説明

AKTプロテインキナーゼインヒビター

本発明は、式:A−L−CRを含む化合物を提供し、ここで、CRは、環状コア基であり、Lは、連結基であり、そしてAは、本明細書中で定義したとおりであり、ここでその化合物は、その分割した鏡像異性体およびジアステレオマー、および薬学的に受容可能なプロドラッグ、代謝物、塩および溶媒和物を含む。また、本発明の化合物をAKTプロテインキナーゼインヒビターとして使用する方法、および過剰増殖疾患(例えば、癌)を処置する方法も、提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iを含む化合物:
【化1】

ここで:
CRは、ヘテロアリールであり、該ヘテロアリールは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、−NR21SO24、−SONR2122、−NR21S(O)R、−S(O)NR2122、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR2223、−NR21C(O)R22、−C(O)NR2122、−SR21、−S(O)R24、−SO24、−NR2122、−NR21C(O)NR2223、−NR21C(NCN)NR2223、−OR21、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルから選択され、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルのいずれかは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cヘテロアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、−SR21、−S(O)R24、−SO24、−C(O)R21、C(O)OR21、−C(O)NR2122、−NR2122および−OR21から選択される;
Lは、以下から選択される:
【化2】

ここで、R12は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキル、C〜CヘテロアルケニルまたはC〜Cヘテロアルキニルであり、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニルおよびヘテロアルキニルのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、C〜Cアルキル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシおよびトリフルオロメトキシから選択される;
Aは、
【化3】

である;
Wは、NまたはCR15であるが、但し、Lが置換または非置換ピペラジニレンであるとき、Wは、CR15でなければならない;
Gは、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO24、−SONR2122、−NR21S(O)R、−S(O)NR2122、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR2223、−NR21C(O)R22、−C(O)NR2122、−SR21、−S(O)R24、−SO24、−NR2122、−NR21C(O)NR2223、−NR21C(NCN)NR2223、−OR21、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアリールおよびヘテロアリールから選択される;
およびBは、別個に、存在しないか、またはC〜Cアルキレン、C〜Cヘテロアルキレン、C〜Cアルケニレン、C〜Cヘテロアルケニレン、C〜Cアルキニレン、C〜Cヘテロアルキニレン、C〜CシクロアルキレンおよびC〜Cヘテロシクロアルキレンであり、ここで、該アルキレン、ヘテロアルキレン、アルケニレン、ヘテロアルケニレン、アルキニレン、ヘテロアルキニレン、シクロアルキレンまたはヘテロシクロアルキレンのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、NR2122およびOR21から選択される;
21、R22およびR23は、別個に、水素、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cヘテロアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルであり;
24は、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cヘテロアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルであるか;
あるいはR21、R22、R23またはR24のいずれか2個は、それらが結合する原子と一緒になって、4員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルアルキルから選択される;
13およびR14は、別個に、水素、ヒドロキシル、シアノ、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)R21、C(O)OR21、C(=NR21)NR2223または−SO24であり、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ヘテロアルキニル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO24、−SONR2122、−NR21S(O)R、−S(O)NR2122、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR2223、−NR21C(O)R22、−C(O)NR2122、−SR21、−S(O)R24、−SO24、−NR2122、−NR21C(O)NR2223、−NR21C(NCN)NR2223、−OR21、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアリールおよびヘテロアリールから選択されるか;
あるいはR13およびR14は、それらが結合する原子と一緒になって、4員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、NR2122およびOR21から選択されるか;
あるいはR13とBの原子とは、Nと一緒になって、4員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、NR2122およびOR21から選択され;
15は、水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜CアルキニルまたはC〜Cヘテロアルキニルであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニルまたはヘテロアルキニルのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、NR2122およびOR21から選択されるか;
あるいはR13およびR15は、それらが結合する原子と一緒になって、3員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、NR2122およびOR21から選択されるか;
あるいは、WがCR15であるとき、R15とBまたはBの原子とは、Cと一緒になって、3員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、NR2122およびOR21から選択される;
ここで、該化合物は、その分割された鏡像異性体、ジアステレオマー、溶媒和物および薬学的に受容可能な塩を含む、
化合物。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物であって、ここで、
CRは、以下から選択される:
【化4】

ここで、Xは、NまたはCRである;
Yは、CRまたはNであるが、但し、XがNであるとき、Yは、CRでなければならない;
Zは、CR3aまたはNR2aであるが、但し、XがNであるとき、Zは、CRでなければならない;
、D、DおよびDは、別個に、CRまたはNであるが、但し、D、D、DまたはDの2個以下は、Nである;
【化5】

は、任意の二重結合である;
は、CR5a、NR2a、OまたはSであるが、但し、DがOまたはSであるとき、Dは、Cでなければならず、Dは、CRまたはNでなければならず、そして(i)Qは、CRまたはCR6aでなければならないか、または(ii)Dは、CRまたはCR7aでなければならないかのいずれかである;
Qは、CR、NまたはC=Oであるが、但し、(w)QがNであるとき、D、DおよびDの1個は、Cでなければならないか、または(x)QがC=Oであるとき、Dは、CRまたはNでなければならず、Dは、CRまたはNでなければならず、そしてDは、Cでなければならないかのいずれかである;
は、CR、N、OまたはSであるが、但し、DがOまたはSであるとき、Dは、Cでなければならず、Dは、CRまたはNでなければならず、そして(y)Qは、CRでなければならないか、または(z)Dは、CRでなければならないかの、いずれかである;
は、CまたはNであるが、但し、DがNであるとき、Dは、CR5aでなければならず、そしてQは、CRまたはCR6aでなければならない;
KまたはMのいずれかは、カルボニルであるが、但し、KおよびMが両方共にカルボニルになることはない;
、R、R5aおよびRは、別個に、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノまたはエトキシである;
は、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、C〜CアリールまたはC〜Cヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノおよびエトキシから選択される;
2aは、水素、ヒドロキシル、シアノ、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノまたはエトキシから選択される;
およびR3aは、別個に、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、OR、NRおよび(C=O)Rから選択される;
、R、R6a、R、R7aおよびR10は、別個に、水素、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−NR21SO24、−SONR2122、−NR21S(O)R、−S(O)NR2122、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR2223、−NR21C(O)R22、−C(O)NR2122、−SR21、−S(O)R24、−SO24、−NR2122、−NR21C(O)NR2223、−NR21C(NCN)NR2223または−OR21であり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO24、−SONR2122、−NR21S(O)R、−S(O)NR2122、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR2223、−NR21C(O)R22、−C(O)NR2122、−SR21、−S(O)R24、−SO24、−NR2122、−NR21C(O)NR2223、−NR21C(NCN)NR2223、−OR21、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールから選択され、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換され得、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール、−NR2122、および−OR21から選択されるか;
あるいはRおよびRは、それらが結合する原子と一緒になって、4員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールおよび複素環のいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、OR、NR、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルアルキルから選択される;そして
は、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cヘテロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cヘテロアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−NR2122、−OR21、−NR21SO24および−NR21C(O)R22であり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、OR、NRおよび(C=O)Rから選択される、
化合物。
【請求項3】
CRが、以下から選択される、請求項2に記載の化合物:
【化6】


【請求項4】
が、NHである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
CRが、以下から選択される、請求項2に記載の化合物:
【化7】


【請求項6】
Lが、以下から選択される、請求項2に記載の化合物:
【化8】


【請求項7】
Lが、以下である、請求項6に記載の化合物:
【化9】


【請求項8】
Aが、以下である、請求項2に記載の化合物:
【化10】


【請求項9】
Aが、以下である、請求項2に記載の化合物:
【化11】

ここで、Gは、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアリール、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO24、−SONR2122、−NR21S(O)R、−S(O)NR2122、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR2223、−NR21C(O)R22、−C(O)NR2122、−SR21、−S(O)R24、−SO24、−NR2122、−NR21C(O)NR2223、−NR21C(NCN)NR2223、−OR21、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアリールおよびヘテロアリールから選択される、
化合物。
【請求項10】
Aが、以下である、請求項6に記載の化合物:
【化12】

ここで、Gは、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアリール、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO24、−SONR2122、−NR21S(O)R、−S(O)NR2122、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR2223、−NR21C(O)R22、−C(O)NR2122、−SR21、−S(O)R24、−SO24、−NR2122、−NR21C(O)NR2223、−NR21C(NCN)NR2223、−OR21、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアリールおよびヘテロアリールから選択される、
化合物。
【請求項11】
Aが、以下を含む、請求項6に記載の化合物:
【化13】

ここで、BおよびBは、別個に、存在しないか、またはC〜Cアルキレンである;
21a〜R21cは、別個に、H、ハロゲン、CH、CF、CHO、CN、NO、NH、Ph、OHまたはOCHPhである;
22a、R22bおよびR24は、別個に、H、CHまたはハロゲンである;
23aは、Hである;そして
23bは、H、CH、CHNH、CHNHCH、CHCHNH、CHCHNHCH、CHCHN(CH、−(C=O)CHNHまたは−(C=O)CHCHNHであるか;
あるいはR23aおよびR23bは、結合されて、5員または6員複素環を完成する、
化合物。
【請求項12】
Aが、以下を含む、請求項7に記載の化合物:
【化14】

ここで、BおよびBは、別個に、存在しないか、またはC〜Cアルキレンである;
21a〜R21cは、別個に、H、ハロゲン、CH、CF、CHO、CN、NO、NH、Ph、OHまたはOCHPhである;
22a、R22bおよびR24は、別個に、H、CHまたはハロゲンである;
23aは、Hである;そして
23bは、H、CH、CHNH、CHNHCH、CHCHNH、CHCHNHCH、CHCHN(CH、−(C=O)CHNHまたは−(C=O)CHCHNHであるか;
あるいはR23aおよびR23bは、結合されて、5員または6員複素環を完成する、
化合物。
【請求項13】
Aが、以下を含む、請求項6に記載の化合物:
【化15】

ここで、R25およびR26は、別個に、HまたはCHである;そして
27は、1−ナフチル、2−ナフチル、3’−ベンジルチエニル、2’−チエニル、2’−ピリジル、3’−ピリジル、4’−ピリジル、4’−チアゾリルまたは3,3−ジフェニルである、
化合物。
【請求項14】
Aが、以下を含む、請求項7に記載の化合物:
【化16】

ここで、R25およびR26は、別個に、HまたはCHである;そして
27は、1−ナフチル、2−ナフチル、3’−ベンジルチエニル、2’−チエニル、2’−ピリジル、3’−ピリジル、4’−ピリジル、4’−チアゾリルまたは3,3−ジフェニルである、
化合物。
【請求項15】
Aが、以下である、請求項6に記載の化合物:
【化17】


【請求項16】
Aが、以下である、請求項7に記載の化合物:
【化18】


【請求項17】
Aが、D−またはL−アミノ酸であり、該アミノ酸が、天然に存在するアミノ酸、4−ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリジン、デモシン、イソデモシン、3−メチルヒスチジン、ノルバリン、β−アラニン、γ−アミノ酪酸、シルツリン、ホモシステイン、ホモセリン、オルニチンおよびメチオニンスルホンから選択される、請求項7に記載の化合物。
【請求項18】
前記アミノ酸が、アラニン、フェニルアラニン、ヒスチジンまたはトリプトファンである、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
前記化合物が、以下を含む、請求項1に記載の化合物:
【化19】


【請求項20】
前記化合物が、以下を含む、請求項1に記載の化合物:
【化20】

ここで、R28は、H、ハロゲン、CH、CF、CHO、CN、NO、NH、Ph、OHまたはOCHPhである、
化合物。
【請求項21】
前記化合物が、以下を含む、請求項1に記載の化合物:
【化21】

ここで、D16は、OまたはNである;そして
29は、H、ハロゲン、CH、CF、CHO、CN、NO、NH、Ph、OHまたはOCHPhである、
化合物。
【請求項22】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項1に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項23】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項2に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項24】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項3に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項25】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項4に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項26】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項5に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項27】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項6に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項28】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項7に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項29】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項8に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項30】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項9に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項31】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項10に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項32】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項11に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項33】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項12に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項34】
請求項1に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項35】
請求項2に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項36】
請求項3に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項37】
請求項4に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項38】
請求項5に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項39】
請求項7に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項40】
請求項9に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項41】
医薬として使用するための、請求項1〜21のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項42】
過剰増殖障害を処置する医薬として使用するための、請求項1〜21のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項43】
過剰増殖障害または炎症状態を処置する医薬の製造における、請求項1〜21のいずれか1項に記載の化合物の使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【公表番号】特表2007−512364(P2007−512364A)
【公表日】平成19年5月17日(2007.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−541594(P2006−541594)
【出願日】平成16年11月19日(2004.11.19)
【国際出願番号】PCT/US2004/039094
【国際公開番号】WO2005/051304
【国際公開日】平成17年6月9日(2005.6.9)
【出願人】(504344509)アレイ バイオファーマ、インコーポレイテッド (87)
【Fターム(参考)】