11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1型酵素の阻害薬としてのアダマンチル誘導体
本発明は、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1型酵素の阻害薬である化合物に関する。本発明はさらに、非インシュリン依存性2型糖尿病、インシュリン耐性、肥満、脂質障害、メタボリック症候群ならびに過剰の糖質コルチコイド作用が介在する他の疾患および状態の治療における11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1型酵素の阻害薬の使用に関するものでもある。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I)の化合物。
【化1】
[式中、
A1、A2、A3およびA4はそれぞれ個別に、水素、アルケニル、アルキル、アルキル−NH−アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シアノ、シクロアルキル、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、アリールカルボニル、アリールスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシアルキル、複素環スルホニル、ハロゲン、ハロアルキル、−NR5−[C(R6R7)]n−C(O)−R8、−O−[C(R9R10)]p−C(O)−R11、−OR12、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−N(R13R14)、−CO2R15、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18R19)−OR20、−C(R21R22)−N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−S(O)2−N(R25R26)および−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)からなる群から選択され;
R18aおよびR19aは、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択され;
nは、0または1であり;
pは、0または1であり;
Dは、−O−、−S−、−S(O)−および−S(O)2−からなる群から選択される基であり;
Eは、アルキル、アルコキシアルキル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環、複素環アルキルからなる群から選択される基であるか、R4とEがそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
R1は、水素およびアルキルからなる群から選択される基であり;
R2は、水素、アルキルおよびシクロアルキルからなる群から選択される基であり;
R3およびR4は、それぞれ独立に水素、アルキル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環および複素環アルキルからなる群から選択されるか、R3とR4がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
R5は、水素、アルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキルおよび複素環オキシアルキルからなる群から選択される基であり;
R6およびR7は、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択されるか、R6とR7がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
R8は、水素、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシ、複素環オキシアルキルおよび−N(R27R28)からなる群から選択され;
R9およびR10は、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択されるか、R9とR10がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
R11は、ヒドロキシおよび−N(R29R30)からなる群から選択され;
R12は、水素、アルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキルおよび複素環オキシアルキルからなる群から選択され;
R13およびR14は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、アリールスルホニル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシアルキルおよび複素環スルホニルからなる群から選択され;
R15は、水素、アルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキルおよび複素環オキシアルキルからなる群から選択され;
R16およびR17は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルコキシ、アルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルホニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシアルキル、複素環オキシ、複素環スルホニル、ヒドロキシおよび−アルキル−C(O)N(R201R202)からなる群から選択されるか、R16とR17がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
R201およびR202は、独立に水素およびアルキルからなる群から選択され;
R18、R19およびR20は、それぞれ独立に水素、アルキル、アリール、アリールアルキル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環および複素環アルキルからなる群から選択され;
R21およびR22は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリール、アリールカルボニル、アリールスルホニル、シクロアルキル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環カルボニルおよび複素環スルホニルからなる群から選択され;
R23およびR24は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルキルカルボニル、アルコキシ、アルキルスルホニル、アリール、アリールカルボニル、アリールオキシ、アリールスルホニル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルオキシ、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環カルボニル、複素環オキシ、複素環スルホニルおよびヒドロキシからなる群から選択されるか、R23とR24がそれらが結合している原子と一体となってヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
R25およびR26は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルコキシ、アルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルホニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシアルキル、複素環オキシ、複素環スルホニルおよびヒドロキシからなる群から選択されるか、R25とR26がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
R27およびR28は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルコキシ、アルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルホニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシ、複素環オキシアルキル、複素環スルホニルおよびヒドロキシからなる群から選択されるか、R27とR28がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
R29およびR30は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルコキシ、アルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルホニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシ、複素環オキシアルキル、複素環スルホニルおよびヒドロキシからなる群から選択されるか、R29とR30がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
ただし、R1が水素である場合、A1、A2、A3およびA4のうちの少なくとも一つが水素以外である。]
【請求項2】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4が水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4が水素であり;
Dが−O−である請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4が水素であり;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4が水素であり;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択され;
Eが、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環、アリールアルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3が水素であり;
R4がアルキルである請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3が水素であり;
R4がアルキルであり;
Dが−O−である請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3が水素であり;
R4がアルキルであり;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3が水素であり;
R4がアルキルであり;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択され;
Eが、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環、アリールアルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4がアルキルである請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4がアルキルであり;
Dが−O−である請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4がアルキルであり;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4がアルキルであり;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択され;
Eが、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環、アリールアルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成している請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキル環を形成している請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキル環を形成しており;
Dが−O−である請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキル環を形成しており;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキル環を形成しており;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択され;
Eが、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環、アリールアルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成している請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
Dが−O−である請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択され;
Eが、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環、アリールアルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R4とEがそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成している請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R4とよびEがそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
Dが−O−である請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R4とEがそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
A1が、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリールスルホニルおよび複素環スルホニルからなる群から選択され;
A2、A3およびA4が水素であり;
Dが−O−である請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
Dが−O−であり;A1が−S(O)2−N(R25R26)であり;A2、A3およびA4が水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
A1が−C(O)−N(R16R17)であり;R16が水素およびアルキルからなる群から選択され、R17がアリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;Dが−O−であり;A2、A3およびA4が水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項30】
E−4−[(2−メチル−2−フェノキシプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−[(2−メチル−2−{[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]オキシ}プロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[(2−メチルシクロヘキシル)オキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{{2−メチル−2−[(3−メチルシクロヘキシル)オキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(シクロヘプチルオキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(シクロヘキシルメトキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{{2−メチル−2−[(4−メチルシクロヘキシル)オキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−[(2−フェノキシプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−メチル−2−(2−メチルフェノキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−メチル−2−(4−メチルフェノキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(3−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−2−(4−クロロ−フェノキシ)−N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−2−メチル−プロピオンアミド;
E−{[2−メチル−2−(4−メチルフェノキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(3−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(3−ブロモフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
4−({[((E)−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−1−アダマンチル)カルボニル]アミノ}メチル)安息香酸;
E−4−{[2−(2,3−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
tert−ブチル4−(2−{[(E)−5−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]アミノ}−1,1−ジメチル−2−オキソエトキシ)フェニルカーバメート;
E−N−[4−(アミノカルボニル)ベンジル]−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−N−[4−(アミノカルボニル)メチル]−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
3−({[((E)−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−1−アダマンチル)カルボニル]アミノ}メチル)安息香酸;
E−4−({2−[(5−ブロモピリジン−2−イル)オキシ]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(2−シアノフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
((E)−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−1−アダマンチル)酢酸;
N−[(E)−5−(2−アミノ−2−オキソエチル)−2−アダマンチル]−2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチル−N−[(E)−5−(2H−テトラゾール−5−イルメチル)−2−アダマンチル]プロパンアミド;
N−{(E)−5−[(アミノスルホニル)メチル]−2−アダマンチル}−2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
N−{(E)−5−[(Z)−アミノ(ヒドロキシイミノ)メチル]−2−アダマンチル}−2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
E−N−[4−(アミノスルホニル)ベンジル]−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−N−(4−{[(メチルスルホニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−[(4−クロロフェニル)チオ]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−({2−[(4−メトキシフェニル)チオ]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミドアミド;
E−4−({2−[(4−メトキシフェニル)スルフィニル]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−[4−クロロ−2−(ピロリジン−1−イルスルホニル)フェノキシ]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[4−(メチルスルホニル)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[2−(メチルスルホニル)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−[(2−{4−クロロ−2−[(ジエチルアミノ)スルホニル]フェノキシ}−2−メチルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[4−(ピロリジン−1−イルスルホニル)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−N−[(E)−5−ヒドロキシ−2−アダマンチル]−2−メチルプロパンアミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−2−メチル−N−[(E)−5−(2H−テトラゾール−5−イル)−2−アダマンチル]プロパンアミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−2−メチル−N−[(E)−5−(メチルチオ)−2−アダマンチル]プロパンアミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−2−メチル−N−[(E)−5−(メチルスルホニル)−2−アダマンチル]プロパンアミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−2−メチル−N−[(E)−5−(メチルスルフィニル)−2−アダマンチル]プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
E−4−({[1−(4−クロロフェノキシ)シクロブチル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
4−[({[((E)−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−1−アダマンチル)メチル]スルホニル}アミノ)メチル]安息香酸;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−[(E)−5−(1H−イミダゾール−2−イル)−2−アダマンチル]−2−メチルプロパンアミド;
(2E)−3−((E)−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−1−アダマンチル)アクリル酸;
(E)−4−[(2−メチル−2−{[5−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−2−イル]オキシ}プロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−[(E)−5−イソオキサゾール−5−イル−2−アダマンチル]−2−メチルプロパンアミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチル−N−{(E)−5−[(2−モルホリン−4−イルエトキシ)メチル]−2−アダマンチル}プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−メチル−2−(2−メチルフェノキシ)プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−メチル−2−(4−メチルフェノキシ)プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−メチル−2−[2−(トリフルオロメチル)フェノキシ]プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−メチル−2−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
E−4−{[2−(2−クロロフェノキシ)−2−メチル−3−フェニルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−[(E)−5−ヒドロキシ−2−アダマンチル]−2−メチルプロパンアミド;
E−4−({2−メチル−2−[(5−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)オキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−メチル−2−(ピリジン−2−イルオキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチル−N−{(E)−5−[(メチルアミノ)スルホニル]−2−アダマンチル}プロパンアミド;
3−((E)−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−1−アダマンチル)プロパン酸;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−{(E)−5−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−2−アダマンチル}−2−メチルプロパンアミド;
E−4−[(2−{[5−(1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル]オキシ}−2−メチルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチル−N−[(E)−5−(1H−ピラゾール−3−イル)−2−アダマンチル]プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(3−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−メチル−2−(3−メチルフェノキシ)プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(2−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(3−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(4−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(4−シアノフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
E−4−{[2−メチル−2−(2−メチルフェノキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−メチル−2−(3−メチルフェノキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−[(2−メチル−2−{[(1S,2S)−2−メチルシクロヘキシル]オキシ}プロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−({2−メチル−2−[(2−メチルシクロヘキシル)オキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(シクロヘプチルオキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(シクロヘキシルメトキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[(3−メチルシクロヘキシル)オキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
4−{[({(E)−4−[(2−メチル−2−フェノキシプロパノイル)アミノ]−1−アダマンチル}カルボニル)アミノ]メチル}安息香酸;
E−4−({2−[(4,4−ジメチルシクロヘキシル)オキシ]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−メチル−2−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−イルオキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(4−ブロモフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−メチル−2−(1−ナフチルオキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2,3−ジクロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2,4−ジクロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2,5−ジクロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2,4−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−メチル−2−(2−ナフチルオキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(4−ブロモ−2−フルオロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−({2−メチル−2−[(7−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(1,1′−ビフェニル−3−イルオキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2−ブロモフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−N−[4−(アミノカルボニル)ベンジル]−4−[(2−メチル−2−フェノキシプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−N−(1,3−チアゾール−5−イルメチル)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−N−(ピリジン−4−イルメチル)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−アミノフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[2−(トリフルオロメチル)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{{2−メチル−2−[4−(ピロリジン−1−イルスルホニル)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−N−[(E)−5−ヒドロキシ−2−アダマンチル]−2−メチルプロパンアミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−N−[(E)−5−シアノ−2−アダマンチル]−2−メチルプロパンアミド;
E−4−[(2−メチル−2−{4−[(トリフルオロアセチル)アミノ]フェノキシ}プロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(3−ブロモ−4−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(2,5−ジブロモ−4−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(2−ブロモ−4−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−N,N−ジメチルアダマンタン−1−カルボキサミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−((E)−5−{[(4−メトキシ−6−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]メチル}−2−アダマンチル)−2−メチルプロパンアミド;
E−4−{[2−(4−{[(tert−ブチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
エチル4−(2−{[(E)−5−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]アミノ}−1,1−ジメチル−2−オキソエトキシ)フェニルカーバメート;
E−4−[(2−メチル−2−{4−[(プロピルスルホニル)アミノ]フェノキシ}プロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−[(2−{4−[(3,3−ジメチルブタノイル)アミノ]フェノキシ}−2−メチルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−メチル−2−(フェニルスルフィニル)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−メチル−2−(フェニルスルホニル)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
N−[(E)−5−シアノ−2−アダマンチル]−2−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−メチルプロパンアミド;
2−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−メチル−N−[(E)−5−(2H−テトラゾール−5−イル)−2−アダマンチル]プロパンアミド;および
E−4−({2−[4−(ベンジルオキシ)フェノキシ]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド
からなる群から選択される化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項31】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素の阻害方法。
【請求項32】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での障害を治療する方法。
【請求項33】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での非インシュリン依存性2型糖尿病を治療する方法。
【請求項34】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物でのインシュリン耐性を治療する方法。
【請求項35】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での肥満を治療する方法。
【請求項36】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での脂質障害を治療する方法。
【請求項37】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物でのメタボリック症候群を治療する方法。
【請求項38】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での過剰糖質コルチコイド作用が介在する疾患および状態を治療する方法。
【請求項39】
製薬上好適な担体と組み合わせて治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を含む医薬組成物。
【請求項1】
下記式(I)の化合物。
【化1】
[式中、
A1、A2、A3およびA4はそれぞれ個別に、水素、アルケニル、アルキル、アルキル−NH−アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シアノ、シクロアルキル、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、アリールカルボニル、アリールスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシアルキル、複素環スルホニル、ハロゲン、ハロアルキル、−NR5−[C(R6R7)]n−C(O)−R8、−O−[C(R9R10)]p−C(O)−R11、−OR12、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−N(R13R14)、−CO2R15、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18R19)−OR20、−C(R21R22)−N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−S(O)2−N(R25R26)および−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)からなる群から選択され;
R18aおよびR19aは、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択され;
nは、0または1であり;
pは、0または1であり;
Dは、−O−、−S−、−S(O)−および−S(O)2−からなる群から選択される基であり;
Eは、アルキル、アルコキシアルキル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環、複素環アルキルからなる群から選択される基であるか、R4とEがそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
R1は、水素およびアルキルからなる群から選択される基であり;
R2は、水素、アルキルおよびシクロアルキルからなる群から選択される基であり;
R3およびR4は、それぞれ独立に水素、アルキル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環および複素環アルキルからなる群から選択されるか、R3とR4がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
R5は、水素、アルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキルおよび複素環オキシアルキルからなる群から選択される基であり;
R6およびR7は、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択されるか、R6とR7がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
R8は、水素、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシ、複素環オキシアルキルおよび−N(R27R28)からなる群から選択され;
R9およびR10は、それぞれ独立に水素およびアルキルからなる群から選択されるか、R9とR10がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
R11は、ヒドロキシおよび−N(R29R30)からなる群から選択され;
R12は、水素、アルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキルおよび複素環オキシアルキルからなる群から選択され;
R13およびR14は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、アリールスルホニル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシアルキルおよび複素環スルホニルからなる群から選択され;
R15は、水素、アルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環、複素環アルキルおよび複素環オキシアルキルからなる群から選択され;
R16およびR17は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルコキシ、アルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルホニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシアルキル、複素環オキシ、複素環スルホニル、ヒドロキシおよび−アルキル−C(O)N(R201R202)からなる群から選択されるか、R16とR17がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
R201およびR202は、独立に水素およびアルキルからなる群から選択され;
R18、R19およびR20は、それぞれ独立に水素、アルキル、アリール、アリールアルキル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環および複素環アルキルからなる群から選択され;
R21およびR22は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリール、アリールカルボニル、アリールスルホニル、シクロアルキル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環カルボニルおよび複素環スルホニルからなる群から選択され;
R23およびR24は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルキルカルボニル、アルコキシ、アルキルスルホニル、アリール、アリールカルボニル、アリールオキシ、アリールスルホニル、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルカルボニル、シクロアルキルオキシ、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環カルボニル、複素環オキシ、複素環スルホニルおよびヒドロキシからなる群から選択されるか、R23とR24がそれらが結合している原子と一体となってヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される環を形成しており;
R25およびR26は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルコキシ、アルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルホニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシアルキル、複素環オキシ、複素環スルホニルおよびヒドロキシからなる群から選択されるか、R25とR26がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
R27およびR28は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルコキシ、アルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルホニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシ、複素環オキシアルキル、複素環スルホニルおよびヒドロキシからなる群から選択されるか、R27とR28がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
R29およびR30は、それぞれ独立に水素、アルキル、アルコキシ、アルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルホニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、カルボキシシクロアルキル、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールスルホニル、複素環、複素環アルキル、複素環オキシ、複素環オキシアルキル、複素環スルホニルおよびヒドロキシからなる群から選択されるか、R29とR30がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
ただし、R1が水素である場合、A1、A2、A3およびA4のうちの少なくとも一つが水素以外である。]
【請求項2】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4が水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4が水素であり;
Dが−O−である請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4が水素であり;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4が水素であり;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択され;
Eが、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環、アリールアルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3が水素であり;
R4がアルキルである請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3が水素であり;
R4がアルキルであり;
Dが−O−である請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3が水素であり;
R4がアルキルであり;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3が水素であり;
R4がアルキルであり;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択され;
Eが、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環、アリールアルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4がアルキルである請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4がアルキルであり;
Dが−O−である請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4がアルキルであり;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3およびR4がアルキルであり;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択され;
Eが、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環、アリールアルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキルおよび複素環からなる群から選択される環を形成している請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキル環を形成している請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキル環を形成しており;
Dが−O−である請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキル環を形成しており;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となってシクロアルキル環を形成しており;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択され;
Eが、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環、アリールアルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成している請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
Dが−O−である請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R3とR4がそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択され;
Eが、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、複素環、アリールアルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R4とEがそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成している請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R4とよびEがそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
Dが−O−である請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
A2、A3およびA4が水素であり;
R1およびR2が水素であり;
R4とEがそれらが結合している原子と一体となって複素環を形成しており;
Dが−O−であり;
A1が、アルケニル、アルキルスルホニル、シアノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−OR12、カルボキシアルキル、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−C(R18R19)−OR20、−C(O)−N(R16R17)、−C(R18aR19a)−C(O)N(R23R24)、−C(=NOH)−N(H)2、−S(O)2−N(R25R26)、−CO2R15、−C(R18aR19a)−S(O)2−N(R25R26)および−C(R21R22)−N(R23R24)からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
A1が、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、シクロアルキルスルホニル、ヘテロアリールスルホニルおよび複素環スルホニルからなる群から選択され;
A2、A3およびA4が水素であり;
Dが−O−である請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
Dが−O−であり;A1が−S(O)2−N(R25R26)であり;A2、A3およびA4が水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
A1が−C(O)−N(R16R17)であり;R16が水素およびアルキルからなる群から選択され、R17がアリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;Dが−O−であり;A2、A3およびA4が水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項30】
E−4−[(2−メチル−2−フェノキシプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−[(2−メチル−2−{[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]オキシ}プロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[(2−メチルシクロヘキシル)オキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{{2−メチル−2−[(3−メチルシクロヘキシル)オキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(シクロヘプチルオキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(シクロヘキシルメトキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{{2−メチル−2−[(4−メチルシクロヘキシル)オキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−[(2−フェノキシプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−メチル−2−(2−メチルフェノキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−メチル−2−(4−メチルフェノキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(3−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−2−(4−クロロ−フェノキシ)−N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−2−メチル−プロピオンアミド;
E−{[2−メチル−2−(4−メチルフェノキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(3−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(3−ブロモフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
4−({[((E)−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−1−アダマンチル)カルボニル]アミノ}メチル)安息香酸;
E−4−{[2−(2,3−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
tert−ブチル4−(2−{[(E)−5−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]アミノ}−1,1−ジメチル−2−オキソエトキシ)フェニルカーバメート;
E−N−[4−(アミノカルボニル)ベンジル]−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−N−[4−(アミノカルボニル)メチル]−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
3−({[((E)−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−1−アダマンチル)カルボニル]アミノ}メチル)安息香酸;
E−4−({2−[(5−ブロモピリジン−2−イル)オキシ]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(2−シアノフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−ヒドロキシフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
((E)−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−1−アダマンチル)酢酸;
N−[(E)−5−(2−アミノ−2−オキソエチル)−2−アダマンチル]−2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチル−N−[(E)−5−(2H−テトラゾール−5−イルメチル)−2−アダマンチル]プロパンアミド;
N−{(E)−5−[(アミノスルホニル)メチル]−2−アダマンチル}−2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
N−{(E)−5−[(Z)−アミノ(ヒドロキシイミノ)メチル]−2−アダマンチル}−2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
E−N−[4−(アミノスルホニル)ベンジル]−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−N−(4−{[(メチルスルホニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−[(4−クロロフェニル)チオ]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−({2−[(4−メトキシフェニル)チオ]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミドアミド;
E−4−({2−[(4−メトキシフェニル)スルフィニル]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−[4−クロロ−2−(ピロリジン−1−イルスルホニル)フェノキシ]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[4−(メチルスルホニル)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[2−(メチルスルホニル)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−[(2−{4−クロロ−2−[(ジエチルアミノ)スルホニル]フェノキシ}−2−メチルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[4−(ピロリジン−1−イルスルホニル)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−N−[(E)−5−ヒドロキシ−2−アダマンチル]−2−メチルプロパンアミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−2−メチル−N−[(E)−5−(2H−テトラゾール−5−イル)−2−アダマンチル]プロパンアミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−2−メチル−N−[(E)−5−(メチルチオ)−2−アダマンチル]プロパンアミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−2−メチル−N−[(E)−5−(メチルスルホニル)−2−アダマンチル]プロパンアミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−2−メチル−N−[(E)−5−(メチルスルフィニル)−2−アダマンチル]プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
E−4−({[1−(4−クロロフェノキシ)シクロブチル]カルボニル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
4−[({[((E)−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−1−アダマンチル)メチル]スルホニル}アミノ)メチル]安息香酸;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−[(E)−5−(1H−イミダゾール−2−イル)−2−アダマンチル]−2−メチルプロパンアミド;
(2E)−3−((E)−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−1−アダマンチル)アクリル酸;
(E)−4−[(2−メチル−2−{[5−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−2−イル]オキシ}プロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−[(E)−5−イソオキサゾール−5−イル−2−アダマンチル]−2−メチルプロパンアミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチル−N−{(E)−5−[(2−モルホリン−4−イルエトキシ)メチル]−2−アダマンチル}プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−メチル−2−(2−メチルフェノキシ)プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−メチル−2−(4−メチルフェノキシ)プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−メチル−2−[2−(トリフルオロメチル)フェノキシ]プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−メチル−2−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
E−4−{[2−(2−クロロフェノキシ)−2−メチル−3−フェニルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−[(E)−5−ヒドロキシ−2−アダマンチル]−2−メチルプロパンアミド;
E−4−({2−メチル−2−[(5−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)オキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−メチル−2−(ピリジン−2−イルオキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチル−N−{(E)−5−[(メチルアミノ)スルホニル]−2−アダマンチル}プロパンアミド;
3−((E)−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−1−アダマンチル)プロパン酸;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−{(E)−5−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−2−アダマンチル}−2−メチルプロパンアミド;
E−4−[(2−{[5−(1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル]オキシ}−2−メチルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチル−N−[(E)−5−(1H−ピラゾール−3−イル)−2−アダマンチル]プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(3−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−メチル−2−(3−メチルフェノキシ)プロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(2−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(3−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(4−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
N−[(E)−5−(アミノスルホニル)−2−アダマンチル]−2−(4−シアノフェノキシ)−2−メチルプロパンアミド;
E−4−{[2−メチル−2−(2−メチルフェノキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−メチル−2−(3−メチルフェノキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−[(2−メチル−2−{[(1S,2S)−2−メチルシクロヘキシル]オキシ}プロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−({2−メチル−2−[(2−メチルシクロヘキシル)オキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(シクロヘプチルオキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(シクロヘキシルメトキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[(3−メチルシクロヘキシル)オキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
4−{[({(E)−4−[(2−メチル−2−フェノキシプロパノイル)アミノ]−1−アダマンチル}カルボニル)アミノ]メチル}安息香酸;
E−4−({2−[(4,4−ジメチルシクロヘキシル)オキシ]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−メチル−2−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−イルオキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(4−ブロモフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−メチル−2−(1−ナフチルオキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2,3−ジクロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2,4−ジクロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2,5−ジクロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2,4−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−メチル−2−(2−ナフチルオキシ)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(4−ブロモ−2−フルオロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−({2−メチル−2−[(7−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(1,1′−ビフェニル−3−イルオキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−(2−ブロモフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−N−[4−(アミノカルボニル)ベンジル]−4−[(2−メチル−2−フェノキシプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−N−(1,3−チアゾール−5−イルメチル)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−N−(ピリジン−4−イルメチル)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(4−アミノフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−({2−メチル−2−[2−(トリフルオロメチル)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{{2−メチル−2−[4−(ピロリジン−1−イルスルホニル)フェノキシ]プロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−N−[(E)−5−ヒドロキシ−2−アダマンチル]−2−メチルプロパンアミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−N−[(E)−5−シアノ−2−アダマンチル]−2−メチルプロパンアミド;
E−4−[(2−メチル−2−{4−[(トリフルオロアセチル)アミノ]フェノキシ}プロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(3−ブロモ−4−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(2,5−ジブロモ−4−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(2−ブロモ−4−メトキシフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}−N,N−ジメチルアダマンタン−1−カルボキサミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−((E)−5−{[(4−メトキシ−6−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]メチル}−2−アダマンチル)−2−メチルプロパンアミド;
E−4−{[2−(4−{[(tert−ブチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェノキシ)−2−メチルプロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボキサミド;
エチル4−(2−{[(E)−5−(アミノカルボニル)−2−アダマンチル]アミノ}−1,1−ジメチル−2−オキソエトキシ)フェニルカーバメート;
E−4−[(2−メチル−2−{4−[(プロピルスルホニル)アミノ]フェノキシ}プロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−[(2−{4−[(3,3−ジメチルブタノイル)アミノ]フェノキシ}−2−メチルプロパノイル)アミノ]アダマンタン−1−カルボキサミド;
E−4−{[2−メチル−2−(フェニルスルフィニル)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
E−4−{[2−メチル−2−(フェニルスルホニル)プロパノイル]アミノ}アダマンタン−1−カルボン酸;
N−[(E)−5−シアノ−2−アダマンチル]−2−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−メチルプロパンアミド;
2−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−メチル−N−[(E)−5−(2H−テトラゾール−5−イル)−2−アダマンチル]プロパンアミド;および
E−4−({2−[4−(ベンジルオキシ)フェノキシ]−2−メチルプロパノイル}アミノ)アダマンタン−1−カルボキサミド
からなる群から選択される化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項31】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素の阻害方法。
【請求項32】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での障害を治療する方法。
【請求項33】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での非インシュリン依存性2型糖尿病を治療する方法。
【請求項34】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物でのインシュリン耐性を治療する方法。
【請求項35】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での肥満を治療する方法。
【請求項36】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での脂質障害を治療する方法。
【請求項37】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物でのメタボリック症候群を治療する方法。
【請求項38】
哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を投与する段階を有する、11−β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼI型酵素を阻害することによって哺乳動物での過剰糖質コルチコイド作用が介在する疾患および状態を治療する方法。
【請求項39】
製薬上好適な担体と組み合わせて治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を含む医薬組成物。
【公表番号】特表2008−526858(P2008−526858A)
【公表日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−550440(P2007−550440)
【出願日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際出願番号】PCT/US2006/000210
【国際公開番号】WO2006/074244
【国際公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際出願番号】PCT/US2006/000210
【国際公開番号】WO2006/074244
【国際公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】
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