイル)−1−((2R)−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}ヘプタノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(メチルオキシ)カルボニル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
N−{[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}−1−((2R)−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}ヘプタノイル)−L−プロリンアミド;
N−[(エチルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}ヘプタノイル)−L−プロリンアミド;
1−(シクロペンチルカルボニル)−N2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3−メチル−L−バリンアミド;
2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N1−(2,2−ジメチルプロパノイル)−3−メチル−L−バリンアミド;
【0030】
2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N1−{[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}−3−メチル−L−バリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
N−[(シクロペンチルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
N−[(ブチルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N1−[(エチルアミノ)カルボニル]−3−メチル−L−バリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[4−(メチルオキシ)フェニル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
N−[(シクロヘキシルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3−メチル−N1−[(メチルオキシ)カルボニル]−L−バリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(プロピルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2−プロペン−1−イルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
【0031】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−[(メチルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−フェニルエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(メチルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(4−フェニルブチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(2S)−2−ヒドロキシプロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(3−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド・塩酸塩;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3−フェニルプロピル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
N−({[2−(1−ベンゾフラン−2−イル)エチル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
【0032】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
4−[({[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]アミノ}カルボニル)アミノ]−1−ピペリジンカルボン酸エチル;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(2−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(2−ピラジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(4−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(4−ヒドロキシブチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(5−ヒドロキシペンチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(ジメチルアミノ)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[({2−[5−(メチルオキシ)−1H−インドール−3−イル]エチル}アミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
【0033】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(2−オキソ−1−ピロリジニル)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(4−モルホリニル)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−フェニルプロピル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物);
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(1−ピペリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド・ギ酸塩;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
【0034】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(1−ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド・ギ酸塩;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[({3−[(1−メチルエチル)オキシ]プロピル}アミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
N−({[2−(4−アミノフェニル)エチル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
N−(アミノカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(シクロプロピルアミノ)カルボニル]−3,3−ジメチル−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−{[(3R)−テトラヒドロ−3−フラニルオキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(テトラヒドロ−2−フラニルメチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物);
N−[(シクロブチルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
【0035】
N−({[2−(6−アミノ−5−フルオロ−3−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−{[(2−オキセタニルメチル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(エチルアミノ)カルボニル]−3,3−ジメチル−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(シクロプロピルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−[(メチルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−({[(3−メチル−3−オキセタニル)メチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−[(3−オキセタニルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3S)−テトラヒドロ−3−フラニルアミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3−メチルブチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
【0036】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(4−ピリダジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−({[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−({[(1R)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
N−(アミノカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
N−{[(トランス−3−シアノシクロブチル)アミノ]カルボニル}−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド(トランス−ジアステレオマーの混合物);
【0037】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−{[(3S)−テトラヒドロ−3−フラニルオキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
N−({[2−(6−アミノ−5−クロロ−3−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物);
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド・ギ酸塩;
N−[(シクロブチルオキシ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(2S)−2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(2R)−2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
【0038】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(1H−ピラゾール−1−イル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(ジエチルアミノ)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−フルオロエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(ジエチルアミノ)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(メチルオキシ)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
N−({[3,3−ビス(エチルオキシ)プロピル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−({[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;および
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[({2−[4−(ホルミルアミノ)フェニル]エチル}アミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド
からなる群より選択される。
【0039】
本明細書で用いられる「アルキル」なる用語は、直鎖または分岐鎖の飽和炭化水素ラジカルを言う。本明細書で用いられる「アルキル」の例は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ヘキシル等を含むが、これらに限定されない。
【0040】
本明細書で用いられる「アルケニル」なる用語は、少なくとも1個の炭素−炭素二重結合を有する、直鎖または分岐鎖の炭化水素ラジカルを言う。本明細書で用いられる「アルケニル」の例は、エテニルおよびプロペニルを含むが、これらに限定されない。
【0041】
本明細書で用いられる「アルキニル」なる用語は、少なくとも1個の炭素−炭素三重結合を有する、直鎖または分岐鎖の炭化水素ラジカルを言う。本明細書で用いられる「アルキニル」の例は、アセチレニルおよび1−プロピニルを含むが、これらに限定されない。
【0042】
本明細書で用いられる「アミノ酸側鎖」なる用語は、以下の式(II):
【0043】
【化2】

(II)
で示されるアミノ酸のR−基または官能基を言う。
【0044】
例えば、「アミノ酸側鎖」またはR−基は、アラニンではCH3であり、バリンでは(CH32CH−であり、ロイシンでは(CH32CH−CH2−であり、tert−ロイシンでは(CH33C−であり、フェニルアラニンではフェニル−CH2−であり、メチオニンではCH3−S−CH2−CH2−である。
【0045】
本明細書で用いられる「アリール」なる用語は、芳香族炭化水素環を言う。アリール基は単環系または二環系である。単環式アリール環はフェニルを言う。二環式アリール環は、ナフチル、ならびにフェニルが5、6または7個の員原子を有するシクロアルキルまたはシクロアルケニル環に縮合している環を言う。アリール基は所望により、本明細書で定義される1個または複数の置換基で置換されていてもよい。
【0046】
本明細書で用いられる「シクロアルキル」なる用語は、特定数の員原子を有する飽和炭化水素環を言う。シクロアルキル基は単環系である。例えば、C3−C6シクロアルキルは、3〜6個の員原子を有するシクロアルキル基を言う。シクロアルキル基は所望により、本明細書で定義される1個または複数の置換基で置換されていてもよい。シクロアルキルは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルを含む。
【0047】
本明細書で用いられる「ハロゲン」なる用語は、フッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)またはヨウ素(I)を言い、「ハロ」は、ハロゲンラジカル、フルオロ、クロロ、ブロモおよびヨードを言う。
【0048】
本明細書で用いられる「ヘテロアリール」なる用語は、環の員原子として1〜4個のヘテロ原子を含有する芳香族環を言う。1個以上のヘテロ原子を含有するヘテロアリール基は、異なるヘテロ原子を含んでいてもよい。ヘテロアリール基は所望により本明細書で定義される1個または複数の置換基で置換されていてもよい。ヘテロアリール基は単環系であるか、または縮合、スピロもしくは架橋二環系である。単環式ヘテロアリール環は、5〜6個の員原子を有する。二環式ヘテロアリール環は、7〜11個の員原子を有する。二環式ヘテロアリール環は、フェニルおよび単環式ヘテロシクロアルキル環が連結して、縮合、スピロもしくは架橋二環系を形成している環、ならびに単環式ヘテロアリール環および単環式シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリール環が連結して、縮合、スピロもしくは架橋二環系を形成している環を含む。ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、フラニル、フラザニル、チエニル、トリアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニル、インドリル、イソインドリル、インドリジニル、インダゾリル、プリニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニル、プテリジニル、シンノリニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾピラニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、イソベンゾフラニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、フロピリジニルおよびナフチリジニルを含む。
【0049】
本明細書で用いられる「ヘテロ原子」なる用語は、窒素、硫黄または酸素原子を言う。
【0050】
本明細書で用いられる「ヘテロシクロアルキル」なる用語は、環の員原子として1〜4個のヘテロ原子を含有する飽和または不飽和環を言う。しかし、ヘテロシクロアルキル環は芳香族ではない。1個以上のヘテロ原子を含有するヘテロシクロアルキル基は、異なるヘテロ原子を含んでいてもよい。ヘテロシクロアルキル基は所望により、本明細書で定義される1個または複数の置換基で置換されていてもよい。ヘテロシクロアルキル基は、4〜7個の員原子を有する単環系である。特定の実施態様において、ヘテロシクロアルキルは飽和している。他の実施態様において、ヘテロシクロアルキルは不飽和であるが、芳香族ではない。ヘテロシクロアルキルは、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、ジヒドロフラニル、ピラニル、テトラヒドロピラニル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロチエニル、ピラゾリジニル、オキサゾリジニル、チアゾリジニル、ピペリジニル、ホモピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、1,3−ジオキソラニル、1,3−ジオキサニル、1,4−ジオキサニル、1,3−オキサチオラニル、1,3−オキサチアニル、1,3−ジチアニルおよびアゼチジニルを含む。
【0051】
本明細書で用いられる「員原子」なる用語は、1つの鎖または環を形成する原子(複数も可)を言う。1個以上の員原子が1つの鎖および環内に存在する場合、各員原子は、該鎖または環内の隣接する員原子に共有結合している。鎖または環上の置換基を構成する原子は、該鎖または環の員原子でない。
【0052】
本明細書で用いられる「所望により置換されていてもよい」なる用語は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールなどの基が置換されていなくてもよいか、或いは本明細書で定義される1個または複数の置換基で置換されていてもよいことを示す。基に関して「置換された」とは、基内の員原子に連結した水素原子が置換されることを示す。「置換された」なる用語が、該置換が置換される原子および置換基の許容される価数に従って行われるべきこと、ならびに該置換が安定な化合物(すなわち、転位、環化または脱離などにより自発的に変化しない化合物)をもたらすこと、という暗黙の条件を含むことが理解されるべきである。特定の実施態様において、置換が原子の許容される価数に従って行われる限り、単一の原子が1個以上の置換基で置換されていてもよい。適当な置換基は、置換される基または所望により置換される基の各々について、本明細書で定義されている。
【0053】
当業者であれば、式Iで示される化合物の医薬上許容される塩が調製されてもよいことを理解できよう。実際、本発明の特定の実施態様において、式Iで示される化合物の医薬上許容される塩は、分子により良好な安定性または溶解性を付与し、それにより、投与形態への処方を容易にするので、その遊離塩基または遊離酸よりも好ましくあってもよい。従って、本発明はさらに、式Iで示される化合物の医薬上許容される塩に関する。
【0054】
本明細書で用いられる「医薬上許容される塩」なる用語は、対象化合物の所望の生物活性を保持し、かつ所望されない毒性効果が最小である塩を言う。これらの医薬上許容される塩は、化合物の最終的な単離および精製の間にインサイツで調製されてもよく、或いは、遊離酸または遊離塩基形態の精製された化合物を適当な塩基または酸と各々反応させることにより独立して調製されてもよい。
【0055】
特定の実施態様において、式Iで示される化合物は、酸性官能基を含んでいてもよい。適当な医薬上許容される塩は、かかる酸性官能基の塩を含む。代表的な塩は、医薬上許容される金属塩、例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウムおよび亜鉛の塩;医薬上許容される金属カチオン、例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウムおよび亜鉛の炭酸塩および重炭酸塩;脂肪族アミン、芳香族アミン、脂肪族ジアミン、およびヒドロキシアルキルアミン、例えば、メチルアミン、エチルアミン、2−ヒドロキシエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、エチレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミンおよびシクロヘキシルアミンを含む医薬上許容される有機性一級、二級および三級アミンを含む。
【0056】
特定の実施態様において、式Iで示される化合物は、塩基性官能基を含んでいてもよく、それ故に、適当な酸での処理により医薬上許容される酸付加塩を形成することができる。適当な酸は、医薬上許容される無機酸および医薬上許容される有機酸を含む。代表的な医薬上許容される酸付加塩は、塩酸塩、臭化水素酸塩、硝酸塩、メチル硝酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、スルファミン酸塩、リン酸塩、酢酸塩、ヒドロキシ酢酸塩、フェニル酢酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩、イソ酪酸塩、吉草酸塩、マレイン酸塩、ヒドロキシマレイン酸塩、アクリル酸塩、フマル酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、サリチル酸塩、p−アミノサリチル酸塩、グリコール酸塩、乳酸塩、ヘプタン酸塩、フタル酸塩、シュウ酸塩、コハク酸塩、安息香酸塩、o−アセトキシ安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニトロ安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メトキシ安息香酸塩、マンデル酸塩、タンニン酸塩、ギ酸塩、ステアリン酸塩、アスコルビン酸塩、パルミチン酸塩、オレイン酸塩、ピルビン酸塩、パモ酸塩、マロン酸塩、ラウリン酸塩、グルタル酸塩、グルタミン酸塩、エストラート、メタンスルホン酸塩(メシラート)、エタンスルホン酸塩(エシラート)、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩(ベシラート)、p−アミノベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩(トシラート)、およびナフタレン−2−スルホン酸塩を含む。
【0057】
本明細書で用いられる「本発明の化合物」なる用語は、式Iで示される化合物およびその医薬上許容される塩の両方を意味する。
【0058】
本発明の化合物は、固体または液体形態で存在していてもよい。固体状態では、本発明の化合物は、結晶形態または非晶形態か、またはそれらの混合物として存在していてもよい。結晶形態である本発明の化合物について、当業者であれば、結晶化の間に溶媒分子が結晶格子中に取り込まれるものである医薬上許容される溶媒和物が形成されてもよいことが理解できよう。溶媒和物は、非水性溶媒、例えば、アセトン、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、tert−ブタノール、DMSO、酢酸、エタノールアミンおよび酢酸エチルを含んでいてもよく、或いはそれらは、結晶格子中に取り込まれる溶媒として水を含んでいてもよい。典型的には、結晶格子中へ取り込まれる溶媒が水である溶媒和物は、「水和物」と言われる。水和物は、化学量論的水和物、ならびに様々な量の水を含有する組成物を含む。本発明はかかる全ての溶媒和物を含む。
【0059】
当業者であれば、その様々な溶媒和物を含む、結晶形態で存在する本発明の特定の化合物が多形性(すなわち、異なる結晶構造で生じる能力)を示してもよいことがさらに理解できよう。典型的には、これらの異なる結晶形態は、「多形体」として知られている。本発明は、かかる全ての多形体を含む。多形体は同じ化学組成を有するが、結晶固体状態のパッキング、幾何学的配置、および他の記載特性において異なる。故に、多形体は異なる物理的特性、例えば、形状、密度、硬度、変形能、安定性および溶解特性を有していてもよい。典型的には、多形体は、異なる融点、IRスペクトル、およびX−線粉末回折パターンを示し、これらは同定のために用いられてもよい。当業者であれば、例えば、化合物の製造に用いられる反応条件または試薬を変更または調節することにより、異なる多形体が形成されてもよいことを理解できよう。例えば、温度、圧力または溶媒の変更により多形体をもたらしてもよい。加えて、特定条件下で、ある多形体は別の多形体へ自然に変換されてもよい。
【0060】
一般的な合成順序
以下の合成スキームに関連して、本発明の化合物および過程はより十分に理解されよう。該合成スキームは、本発明の化合物が調製されてもよい方法の単なる例示であり、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲の限定を意図するものではない。
【0061】
本発明の化合物は、WO 2003101442およびWO 2002070541において既に記載されている化合物を出発材料として用いて、以下のスキーム1に示すように調製され得る。好ましい方法において、カルボン酸(1)は、L−プロリンアミドとのEDCIカップリングに付され、本発明の化合物の調製について用途の広い中間体であるアミド(2)を得る。一級アミド(2)を、2〜2.2当量の塩基および活性カルボン酸またはその誘導体、例えば、酸塩化物(これに限定されない)と反応させて、イミド誘導体(3)を得る。多数の塩基、例えば、アミン(例えば、リチウムヘキサメチルジシラジド、ナトリウムヘキサメチルジシラジド、カリウムヘキサメチルジシラジド、リチウムジイソプロピルアミド、リチウムジエチルアミドが挙げられるが、これらに限定されない)に由来する塩基、アルカリ金属アルコキシド塩基、およびアルカリ金属水素化物塩基を用いてもよい。(3)のごとき化合物は、触媒の存在下で水素化されて、化合物(4)を得る。水素化のための好ましい触媒は硫酸バリウム(非還元型)上のパラジウムであり、これは、ヒドロキサム酸についてNikamら(Tetrahedron Letters 1995,36,197−200)により既に記載されており、N−O結合の還元開裂から生じる副産物を最小限とする。
【0062】
或いは、塩基の存在下で、中間体(2)をクロロギ酸塩、イミダゾリルカルボニルまたは同様の種と反応させて、アシルカルバマート化合物(5)を得ることができ、次いで、上記した水素化方法により、これを化合物(6)に変換することができる。
【0063】
加えて、中間体(2)をイソシアネートまたは塩化カルバモイル(または同様の誘導体)および塩基と反応させて、化合物(7)を得てもよく、これを上記のように水素化して、アシル尿素化合物(8)を得ることができる。イソシアネートが(2)から(7)への変換に用いられる場合、反応を進行させるために塩基が必要とされなくてもよい。
【0064】
スキーム1
【0065】
【化3】

【0066】
アシル尿素化合物(8)を調製するために代替的方法が考案された。該方法をスキーム2に示す。メタノール中、パラジウム触媒を用いて、中間体(2)を水素化して、化合物(9)を得、次いで、これをそのtert−ブチルジメチルシリルエーテル(TBDMS)、化合物(10)として保護する。2当量の塩基の存在下、化合物(10)をクロロギ酸フェニルと反応させ、次いで、水性酸でのクエンチングおよび処理をし、TBDMS基を除去する。これにより、アシル尿素の調製に有用な中間体である化合物(11)を得る。例えば、様々な溶媒(例えば、メタノール、エタノール、アセトニトリル、ジクロロメタン、酢酸エチル、N,N−ジメチルホルムアミドが挙げられるが、これらに限定されない)中、化合物(11)をアミンと反応させて、化合物(8)を得ることができる。該方法により、さらなる処置過程を必要とすることなく、反応混合物から生成物を直接単離することが可能となる。
【0067】
スキーム2
【0068】
【化4】

【0069】
スキーム1および2に示した上記方法を用いて、様々なR3およびR4基を含む本発明の化合物を調製することができる。例えば、(1)から(2)の調製において、tert−L−ロイシンの置換、またはL−プロリンアミドでは3,3−ジメチル−L−プロリンアミドの置換により、各々、中間体(12)および(13)を得、これらは、スキーム1および2に示される方法により、本発明の化合物に変換され得る。
【0070】
【化5】

【0071】
3,3−ジメチル−L−プロリンアミドの調製方法をスキーム3に示す。市販の3−メチル−2−ピロリジノン(14)はtert−ブチルジメチルシリル(TBDMS)エーテル(15)として保護でき、ヨウ化メチルを用いてこれをアルキル化して、(16)を得る。窒素保護基を除去して、化合物(17)を得、次いで、ベンジルオキシカルボニル基で置換して、化合物(18)を得る。アミドカルボニルの還元により化合物(19)を得、これを酸性メタノールで処置して、(20)を調製する。化合物(20)をトリメチルシリルシアニドおよび三フッ化ホウ素エーテルで処理して、化合物(21)を調製することができ、Katritzkyらの方法(Synthesis,1989,12,949−950)を用いて、触媒炭酸カリウムと共に、ジメチルスルホキシド中の過酸化水素で処理することにより、化合物(21)を化合物(22)へ変換する。次いで、分取用キラルHPLCを用いてラセミ体(22)を分割して、エナンチオマー的に純粋な化合物(23)および(24)を得、次いで、メタノール中、パラジウム触媒を用いて、これを水素化して、3,3−ジメチル−L−プロリンアミド(25)および3,3−ジメチル−D−プロリンアミド(26)を各々得る。
【0072】
スキーム3
【0073】
【化6】

【0074】
実験手順:
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(フェニルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド
【0075】
【化7】

【0076】
攪拌しながら、(2R)−3−シクロペンチル−2−({ホルミル[(フェニルメチル)オキシ]アミノ}メチル)プロパン酸(WO 2003101442,38.2g,0.125mol)、L−プロリンアミド(14.3g,0.125mol)、N−メチルモルホリン(34.4mL,0.313mol)およびHOBt(18.65g,0.138mol)をDMF(400mL)中に溶解した。EDC(26.46g,0.138mol)を少しずつ加え、溶液を室温で3時間攪拌した。DMFの大部分を真空除去し、残りを酢酸エチル(1L)で希釈した。この溶液を、0.5Mの冷HCl溶液(200mL)、水(200mL)で2回、飽和水性NaHCO3溶液、ブラインで洗浄し、次いで、MgSO4で乾燥した。濾過および蒸発の後、攪拌しながら、粗物質を熱酢酸エチル(約150mL)中に溶解した。溶液を熱いままで保ち、溶液が濁るまで、ヘキサン(約150mL)を加えた。攪拌しながら、徐々に室温へ冷却し、濃いスラリーを得た。固体を濾過で取り出し、1:1の酢酸エチル:ヘキサンで洗浄し、次いで、ヘキサンで洗浄した。乾燥後、生成物1−[(2R)−3−シクロペンチル−2−({ホルミル[(フェニルメチル)オキシ]アミノ}メチル)プロパノイル]−L−プロリンアミドを白色固体として得た(34.4g,収率69%)。LC/MS m/z 402 (MH+)
【0077】
1−[(2R)−3−シクロペンチル−2−({ホルミル[(フェニルメチル)オキシ]アミノ}メチル)プロパノイル]−3,3−ジメチル−L−プロリンアミド
【0078】
【化8】

【0079】
アルゴン下、オーブン乾燥した500mlのフラスコ中、3−メチル−2−ピロリジノン(0.186mol,18.4g)を200mlの塩化メチレン中に溶解した。この溶液へ、トリエチルアミン(0.223mol,22.6g)、ジメチルアミノピリジン(0.019mol,2.27g)、および塩化t−ブチルジメチルシリル(0.204mol,30.8g)を加えた。この混合物を20℃で18時間攪拌し、その後、これを500mlの水へ注ぎ、有機相を分け、水(2×100ml)、ブライン(100ml)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮した。得られた粗油状物を400gのシリカ(EtOAc/ヘキサン)で精製し、35.0g(88%)の1−[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]−3−メチル−2−ピロリジノン、透明油状物を得た。LCMS(ESI+)=214m/z (MH+).1H NMR (400 MHz,CDCl3)δ 3.40−3.25(m,2H),2.50−2.40(m,1H),2.30−2.20(m,1H),1.70−1.60(m,1H),1.20−1.18(d,3H,J=7.06Hz),0.95(s,9H),0.29−0.27(d,6H,J=6.70Hz).
【0080】
【化9】

【0081】
セプタムおよび温度計装着の、オーブン乾燥した1000mlの三口フラスコ中、ジイソプロピルアミン(0.177mol,17.9g)および300mlのTHFを加えた。溶液を0℃に冷却し、攪拌しながら、5分間かけて、n−ブチルリチウム(0.193mol,77.1ml,ヘキサン中2.5M溶液)を加えた。30分後、反応液を−78℃に冷却し、反応温度を−60℃以下に保ちながら、1−[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]−3−メチル−2−ピロリジノン(0.161mol,34.3g)の80mlのTHF中溶液を滴下して加えた。完了したら、反応液を20℃に温めた。1時間後、反応液を−78℃に冷却し、10分間かけて、ヨードメタン(0.177mol,25.1g)の10mlのTHF中溶液を滴下して加えた。反応液を20℃に温め、16時間攪拌し、その後、300mlの飽和NH4Clを加えた。水相を酢酸エチル(2×150ml)で抽出し、有機相を合わせ、MgSO4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗油状物を400gのシリカ(酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、29.9g(82%)の1−[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]−3,3−ジメチル−2−ピロリジノンを淡黄色油状物として得た。LCMS(ESI+)=228m/z (M+).1H NMR (400 MHz CDCl3)δ 3.31−3.27(t,2H,J=6.68Hz),1.90−1.87(t,2H,J=6.79Hz),1.15(s,6H),0.96(s,9H),0.28(s,6H).
【0082】
【化10】

【0083】
アルゴン下、オーブン乾燥した1000mlのフラスコ中、1−[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]−3,3−ジメチル−2−ピロリジノン(0.129mol,29.4g)を250mlのTHF中に溶解した。得られた溶液を5℃に冷却し、30分間かけて、フッ化テトラブチルアンモニウム(0.194mol,194ml,THF中1M溶液)を加えた。これには、それほどの発熱は伴わなかった。反応液を20℃に温め、2時間攪拌し、その後、それを濃縮した。得られた粗油状物を400gのシリカ(ジクロロメタン/メタノール)で精製し、8.13g(56%)の3,3−ジメチル−2−ピロリジノンを白色固体として得た。LCMS(ESI+)=114m/z (M+).1H NMR (400 MHz,CDCl3)δ 6.50 (br.s 1H),3.33−3.30(m,2H),1.99−1.95(t,2H,J=6.83Hz),1.18(s,6H).13C NMR(cDCl3)δ 183.87,39.61,38.75,36.44,24.27.
【0084】
【化11】

【0085】
アルゴン下、オーブン乾燥した1000mlのフラスコ中、3,3−ジメチル−2−ピロリジノン(0.0718mol,8.13g)を200mlのTHF中に溶解した。得られた溶液を−78℃に冷却し、リチウムヘキサメチルジシラジド(0.0790mol,79ml,THF中1M溶液)を15分間かけて加えた。攪拌を30分間続け、その間に、クロロギ酸ベンジル(0.0790mol,13.5g)を加え、反応液を室温に温めておき、16時間攪拌した。混合物を全量の1/3に濃縮し、500mlの酢酸エチルで希釈し、1MのHCl(2×200ml)、水(1×200ml)、およびブライン(1×100ml)で洗浄した。有機相をMgSO4で乾燥し、濾過し、濃縮した。粗い残りを120gのシリカ(酢酸エチル/ヘキサン)上で精製することにより、12.3g(69%)の3,3−ジメチル−2−オキソ−1−ピロリジンカルボン酸フェニルメチルを淡黄色油状物として得た。LCMS(ESI+)=248m/z (M+),270m/z (MNa+).1H NMR (400 MHz,CDCl3)δ 7.48−7.46(m,2H),7.39−7.36(m,3H),5.31(s,2H),3.77−3.73(t,2H,J=6.96Hz),1.91−1.88(t,2H,J=7.08Hz),1.23(s,6H).13C NMR(cDCl3)δ 178.83,151.86,135.35,128.60,128.34,128.10,68.00,42.79,42.16,32.95,24.28.
【0086】
【化12】

【0087】
500mlのフラスコ中、3,3−ジメチル−2−オキソ−1−ピロリジンカルボン酸フェニルメチル(0.0494mol,12.2g)を100mlのメタノール中に溶解した。混合物を−10℃に冷却し、内部温度を−5℃以下に維持しながら、攪拌しながら、ホウ化水素ナトリウム(0.247mol,9.35g)を慎重に少しずつ加えた。添加後、TLC(90:10のCHCl3:EtOAc)により、反応が完了したことを確認した。混合物を、クラッシュ・アイスを伴う500mlの飽和水性NH4Clに注ぎ、16時間攪拌し、その後、水相をEt2O(2×200ml)で抽出した。有機相をMgSO4で乾燥し、濾過し、濃縮し、11.8g(96%)の2−ヒドロキシ−3,3−ジメチル−1−ピロリジンカルボン酸フェニルメチルを透明油状物として得、これをさらに精製することなく用いた。LCMS(ESI+)=232m/z ([M−OH]+).1H NMR (400 MHz,CDCl3)−回転異性体δ 7.39−7.33(m,5H),5.25−5.14(m,2H),4.99および4.92(s,1H),3.61−3.38(m,2H),1.97−1.91(m,1H),1.62−1.56(m,1H),1.12(s,3H),1.02(s,3H).
【0088】
【化13】

【0089】
500mlのフラスコ中、2−ヒドロキシ−3,3−ジメチル−1−ピロリジンカルボン酸フェニルメチル(0.0475mol,11.8g)を100mlのメタノール中に溶解した。触媒p−トルエンスルホン酸ピリジニウム(0.00475mol,1.19g)を加え、反応液を20℃で45分間攪拌した。反応液をトリエチルアミン(3ml)でクエンチし、濃縮した。得られた粗油状物を120gのシリカ(クロロホルム/酢酸エチル)で精製し、11.2g(90%)の3,3−ジメチル−2−(メチルオキシ)−1−ピロリジンカルボン酸フェニルメチルを透明油状物として得た。LCMS(ESI+)=286m/z (MNa+).1H NMR (400 MHz,CDCl3)−回転異性体δ 7.39−7.32(m,5H),5.24−5.13(m,2H),4.68および4.57(s,1H),3.52−3.46(m,4H),3.31(s,2H),1.97−1.90(m,1H),1.58−1.54(m,1H),1.10(s,3H),0.9(s,3H).
【0090】
【化14】

【0091】
アルゴン下、500mlのフラスコ中、3,3−ジメチル−2−(メチルオキシ)−1−ピロリジンカルボン酸フェニルメチル(0.0426mol,11.2g)を200mlの塩化メチレン中に溶解した。溶液を−78℃に冷却した後、トリメチルシリルシアニド(0.0640mol,6.32g)を加え、次いで、三フッ化ホウ素エーテル(0.0640mol,9.09g)を加えた。1時間攪拌した後、反応を飽和水性重炭酸ナトリウムでクエンチし、20℃に温めておいた。2時間強力攪拌した後、水相を分け、塩化メチレン(2×100ml)で抽出した。全有機相を合わせ、MgSO4で乾燥し、濾過し、濃縮し、10.8g(98%)の2−シアノ−3,3−ジメチル−1−ピロリジンカルボン酸フェニルメチルを透明油状物として得、これをさらに精製することなく用いた。LCMS(ESI+)=259m/z (MH+).1H NMR (400 MHz,CDCl3)−回転異性体δ 7.44−7.35(m,5H),5.21および5.20(s,2H),4.26および4.17(s,1H),3.64−3.51(m,2H),2.01−1.95(m,1H),1.80−1.74(m,1H),1.36(s,3H),1.16(s,3H).
【0092】
【化15】

【0093】
200mlのフラスコ中、2−シアノ−3,3−ジメチル−1−ピロリジンカルボン酸フェニルメチル(0.0414mol,10.7g)を30mlのジメチルスルホキシド中に溶解した。攪拌しながら、炭酸カリウム(0.0155mol,2.14g)を加え、反応液を10℃に冷却した。内部温度をモニタリングしながら、発熱を最小限にするために、30%の過酸化水素(5.5ml)の水性溶液を慎重に加えた。反応液が気体を発生しなくなった後、それを20℃に温めておき、2時間攪拌した。反応液を300mlの水で希釈し、塩化メチレン(3×100ml)で抽出した。有機相をMgSO4で乾燥し、濾過し、濃縮し、12.2g(定量,最小のDMSO混入)の透明油状物を得た。LCMS(ESI+)=277m/z (MH+).1H NMR (400 MHz,CDCl3)−,回転異性体δ 7.40−7.28(m,5H),6.12−および5.85(bs,1H),5.77(bs,1H),5.18−5.09(m,2H),3.86−3.83(m,1H),3.67−3.50(m,2H),2.06−1.88(m,1H),1.62−1.59(m,1H),1.16−1.12(m,6H)
【0094】
ラセミ体物質を分取用キラルHPLC(Chiralpak AD 20μ;77×240mm,3×4gの注入,95:5のアセトニトリル:イソプロパノール,300mL/分,220nMでのuv検出)により分割して、5.5gの光学的に純粋な(99%ee)(2R)−2−(アミノカルボニル)−3,3−ジメチル−1−ピロリジンカルボン酸フェニルメチル(保持時間=2.8分間)を透明無色油状物として、および5.3gの(2S)−2−(アミノカルボニル)−3,3−ジメチル−1−ピロリジンカルボン酸フェニルメチル(保持時間=5.8分間,[α]D+28.8°(c=1.0,メタノール))を無色油状物として得た。以下の条件:95:5のアセトニトリル:イソプロパノール、1.0mL/分、220nMでのuv検出下で、エナンチオマー純度を分析用キラルHPLC(Chiralpak AD−H,4.6×150mm)により評価した。保持時間(分間)は、(R)−エナンチオマー=2.6、(S)−エナンチオマー=4.9だった。
【0095】
【化16】

【0096】
200mlのフラスコ中、20℃で、(2S)−2−(アミノカルボニル)−3,3−ジメチル−1−ピロリジンカルボン酸フェニルメチル(0.0192mol,5.3g)を80mlのメタノール中に溶解した。10%のPd/C(Degussa型,0.53g)を加え、混合物をH2雰囲気下で5時間攪拌した。触媒を濾過し、反応液を濃縮し、2.8g(定量)の3,3−ジメチル−L−プロリンアミドを白色固体として得た。LCMS(ESI+)=143m/z (MH+).1H NMR (400 MHz,CDCl3)−回転異性体δ 7.20(bs,1H),6.20(bs,1H),3.32(s,1H),3.05−3.01(m,2H),2.50(bs,1H),1.67−1.62(m,2H),1.23(s,3H),0.97(s,3H).[α]D +1.2°(c=0.5,メタノール)
【0097】
【化17】

【0098】
アルゴン下、オーブン乾燥した100mlのフラスコ中、攪拌しながら、3,3−ジメチル−L−プロリンアミド(0.0174mol,2.46g)、(2R)−3−シクロペンチル−2−({ホルミル[(フェニルメチル)オキシ]アミノ}メチル)プロパン酸(WO 2003101442,0.0174mol,5.30g)、および1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(0.0191mol,2.60g)を25mlのDMF中に溶解した。この溶液へ、N−メチルモルホリン(0.0522mol,5.28g)、次いで、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(0.0191mol,3.67g)を加えた。反応液を20℃で16時間攪拌し、その後、それを300mlの水で希釈し、酢酸エチル(3×100ml)で抽出した。合わせた有機相を100mlの1M HCl、次いで、ブラインで洗浄した。有機相をMgSO4で乾燥し、濾過し、濃縮し、黄色油状物を得、これを90gのシリカ(クロロホルム/メタノール/水)上で精製して、4.72g(63%)の1−[(2R)−3−シクロペンチル−2−({ホルミル[(フェニルメチル)オキシ]アミノ}メチル)プロパノイル]−3,3−ジメチル−L−プロリンアミドを白色固体として得た。LCMS(ESI+)=430m/z (MH+).1H NMR (400 MHz,CDCl3)−回転異性体δ 8.20−7.86(m,1H),7.49−7.30(m,5H),6.01−5.50(m,2H),5.05−4.70(m,2H),3.89−3.56(m,4H),3.14−2.90(m,2H),2.16−2.05(m,1H),1.89−1.40(m,10H),1.13−1.06(m,6H),1.02−0.84(m,2H)
【0099】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(フェニルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド
【0100】
【化18】

【0101】
1−[(2R)−3−シクロペンチル−2−({ホルミル[(フェニルメチル)オキシ]アミノ}メチル)プロパノイル]−L−プロリンアミド(24g,0.060mol)をMeOH(500mL)中に溶解し、脱気した。触媒(10%のPd/C,Degussa型,湿式,2.4g)を加え、混合物を水素バルーン下で3時間攪拌した。脱気した後、懸濁液をセライトから濾過し、メタノールで洗浄し、濾液を濃縮した。得られた泡沫体を酢酸エチル(50mL)中に溶解し、トルエン(約500mL)で希釈した。次いで、この溶液を濃縮して、スラリー(約100mL)を得、ヘキサン(200mL)で希釈した。濾過、ヘキサンでの洗浄、乾燥により、生成物1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド(21g,収率113%)を得た。過度の収率は残留トルエンに起因する。LC/MS m/z 312 (MH+)
【0102】
【化19】

【0103】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド(18g,0.058mol)をDMF(150mL)中に溶解し、イミダゾール(11.8g,0.176mol)を加えた。溶液を0℃に冷却し、TBSCl(13.1g,0.087mol)を少しずつ加えた。反応混合物を0℃で1時間攪拌し、次いで、室温に温めておき、氷水(400mL)で希釈した。得られた混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出し、合わせた有機抽出物を水(2×)およびブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥した。この溶液を蒸発させて、白色油性の塊を得、これをトリチュレートし、エーテル(100mL)中で1時間スラリーとし、微細な懸濁液を得た。ヘキサン(50mL)を加え、懸濁液を濾過し、2:1のエーテル:ヘキサン、次いで、ヘキサン単独で洗浄した。乾燥した後、1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[{[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}(ホルミル)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミドを綿毛状の白色固体として得た(収率71%,17.4g)。LC/MS m/z 312((MH−TBDMS)H+).
1H NMR (400 MHz,d6−DMSO):δ 7.81(bs,1H);7.27(bs,1H);6.83(bs,1H);4.17(m,1H);3.59−3.70(m,2H);3.53(m,1H);3.32(m,1H);3.04(bs,1H);1.85−2.05(m,2H);1.64−1.85(m,5H);1.35−1.64(m,5H);1.22(m,1H);1.06(m,2H);0.93(s,9H);0.15(s,6H)
【0104】
【化20】

【0105】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[{[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}(ホルミル)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド(4.25g,0.010mol)をTHF(40mL)中に溶解し、攪拌しながら、−78℃に冷却した。クロロギ酸フェニル(1.38mL,0.011mol)を加え、次いで、THF(22mL,0.022mol)中の1MのLHMDSを滴下して加えた。添加後、反応液を−78℃で2時間攪拌し、次いで、2NのHCl(20mL)でクエンチし、室温に温めておいた。ブライン(20mL)を加え、混合物を酢酸エチル(3×75mL)で抽出した。合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥した。濾過および蒸発により、粗油状物を得、これをエーテル(50mL)、次いで、ヘキサン(50mL)で処理して、生成物を濃いガムとして沈殿させた。2〜3時間攪拌することによりかき混ぜた後、ガムは自由流動性の固体となった。生成物を濾過し、1:1のエーテル:ヘキサン、ヘキサンで洗浄し、次いで、乾燥させて、1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(フェニルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミドを白色固体(3.93g,収率91%)として得た。LC/MS m/z 432 (MH+)
【0106】
本発明の化合物を調製するための一般的手順:
以下の手順は一般的であり、イミド(4)を調製するために一級アミドに適用され得る。酸塩化物をクロロギ酸塩または1H−イミダゾール−1−カルボン酸アルキルで置換することにより、アシルカルバメート(6)を得る。酸塩化物を塩化カルバモイルで置換することにより、尿素(8)[ここで、R8およびR9は共に水素ではない]を得る。
【0107】
1−[3−シクロペンチル−2−({ホルミル[(フェニルメチル)オキシ]アミノ}メチル)プロパノイル]−L−プロリンアミド(0.5mmol,200mg)を2mLのTHF中に溶解した。溶液を−78℃に冷却し、塩化4−フルオロベンゾイル(0.55mmol,65uL)を加えた。LiHMDS(THF中1M,1.1mmol,1mL)を滴下して加えた。溶液を30分間攪拌し、その後、飽和水性塩化アンモニウム溶液でクエンチした。得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。有機相をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濃縮し、0.5〜8%のMeOH/CHCl3中、クロマトグラフィーに付した。化合物を正確に収率69%(180mg)で得た。
【0108】
1−[3−シクロペンチル−2−({ホルミル[(フェニルメチル)オキシ]アミノ}メチル)プロパノイル]−N−[(4−フルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド(0.34mmol,180mg)をMeOH(3mL)中に溶解し、溶液を脱気した。10%のPd/CまたはPd/BaSO4(36mg)を加え、バルーンを介して懸濁液にH2をチャージした。反応液をH2雰囲気下で1時間攪拌し、次いで、濾過し、濃縮し、1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(4−フルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド(実施例1)を定量的な収率で得た。
【0109】
以下の2つの一般的手順は尿素(8)[ここで、R8またはR9は水素である]の調製を説明する。
【0110】
イソシアネートの使用:
密封チューブ中、1−[(2R)−3−シクロペンチル−2−({ホルミル[(フェニルメチル)オキシ]アミノ}メチル)プロパノイル]−L−プロリンアミド(401mg,1mmol)およびイソシアネート(1.5mmol)のトルエン(5mL)中攪拌溶液を12時間110℃に加熱するか、或いはマイクロ波反応器中、180℃で2時間加熱した。冷却後、生成物を分取用逆相HPLCまたはシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。
【0111】
アミンの使用:
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(フェニルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド(108mg,0.25mmol)のアセトニトリルまたはアルコール(0.5mL)中攪拌溶液へ、アミン(0.25mmol)を加えた。反応が完了したら、生成物を分取用逆相HPLCまたはシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。
【実施例】
【0112】
一般的に上記方法を用いて以下の実施例を調製した:
【0113】
実施例1:
【0114】
【化21】

【0115】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(4−フルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 434 (MH+)
【0116】
実施例2:
【0117】
【化22】

【0118】
N−アセチル−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 354 (MH+)
【0119】
実施例3:
【0120】
【化23】

【0121】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(フェニルカルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 416 (MH+)
【0122】
実施例4:
【0123】
【化24】

【0124】
N−{[4−(アセチルアミノ)フェニル]カルボニル}−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 473 (MH+)
【0125】
実施例5:
【0126】
【化25】

【0127】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(メチルオキシ)アセチル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 384 (MH+)
【0128】
実施例6:
【0129】
【化26】

【0130】
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジンカルボキサミド
LC−MS m/z 485 (MH+)
【0131】
実施例7:
【0132】
【化27】

【0133】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−3−イル)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 434 (MH+)
【0134】
実施例8:
【0135】
【化28】

【0136】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 434 (MH+)
【0137】
実施例9:
【0138】
【化29】

【0139】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(5−メチル−3−イソオキサゾリル)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 421 (MH+)
【0140】
実施例10:
【0141】
【化30】

【0142】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2−フルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 434 (MH+)
【0143】
実施例11:
【0144】
【化31】

【0145】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(3−フルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 434 (MH+)
【0146】
実施例12:
【0147】
【化32】

【0148】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(3−フルオロ−4−メチルフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 448 (MH+)
【0149】
実施例13:
【0150】
【化33】

【0151】
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−4−モルホリンカルボキサミド
LC−MS m/z 425 (MH+)
【0152】
実施例14:
【0153】
【化34】

【0154】
N−[(3−シアノフェニル)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 441 (MH+)
【0155】
実施例15:
【0156】
【化35】

【0157】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2,5−ジフルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 452 (MH+)
【0158】
実施例16:
【0159】
【化36】

【0160】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(メチルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 370 (MH+)
【0161】
実施例17:
【0162】
【化37】

【0163】
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−4−ピリジンカルボキサミド
LC−MS m/z 417 (MH+)
【0164】
実施例18:
【0165】
【化38】

【0166】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2,6−ジフルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 452 (MH+)
【0167】
実施例19:
【0168】
【化39】

【0169】
N−{[(トランス−4−アミノシクロヘキシル)オキシ]カルボニル}−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 453 (MH+)
【0170】
実施例20:
【0171】
【化40】

【0172】
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−6−(4−モルホリニル)−3−ピリジンカルボキサミド
LC−MS m/z 502 (MH+)
【0173】
実施例21:
【0174】
【化41】

【0175】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 482 (MH+)
【0176】
実施例22:
【0177】
【化42】

【0178】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 446 (MH+)
【0179】
実施例23:
【0180】
【化43】

【0181】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(エチルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 384 (MH+)
【0182】
実施例24:
【0183】
【化44】

【0184】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 440 (MH+)
【0185】
実施例25:
【0186】
【化45】

【0187】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(シクロペンチルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 424 (MH+)
【0188】
実施例26:
【0189】
【化46】

【0190】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 482 (MH+)
【0191】
実施例27:
【0192】
【化47】

【0193】
N−[(シクロヘキシルオキシ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 438 (MH+)
【0194】
実施例28:
【0195】
【化48】

【0196】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(2−チエニルカルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 422 (MH+)
【0197】
実施例29:
【0198】
【化49】

【0199】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2−プロペン−1−イルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 396 (MH+)
【0200】
実施例30:
【0201】
【化50】

【0202】
2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]カルバマート
LC−MS m/z 505 (MH+)
【0203】
実施例31:
【0204】
【化51】

【0205】
N−[(シクロブチルオキシ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 410 (MH+)
【0206】
実施例32:
【0207】
【化52】

【0208】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 412 (MH+)
【0209】
実施例33:
【0210】
【化53】

【0211】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[トランス−4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 481 (MH+)
【0212】
実施例34:
【0213】
【化54】

【0214】
N−{[(トランス−3−アミノシクロブチル)オキシ]カルボニル}−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 425 (MH+)
【0215】
実施例35:
【0216】
【化55】

【0217】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[4−(4−エチル−1−ピペラジニル)フェニル]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 528 (MH+)
【0218】
実施例36:
【0219】
【化56】

【0220】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(2,2−ジメチルプロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 396 (MH+)
【0221】
実施例37:
【0222】
【化57】

【0223】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1−メチルエチル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 398 (MH+)
【0224】
実施例38:
【0225】
【化58】

【0226】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1−メチル−3−ピロリジニル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物)
LC−MS m/z 439 (MH+)
【0227】
実施例39:
【0228】
【化59】

【0229】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3R)−テトラヒドロ−3−フラニルオキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 426 (MH+)
【0230】
実施例40:
【0231】
【化60】

【0232】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3S)−テトラヒドロ−3−フラニルオキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 426 (MH+)
【0233】
実施例41:
【0234】
【化61】

【0235】
[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]カルバミン酸1−メチル−3−ピペリジニル(ジアステレオマーの混合物)
LC−MS m/z 453 (MH+)
【0236】
実施例42:
【0237】
【化62】

【0238】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[1−(1−メチルエチル)−3−ピロリジニル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物)
LC−MS m/z 467 (MH+)
【0239】
実施例43:
【0240】
【化63】

【0241】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(4−イソオキサゾリルカルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 407 (MH+)
【0242】
実施例44:
【0243】
【化64】

【0244】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 456 (MH+)
【0245】
実施例45:
【0246】
【化65】

【0247】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 488 (MH+)
【0248】
実施例46:
【0249】
【化66】

【0250】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 428 (MH+)
【0251】
実施例47:
【0252】
【化67】

【0253】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(1R)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 428 (MH+)
【0254】
実施例48:
【0255】
【化68】

【0256】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[4−(1−ピペラジニル)フェニル]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 500 (MH+)
【0257】
実施例49:
【0258】
【化69】

【0259】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(2−メチルプロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 382 (MH+)
【0260】
実施例50:
【0261】
【化70】

【0262】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(3−メチルブタノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 396 (MH+)
【0263】
実施例51:
【0264】
【化71】

【0265】
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−2−ピリジンカルボキサミド
LC−MS m/z 417 (MH+)
【0266】
実施例52:
【0267】
【化72】

【0268】
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−3−ピリジンカルボキサミド
LC−MS m/z 417 (MH+)
【0269】
実施例53:
【0270】
【化73】

【0271】
N−(シクロブチルカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 394 (MH+)
【0272】
実施例54:
【0273】
【化74】

【0274】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(エチルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 383 (MH+)
【0275】
実施例55:
【0276】
【化75】

【0277】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(シクロプロピルカルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 380 (MH+)
【0278】
実施例56:
【0279】
【化76】

【0280】
N−(シクロペンチルアセチル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 422 (MH+)
【0281】
実施例57:
【0282】
【化77】

【0283】
N−(シクロペンチルカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 408 (MH+)
【0284】
実施例58:
【0285】
【化78】

【0286】
N−(シクロヘキシルカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 422 (MH+)
【0287】
実施例59:
【0288】
【化79】

【0289】
3−({[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]アミノ}カルボニル)−1−ピロリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル(ジアステレオマーの混合物)
LC−MS m/z 409 (MH−C49OC(O)+)
実施例60:
【0290】
【化80】

【0291】
N−(シクロペンチルカルボニル)−1−((2R)−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}ヘプタノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 396 (MH+)
【0292】
実施例61:
【0293】
【化81】

【0294】
N−(2,2−ジメチルプロパノイル)−1−((2R)−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}ヘプタノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 384 (MH+)
【0295】
実施例62:
【0296】
【化82】

【0297】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(メチルオキシ)カルボニル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 413 (MH+)
【0298】
実施例63:
【0299】
【化83】

【0300】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 411 (MH+)
【0301】
実施例64:
【0302】
【化84】

【0303】
N−{[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}−1−((2R)−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}ヘプタノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 400 (MH+)
【0304】
実施例65:
【0305】
【化85】

【0306】
N−[(エチルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}ヘプタノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 371 (MH+)
【0307】
実施例66:
【0308】
【化86】

【0309】
1−(シクロペンチルカルボニル)−N2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3−メチル−L−バリンアミド
LC−MS m/z 424 (MH+)
【0310】
実施例67:
【0311】
【化87】

【0312】
2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N1−(2,2−ジメチルプロパノイル)−3−メチル−L−バリンアミド
LC−MS m/z 412 (MH+)
【0313】
実施例68:
【0314】
【化88】

【0315】
2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N1−{[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}−3−メチル−L−バリンアミド
LC−MS m/z 428 (MH+)
【0316】
実施例69:
【0317】
【化89】

【0318】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 397 (MH+)
【0319】
実施例70:
【0320】
【化90】

【0321】
N−[(シクロペンチルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 423 (MH+)
【0322】
実施例71:
【0323】
【化91】

【0324】
N−[(ブチルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 411 (MH+)
【0325】
実施例72:
【0326】
【化92】

【0327】
2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N1−[(エチルアミノ)カルボニル]−3−メチル−L−バリンアミド
LC−MS m/z 399 (MH+)
【0328】
実施例73:
【0329】
【化93】

【0330】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[4−(メチルオキシ)フェニル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 461 (MH+)
【0331】
実施例74:
【0332】
【化94】

【0333】
N−[(シクロヘキシルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 437 (MH+)
【0334】
実施例75:
【0335】
【化95】

【0336】
2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3−メチル−N1−[(メチルオキシ)カルボニル]−L−バリンアミド
LC−MS m/z 386 (MH+)
【0337】
実施例76:
【0338】
【化96】

【0339】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(プロピルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 397 (MH+)
【0340】
実施例77:
【0341】
【化97】

【0342】
−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2−プロペン−1−イルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 395 (MH+)
【0343】
実施例78:
【0344】
【化98】

【0345】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 383 (MH+)
【0346】
実施例79:
【0347】
【化99】

【0348】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 445 (MH+)
【0349】
実施例80:
【0350】
【化100】

【0351】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−[(メチルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 398 (MH+)
【0352】
実施例81:
【0353】
【化101】

【0354】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−フェニルエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 459 (MH+)
【0355】
実施例82:
【0356】
【化102】

【0357】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(メチルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 369 (MH+)
【0358】
実施例83:
【0359】
【化103】

【0360】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(4−フェニルブチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 488 (MH+)
【0361】
実施例84:
【0362】
【化104】

【0363】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(2S)−2−ヒドロキシプロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 413 (MH+)
【0364】
実施例85:
【0365】
【化105】

【0366】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 413 (MH+)
【0367】
実施例86:
【0368】
【化106】

【0369】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(3−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド塩酸塩
LC−MS m/z 460 (MH+)
【0370】
実施例87:
【0371】
【化107】

【0372】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3−フェニルプロピル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 474 (MH+)
【0373】
実施例88:
【0374】
【化108】

【0375】
N−({[2−(1−ベンゾフラン−2−イル)エチル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 499 (MH+)
【0376】
実施例89:
【0377】
【化109】

【0378】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 477 (MH+)
【0379】
実施例90:
【0380】
【化110】

【0381】
4−[({[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]アミノ}カルボニル)アミノ]−1−ピペリジンカルボン酸エチル
LC−MS m/z 510 (MH+)
【0382】
実施例91:
【0383】
【化111】

【0384】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(2−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 460 (MH+)
【0385】
実施例92:
【0386】
【化112】

【0387】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(2−ピラジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 461 (MH+)
【0388】
実施例93:
【0389】
【化113】

【0390】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(4−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 460 (MH+)
【0391】
実施例94:
【0392】
【化114】

【0393】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(4−ヒドロキシブチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 427 (MH+)
【0394】
実施例95:
【0395】
【化115】

【0396】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(5−ヒドロキシペンチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 441 (MH+)
【0397】
実施例96:
【0398】
【化116】

【0399】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(ジメチルアミノ)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 440 (MH+)
【0400】
実施例97:
【0401】
【化117】

【0402】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[({2−[5−(メチルオキシ)−1H−インドール−3−イル]エチル}アミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 528 (MH+)
【0403】
実施例98:
【0404】
【化118】

【0405】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(2−オキソ−1−ピロリジニル)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 480 (MH+)
【0406】
実施例99:
【0407】
【化119】

【0408】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 449 (MH+)
【0409】
実施例100:
【0410】
【化120】

【0411】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 463 (MH+)
【0412】
実施例101:
【0413】
【化121】

【0414】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(4−モルホリニル)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 482 (MH+)
【0415】
実施例102:
【0416】
【化122】

【0417】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−フェニルプロピル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物)
LC−MS m/z 473 (MH+)
【0418】
実施例103:
【0419】
【化123】

【0420】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(1−ピペリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド・ギ酸塩
LC−MS m/z 466 (MH+)
【0421】
実施例104:
【0422】
【化124】

【0423】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 399 (MH+)
【0424】
実施例105:
【0425】
【化125】

【0426】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(1−ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド・ギ酸塩
LC−MS m/z 452 (MH+)
【0427】
実施例106:
【0428】
【化126】

【0429】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[({3−[(1−メチルエチル)オキシ]プロピル}アミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 455 (MH+)
【0430】
実施例107:
【0431】
【化127】

【0432】
N−({[2−(4−アミノフェニル)エチル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 474 (MH+)
【0433】
実施例108:
【0434】
【化128】

【0435】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 413 (MH+)
【0436】
実施例109:
【0437】
【化129】

【0438】
N−(アミノカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 383 (MH+)
【0439】
実施例110:
【0440】
【化130】

【0441】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(シクロプロピルアミノ)カルボニル]−3,3−ジメチル−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 423 (MH+)
【0442】
実施例111:
【0443】
【化131】

【0444】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−{[(3R)−テトラヒドロ−3−フラニルオキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 454 (MH+)
【0445】
実施例112:
【0446】
【化132】

【0447】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(テトラヒドロ−2−フラニルメチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物)
LC−MS m/z 439 (MH+)
【0448】
実施例113:
【0449】
【化133】

【0450】
N−[(シクロブチルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 409 (MH+)
【0451】
実施例114:
【0452】
【化134】

【0453】
N−({[2−(6−アミノ−5−フルオロ−3−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 493 (MH+)
【0454】
実施例115:
【0455】
【化135】

【0456】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−{[(2−オキセタニルメチル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 454 (MH+)
【0457】
実施例116:
【0458】
【化136】

【0459】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(エチルアミノ)カルボニル]−3,3−ジメチル−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 411 (MH+)
【0460】
実施例117:
【0461】
【化137】

【0462】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(シクロプロピルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 395 (MH+)
【0463】
実施例118:
【0464】
【化138】

【0465】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−[(メチルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 397 (MH+)
【0466】
実施例119:
【0467】
【化139】

【0468】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−({[(3−メチル−3−オキセタニル)メチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 468 (MH+)
【0469】
実施例120:
【0470】
【化140】

【0471】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−[(3−オキセタニルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 440 (MH+)
【0472】
実施例121:
【0473】
【化141】

【0474】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3S)−テトラヒドロ−3−フラニルアミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 425 (MH+)
【0475】
実施例122:
【0476】
【化142】

【0477】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3−メチルブチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 425 (MH+)
【0478】
実施例123:
【0479】
【化143】

【0480】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(4−ピリダジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 461 (MH+)
【0481】
実施例124:
【0482】
【化144】

【0483】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−({[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 456 (MH+)
【0484】
実施例125:
【0485】
【化145】

【0486】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−({[(1R)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 456 (MH+)
【0487】
実施例126:
【0488】
【化146】

【0489】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 468 (MH+)
【0490】
実施例127:
【0491】
【化147】

【0492】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 413 (MH+)
【0493】
実施例128:
【0494】
【化148】

【0495】
N−(アミノカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 355 (MH+)
【0496】
実施例129:
【0497】
【化149】

【0498】
N−{[(トランス−3−シアノシクロブチル)アミノ]カルボニル}−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 434 (MH+)
【0499】
実施例130:
【0500】
【化150】

【0501】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド(の混合物トランス−ジアステレオマー)
LC−MS m/z 501 (MH+)
【0502】
実施例131:
【0503】
【化151】

【0504】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−{[(3S)−テトラヒドロ−3−フラニルオキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 454 (MH+)
【0505】
実施例132:
【0506】
【化152】

【0507】
N−({[2−(6−アミノ−5−クロロ−3−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 509 (MH+)
【0508】
実施例133:
【0509】
【化153】

【0510】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物)
LC−MS m/z 503 (MH+)
【0511】
実施例134:
【0512】
【化154】

【0513】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド・ギ酸塩
LC−MS m/z 499 (MH+)
【0514】
実施例135:
【0515】
【化155】

【0516】
N−[(シクロブチルオキシ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 438 (MH+)
【0517】
実施例136:
【0518】
【化156】

【0519】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(2S)−2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 475 (MH+)
【0520】
実施例137:
【0521】
【化157】

【0522】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(2R)−2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 475 (MH+)
【0523】
実施例138:
【0524】
【化158】

【0525】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 435 (MH+)
【0526】
実施例139:
【0527】
【化159】

【0528】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 471 (MH+)
【0529】
実施例140:
【0530】
【化160】

【0531】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(1H−ピラゾール−1−イル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 449 (MH+)
【0532】
実施例141:
【0533】
【化161】

【0534】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(ジエチルアミノ)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 454 (MH+)
【0535】
実施例142:
【0536】
【化162】

【0537】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−フルオロエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 401 (MH+)
【0538】
実施例143:
【0539】
【化163】

【0540】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(ジエチルアミノ)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 468 (MH+)
【0541】
実施例144:
【0542】
【化164】

【0543】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(メチルオキシ)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 427 (MH+)
【0544】
実施例145:
【0545】
【化165】

【0546】
N−({[3,3−ビス(エチルオキシ)プロピル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 439 (M−C25O+)

実施例146:
【0547】
【化166】

【0548】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−({[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 412 (MH−C49OC(O)+)
実施例147:
【0549】
【化167】

【0550】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[({2−[4−(ホルミルアミノ)フェニル]エチル}アミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド
LC−MS m/z 502 (MH+)
【0551】
組成物、投与および生物学的アッセイ
式(I)の化合物およびその医薬上許容される塩は、抗生物質について標準的な様式で、例えば、経口、非経口、舌下、皮膚、経皮、直腸内、吸入または頬側投与により投与されてもよい。
【0552】
経口投与された場合に活性である式(I)およびその医薬上許容される塩の組成物は、シロップ、錠剤、カプセル剤、クリームおよびロゼンジとして処方され得る。一般的に、シロップ処方は、香料および着色剤と共に、液体担体、例えば、エタノール、ピーナッツオイル、オリーブオイル、グリセリンまたは水中の化合物または塩の懸濁液または溶液から構成され得る。組成物が錠剤形態である場合、固体処方の調製のために慣用的に用いられる任意の医薬担体が用いられてもよい。かかる担体の例は、ステアリン酸マグネシウム、白土、タルク、ゼラチン、アカシア、ステアリン酸、デンプン、ラクトースおよびスクロースを含む。組成物がカプセル形態である場合、任意の慣用的なカプセル化が適当であり、例えば、ハードゼラチンカプセルシェル中で前記担体を用いる。組成物がソフトゼラチンシェルカプセル形態である場合、例えば、水性ガム、セルロース、ケイ酸塩および油などの、分散液または懸濁液の調製のために慣用的に用いられる任意の医薬担体が考慮されてもよく、ソフトゼラチンカプセルシェル中に組み込まれてもよい。
【0553】
典型的な非経口用組成物は、非経口的に許容される油、例えば、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、レシチン、ラッカセイ油またはゴマ油を所望により含有する滅菌水性または非水性担体中の化合物または塩の溶液または懸濁液から構成される。
【0554】
吸入用の典型的な組成物は、ジクロロジフルオロメタンまたはトリクロロフルオロメタンなどの慣用的な推進剤を用いて、乾燥粉末またはエアロゾル形態として投与されてもよい、溶液、懸濁液またはエマルジョンの形態である。
【0555】
典型的な坐剤処方は、結合剤および/または滑沢剤、例えば、ポリマーグリコール、ゼラチン、カカオ脂または他の低融点植物ロウもしくは植物脂またはそれらの合成アナログと共に、この様式で投与された場合に活性である式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩を含む。
【0556】
典型的な皮膚用および経皮用処方は、慣用的な水性または非水性ビヒクル、例えば、クリーム、軟膏、ローションまたはペーストを含み、薬用プラスター、パッチまたはメンブレンの形態である。
【0557】
好ましくは、組成物は、患者が単回用量を投与できるように、単位投与形態、例えば、錠剤、カプセル剤、定量エアロゾルである。
【0558】
経口投与のための各投与単位は、適当には、0.1mg〜500mg/Kg、好ましくは、1mg〜100mg/Kgの、遊離酸として算出される式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩を含み、非経口投与のための各投与単位は、適当には、0.1mg〜100mg/Kgの、遊離酸として算出される式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩を含む。鼻腔内投与のための各投与単位は、適当には、1人当たり、1〜400mg、好ましくは、10〜200mgを含む。局所処方は、適当には、0.01〜5.0%の式(I)の化合物を含む。
【0559】
経口投与のための1日用量計画は、適当には、約0.01mg/Kg〜40mg/Kgの、遊離酸として算出される式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩である。非経口投与のための1日用量計画は、適当には、約0.001mg/Kg〜40mg/Kgの、遊離酸として算出される式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩である。鼻腔内投与および経口吸入のための1日用量計画は、適当には、1人あたり約10〜約500mgである。所望の活性を示すのに十分な活性成分は1日につき1〜6回投与されてもよい。
【0560】
本発明の化合物が本発明に従って投与される場合、許容されない毒性効果は期待されない。
【0561】
生物学的アッセイ
細菌のPDFアッセイ
以下の試験により、式(I)の化合物の生物活性を実証する:
LazennecおよびMeinnelにより開発された連続的酵素関連アッセイ(“Formate dehydrogenase−coupled spectrophotometric assay of peptide deformylase”,Anal.Biochem.1997,244,pp.180−182)に若干の修正を加えたものを用いて、S.アウレウス(S.aureus)またはイー・コリ(E.coli)のPDF活性を25℃で測定する。反応混合物を、50mM リン酸カリウムバッファー(pH7.6)、15mM NAD、0.25U ギ酸脱水素酵素を有する50uL中に加える。基質ペプチド、f−Met−Ala−SerをKM濃度で加える。10nM Def1酵素を添加することで反応を開始させ、340nmでの吸光度を20分間モニターする。
【0562】
結果
実施例1〜147の化合物を細菌のPDFに対する活性について試験し、これらの化合物の全てが細菌のPDF阻害剤であることが見出された。これらの化合物は0.10μMまたはそれ未満のIC50を有した。
【0563】
抗菌活性アッセイ
米国臨床検査標準委員会(the National Committee for Clinical Laboratory Standards)(NCCLS)推奨の手法、Document M7−A4,“Methods for Dilution Susceptibility Tests for Bacteria that Grow Aerobically”(出典明示により本明細書の一部となる)を用いるブロス微量希釈により、細胞全体の抗菌活性を測定した。0.06〜64mcg/mlの範囲の連続2倍希釈で化合物を試験した。12種の株のパネルをアッセイで評価した。このパネルは以下の実験用株:スタフィロコッカス・アウレウス・オクスフォード(Staphylococcus aureus Oxford)、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)WCUH29、エンテロコッカス・ファエカリス(Enterococcus faecalis)I、エンテロコッカス・ファエカリス(Enterococcus faecalis)7、ヘモフィラス・インフルエンザ(Haemophilus influenzae)Q1、ヘモフィラス・インフルエンザ(Haemophilus influenzae)NEMC1、モラクセラ・カタラリス(Moraxella catarrhalis)1502、ストレプトコッカス・ニューモニエ(Streptococcus pneumoniae)1629、ストレプトコッカス・ニューモニエ(Streptococcus pneumoniae)N1387、ストレプトコッカス・ニューモニエ・エリー(Streptococcus pneumoniae Ery)2、イー・コリ(E.coli)7623(AcrABEFD+)およびイー・コリ(E.coli)120(AcrAB−)から構成された。最小阻害濃度(MIC)を、目に見える成長を阻害する最低濃度の化合物として測定した。MICエンドポイントの決定を補助するために、ミラーリーダーを用いた。
【0564】
結果
本発明の実施例を抗菌活性アッセイにおいて試験した。実施例は、上記した12種の細菌株のうち7種以上に対して、32mcg/mlまたはそれ未満のMICを有することが示された。
【0565】
マイコバクテリウム・チューバキュロウセス(Mycobacterium tuberculosis)感受性アッセイ
1×104cfu/ウェルで播種した96−ウェル平底プレートにおいて、マイコバクテリウム・チューバキュロウセス(Mycobacterium tuberculosis)感受性試験を実施した。200ulの7H9+ADC培地中で、10種の2倍薬剤希釈を行った。37℃で6日後、30ulのレザズリン(Resazurin)を加えることにより最小阻害濃度(MIC)を測定し、さらに37℃で2日後、プレートの吸光度または視覚検査の評価を行った。
【0566】
結果
マイコバクテリウム・チューバキュロウセス(Mycobacterium tuberculosis)感受性アッセイにおいて、実施例1、2、3、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、17、18、19および20の化合物を全て試験した。実施例1、2、3、5、6、7、8、9、10、11、12、14、15、17、18、19および20の化合物は、マイコバクテリウム・チューバキュロウセス(Mycobacterium tuberculosis)H37Rvに対して32mcg/mlまたはそれ未満のMICを有することが示された。
【0567】
本明細書で引用した、特許、特許出願を含む全ての文献は、出典明示によりその全てが本明細書の一部となる。
【0568】
上記説明は、その好ましい実施態様を含む本発明を十分に説明している。本明細書で具体的に開示された実施態様の修飾および改良は、添付の特許請求の範囲内である。さらなる詳述がなくとも、当業者であれば、前記記載を用いて、本発明を最大限に利用できるものと考えられる。故に、本明細書の実施例は、単なる例示であり、決して本発明の範囲を限定するものではないと理解されるべきである。独占的な所有権または特権が主張されている本発明の実施態様は添付の通り定義される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

(I)
[式中:
R1は、−C(O)−NH(OH)または−N(OH)−CHOから選択され;
R2は、
1)C1−C6−アルキル、
2)C3−C7−シクロアルキル、
3)アリール、および
4)ヘテロアリール
から選択され;
ここで、該C1−C6−アルキルは1〜3個のR6基で置換されていてもよく;該C3−C7−シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールは1〜3個のR7基で各々置換されていてもよく;
R3およびR4は一緒になって、同じ炭素原子に結合され得る1または2個のC1−C3−アルキル基で置換されていてもよい5〜7員のヘテロシクロアルキル環を形成し、或いはまた、R3およびR4は一緒になって、該5〜7員のヘテロシクロアルキル環とのスピロ環系を形成してもよく;或いはR3は、HおよびC1−C6−アルキルから選択され;かつR4は、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、tert−ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、セリン、トレオニン、チロシン、システイン、メチオニン、リジン、アルギニン、ヒスチジン、トリプトファン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギンまたはグルタミンのアミノ酸側鎖であり;
R5は、
1)−C(O)R8、
2)−C(O)OR8、および
3)−C(O)NR8R9
から選択され;
各R6は独立して、
1)OH、
2)CF3
3)−NR9R9、
4)シアノ、
5)−O−C1−C3−アルキル、
6)フェニル、
7)ヘテロアリール、
8)ヘテロシクロアルキル、
9)−NHC(O)OC1−C6−アルキル、および
10)−NHCOH
から選択され;
各R7は独立して、
1)OH、
2)ハロ、
3)シアノ、
4)ニトロ、
5)−NR9R9、
6)CF3
7)−NHC(O)CH3
8)−OCH3
9)C1−C6−アルキル、
10)ヘテロアリール、および
11)ヘテロシクロアルキル
から選択され;
R8は、
1)C1−C6−アルキル、
2)C2−C6−アルケニル、
3)C3−C7−シクロアルキル、
4)フェニル、
5)ヘテロアリール、および
6)ヘテロシクロアルキル
から選択され;
ここで、該C1−C6−アルキルは1〜3個のR6基で置換されていてもよく;該C3−C7−シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、1〜3個のR7基で各々置換されていてもよく;および該ヘテロシクロアルキルは1〜3個のR10基で置換されてもよく;
各R9は独立して、
1)Hおよび
2)C1−C6−アルキル
から選択され;および
各R10は独立して、
1)OH、
2)C1−C6−アルキル、
3)フェニル、
4)NH2、および
5)−C(O)OC1−C6−アルキル
から選択される]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩、溶媒和物もしくは多形体。
【請求項2】
R1が、−C(O)−NH(OH)または−N(OH)−CHOから選択され;
R2が、
1)C1−C6−アルキル、
2)C3−C7−シクロアルキル、
3)アリール、および
4)ヘテロアリール
から選択され;
ここで、該C1−C6−アルキルは1〜3個のR6基で置換されていてもよく;該C3−C7−シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールは1〜3個のR7基で各々置換されていてもよく;
R3およびR4が一緒になって、5〜7員のヘテロシクロアルキル環を形成するか;或いはR3がHおよびC1−C6−アルキルから選択され;かつR4がグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、tert−ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、セリン、トレオニン、チロシン、システイン、メチオニン、リジン、アルギニン、ヒスチジン、トリプトファン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギンまたはグルタミンのアミノ酸側鎖であり;
R5が、
1)−C(O)R8、
2)−C(O)OR8、および
3)−C(O)NR8R9
から選択され;
各R6が独立して、
1)OH、
2)CF3
3)−NR9R9、
4)シアノ、
5)−OCH3
6)フェニル、および
7)ヘテロアリール;
から選択され;
各R7が独立して、
1)OH、
2)ハロ、
3)シアノ、
4)ニトロ、
5)−NR9R9、
6)CF3
7)−NHC(O)CH3
8)−OCH3
9)C1−C6−アルキル、
10)ヘテロアリール、および
11)ヘテロシクロアルキル;
から選択され;
R8が、
1)C1−C6−アルキル、
2)C2−C6−アルケニル、
3)C3−C7−シクロアルキル、
4)フェニル、
5)ヘテロアリール、および
6)ヘテロシクロアルキル
から選択され;
ここで、該C1−C6−アルキルは1〜3個のR6基で置換されていてもよく;該C3−C7−シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは1〜3個のR7基で各々置換されていてもよく;および該ヘテロシクロアルキルは1〜3個のR10基で置換されていてもよく;
各R9が独立して、
1)Hおよび
2)C1−C6−アルキル
から選択され;および
各R10が独立して、
1)OH、
2)C1−C6−アルキル、
3)フェニル、および
4)NH2
から選択される、請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩、溶媒和物もしくは多形体。
【請求項3】
R1が−N(OH)−CHOである、請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩、溶媒和物もしくは多形体。
【請求項4】
R2が非置換C1−C6−アルキルまたはC3−C7−シクロアルキルである、請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩、溶媒和物もしくは多形体。
【請求項5】
R2が非置換n−ブチルまたはシクロペンチルである、請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩、溶媒和物もしくは多形体。
【請求項6】
R3およびR4が一緒になって3,3−ジメチル−ピロリジニル環を形成する、請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩、溶媒和物もしくは多形体。
【請求項7】
R3がHであり、かつR4がtert−ロイシンのアミノ酸側鎖である、請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩、溶媒和物もしくは多形体。
【請求項8】
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(4−フルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
N−アセチル−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(フェニルカルボニル)−L−プロリンアミド;
N−{[4−(アセチルアミノ)フェニル]カルボニル}−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(メチルオキシ)アセチル]−L−プロリンアミド;
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジンカルボキサミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−3−イル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(5−メチル−3−イソオキサゾリル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2−フルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(3−フルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(3−フルオロ−4−メチルフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−4−モルホリンカルボキサミド;
N−[(3−シアノフェニル)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2,5−ジフルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(メチルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−4−ピリジンカルボキサミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2,6−ジフルオロフェニル)カルボニル]−L−プロリンアミド;
N−{[(トランス−4−アミノシクロヘキシル)オキシ]カルボニル}−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−6−(4−モルホリニル)−3−ピリジンカルボキサミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(エチルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(シクロペンチルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]カルボニル}−L−プロリンアミド;
N−[(シクロヘキシルオキシ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(2−チエニルカルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2−プロペン−1−イルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]カルバマート;
N−[(シクロブチルオキシ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[トランス−4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
N−{[(トランス−3−アミノシクロブチル)オキシ]カルボニル}−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[4−(4−エチル−1−ピペラジニル)フェニル]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(2,2−ジメチルプロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1−メチルエチル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1−メチル−3−ピロリジニル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物);
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3R)−テトラヒドロ−3−フラニルオキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3S)−テトラヒドロ−3−フラニルオキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−メチル−3−ピペリジニル[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]カルバマート(ジアステレオマーの混合物);
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[1−(1−メチルエチル)−3−ピロリジニル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物);
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(4−イソオキサゾリルカルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(1R)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[4−(1−ピペラジニル)フェニル]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(2−メチルプロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(3−メチルブタノイル)−L−プロリンアミド;
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]−3−ピリジンカルボキサミド;
N−(シクロブチルカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(エチルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−(シクロプロピルカルボニル)−L−プロリンアミド;
N−(シクロペンチルアセチル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
N−(シクロペンチルカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
N−(シクロヘキシルカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
3−({[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]アミノ}カルボニル)−1−ピロリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル(ジアステレオマーの混合物);
N−(シクロペンチルカルボニル)−1−((2R)−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}ヘプタノイル)−L−プロリンアミド;
N−(2,2−ジメチルプロパノイル)−1−((2R)−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}ヘプタノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(メチルオキシ)カルボニル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
N−{[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}−1−((2R)−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}ヘプタノイル)−L−プロリンアミド;
N−[(エチルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}ヘプタノイル)−L−プロリンアミド;
1−(シクロペンチルカルボニル)−N2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3−メチル−L−バリンアミド;
2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N1−(2,2−ジメチルプロパノイル)−3−メチル−L−バリンアミド;
2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N1−{[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}−3−メチル−L−バリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
N−[(シクロペンチルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
N−[(ブチルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N1−[(エチルアミノ)カルボニル]−3−メチル−L−バリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[4−(メチルオキシ)フェニル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
N−[(シクロヘキシルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
2−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3−メチル−N1−[(メチルオキシ)カルボニル]−L−バリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(プロピルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2−プロペン−1−イルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−[(メチルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−フェニルエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(メチルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(4−フェニルブチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(2S)−2−ヒドロキシプロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(3−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド・塩酸塩;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3−フェニルプロピル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
N−({[2−(1−ベンゾフラン−2−イル)エチル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
4−[({[1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリル]アミノ}カルボニル)アミノ]−1−ピペリジンカルボン酸エチル;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(2−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(2−ピラジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(4−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(4−ヒドロキシブチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(5−ヒドロキシペンチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(ジメチルアミノ)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[({2−[5−(メチルオキシ)−1H−インドール−3−イル]エチル}アミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(2−オキソ−1−ピロリジニル)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(4−モルホリニル)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−フェニルプロピル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物);
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(1−ピペリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド・ギ酸塩;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(1−ピロリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド・ギ酸塩;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[({3−[(1−メチルエチル)オキシ]プロピル}アミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
N−({[2−(4−アミノフェニル)エチル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
N−(アミノカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(シクロプロピルアミノ)カルボニル]−3,3−ジメチル−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−{[(3R)−テトラヒドロ−3−フラニルオキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(テトラヒドロ−2−フラニルメチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物);
N−[(シクロブチルアミノ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
N−({[2−(6−アミノ−5−フルオロ−3−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−{[(2−オキセタニルメチル)オキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(エチルアミノ)カルボニル]−3,3−ジメチル−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(シクロプロピルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−[(メチルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−({[(3−メチル−3−オキセタニル)メチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−[(3−オキセタニルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3S)−テトラヒドロ−3−フラニルアミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(3−メチルブチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(4−ピリダジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−({[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−({[(1R)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
N−(アミノカルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
N−{[(トランス−3−シアノシクロブチル)アミノ]カルボニル}−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(1−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド(トランス−ジアステレオマーの混合物);
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−N−{[(3S)−テトラヒドロ−3−フラニルオキシ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
N−({[2−(6−アミノ−5−クロロ−3−ピリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド(ジアステレオマーの混合物);
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド・ギ酸塩;
N−[(シクロブチルオキシ)カルボニル]−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−3,3−ジメチル−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(2S)−2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[(2R)−2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イルアミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(1H−ピラゾール−1−イル)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[2−(ジエチルアミノ)エチル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−{[(2−フルオロエチル)アミノ]カルボニル}−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(ジエチルアミノ)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−(メチルオキシ)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;
N−({[3,3−ビス(エチルオキシ)プロピル]アミノ}カルボニル)−1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−L−プロリンアミド;
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−({[3−({[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)プロピル]アミノ}カルボニル)−L−プロリンアミド;および
1−((2R)−3−シクロペンチル−2−{[ホルミル(ヒドロキシ)アミノ]メチル}プロパノイル)−N−[({2−[4−(ホルミルアミノ)フェニル]エチル}アミノ)カルボニル]−L−プロリンアミド;
である請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩、溶媒和物もしくは多形体。
【請求項9】
請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩、溶媒和物もしくは多形体での、処置を必要とする対象における細菌感染の処置方法。
【請求項10】
請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩、溶媒和物もしくは多形体、および1種または複数の医薬上許容される賦形剤を含有する医薬組成物。

【公表番号】特表2009−505961(P2009−505961A)
【公表日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−524207(P2008−524207)
【出願日】平成18年7月28日(2006.7.28)
【国際出願番号】PCT/US2006/029465
【国際公開番号】WO2007/016364
【国際公開日】平成19年2月8日(2007.2.8)
【出願人】(591002957)スミスクライン・ビーチャム・コーポレイション (341)
【氏名又は名称原語表記】SMITHKLINE BEECHAM CORPORATION
【Fターム(参考)】