説明

カーナビゲーション装置

【課題】案内経路が悪天候の影響を受けることが判明した際に、不用意に走行距離を長くさせず、且つ悪天候におけるユーザの無理な走行を回避するように案内経路を再設定可能なカーナビゲーション装置を提供すること。
【解決手段】台風の影響度が閾値以上だった場合には案内経路に対する台風の影響度が大きいと判断し(S6:yes)、台風の通過を待った場合の目的地までの経路(待機経路)と、台風の通過を待たずに迂回した場合の目的地までの経路(迂回経路)とを経路計算部においてそれぞれ計算し、描画部を介し、表示部に、それぞれの経路において目的地の予想到着時間、目的地までの走行距離、待ち時間(台風を待った場合のみ)を表示する(S7)。そして、選択された経路にて経路案内を開始する(S11)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、案内経路が悪天候の影響を受けることが判明した際に、不用意に走行距離を長くさせず、且つ悪天候におけるユーザの無理な走行を回避するように案内経路を再設定可能なカーナビゲーション装置に関する。
【背景技術】
【0002】
カーナビゲーション装置において、気象情報を表示する従来技術としては、特許文献1に開示されたものがある。これは、通信部により気象情報センタから気象情報を取得してワークメモリに記録すると共に、車両の現在位置をその検出時刻と共に逐次ワークメモリに記憶しておき、使用者が気象情報の表示を指示すると、車両位置とその位置検出した時刻の気象情報とをワークメモリから抽出して時刻の古いものから順に表示装置に表示するというものである。
【0003】
例えば、特許文献1の技術によれば、自車両の移動と気象の変化との相対関係を把握することができる。例えば、雨雲の移動と自車両の移動との相対関係を知ることができるので、今後の自車両の移動方向を調整して悪天候を避けるといった措置を講ずることができる。
【0004】
ところで、カーナビゲーション装置では、目的地を設定すると、現在位置から目的地までの最適経路を自動的に計算し、案内経路として設定する機能を有している。しかしながら、従来のカーナビゲーション装置では、気象情報を加味して最適経路を計算する構成にはなっていないため、使用者は経路上に悪天候の地域が存在することに気付かず、悪天候地域に侵入してしまうという懸念があった。
【0005】
そこで、特許文献2の技術によれば、気象情報を取得し、その取得した気象情報に基づいて悪天候地域を設定し、その悪天候地域を避けて案内経路を設定することができるので、気付かずに自車両を悪天候地域に侵入させてしまうことなく、目的地に到達することができる。また、特許文献3の技術および特許文献4の技術によれば、交通情報、地図データに加え、気象情報を加味し、ユーザに経路上情報を提供することができる。
【特許文献1】特開2003−121172
【特許文献2】特開2006−145473
【特許文献3】特開2003−294470
【特許文献4】特開2002−206936
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述のような従来のナビゲーション装置では、台風の大きさ、速度によって迂回路が長くなり、走行距離が増加するという懸念があった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、案内経路が悪天候の影響を受けることが判明した際に、不用意に走行距離を長くさせず、且つ悪天候におけるユーザの無理な走行を回避するように案内経路を再設定可能なカーナビゲーション装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するためになされた請求項1に係るカーナビゲーション装置によれば、気象情報を取得し、その取得した気象情報に基づき、設定された案内経路付近に存在する気象現象に起因して悪天候となる地域をその予想経路を含めて回避地域として設定する。そして、設定された案内経路が一部でも前記回避地域に含まれる場合には、案内経路が回避地域に含まれなくなるまで待機する場合の目的地までの経路(待機経路)と回避地域を避けて迂回する場合の目的地までの経路(迂回経路)とを計算して提示し、選択された経路を案内経路として設定する。したがって、自車を一定時間待機させ、悪天候を通りすごしてからの出発を促すことで、不用意に走行距離を長くさせず、且つ、悪天候におけるユーザの無理な走行を回避することができる。
【0008】
請求項2の発明では、待機経路が案内経路として設定された場合に、その待機経路の付近に存在する施設に関する情報を提供するので、例えばガソリンスタンドで給油をしたり道の駅で休憩を取ったりするなど、回避地域の通過を待つ時間の有効活用を促すことができる。
【0009】
請求項3の発明では、待機経路が案内経路として設定された場合に、その待機経路が回避地域に含まれなくなったことを確認してその旨を報知するので、悪天候を通りすごしてからの出発を促すことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
[第一実施形態]
図1は、カーナビゲーション装置1および気象情報センタ19の全体構成についての概略的な機能ブロック図である。以下、カーナビゲーション装置1、気象情報センタ19の順に説明する。
【0011】
[カーナビゲーション装置1の構成の説明]
カーナビゲーション装置1は、位置検出部2と、地図データ格納部3と、スイッチ情報入力部4と、メモリ5と、表示部6と、音声出力部7と、データ通信部8と、これら各部が接続された制御部9とを有する。
【0012】
[位置検出部2の構成の説明]
位置検出部2は、いずれも周知の地磁気センサ、ジャイロスコープ、距離センサ、及びGPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの電波に基づいて車両の現在位置を検出するGPS受信機を有している。これらのセンサ等は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。なお精度によっては上述した内の一部で構成してもよく、更にステアリングの回転センサ、各転動輪の車両センサ等を用いてもよい。
【0013】
[地図データ格納部3の構成の説明]
地図データ格納部3は、CD−ROMまたはDVD−ROM、メモリカード、HDD等から構成され、位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図データ及び目印データを含む各種データを格納する。
【0014】
[スイッチ情報入力部4の構成の説明]
スイッチ情報入力部4は、例えば表示部6と一体になったタッチスイッチもしくはメカニカルなスイッチ等が用いられ、スイッチ操作により制御部9へ各種機能(例えば、地図縮尺変更、メニュー表示選択、目的地設定、経路探索、経路案内開始、現在位置修正、表示画面変更、音量調整等)の操作指示を行う。
【0015】
なお、スイッチ情報入力部4をリモートコントロール端末(以下リモコンと称する)によって構成し、制御部9との間を無線通信により情報の送受信を行うようにしてもよい。
このスイッチ情報入力部4により目的地が設定されると、制御部9は、位置検出部2により検出された現在位置からその目的地までの最適な経路を自動的に探索して誘導経路を設定して表示する。なお、このような自動的に最適な経路を設定する手法としては、ダイクストラ法等の手法が知られている。そして、設定された経路は、地図データ格納部3から取得した情報に基づき表示部6に表示される表示地図上に、位置検出部2により検出された現在位置マークと共に重畳表示される。さらに、表示地図には、現在位置、経路のほかに、現在時刻、渋滞情報など他の情報表示も付加表示することもできる。
【0016】
[メモリ5の構成の説明]
メモリ5は、例えばROMやRAMから構成されており、ROMにはナビゲーションのプログラムが格納され、RAMにはプログラムのワークメモリや地図データ格納部3から取得した地図データ等を一時格納されるようになっている。
【0017】
[表示部6の構成の説明]
表示部6は、ナビゲーションとして地図や目的地選択画面等を表示するものであって、フルカラー表示が可能なものであり、液晶、有機EL等を用いて構成することができる。
【0018】
[音声出力部7の構成の説明]
音声出力部7はスピーカーからなり、案内のための音声や画面操作の説明を発声する。
[データ通信部8の構成の説明]
データ通信部8は、相互通信機能を有しており、例えば携帯電話や自動車電話等の携帯端末から構成され、制御部9に容易に着脱可能なように接続されている。勿論、データ通信部8を制御部9に容易に着脱できないように組み込んでもよい。
【0019】
[制御部9の構成の説明]
制御部9は、互いにバスラインで接続された地図データ取得部10、マップマッチング部11、経路計算部12、経路案内部13、描画部14、画面制御管理部15、通信制御部16を含んで構成されている。以下に各部について順に説明する。
【0020】
地図データ取得部10は、上記各処理部11、12、13、14、15、16で必要となる地図データを地図データ格納部3より取得し、各処理部11、12、13、14、15、16に提供する。また、各処理は、メモリ5のROMやRAMを使って実行される。
【0021】
マップマッチング部11は、位置検出部2で検出した位置情報と地図データ格納部3から取得された地図データの道路形状データ等を使って、現在位置がどの道路上に存在するかを特定する。この際、地図データ取得部10が必要な地図データを地図データ格納部3より取得する。
【0022】
経路計算部12では、マップマッチング部11で算出された現在位置の情報や、利用者が指定した出発地と、スイッチ情報入力部4を使って所望の地図を表示させる等を行い、セットした目的地までの経路を計算する。
【0023】
経路案内部13では、上記経路計算の結果と地図データ内に格納されている道路の形状データや、交差点の位置情報や踏み切りの位置情報等から案内に必要なポイントを算出したり、どのような案内(右に曲がるのか左に曲がるのか等)が必要なのかを算出したりする。
【0024】
描画部14では、現在位置の地図や高速道路の略図や交差点付近では交差点付近の拡大図等を画面制御管理部15の指示に従い描画し、表示部6に表示する。
画面制御管理部15は、描画部14に対して表示部6に表示すべき表示情報の描画指示を行う。
【0025】
通信制御部16は、スイッチ情報入力部4を使ったユーザ指示や、定期時間毎にデータ通信部8に指示して相互通信が可能な状態にする。
また、制御部9は、データ通信部8を介して気象情報を要求することにより気象情報センタ19より情報を得る。なお、制御部9は、気象情報取得手段および回避地域設定手段に該当する。
【0026】
[気象情報センタ19について]
気象情報センタ19は、電話局18を介して通信する回線端末装置20と、気象情報を加工するサーバ21と、気象情報を蓄積しておくデータベース22と、を備えており、電話局18を通じて無線基地局17に接続されており、無線基地局17からカーナビゲーション装置1とデータが送受信される。
【0027】
[経路案内処理の説明]
次に、制御部9が実行する経路案内処理を図2のフローチャートおよび図3〜図5を参照しながら説明する。なお、図3は台風地域を考慮せずに計算した経路の表示例であり、図4は台風地域を考慮して台風を避けるように計算した経路である迂回経路の表示例であり、図5台風地域を考慮して台風の通過を待つように計算した経路である待機経路の表示例である。
【0028】
本処理は、制御部9が実行する他の処理から独立して実行される。
まず、車両のイグニッションをONにすると、カーナビゲーション装置1に電源が投入される。次にカーナビゲーション装置1の制御部9は、データ通信部8を介し、無線基地局17と電話局18を介し気象情報センタ19にアクセスし、気象情報を取得する(S1)。そして取得した情報内に台風情報があるかどうかをチェックする(S2)。
【0029】
続いて、気象情報内に台風情報があるかどうかを判断し、台風情報がなかった場合には(S2:no)、そのまま本処理を終了するが、台風情報があった場合には(S2:yes)、現在地、発生地点および予想進路を含む地域を台風地域(回避地域)として登録し、画面制御管理部15において台風の現在地(悪天候地域)を地図上に表示する(S3、図5参照)。この際、台風の予想進路を合わせて地図上に表示するようにしてもよい。
【0030】
その際、既にユーザが目的地を設定しておらず、経路が表示部6に表示されていない場合には(S4:no)、このまま本処理を終了するが、既にユーザが目的地を設定しており、経路が表示部6に表示されている場合には(S4:yes)、経路計算部12において気象情報を用いて台風の影響度を計算する。この台風の影響度は現在地から目的地までの経路において台風地域を走行する時間、台風の地域を走行する距離、台風地域の風速・気圧・風向きなどを考慮して計算する(S5)。具体的には、台風地域を走行する時間、台風の地域を走行する距離、台風地域の風速、台風地域の気圧、台風地域の風向きのうち各値が予め設定した設定値よりも大きい項目数を影響度とする。なお、項目ごとに重み付け係数を設定してもよいし、時刻や時間帯などの要件によって各重み係数の値を変更したり項目数を変化させたりしてもよい。なおこの場合、影響度を地域(地図上のグリッド)毎に計算し、局所的に影響度の高くなるような地域を走行しないような経路を計算する処理も考えられる。
【0031】
そして、計算した台風の影響度の大きさを判断し(S6)、台風の影響度が予め設定された閾値以下だった場合には案内経路に対する台風の影響度が小さいと考え(S6:no)、経路計算部12において台風地域を考慮せずに経路を計算し、ユーザへ経路を提示し(S12、図3参照)、経路案内部13にて案内を開始する(S11)。
【0032】
一方、台風の影響度が閾値以上だった場合には案内経路に対する台風の影響度が大きいと判断する(S6:yes)。そして、台風の通過を待った場合の目的地までの経路(待機経路)と、台風の通過を待たずに迂回した場合の目的地までの経路(迂回経路)とを経路計算部12においてそれぞれ計算し、描画部14を介し、表示部6にそれぞれの経路において目的地の予想到着時間、目的地までの走行距離、待ち時間(台風を待った場合のみ)を表示する(S7)。
【0033】
続いて、台風通過を待つか台風通過を待たずに迂回路を走行するかをユーザに選択させる(S7)。台風通過を待って走行する経路(待機経路)をユーザが選択した場合には(S8:yes)、地図データ取得部10において台風通過の待ち時間内で案内できる施設を表示してユーザに薦める(S9)。なお、このようにユーザに情報を提供する施設の具体例としては、道の駅やコンビニ、本屋、ガソリンスタンド、パチンコ屋などが挙げられる。そして、台風通過の確認後、出発時間になったらユーザへ出発を促すメッセージを表示部6に表示し(S10)、経路案内部13にて経路案内を開始する(S11、図5参照)。
【0034】
一方、台風通過を待たずに迂回する経路(迂回経路)をユーザが選択した場合には(S8:no)、台風が接近しているため迂回路を案内する旨をユーザへ通知し(S13)、経路案内部13にて経路案内を開始する(S11、図4参照)。
【0035】
そして、上述のS11の経路案内が終了したら本処理を終了する。
[第一実施形態の効果]
(1)このように第一実施形態のカーナビゲーション装置1によれば、台風の影響度が閾値以上だった場合には案内経路に対する台風の影響度が大きいと判断し(S6:yes)、台風の通過を待った場合の目的地までの経路(待機経路)と、台風の通過を待たずに迂回した場合の目的地までの経路(迂回経路)とを経路計算部12においてそれぞれ計算し、描画部14を介し、表示部6に、それぞれの経路において目的地の予想到着時間、目的地までの走行距離、待ち時間(台風を待った場合のみ)を表示する(S7)。そして、選択された経路にて経路案内を開始する(S11)。したがって、自車を一定時間待機させ、悪天候を通りすごしてからの出発を促すことで、不用意に走行距離を長くさせず、且つ、悪天候におけるユーザの無理な走行を回避することができる。
【0036】
(2)また、第一実施形態のカーナビゲーション装置1によれば、台風通過を待って走行する経路(待機経路)をユーザが選択した場合には(S8:yes)、地図データ取得部10において台風通過の待ち時間内で案内できる施設を表示してユーザに薦めるので(S9)、回避地域の通過を待つ時間の有効活用を促すことができる。
【0037】
(3)また、第一実施形態のカーナビゲーション装置1によれば、台風通過を待って走行する経路(待機経路)をユーザが選択した場合には(S8:yes)、台風通過の確認後、出発時間になったらユーザへ出発を促すメッセージを表示部6に表示するので(S10)、悪天候を通りすごしてからの出発を促すことができる。
【0038】
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
【0039】
(1)台風地域は、台風の現在位置だけに設定しても良い。
(2)気象情報センタ19からの気象情報の取得は、一定時間毎に定期的に行っても良い。
【0040】
(3)気象情報の取得は、気象情報センタ19からの気象情報通知の開始信号をデータ通信部8が受信することをトリガーとして行っても良い。
(4)カーナビゲーション装置1とラジオやテレビなどがLANで接続された車両においては、気象情報を取得する手段を、ラジオやテレビとすることもできる。
【0041】
(5)回避地域を設定する異常気象情報としては、台風情報に限られず、例えば大雨を降らす雨雲情報、雷情報、ハリケーン情報などであっても良い。特に、ハリケーンなどのように数日前から危険が予測できるような場合には、早めにハリケーン情報(現在位置、進路、大きさなど)を取得しておき、実際に危険が迫ってきたときにその情報を使用するようにしても良い。この場合、予め取得しておいた情報が古いものであるか否かを判断し、古い場合には最新情報を取得して更新するように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】カーナビゲーション装置1および気象情報センタ19の全体構成についての概略的な機能ブロック図である。
【図2】経路案内処理を示すフローチャートである。
【図3】台風地域を考慮せずに計算した経路の表示例である。
【図4】台風地域を考慮して台風を避けるように計算した経路である迂回経路の表示例である。
【図5】台風地域を考慮して台風の通過を待つように計算した経路である待機経路の表示例である。
【符号の説明】
【0043】
1…カーナビゲーション装置、2…位置検出部、3…地図データ格納部、4…スイッチ情報入力部、5…メモリ、6…表示部、7…音声出力部、8…データ通信部、9…制御部、10…地図データ取得部、11…マップマッチング部、12…経路計算部、13…経路案内部、14…描画部、15…画面制御管理部、16…通信制御部、17…無線基地局、18…電話局、19…気象情報センタ、20…回線端末装置、21…サーバ、22…気象情報データベース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
目的地までの案内経路を設定可能なカーナビゲーション装置において、
気象情報を取得する気象情報取得手段と、
前記気象情報取得手段によって取得された気象情報に基づき、設定された案内経路付近に存在する気象現象に起因して悪天候となる地域をその予想経路を含めて回避地域として設定する回避地域設定手段と、
を備え、
設定された案内経路が一部でも前記回避地域に含まれる場合には、前記案内経路が前記回避地域に含まれなくなるまで待機する場合の目的地までの経路である待機経路と前記回避地域を避けて迂回する場合の目的地までの経路である迂回経路とを計算して提示し、選択された経路を案内経路として設定することを特徴とするカーナビゲーション装置。
【請求項2】
前記待機経路が案内経路として設定された場合に、前記待機経路の付近に存在する施設に関する情報を提供することを特徴とする請求項1に記載のカーナビゲーション装置。
【請求項3】
前記待機経路が案内経路として設定された場合に、前記待機経路が前記回避地域に含まれなくなったことを確認してその旨を報知することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカーナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−216435(P2009−216435A)
【公開日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−57940(P2008−57940)
【出願日】平成20年3月7日(2008.3.7)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】