AKTプロテインキナーゼインヒビター
本発明は、式:A−L−CRを含む化合物を提供し、ここで、CRは、環状コア基であり、Lは、連結基であり、そしてAは、本明細書中で定義したとおりであり、ここでその化合物は、その分割した鏡像異性体およびジアステレオマー、および薬学的に受容可能なプロドラッグ、代謝物、塩および溶媒和物を含む。また、本発明の化合物をAKTプロテインキナーゼインヒビターとして使用する方法、および過剰増殖疾患(例えば、癌)を処置する方法も、提供される。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iを含む化合物:
【化1】
ここで:
CRは、ヘテロアリールであり、該ヘテロアリールは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、−NR21SO2R24、−SO2NR21R22、−NR21S(O)R4、−S(O)NR21R22、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR22R23、−NR21C(O)R22、−C(O)NR21R22、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−NR21R22、−NR21C(O)NR22R23、−NR21C(NCN)NR22R23、−OR21、C1〜C4アルキル、C1〜C6ヘテロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ヘテロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルから選択され、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルのいずれかは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C6ヘテロアルキル、C2〜C6ヘテロアルケニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ヘテロシクロアルキル、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−C(O)R21、C(O)OR21、−C(O)NR21R22、−NR21R22および−OR21から選択される;
Lは、以下から選択される:
【化2】
ここで、R12は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、C1〜C5アルキル、C2〜C5アルケニル、C2〜C5アルキニル、C1〜C5ヘテロアルキル、C2〜C5ヘテロアルケニルまたはC2〜C5ヘテロアルキニルであり、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニルおよびヘテロアルキニルのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、C1〜C4アルキル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシおよびトリフルオロメトキシから選択される;
Aは、
【化3】
である;
Wは、NまたはCR15であるが、但し、Lが置換または非置換ピペラジニレンであるとき、Wは、CR15でなければならない;
Gは、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO2R24、−SO2NR21R22、−NR21S(O)R4、−S(O)NR21R22、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR22R23、−NR21C(O)R22、−C(O)NR21R22、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−NR21R22、−NR21C(O)NR22R23、−NR21C(NCN)NR22R23、−OR21、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアリールおよびヘテロアリールから選択される;
B1およびB2は、別個に、存在しないか、またはC1〜C4アルキレン、C1〜C4ヘテロアルキレン、C2〜C4アルケニレン、C2〜C4ヘテロアルケニレン、C2〜C4アルキニレン、C2〜C4ヘテロアルキニレン、C3〜C6シクロアルキレンおよびC3〜C6ヘテロシクロアルキレンであり、ここで、該アルキレン、ヘテロアルキレン、アルケニレン、ヘテロアルケニレン、アルキニレン、ヘテロアルキニレン、シクロアルキレンまたはヘテロシクロアルキレンのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、NR21R22およびOR21から選択される;
R21、R22およびR23は、別個に、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C6ヘテロアルキル、C2〜C6ヘテロアルケニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルであり;
R24は、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C6ヘテロアルキル、C2〜C6ヘテロアルケニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルであるか;
あるいはR21、R22、R23またはR24のいずれか2個は、それらが結合する原子と一緒になって、4員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルアルキルから選択される;
R13およびR14は、別個に、水素、ヒドロキシル、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ヘテロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ヘテロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C1〜C6シクロアルキル、C1〜C6ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)R21、C(O)OR21、C(=NR21)NR22R23または−SO2R24であり、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ヘテロアルキニル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO2R24、−SO2NR21R22、−NR21S(O)R4、−S(O)NR21R22、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR22R23、−NR21C(O)R22、−C(O)NR21R22、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−NR21R22、−NR21C(O)NR22R23、−NR21C(NCN)NR22R23、−OR21、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアリールおよびヘテロアリールから選択されるか;
あるいはR13およびR14は、それらが結合する原子と一緒になって、4員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、NR21R22およびOR21から選択されるか;
あるいはR13とB2の原子とは、Nと一緒になって、4員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、NR21R22およびOR21から選択され;
R15は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニルまたはC2〜C4ヘテロアルキニルであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニルまたはヘテロアルキニルのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、NR21R22およびOR21から選択されるか;
あるいはR13およびR15は、それらが結合する原子と一緒になって、3員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、NR21R22およびOR21から選択されるか;
あるいは、WがCR15であるとき、R15とB1またはB2の原子とは、Cと一緒になって、3員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、NR21R22およびOR21から選択される;
ここで、該化合物は、その分割された鏡像異性体、ジアステレオマー、溶媒和物および薬学的に受容可能な塩を含む、
化合物。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物であって、ここで、
CRは、以下から選択される:
【化4】
ここで、Xは、NまたはCR1である;
Yは、CR2またはNであるが、但し、XがNであるとき、Yは、CR2でなければならない;
Zは、CR3R3aまたはNR2aであるが、但し、XがNであるとき、Zは、CR3でなければならない;
D1、D2、D3およびD4は、別個に、CR4またはNであるが、但し、D1、D2、D3またはD4の2個以下は、Nである;
【化5】
は、任意の二重結合である;
D5は、CR5R5a、NR2a、OまたはSであるが、但し、D5がOまたはSであるとき、D8は、Cでなければならず、D7は、CR7またはNでなければならず、そして(i)Qは、CR6またはCR6R6aでなければならないか、または(ii)D7は、CR7またはCR7R7aでなければならないかのいずれかである;
Qは、CR6、NまたはC=Oであるが、但し、(w)QがNであるとき、D5、D7およびD8の1個は、Cでなければならないか、または(x)QがC=Oであるとき、D5は、CR5またはNでなければならず、D7は、CR7またはNでなければならず、そしてD8は、Cでなければならないかのいずれかである;
D7は、CR7、N、OまたはSであるが、但し、D7がOまたはSであるとき、D8は、Cでなければならず、D5は、CR5またはNでなければならず、そして(y)Qは、CR6でなければならないか、または(z)D5は、CR5でなければならないかの、いずれかである;
D8は、CまたはNであるが、但し、D8がNであるとき、D5は、CR5R5aでなければならず、そしてQは、CR6またはCR6R6aでなければならない;
KまたはMのいずれかは、カルボニルであるが、但し、KおよびMが両方共にカルボニルになることはない;
R1、R5、R5aおよびR8は、別個に、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノまたはエトキシである;
R2は、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、C1〜C6シクロアルキル、C1〜C6ヘテロシクロアルキル、C1〜C6アリールまたはC1〜C6ヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノおよびエトキシから選択される;
R2aは、水素、ヒドロキシル、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノまたはエトキシから選択される;
R3およびR3aは、別個に、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、C1〜C6アルキル、C1〜C6ヘテロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ヘテロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C1〜C6シクロアルキル、C1〜C6ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、OR1、NR1R2および(C=O)R2から選択される;
R4、R6、R6a、R7、R7aおよびR10は、別個に、水素、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−NR21SO2R24、−SO2NR21R22、−NR21S(O)R4、−S(O)NR21R22、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR22R23、−NR21C(O)R22、−C(O)NR21R22、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−NR21R22、−NR21C(O)NR22R23、−NR21C(NCN)NR22R23または−OR21であり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO2R24、−SO2NR21R22、−NR21S(O)R4、−S(O)NR21R22、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR22R23、−NR21C(O)R22、−C(O)NR21R22、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−NR21R22、−NR21C(O)NR22R23、−NR21C(NCN)NR22R23、−OR21、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールから選択され、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換され得、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール、−NR21R22、および−OR21から選択されるか;
あるいはR6およびR7は、それらが結合する原子と一緒になって、4員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールおよび複素環のいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、OR1、NR1R2、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルアルキルから選択される;そして
R9は、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、C1〜C6アルキル、C1〜C6ヘテロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ヘテロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C1〜C6シクロアルキル、C1〜C6ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−NR21R22、−OR21、−NR21SO2R24および−NR21C(O)R22であり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、OR1、NR1R2および(C=O)R2から選択される、
化合物。
【請求項3】
CRが、以下から選択される、請求項2に記載の化合物:
【化6】
。
【請求項4】
D5が、NHである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
CRが、以下から選択される、請求項2に記載の化合物:
【化7】
。
【請求項6】
Lが、以下から選択される、請求項2に記載の化合物:
【化8】
。
【請求項7】
Lが、以下である、請求項6に記載の化合物:
【化9】
。
【請求項8】
Aが、以下である、請求項2に記載の化合物:
【化10】
。
【請求項9】
Aが、以下である、請求項2に記載の化合物:
【化11】
ここで、Gは、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアリール、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO2R24、−SO2NR21R22、−NR21S(O)R4、−S(O)NR21R22、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR22R23、−NR21C(O)R22、−C(O)NR21R22、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−NR21R22、−NR21C(O)NR22R23、−NR21C(NCN)NR22R23、−OR21、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアリールおよびヘテロアリールから選択される、
化合物。
【請求項10】
Aが、以下である、請求項6に記載の化合物:
【化12】
ここで、Gは、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアリール、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO2R24、−SO2NR21R22、−NR21S(O)R4、−S(O)NR21R22、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR22R23、−NR21C(O)R22、−C(O)NR21R22、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−NR21R22、−NR21C(O)NR22R23、−NR21C(NCN)NR22R23、−OR21、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアリールおよびヘテロアリールから選択される、
化合物。
【請求項11】
Aが、以下を含む、請求項6に記載の化合物:
【化13】
ここで、B1およびB2は、別個に、存在しないか、またはC1〜C4アルキレンである;
R21a〜R21cは、別個に、H、ハロゲン、CH3、CF3、CH3O、CN、NO2、NH2、Ph、OHまたはOCH2Phである;
R22a、R22bおよびR24は、別個に、H、CH3またはハロゲンである;
R23aは、Hである;そして
R23bは、H、CH3、CH2NH2、CH2NHCH2、CH2CH2NH2、CH2CH2NHCH2、CH2CH2N(CH2)2、−(C=O)CH2NH2または−(C=O)CH2CH2NH2であるか;
あるいはR23aおよびR23bは、結合されて、5員または6員複素環を完成する、
化合物。
【請求項12】
Aが、以下を含む、請求項7に記載の化合物:
【化14】
ここで、B1およびB2は、別個に、存在しないか、またはC1〜C4アルキレンである;
R21a〜R21cは、別個に、H、ハロゲン、CH3、CF3、CH3O、CN、NO2、NH2、Ph、OHまたはOCH2Phである;
R22a、R22bおよびR24は、別個に、H、CH3またはハロゲンである;
R23aは、Hである;そして
R23bは、H、CH3、CH2NH2、CH2NHCH2、CH2CH2NH2、CH2CH2NHCH2、CH2CH2N(CH2)2、−(C=O)CH2NH2または−(C=O)CH2CH2NH2であるか;
あるいはR23aおよびR23bは、結合されて、5員または6員複素環を完成する、
化合物。
【請求項13】
Aが、以下を含む、請求項6に記載の化合物:
【化15】
ここで、R25およびR26は、別個に、HまたはCH3である;そして
R27は、1−ナフチル、2−ナフチル、3’−ベンジルチエニル、2’−チエニル、2’−ピリジル、3’−ピリジル、4’−ピリジル、4’−チアゾリルまたは3,3−ジフェニルである、
化合物。
【請求項14】
Aが、以下を含む、請求項7に記載の化合物:
【化16】
ここで、R25およびR26は、別個に、HまたはCH3である;そして
R27は、1−ナフチル、2−ナフチル、3’−ベンジルチエニル、2’−チエニル、2’−ピリジル、3’−ピリジル、4’−ピリジル、4’−チアゾリルまたは3,3−ジフェニルである、
化合物。
【請求項15】
Aが、以下である、請求項6に記載の化合物:
【化17】
。
【請求項16】
Aが、以下である、請求項7に記載の化合物:
【化18】
。
【請求項17】
Aが、D−またはL−アミノ酸であり、該アミノ酸が、天然に存在するアミノ酸、4−ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリジン、デモシン、イソデモシン、3−メチルヒスチジン、ノルバリン、β−アラニン、γ−アミノ酪酸、シルツリン、ホモシステイン、ホモセリン、オルニチンおよびメチオニンスルホンから選択される、請求項7に記載の化合物。
【請求項18】
前記アミノ酸が、アラニン、フェニルアラニン、ヒスチジンまたはトリプトファンである、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
前記化合物が、以下を含む、請求項1に記載の化合物:
【化19】
。
【請求項20】
前記化合物が、以下を含む、請求項1に記載の化合物:
【化20】
ここで、R28は、H、ハロゲン、CH3、CF3、CH3O、CN、NO2、NH2、Ph、OHまたはOCH2Phである、
化合物。
【請求項21】
前記化合物が、以下を含む、請求項1に記載の化合物:
【化21】
ここで、D16は、OまたはNである;そして
R29は、H、ハロゲン、CH3、CF3、CH3O、CN、NO2、NH2、Ph、OHまたはOCH2Phである、
化合物。
【請求項22】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項1に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項23】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項2に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項24】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項3に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項25】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項4に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項26】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項5に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項27】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項6に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項28】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項7に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項29】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項8に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項30】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項9に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項31】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項10に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項32】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項11に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項33】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項12に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項34】
請求項1に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項35】
請求項2に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項36】
請求項3に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項37】
請求項4に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項38】
請求項5に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項39】
請求項7に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項40】
請求項9に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項41】
医薬として使用するための、請求項1〜21のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項42】
過剰増殖障害を処置する医薬として使用するための、請求項1〜21のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項43】
過剰増殖障害または炎症状態を処置する医薬の製造における、請求項1〜21のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項1】
式Iを含む化合物:
【化1】
ここで:
CRは、ヘテロアリールであり、該ヘテロアリールは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、−NR21SO2R24、−SO2NR21R22、−NR21S(O)R4、−S(O)NR21R22、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR22R23、−NR21C(O)R22、−C(O)NR21R22、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−NR21R22、−NR21C(O)NR22R23、−NR21C(NCN)NR22R23、−OR21、C1〜C4アルキル、C1〜C6ヘテロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ヘテロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルから選択され、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルのいずれかは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C6ヘテロアルキル、C2〜C6ヘテロアルケニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ヘテロシクロアルキル、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−C(O)R21、C(O)OR21、−C(O)NR21R22、−NR21R22および−OR21から選択される;
Lは、以下から選択される:
【化2】
ここで、R12は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、C1〜C5アルキル、C2〜C5アルケニル、C2〜C5アルキニル、C1〜C5ヘテロアルキル、C2〜C5ヘテロアルケニルまたはC2〜C5ヘテロアルキニルであり、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニルおよびヘテロアルキニルのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、C1〜C4アルキル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシおよびトリフルオロメトキシから選択される;
Aは、
【化3】
である;
Wは、NまたはCR15であるが、但し、Lが置換または非置換ピペラジニレンであるとき、Wは、CR15でなければならない;
Gは、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO2R24、−SO2NR21R22、−NR21S(O)R4、−S(O)NR21R22、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR22R23、−NR21C(O)R22、−C(O)NR21R22、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−NR21R22、−NR21C(O)NR22R23、−NR21C(NCN)NR22R23、−OR21、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアリールおよびヘテロアリールから選択される;
B1およびB2は、別個に、存在しないか、またはC1〜C4アルキレン、C1〜C4ヘテロアルキレン、C2〜C4アルケニレン、C2〜C4ヘテロアルケニレン、C2〜C4アルキニレン、C2〜C4ヘテロアルキニレン、C3〜C6シクロアルキレンおよびC3〜C6ヘテロシクロアルキレンであり、ここで、該アルキレン、ヘテロアルキレン、アルケニレン、ヘテロアルケニレン、アルキニレン、ヘテロアルキニレン、シクロアルキレンまたはヘテロシクロアルキレンのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、NR21R22およびOR21から選択される;
R21、R22およびR23は、別個に、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C6ヘテロアルキル、C2〜C6ヘテロアルケニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルであり;
R24は、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C6ヘテロアルキル、C2〜C6ヘテロアルケニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルであるか;
あるいはR21、R22、R23またはR24のいずれか2個は、それらが結合する原子と一緒になって、4員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルアルキルから選択される;
R13およびR14は、別個に、水素、ヒドロキシル、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ヘテロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ヘテロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C1〜C6シクロアルキル、C1〜C6ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、−C(O)R21、C(O)OR21、C(=NR21)NR22R23または−SO2R24であり、ここで、該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ヘテロアルキニル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO2R24、−SO2NR21R22、−NR21S(O)R4、−S(O)NR21R22、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR22R23、−NR21C(O)R22、−C(O)NR21R22、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−NR21R22、−NR21C(O)NR22R23、−NR21C(NCN)NR22R23、−OR21、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアリールおよびヘテロアリールから選択されるか;
あるいはR13およびR14は、それらが結合する原子と一緒になって、4員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、NR21R22およびOR21から選択されるか;
あるいはR13とB2の原子とは、Nと一緒になって、4員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、NR21R22およびOR21から選択され;
R15は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニルまたはC2〜C4ヘテロアルキニルであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニルまたはヘテロアルキニルのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、NR21R22およびOR21から選択されるか;
あるいはR13およびR15は、それらが結合する原子と一緒になって、3員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、NR21R22およびOR21から選択されるか;
あるいは、WがCR15であるとき、R15とB1またはB2の原子とは、Cと一緒になって、3員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環いずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、NR21R22およびOR21から選択される;
ここで、該化合物は、その分割された鏡像異性体、ジアステレオマー、溶媒和物および薬学的に受容可能な塩を含む、
化合物。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物であって、ここで、
CRは、以下から選択される:
【化4】
ここで、Xは、NまたはCR1である;
Yは、CR2またはNであるが、但し、XがNであるとき、Yは、CR2でなければならない;
Zは、CR3R3aまたはNR2aであるが、但し、XがNであるとき、Zは、CR3でなければならない;
D1、D2、D3およびD4は、別個に、CR4またはNであるが、但し、D1、D2、D3またはD4の2個以下は、Nである;
【化5】
は、任意の二重結合である;
D5は、CR5R5a、NR2a、OまたはSであるが、但し、D5がOまたはSであるとき、D8は、Cでなければならず、D7は、CR7またはNでなければならず、そして(i)Qは、CR6またはCR6R6aでなければならないか、または(ii)D7は、CR7またはCR7R7aでなければならないかのいずれかである;
Qは、CR6、NまたはC=Oであるが、但し、(w)QがNであるとき、D5、D7およびD8の1個は、Cでなければならないか、または(x)QがC=Oであるとき、D5は、CR5またはNでなければならず、D7は、CR7またはNでなければならず、そしてD8は、Cでなければならないかのいずれかである;
D7は、CR7、N、OまたはSであるが、但し、D7がOまたはSであるとき、D8は、Cでなければならず、D5は、CR5またはNでなければならず、そして(y)Qは、CR6でなければならないか、または(z)D5は、CR5でなければならないかの、いずれかである;
D8は、CまたはNであるが、但し、D8がNであるとき、D5は、CR5R5aでなければならず、そしてQは、CR6またはCR6R6aでなければならない;
KまたはMのいずれかは、カルボニルであるが、但し、KおよびMが両方共にカルボニルになることはない;
R1、R5、R5aおよびR8は、別個に、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノまたはエトキシである;
R2は、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、C1〜C6シクロアルキル、C1〜C6ヘテロシクロアルキル、C1〜C6アリールまたはC1〜C6ヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノおよびエトキシから選択される;
R2aは、水素、ヒドロキシル、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アミノ、アミノメチル、ジメチルアミノ、アミノエチル、ジエチルアミノまたはエトキシから選択される;
R3およびR3aは、別個に、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、C1〜C6アルキル、C1〜C6ヘテロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ヘテロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C1〜C6シクロアルキル、C1〜C6ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、OR1、NR1R2および(C=O)R2から選択される;
R4、R6、R6a、R7、R7aおよびR10は、別個に、水素、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−NR21SO2R24、−SO2NR21R22、−NR21S(O)R4、−S(O)NR21R22、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR22R23、−NR21C(O)R22、−C(O)NR21R22、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−NR21R22、−NR21C(O)NR22R23、−NR21C(NCN)NR22R23または−OR21であり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO2R24、−SO2NR21R22、−NR21S(O)R4、−S(O)NR21R22、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR22R23、−NR21C(O)R22、−C(O)NR21R22、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−NR21R22、−NR21C(O)NR22R23、−NR21C(NCN)NR22R23、−OR21、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールから選択され、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換され得、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4ヘテロアルケニル、C2〜C4アルキニル、C2〜C4ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール、−NR21R22、および−OR21から選択されるか;
あるいはR6およびR7は、それらが結合する原子と一緒になって、4員〜10員炭素環、アリール、ヘテロアリールまたは複素環を形成し、ここで、該炭素環、アリール、ヘテロアリールおよび複素環のいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、OR1、NR1R2、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルアルキルから選択される;そして
R9は、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、C1〜C6アルキル、C1〜C6ヘテロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ヘテロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ヘテロアルキニル、C1〜C6シクロアルキル、C1〜C6ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−NR21R22、−OR21、−NR21SO2R24および−NR21C(O)R22であり、ここで、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、さらに、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、別個に、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、アジド、OR1、NR1R2および(C=O)R2から選択される、
化合物。
【請求項3】
CRが、以下から選択される、請求項2に記載の化合物:
【化6】
。
【請求項4】
D5が、NHである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
CRが、以下から選択される、請求項2に記載の化合物:
【化7】
。
【請求項6】
Lが、以下から選択される、請求項2に記載の化合物:
【化8】
。
【請求項7】
Lが、以下である、請求項6に記載の化合物:
【化9】
。
【請求項8】
Aが、以下である、請求項2に記載の化合物:
【化10】
。
【請求項9】
Aが、以下である、請求項2に記載の化合物:
【化11】
ここで、Gは、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアリール、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO2R24、−SO2NR21R22、−NR21S(O)R4、−S(O)NR21R22、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR22R23、−NR21C(O)R22、−C(O)NR21R22、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−NR21R22、−NR21C(O)NR22R23、−NR21C(NCN)NR22R23、−OR21、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアリールおよびヘテロアリールから選択される、
化合物。
【請求項10】
Aが、以下である、請求項6に記載の化合物:
【化12】
ここで、Gは、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアリール、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、該アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールのいずれかは、必要に応じて、1個またはそれ以上の基で置換されており、該基は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、ニトロ、アジド、−NR21SO2R24、−SO2NR21R22、−NR21S(O)R4、−S(O)NR21R22、−C(O)R21、−C(O)OR21、−OC(O)R21、−OC(O)OR21、−NR21C(O)OR24、−NR21C(=NR21)NR22R23、−NR21C(O)R22、−C(O)NR21R22、−SR21、−S(O)R24、−SO2R24、−NR21R22、−NR21C(O)NR22R23、−NR21C(NCN)NR22R23、−OR21、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアリールおよびヘテロアリールから選択される、
化合物。
【請求項11】
Aが、以下を含む、請求項6に記載の化合物:
【化13】
ここで、B1およびB2は、別個に、存在しないか、またはC1〜C4アルキレンである;
R21a〜R21cは、別個に、H、ハロゲン、CH3、CF3、CH3O、CN、NO2、NH2、Ph、OHまたはOCH2Phである;
R22a、R22bおよびR24は、別個に、H、CH3またはハロゲンである;
R23aは、Hである;そして
R23bは、H、CH3、CH2NH2、CH2NHCH2、CH2CH2NH2、CH2CH2NHCH2、CH2CH2N(CH2)2、−(C=O)CH2NH2または−(C=O)CH2CH2NH2であるか;
あるいはR23aおよびR23bは、結合されて、5員または6員複素環を完成する、
化合物。
【請求項12】
Aが、以下を含む、請求項7に記載の化合物:
【化14】
ここで、B1およびB2は、別個に、存在しないか、またはC1〜C4アルキレンである;
R21a〜R21cは、別個に、H、ハロゲン、CH3、CF3、CH3O、CN、NO2、NH2、Ph、OHまたはOCH2Phである;
R22a、R22bおよびR24は、別個に、H、CH3またはハロゲンである;
R23aは、Hである;そして
R23bは、H、CH3、CH2NH2、CH2NHCH2、CH2CH2NH2、CH2CH2NHCH2、CH2CH2N(CH2)2、−(C=O)CH2NH2または−(C=O)CH2CH2NH2であるか;
あるいはR23aおよびR23bは、結合されて、5員または6員複素環を完成する、
化合物。
【請求項13】
Aが、以下を含む、請求項6に記載の化合物:
【化15】
ここで、R25およびR26は、別個に、HまたはCH3である;そして
R27は、1−ナフチル、2−ナフチル、3’−ベンジルチエニル、2’−チエニル、2’−ピリジル、3’−ピリジル、4’−ピリジル、4’−チアゾリルまたは3,3−ジフェニルである、
化合物。
【請求項14】
Aが、以下を含む、請求項7に記載の化合物:
【化16】
ここで、R25およびR26は、別個に、HまたはCH3である;そして
R27は、1−ナフチル、2−ナフチル、3’−ベンジルチエニル、2’−チエニル、2’−ピリジル、3’−ピリジル、4’−ピリジル、4’−チアゾリルまたは3,3−ジフェニルである、
化合物。
【請求項15】
Aが、以下である、請求項6に記載の化合物:
【化17】
。
【請求項16】
Aが、以下である、請求項7に記載の化合物:
【化18】
。
【請求項17】
Aが、D−またはL−アミノ酸であり、該アミノ酸が、天然に存在するアミノ酸、4−ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリジン、デモシン、イソデモシン、3−メチルヒスチジン、ノルバリン、β−アラニン、γ−アミノ酪酸、シルツリン、ホモシステイン、ホモセリン、オルニチンおよびメチオニンスルホンから選択される、請求項7に記載の化合物。
【請求項18】
前記アミノ酸が、アラニン、フェニルアラニン、ヒスチジンまたはトリプトファンである、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
前記化合物が、以下を含む、請求項1に記載の化合物:
【化19】
。
【請求項20】
前記化合物が、以下を含む、請求項1に記載の化合物:
【化20】
ここで、R28は、H、ハロゲン、CH3、CF3、CH3O、CN、NO2、NH2、Ph、OHまたはOCH2Phである、
化合物。
【請求項21】
前記化合物が、以下を含む、請求項1に記載の化合物:
【化21】
ここで、D16は、OまたはNである;そして
R29は、H、ハロゲン、CH3、CF3、CH3O、CN、NO2、NH2、Ph、OHまたはOCH2Phである、
化合物。
【請求項22】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項1に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項23】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項2に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項24】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項3に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項25】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項4に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項26】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項5に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項27】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項6に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項28】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項7に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項29】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項8に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項30】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項9に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項31】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項10に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項32】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項11に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項33】
哺乳動物における過剰増殖疾患を処置する方法であって、該哺乳動物に、請求項12に記載の化合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項34】
請求項1に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項35】
請求項2に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項36】
請求項3に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項37】
請求項4に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項38】
請求項5に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項39】
請求項7に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項40】
請求項9に記載の化合物と薬学的に受容可能なキャリアとを含有する、組成物。
【請求項41】
医薬として使用するための、請求項1〜21のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項42】
過剰増殖障害を処置する医薬として使用するための、請求項1〜21のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項43】
過剰増殖障害または炎症状態を処置する医薬の製造における、請求項1〜21のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【公表番号】特表2007−512364(P2007−512364A)
【公表日】平成19年5月17日(2007.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−541594(P2006−541594)
【出願日】平成16年11月19日(2004.11.19)
【国際出願番号】PCT/US2004/039094
【国際公開番号】WO2005/051304
【国際公開日】平成17年6月9日(2005.6.9)
【出願人】(504344509)アレイ バイオファーマ、インコーポレイテッド (87)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年5月17日(2007.5.17)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年11月19日(2004.11.19)
【国際出願番号】PCT/US2004/039094
【国際公開番号】WO2005/051304
【国際公開日】平成17年6月9日(2005.6.9)
【出願人】(504344509)アレイ バイオファーマ、インコーポレイテッド (87)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]