説明

半導体装置

【課題】高集積なCMOS SRAMを提供する。
【解決手段】第1の第1導電型半導体137と、第1の第1導電型半導体とは極性が異なる第1の第2導電型半導体104と、第1の第1導電型半導体と第1の第2導電型半導体との間に配置される第1の絶縁物112が一体となり基板に対して垂直に延びる1本の第1の柱と、
第1の第1導電型半導体の上に配置される第1の第2導電型高濃度半導体182と、第1の第1導電型半導体の下に配置される第2の第2導電型高濃度半導体141と、第1の第2導電型半導体の上に配置される第1の第1導電型高濃度半導体186と、第1の第2導電型半導体の下に配置される第2の第1導電型高濃度半導体143と、第1の柱を取り囲む第1のゲート絶縁物176と、第1のゲート絶縁物を取り囲む第1のゲート導電体167と、を有するインバータ501を用いてSRAMを構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は半導体装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
半導体装置、なかでもMOSトランジスタを用いた集積回路は、高集積化の一途を辿っている。この高集積化に伴って、その中で用いられているMOSトランジスタはナノ領域まで微細化が進んでいる。デジタル回路の基本回路は、インバータ回路であるが、このインバータ回路を構成するMOSトランジスタの微細化が進むと、リーク電流の抑制が困難であり、ホットキャリア効果による信頼性の低下が生じ、また必要な電流量確保の要請から回路の占有面積をなかなかちいさくできない、といった問題があった。この様な問題を解決するために、基板に対してソース、ゲート、ドレインが垂直方向に配置され、ゲートがシリコン柱を取り囲む構造のSurrounding Gate Transistor(SGT)が提案され、pMOS SGTとnMOS SGTを用いたCMOSインバータ回路が提案された(例えば、非特許文献1)。
【0003】
インバータ二つと選択トランジスタ二つでSRAMが構成される。従来のSGTを用いたCMOSインバータ回路を用いて構成すると、2本のpMOS SGTと、4本のnMOS SGTで構成される。すなわち、従来のSGTを用いたCMOSインバータ回路を用いたSRAMは、計6本の柱で構成される。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】S.Watanabe、K.Tsuchida、D.Takashima、Y.Oowaki、A.Nitayama、K.Hieda、H.Takato、K.Sunouchi、F.Horiguchi、K.Ohuchi、F.Masuoka、H.Hara、“A Nobel Circuit Technology with Surrounding Gate Transistors (SGT’s) for Ultra High Density DRAM’s”、IEEE JSSC、Vol.30、No.9、1995.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、1本の柱を用いてインバータを構成することにより、
2本の柱で2個のインバータを構成し、
2本の柱で2個の選択トランジスタを構成することにより、
計4本の柱でSRAMを構成することにより、高集積なCMOS SRAMを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1態様では、
基板上に行列状に配列された2つのインバータ及び2つの選択トランジスタを備えた半導体装置であって、
第1の第1導電型半導体と、該第1の第1導電型半導体とは極性が異なる第1の第2導電型半導体と、前記第1の第1導電型半導体と前記第1の第2導電型半導体との間に配置される第1の絶縁物が一体となり基板に対して垂直に延びる1本の第1の柱と、
前記第1の第1導電型半導体の上に配置され、前記第1の第1導電型半導体とは極性が異なる第1の第2導電型高濃度半導体と、
前記第1の第1導電型半導体の下に配置され、前記第1の第1導電型半導体とは極性が異なる第2の第2導電型高濃度半導体と、
前記第1の第2導電型半導体の上に配置され、前記第1の第2導電型半導体とは極性が異なる第1の第1導電型高濃度半導体と、
前記第1の第2導電型半導体の下に配置され、前記第1の第2導電型半導体とは極性が異なる第2の第1導電型高濃度半導体と、
前記第1の柱を取り囲む第1のゲート絶縁物と、
前記第1のゲート絶縁物を取り囲む第1のゲート導電体と、
を有する一行二列目の第1のインバータと、
第2の第1導電型半導体と、該第2の第1導電型半導体とは極性が異なる第2の第2導電型半導体と、前記第2の第1導電型半導体と前記第2の第2導電型半導体との間に配置される第2の絶縁物が一体となり基板に対して垂直に延びる1本の第2の柱と、
前記第2の第1導電型半導体の上に配置され、前記第2の第1導電型半導体とは極性が異なる第3の第2導電型高濃度半導体と、
前記第2の第1導電型半導体の下に配置され、前記第2の第1導電型半導体とは極性が異なる第4の第2導電型高濃度半導体と、
前記第2の第2導電型半導体の上に配置され、前記第2の第2導電型半導体とは極性が異なる第3の第1導電型高濃度半導体と、
前記第2の第2導電型半導体の下に配置され、前記第2の第2導電型半導体とは極性が異なる第4の第1導電型高濃度半導体と、
前記第2の柱を取り囲む第2のゲート絶縁物と、
前記第2のゲート絶縁物を取り囲む第2のゲート導電体と、
を有する二行一列目の第2のインバータと、
第3の第1導電型半導体からなる第3の柱と、
前記第3の第1導電型半導体の上に配置され、前記第3の第1導電型半導体とは極性が異なる第5の第2導電型高濃度半導体と、
前記第3の第1導電型半導体の下に配置され、前記第3の第1導電型半導体とは極性が異なる第6の第2導電型高濃度半導体と、
前記第3の柱を取り囲む第3のゲート絶縁物と、
前記第3のゲート絶縁物を取り囲む第3のゲート導電体と、
を有する一行一列目の選択トランジスタと、
第4の第1導電型半導体からなる第4の柱と、
前記第4の第1導電型半導体の上に配置され、前記第4の第1導電型半導体とは極性が異なる第7の第2導電型高濃度半導体と、
前記第4の第1導電型半導体の下に配置され、前記第4の第1導電型半導体とは極性が異なる第8の第2導電型高濃度半導体と、
前記第4の柱を取り囲む第4のゲート絶縁物と、
前記第4のゲート絶縁物を取り囲む第4のゲート導電体と、
を有する二行二列目の選択トランジスタと、
を有することを特徴とする半導体装置である。
【0007】
また、本発明の好ましい態様では、
第2の第1導電型高濃度半導体と第2の第2導電型高濃度半導体と第8の第2導電型高濃度半導体が接続され、
第8の第2導電型高濃度半導体と第2のゲート導電体とが接続され、
第4の第1導電型高濃度半導体と第4の第2導電型高濃度半導体と第6の第2導電型高濃度半導体が接続され、
第6の第2導電型高濃度半導体と第1のゲート導電体とが接続されることを特徴とする前記記載の半導体装置である。
【0008】
また、本発明の好ましい態様では、
半導体はシリコンであることを特徴とする前記記載の半導体装置である。
【0009】
また、本発明の好ましい態様では、
第1導電型はp型であり、第2導電型はn型であることを特徴とする前記記載の半導体装置である。
【発明の効果】
【0010】
本発明では、
本発明の1態様では、
基板上に行列状に配列された2つのインバータ及び2つの選択トランジスタを備えた半導体装置であって、
第1の第1導電型半導体と、該第1の第1導電型半導体とは極性が異なる第1の第2導電型半導体と、前記第1の第1導電型半導体と前記第1の第2導電型半導体との間に配置される第1の絶縁物が一体となり基板に対して垂直に延びる1本の第1の柱と、
前記第1の第1導電型半導体の上に配置され、前記第1の第1導電型半導体とは極性が異なる第1の第2導電型高濃度半導体と、
前記第1の第1導電型半導体の下に配置され、前記第1の第1導電型半導体とは極性が異なる第2の第2導電型高濃度半導体と、
前記第1の第2導電型半導体の上に配置され、前記第1の第2導電型半導体とは極性が異なる第1の第1導電型高濃度半導体と、
前記第1の第2導電型半導体の下に配置され、前記第1の第2導電型半導体とは極性が異なる第2の第1導電型高濃度半導体と、
前記第1の柱を取り囲む第1のゲート絶縁物と、
前記第1のゲート絶縁物を取り囲む第1のゲート導電体と、
を有する一行二列目の第1のインバータと、
第2の第1導電型半導体と、該第2の第1導電型半導体とは極性が異なる第2の第2導電型半導体と、前記第2の第1導電型半導体と前記第2の第2導電型半導体との間に配置される第2の絶縁物が一体となり基板に対して垂直に延びる1本の第2の柱と、
前記第2の第1導電型半導体の上に配置され、前記第2の第1導電型半導体とは極性が異なる第3の第2導電型高濃度半導体と、
前記第2の第1導電型半導体の下に配置され、前記第2の第1導電型半導体とは極性が異なる第4の第2導電型高濃度半導体と、
前記第2の第2導電型半導体の上に配置され、前記第2の第2導電型半導体とは極性が異なる第3の第1導電型高濃度半導体と、
前記第2の第2導電型半導体の下に配置され、前記第2の第2導電型半導体とは極性が異なる第4の第1導電型高濃度半導体と、
前記第2の柱を取り囲む第2のゲート絶縁物と、
前記第2のゲート絶縁物を取り囲む第2のゲート導電体と、
を有する二行一列目の第2のインバータと、
第3の第1導電型半導体からなる第3の柱と、
前記第3の第1導電型半導体の上に配置され、前記第3の第1導電型半導体とは極性が異なる第5の第2導電型高濃度半導体と、
前記第3の第1導電型半導体の下に配置され、前記第3の第1導電型半導体とは極性が異なる第6の第2導電型高濃度半導体と、
前記第3の柱を取り囲む第3のゲート絶縁物と、
前記第3のゲート絶縁物を取り囲む第3のゲート導電体と、
を有する一行一列目の選択トランジスタと、
第4の第1導電型半導体からなる第4の柱と、
前記第4の第1導電型半導体の上に配置され、前記第4の第1導電型半導体とは極性が異なる第7の第2導電型高濃度半導体と、
前記第4の第1導電型半導体の下に配置され、前記第4の第1導電型半導体とは極性が異なる第8の第2導電型高濃度半導体と、
前記第4の柱を取り囲む第4のゲート絶縁物と、
前記第4のゲート絶縁物を取り囲む第4のゲート導電体と、
を有する二行二列目の選択トランジスタと、
を有することを特徴とする半導体装置により、
1本の柱を用いてインバータを構成することにより、
2本の柱で2個のインバータを構成し、
2本の柱で2個の選択トランジスタを構成することにより、
計4本の柱でSRAMを構成することにより、高集積なCMOS SRAMを提供することができる。
【0011】
また、本発明では、
第2の第1導電型高濃度半導体と第2の第2導電型高濃度半導体と第8の第2導電型高濃度半導体が接続され、
第8の第2導電型高濃度半導体と第2のゲート導電体とが接続され、
第4の第1導電型高濃度半導体と第4の第2導電型高濃度半導体と第6の第2導電型高濃度半導体が接続され、
第6の第2導電型高濃度半導体と第1のゲート導電体とが接続されることを特徴とする前記記載の半導体装置により、SRAMを構成することができ、高集積なCMOS SRAMを提供することができる。
【0012】
また、本発明では、
半導体はシリコンであることを特徴とする前記記載の半導体装置により、シリコンを用いた高集積なCMOS SRAMを提供することができる。
【0013】
また、本発明では、
第1導電型はp型であり、第2導電型はn型であることを特徴とする前記記載の半導体装置により、
選択トランジスタをn型トランジスタとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】(a)はこの発明に係る半導体装置の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置のY−Y’断面図である。
【図2】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図3】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図4】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図5】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図6】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図7】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図8】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図9】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図10】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図11】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図12】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図13】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図14】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図15】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図16】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図17】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図18】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図19】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図20】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図21】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図22】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図23】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図24】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図25】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図26】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図27】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図28】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図29】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図30】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図31】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図32】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図33】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図34】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図35】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図36】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図37】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図38】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図39】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図40】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図41】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図42】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図43】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図44】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図45】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図46】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図47】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図48】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図49】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図50】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図51】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図52】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図53】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図54】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図55】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図56】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図57】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図58】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図59】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図60】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図61】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図62】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図63】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図64】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図65】(a)はこの発明に係る半導体装置の製造方法の平面図、(b)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のX−X’断面図、(c)はこの発明に係る半導体装置の製造方法のY−Y’断面図である。
【図66】この発明に係る半導体装置を2行2列に配置した図である。
【図67】この発明に係る半導体装置を2行2列に配置した装置のトランジスタ層の図である。
【図68】この発明に係る半導体装置を2行2列に配置した装置のコンタクト層、第1メタル層の図である。
【図69】この発明に係る半導体装置を2行2列に配置した装置の第1ビア(第1メタル−第2メタル間コンタクト)、第2メタル層の図である。
【図70】この発明に係る半導体装置を2行2列に配置した装置の第2ビア(第2メタル−第3メタル間コンタクト)、第3メタル層の図である。
【図71】この発明に係る半導体装置を2行2列に配置した装置の第3ビア(第3メタル−第4メタル間コンタクト)、第4メタル層の図である。
【図72】この発明に係る半導体装置の図面と、図面と相対する等価回路の図である。
【図73】この発明に係る半導体装置の図面と、等価回路を1対1で表せる図面である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
この発明に係る半導体装置の平面図と断面構造をそれぞれ図1(a)、(b)、(c)に示す。図1(a)は平面図であり、図1(b)はX−X’断面図、図1(c)はY−Y’断面図である。
また、図72はこの発明に係る半導体装置の図面と、図面と相対する等価回路の図であり、図73はこの発明に係る半導体装置の図面と、等価回路を1対1で表せる図面である。
【実施例1】
【0016】
この実施例では、
第1のp型シリコン137と、該第1のp型シリコン137とは極性が異なる第1のn型シリコン104と、前記第1のp型シリコン137と前記第1のn型シリコン104との間に配置される第1の絶縁物112が一体となり基板に対して垂直に延びる1本の第1の柱と、
前記第1のp型シリコン137の上に配置され、前記第1のp型シリコン137とは極性が異なる第1のn型高濃度シリコン182と、
前記第1のp型シリコン137の下に配置され、前記第1のp型シリコン137とは極性が異なる第2のn型高濃度シリコン141と、
前記第1のn型シリコン104の上に配置され、前記第1のn型シリコン104とは極性が異なる第1のp型高濃度シリコン186と、
前記第1のn型シリコン104の下に配置され、前記第1のn型シリコン104とは極性が異なる第2のp型高濃度シリコン143と、
前記第1の柱を取り囲む第1のゲート絶縁物176と、
前記第1のゲート絶縁物176を取り囲む第1のゲート導電体167と、
を有する一行二列目の第1のインバータ501と、
第2のp型シリコンと、該第2のp型シリコンとは極性が異なる第2のn型シリコンと、前記第2のp型シリコンと前記第2のn型シリコンとの間に配置される第2の絶縁物113が一体となり基板に対して垂直に延びる1本の第2の柱と、
前記第2のp型シリコンの上に配置され、前記第2のp型シリコンとは極性が異なる第3のn型高濃度シリコンと、
前記第2のp型シリコンの下に配置され、前記第2のp型シリコンとは極性が異なる第4のn型高濃度シリコンと、
前記第2のn型シリコンの上に配置され、前記第2のn型シリコンとは極性が
異なる第3のp型高濃度シリコンと、
前記第2のn型シリコンの下に配置され、前記第2のn型シリコンとは極性が異なる第4のp型高濃度シリコンと、
前記第2の柱を取り囲む第2のゲート絶縁物177と、
前記第2のゲート絶縁物177を取り囲む第2のゲート導電体168と、
を有する二行一列目の第2のインバータ502と、
第3のp型シリコン136からなる第3の柱と、
前記第3のp型シリコン136の上に配置され、前記第3のp型シリコン136とは極性が異なる第5のn型高濃度シリコン181と、
前記第3のp型シリコン136の下に配置され、前記第3のp型シリコン136とは極性が異なる第6のn型高濃度シリコン140と、
前記第3の柱を取り囲む第3のゲート絶縁物175と、
前記第3のゲート絶縁物175を取り囲む第3のゲート導電体166と、
を有する一行一列目の選択トランジスタ503と、
第4のp型シリコンからなる第4の柱と、
前記第4のp型シリコンの上に配置され、前記第4のp型シリコンとは極性が異なる第7のn型高濃度シリコンと、
前記第4のp型シリコンの下に配置され、前記第4のp型シリコンとは極性が異なる第8のn型高濃度シリコンと、
前記第4の柱を取り囲む第4のゲート絶縁物と、
前記第4のゲート絶縁物を取り囲む第4のゲート導電体169と、
を有する二行二列目の選択トランジスタ504と、
を有することを特徴とする半導体装置である。
なお、二行二列目の選択トランジスタについては、断面図を用いて説明していないが、図1(b)及び(c)から、二行二列目の選択トランジスタと第1及び第2のインバータとの接続関係を示す断面は容易に理解される。すなわち、二行二列目の選択トランジスタと第2のインバータとの接続関係を示す断面は、図1(b)の第1のインバータと一行一列目の選択トランジスタとを左右の位置を入れ替えて配置して互いに接続したものと等しい。また、二行二列目の選択トランジスタと第1のインバータとの接続関係を示す断面は、図1(c)の第2のインバータと一行一列目の選択トランジスタとを上下の位置を入れ替えて配置して互いに接続したものと等しい。
第1のインバータ501の第2のn型高濃度シリコン141と第2のp型高濃度シリコン143はシリコンと金属の化合物193にて接続され、
シリコンと金属の化合物193は第8のn型高濃度シリコンと接続し、
第8のn型高濃度シリコンはシリコンと金属の化合物196と接続する。
第2のインバータ502の第4のn型高濃度シリコンと第4のp型高濃度シリコンはシリコンと金属の化合物192にて接続され、
シリコンと金属の化合物192は第6のn型高濃度シリコン140と接続し、
第6のn型高濃度シリコン140はシリコンと金属の化合物189と接続する。
第1のインバータ501のゲート導電体167は、コンタクト202を介してシリコンと金属の化合物189と接続する。
第2のインバータ502のゲート導電体168は、コンタクト203を介してシリコンと金属の化合物196と接続する。
【0017】
また、第2のp型高濃度シリコン143と第2のn型高濃度シリコン141と第8のn型高濃度シリコンが接続され、
第8のn型高濃度シリコンと第2のゲート導電体168とが接続され、
第4のp型高濃度シリコンと第4のn型高濃度シリコンと第6のn型高濃度シリコン140が接続され、
第6のn型高濃度シリコン140と第1のゲート導電体167とが接続される。
【0018】
以下に、この発明に係る半導体装置の構造を形成するための製造工程の一例を図2〜図65を参照して説明する。なお、これらの図面では、同一の構成要素に対しては同一の符号が付されている。図2〜図65は、この発明に係る半導体装置の製造例を示している。(a)は平面図、(b)はX−X’断面図、(c)はY−Y’断面図を示している。
【0019】
図2を参照して、酸化膜101上に形成されたp型シリコン102に、n型シリコンを形成するためのレジスト103を形成する。
【0020】
図3を参照して、不純物を導入し、n型シリコン104、105を形成する。
【0021】
図4を参照して、レジスト103を剥離する。
【0022】
図5を参照して、酸化膜106、窒化膜107を堆積する。
【0023】
図6を参照して、窒化膜エッチングのためのレジスト108を形成する。
【0024】
図7を参照して、窒化膜をエッチングし、酸化膜をエッチングする。
【0025】
図8を参照して、レジスト108を剥離する。
【0026】
図9を参照して、窒化膜109を堆積する。
【0027】
図10を参照して、窒化膜をエッチバックし、窒化膜サイドウォール110、111を形成する。
【0028】
図11を参照して、シリコンをエッチングする。
【0029】
図12を参照して、絶縁膜を堆積し、平坦化し、第1の絶縁膜112、113とする。
【0030】
図13を参照して、窒化膜114を堆積する。
【0031】
図14を参照して、柱形成のためのレジスト115、116、117、118を形成する。
【0032】
図15を参照して、窒化膜をエッチングし、窒化膜ハードマスク119、120、121、122を形成する。
【0033】
図16を参照して、酸化膜をエッチングし、酸化膜123、124を形成する。
【0034】
図17を参照して、レジスト115、116、117、118を剥離する。
【0035】
図18を参照して、シリコンをエッチングし、柱を形成する。
【0036】
図19を参照して、酸化膜125を堆積する。
【0037】
図20を参照して、酸化膜をエッチングし、サイドウォール状に残存させ、酸化膜サイドウォール126、127、128、129を形成する。
【0038】
図21を参照して、素子分離するためのレジスト130、131を形成する。
【0039】
図22を参照して、シリコンをエッチングし、素子分離を行う。p型シリコン132、133が形成される。
【0040】
図23を参照して、レジスト130、131を剥離する。
【0041】
図24を参照して、不純物導入のためのレジスト134、135を形成する。
【0042】
図25を参照して、不純物を導入し、n型高濃度シリコン140、141を形成する。p型シリコン136、137、138、139が形成される。
【0043】
図26を参照して、レジスト134、135を剥離する。
【0044】
図27を参照して、不純物導入のためのレジスト142を形成する。
【0045】
図28を参照して、不純物を導入し、p型高濃度シリコン143、144を形成する。
【0046】
図29を参照して、レジスト142を剥離する。
【0047】
図30を参照して、酸化膜サイドウォール126、127、128、129をエッチングする。
【0048】
図31を参照して、酸化膜145を堆積する。
【0049】
図32を参照して、酸化膜をエッチバックする。このとき、窒化膜上にも酸化膜146、147、148、149が残存する。
【0050】
図33を参照して、ゲート絶縁膜である高誘電体膜150、ゲート導電体である金属151を堆積し、平坦化する。平坦化の際、酸化膜146、147、148、149はエッチングされる。
【0051】
図34を参照して、金属151をエッチバックする。
【0052】
図35を参照して、酸化膜152を堆積し、平坦化する。
【0053】
図36を参照して、酸化膜152をエッチバックする。
【0054】
図37を参照して、窒化膜153を堆積する。
【0055】
図38を参照して、窒化膜153をエッチングし、サイドウォール状に残存させ、窒化膜サイドウォール154、155、156、157を形成する。
【0056】
図39を参照して、ゲート導電体形成のためのレジスト158、159、160、161を形成する。
【0057】
図40を参照して、酸化膜152をエッチングし、酸化膜162、163、164、165を形成する。
【0058】
図41を参照して、金属151をエッチングし、ゲート導電体166、167、168、169を形成する。
【0059】
図42を参照して、レジスト158、159、160、161を剥離する。
【0060】
図43を参照して、酸化膜170を堆積する。
【0061】
図44を参照して、酸化膜170をエッチングし、サイドウォール状に残存させ、酸化膜サイドウォール171、172、173、174を形成する。
【0062】
図45を参照して、高誘電体膜150をエッチングし、ゲート絶縁膜175、176、177、178を形成する。
【0063】
図46を参照して、窒化膜をエッチングする。
【0064】
図47を参照して、高誘電体膜であるゲート絶縁膜175、176、177、178をエッチングする。
【0065】
図48を参照して、酸化膜をエッチングし、n型高濃度シリコン140、141、p型高濃度シリコン144、143を露出する。
【0066】
図49を参照して、不純物導入のためのレジスト179、180を形成する。
【0067】
図50を参照して、不純物を導入し、n型高濃度シリコン181、182、183、184を形成する。
【0068】
図51を参照して、レジスト179、180を剥離する。
【0069】
図52を参照して、不純物形成のためのレジスト185を形成する。
【0070】
図53を参照して、不純物を導入し、p型高濃度シリコン186、187を形成する。
【0071】
図54を参照して、レジスト185を剥離する。
【0072】
図55を参照して、シリコンと金属の化合物188、189、190、191、192、193、194、195、196、197を形成する。
【0073】
図56を参照して、窒化膜198を堆積し、酸化膜199を堆積し、平坦化を行う。
【0074】
図57を参照して、コンタクト孔200、201を形成する。
【0075】
図58を参照して、コンタクト202、203を形成する。
【0076】
図59を参照して、酸化膜204を堆積し、平坦化する。
【0077】
図60を参照して、コンタクト孔205、206を形成する。
【0078】
図61を参照して、コンタクト孔207、208、209、210を形成する。
【0079】
図62を参照して、コンタクト孔211、212を形成する。
【0080】
図63を参照して、窒化膜198をエッチングし、酸化膜をエッチングする。
【0081】
図64を参照して、コンタクト213、214、215、216、217、218、219、220を形成する。
【0082】
図65を参照して、第1メタル221、222、223、224、225、226、227、228を形成する。
以上により、SRAMメモリセルが形成される。
【0083】
以下に、この発明に係る半導体装置を2行2列に配置したものの一例を図66〜図71を参照して説明する。なお、これらの図面では、同一の構成要素に対しては同一の符号が付されている。図66はこの発明に係る半導体装置を2行2列に配置したものを示している。図67はトランジスタ層を示している。図68はコンタクト層、第1メタル層を示している。図69は第1ビア(第1メタル−第2メタル間コンタクト)、第2メタル層を示している。図70は第2ビア(第2メタル−第3メタル間コンタクト)、第3メタル層を示している。図71は第3ビア(第3メタル−第4メタル間コンタクト)、第4メタル層を示している。
【0084】
1行1列目には選択トランジスタ301が配置される。
1行2列目にはインバータ302が配置される。
2行1列目にはインバータ305が配置される。
2行2列目には選択トランジスタ306が配置される。
インバータ305と選択トランジスタ301は出力端子331で接続される。
インバータ302と選択トランジスタ306は出力端子333で接続される。
インバータ305の入力端子321は、コンタクト341を介して出力端子333と接続される。
インバータ302の入力端子318は、コンタクト339を介して出力端子331と接続される。
1行4列目には選択トランジスタ304が配置される。
1行3列目にはインバータ303が配置される。
2行4列目にはインバータ308が配置される。
2行3列目には選択トランジスタ307が配置される。
インバータ303と選択トランジスタ307は出力端子334で接続される。
インバータ308と選択トランジスタ304は出力端子332で接続される。
インバータ303の入力端子319は、コンタクト340を介して出力端子332と接続される。
インバータ308の入力端子323は、コンタクト342を介して出力端子334と接続される。
選択トランジスタ301はゲート導電体317を有する。
選択トランジスタ306と選択トランジスタ307はゲート導電体322を有する。
選択トランジスタ304はゲート導電体320を有する。
3行2列目には選択トランジスタ310が配置される。
3行1列目にはインバータ309が配置される。
4行2列目にはインバータ314が配置される。
4行1列目には選択トランジスタ313が配置される。
インバータ309と選択トランジスタ313は出力端子337で接続される。
インバータ314と選択トランジスタ310は出力端子335で接続される。
インバータ309の入力端子324は、コンタクト343を介して出力端子335と接続される。
インバータ314の入力端子328は、コンタクト345を介して出力端子337と接続される。
3行3列目には選択トランジスタ311が配置される。
3行4列目にはインバータ312が配置される。
4行3列目にはインバータ315が配置される。
4行4列目には選択トランジスタ316が配置される。
インバータ315と選択トランジスタ311は出力端子336で接続される。
インバータ312と選択トランジスタ316は出力端子338で接続される。
インバータ315の入力端子329は、コンタクト346を介して出力端子338と接続される。
インバータ312の入力端子326は、コンタクト344を介して出力端子336と接続される。
選択トランジスタ313はゲート導電体327を有する。
選択トランジスタ310と選択トランジスタ311はゲート導電体325を有する。
選択トランジスタ316はゲート導電体330を有する。
【0085】
インバータ302のnMOSトランジスタ上にコンタクト349が配置され、
インバータ302のpMOSトランジスタ上にコンタクト350が配置され、
選択トランジスタ306上にコンタクト357が配置され、
インバータ305のnMOSトランジスタ上にコンタクト356が配置され、
インバータ305のpMOSトランジスタ上にコンタクト355が配置され、
選択トランジスタ301上にコンタクト348が配置され、
インバータ303のnMOSトランジスタ上にコンタクト352が配置され、
インバータ303のpMOSトランジスタ上にコンタクト351が配置され、
選択トランジスタ307上にコンタクト359が配置され、
インバータ308のnMOSトランジスタ上にコンタクト360が配置され、
インバータ308のpMOSトランジスタ上にコンタクト361が配置され、
選択トランジスタ304上にコンタクト353が配置され、
ゲート導電体317上にコンタクト347が配置され、
ゲート導電体322上にコンタクト358が配置され、
ゲート導電体320上にコンタクト354が配置され、
インバータ309のnMOSトランジスタ上にコンタクト363が配置され、
インバータ309のpMOSトランジスタ上にコンタクト362が配置され、
選択トランジスタ313上にコンタクト370が配置され、
インバータ314のnMOSトランジスタ上にコンタクト371が配置され、
インバータ314のpMOSトランジスタ上にコンタクト372が配置され、
選択トランジスタ310上にコンタクト364が配置され、
インバータ315のnMOSトランジスタ上にコンタクト374が配置され、
インバータ315のpMOSトランジスタ上にコンタクト373が配置され、
選択トランジスタ311上にコンタクト366が配置され、
インバータ312のnMOSトランジスタ上にコンタクト367が配置され、
インバータ312のpMOSトランジスタ上にコンタクト368が配置され、
選択トランジスタ316上にコンタクト375が配置され、
ゲート導電体327上にコンタクト369が配置され、
ゲート導電体325上にコンタクト365が配置され、
ゲート導電体330上にコンタクト376が配置され、
コンタクト347に第1メタル377が接続され、
コンタクト348に第1メタル378が接続され、
コンタクト349に第1メタル379が接続され、
コンタクト350とコンタクト351に第1メタル380が接続され、
コンタクト352に第1メタル381が接続され、
コンタクト353に第1メタル382が接続され、
コンタクト354に第1メタル383が接続され、
コンタクト355とコンタクト362に第1メタル384が接続され、
コンタクト356とコンタクト363に第1メタル385が接続され、
コンタクト357とコンタクト364に第1メタル386が接続され、
コンタクト358に第1メタル387が接続され、
コンタクト365に第1メタル388が接続され、
コンタクト359とコンタクト366に第1メタル389が接続され、
コンタクト360とコンタクト367に第1メタル390が接続され、
コンタクト361とコンタクト368に第1メタル391が接続され、
コンタクト369に第1メタル392が接続され、
コンタクト370に第1メタル393が接続され、
コンタクト371に第1メタル394が接続され、
コンタクト372とコンタクト373に第1メタル395が接続され、
コンタクト374に第1メタル396が接続され、
コンタクト375に第1メタル397が接続され、
コンタクト376に第1メタル398が接続される。
【0086】
第1メタル378上に第1ビア399が配置され、
第1メタル379上に第1ビア400が配置され、
第1メタル380上に第1ビア401が配置され、
第1メタル381上に第1ビア402が配置され、
第1メタル382上に第1ビア403が配置され、
第1メタル377上に第1ビア404が配置され、
第1メタル383上に第1ビア405が配置され、
第1メタル387上に第1ビア406が配置され、
第1メタル384上に第1ビア407が配置され、
第1メタル385上に第1ビア408が配置され、
第1メタル386上に第1ビア409が配置され、
第1メタル389上に第1ビア410が配置され、
第1メタル390上に第1ビア411が配置され、
第1メタル391上に第1ビア412が配置され、
第1メタル388上に第1ビア413が配置され、
第1メタル392上に第1ビア414が配置され、
第1メタル398上に第1ビア415が配置され、
第1メタル393上に第1ビア416が配置され、
第1メタル394上に第1ビア417が配置され、
第1メタル395上に第1ビア418が配置され、
第1メタル396上に第1ビア419が配置され、
第1メタル397上に第1ビア420が配置され、
第1ビア399に第2メタル421が接続され、
第1ビア400に第2メタル422が接続され、
第1ビア401に第2メタル423が接続され、
第1ビア402に第2メタル424が接続され、
第1ビア403に第2メタル425が接続され、
第1ビア404、405、406に第2メタル426が接続され、
第1ビア407に第2メタル427が接続され、
第1ビア408に第2メタル428が接続され、
第1ビア409に第2メタル429が接続され、
第1ビア410に第2メタル430が接続され、
第1ビア411に第2メタル431が接続され、
第1ビア412に第2メタル432が接続され、
第1ビア413、414、415に第2メタル433が接続され、
第1ビア416に第2メタル434が接続され、
第1ビア417に第2メタル435が接続され、
第1ビア418に第2メタル436が接続され、
第1ビア419に第2メタル437が接続され、
第1ビア420に第2メタル438が接続される。
【0087】
第2メタル421上に第2ビア439が配置され、
第2メタル422上に第2ビア440が配置され、
第2メタル423上に第2ビア441が配置され、
第2メタル424上に第2ビア442が配置され、
第2メタル425上に第2ビア443が配置され、
第2メタル427上に第2ビア444が配置され、
第2メタル428上に第2ビア445が配置され、
第2メタル429上に第2ビア446が配置され、
第2メタル430上に第2ビア447が配置され、
第2メタル431上に第2ビア448が配置され、
第2メタル432上に第2ビア449が配置され、
第2メタル434上に第2ビア450が配置され、
第2メタル435上に第2ビア451が配置され、
第2メタル436上に第2ビア452が配置され、
第2メタル437上に第2ビア453が配置され、
第2メタル438上に第2ビア454が配置され、
第2ビア439に第3メタル455が接続され、
第2ビア440、442、445、448に第3メタル458が接続され、
第2ビア441に第3メタル456が接続され、
第2ビア443に第3メタル457が接続され、
第2ビア444、449、452に第3メタル461が接続され、
第2ビア446に第3メタル459が接続され、
第2ビア447に第3メタル460が接続され、
第2ビア450に第3メタル462が接続され、
第2ビア451に第3メタル463が接続され、
第2ビア453に第3メタル464が接続され、
第2ビア454に第3メタル465が接続される。
【0088】
第3メタル455上に第3ビア466が配置され、
第3メタル459上に第3ビア468が配置され、
第3メタル460上に第3ビア469が配置され、
第3メタル457上に第3ビア467が配置され、
第3メタル462上に第3ビア470が配置され、
第3メタル465上に第3ビア471が配置され、
第3ビア466、470に第4メタル472が接続され、
第3ビア468に第4メタル473が接続され、
第3ビア469に第4メタル474が接続され、
第3ビア467、471に第4メタル475が接続される。
【産業上の利用可能性】
【0089】
本発明の半導体装置により、
1本の柱を用いてインバータを構成することにより、
2本の柱で2個のインバータを構成し、
2本の柱で2個の選択トランジスタを構成することにより、
計4本の柱でSRAMを構成することにより、高集積なCMOS SRAMを提供することができる。4本の柱でSRAMを構成するため、集積度が高くなり、高集積なCMOS SRAMを提供できるので、産業上の利用可能性は極めて大きい。
【符号の説明】
【0090】
101.酸化膜
102.p型シリコン
103.レジスト
104.n型シリコン
105.n型シリコン
106.酸化膜
107.窒化膜
108.レジスト
109.窒化膜
110.窒化膜サイドウォール
111.窒化膜サイドウォール
112.絶縁物
113.絶縁物
114.窒化膜
115.レジスト
116.レジスト
117.レジスト
118.レジスト
119.窒化膜ハードマスク
120.窒化膜ハードマスク
121.窒化膜ハードマスク
122.窒化膜ハードマスク
123.酸化膜
124.酸化膜
125.酸化膜
126.酸化膜サイドウォール
127.酸化膜サイドウォール
128.酸化膜サイドウォール
129.酸化膜サイドウォール
130.レジスト
131.レジスト
132.p型シリコン
133.p型シリコン
134.レジスト
135.レジスト
136.p型シリコン
137.p型シリコン
138.p型シリコン
139.p型シリコン
140.n型高濃度シリコン
141.n型高濃度シリコン
142.レジスト
143.p型高濃度シリコン
144.p型高濃度シリコン
145.酸化膜
146.酸化膜
147.酸化膜
148.酸化膜
149.酸化膜
150.高誘電体膜
151.金属
152.酸化膜
153.窒化膜
154.窒化膜サイドウォール
155.窒化膜サイドウォール
156.窒化膜サイドウォール
157.窒化膜サイドウォール
158.レジスト
159.レジスト
160.レジスト
161.レジスト
162.酸化膜
163.酸化膜
164.酸化膜
165.酸化膜
166.ゲート導電体
167.ゲート導電体
168.ゲート導電体
169.ゲート導電体
170.酸化膜
171.酸化膜サイドウォール
172.酸化膜サイドウォール
173.酸化膜サイドウォール
174.酸化膜サイドウォール
175.ゲート絶縁物
176.ゲート絶縁物
177.ゲート絶縁物
178.ゲート絶縁物
179.レジスト
180.レジスト
181.n型高濃度シリコン
182.n型高濃度シリコン
183.n型高濃度シリコン
184.n型高濃度シリコン
185.レジスト
186.p型高濃度シリコン
187.p型高濃度シリコン
188.シリコンと金属の化合物
189.シリコンと金属の化合物
190.シリコンと金属の化合物
191.シリコンと金属の化合物
192.シリコンと金属の化合物
193.シリコンと金属の化合物
194.シリコンと金属の化合物
195.シリコンと金属の化合物
196.シリコンと金属の化合物
197.シリコンと金属の化合物
198.窒化膜
199.酸化膜
200.コンタクト孔
201.コンタクト孔
202.コンタクト
203.コンタクト
204.酸化膜
205.コンタクト孔
206.コンタクト孔
207.コンタクト孔
208.コンタクト孔
209.コンタクト孔
210.コンタクト孔
211.コンタクト孔
212.コンタクト孔
213.コンタクト
214.コンタクト
215.コンタクト
216.コンタクト
217.コンタクト
218.コンタクト
219.コンタクト
220.コンタクト
221.第1メタル
222.第1メタル
223.第1メタル
224.第1メタル
225.第1メタル
226.第1メタル
227.第1メタル
228.第1メタル
301.選択トランジスタ
302.インバータ
303.インバータ
304.選択トランジスタ
305.インバータ
306.選択トランジスタ
307.選択トランジスタ
308.インバータ
309.インバータ
310.選択トランジスタ
311.選択トランジスタ
312.インバータ
313.選択トランジスタ
314.インバータ
315.インバータ
316.選択トランジスタ
317.ゲート導電体
318.入力端子
319.入力端子
320.ゲート導電体
321.入力端子
322.ゲート導電体
323.入力端子
324.入力端子
325.ゲート導電体
326.入力端子
327.ゲート導電体
328.入力端子
329.入力端子
330.ゲート導電体
331.出力端子
332.出力端子
333.出力端子
334.出力端子
335.出力端子
336.出力端子
337.出力端子
338.出力端子
339.コンタクト
340.コンタクト
341.コンタクト
342.コンタクト
343.コンタクト
344.コンタクト
345.コンタクト
346.コンタクト
347.コンタクト
348.コンタクト
349.コンタクト
350.コンタクト
351.コンタクト
352.コンタクト
353.コンタクト
354.コンタクト
355.コンタクト
356.コンタクト
357.コンタクト
358.コンタクト
359.コンタクト
360.コンタクト
361.コンタクト
362.コンタクト
363.コンタクト
364.コンタクト
365.コンタクト
366.コンタクト
367.コンタクト
368.コンタクト
369.コンタクト
370.コンタクト
371.コンタクト
372.コンタクト
373.コンタクト
374.コンタクト
375.コンタクト
376.コンタクト
377.第1メタル
378.第1メタル
379.第1メタル
380.第1メタル
381.第1メタル
382.第1メタル
383.第1メタル
384.第1メタル
385.第1メタル
386.第1メタル
387.第1メタル
388.第1メタル
389.第1メタル
390.第1メタル
391.第1メタル
392.第1メタル
393.第1メタル
394.第1メタル
395.第1メタル
396.第1メタル
397.第1メタル
398.第1メタル
399.第1ビア
400.第1ビア
401.第1ビア
402.第1ビア
403.第1ビア
404.第1ビア
405.第1ビア
406.第1ビア
407.第1ビア
408.第1ビア
409.第1ビア
410.第1ビア
411.第1ビア
412.第1ビア
413.第1ビア
414.第1ビア
415.第1ビア
416.第1ビア
417.第1ビア
418.第1ビア
419.第1ビア
420.第1ビア
421.第2メタル
422.第2メタル
423.第2メタル
424.第2メタル
425.第2メタル
426.第2メタル
427.第2メタル
428.第2メタル
429.第2メタル
430.第2メタル
431.第2メタル
432.第2メタル
433.第2メタル
434.第2メタル
435.第2メタル
436.第2メタル
437.第2メタル
438.第2メタル
439.第2ビア
440.第2ビア
441.第2ビア
442.第2ビア
443.第2ビア
444.第2ビア
445.第2ビア
446.第2ビア
447.第2ビア
448.第2ビア
449.第2ビア
450.第2ビア
451.第2ビア
452.第2ビア
453.第2ビア
454.第2ビア
455.第3メタル
456.第3メタル
457.第3メタル
458.第3メタル
459.第3メタル
460.第3メタル
461.第3メタル
462.第3メタル
463.第3メタル
464.第3メタル
465.第3メタル
466.第3ビア
467.第3ビア
468.第3ビア
469.第3ビア
470.第3ビア
471.第3ビア
472.第4メタル
473.第4メタル
474.第4メタル
475.第4メタル
501.インバータ
502.インバータ
503.選択トランジスタ
504.選択トランジスタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板上に行列状に配列された2つのインバータ及び2つの選択トランジスタを備えた半導体装置であって、
第1の第1導電型半導体と、該第1の第1導電型半導体とは極性が異なる第1の第2導電型半導体と、前記第1の第1導電型半導体と前記第1の第2導電型半導体との間に配置される第1の絶縁物が一体となり基板に対して垂直に延びる1本の第1の柱と、
前記第1の第1導電型半導体の上に配置され、前記第1の第1導電型半導体とは極性が異なる第1の第2導電型高濃度半導体と、
前記第1の第1導電型半導体の下に配置され、前記第1の第1導電型半導体とは極性が異なる第2の第2導電型高濃度半導体と、
前記第1の第2導電型半導体の上に配置され、前記第1の第2導電型半導体とは極性が異なる第1の第1導電型高濃度半導体と、
前記第1の第2導電型半導体の下に配置され、前記第1の第2導電型半導体とは極性が異なる第2の第1導電型高濃度半導体と、
前記第1の柱を取り囲む第1のゲート絶縁物と、
前記第1のゲート絶縁物を取り囲む第1のゲート導電体と、
を有する一行二列目の第1のインバータと、
第2の第1導電型半導体と、該第2の第1導電型半導体とは極性が異なる第2の第2導電型半導体と、前記第2の第1導電型半導体と前記第2の第2導電型半導体との間に配置される第2の絶縁物が一体となり基板に対して垂直に延びる1本の第2の柱と、
前記第2の第1導電型半導体の上に配置され、前記第2の第1導電型半導体とは極性が異なる第3の第2導電型高濃度半導体と、
前記第2の第1導電型半導体の下に配置され、前記第2の第1導電型半導体とは極性が異なる第4の第2導電型高濃度半導体と、
前記第2の第2導電型半導体の上に配置され、前記第2の第2導電型半導体とは極性が異なる第3の第1導電型高濃度半導体と、
前記第2の第2導電型半導体の下に配置され、前記第2の第2導電型半導体とは極性が異なる第4の第1導電型高濃度半導体と、
前記第2の柱を取り囲む第2のゲート絶縁物と、
前記第2のゲート絶縁物を取り囲む第2のゲート導電体と、
を有する二行一列目の第2のインバータと、
第3の第1導電型半導体からなる第3の柱と、
前記第3の第1導電型半導体の上に配置され、前記第3の第1導電型半導体とは極性が異なる第5の第2導電型高濃度半導体と、
前記第3の第1導電型半導体の下に配置され、前記第3の第1導電型半導体とは極性が異なる第6の第2導電型高濃度半導体と、
前記第3の柱を取り囲む第3のゲート絶縁物と、
前記第3のゲート絶縁物を取り囲む第3のゲート導電体と、
を有する一行一列目の選択トランジスタと、
第4の第1導電型半導体からなる第4の柱と、
前記第4の第1導電型半導体の上に配置され、前記第4の第1導電型半導体とは極性が異なる第7の第2導電型高濃度半導体と、
前記第4の第1導電型半導体の下に配置され、前記第4の第1導電型半導体とは極性が異なる第8の第2導電型高濃度半導体と、
前記第4の柱を取り囲む第4のゲート絶縁物と、
前記第4のゲート絶縁物を取り囲む第4のゲート導電体と、
を有する二行二列目の選択トランジスタと、
を有することを特徴とする半導体装置。
【請求項2】
第2の第1導電型高濃度半導体と第2の第2導電型高濃度半導体と第8の第2導電型高濃度半導体が接続され、
第8の第2導電型高濃度半導体と第2のゲート導電体とが接続され、
第4の第1導電型高濃度半導体と第4の第2導電型高濃度半導体と第6の第2導電型高濃度半導体が接続され、
第6の第2導電型高濃度半導体と第1のゲート導電体とが接続されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
半導体はシリコンであることを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の半導体装置。
【請求項4】
第1導電型はp型であり、第2導電型はn型であることを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の半導体装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【公開番号】特開2013−58773(P2013−58773A)
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−236473(P2012−236473)
【出願日】平成24年10月26日(2012.10.26)
【分割の表示】特願2010−83104(P2010−83104)の分割
【原出願日】平成22年3月31日(2010.3.31)
【出願人】(311014428)ユニサンティス エレクトロニクス シンガポール プライベート リミテッド (6)
【氏名又は名称原語表記】Unisantis Electronics Singapore Pte Ltd.
【住所又は居所原語表記】111,North Bridge Road,#16−04 Peninsula Plaza,Singapore 179098
【Fターム(参考)】