説明

車載情報処理装置

【課題】
テレビ電話機能を持った携帯電話を車載情報処理装置に接続していた時に外部からテレビ電話通信の着信を受けてしまうと、ユーザが携帯電話の液晶画面を見ることができないにもかかわらず発信先の画像も一緒に送られて液晶画面に表示されると共に、着信を受けた携帯電話自身が持つカメラで撮影された画像も通信相手側に勝手に送られ無駄な画像情報の送信が行なわれることになる。
【解決手段】
携帯電話が接続されると携帯電話に着信信号の種別を付加して着信を知らせる設定を行なって着信時に着信情報だけでなくその種別情報を返すように設定しておき、携帯電話が着信を検出して着信信号が音声着信であった場合にはこの旨の表示を表示手段に行なうようにし、着信信号が音声着信でなかった場合にはユーザに着信を通知せずに自動で応答メッセージを相手に返したり、応答保留や着信拒否にしたりするようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯電話を接続して通話やデータ通信を行なうことができる車載情報処理装置に係り、特にテレビ電話機能を備えた携帯電話が接続された状態で無駄な画像送信を防ぐことができる車載情報処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年の車載情報処理装置、例えば車載用ナビゲーション装置においては携帯電話を専用のケーブルで接続して友人や知人或いは外部施設とハンズフリーで通話を行なったり、データ通信を行なったりできる機能を備えたものが普及してきている。
【0003】
また、携帯電話の中にはそれ自身にテレビカメラ機能を備えたものがあり、ユーザの顔等をカメラで撮影して通信相手の携帯電話の液晶画面に映しながら通話が行なえるテレビ電話機能を備えた携帯電話も発売されている。
【0004】
このようなテレビ電話機能を備えた携帯電話の場合、テレビ電話機能による通信が外部から同じテレビ電話機能を備えた携帯電話に対して着信されると、テレビ電話機能を備えた携帯電話の場合では液晶画面上に発信先のカメラで撮影した画像が自動的に表示されるようになっている。
【0005】
尚、車載用テレビ電話装置として特開平9−331368号公報(特許文献1)には安全性を考慮してテレビ電話機能を運転者が利用しようとした場合でも走行中であったらモニターの向きを運転席に向けないようにするというものが提案されている。
【特許文献1】特開平9−331368号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、こうしたテレビ電話機能を持った携帯電話を車載情報処理装置のひとつである車載用ナビゲーション装置に接続していた時に外部からテレビ電話通信の着信を受けてしまうと、ユーザが携帯電話の液晶画面を見ることができないにもかかわらず発信先の画像も一緒に送られて液晶画面に表示されると共に、着信を受けた携帯電話自身が持つカメラで撮影された画像も通信相手側に勝手に送られ無駄な画像情報の送信が行なわれることになる。
【0007】
本発明の目的はこうした問題点に鑑み、テレビ電話機能を備えた携帯電話が接続された状態であってもテレビ電話の着信があったことを確実に検出して無駄な画像情報の送信を防ぐことができる車載情報処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の特徴は、携帯電話が接続されたことを検出すると携帯電話に着信信号の種別を付加して着信を知らせることを設定するコマンドを携帯電話に送信する着信種別設定手段と、携帯電話からの受信信号が音声着信を示す信号かどうか判定する着信種別判定手段と、着信判定手段により受信信号が音声着信を示す信号でなかった場合は携帯電話に対して少なくとも自動で応答メッセージを相手に返信する機能、或いは応答保留を行なう機能、或いは着信拒否を行なう機能のいずれかひとつを実行させる携帯電話制御手段とを有する車載情報処理装置にある。
また、本発明の他の特徴は、携帯電話が接続されたことを検出すると携帯電話に着信信号の種別を付加して着信を知らせることを設定するコマンドを携帯電話に送信する着信種別設定手段と、携帯電話からの受信信号が音声着信を示す信号かどうか判定する着信種別判定手段と、着信判定手段により受信信号が音声着信を示す信号である場合は表示部に音声着信である旨の表示を行なう音声着信表示手段とを有する車載情報処理装置にある。
【発明の効果】
【0009】
このような車載情報処理装置においては、テレビ電話機能を備えた携帯電話が接続されると携帯電話に着信信号の種別を付加して着信を知らせる設定を行なって着信時に着信情報だけでなくその種別情報を返すように設定しておき、携帯電話が着信を検出して着信信号が音声着信であった場合にはこの旨の表示を表示手段に行なうようにし、一方、着信信号が音声着信でなかった場合にはユーザに着信を通知せずに自動で応答メッセージを相手に返したり、応答保留や着信拒否にしたりするようにする。
このような方法によりテレビ電話着信があった場合でも無駄な画像送信を行なってしまうこともない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下に本発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明するが、以下に説明する実施例に限られることなく本発明は種々の変形、応用ができることは言うまでもない。
【実施例】
【0011】
まず、図1に本発明が適用される車載情報処理装置の例として自動車に搭載される形式の車載用ナビゲーション装置1と第3世代の携帯電話2との接続例を示している。
第3世代携帯電話2にはUSB(Universal Serial Bus)コネクタ端子4aが備えられ、同様に車載要ナビゲーション装置1にもUSB(Universal Serial Bus)コネクタ端子5aが備えられている。
【0012】
これらUSBコネクタ端子4a、5aはUSBコネクタプラグ4b、5bを有したケーブル3によって接続され、ナビゲーション装置1と第3世代携帯電話2が情報通信できるように接続されことになる。
尚、車載用ナビゲーション装置1と第3世代の携帯電話2にはそれぞれオフフックボタン6a、7a及びオンフックボタン6b、7bが備えられている。
【0013】
次に、車載情報処理装置の例として自動車に搭載する形式のナビゲーション装置の内部構成例について図2を用いて説明する。(以下、車載情報処理装置は車載用ナビゲーション装置として説明する。)
図2において、ナビゲーション装置1は演算処理部10、外部記憶装置20、センサ部30、表示部40、外部情報受信部50、入出力部60等から構成されている。
【0014】
演算処理部10はCPU(Central Processing Unit)11、Flash ROM(Read Only Memory) からなる記憶装置12、DRAM(Dynamic Random Access Memory)13から構成されている。もちろん演算処理部10を構成する要素はこれら以外にもあるが、本発明の説明に関連のない構成要素の図示は省略してある。
【0015】
CPU11はアプリケーションプログラムを実行するほか種々の演算をするために用いられる。例えばセンサ部30からの信号を所定のロジックに従って演算したり、GPS(Global Positioning System)信号受信部51からの情報に基づいて車両の現在位置を算出し、算出した現在位置情報から表示に必要な地図情報を外部記憶装置20から読み出して現在位置としての自車位置マークと共に表示部40に表示する機能を有している。
また、CPU11はユーザにより任意に指定された2地点間の距離を後述のデータベースに格納された指定地点の座標値データから算出する処理も行なうことができる。
【0016】
記憶装置12はナビゲーション装置1の各種機能のアプリケーションプログラムやその演算に必要なデータなどを記憶しておくもので、ここではFlash ROM12を用いているがこれと同等の機能を有するEPROM等であってもよい。
DRAM13は処理中の作業エリアとして使用したり、地図データなどを一時記憶したりするために用いられるもので、地図情報や演算データ等を記憶したりするものである。
【0017】
外部記憶装置20は地図データ、道路種別、道路データを構成するノードやリンク構成情報等の経路計算用道路データ、座標値、電話番号、住所等の施設情報等のナビゲーション処理に必要な情報をデータベースとして構築している。
そして、外部記憶装置20は前述した情報を記憶しているDVD(Digital Versatile Disk)23が挿入されるDVDドライブ21及びハードディスク装置22の組み合わせで構成されている。
【0018】
センサ部30は方位センサ31、ジャイロ32を備えており、方位センサ31は地球が有している磁場を検出して自動車の向きを検出し、また、ジャイロ32は光ファイバジャイロや振動ジャイロ等が用いられ、自動車が回転した角度を検出するものである。
これらの方位センサ31及びジャイロ32の検出信号はアナログーディジタル変換器(A/D)34によりデジタル信号に変換されて内部バス70を介して演算処理部10に送られる。
【0019】
また、センサ部30は車輪速センサ33を備えており、車輪速センサ33は車輪の回転に伴って出力されるパルス信号をカウンタ35により計数することにより自動車の走行距離信号を検出し、この走行距離信号は同様に内部バス70を介して演算処理部10に送られる。
【0020】
GPS信号受信部51はGPSアンテナ54を介してGPS衛星からの信号を受信し、自動車と衛星との間の距離および距離の変化率を測定することにより、自動車の現在位置、進行方向および進行方位を測定するもので、これらの測定データはSCI(Serial Communication Interface)53から内部バス70を介して演算部10に送られる。
【0021】
表示部40は表示ドライバ41、グラフィックコントローラ43、バッファ44等よりなる表示制御手段及び液晶パネル等からなる表示画面42から構成され、内部バス70を介して演算処理部10から送られてくるデータをバッファ44に格納し、これに基づいて表示画面42に地図、誘導ルート、自車位置などを表示させるものである。
【0022】
また、グラフィックコントローラ43は表示画面42に設置されたタッチパネルに設けられた多数のタッチセンサーからの信号を受けてユーザの指等で押された位置を検出する処理も行っている。
【0023】
入出力部60はユーザによる指示を受け付けるハードスイッチやジョグスイッチなどで構成されるKey PAD62、ユーザの操作するリモコン65からの光信号を受信するリモコン受光部61、演算処理部10が生成した操作者へのメッセージをスピーカ(SP)66で音声信号に変換すると共にマイク68を介して入力される音声信号を取り込んで信号変換するCODEC63等により構成されている。
これらはPIO(Port Input/Output)64及び内部バス70を介して演算処理部10とデータのやり取りを実行する。
【0024】
携帯電話2と情報のやり取りを行うインタフェース部16は携帯電話2との間で音声信号(アナログ信号)、コマンドやその応答信号等(デジタル信号)の送受信を行なう機能を有している。
【0025】
本実施例の携帯電話2は第3世代の携帯電話なので、携帯電話2へ送信するコマンドデータをそのインタフェース規格であるUSBに適した信号に変換したり、逆に携帯電話2から受信した応答信号(USB信号)をCPU11で処理するのに適した信号に変換したりする処理も行なう。尚、接続プラグ5aを介して車両バッテリからの電力を携帯電話2にも供給するように構成されている。
【0026】
図3にテレビ電話機能を持つ第3世代携帯電話と接続される車載用ナビゲーション装置1の接続プラグ5aの接続端子配列を示しており、図3(a)は接続端子の配置構成を示し、図3(b)はこの接続端子の信号の種類を示している。
ここで、接続端子P2の「USB D+」及び接続端子P3の「USB D−」は前述のコマンド等の信号ラインで差動信号になっている。
また、接続端子P4の「USB VBUS」は接続されたUSBデバイスへ電源を供給するラインでUSBデバイスが接続された場合にその電源により前述の「USB D+」(又は「USB D−」)の端子がプルアップされるようになっており、この電圧変化を検出することによりUSBデバイスの接続を検出することができる。
接続端子P8の「Manufacturer Specific」はUSBデバイスの製造会社の仕様に準ずるが、携帯電話の場合にはハンズフリー通話機能のオン/オフに使用され、この機能がオンになると所定の端子が音声信号の入出力端子になるように構成されている。
【0027】
図4は図2に示した車載ナビゲーション装置1における本発明の特徴となる機能部を示したもので、制御部100は入出力部60からのユーザの指示を受け取ったり、種々のメッセージを表示部15に送って表示させたりするユーザインタフェース部300と、このユーザインタフェース部300からの要求に応じて携帯電話2との通信を行なう携帯電話インタフェース部200に分けられる。尚、携帯電話インタフェース部200は携帯電話2の状態を記憶しておく状態記憶部210と携帯電話2との通信を制御する通信制御部220に分けられる。
【0028】
ここで、上述した機能部は実際にはCPU11がROM12に格納されているアプリケーションプログラムを実行することやソフトモデムプログラムがRAM13にロードされて実行されることによって実現される。
たとえば、ユーザインタフェース部300はアプリケーションプログラムによってその機能が実現され、携帯電話インタフェース部200の内、通信制御部220はモデムプログラム(ソフトモデム)によってその機能が実現され、状態記憶部210はRAM13によってその機能が実現されている。
【0029】
次に接続されたテレビ電話機能を備えた携帯電話にテレビ電話の着信があった場合の車載用ナビゲーション装置1の処理について図5及び図6を用いて説明する。
ここで、車載用ナビゲーション装置1では非通話時に図3の接続端子P2の「USB D+」を監視しており、携帯電話2が接続されると図3の接続端子P4の「USB VBUS」から携帯電話2へUSB用電源が供給されるようになっている。
【0030】
したがって、図5において携帯電話2が接続されると図3の接続端子P2の「USB D+」の電圧レベルが変化するので、携帯電話インターファース部200のS100でこの電圧変化を検出することにより携帯電話2が接続されたことを検出する。
携帯電話2が接続されたことを検出すると、携帯電話インターファース部200の通信制御部220はS102で携帯電話2に対して、まず、着信時にその種別情報を送信する設定を指示するATコマンド(“AT+CRC=1”)を携帯電話2に対して送信する。ここで種別情報は音声信号か、或いは音声信号でないかをあらわす情報である。
【0031】
その後、携帯電話2に対して外部から着信があると、携帯電話2はS104で着信を示す信号と共にその種別情報(この場合は音声信号を表す“+CRING:VOICE”)を返してくるので、通信制御部220は状態記憶部210に記録すると共に、S106でそれが音声信号の着信かどうか判定する。
【0032】
そこで音声着信を示す“+CRING:VOICE”という応答だった場合には通話を可能とするオフフック操作を禁止せず、通信制御部220はS108でユーザインタフェース部300にこの音声着信を通知し、それを受けたユーザインタフェース部300は車載用ナビゲーション装置1の表示部40に音声着信があったことを示すアイコン又はメッセージを表示する。
【0033】
一方、テレビ電話機能を備えた携帯電話からの着信の場合は図6に示すように携帯電話2はS104で着信を示す信号とともにその種別情報(この場合は音声信号ではない“+CRING”)を返してくる。
そして、この種別情報が“+CRING”だった場合には音声着信でなく、テレビ電話着信の可能性があるので、通信制御部220はS110で携帯電話2に対して通話を停止とするオンフック操作の指示を出して着信を拒否したり、或いはこの着信に対して自動応答して“今電話には出ることができません。”等のメッセージを返す操作を行なう。
【0034】
以上述べた通り、本実施例によればテレビ電話機能を備えた携帯電話が接続された状態であってもテレビ電話の着信があったことを確実に検出して無駄な画像情報の送信を防ぐことができるようになる。
【0035】
尚、以上の実施例においては、音声着信以外は強制的に着信を拒否あるいは応答できない旨を相手に自動通知するようにしたが、音声着信以外の着信時に音声着信ではない旨を表示部40に表示し、着信を受けるかどうかを表示部40タッチパネルから入力することによって着信を受けたり、或いは着信を受けなかったりすることも可能である。
【0036】
更に、パケットデータ通信と音声通話を同時に行なうマルチアクセス機能を利用して、定期的に外部のサーバにアクセスするデータ通信を行なっている最中(データ通信を開始しようとプログラムが動作している場合等)にテレビ電話着信があった際にユーザが不用意にオフフックボタンを押してしまうと、エラーが発生してデータ通信に失敗してしまうといった問題点も考えられる。
【0037】
このような場合においても本実施例ではテレビ電話着信を受ける事がないのでデータ通信を失敗させるといったことも防止できる。ただ、この場合はパケット通信の失敗を防ぐ為に着信拒否等の処理を行なうようにプログラムを構成することが必要である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】車載端末装置との携帯電話の接続形態を示す図である。
【図2】本発明が適用される車載情報処理装置としての車載用ナビゲーション装置の内部構成を示す概略図である。
【図3】車載用ナビゲーション装置の接続端子を説明する図である。
【図4】本発明の一実施例である車載端末装置内の機能ブロックを示す図である。
【図5】本発明の車載端末装置における携帯電話の音声着信検出処理の一例を説明する為の通信フローを示す図である。
【図6】本発明の車載端末装置における携帯電話の音声着信以外の着信検出処理の一例を説明する為の通信フローを示す図である。
【符号の説明】
【0039】
1…車載端末装置、2…携帯電話、3:…接続ケーブル、4a、5a…コネクタ、4b、5b…プラグ、6a、6b…オフフックボタン、7a、7b…オンフックボタン、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…入出力部、15…表示部、16…インタフェース部、100…制御部、200…携帯電話インタフェース部200、210…態記憶部、220…通信制御部、300…ユーザインタフェース部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーションプログラムに基づき種々の演算を実行するCPUと、アプリケーションプログラムやデータを記憶しておく記憶手段と、演算処理中の作業エリアや処理途中の中間データなどを一時的に記憶する一時記憶手段と、外部からの指示を受け付け、また外部に出力を送出する入出力部と、前記CPUで演算した演算結果を表示する表示部と、携帯電話と送受信すべきデータを通信に適した信号に変換するインタフェース部を備えた車載情報処理装置装置において、
前記携帯電話が接続されたことを検出すると前記携帯電話に着信信号の種別を付加して着信を知らせることを設定するコマンドを前記携帯電話に送信する着信種別設定手段と、前記携帯電話からの受信信号が音声着信を示す信号かどうか判定する着信種別判定手段と、前記着信判定手段により受信信号が音声着信を示す信号でなかった場合は前記携帯電話に対して少なくとも自動で応答メッセージを相手に返信する機能、或いは応答保留を行なう機能、或いは着信拒否を行なう機能のいずれかひとつを実行させる携帯電話制御手段とを有することを特徴とする車載情報処理装置。
【請求項2】
アプリケーションプログラムに基づき種々の演算を実行するCPUと、アプリケーションプログラムやデータを記憶しておく記憶手段と、演算処理中の作業エリアや処理途中の中間データなどを一時的に記憶する一時記憶手段と、外部からの指示を受け付け、また外部に出力を送出する入出力部と、前記CPUで演算した演算結果を表示する表示部と、携帯電話と送受信すべきデータを通信に適した信号に変換するインタフェース部を備えた車載情報処理装置装置において、
前記携帯電話が接続されたことを検出すると前記携帯電話に着信信号の種別を付加して着信を知らせることを設定するコマンドを前記携帯電話に送信する着信種別設定手段と、前記携帯電話からの受信信号が音声着信を示す信号かどうか判定する着信種別判定手段と、前記着信判定手段により受信信号が音声着信を示す信号である場合は前記表示部に音声着信である旨の表示を行なう音声着信表示手段とを有することを特徴とする車載情報処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−88834(P2007−88834A)
【公開日】平成19年4月5日(2007.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−275343(P2005−275343)
【出願日】平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願人】(501348139)株式会社 エイチ・シー・エックス (86)
【Fターム(参考)】