説明

ポリマー除去装置およびポリマー除去方法

【課題】スループットが高く、かつ被処理基板の回転にともなうパーティクルの発生および熱ストレスによるポリマーの剥がれの発生を抑制しつつ被処理基板の周縁部に環状に付着したポリマーを除去すること。
【解決手段】被処理基板Wの周縁部に環状に付着したポリマー2を除去するポリマー除去装置であって、周縁部に環状にポリマーが付着した被処理基板Wを収容する処理容器11と、被処理基板Wを載置する載置台12と、被処理基板Wに環状に付着したポリマー2にリング状レーザー光を一括照射するレーザー照射部20と、被処理基板Wに環状に付着した前記ポリマーにオゾンガスを供給するオゾンガス供給機構15,19と、オゾンガスを排気する排気機構23,24とを具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板の周縁部に環状に付着したポリマーを除去するポリマー除去装置およびポリマー除去方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体集積回路の製造においては、半導体ウエハ等の被処理基板に対してプラズマエッチングが行われるが、プラズマ中で発生するラジカルやイオンが被処理基板の周縁部のベベル面や裏面に回り込み、ポリマーがベベル面および裏面上に付着し、被処理基板の周縁部に円周状にベベル/バックサイドポリマー(Bevel/Backside Polymer、以下BSPという)と称される堆積層を形成する。BSPは、半導体集積回路に対して悪影響を与えるおそれがあるため、これを除去することが求められており、特許文献1にはレーザーとオゾンを用いた熱処理によってBSPを除去する技術が開示されている。
【0003】
特許文献1に開示された技術では、レーザーはスポット状に照射されるため、被処理基板を回転させることにより、被処理基板上のレーザー照射位置をずらしながら被処理基板の周縁部に円周状に存在するBSPにレーザーを照射するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−123831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このように被処理基板とレーザーとを相対移動させて、被処理基板上のレーザー照射位置をずらしながらレーザー照射を行う場合には、BSP除去処理に時間がかかり、BSP除去処理のスループットが低いものとなってしまう。また、スループットを上昇させるためには、高出力のレーザーを用い、被処理基板を高速で回転させることが考えられるが、高速で回転させる場合には、回転数の加減速に時間がかかるため大きなスループット改善が望めず、逆に雰囲気の攪拌によるパーティクル発生が懸念される。さらに、このように高速回転の被処理基板に高出力レーザーを照射する場合には、レーザー照射位置で急速な加熱および冷却が行われることとなり、熱ストレスによりBSPに剥がれが生じやすく、被処理基板の汚染の原因となってしまう。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、スループットが高く、かつ被処理基板の回転にともなうパーティクルの発生および熱ストレスによるポリマーの剥がれの発生を抑制しつつ被処理基板の周縁部に環状に付着したポリマーを除去することができるポリマー除去装置およびポリマー除去方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るポリマー除去装置は、被処理基板の周縁部に環状に付着したポリマーを除去するポリマー除去装置であって、周縁部に環状にポリマーが付着した被処理基板を収容する処理容器と、前記被処理基板を載置する載置台と、前記被処理基板に環状に付着した前記ポリマーにリング状レーザー光を一括照射するレーザー照射部と、前記被処理基板に環状に付着した前記ポリマーにオゾンガスを供給するオゾンガス供給機構と、オゾンガスを排気する排気機構とを具備することを特徴とする。
【0008】
本発明に係るポリマー除去方法は、被処理基板の周縁部に環状に付着したポリマーを除去するポリマー除去方法であって、周縁部に環状にポリマーが付着した被処理基板を載置台に載置する工程と、前記被処理基板に環状に付着した前記ポリマーにリング状レーザー光を一括照射する工程と、前記レーザー光を照射している際に、前記被処理基板に環状に付着した前記ポリマーにオゾンガスを供給する工程とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、載置台に載置された被処理基板に環状に付着したポリマーに対し、リング状レーザー光を一括照射するので、従来のスポット状のレーザーを用いた場合よりもスループットを著しく高くすることができる。このため、レーザー照射部のレーザー光源は低出力のものでよく、スループットを低下させることなく照射部をゆっくり加熱および冷却することができ、高いスループットを確保しつつ熱ストレスを低いものとすることができ、付着したポリマーの剥がれを生じ難くすることができる。また、被処理基板を回転する必要がないので、処理中に雰囲気の攪拌が生じず、パーティクルの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態に係るポリマー除去装置を示す断面図である。
【図2】図1のポリマー除去装置に設けられたリング状レーザー光を射出するレーザー照射ユニットの構造を示す図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係るポリマー除去装置を示す断面図である。
【図4】図3のポリマー除去装置の変形例を示す断面図である。
【図5】レーザー照射ユニットの他の配置例を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るポリマー除去装置を示す断面図である。
【0012】
このポリマー除去装置1は、被処理基板として周縁部に環状(円周状)にBSP2が付着した半導体ウエハ(以下単にウエハと記す)Wを収容する容器であるチャンバ11を備えており、チャンバ11の底部には、ウエハWを水平に載置する略円柱状の載置台12が設けられている。載置台12の載置面12aはウエハWの周縁部を除いた部分を載置するようになっている。載置台12は載置面12aに達する吸着孔13が設けられており、この吸着孔13には真空ポンプ14が接続されている。そして、真空ポンプ14を作動させることにより、ウエハWが載置面12aに真空吸着される。すなわち、載置台12は真空チャックを構成している。
【0013】
載置台12の上部のウエハWの周縁部に対応する部分にはテーパー部12bが形成されており、このテーパー部12bには、ウエハWの周縁部のBSP2が付着した部分にオゾンガスを吐出するための複数のオゾンガス吐出孔15が円周状(放射状)に配列するように設けられている。この複数のオゾンガス吐出孔15は、載置台12内部の円盤状のガス拡散空間16に接続されている。このガス拡散空間16には載置台12の底部から延びるガス流路17が接続され、ガス流路17にはガス供給配管18が接続されており、ガス供給配管18にはオゾンガス供給源19が接続されている。そして、オゾンガス供給源19から供給されたオゾンガスは、ガス供給配管18およびガス流路17を介してガス拡散空間16に至り、ガス拡散空間16から複数のオゾンガス吐出孔15を介してウエハWの周縁部のBSP2が付着した部分に供給されるようになっている。
【0014】
チャンバ11の上部には、載置台12の中央に対応する位置に、リング状レーザー光Lを射出するレーザー照射部としてのレーザー照射ヘッド20が設けられている。レーザー照射ヘッド20は支持部材21によりチャンバ11に支持されている。
【0015】
レーザー照射ヘッド20は、図2に示すように、レーザー光源31と光学系32とからなり、光学系32は、レーザー光源31から射出された平行光をリング状に集光する断面が凸レンズ状の曲面レンズ33と、リング状に集光されたレーザー光をリング状の平行光にするリング状のシリンドリカルレンズ34と、このリング状の平行光を放射状に広げる凹レンズ35とを有している。このようなリング状のレーザー光を照射する手段は、例えば特開2006−229075号公報の図10に開示されている。
【0016】
レーザー照射ヘッド20から射出されたリング状レーザー光Lは放射状に広がって、ウエハWの外縁よりも外側部分を通過する。なお、レーザー照射ヘッド20からのレーザー光の照射位置は、反射光を光センサにより受光することにより、またはCCDカメラにより検出することが可能となっており、その位置検出情報に基づいて、照射位置を調節することができるようにレーザー照射ヘッド20の位置が調節可能となっている。
【0017】
一方、載置台12の外側には、上面にすり鉢状のミラー面(反射面)22aを有し、円筒状をなすミラー部材22が載置台12を囲繞するように設けられている。ミラー部材22は、レーザー光を反射する反射部材として機能する。すなわち、ミラー部材22のミラー面(反射面)22aは、レーザー照射ヘッド20から照射されたリング状のレーザー光を反射させて、ウエハW周縁部のBSP2に導くようになっている。したがって、レーザー照射ユニット20から射出されたリング状レーザー光Lは、ミラー部材22を介してウエハW周縁部のBSP2に一括照射される。
【0018】
載置台12に載置されたウエハWおよびミラー部材22外側には、これらを囲繞するようにオゾンガスを排気するための排気ユニット23が設けられている。排気ユニット23は、ウエハWの外側に円周状に形成されたガス取り込み口23aと、ガス取り込み口23aから取り込まれた排ガスをチャンバ11の底部に導く円環状の排気流路23bとを有している。そして、チャンバ11の底部において、排気流路23bには複数の排気配管24が接続されている。排気配管24は、工場酸排気配管(図示せず)に接続され、主にウエハWの周縁部に供給されたオゾンガスが、工場酸排気設備(図示せず)により排気ユニット23および排気配管24を介して吸引排気されるようになっている。
【0019】
チャンバ11の上方には大気を吸引してチャンバ11の内部に取り入れるためのファン25と、ファン25により吸引された大気のパーティクルを除去するためのフィルタ26が設けられている。これにより、チャンバ11内には清浄空気のダウンフローが形成されるようになっている。
【0020】
チャンバ11の側壁には、ウエハ搬入出口27が設けられており、ウエハ搬入出口27はゲートバルブ28により開閉可能となっている。そして、ウエハWの搬入出の際には、ゲートバルブ28が開けられ、載置台12に突没可能に設けられたリフタピン(図示せず)を突出した状態とし、搬送アーム(図示せず)によりリフタピンに対してウエハWの授受が行われる。
【0021】
ポリマー除去装置1は、さらに制御部40を有している。制御部40はマイクロプロセッサを有し、主にポリマー除去装置1の各構成部を制御する。
【0022】
このように構成されるポリマー除去装置においては、まず、ゲートバルブ28を開にして、図示しない搬送アームによりウエハWを搬入出口27を介してチャンバ11内に搬入し、載置台12に真空吸着させる。そして、ゲートバルブ28を閉じ、チャンバ11を気密にシールする。
【0023】
次いで、レーザー照射ヘッド20からリング状レーザー光Lを射出し、ミラー部材22のミラー面(反射面)22aに反射させて、ウエハW周縁部のBSP2にリング状レーザー光Lを一括照射するとともに、複数のオゾンガス吐出孔15からBSP2に向けてオゾンガスを吹き付ける。これにより、レーザー照射による熱とオゾンガスによる酸化によって、BSP2が除去される。供給されたオゾンガスは、排気ユニット23および排気配管24を介して工場酸排気設備(図示せず)により吸引排気される。このとき、レーザーが所望の位置に当たるように、照射ヘッド20の位置を調節することができる。
【0024】
従来は、レーザーはスポット状に照射されるため、ウエハを回転させることにより、ウエハ上のレーザー照射位置をずらしながら被処理基板の周縁部に円周状に存在するBSPにレーザーを照射するようにしていたが、この場合にはレーザースポットが小さいため、BSP除去処理に時間がかかり、BSP除去処理のスループットが低いものとなってしまう。また、スループットを上昇させるために高出力のレーザーを用いてウエハを高速で回転させると、雰囲気の攪拌によるパーティクル発生や、レーザー照射位置で急速な加熱および冷却が行われることによる熱ストレスによるBSPの剥がれが懸念される。
【0025】
これに対して本実施形態では、リング状レーザー光Lを射出するレーザー照射ヘッド20を用いるので、ウエハWの周縁部に円周状に形成されたBSP2の全体にレーザー光を一括照射することができる。したがって、従来のスポット状のレーザーを用いた場合よりもスループットを著しく高くすることができる。このため、レーザー照射ヘッド20のレーザー光源31は低出力のものでよく、スループットを低下させることなく照射部をゆっくり加熱および冷却することができ、高いスループットを確保しつつ熱ストレスを低いものとすることができ、BSP2の剥がれを生じ難くすることができる。また、ウエハWを回転する必要がないので、処理中に雰囲気の攪拌が生じず、パーティクルの発生を抑制することができる。
【0026】
また、載置台12の周方向に沿って複数のオゾンガス吐出孔15が放射状に設けられ、これらガス吐出孔15からウエハWの周縁部に円周状に形成されたBSP2の全体にオゾンガスを供給することができるので、リング状のレーザーとガス取り込み口23aとの協働作用により速やかにBSP2を除去することができる。また、排気部材23のガス取り込み口23aがウエハWの外側に円周状に形成されているので、BSP除去反応に寄与した後のオゾンガスを速やかに効率良く排気ユニット23に導いてほぼ全量排出することができる。
【0027】
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
このようにウエハWの周縁部にリング状のレーザー光を照射する場合には、ウエハW表面(デバイス面)の温度の上昇が問題となる場合がある。本実施形態では、このような場合に対処可能な例について示す。
【0028】
図3は本発明の他の実施形態に係るポリマー除去装置を示す断面図である。図3のポリマー除去装置1′は、図1のポリマー除去装置にウエハ冷却機構を付加したものであり、図1と同じものには同じ符号を付して説明を省略する。
【0029】
このポリマー除去装置1′において、ウエハ冷却機構50は、レーザー照射ユニット20の上方に設けられた冷却ガス供給ヘッド51と、冷却ガス供給ヘッド51に配管52を介して接続された冷却ガスを供給する冷却ガス供給源53とを有しており、冷却ガス供給ヘッド51には多数の吐出ノズル54が設けられている。そして、冷却ガス供給源53から配管52を介して冷却ガス供給ヘッド51に供給された冷却ガスを吐出ノズル54からウエハWに向けて吹き付けるようになっている。これにより、ウエハWの表面が冷却されデバイスへの悪影響が回避される。
【0030】
図4は、図3の変形例を示すものであり、図3の装置とは異なる構成のウエハ冷却機構50′を有している。このウエハ冷却機構50′は、排気ユニット23の上方に、円周状の排気ユニット23に沿って複数配置された、ウエハWに冷却ガスを吐出する吐出ノズル56と、これら複数の吐出ノズル56の基端側を連結する連結配管57と、この連結配管57に配管58を介して接続された冷却ガス供給源59とを有している。そして、冷却ガス供給源59から配管58および連結配管57を介して冷却ガスを複数の吐出ノズル56からウエハWに向けて吹き付けるようになっている。これによっても、ウエハWの表面を冷却することができる。
【0031】
なお、ファン25から空気を取り入れる代わりに、清浄な冷却ガスを取り入れてチャンバ11内に冷却ガスのダウンフローを形成することによってもウエハWの表面を冷却することができる。
【0032】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、レーザー照射ユニットをウエハの上方位置に配置したが、これに限ることはなく、例えば、図5に示すように、中空でウエハWの周縁部に対応する位置にリング状のレーザー透過窓70を有する載置台12′を設け、その内部にレーザー照射ユニット20′を設けて、ミラー部材(反射部材)を介さずにウエハWの周縁部のBSP2にリング状のレーザー光を照射することもできる。図5では、便宜上、オゾンガス供給手段および排気手段を図示してはいないが、オゾンガス供給手段として円周状のBSP2に沿って、その下方外側に複数のオゾンガス吐出ノズルを配置したものを用いることができ、排気手段としては図1と同様なものを用いることができる。
【0033】
また、上記実施形態では、BSPを除去する例を示したが、被処理基板の周縁部に存在するポリマーを除去する用途全般に適用可能である。さらに、被処理基板として半導体ウエハを用いた例を示したが、これに限るものではなく他の基板であってもよい。
【符号の説明】
【0034】
1、1′;ポリマー除去装置
2;BSP
11;チャンバ
12、12′;載置台
15;オゾンガス吐出孔
19;オゾンガス供給源
20、20′;レーザー照射ユニット
22;ミラー部材(反射部材)
22a;ミラー面(反射面)
23;排気ユニット
24;排気配管
40;制御部
50、50′;ウエハ冷却機構
L;リング状レーザー光
W;ウエハ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被処理基板の周縁部に環状に付着したポリマーを除去するポリマー除去装置であって、
周縁部に環状にポリマーが付着した被処理基板を収容する処理容器と、
前記被処理基板を載置する載置台と、
前記被処理基板に環状に付着した前記ポリマーにリング状レーザー光を一括照射するレーザー照射部と、
前記被処理基板に環状に付着した前記ポリマーにオゾンガスを供給するオゾンガス供給機構と、
オゾンガスを排気する排気機構と
を具備することを特徴とするポリマー除去装置。
【請求項2】
前記ポリマーは前記被処理基板の裏面の周縁部に付着しており、
前記レーザー照射部は前記被処理基板の上方に設けられており、
前記レーザー照射部から射出されたレーザー光を前記被処理基板に付着したポリマーに向けて反射させる反射部材をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のポリマー除去装置。
【請求項3】
前記被処理基板に冷却ガスを供給する冷却ガス供給機構をさらに具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のポリマー除去装置。
【請求項4】
被処理基板の周縁部に環状に付着したポリマーを除去するポリマー除去方法であって、
周縁部に環状にポリマーが付着した被処理基板を載置台に載置する工程と、
前記被処理基板に環状に付着した前記ポリマーにリング状レーザー光を一括照射する工程と、
前記レーザー光を照射している際に、前記被処理基板に環状に付着した前記ポリマーにオゾンガスを供給する工程と
を有することを特徴とするポリマー除去方法。
【請求項5】
前記レーザー光を照射している際に、前記被処理基板に冷却ガスを供給する工程をさらに有することを特徴とする請求項4に記載のポリマー除去方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−40670(P2011−40670A)
【公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−189105(P2009−189105)
【出願日】平成21年8月18日(2009.8.18)
【出願人】(000219967)東京エレクトロン株式会社 (5,184)
【Fターム(参考)】