説明

情報受信装置

【課題】情報提供サービスにおける変更を報知することができる情報受信装置を提供すること。
【解決手段】情報提供サービスにより提供され、前記情報提供サービスを識別する識別コード、及びサービス形態コードを含む情報を受信する受信手段11と、利用可能な情報の識別コード及びサービス形態コードを記憶する記憶手段9と、前記受信手段11で受信した情報に含まれる前記識別コード及び前記サービス形態コードと、前記記憶手段9に記憶された、利用可能な情報の前記識別コード及び前記サービス形態コードとを対比する対比手段8と、前記対比手段8による対比において、前記識別コード及び/又は前記サービス形態コードが一致しない場合に報知を行う報知手段10と、を備えることを特徴とする情報受信装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば交通情報等の情報を受信可能な情報受信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
プロバイダーによる、交通情報等の情報提供サービスには無料のものと、有料のものとが存在する。有料で提供される情報を受信するためには契約、及びそれに対応するソフトが必要となる(特許文献1参照)。
【0003】
プロバイダーが提供する情報には、プロバイダーを識別する識別コード、及びサービス形態(有料/無料)を表すコード(以下、サービス形態コードとする)が含まれている。一方、情報を受信するナビゲーションシステムは、情報提供サービスの一覧表を保持しており、そこには、それぞれの情報提供サービスについて、プロバイダーを識別する識別コード、サービス形態コードが含まれている。
【0004】
ナビゲーションシステムは、情報を受信したとき、その情報に含まれる識別コード、及びサービス形態コードを、自らが保持する一覧表中の識別コード、及びサービス形態コードと対比する。そして、それらが一致した場合、受信した情報に関する情報提供サービス(あるいは情報を提供するプロバイダー)を、利用可能な情報提供サービスとして、ナビゲーションシステムの表示画面に表示する。具体的には、図7(a)に示すように、ナビゲーションシステムの表示画面で、利用可能な情報提供サービスの表示をリクエストする操作ボタン(Search station)を操作すると、図7(b)に示すように、利用可能な情報提供サービスに係る放送局名(TMC001〜004)の一覧が表示画面に表示される。
【特許文献1】特開平7−79196号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
プロバイダーの都合により、情報を提供するサービス形態が、突如無料から有料に変更される場合がある。例えば、イタリアにおいては、2007年に、RDS-TMCサービスのサービス形態が、突如として無料から有料に変更となった。この場合、ナビゲーションシステムが保持するサービス形態コードは無料に対応するもののままであるのに、変更後の情報に含まれるサービス形態コードは有料に対応するものであるから、ナビゲーションシステムが保持するサービス形態コードと、受信した情報に含まれるサービス形態コードとが相違してしまい、図8(a)に示すように、ナビゲーションシステムの表示画面で、利用可能な情報提供サービスの表示をリクエストする操作ボタン(Search station)を操作しても、図8(b)に示すように、情報提供サービスに係る放送局名が表示画面に表示されなくなってしまう。このように、今まで使えた情報提供サービスが急に使用できなくなった場合、ユーザーは、所持しているナビゲーションシステムに異常が発生したと誤解してしまうことがある。
【0006】
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、情報提供サービスにおける変更を報知することができる情報受信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)請求項1の情報受信装置は、受信した情報に含まれる識別コード及びサービス形態コードと、記憶手段に記憶された、利用可能な情報の識別コード及びサービス形態コードとを対比し、それらが一致しない場合に報知を行う。すなわち、本発明の情報受信装置は、情報提供サービスに何らかの変更があったとき、報知を行うことができるので、ユーザーは、情報提供サービスの変更を容易に知ることができる。
(2)請求項2の情報受信装置は、受信手段で受信した情報のうち、識別コード及びサービス形態コードが、記憶手段に記憶されている利用可能な情報の識別コード及びサービス形態コードと一致するもののリストを表示するので、ユーザーは、利用可能な情報提供サービスを容易に知ることができる。
(3)請求項3の情報受信装置は、受信手段で受信した情報の識別コード及びサービス形態コードと、記憶手段に記憶された利用可能な情報の識別コード及びサービス形態コードとの間で、識別コードは一致するが、サービス形態コードが相違する場合、報知を行う。すなわち、本発明の情報受信装置は、交通情報提供サービスのサービス形態(例えば、無料/有料)に変更があったことを報知することができるので、ユーザーは、交通情報提供サービスのサービス形態における変更を容易に知ることができる。
(4)請求項4の情報受信装置は、受信手段で受信した情報の識別コードと、記憶手段に記憶された利用可能な情報の識別コードとが一致しない場合、新規の情報提供サービスがあることを報知する。そのことにより、ユーザーは、新規な交通情報提供サービスが始まったことを容易に知ることができる。
(5)請求項5の情報受信装置は、受信手段により受信した情報のうち、その識別コードが、記憶手段に記憶された利用可能な情報の識別コードと一致しないもののリストを表示する。そのことにより、ユーザーは、新規な交通情報提供サービスを具体的に知ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
1.ナビゲーションシステムの構成
ナビゲーションシステム(情報受信装置)の構成を図1に基づいて説明する。図1はカーナビゲーションシステムを示す全体構成図である。
【0009】
カーナビゲーションシステムは、車両に搭載されるシステムであり、位置検出器1、地図データ入力部6、操作スイッチ群7、外部メモリ9、表示装置10、チューナー11、音声コントローラ12、スピーカー13、音声認識装置14、マイク15、リモコンセンサ16、リモートコントロール端末(以下リモコンと称する)17、及び、これら各装置が接続された制御装置8を備えている。
【0010】
上記位置検出器1は、いずれも周辺の地磁気を検出する地磁気センサ2、ジャイロスコープ3、距離センサ4、及び衛星からの電波に基づいて車両の現在位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機5を有している。地磁気センサ2、ジャイロスコープ3、距離センサ4、GPS受信機5は、各々が性質の異なる誤差を持っているため、位置検出器1は、それらを各々補完しながら使用するように構成されている。なお精度によっては上述した内の一部で構成してもよく、更に、図示しないステアリングの回転センサ、各転動輪の車両センサ等を用いてもよい。
【0011】
上記地図データ入力器6は、記憶媒体(不図示)が装着され、該記憶媒体に格納されている位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図データ及び目印データを含む各種データを入力するための装置である。記憶媒体としては、そのデータ量からCD−ROMまたはDVD−ROMを用いるのが一般的であるが、メモリカード、HDD等を用いてもよい。
【0012】
上記操作スイッチ群7は、例えば、表示装置10と一体になったタッチスイッチもしくはメカニカルなスイッチ等が用いられ、スイッチ操作により制御装置8へ各種機能(例えば、使用できる交通情報提供サービスの表示、地図縮尺変更、メニュー表示選択、目的地設定、経路探索、経路案内開始、現在位置修正、表示画面変更、音量調整等)の操作指示を行う。また、リモコン17には複数の操作スイッチ(不図示)が設けられ、スイッチ操作によりリモコンセンサ16を介して各種指令信号を制御装置8に入力し、制御装置8に各種機能を実行する。なお、操作スイッチ群7とリモコン17は、何れのスイッチ操作によっても制御装置8に同じ機能を実行させることが可能である。
【0013】
上記外部メモリ9は、HDD等の書き込み可能な大容量記憶装置である。外部メモリ9には大量のデータや、電源をOFFしても消去してはいけないデータを記憶したり、頻繁に使用するデータを地図データ入力器6からコピーして利用する等の用途がある。
【0014】
外部メモリ9には、表1の一覧表に示すように、国ごとに、交通情報提供サービスをまとめた内部保持情報が記憶されている。
【0015】
【表1】

この内部保持情報には、それぞれの交通情報提供サービスに対応づけて、交通情報を提供する放送局を識別する(すなわち交通情報提供サービスを識別する)識別コード、交通情報を提供するサービスの形態を示すサービス形態コードが記憶されている。表1において、PI code(放送局コード)、PS name(放送局名)は、上記識別コードに該当する。また、 LTNは、サービス形態コードであり、「6」が無料を表し、「0」が有料を表す。なお、外部メモリ9は、比較的記憶容量の小さいリムーバルなメモリであってもよい。
【0016】
上記表示装置10は、ナビゲーションとして地図や目的地選択画面等を表示するものであって、フルカラー表示が可能なものであり、液晶、有機EL等を用いて構成することができる。
【0017】
上記チューナー11は、外部(例えばFM放送局18)から提供される交通情報、気象情報、施設情報、広告情報等を受信し、また外部へ車両情報、ユーザ−情報等を発信する装置である。外部から受け取った情報は制御装置8で処理する。また必要であれば、その制御装置8で処理した情報をチューナー11から出力することもできる。
【0018】
上記スピーカー13は、音声コントローラ12から入力された音声出力信号に基づき所定の音声(案内のための音声や画面操作の説明、音声認識結果等)を外部に報知する。
上記マイク15は、操作者が発声した音声を電気信号として音声認識装置14に入力する。
【0019】
上記音声認識装置14は、マイク15を介し発声された操作者の入力音声と、内部に記憶する認識辞書(不図示)中の語彙データ(比較対象パターン)とを照合し、最も一致度の高いものを認識結果として音声コントローラ12に入力する。
【0020】
上記音声コントローラ12は、音声認識装置14を制御すると共に、音声入力のあった操作者に対し、スピーカー13を通じてトークバック出力制御(音声出力)する。また、音声認識装置14の認識結果を制御装置8に入力する処理も行う。
【0021】
上記制御装置8は、通常のコンピュータとして構成されており、内部には周辺のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスライン(いずれも不図示)が備えられている。制御装置8は、位置検出器1、地図データ入力部6、操作スイッチ群7、外部メモリ9、表示装置10、チューナー11、音声コントローラ12、スピーカー13、音声認識装置14、リモコンセンサ16から入力された各種情報に基づき、所定の処理(例えば、交通情報の判断処理、地図縮尺変更処理、メニュー表示選択処理、目的地設定処理、経路探索実行処理、経路案内開始処理、現在位置修正処理、表示画面変更処理、音量調整処理等)を実行する。
【0022】
このうち、交通情報の判断処理については後に詳述する。また、経路探索実行処理は、次のように行う。すなわち、リモコン17を介してリモコンセンサ16から、あるいは操作スイッチ群7により目的地が設定されると、制御装置8は、位置検出器1により検出された現在位置からその目的地までの最適な経路を自動的に探索して誘導経路を設定し表示する。このような自動的に最適な経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。設定された経路は、地図データ入力器6の情報に基づき表示装置10に表示される表示地図上に位置検出器1により検出された現在位置マークと共に重畳表示される。表示地図には、現在位置、経路のほかに、現在時刻、渋滞情報など他の情報表示も付加表示することもできる。
【0023】
また、制御装置8は、音声認識装置14からの情報に基づき、操作者の発声に対する所定の処理(例えば、交通情報の判断処理、地図縮尺変更処理、メニュー表示選択処理、目的地設定処理、経路探索実行処理、経路案内開始処理、現在位置修正処理、表示画面変更処理、音量調整処理等)を実行する。また、制御装置8で処理された経路案内音声情報等は、音声コントローラ12を介してスピーカー13から適宜報知される。
【0024】
2.ナビゲーションシステムが実行する処理
次に、ナビゲーションシステムが実行する、交通情報の判断処理を、図2のフローチャート、及び図3〜図5の説明図を用いて説明する。図2のフローチャートに示す処理は、ナビゲーションシステムを起動したとき、及びその後、所定時間毎に実行される。なお、ここでは、イタリアにて交通情報を受信する場合について説明する。
【0025】
図2のステップ100では、チューナー11により、交通情報を受信する。この交通情報は、FM放送局(プロバイダー)18が放送するものであり、交通情報自体に加えて、PI code(放送局コード)、PS name(放送局名)、及び LTN(サービス形態コード)を含んでいる。LTNは、その値が6のときは交通情報が無料であることを表し、その値が0のときは交通情報が有料であることを表す。
【0026】
ステップ110では、前記ステップ100で受信した交通情報と、外部メモリ9に記憶された内部保持情報(表1参照)の交通情報提供サービスとにおいて、PI code、PS name、 及びLTNを比較する。受信した交通情報と、内部保持情報に含まれる交通情報提供サービスのいずれかとで、PI code、PS name、 及びLTNの全てが一致する場合は、「差分なし」と判断する。
【0027】
例えば、受信した交通情報が、表2に示すようなPI code、PS name、 及びLTNを備えるものであった場合、これらの交通情報は、内部保持情報のうち、イタリアで提供されるID No35〜38の交通情報提供サービス(表1参照)と、PI code、PS name、 及びLTNの全てにおいて一致するから、「差分なし」と判断する。
【0028】
【表2】

「差分なし」と判断した場合は、図3に示すように、表示装置10に、受信した交通情報のPS nameを、利用可能な放送局として表示し、本処理を終了する。
【0029】
一方、受信した交通情報と、内部保持情報に含まれる交通情報提供サービスのいずれを比較しても、PI code、PS name、 及びLTNのうちのいずれかが一致しない場合は、「差分有り」と判断し、ステップ120に進む。
【0030】
ステップ120では、「放送形態変更検知」と、「新サービス検知」とのうちのいずれであるかを判断する。「放送形態変更検知」とは、受信した交通情報のPI code、PS name、 及びLTNと、外部メモリ9に記憶された内部保持情報における交通情報提供サービスのPI code、PS name、 及びLTNとを比較したとき、PI code、及びPS nameは一致するが、 LTNが相違する場合である。この「放送形態変更検知」は、内部保持情報に含まれている交通情報提供サービスにおいて、サービスの形態が変更されたとき(例えば、それまで無料であった交通情報の提供を、有料に変更し、LTNが変更されたとき)に生じる。例えば、受信した交通情報が、表3に示すようなPI code、PS name、 及びLTNを備えるものであった場合、これらの交通情報は、内部保持情報のうち、イタリアで提供されるID No35〜38の交通情報提供サービス(表1参照)と比較して、PI code、及びPS nameは一致するが、 LTNが相違するため、「放送形態変更検知」と判断する。
【0031】
【表3】

一方、「新サービス検知」とは、受信した交通情報のPI code、PS name、 及びLTNと、外部メモリ9に記憶された内部保持情報の交通情報提供サービスのPI code、PS name、 及びLTNとを比較したとき、PI code、及びPS nameが一致しない場合である。この「新サービス検知」は、内部保持情報に含まれてない、新規な交通情報提供サービスの交通情報を受信したときに生じる。例えば、受信した交通情報が、表4における5〜7行目に示すようなPI code、PS name、 及びLTNを備えるものであった場合、これらの交通情報は、内部保持情報のうち、イタリアで提供されるID No35〜38の交通情報提供サービスと比較して、PI code、及びPS nameが一致しないため、「新サービス検知」と判断する。
【0032】
【表4】

「放送形態変更検知」と判断した場合はステップ130に進み、「新サービス検知」と判断した場合はステップ150に進む。
【0033】
ステップ130では、図4に示すように、表示装置10に、受信した交通情報のサービス形態が変更されたことを報知する。
ステップ140では、通知済みフラグをたてる。この通知済みフラグがたっているときは、後に図2のフローチャートに示す処理を繰り返したとき、同じ通知を行わない。すなわち、通知済みフラグをたてることにより、同じ報知を何度も繰り返してしまうようなことがない。
【0034】
一方、前記ステップ120で「新サービス検知」と判断した場合はステップ150にて「対応判定」を行う。「対応判定」とは、新規な交通情報提供サービスが、対応可能(例えば、無料で提供されるもの、あるいは、有料ではあるが、既に契約が結ばれており、対応するソフトがあるもの)か、対応不可(例えば、新規な交通情報提供サービスが有料で提供されるものであり、且つ未契約あるいは対応するソフトがない)かを判定するものである。対応可能である場合はステップ160に進み、表示装置10に、新しい交通情報提供サービスが始まった旨を報知する。対応不可の場合はステップ170に進み、対応はできないが、新しい交通情報提供サービスが始まった旨を報知する。具体的には、図5(a)に示すように、表示装置10に、新しい交通情報提供サービスが始まった旨を報知し、次に、図5(b)に示すように、利用可能な交通情報提供サービスのPS name101に加えて、新しい交通情報提供サービスのPS name103を表示する。ただし、新しい交通情報提供サービスのPS name103の左隣には、鍵マーク105を表示して、それらが現時点では対応できない交通情報提供サービスであることを表す。
【0035】
なお、内部保持情報に含まれてない、新規な交通情報提供サービスの交通情報を受信し、その交通情報提供サービスが対応できないものである場合に、対応可能にするには、以下のようにすればよい。図6(a)に示すように、表示装置10において、新規な交通情報提供サービスを対応可能にするためのキーを入力する。このキーは、例えば、コールセンターで入手することができる。キーを入力すると、新規な交通情報提供サービスが対応可能になり、図6(b)に示すように、その旨が表示される。また、内部保持情報に、新規な交通情報提供サービスのPI code、PS name、 及びLTNが追加され、表示装置10に、新規な交通情報提供サービスのPS nameが表示される。このとき新規な交通情報提供サービスは対応可能であるから、鍵マーク105(図5(b)参照)は表示されない。
【0036】
3.ナビゲーションシステムが奏する効果
(i)ナビゲーションシステムは、交通情報提供サービスに変更があったとき、その旨を報知するので、ユーザーは、交通情報提供サービスの変更を容易に知ることができる。特に、ナビゲーションシステムは、交通情報提供サービスのサービス形態(無料/有料)に変更があったとき、その旨を報知することができるので、ユーザーは、交通情報提供サービスのサービス形態における変更を容易に知ることができる。
【0037】
(ii)ナビゲーションシステムは、新規な交通情報提供サービスに係る交通情報を受信したとき、その旨を報知するので、ユーザーは、新規な交通情報提供サービスが始まったことを容易に知ることができる。
【0038】
(iii) ナビゲーションシステムは、新規な交通情報提供サービスが対応可能である場合と、対応不可である場合とで異なる報知を行うので、ユーザーは、新規な交通情報提供サービスが対応可能であるか否かを容易に知ることができる。
【0039】
尚、本発明は前記実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】ナビゲーションシステムの構成を表すブロック図である。
【図2】ナビゲーションシステムが実行する処理を表すフローチャートである。
【図3】対応可能な交通情報提供サービスの放送局名を示す表示装置10の表示画面を表す説明図である。
【図4】受信した交通情報のサービス形態が変更された旨のメッセージを表示する表示装置10の表示画面を表す説明図である。
【図5】新しい交通情報提供サービスが始まった旨を報知する表示装置10の表示画面を表す説明図である。
【図6】対応可能でない交通情報提供サービスを対応可能にする操作を表す説明図である。
【図7】サービス形態の変更前において、対応可能な交通情報提供サービスの放送局名がナビゲーションシステムの表示画面に表示されている状態を表す説明図である。
【図8】サービス形態の変更後において、対応可能な交通情報提供サービスの放送局名がナビゲーションシステムの表示画面に表示されなくなった状態を表す説明図である。
【符号の説明】
【0041】
1・・・位置検出器、2・・・地磁気センサ、3・・・ジャイロスコープ、4・・・距離センサ、
5・・・GPS受信機、6・・・地図データ入力器、6・・・地図データ入力部、
7・・・操作スイッチ群、8・・・制御装置、9・・・外部メモリ、10・・・表示装置、
11・・・チューナー、12・・・音声コントローラ、13・・・スピーカー、
14・・・音声認識装置、15・・・マイク、16・・・リモコンセンサ、17・・・リモコン、
18・・・FM放送局、105・・・鍵マーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報提供サービスにより提供され、前記情報提供サービスを識別する識別コード、及びサービス形態コードを含む情報を受信する受信手段と、
利用可能な情報の識別コード及びサービス形態コードを記憶する記憶手段と、
前記受信手段で受信した情報に含まれる前記識別コード及び前記サービス形態コードと、前記記憶手段に記憶された、利用可能な情報の前記識別コード及び前記サービス形態コードとを対比する対比手段と、
前記対比手段による対比において、前記識別コード及び/又は前記サービス形態コードが一致しない場合に報知を行う報知手段と、
を備えることを特徴とする情報受信装置。
【請求項2】
前記受信手段で受信した情報のうち、前記識別コード及び前記サービス形態コードが、前記記憶手段に記憶されている利用可能な情報の前記識別コード及び前記サービス形態コードと一致するもののリストを表示する第1表示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報受信装置。
【請求項3】
前記対比手段による対比において、前記受信手段で受信した情報の前記識別コード及び前記サービス形態コードと、前記記憶手段に記憶された利用可能な情報の前記識別コード及び前記サービス形態コードとの間で、前記識別コードは一致するが、前記サービス形態コードが相違する場合、前記報知手段は、サービス形態の変更を報知することを特徴とする請求項1又は2記載の情報受信装置。
【請求項4】
前記対比手段による対比において、前記受信手段で受信した情報の前記識別コードと、前記記憶手段に記憶された利用可能な情報の前記識別コードとが一致しない場合、前記報知手段は、新規の情報提供サービスがあることを報知することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報受信装置。
【請求項5】
前記受信手段により受信した情報のうち、その識別コードが、前記記憶手段に記憶された利用可能な情報の識別コードと一致しないもののリストを表示する第2表示手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報受信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−171215(P2009−171215A)
【公開日】平成21年7月30日(2009.7.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−6904(P2008−6904)
【出願日】平成20年1月16日(2008.1.16)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】