説明

性能を改善する新しいレイアウト構造

【課題】性能を改善する新しいレイアウト構造を有する集積回路を提供する。
【解決手段】半導体基板の活性領域102、第1ゲート114、前記活性領域に形成され、前記第1ゲートに隣接した第1領域に設置された第1ソース116、及び前記活性領域に形成され、前記第1ゲートに隣接した第2領域に設置された第1ドレイン118を含む前記活性領域に設置された電界効果トランジスタ108、及び前記第1ドレインに隣接して設置された分離ゲート140、及び前記活性領域に形成され、前記分離ゲートに隣接して設置されて、それと前記第1ドレインが前記分離ゲートの異なる側に位置する分離ソース142を含む前記活性領域に設置された分離構造を含む集積回路。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、集積回路に関し、特に、性能を改善する新しいレイアウト構造を有する集積回路に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFETs)の半導体装置が各種の技術ノードによって縮小された時、デバイスのパッキング密度とデバイス性能は、デバイスレイアウトと分離が大きな過大となる。標準のセルベース設計の間、基準セルは、自動設置ルートツール(auto−placement−route tool)によって不規則に設置されることができる。電気的短絡の問題を避けるために、セル間(inter−cell)またはセル内(intra−cell)のレイアウトでは、素子のソースが他の素子のドレインに隣接した時、下記の方法がスタンダードセルレイアウト設計に用いられる。まず、スタンダードセルレイアウトは、分離された活性領域アイランドを採用して、1つの素子のソースと他の素子のドレインを分離する。次に、空間がセル境界と活性領域間に保留される。しかし、このような不連続的な活性領域は、連続的な活性領域に比べて、比較的乏しいデバイス速度とデバイス性能を有する。異なる素子のソースとドレイン間の保留された空間は、活性領域を遮断する(cut off)。活性領域と境界間の保留された空間は、活性領域の連続性を遮断する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
性能を改善する新しいレイアウト構造を有する集積回路を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
よって、本発明は、集積回路を提供する。集積回路は、半導体基板の活性領域、活性領域に設置された電界効果トランジスタ(FET)と、活性領域に設置された分離構造を含む。FETは、第1ゲート、活性領域に形成され、第1側辺(side)から第1ゲートに隣接した第1領域に設置された第1ソースと、活性領域に形成され、第2側辺から第1ゲートに隣接した第2領域に設置された第1ドレインを含む。分離構造は、第1ドレインに隣接して設置された分離ゲートと、活性領域に形成される分離ソースであって、分離ソースと第1ドレインが分離ゲートの異なる側に位置するように分離ゲートに隣接して配置されることを含む。
【0005】
集積回路は、活性領域に形成され、分離構造に隣接して設置された第2FETを更に含むことができる。第2FETは、第2ゲート、活性領域に形成され、分離ソースと第1ゲート間に設置された第2ソースと、活性領域に形成される第2ドレインであって、第2ゲートが第2ソースと第2ドレインの間に設置されるように位置決めされることを含む。あるいは又、第2FETは、分離ソースに隣接した第2ゲートと、活性領域に形成される第2ドレインであって、第2ゲートが分離ソースと第2ドレインの間に設置されるように位置決めされることを含み、分離ソースが第2FETのソースとして機能するように構成される。開示された集積回路では、分離ソースがバイアスされて、第1FETと分離構造のもう1つ側に設置されたもう1つのFETが分離構造によって互いに電気的に分離される。
【0006】
本開示は、もう1つの実施例の集積回路(IC)も提供する。集積回路は、半導体基板の活性領域と、活性領域に形成され、第1境界と第2境界を定義する第1ICセルを含む。第1ICセルは、第1境界に設置された第1ソースを有する少なくとも1つの電界効果トランジスタ(FET)、半導体基板に設置されて、第1ソースに隣接した第1ゲートと、第1ゲートが第1ソースと第1ドレイン間に設置されるように位置決めされた第1ドレインを含む。第1ICセルは、第1ドレインに隣接して設置された第1分離ゲートと、第2境界上に形成される第1分離ソースであって、第1ICセルが第1と第2境界にそれぞれ対称的に設置された第1ソースと第1分離ソースを有するように第1分離ゲートに隣接したことを含む第1分離構造も含む。
【0007】
集積回路は、活性領域に形成され第1ICセルに隣接して設置された第2ICセルを更に含むことができ、第2ICセルは、第2境界を覆う第3境界と第4境界を定義する。第2ICセルは、第3境界に設置された第2ソースを有する少なくとも1つのFET、半導体基板に設置され、第2ソースに隣接した第2ゲートと、第2ゲートが第2ソースと第2ドレイン間に設置されるように位置決めされた第2ドレインを含む。第2ICセルは、第2ドレインに隣接して設置された第2分離ゲートと、第4境界上に形成されて、第2ICセルが第3と第4境界にそれぞれ対称的に設置された第2ソースと第2分離ソースを有するように第2分離ゲートに隣接した第2分離ソースを含む第2分離構造も含む。集積回路では、第2ソースと第1分離ソースが重なり、第2ICセルの適合する機能に配置することができる。集積回路は、活性領域に形成され第1ICセルに隣接して設置された第3ICセルを更に含むことができ、前記第3ICセルは、第1境界を覆う第6境界と第5境界を定義する。第3ICセルは、第5境界に設置された第3ソースを有する少なくとも1つのFET、半導体基板に設置され、第3ソースに隣接した第3ゲートと、第3ゲートが第3ソースと第3ドレイン間に設置されるように位置決めされた第3ドレインを含む。第3ICセルは、第3ドレインに隣接して設置された第3分離ゲートと、第6境界上に形成されて、第3ICセルが第5と第6境界にそれぞれ対称的に設置された第3ソースと第3分離ソースを有するように第3分離ゲートに隣接した第3分離ソースを含む第3分離構造も含む。第3分離ソースと第1ソースは重なり、第3ICセルの適合する機能に配置することができる。第1分離ゲートは、電気的に浮遊状態に置くことができる。FETは、p型金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(PMOSFET)を含む。あるいは又、n型金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(NMOSFET)を含む。
【0008】
本開示は、もう1つの実施例の集積回路も提供する。集積回路は、半導体基板、第1基板に定義され、n型ドーパントを有する第1活性領域、半導体基板に定義され、分離構造(feature)によって第1活性領域から分離されて、p型ドーパントを有する第2活性領域、第1活性領域に形成された第1p型金属酸化物半導体(PMOS)トランジスタ、第2活性領域に形成された第1n型金属酸化物半導体(NMOS)トランジスタ、第1活性領域に形成された第1分離構造と、第2活性領域に形成された第2分離構造を含む。第1PMOSトランジスタは、第1活性領域に形成された第1ソースおよび第1ドレインと、半導体基板に形成され、第1ソースと第1ドレイン間に設置された第1ゲートを含む。第1NMOSトランジスタは、第2活性領域に形成された第2ソースおよび第2ドレインと、半導体基板に形成され、第2ソースと第2ドレイン間に設置された第2ゲートを含む。第1分離構造は、第1ドレインに隣接して設置された第1分離ゲートと、第1分離ゲートが第1ドレインと第1分離ソース間に設置されるように位置決めされる第1分離ソースを含む。第2分離構造は、第2ドレインに隣接して設置された第2分離ゲートと、第2分離ゲートが第2ドレインと第2分離ソース間に設置されるように位置決めされる第2分離ソースを含む。
【0009】
開示された集積回路では、第1ゲートと第2ゲートが延伸されて互いに接続し、第1ドレインと第2ドレインが電気的に接続される。第1ソースと第1分離ソースは、電力線Vddに電気的に接続することができる。第2ソースと第2分離ソースは電力線Vssに電気的に接続することができる。第1分離ソースは、電力線Vddに接続され、第1分離構造に隣接して設置された第2PMOSトランジスタを第1PMOSトランジスタから電気的に分離する。第2分離ソースは、電力線Vssに接続され、第2分離構造に隣接して設置された第2NMOSトランジスタを第1NMOSトランジスタから電気的に分離する。集積回路は、第1活性領域に形成され、第1PMOSトランジスタに隣接し、第1ソースに隣接した第3ゲート、第3ゲートが第3ドレインと第1ソース間に設置されるように位置決めされた第3ドレインを含む第2PMOSトランジスタと、第2活性領域に形成され、第1NMOSトランジスタに隣接し、第2ソースに隣接した第4ゲート、第4ゲートが第4ドレインと第2ソース間に設置されるように位置決めされた第4ドレインを含む第2NMOSトランジスタを更に含むことができる。第1ゲートと第1分離ゲートは、第1金属をそれぞれ含むことができ、第2ゲートと第2分離ゲートは、第1金属と異なる第2金属をそれぞれ含むことができる。第1ソースと第1ドレインは、シリコンゲルマニウム(SiGe)を含むことができ、第2ソースと第2ドレインは、炭化ケイ素(SiC)を含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の異なる態様に基づいて構成された、各実施例の半導体構造の上面図である。
【図2】本発明の異なる態様に基づいて構成された、各実施例の半導体構造の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明についての目的、特徴、長所が一層明確に理解されるよう、以下に実施形態を例示し、図面を参照にしながら、詳細に説明する。
[実施例]
【0012】
図1は、本発明の異なる態様に基づいて構成された、半導体構造100の上面図である。1つ以上の実施例に基づいて半導体構造100が下記に説明される。半導体構造100は、第1活性領域102と第1活性領域104を含み、半導体基板で定義される(図示せず)。半導体基板は、シリコン基板である。半導体基板は、選択的にまたは付加的に他の適合する半導体材料を含むことができる。各種の浅溝型素子分離(STI)が半導体基板に形成されて、第1と第2活性領域がそれによって定義されて分離される。第1活性領域102の半導体基板は、n型ドーパントを含む。例えば、第1活性領域102は、イオン注入によって形成されたnウェルを含む。第2活性領域104の半導体基板は、p型ドーパントを含み、イオン注入または拡散によってその中に形成される。
【0013】
例えばICセル106の1つ以上の集積回路(IC)セルは、活性領域102と104に形成される。その上に形成された複数のICセルを有する活性領域102と104は、分離構造によって分離された多数のサブ活性領域102と分離構造によって分離された多数のサブ活性領域104とは代わり、連続的であり、よって、素子領域は、最大化され、更にデバイス性能が改善される。図1では、ICセル106は、一例として示され、本発明の態様に基づいて構成される。ICセル106は、1つ以上の動作可能な(operational)電界効果トランジスタ(FET)108を含む。この実施例では、1つのp型金属酸化物半導体(PMOS)トランジスタ110とn型金属酸化物半導体(NMOS)トランジスタ112が説明に提供される。特定例では、PMOS110とNMOSトランジスタ112が配置され、インバーターとして接続される。PMOSトランジスタ110は、第1活性領域102に形成されたゲート114を含み、第1活性領域を越えて更に延伸される。PMOSトランジスタ110は、第1活性領域102に形成されたソース116とドレイン118を含み、ゲート114の側辺に設置され、よってゲート114がソース116とドレイン118の間に設置される。チャネルは、基板に定義され(defined)、ソース116とドレイン118の間と、ゲート114の下方に位置される。NMOSトランジスタ112は、第2活性領域104に形成されたゲート114を含み、第2活性領域を越えて更に延伸される。この特定の実施例では、NMOSトランジスタ112のゲートとPMOSトランジスタ110のゲートは、接続されるように配置されるため、同じ参照番号114で標示される。NMOSトランジスタ112は、第2活性領域104に形成されたソース120とドレイン122を含み、ゲート114の側辺に設置され、よってゲート114がソース120とドレイン122の間に設置される。
【0014】
PMOSトランジスタ110のソース116は、電力線124(またはVdd)に接続され、ソースコンタクト(contact)126によって適当なバイアスを提供する。NMOSトランジスタ112のソース120は、電力線128(またはVss)に接続され、ソースコンタクト130によって適当なバイアスを提供する。この実施例では、PMOSトランジスタ110のドレイン118とNMOSトランジスタ112のドレイン122は、ドレイン118のドレインコンタクト134とドレイン122のドレインコンタクト136を通して導電構造132によって接続される。
【0015】
ICセル106は、第1活性領域102に形成され、トランジスタ領域108に隣接して設置された分離構造138を含む。分離構造は、第1活性領域に形成され、ドレイン118に隣接して設置された分離ゲート140を含む。分離構造は、分離ソース142も含む。この実施例では、分離ソース142は、コンタクト144によって電力線124に接続される。ICセル106は、第2活性領域104に形成され、トランジスタ領域108に隣接して設置されたもう1つの分離構造146も含む。分離構造146は、第2活性領域に形成され、ドレイン122に隣接して設置された分離ゲート148を含む。分離構造146は、分離ソース150も含む。この実施例では、分離ソース150は、コンタクト152によって電力線128に接続される。一例では、分離ゲート140と148は、浮遊状態に置かれる(floated)。
【0016】
ICセル106の構造では、動作可能なPMOSトランジスタのソース116と分離構造の分離ソース142は、ICセルの外縁に対称的に設置され、ICセルが両側でソースと隣接される。他のセルも同じように配置され、各ICセルが両側の境界部でソースと隣接される。各境界のソースは、各ICセルの特定設計に基づいた動作可能なトランジスタのソース、または分離構造の分離ソースであることができる。このような配置では、全てのICセルは、両側の境界でソースと隣接される。よって、ICセルが設計に基づいて設置された時、1つのICセルからのソースのみが隣接するICセルのソースの隣になる。ICセル間の分離は、自動的に維持される。また、ICセルは、連続的な活性領域に設置され、改善されたデバイス性能を有する。同様に、第2活性領域104のNMOSトランジスタと分離構造146は、ICセルが両方の境界でソースと隣接されるように配置される。少なくとも1つの境界のソースは、分離構造の分離ソースである。図1に示された上述の例は、1つのPMOSと1つのNMOSトランジスタを表している。しかし、動作可能なトランジスタ領域108は、それが両方の境界でソースに隣接されるならば、設計に応じて必要なだけのトランジスタを含むことができる。境界のソースのうち少なくとも1つは、分離ソースである。各ICセルは、設計される機能に基づいて異なる数のトランジスタ、異なるレイアウトと、異なる配置を有することができる。両側の境界の構造(features)は、分離ソース及び/または動作可能なトランジスタのソースを含むソースである。例えば、同じ活性領域(例えば第1または第2活性領域)の動作可能なトランジスタのアレイが設置され、隣接したトランジスタが共通ソースをシェアするか、または共通ドレインをシェアする。もう1つの実施例では、1つのICセルの境界ソースが隣接するICセルの境界ソースと一体化されてパッキング密度を更に増加することができる。
【0017】
図2は、本発明の態様に基づいて構成された、1つ以上の実施例に基づいた半導体構造200の上面図である。半導体構造200は、図1の半導体構造100に類似している。よって、図1と図2の類似の構造は、簡易化と明確さのために同じ番号で標示される。半導体構造200は、活性領域102を含み、半導体基板154に定義される。半導体基板は、シリコンを含み、選択的にまたは付加的に他の適合する半導体材料を含むことができる。例えば、浅溝型素子分離(STI)などの各種の分離構造が半導体基板に形成されて、第1活性領域102と他の活性領域を定義し、それによって互いに分離される。第1活性領域102の半導体基板は、例えばn型ドーパントまたはp型ドーパントなど、適合するドーパントでドープされ、イオン注入、または拡散、または他の適合する技術によってその中に形成される。
【0018】
複数の集積回路(IC)セルは、連続的な活性領域102に形成される。よって性能が改善される。説明のために、例示のICセル156が図2に示され、本開示の態様に基づいて構築される。ICセルは、第1境界158と第2境界160を有する領域に定義される。ICセル156は、少なくとも活性領域102に部分的に形成され、越えて延伸されることができる。例えば、ICセル156は、反対のドーパントを有するもう1つの領域に延伸されることができ、NMOSとPMOSトランジスタの両方がそれぞれ分離した活性領域に形成されてICセル内に統合される。ICセル156は、1つ以上の動作可能なトランジスタ領域108を含む。この実施例では、1つの金属酸化物半導体(MOS)トランジスタ162が説明のために示される。一例では、トランジスタは、活性領域102がn型にドープされている場合はp型MOS(PMOS)トランジスタであり、または活性領域102がp型にドープされている場合はn型MOS(NMOS)トランジスタである。トランジスタ162は、活性領域102に形成されたゲート114を含み、活性領域を越えて更に延伸されることができる。トランジスタ162は、活性層102に形成されたソース116とドレイン118を含み、ゲート114の異なる側に設置され、ゲート114がソース116とドレイン118の間に設置される。ソース116は、ICセルの境界線158に形成され、境界線158に垂直した方向に沿って境界線158を越えて更に延伸することができる。チャネルは、基板に定義され、ソース116とドレイン118間に配置され、ゲート114の下方に配置される。トランジスタ162のソース116は、電力線124に接続され、ソースコンタクト126によって適当な電気的バイアスを提供する。この例では、トランジスタ162のドレイン118は、ドレインコンタクト134によって導電構造132に接続され、適当なバイアスまたは信号を提供する。
【0019】
ICセル106は、活性領域102に形成され、トランジスタ領域108に隣接して設置された分離構造138を含む。分離構造は、第1活性領域に形成され、ドレイン118に隣接して設置された分離ゲート140を含む。分離構造は、分離ソース142も含む。分離ソース142は、ICセルの境界線160に形成され、境界線160に垂直した方向に沿って境界線160を越えて更に延伸されることができる。この実施例では、分離ソース142は、コンタクト144によって電力線124に接続される。一例では、分離ゲート140は、電気的にバイアスされていないため、浮遊状態に置かれている(floating)。
【0020】
ICセル106の構造では、トランジスタ162のソース116と分離構造138の分離ソース142は、境界線158と160にそれぞれ対称的に設置され、ICセル108が両側でソースにより隣接される(bordered)。あるいは又、トランジスタ領域108が境界線158に隣接したドレインとなった場合、第2分離構造が加えられて第2分離構造の分離ソースが境界に形成される。例えば、分離構造は、境界線158とトランジスタ領域108のエッジの間に設置された分離ゲートを含む。第2分離構造の分離ソースは、第2分離構造の分離ゲートに隣接した境界158に形成される。第2分離構造の分離ソースは、電力線124に接続され、ICセルが両側に一定した境界ソースを有する。他のセルも同様に配置され、ICセルが両側の境界部でソースにより隣接される。各境界のソースは、各ICセルの特定設計に基づいた動作可能なトランジスタのソースまたは分離構造の分離ソースであることができる。このような配置では、全てのICセルは、両側の境界でソースにより隣接される。よって、ICセルが設計に基づいて設置された時、1つのICセルからのソースのみが隣接するICセルのソースに設置される。ICセル間の分離は、本質的に含まれる。また、ICセルは、連続的な活性領域に設置され、一定したデバイス性能を有する。図2に示された上述の例は、1つのトランジスタを表している。しかし、動作可能なトランジスタ領域108は、それが両方の境界でソースにより隣接するならば、設計に応じて必要なだけのトランジスタを含むことができる。境界ソースのうちの少なくとも1つは、分離ソースである。各ICセルは、設計される機能に基づいて異なる数のトランジスタ、異なるレイアウトと、異なる配置を有することができる。両側の境界の構造は、分離ソース及び/または動作可能なトランジスタのソースを含むソースで構成される。例えば、同じ活性領域の動作可能なトランジスタのアレイが設置され、隣接したトランジスタが共通ソースをシェアするか、または共通ドレインをシェアする。もう1つの例では、1つのICセルの境界ソースが隣接するICセルの境界ソースと一体化されてパッキング(充填)密度を更に増加することができる。上述のように、上述の半導体構造200は、活性領域102に形成されたICセルの一部であることができる。例えば、PMOSトランジスタは、n型ドープされた活性領域に形成され、NMOSトランジスタは、p型ドープされた活性領域に形成され、それらは、STIによって分離される。NMOSとPMOSトランジスタは、適当に配置されて設計回路機能を提供する。
【0021】
1つ以上の実施例に挙げた構造に関する利点は、隣接するICセルが連続的な活性領域に形成されることで一定したデバイス性能を有することである。もう1つの例では、デバイス速度が改善される。もう1つの例では、開示した構造内に素子領域ペナルティ(penalty)がない。他の利点も各種のアプリケーションに含まれることができる。例えば、開示した構造に応じて、回路レイアウトだけが異なるように設計されているため、製造プロセスの流れを変えることがない。よって、付加のマスクコストと製造コストが掛からない。
【0022】
本開示の実施例が詳細に説明されているが、本開示の精神及び範囲を逸脱しない限りにおいては、当業者であれば行い得る少々の変更や修飾を付加することが可能である。1つの実施例では、分離ゲートはゲート電圧に適合してバイアスされ、漏電を減少する。他の実施例では、分離ゲートは、それらが連続的な活性領域に形成された時、第1トランジスタのソースと第1トランジスタに隣接した第2トランジスタのドレインの間に設置される。もう1つの実施例は、1つの動作可能なトランジスタと分離構造は、動作可能なトランジスタのソースと分離ソースがICセルの外縁に対称的に設置された、標準のICセルを形成する。このようなICセルは、設計された回路に基づいて連続的な活性領域で繰り返すことができる。このICセルの構造は、類似のICセルに隣接して設置された時、分離の問題がなくなる。半導体構造100と200の各種のデバイス構造とこれらを形成する方法が実施例に基づいて下記に更に説明される。1つの実施例では、半導体基板はあるいは又、他の半導体材料、例えばダイアモンド、炭化ケイ素、ガリウムヒ素、GaAsP、AlInAs、AlGaAsまたはGaInPなどを含むことができる。上述の例を推進させるために、ソースとドレインは、シリコンとは異なるエピタキシー成長の半導体に形成され、歪みチャネル(strained channel)を達成する。1つの実施例では、シリコンゲルマニウム(SiGe)は、エピタキシープロセスによってシリコン基板の第1活性領域に形成され、PMOSトランジスタのソースとドレインを形成する。もう1つの実施例では、炭化ケイ素(SiC)は、エピタキシープロセスによってシリコン基板の第2活性領域に形成され、NMOSトランジスタのソースとドレインを形成する。もう1つの実施例では、トランジスタ領域は、n型ドーパントの第1活性領域に形成されたエピタキシーのSiGeのソース/ドレイン領域を有するPMOSトランジスタと、p型ドーパントの第2活性領域に形成されたエピタキシーのSiCのソース/ドレイン領域を有するNMOSトランジスタを含む。チャネルは、基板に定義され、各トランジスタのソースとドレイン間で、且つ関連するゲートの下方に配置される。よって、チャネルは、エピタキシー成長の半導体によって歪みを受け、素子のキャリア移動度を容易にし、デバイス性能を改善する。
【0023】
もう1つの実施例では、各トランジスタのゲートは、基板に設置された高k誘電体層、高k誘電体層に設置された金属層を含む。また、例えば酸化ケイ素などの界面層が高k誘電体層と金属層の間に設置することができる。両動作可能な素子に用いる金属ゲートと分離ゲートは、構成、寸法、形成と、構造の観点から類似している。これらのゲートスタックは、単一のプロセスで形成することができる。一実施例では、高k誘電体層は、半導体基板に形成される。金属ゲート層は、高k誘電体層に形成される。キャッピング層は、高k誘電体層と金属層の間に更に設置される。高k誘電体層は、例えば原子層堆積(ALD)などの適合するプロセスによって形成される。高k誘電体層を形成する他の方法は、有機金属気相成長法(MOCVD)、物理気相成長(PVD)、UVオゾン酸化と、分子線エピタキシー法を含む。一実施例では、高k誘電材料は、HfO2を含む。もう1つの実施例では、高k誘電材料は、Al2O3を含む。あるいは又、高k誘電体層は、金属窒化物、金属ケイ酸塩、または他の金属酸化物を含む。金属ゲート層は、PVDまたは他の適合するプロセスによって形成される。金属ゲート層は、窒化チタンを含む。もう1つの実施例では、金属ゲート層は、窒化タンタル、窒化モリブデン、または窒化チタンアルミを含む。キャッピング層は、高k誘電体層と金属層の間に更に設置される。キャッピング層は、酸化ランタン(LaO)を含む。キャッピング層は、他の適合する材料を選択的に含むことができる。続いて各種のゲート材料層がパターン化され、動作可能な素子とダミーゲートの両方に用いるゲートスタックを形成する。ゲート材料層をパターン化する方法は、各種のドライとウェットエッチングのステップを提供し、パターン化されたマスクを用いて各種の開口を定義することを含む。パターン化されたマスクの開口内のゲート層は、エッチングプロセスによって除去される。
【0024】
もう1つの実施例では、半導体基板は、例えば埋込誘電体層などの絶縁層上に形成された半導体(semiconductor−on−insulator)構造を含むことができる。あるいは又、基板は、SIMOX(separation by implantation of oxygen)技術、ウエハーボンディング、選択エピタキシャル成長(SEG)といわれる方法、または他の適合する方法などによって形成される、例えば埋込酸化物(BOX)層などの埋込誘電体層を含むこともできる。もう1つの実施例では、STIの形成は、基板に溝(トレンチ)をエッチングし、例えば酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素などの絶縁材料によって溝を充填する。充填された溝は、溝を充填する、例えば、窒化ケイ素を有する熱酸化ライナー層(thermal oxide liner layer)などの多層構造を有することができる。1つの実施例では、STI構造は、例えば、パッド酸化物を成長させる、低圧化学気相成長(LPCVD)の窒化物層を形成する、フォトレジストとマスキングを用いてSTI開口をパターン化する、基板に溝をエッチングする、熱酸化トレンチライナー(thermal oxide trench liner)を選択的に成長させて溝のインターフェースを改善する、CVD法で酸化物を溝に充填する、化学機械研磨(CMP)を用いてエッチバックする、窒素化合物ストリッピングを用いてSTI構造を残すなどのプロセス順序を用いて形成することができる。
【0025】
1つ以上のイオン注入のステップが各種のソースとドレイン、及び/または低ドープドレイン(LDD)構造を形成するように更に行われる。一例では、LDD領域がゲートスタック及び/またはエピタキシーのソースとドレイン領域の形成後に形成され、ゲートと位置合わせされる。ゲートスペーサは、金属ゲートスタックの側壁に形成されることができる。続いて重ソース・ドレインドーププロセスが行われて重ドープソースと重ドープドレインを形成する。よって、重ドープソースとドレインがスペーサーの外縁に実質的に位置合わせされる。ゲートスペーサは、多層構造を有することができ、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素、または他の誘電材料を有することができる。n型ドーパントまたはp型ドーパントのいずれかのドープされたソースとドレイン領域とLDD領域は、例えばイオン注入などの従来のドーピングプロセスによって形成される。関連するドープ領域を形成するため用いられるN型ドーパントの不純物は、リン、ヒ素、及び/または他の材料を含むことができる。P型ドーパントの不純物は、ホウ素、インジウム、及び/または他の材料を含むことができる。シリサイドは、ソースとドレインに形成され、コンタクト抵抗を減少する。続いてシリサイドは、金属層を堆積するステップ、金属層がケイ素と反応してシリサイドを形成できるように金属層をアニールするステップと、反応されない金属層を除去するステップを含むプロセスによって、ソースとドレインに形成することができる。
【0026】
続いて、層間誘電体(ILD)層が基板に形成され、化学機械研磨(CMP)プロセスが基板に施されて基板を研磨する。もう1つの例では、エッチング停止層(ESL)がILD層を形成する前にゲートスタックの上部に形成される。一実施例では、上述で形成されたゲートスタックは、最終の金属ゲート構造であり、最終の回路に留まる。もう1つの実施例では、上述で形成されたゲートスタックが部分的に除去され、続いて、例えばサーマルバジェットなどの各種の製造性を考慮した、適合する材料で再充填される。この場合、CMPプロセスがポリシリコンの面が露出されるまで継続される。もう1つの実施例では、CMPプロセスは、ハードマスク層で停止され、続いてハードマスクがウェットエッチングプロセスによって除去される。
【0027】
多層配線(MLI)は、基板に形成され、各種のデバイス構造を電気的に接続し、関数回路を形成する。多層配線は、例えば従来のビアまたはコンタクトなどの垂直相互接続と、例えば金属線などの水平相互接続を含む。各種の配線構造は、銅、タングステンと、シリサイドを含む各種の導電材料を含むことができる。一例では、ダマシンプロセスが銅に関連した多層配線構造を形成するように用いられる。もう1つの実施例では、タングステンがタングステンプラグをコンタクトホールに形成するように用いられる。
【0028】
半導体構造100または200は、例として提供される。トランジスタは、選択的に他のタイプの電界効果トランジスタ(FET)であることができる。半導体構造100または200は、例えばデジタル回路、イメージセンサデバイス、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)セル、及び/または他のマイクロ電子デバイスなどの各種のアプリケーションに用いられることができる。もう1つの実施例では、半導体構造100または200は、フィン電界効果トランジスタを含む。当然ながら、本発明の態様は、他のタイプのトランジスタに応用及び/または容易に適応されることもでき、センサセル、メモリセル、ロジックセルなどを含む多くの異なるアプリケーションに用いられることもできる。
【0029】
以上、本発明の好適な実施例を例示したが、これは本発明を限定するものではなく、本発明の精神及び範囲を逸脱しない限りにおいては、当業者であれば行い得る少々の変更や修飾を付加することが可能である。従って、本発明が請求する保護範囲は、特許請求の範囲を基準とする。
【符号の説明】
【0030】
100、200 半導体構造
102 第1活性領域
104 第2活性領域
108 動作可能な電界効果トランジスタ(FET)
110 PMOSトランジスタ
112 NMOSトランジスタ
114 ゲート
116、120 ソース
118、122 ドレイン
124、128 電力線
126、130 ソースコンタクト
132 導電構造
134、136 ドレインコンタクト
138、146 分離構造
140、148 分離ゲート
142、150 分離ソース
144、152 コンタクト
154 半導体基板
156 ICセル
158 境界線
160 境界線
162 トランジスタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体基板の活性領域と、
前記活性領域に設置された電界効果トランジスタ(FET)であって、このFETは、第1ゲート、
前記活性領域に形成され、前記第1ゲートに隣接した第1領域に設置された第1ソース、及び
前記活性領域に形成され、前記第1ゲートに隣接した第2領域に設置された第1ドレインを含むことと、
前記活性領域に設置された分離構造であって、前記分離構造は、前記第1ドレインに隣接して設置された分離ゲート、及び
前記活性領域に形成された分離ソースであって、前記分離ゲートと前記第1ドレインが前記分離ゲートの異なる側に位置するように前記分離ゲートに隣接して設置されることを含む集積回路。
【請求項2】
前記活性領域に形成され、前記分離構造に隣接して設置された第2FETを更に含み、前記第2FETは、
第2ゲート、
前記活性領域に形成され、前記分離ソースと前記第1ゲート間に設置された第2ソース、及び
前記活性領域に形成される第2ドレインであって、前記第2ゲートが前記第2ソースと前記第2ドレインの間に設置されるように位置決めされることを含む請求項1に記載の集積回路。
【請求項3】
前記活性領域に形成され、前記分離構造に隣接して設置された第2FETを更に含み、前記第2FETは、
前記分離ソースに隣接した第2ゲート、及び
前記活性領域に形成される第2のドレインであって、前記第2ゲートが前記分離ソースと前記第2のドレインの間に設置されるように位置決めされることを含み、
前記分離ソースは、第2FETのソースとして機能するように構成される請求項1に記載の集積回路。
【請求項4】
半導体基板の活性領域、及び
活性領域に形成され、第1境界と第2境界を定義する第1ICセルを含み、前記第1ICセルは、
前記第1境界に設置された第1ソースを有する少なくとも1つの電界効果トランジスタ(FET)、前記半導体基板に設置されて、前記第1ソースに隣接した第1ゲートと、前記第1ゲートが前記第1ソースと前記第1ドレイン間に設置されるように位置決めされた第1ドレインを含み、且つ
第1分離構造は、
前記第1ドレインに隣接して設置された第1分離ゲート、及び
前記第2境界上に形成されて、前記第1ICセルが前記第1と前記第2境界にそれぞれ対称的に設置された前記第1ソースと前記第1分離ソースを有するように前記第1分離ゲートに隣接した第1分離ソースを含む集積回路(IC)。
【請求項5】
前記活性領域と前記第1ICセルに隣接して設置された第2ICセルを更に含み、前記第2ICセルは、前記第2境界を覆う第3境界と第4境界を定義し、前記第2ICセルは、
前記第3境界に設置された第2ソースを有する少なくとも1つのFET、前記半導体基板に設置され、前記第2ソースに隣接した第2ゲートと、前記第2ゲートが前記第2ソースと前記第2ドレイン間に設置されるように位置決めされた第2ドレインを含み、
第2分離構造は、
前記第2ドレインに隣接して設置された第2分離ゲート、及び
前記第4境界上に形成される第2分離ソースであって、前記第2ICセルが前記第3と前記第4境界にそれぞれ対称的に設置された前記第2ソースと前記第2分離ソースを有するように前記第2分離ゲートに隣接することを含む請求項4に記載の集積回路(IC)。
【請求項6】
前記活性領域と前記第1ICセルに隣接して設置された第3ICセルを更に含み、前記第3ICセルは、前記第1境界を覆う第6境界と第5境界を定義し、前記第3ICセルは、
前記第5境界に設置された第3ソースを有する少なくとも1つのFET、前記半導体基板に設置され、前記第3ソースに隣接した第3ゲートと、前記第3ゲートが前記第3ソースと前記第3ドレイン間に設置されるように位置決めされた第3ドレインを含み、
第3分離構造は、
前記第3ドレインに隣接して設置された第3分離ゲート、及び
前記第6境界上に形成される第3分離ソースであって、前記第3ICセルが前記第5と前記第6境界にそれぞれ対称的に設置された前記第3ソースと前記第3分離ソースを有するように前記第3分離ゲートに隣接することを含む請求項5に記載の集積回路(IC)。
【請求項7】
半導体基板と、
前記第1基板に定義され、n型ドーパントを有する第1活性領域と、
前記半導体基板に定義され、分離構造によって前記第1活性領域から分離されて、p型ドーパントを有する第2活性領域と、
前記第1活性領域に形成される第1p型金属酸化物半導体(PMOS)トランジスタであって、この第1PMOSトランジスタは、第1ソースと前記第1活性領域に形成された第1ドレイン、および前記半導体基板に形成され、前記第1ソースと前記第1ドレイン間に設置された第1ゲートを含むことと、
前記第2活性領域に形成される第1n型金属酸化物半導体(NMOS)トランジスタであって、この第1NMOSトランジスタは、第2ソースと前記第2活性領域に形成された第2ドレイン、および前記半導体基板に形成され、前記第2ソースと前記第2ドレイン間に設置された第2ゲートを含むことと、
前記第1活性領域に形成される第1分離構造であって、この第1分離構造は、前記第1ドレインに隣接して設置された第1分離ゲートと、前記第1分離ゲートが前記第1ドレインと前記第1分離ソース間に設置されるように位置決めされる第1分離ソースを含むことと、
前記第2活性領域に形成される第2分離構造であって、この第2分離構造は、前記第2ドレインに隣接して設置された第2分離ゲートと、前記第2分離ゲートが前記第2ドレインと前記第2分離ソース間に設置されるように位置決めされる第2分離ソースを含むこととを含む集積回路。
【請求項8】
前記第1ゲートと前記第2ゲートは、延伸されて互いに接続し、前記第1ドレインと前記第2ドレインは、電気的に接続される請求項7に記載の集積回路。
【請求項9】
前記第1ソースと前記第1分離ソースは、電力線Vddに電気的に接続され、前記第2ソースと前記第2分離ソースは電力線Vssに電気的に接続される請求項7に記載の集積回路。
【請求項10】
前記第1活性領域に形成され、前記第1PMOSトランジスタに隣接する第2PMOSトランジスタであって、この第2PMOSトランジスタは、前記第1ソースに隣接した第3ゲート、前記第3ゲートが前記第3ドレインと第1ソース間に設置されるように位置決めされた第3ドレインを含むこと、及び
前記第2活性領域に形成され、前記第1NMOSトランジスタに隣接する第2NMOSトランジスタであって、この第2NMOSトランジスタは、前記第2ソースに隣接した第4ゲート、前記第4ゲートが前記第4ドレインと前記第2ソース間に設置されるように位置決めされた第4ドレインを含むことを更に含む請求項7に記載の集積回路。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−123947(P2010−123947A)
【公開日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−254112(P2009−254112)
【出願日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【出願人】(500262038)台湾積體電路製造股▲ふん▼有限公司 (198)
【氏名又は名称原語表記】Taiwan Semiconductor Manufacturing Company,Ltd.
【住所又は居所原語表記】8,Li−Hsin Rd.6,Hsinchu Science Park,Hsinchu,Taiwan 300−77,R.O.C.
【Fターム(参考)】