説明

フェノキシピリジニルアミド誘導体およびPDE4仲介疾患状態におけるその使用

本発明は、式(I):


〔式中、可変基は明細書に定義した通りである〕の化合物;かかる化合物の性オズ方法;およびPDE4仲介疾患状態の処置におけるかかる化合物の使用を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

〔式中、
はNRC(O)R、NRS(O)またはNR10であり;
は水素またはC1−6アルキルであり;
は水素、ハロゲン、C1−4アルキルまたはC1−4アルコキシであり;
は水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、CF、OCF、C1−4アルキルチオ、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)(C1−4アルキル)、COHまたはCO(C1−4アルキル)であり;
はC1−6アルキル(NR1112またはヘテロシクリルで置換)、C1−6アルコキシ(NR1112またはヘテロシクリルで置換)、C3−6シクロアルキル(NR1112またはヘテロシクリルで置換)またはヘテロシクリルである;ただしRがヘテロシクリルを含むならば、該ヘテロシクリルは1個以上の環窒素原子を含む;そして該ヘテロシクリルが直接環窒素を介して:Rのアルキル、アルコキシまたはシクロアルキル、またはRが直接結合している式(I)のフェニル環のいずれかに結合するならば、該ヘテロシクリルは少なくとも2個の環ヘテロ原子を有するか、またはNR4647置換基を有し;
は水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、SH、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、CF、OCF、C(O)H、C1−6アルキルチオ、S(O)(C1−6アルキル)、S(O)(C1−6アルキル)、COH、CO(C1−6アルキル)、NR1314、C1−6アルキル(場合によりハロゲン、OH、COH、NR1516、NHC(O)O(C1−6アルキル)、OS(O)(C1−6アルキル)またはヘテロシクリルで置換されていてよい)、C1−6アルコキシ(場合によりハロゲン、OH、COH、NR1516またはヘテロシクリルで置換されていてよい)、C3−6シクロアルキル(場合によりハロゲン、OH、COH、NR1516またはヘテロシクリルで置換されていてよい)またはヘテロシクリルであり;
は水素またはC1−6アルキル(場合によりNR2627で置換されていてよい)であり;
はC1−6アルキル{場合によりヒドロキシル、C1−6アルコキシ、NR2122、ヘテロシクリル{場合によりオキソ、ヒドロキシ、C1−6アルキル、CO(C1−6アルキル)、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1−4アルキル)、ヘテロシクリルまたはC(O)(C1−4アルキル)フェニルで置換されていてよい}、アリール、ヘテロアリール、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキル(C1−4アルキル)、COH、CO(C1−6アルキル)、アリール(C1−4アルコキシ)、アリール(C1−4アルキルチオ)、S(O)(C1−6アルキル)、NHC(O)ヘテロアリールまたはNHC(O)R23で置換されていてよいO)(C1−6アルキル)、NHC(O)ヘテロアリールまたはNHC(O)R23}、C1−6アルコキシ、C3−6シクロアルキル{場合によりヒドロキシル、NR2425またはC1−6アルキルで置換されていてよい}、ヘテロシクリル{場合によりオキソ、ヒドロキシ、C1−6アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1−4アルキル)、ヘテロアリール(C1−4アルキル)、ヘテロシクリルまたはC(O)(C1−4アルキル)フェニルで置換されていてよい}、アリール(C1−4アルキル){アミノ(C1−4アルキル)で置換されている}、アリールまたはヘテロアリールであり;
は水素、C1−6アルキル(場合によりアリールまたはヘテロアリールで置換されていてよい)、アリールまたはヘテロアリールであり;
10は水素、C1−6アルキル(場合によりヒドロキシル、C1−6アルコキシ、アリール、アリールオキシ、フェニル(C1−6アルコキシ)、ヘテロアリール、C3−10シクロアルキル、COH、CO(C1−6アルキル)、NHC(O)O(C1−6アルキル)またはNHC(O)R23で置換されていてよい)、C1−6アルコキシ、C3−6シクロアルキル(場合によりヒドロキシ、C1−6アルキル、フェニル、フェニル(C1−6アルキル)、ヘテロアリールまたはヘテロアリール(C1−6アルキル)で置換されていてよい)、ヘテロシクリル(場合によりC1−6アルキル、C(O)NHまたはフェニル(C1−6アルキル)で置換されていてよい)、アリールまたはヘテロアリールであり;
21およびR22は、独立して、水素、C1−6アルキルまたはフェニル(C1−4アルキル)であり;
23はC1−6アルキルまたはフェニルであり;
、R、R、R10、R23、R21およびR22の前記フェニル、アリールおよびヘテロアリール部分は、独立して、場合により:ハロゲン、シアノ、ニトロ、CF、ヒドロキシ、S(O)26、OC(O)NR2728、NR2930、NR31C(O)R32、NR33C(O)NR3435、S(O)NR3637、NR38S(O)39、C(O)NR4041、C(O)R42、CO43、NR44CO45、OC(O)(C1−6アルキル)、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ(C1−6)アルキル、アミノ(C1−4アルキル)、ジ(C1−6)アルキルアミノ(C1−6)アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル(C1−6アルコキシ)、ヘテロシクリル(C1−6アルコキシ)、C1−6アルコキシ(C1−6)アルコキシ、アミノ(C1−4アルコキシ)、C1−4アルキルアミノ(C1−4アルコキシ)(それ自体場合によりフェニルで置換されていてよい)、ジ(C1−4アルキル)アミノ(C1−4アルコキシ)、C1−6アルキルチオ、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−10シクロアルキル(それ自体場合によりC1−4アルキルまたはオキソで置換されていてよい)、メチレンジオキシ、ジフルオロメチレンジオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル(C1−4アルキル)、フェニル、フェニル(C1−4)アルキル、フェノキシ、フェニルチオ、フェニル(C1−4)アルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−4)アルキル、ヘテロアリールオキシまたはヘテロアリール(C1−4)アルコキシで置換されていてよく;ここで、直前のフェニルおよびヘテロアリール部分のいずれも場合によりハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)NH、S(O)NH(C1−4アルキル)、S(O)N(C1−4アルキル)、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C(O)NH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、COH、CO(C1−4アルキル)、NHC(O)(C1−4アルキル)、NH(O)(C1−4アルキル)、C(O)(C1−4アルキル)、CFまたはOCFで置換されていてよく;
qおよびrは、独立して、0、1または2であり;
特にことわらない限りヘテロシクリルは場合によりOH、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、NR4647、(C1−6アルキル)OHまたは(C1−6アルキル)NR4849、NR50CO(C1−6アルキル)、CO(C1−6アルキル)、C(O)(C1−6アルキル)、C(O)ヘテロシクリル、ヘテロアリール、(C1−6アルキル)C(O)NR5152、(C1−6アルキル)C(O)NR5354、(C1−6アルキル)C(O)ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルで置換されていてよく;
26、R27、R28、R29、R30、R31、R32、R33、R34、R35、R36、R37、R38、R39、R40、R41、R42、R43、R44およびR45は、独立して、C1−6アルキル{場合によりハロゲン、ヒドロキシまたはC1−6アルコキシで置換されていてよい}、CH(C2−6アルケニル)、フェニル{それ自体場合によりハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、NH、NH(C1−4アルキル)、N(C1−4アルキル)、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)NH、S(O)NH(C1−4アルキル)、S(O)N(C1−4アルキル)、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C(O)NH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、COH、CO(C1−4アルキル)、NHC(O)(C1−4アルキル)、NH(O)(C1−4アルキル)、C(O)(C1−4アルキル)、CFまたはOCFで置換されていてよい}またはヘテロアリール{それ自体場合によりハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、NH、NH(C1−4アルキル)、N(C1−4アルキル)、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)NH、S(O)NH(C1−4アルキル)、S(O)N(C1−4アルキル)、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C(O)NH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、COH、CO(C1−4アルキル)、NHC(O)(C1−4アルキル)、NH(O)(C1−4アルキル)、C(O)(C1−4アルキル)、CFまたはOCFで置換されていてよい}であり;
27、R28、R29、R30、R31、R32、R33、R34、R35、R36、R37、R38、R40、R41、R42、R43、R44およびR45はまた水素であってもよく;
12、R14、R15、R25、R47およびR49は、独立して、水素、C1−6アルキル(場合によりヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C3−7シクロアルキル(場合によりヒドロキシで置換されていてよい)またはNR5556で置換されていてよい))、C3−7シクロアルキル(場合によりヒドロキシ(C1−6アルキル)で置換されていてよい)またはヘテロシクリル(場合によりC1−6アルキルで置換されていてよい)であり;
11、R13、R16、R24、R26、R27、R46、R48、R50、R51、R52、R53、R54、R55およびR56は、独立して、水素またはC1−6アルキルである。〕
の化合物、またはそのN−オキシド;またはその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
がNRC(O)R、NRS(O)またはNR10であり;
が水素またはC1−6アルキルであり;
が水素、ハロゲン、C1−4アルキルまたはC1−4アルコキシであり;
が水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、CF、OCF、C1−4アルキルチオ、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)(C1−4アルキル)、COHまたはCO(C1−4アルキル)であり;
がC1−6アルキル(NR1112またはヘテロシクリルで置換)、C1−6アルコキシ(NR1112またはヘテロシクリルで置換)、C3−6シクロアルキル(NR1112またはヘテロシクリルで置換)またはヘテロシクリルである;ただしRがヘテロシクリルを含むならば、該ヘテロシクリルは1個以上の環窒素原子を含む;そして該ヘテロシクリルが直接環窒素を介して:Rのアルキル、アルコキシまたはシクロアルキル、またはRが直接結合している式(I)のフェニル環のいずれかに結合するならば、該ヘテロシクリルは少なくとも2個の環ヘテロ原子を有するか、またはNR4647置換基を有し;
が水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、SH、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、CF、OCF、C(O)H、C1−6アルキルチオ、S(O)(C1−6アルキル)、S(O)(C1−6アルキル)、COH、CO(C1−6アルキル)、NR1314、C1−6アルキル(場合によりハロゲン、OH、COH、NR1516、NHC(O)O(C1−6アルキル)、OS(O)(C1−6アルキル)またはヘテロシクリルで置換されていてよい)、C1−6アルコキシ(場合によりハロゲン、OH、COH、NR1516またはヘテロシクリルで置換されていてよい)、C3−6シクロアルキル(場合によりハロゲン、OH、COH、NR1516またはヘテロシクリルで置換されていてよい)またはヘテロシクリルであり;
が水素またはC1−6アルキル(場合によりNR2627で置換されていてよい)であり;
がC1−6アルキル{場合によりヒドロキシル、C1−6アルコキシ、NR2122、ヘテロシクリル{場合によりオキソ、ヒドロキシ、C1−6アルキル、CO(C1−6アルキル)、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1−4アルキル)、ヘテロシクリルまたはC(O)(C1−4アルキル)フェニルで置換されていてよい}、アリール、ヘテロアリール、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキル(C1−4アルキル)、COH、CO(C1−6アルキル)、アリール(C1−4アルコキシ)、アリール(C1−4アルキルチオ)、S(O)(C1−6アルキル)、NHC(O)ヘテロアリールまたはNHC(O)R23で置換されていてよいO)(C1−6アルキル)、NHC(O)ヘテロアリールまたはNHC(O)R23}、C1−6アルコキシ、C3−6シクロアルキル{場合によりヒドロキシル、NR2425またはC1−6アルキルで置換されていてよい}、ヘテロシクリル{場合によりオキソ、ヒドロキシ、C1−6アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1−4アルキル)、ヘテロアリール(C1−4アルキル)、ヘテロシクリルまたはC(O)(C1−4アルキル)フェニルで置換されていてよい}、アリール(C1−4アルキル){アミノ(C1−4アルキル)で置換されている}、アリールまたはヘテロアリールであり;
が水素、C1−6アルキル(場合によりアリールまたはヘテロアリールで置換されていてよい)、アリールまたはヘテロアリールであり;
10が水素、C1−6アルキル(場合によりヒドロキシル、C1−6アルコキシ、アリール、アリールオキシ、フェニル(C1−6アルコキシ)、ヘテロアリール、C3−10シクロアルキル、COH、CO(C1−6アルキル)、NHC(O)O(C1−6アルキル)またはNHC(O)R23で置換されていてよい)、C1−6アルコキシ、C3−6シクロアルキル(場合によりヒドロキシ、C1−6アルキル、フェニル、フェニル(C1−6アルキル)、ヘテロアリールまたはヘテロアリール(C1−6アルキル)で置換されていてよい)、ヘテロシクリル(場合によりC1−6アルキル、C(O)NHまたはフェニル(C1−6アルキル)で置換されていてよい)、アリールまたはヘテロアリールであり;
21およびR22が、独立して、水素、C1−6アルキルまたはフェニル(C1−4アルキル)であり;
23がC1−6アルキルまたはフェニルであり;
、R、R10、R23、R21およびR22の前記フェニル、アリールおよびヘテロアリール部分が、独立して、場合により:ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、S(O)26、OC(O)NR2728、NR2930、NR31C(O)R32、NR33C(O)NR3435、S(O)NR3637、NR38S(O)39、C(O)NR4041、C(O)R42、CO43、NR44CO45、OC(O)(C1−6アルキル)、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ(C1−6)アルキル、アミノ(C1−4アルキル)、ジ(C1−6)アルキルアミノ(C1−6)アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル(C1−6アルコキシ)、ヘテロシクリル(C1−6アルコキシ)、C1−6アルコキシ(C1−6)アルコキシ、アミノ(C1−4アルコキシ)、C1−4アルキルアミノ(C1−4アルコキシ)(それ自体場合によりフェニルで置換されていてよい)、ジ(C1−4アルキル)アミノ(C1−4アルコキシ)、C1−6アルキルチオ、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−10シクロアルキル(それ自体場合によりC1−4アルキルまたはオキソで置換されていてよい)、メチレンジオキシ、ジフルオロメチレンジオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル(C1−4アルキル)、フェニル、フェニル(C1−4)アルキル、フェノキシ、フェニルチオ、フェニル(C1−4)アルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−4)アルキル、ヘテロアリールオキシまたはヘテロアリール(C1−4)アルコキシで置換されていてよく;ここで、直前のフェニルおよびヘテロアリール部分のいずれも場合によりハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)NH、S(O)NH(C1−4アルキル)、S(O)N(C1−4アルキル)、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C(O)NH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、COH、CO(C1−4アルキル)、NHC(O)(C1−4アルキル)、NH(O)(C1−4アルキル)、C(O)(C1−4アルキル)、CFまたはOCFで置換されていてよく;
qおよびrが、独立して、0、1または2であり;
特にことわらない限りヘテロシクリルが場合によりOH、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、NR4647、(C1−6アルキル)OHまたは(C1−6アルキル)NR4849、NR50CO(C1−6アルキル)、CO(C1−6アルキル)、C(O)(C1−6アルキル)、C(O)ヘテロシクリル、ヘテロアリール、(C1−6アルキル)C(O)NR5152、(C1−6アルキル)C(O)NR5354、(C1−6アルキル)C(O)ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルで置換されていてよく;
26、R27、R28、R29、R30、R31、R32、R33、R34、R35、R36、R37、R38、R39、R40、R41、R42、R43、R44およびR45が、独立して、C1−6アルキル{場合によりハロゲン、ヒドロキシまたはC1−6アルコキシで置換されていてよい}、CH(C2−6アルケニル)、フェニル{それ自体場合によりハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、NH、NH(C1−4アルキル)、N(C1−4アルキル)、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)NH、S(O)NH(C1−4アルキル)、S(O)N(C1−4アルキル)、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C(O)NH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、COH、CO(C1−4アルキル)、NHC(O)(C1−4アルキル)、NH(O)(C1−4アルキル)、C(O)(C1−4アルキル)、CFまたはOCFで置換されていてよい}またはヘテロアリール{それ自体場合によりハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、NH、NH(C1−4アルキル)、N(C1−4アルキル)、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)NH、S(O)NH(C1−4アルキル)、S(O)N(C1−4アルキル)、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C(O)NH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、COH、CO(C1−4アルキル)、NHC(O)(C1−4アルキル)、NH(O)(C1−4アルキル)、C(O)(C1−4アルキル)、CFまたはOCFで置換されていてよい}であり;
27、R28、R29、R30、R31、R32、R33、R34、R35、R36、R37、R38、R40、R41、R42、R43、R44およびR45はまた水素であってもよくであり;
12、R14、R15、R25、R47およびR49が、独立して、水素、C1−6アルキル(場合によりヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C3−7シクロアルキル(場合によりヒドロキシで置換されていてよい)またはNR5556で置換されていてよい))、C3−7シクロアルキル(場合によりヒドロキシ(C1−6アルキル)で置換されていてよい)またはヘテロシクリル(場合によりC1−6アルキルで置換されていてよい)であり;
11、R13、R16、R24、R26、R27、R46、R48、R50、R51、R52、R53、R54、R55およびR56が、独立して、水素またはC1−6アルキルである;
請求項1に記載の式(I)の化合物、またはそのN−オキシド;またはその薬学的に許容される塩。
【請求項3】
がNRC(O)Rである、請求項1または2に記載の式(I)の化合物。
【請求項4】
が場合によりハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、S(O)26、OC(O)NR2728、NR2930、NR31C(O)R32、NR33C(O)NR3435、S(O)NR3637、NR38S(O)39、C(O)NR4041、C(O)R42、CO43、NR44CO45、OC(O)(C1−6アルキル)、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ(C1−6)アルキル、アミノ(C1−4アルキル)、ジ(C1−6)アルキルアミノ(C1−6)アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル(C1−6アルコキシ)、ヘテロシクリル(C1−6アルコキシ)、C1−6アルコキシ(C1−6)アルコキシ、アミノ(C1−4アルコキシ)、C1−4アルキルアミノ(C1−4アルコキシ)(それ自体場合によりフェニルで置換されていてよい)、ジ(C1−4アルキル)アミノ(C1−4アルコキシ)、C1−6アルキルチオ、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−10シクロアルキル(それ自体場合によりC1−4アルキルまたはオキソで置換されていてよい)、メチレンジオキシ、ジフルオロメチレンジオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル(C1−4アルキル)、フェニル、フェニル(C1−4)アルキル、フェノキシ、フェニルチオ、フェニル(C1−4)アルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−4)アルキル、ヘテロアリールオキシまたはヘテロアリール(C1−4)アルコキシで置換されていてよいアリールまたはヘテロアリールであり;ここで、直前のフェニルおよびヘテロアリール部分のいずれも場合によりハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)NH、S(O)NH(C1−4アルキル)、S(O)N(C1−4アルキル)、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C(O)NH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、COH、CO(C1−4アルキル)、NHC(O)(C1−4アルキル)、NH(O)(C1−4アルキル)、C(O)(C1−4アルキル)、CFまたはOCFで置換されていてよいか、またはRがNR2425で置換されているC3−6シクロアルキルである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の式(I)の化合物。
【請求項5】
がピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、ホモモルホリニルまたはホモピペラジニルで置換されたメチル、エチルまたはプロピルである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の式(I)の化合物。
【請求項6】
がヒドロキシまたは場合によりピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、ホモモルホリニルまたはホモピペラジニルで置換されていてよいC1−6アルキルである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の式(I)の化合物。
【請求項7】
前記した通りの、請求項1〜6のいずれか1項に記載の式(I)の化合物の製造方法。
【請求項8】
請求項1〜6のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、またはその薬学的に許容される塩および薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体を含む、医薬組成物。
【請求項9】
治療に使用するための、請求項1〜6のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項10】
治療に使用するための医薬の製造において使用するための、請求項1〜6のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項11】
PDE4仲介疾患樹小田井処置のための、請求項1〜6のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項12】
PDE4仲介疾患に罹患している、またはリスクがある哺乳動物における該疾患の処置方法であって、かかる処置を必要とする哺乳動物に治療有効量の請求項1〜6のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
【請求項13】
前記した請求項1〜6のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、またはその薬学的に許容される塩である第一活性成分、および:−
・ β2アドレナリン受容体アゴニスト、
・ ケモカイン受容体機能のモジュレーター、
・ キナーゼ機能の阻害剤、
・ プロテアーゼ阻害剤、
・ ステロイド性グルココルチコイド受容体アゴニスト、
・ 抗コリン剤、、または
・ 非ステロイド性グルココルチコイド受容体アゴニスト
から選択される少なくとも1種のさらなる活性成分を組み合わせて含む、医薬品。

【公表番号】特表2011−521938(P2011−521938A)
【公表日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−511094(P2011−511094)
【出願日】平成21年5月26日(2009.5.26)
【国際出願番号】PCT/GB2009/050566
【国際公開番号】WO2009/144494
【国際公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【出願人】(391008951)アストラゼネカ・アクチエボラーグ (625)
【氏名又は名称原語表記】ASTRAZENECA AKTIEBOLAG
【Fターム(参考)】