説明

半導体装置の製造方法

【課題】電気的特性の測定を精度高く行うことが可能な半導体装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、基板10の裏面10bに、絶縁体からなり、厚さが1μm以下の保護膜22を形成する工程と、保護膜22を設ける工程の後に、基板10の表面10aに、MOCVD法を用いて、GaN系半導体層を成長させる工程と、GaN系半導体層を成長させる工程の後に、GaN系半導体層の電気的特性を測定する工程と、を有する半導体装置の製造方法である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は半導体装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
窒化ガリウム(GaN)系半導体は、FET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)等の電子デバイスや、発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに利用されている。GaN系半導体層は、基板上にエピタキシャル層を成長させることで形成される。
【0003】
特許文献1には、AlGaN層の組成比を調整することにより、ウェハの反りを低減する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−166349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
半導体装置の製造工程においては、半導体素子が形成される基板の表面側の機能部分の電気的特性を適正に管理することが要求される。しかしながら従来の製造方法では、当該機能部分の形成時に、基板裏面にも電気的に活性な層が形成されることにより、電気的特性の測定の精度が低下することがあった。
【0006】
本願発明は上記課題に鑑み、電気的特性の測定を精度高く行うことが可能な半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願発明は、基板の裏面に、絶縁体からなり、厚さが1μm以下の保護膜を形成する工程と、前記保護膜を設ける工程の後に、前記基板の表面に、MOCVD法を用いて、GaN系半導体層を成長させる工程と、前記GaN系半導体層を成長させる工程の後に、前記GaN系半導体層の電気的特性を測定する工程と、を有する半導体装置の製造方法である。本発明によれば、電気的特性の測定を精度高く行うことが可能となる。
【0008】
上記構成において、前記電気的特性を測定する工程は、前記GaN系半導体層のシート抵抗、電子移動度、又はキャリア濃度の少なくとも1つを測定する工程である構成とすることができる。この構成によれば、シート抵抗、電子移動度、又はキャリア濃度を精度高く測定することができる。
【0009】
上記構成において、前記電気的特性を測定する工程は、渦電流の測定、又は四探針法を行うことにより、前記GaN系半導体層のシート抵抗を測定する工程である構成とすることができる。
【0010】
上記構成において、前記GaN系半導体層を成長させる工程の後に、前記保護膜を除去する工程を有する構成とすることができる。
【0011】
上記構成において、前記基板は、シリコン、窒化シリコン、又は窒化ガリウムのいずれか1つからなる構成とすることができる。この構成によれば、電気的特性を精度高く測定することが可能となる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、電気的特性の測定を精度高く行うことが可能な半導体装置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1(a)及び図1(b)は、比較例に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図である。
【図2】図2(a)から図2(c)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図である。
【図3】図3(a)及び図3(b)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図面を用いて、本発明の実施例について説明する。
【実施例1】
【0015】
まず初めに、比較例について説明する。図1(a)及び図1(b)は、比較例に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図である。
【0016】
図1(a)に示すように、例えばSiからなる基板10を準備する。基板10の表面を表面10a、表面10aとは反対側の裏面を裏面10bとする。
【0017】
図1(b)に示すように、MOCVD法(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:有機金属気相成長法)を用いて、基板10の表面10a上にGaN系半導体層を成長させる。具体的には、表面10a上にAlN(窒化アルミニウム)層12を形成し、AlN層12上にAlGaN(窒化アルミニウムガリウム)層14を形成する。さらにAlGaN層14上にGaN(窒化ガリウム)層16を形成し、GaN層16上にAlGaN層18を形成する。
【0018】
図1(b)の工程においては例えば、裏面10bを下にして基板10をサセプタ上に配置した後、加熱する。GaN系半導体層(エピタキシャル層)の原料となる原料ガスを導入し、表面10a上にGaN系半導体層を成長させる。基板10とサセプタとの間に有限の隙間がある場合、原料ガスが裏面10bに回り込み、裏面10bに、原料ガスに含まれるAl,Ga,In等を含んだ裏面成長層20が形成されることがある。また、成長温度は数百度以上であるため、裏面成長層20から基板10へとAl,Ga及びIn等の不純物が拡散することがある。拡散した不純物がドーパントとなって、基板10に導電性を有するドーピング層21が形成されることがある(図中の破線参照)。
【0019】
半導体装置の製造工程においては、例えばシート抵抗等のような、GaN系半導体層の電気的特性を測定する工程が実施されることがある。比較例では、裏面成長層20やドーピング層21等が導電性を有する。従って、GaN系半導体層の電気的特性の測定精度が低下する恐れがある。
【0020】
測定精度を高めるために、裏面成長層20やドーピング層21を除去することも考えられる。しかしながら、除去のためにはエッチングや研磨等の工程を追加するため、工程が複雑になる。例えば薄型化等のため、エッチングや研磨等を行う場合であっても、それらの工程が終了するまで、GaN系半導体層の電気的特性の測定を行うことが困難となる。結果的に、電気的特性の測定を行うまで、不良品の半導体装置を除去することが困難となり、半導体装置のコストが高まる恐れがある。
【0021】
次に実施例1について説明する。図2(a)から図2(c)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図である。
【0022】
図2(a)に示すように、例えばSi(シリコン)からなる基板10の裏面10bに、例えばスパッタリング法を用いて、保護膜22を形成する工程を行う。保護膜22は、例えば酸化シリコン、窒化シリコン、及び酸化窒化シリコン等の絶縁体からなり、厚さは例えば100nmである。
【0023】
図2(b)に示すように、保護膜22を形成する工程の後に、基板10の表面10aに、MOCVD法を用いて、下から順にAlN層12、AlGaN層14、GaN層16、及びAlGaN層18を成長させる。すなわち、表面10a上にGaN系半導体層を成長させる工程を行う。
【0024】
この工程では、図1(b)で既述した工程と同様に、原料ガスが裏面10bに回り込むことがある。しかしながら、裏面10bには保護膜22が形成されているため、裏面成長層20は保護膜22に接触して成長し、基板10への接触は妨げられる。このため、裏面成長層20から基板10に、不純物が拡散することも抑制される。言い換えれば、保護膜22は、基板10と裏面成長層20とを絶縁する。
【0025】
GaN系半導体層を成長させる工程の後に、GaN系半導体層の電気的特性を測定する工程を行う。電気的特性とは例えばシート抵抗である。シート抵抗の測定は、例えば渦電流の測定、又は四探針法により行われる。
【0026】
図2(c)に示すように、GaN系半導体層を成長させる工程の後に、保護膜22を除去する工程を行う。例えばHF(フッ化水素)やBHF(バッファードフッ酸)等をエッチャントとして使用するエッチングにより、保護膜22を選択的に除去することができる。また、薄型化のために、裏面10bを研磨する際に保護膜22も研磨することで、除去することができる。なお、保護膜22、及び裏面成長層20は、GaN系半導体層の電気的特性に及ぼす影響は小さい。従って、保護膜22の除去工程を行うのは、電気的特性の測定前でも、測定後でもよい。また保護膜22を除去せず、残存させてもよい。以上により、実施例1に係る半導体装置が完成する。
【0027】
次に、比較例に係る半導体装置と実施例1に係る半導体装置とで、シート抵抗の測定結果を比較する。まず、サンプルの生成条件について説明する。第一に、MOCVD法について説明する。
【0028】
まずシリコンからなる基板10をMOCVD装置のリアクタ内に導入し、基板10の温度を1050℃に上昇させた。昇温により、基板10の表面をサーマルクリーニングする。Hをキャリアガスとして用い、リアクタ内にTMA(トリメチルアルミニウム)及びNH(アンモニア)を供給し、リアクタ内の圧力を100Torr(13.3MPa)まで上昇させた。これにより、基板10の表面10a上に厚さ約250nmのAlN層12を成長させた。基板10の温度を1050℃まで昇温させることで、AlN層12は、ほとんど格子緩和した層となった。次に基板10の温度を1100℃に上昇させ、リアクタ内にTMA、NH及びTMG(トリメチルガリウム)を供給し、圧力を13.3MPaに維持した。これにより、AlN層12上に厚さ約25nmのAlGaN層14を成長させた。
【0029】
さらに基板10の温度を1150℃まで上昇させ、TMG及びNHを供給し、圧力を13.3MPaに維持した。これにより、AlGaN層14上に厚さ約1μmのGaN層16を成長させた。次に基板10の温度を1050℃に低下させ、TMA、NH及びTMGを供給し、圧力を13.3MPaに維持した。これにより、GaN層16上に厚さ約30nm、Al組成比が0.25のAlGaN層18を成長させた。
【0030】
第二に、保護膜22の成膜条件について説明する。方法としてはRF(Radio Frequency:高周波)スパッタリング法を用いた。まず基板10をスパッタ装置に導入した。スパッタターゲットとしてはSiO(二酸化シリコン)を用い、Arガス雰囲気中でスパッタリングを行った。ガス流量は20sccm(3.38×10−2Pa・m/s)、ガス圧力は0.2Pa、RFの電力は0.3kWとして、10分間のプリスパッタを行った。プリスパッタの後、ガス流量及びガス圧力は維持したまま、RFの電力を0.6kWに上昇させ、ターゲットと基板10との間のシャッターを開き、10分間のスパッタリングを行った。これにより、基板10の裏面10b上にSiOからなる、厚さ100nmの保護膜22を成膜した。
【0031】
シート抵抗は渦電流の測定により測定した。表1は、比較例、裏面10b研磨後の比較例、及び実施例1、それぞれにおけるシート抵抗を示すものである。裏面10bの研磨は、図1(b)の状態において、裏面成長層20やドーピング層21が除去されるまで行った。

【表1】

【0032】
表1に示すように、比較例に係る半導体装置のシート抵抗は630Ω/□であった。これに対し、実施例1に係る半導体装置のシート抵抗は700Ω/□であった。また比較例に係る半導体装置の、研磨後のシート抵抗は700Ω/□であり、実施例1のシート抵抗と同じであった。研磨後は、裏面成長層20やドーピング層21が除去されているため、シート抵抗の測定が精度高く行なわれている。実施例1に係る半導体装置のシート抵抗は、研磨後の半導体装置のシート抵抗と同じ値を示した。つまり、実施例1によれば、保護膜22を形成することにより、裏面成長層20やドーピング層21を除去した後と同じく、シート抵抗を精度高く測定することができた。
【0033】
実施例1によれば、保護膜22を形成することで、裏面成長層20の影響や、ドーピング層21の形成を抑制し、GaN系半導体層の電気的特性を精度高く測定することが可能となる。つまり保護膜22は、基板10と裏面成長層20との絶縁膜、及び拡散防止膜として機能する。GaN系半導体層の成長はMOCVD法により行うため、結晶性が良好なGaN系半導体層を形成し、かつ原料ガスが裏面10bに回り込んだ場合でも、電気的特性の測定を精度高く行うことができる。また、GaN系半導体層の成長工程後に、電気的特性の測定工程を行うことができ、不良品の発見が早まる。従って、半導体装置の低コスト化が可能となる。
【0034】
保護膜22の厚さは100nmとしたが、裏面成長層20から基板10への不純物の拡散を抑制するには、1nm以上が好ましい。また既述したように、保護膜22を除去する工程では、GaN系半導体層をエッチングせずに、保護膜22を選択的に除去するウェットエッチングを行うことがある。エッチングを選択的に行うためには、保護膜22の厚さは10nm以上、さらには50nm以上であることが好ましい。保護膜22の厚さを10nm以上とすることにより、裏面成長層20を除去するための保護膜22のエッチングが容易になる。また保護膜22の厚さは100nmより大きくしてもよい。ただし、保護膜22が厚すぎると、保護膜形成の手間が大きくなる。また保護膜22に発生する応力によって、ウェハの反りが大きくなる恐れがある。このため、保護膜22の厚さは1μm以下であることが好ましい。厚さを1μm以下とすることで、簡単に保護膜22を形成でき、かつ反りを抑制することができる。さらに好ましくは、厚さを800nm以下、又は500nm以下とすることができる。以上の理由から、保護膜22の厚さは、1nm以上1μm以下、好ましくは10nm以上800nm以下、さらに好ましくは50nm以上500nm以下、の範囲とすることができる。
【0035】
保護膜22は酸化シリコン、窒化シリコン、及び酸化窒化シリコン等のようなシリコン化合物に限定されず、他の物質からなるとしてもよい。保護膜22の形成はRFスパッタリング法で行うとしたが、RFスパッタリング法以外のスパッタリング法でもよいし、例えば真空蒸着法、ALD(Atomic Layer Deposition)法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、PLD(Pulse Laser Deposition)法、イオンプレーティング法等で行ってもよい。上記の方法によって、保護膜22を精度高く形成することができる。
【0036】
特に基板10がSiからなる場合、In,Al,Gaのような不純物が拡散してドーパントとなりやすい。保護膜22により、不純物が拡散しやすいSiが基板10として用いられている場合でも、電気的特性の測定を精度高く行うことができる。また基板10がSiからなる場合、基板10の裏面10b側を酸化させて、SiOからなる保護膜22を形成してもよい。酸化は、基板10を例えば酸化性雰囲気中に配置して熱酸化させて行う。酸化により保護膜22を形成することで、工程を簡略化することができる。なお、基板10は、Si以外に、SiC(炭化シリコン)やGaN(窒化ガリウム)を用いてもよい。またGaN系半導体層の成長工程では、原料ガスとして、上記以外に例えばTEG(トリエチルガリウム)やTEA(トリエチルアルミニウム)を用いてもよい。
【0037】
シート抵抗の測定は、渦電流(eddy current)を測定する方法に限定されず、例えば四探針法(Four−Point Probe Method)によって行ってもよい。測定する電気的特性はシート抵抗に限定されない。実施例1によれば、例えばホール効果の測定等により、電子移動度やキャリア濃度等、他の電気的特性を測定する場合でも、精度高く測定することが可能となる。また測定する電気的特性は1つに限定されず、複数の電気的特性を測定してもよい。
【実施例2】
【0038】
実施例2はHEMT(High Electron Mobility Transistor:高電子移動度ドランジスタ)への適用例である。図3(a)及び図3(b)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図である。図2(a)及び図2(b)に示した工程は、実施例2でも共通であるため説明を省略する。GaN系半導体層を成長させた後に、GaN系半導体層のシート抵抗等の電気的特性を測定する工程も共通である。
【0039】
図3(a)に示すように、電気的特性を測定する工程の後、電極を形成する工程を行う。つまり、図2(b)に例示した半導体装置のAlGaN層18上に、例えば蒸着法を用いて、ソース電極24、ドレイン電極26及びゲート電極28を形成する。ソース電極24及びドレイン電極26は、AlGaN層18に近い方から例えばTi/Alを積層させたオーミック電極である。ゲート電極28は、AlGaN層18に近い方から例えばNi/Auを積層させてなる。AlGaN層18は電子供給層として機能する。
【0040】
図3(b)に示すように、保護膜22を除去する工程を行う。以上の工程により、実施例2に係る半導体装置が完成する。なお、実施例1と同様に、電気的特性を測定する工程と、保護膜22を除去する工程とは、順番を入れ替えてもよい。また保護膜22を除去せずに、図3(a)の状態の半導体装置として完成させてもよい。
【0041】
実施例2によれば、GaN系半導体層の電気的特性を精度高く測定することが可能な、HEMTの製造方法を実現することができる。また、保護膜22の厚さを1μm以下とすることで、HEMTの反りを抑制することが可能となる。なお、半導体装置は、HEMT以外のトランジスタや、例えばレーザーダイオードやフォトダイオードのような光半導体装置でもよい。
【0042】
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0043】
基板 10
表面 10a
裏面 10b
AlN層 12
AlGaN層 14,18
GaN層 16
裏面成長層 20
ドーピング層 21
保護膜 22
ソース電極 24
ドレイン電極 26
ゲート電極 28

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板の裏面に、絶縁体からなり、厚さが1μm以下の保護膜を形成する工程と、
前記保護膜を設ける工程の後に、前記基板の表面に、MOCVD法を用いて、GaN系半導体層を成長させる工程と、
前記GaN系半導体層を成長させる工程の後に、前記GaN系半導体層の電気的特性を測定する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
【請求項2】
前記電気的特性を測定する工程は、前記GaN系半導体層のシート抵抗、電子移動度、又はキャリア濃度の少なくとも1つを測定する工程であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
【請求項3】
前記電気的特性を測定する工程は、渦電流の測定、又は四探針法を行うことにより、前記GaN系半導体層のシート抵抗を測定する工程であることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置の製造方法。
【請求項4】
前記GaN系半導体層を成長させる工程の後に、前記保護膜を除去する工程を有することを特徴とする請求項1から3いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
【請求項5】
前記基板は、シリコン、窒化シリコン、又は窒化ガリウムのいずれか1つからなることを特徴とする請求項1から4いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
【請求項6】
前記保護膜は、酸化シリコン、窒化シリコン、又は酸化窒化シリコンのいずれか1つからなることを特徴とする請求項1から5いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
【請求項7】
前記保護膜の厚さは、1nm以上であることを特徴とする請求項1から6いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記保護膜の厚さは、10nm以上、800nm以下であることを特徴とする請求項1から7いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
【請求項9】
前記保護膜の厚さは、50nm以上、500nm以下であることを特徴とする請求項1から8いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−4444(P2012−4444A)
【公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−139714(P2010−139714)
【出願日】平成22年6月18日(2010.6.18)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】