説明

単層物および多層物、ならびに、それらの物を製造する射出成型方法

好ましい実施形態において、方法および装置は、成型可能な材料を有する物体を生産可能である。物体は、単層および多層である。物体は様々な方法により形成されることができる。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネック部と、
壁部とエンドキャップを有するボディ部であって、当該ボディ部は、第1の層と第2の層とを具備し、前記第2の層は、エキスパンダブルな材料を具備するボディ部と
を具備する
プリフォーム。
【請求項2】
前記第1の層が内層であり、前記第2の層が外層である
請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項3】
前記エキスパンダブルな材料は、熱処理により膨張するのに適している
請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項4】
前記エキスパンダブルな材料は、熱処理の間、拡大する微小球体を具備する
請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項5】
前記熱処理は、プリフォームの温度をブロー成型に適した温度まで上昇させる予熱サイクルを具備する
請求項4に記載のプリフォーム。
【請求項6】
前記エキスパンダブルな材料は、ポリマーキャリア材料と発泡剤を具備する
請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項7】
前記エキスパンダブルな材料は、ほとんどが、十分に破壊された微小球体、部分的に膨張した微小球体、または充分に膨張した微小球体を具備する
請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項8】
膨張温度より高く加熱されたとき、前記エキスパンダブルな材料は、膨張し、発泡体を形成するように構成されている
請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項9】
前記エキスパンダブルな材料は、プリフォームの重量の約5%〜約60%だけ具備する
請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項10】
前記第1の層は最も内層であり、
ポリエステル、フェノキシタイプ熱可塑性樹脂、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される
請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項11】
前記第1の層および前記第2の層は、射出成型により形成される
請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項12】
前記ネック部は、単層のネジが付けられたネック・フィニッシュである
請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項13】
前記エキスパンダブルな材料は、重量としてほとんどポリプロピレンを具備する
請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項14】
前記第1の層と前記第2の層との少なくとも1つは、バリア材料を具備する
請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項15】
前記プリフォームは、バリア材料を具備する他の層をさらに具備する
請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項16】
ネジの付いたネック部と、
壁部とエンドキャップを含むボディ部であって、当該ボディ部は、活性化される時に発泡体を生じさせるのに適したエキスパンダブルな材料を具備するボディ部と
を具備する
プリフォーム。
【請求項17】
前記エキスパンダブルな材料は、前記プリフォームの重量として約40%未満に形成する
請求項16に記載のプリフォーム。
【請求項18】
前記エキスパンダブルな材料は、前記プリフォームの重量として20%未満具備する請求項16に記載のプリフォーム。
【請求項19】
前記エキスパンダブルな材料は、少なくとも前記ネジの付いたネック部の少なくとも一部を形成する、請求項16に記載のプリフォーム。
【請求項20】
前記エキスパンダブルな材料は、微小球体と、
ポリエステル、フェノキシタイプ熱可塑性樹脂およびそれらの組み合わせからなる群から選択されるキャリア材料と
を具備する
請求項16に記載のプリフォーム。
【請求項21】
前記ボディ部は、複数層を具備し、
前記複数層の少なくとも1つの層は、食材と接触するように構成されている
請求項16に記載のプリフォーム。
【請求項22】
前記プリフォームの少なくとも一部を形成するバリア材料をさらに具備する請求項16に記載のプリフォーム。
【請求項23】
プリフォーム製造方法であって、
前記プリフォームの第1の層を形成し、
前記プリフォームの第2の層を形成し、
前記第2の層は、制御可能なエキスパンダブルな材料を具備する
プリフォーム製造方法。
【請求項24】
前記第1の層は、前記プリフォームの内層であり、
前記第2の層は、前記プリフォームの外層である
請求項23に記載のプリフォーム製造方法。
【請求項25】
前記第1の層は、ポリエステルを具備する第1の材料をキャビティモールドの半体とコアモールドの半体によって規定された空間内にゲートを通して射出することによって形成されて、内面と外面とを具備するポリエステル物体を形成し、
前記第2の層は、エキスパンダブルな材料を前記ポリエステル物体の外面と第2のキャビティモールドの半体によって規定された第2の空間に射出することによって形成されて、前記プリフォームの前記第2の層を形成する
請求項23に記載のプリフォーム製造方法。
【請求項26】
前記エキスパンダブルな材料は、加熱される時に拡張するように構成されている微小球体を具備する
請求項23に記載のプリフォーム製造方法。
【請求項27】
ボトル製造方法であって、
ネック部とボディ部とを有するプリフォームを供給し、
前記プリフォームの一部が少なくとも部分的に発泡体を形成するために拡張できるように前記プリフォームを加熱し、
発泡材料を具備するボトルの中に前記プリフォームをブロー成型する
ことを具備する
ボトル製造方法。
【請求項28】
前記プリフォームは、拡張位置においての微小球体を有する内層と外側発泡層を具備する
請求項27に記載のボトル製造方法。
【請求項29】
前記プリフォームの加熱している間、前記微小球体は、部分的な拡張位置から拡張位置まで拡張する
請求項27に記載のボトル製造方法。
【請求項30】
前記ボトルは、拡張位置において前記微小球体を具備する
請求項27に記載のボトル製造方法。
【請求項31】
加熱する前の前記プリフォームの部分は、第1の密度を有し、
前記発泡体は、第2の密度を有し、
第2の密度は、第1の密度の約90%未満である
請求項27に記載のボトル製造方法。
【請求項32】
前記プリフォームは、少なくとも前記第1の層と前記第2の層とを具備し、
前記第1の層はPETとフェノキシタイプ熱可塑性樹脂と、それらの組み合わせからなる群から選択される材料であり、
前記第2の層は、エキスパンダブルな材料を具備する
請求項27に記載のボトル製造方法。
【請求項33】
ネジを有するネック部と、
第1の層と第2の層とを具備するボディ部であって、当該第2の層がネック部のネジの下で終端する上端を有し、発泡材料を具備し、前記第1の層が前記第1の層の内部に位置したボディ部と
を具備する
ボトル。
【請求項34】
前記第1の層は、食材と接触するのに適した材料を具備する
請求項33に記載のボトル。
【請求項35】
前記第1の層は、ポリエステル、ポリプロピレン、フェノキシタイプ熱可塑性樹脂およびそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの材料を含む材料を具備する
請求項33に記載のボトル。
【請求項36】
前記ネック部のネジは、ネジの付いたクロージャーを係合させるように構成されている
請求項33に記載のボトル。
【請求項37】
前記第2の層は、前記ボトル外面の95%未満を規定する
請求項33に記載のボトル。
【請求項38】
前記ボトルは、加熱しプリフォームをブロー成型することにより製造される
請求項33に記載のボトル。
【請求項39】
前記ネック部は、ほとんど非発泡材料を具備する
請求項33に記載のボトル。
【請求項40】
ポリエチレン・テレフタレートの透過性より低い、酸素と二酸化炭素に対する透過性を有するバリア材料を具備するバリア層をさらに具備する
請求項33に記載のボトル。
【請求項41】
前記バリア層は、前記ボトルの前記ボディ部の少なくとも一部を形成する
請求項40に記載のボトル。
【請求項42】
ネック部と、
ボディ部と
を具備するボトルであって、
前記ボディ部は、内層はポリエステルを具備し、外層は発泡材料を具備し、当該発泡材料はポリプロピレンを具備し、
前記内層と前記外層は前記ボディ部の壁の少なくとも一部を規定するボトル。
【請求項43】
前記内層はポリエチレン・テレフタレートを具備する
請求項42に記載のボトル。
【請求項44】
前記外層は、さらに微小球体を具備する
請求項42に記載のボトル。
【請求項45】
前記ネック部は、クロージャーを受け入れるように構成されている
請求項42に記載のボトル。
【請求項46】
前記ボトルは、前記ネック・フィニッシュとプリフォーム・ボディ部を有するプリフォームをブロー成型することによって製造される
請求項42に記載のボトル。
【請求項47】
多層プリフォームを製造する方法であって、
基層プリフォームを提供し、
第1の成型部と第2の成型部との間に規定されたキャビティ内に前記基層プリフォームを配置し、
前記基層プリフォーム上のキャビティ内に第1の成型部の出口から第1の材料を射出し、前記第1の材料は前記基層プリフォーム上に層を成形するのに適しており、
第2の材料を第1の成型部のメルトゲートから前記基層プリフォームに射出することを具備する、多層プリフォーム製造方法。
【請求項48】
前記第1の材料は、結合材料を具備する
請求項47に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項49】
前記メルトゲートと前記出口は、互いに間隔づけられている
請求項47に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項50】
前記第1の成型部は、キャビティセクションであり、
前記第2の成型部は、コアセクションであって、前記キャビティはプリフォームの少なくとも一部の形状である
請求項47に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項51】
前記第1の材料は、前記基層プリフォームのボディ部の実質的な部分を覆い、
前記第2の材料は、外層を形成するために前記第1の材料に直接射出される
請求項47に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項52】
前記第2の材料は、前記第1の材料で覆われた前記基層プリフォームの一部とプリフォームを成形するための第1の成型部分との間に規定された空間内に射出される
請求項51に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項53】
前記第1の材料は、前記基層プリフォームの外面に固着するように構成されている結合材料である
請求項51に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項54】
排出系統によって前記キャビティから前記第1の材料を除去することをさらに具備する
請求項47に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項55】
前記第1の材料は、前記結合材料であり、前記結合材料の前記除去は入口および排出ライン内を通りキャビティ内に、前記結合材料を引き込むことを具備する
請求項54に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項56】
前記第1の成型部と前記第2の成型部とが完全に開いた位置、部分的に開いた位置または閉じた位置に置かれるとき、第1の材料がキャビティ内に射出される
請求項47に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項57】
成型プリフォームまたは容器のための型の内に材料を射出する方法であって、
開いた位置と閉じた位置の間を移動可能である射出成型を提供し、
前記型はコアセクションとキャビティセクションとを具備し、
前記キャビティセクションの第1のゲートを通して材料を送り、
前記キャビティセクションの第2のゲートを通して溶融物を送ることを具備する、多層プリフォーム製造方法。
【請求項58】
前記第1のゲートを通して送られた前記材料は、ガス状態である結合材料を具備する
請求項57に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項59】
前記溶融物が前記第2のゲートを通して送られる前に、前記材料が第1のゲートを通して送られる
請求項57に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項60】
前記材料を前記キャビティセクションにおける開口に通すことによって前記材料を前記キャビティから引き出すことをさらに具備する
請求項57に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項61】
前記溶融物は、前記プリフォームを形成するために前記第2のゲートを通して送られ、前記材料は、その後、前記第1のゲートを通して前記プリフォームの表面上に送られる
請求項57に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項62】
前記第1のゲートを通して送られた材料は接着性材料を具備する
請求項57に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項63】
型が閉じた位置にあるとき、前記コアセクションとキャビティセクションはプリフォームまたは容器の形状である前記キャビティを規定する
請求項57に記載の多層プリフォーム製造方法。
【請求項64】
プリフォームまたは容器をモールドする型であって、
コアセクションとキャビティセクションは開いた位置と閉じた位置の間を移動可能であり、
前記コアセクションと前記キャビティセクションが前記閉じた位置を占めるとき、前記コアセクションと前記キャビティセクションは、キャビティセクションを規定する、コアセクションとキャビティセクションと、
前記キャビティ中に溶融物を射出するように構成されている前記キャビティセクションにおけるゲートと、
入力ラインから前記キャビティ中に材料を射出するように配置され、かつ、構成されている前記キャビティセクションにおける出口と、
前記キャビティ中に材料を引き込み、出力ラインまで材料を送るように配置され、かつ、構成されている前記キャビティセクションにおける入口と
を具備する、型。
【請求項65】
前記ゲートが、プリフォームのエンドキャップを形成するために、前記キャビティセクションの領域に配置され、
前記ゲート、前記出口および前記入口は互いに間隔づけられており、キャビティセクションの成形面に形成されている
請求項64に記載の型。
【請求項66】
物体を形成する型であって、
第1の成形面を規定する第1の成型セクションと、
第2の成形面を規定する第2の成型セクションであって、前記第1の成型セクションと前記第2の成型セクションは、前記物体の形状にキャビティを形成するために協働し、流体源および供給ラインを有する搬送系統であって、前記供給ラインは流体中で前記流体源およびアウトプットと流体連通状態にあり、前記アウトプットは前記第1の成型セクションと前記第2の成型セクションの一つに沿って配置されている、搬送系統と、
前記第1の成型セクションと前記第2の成型セクションの一つに沿って配置されている入口を有する排出系統であって、前記キャビティと流体連通状態にある排出ラインを具備する排出系統と、
前記第2の成型セクションに沿って配置され、前記キャビティ内に溶融物を送るように構成されている溶融物射出ゲートと
を具備する型。
【請求項67】
前記流体源は、層を形成するために基層を覆うのに適した材料を提供する
請求項66に記載の型。
【請求項68】
前記搬送系統は、キャビティ内に送られる流体の量を選択的に制御するように構成されているバルブ系統をさらに具備する
請求項66に記載の型。
【請求項69】
前記排出系統は、入口内に引き込まれ、そこを通して前記排出ラインまでの、前記キャビティ中の流体の量を選択的に制御するように構成されているバルブ系統をさらに具備する
請求項66に記載の型。
【請求項70】
前記排出系統は、排出ラインにおける吸引を提供するために配置され、構成されている加圧装置をさらに具備する
請求項66に記載の型。
【請求項71】
前記キャビティは、プリフォームまたはクロージャーの形状である
請求項66に記載の型。
【請求項72】
前記アウトプットと前記入口は、射出ゲートによって送られた溶融物が実質的に前記アウトプットと前記入口に入らないため、大きさに作られている
請求項66に記載の型。
【請求項73】
プリフォームを製造するための型であって、
プリフォームを型作るキャビティを形成するために一致させるように構成されているコア半体とキャビティ半体であって、前記キャビティ半体はゲートを有し、
前記ゲートから間隔づけられている前記キャビティの内に被覆材料を送る手段と、
前記キャビティから被覆材料を送るための前記手段によって送られた被覆材料を取り去る手段と
を具備する型。
【請求項74】
前記ゲートは、被覆材料を取り去る前記手段から間隔づけられている
請求項73に記載の型。
【請求項75】
前記被覆材料は、結合材料とバリア材料と重合体およびそれらの組み合わせからなる群から選択される
請求項73に記載の型。
【請求項76】
前記被覆材料を射出するための前記手段は、材料源を含む搬送系統であり、
前記被覆材料を取り除くための前記手段は加圧装置を含む排出系統である
請求項73に記載の型。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate

【図25】
image rotate

【図26】
image rotate

【図27】
image rotate

【図28】
image rotate

【図29】
image rotate

【図30】
image rotate

【図31】
image rotate

【図32】
image rotate

【図33】
image rotate

【図34】
image rotate

【図35】
image rotate

【図36】
image rotate

【図37】
image rotate

【図38】
image rotate

【図39】
image rotate

【図40】
image rotate


【公表番号】特表2007−532362(P2007−532362A)
【公表日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−508616(P2007−508616)
【出願日】平成17年4月18日(2005.4.18)
【国際出願番号】PCT/US2005/013078
【国際公開番号】WO2005/102667
【国際公開日】平成17年11月3日(2005.11.3)
【出願人】(506346990)アドバンスド プラスティックス テクノロジーズ ルクセンブルク エスアー (8)
【氏名又は名称原語表記】Advanced Plastics Technologies Luxembourg S.A.
【住所又は居所原語表記】82 Route d’Arlon, L−1150 Luxembourg, Grand−Duchy of Luxembourg
【Fターム(参考)】