説明

携帯電話

【課題】 携帯電話において、利用者の希望の圧縮方式でデータをサーバに圧縮処理させる。
【解決手段】 携帯電話80は、表示パネルにサービスメニューの内容を表示する(ステップ220)。キー操作部の操作に応じてデータ圧縮形式が選択されると、その選択されたデータ圧縮形式を示す選択信号が、基地局60を通して基地局制御装置を経てサービスセンター10に送られる。サービスセンター10は、選択信号を受け、上記選択されたデータ圧縮形式でデータ圧縮を行うように基地局制御装置を通して基地局60に指示する(ステップ230)。携帯電話80は、映像機器からの映像データを基地局制御装置を経て基地局60に送信する(ステップ310)。これに伴い、基地局60は、選択されたデータ圧縮形式で携帯電話80からの映像データの圧縮・保存の処理を開始する(ステップ320)。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオカメラによって映像、音声などを収集する場合、この収集されたデータ量に見合ったビデオテープが必要となる。このため、屋外などで、大量なデータを収集すると、ビデオテープを大量に持ち歩るく必要があるので、機動性の低下により収集活動に支障をきたす。
【0003】そこで、ビデオカメラに携帯電話を接続して、ビデオカメラの収集データを携帯電話によって送信させて、この送信されたデータをサーバで保存させるようにしたものが提案されている。すなわち、ビデオカメラで収集データを収集し、その収集データをビデオカメラの内蔵メモリに保存させて、その後、収集されたデータの量が内蔵メモリの保存容量の限界になったとき、収集データを携帯電話によってサーバに送信させる。
【0004】これに伴い、サーバは、上記送信された収集データを受信するとともに、この受信された収集データを保存する。その後、サーバは、収集データのダウンロードの要望を受けると、収集データを携帯電話に送信するため、利用者は、大量のビデオテープ等を持ち歩くことなく、携帯電話によって収集データを得ることが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如く、収集データを保存するにあたり、データの保存方式は、多くの種類が存在する。このため、サーバで、データの保存形式がランダムに選択されるのではなく、携帯電話によってデータの保存形式を指定できることが望ましい。
【0006】本発明は、上記点に鑑み、データを送信した後、そのデータを指定のデータ形式で得ることを可能にする携帯電話を提案することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、データを送信する送信手段(310)と、送信手段で送信されたデータを指定の圧縮形式で圧縮処理させるように指令する圧縮指令手段(220)とを有することを特徴とする。
【0008】これにより、送信手段で送信されたデータが、指定の圧縮形式で圧縮処理されるため、携帯電話にとって、指定の圧縮形式で前記圧縮処理されたデータを得ることが可能になる。さらに、前記圧縮処理されたデータを受信すれば、送信手段で送信したデータを、圧縮処理することなく、受信する場合に比べて、受信データ量を減らすことができ、受信されたデータの処理を容易に行うことができる。
【0009】請求項2に記載の発明では、圧縮処理されたデータを指定先に転送させるように指令する転送先指令手段(260)を有することを特徴とする。これにより、圧縮処理されたデータを指定先に転送できるので、利用者は、所望の端末で前記圧縮処理されたデータを得ることができ、利便性を向上できる。
【0010】請求項3に記載の発明では、データを送信する送信手段(310)と、送信手段で送信されたデータを指定の保存形式で保存させるように指令する保存指令手段(220)とを有することを特徴とする。これにより、送信手段で送信されたデータが、指定の保存形式で保存処理されるため、携帯電話にとって、指定の保存形式でデータを得ることが可能になる。
【0011】請求項4に記載の発明では、保存されたデータを、指定先に転送させるように指令する転送先指令手段(260)を有することを特徴とする。これにより、データを指定先に転送できるので、利用者は、所望の端末でデータを得ることができ、利便性を向上できる。
【0012】また、請求項5に記載の発明では、携帯電話を、データをに送信する手段(310)と、送信手段で送信されたデータを指定の圧縮形式で圧縮処理させるように指令する手段(220)として機能させるプログラムを採用してもよい。これにより、請求項1に記載の発明と同様な効果が得られる。
【0013】請求項6に記載の発明では、携帯電話を、データを送信する手段(310)と、送信手段で送信されたデータを指定の保存形式で保存させるように指令する手段(220)として機能させるプログラムを採用してもよい。これにより、請求項3に記載の発明と同様な効果が得られる。
【0014】ここで、請求項7に記載の発明のように、携帯電話(80)から送信されたデータを受信するデータ圧縮装置であって、データの圧縮形式の指定を受ける指定受信手段(270)と、受信されたデータを圧縮形式で圧縮する圧縮手段(320)とを有するデータ圧縮装置を採用してもよい。
【0015】また、請求項8に記載の発明のように、携帯電話(80)から送信されたデータを受信するデータ保存装置であって、データの保存形式の指定を携帯電話から受ける指定受信手段(270)と、受信されたデータを保存形式で保存する保存手段(320)とを有するデータ保存装置を採用してもよい。
【0016】請求項9に記載の発明では、データの圧縮形式の指定を利用者に促す旨を携帯電話(80)に送信する送信手段(210)と、携帯電話からデータの圧縮形式の指定を受信するとともに、この受信された指定のデータの圧縮形式で、携帯電話から送信された送信データを圧縮させるようにデータ圧縮装置(60)に指令する指令手段(230)とを有する管理局を採用してもよい。
【0017】請求項10に記載の発明では、データの保存形式の指定を利用者に促す旨を携帯電話(80)に送信する送信手段(210)と、携帯電話からデータの保存形式の指定を受信するとともに、この受信された指定のデータの保存形式で、携帯電話から送信されたデータを保存させるようにデータ保存装置(60)に指令する指令手段(230)とを有する管理局を採用してもよい。
【0018】ここで、請求項1〜10に記載の発明に係る携帯電話は、PHSも含むものである。
【0019】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0020】
【発明の実施の形態】図1、図2に本発明に係る通信システムの一実施形態を示す。図1は、通信システムの概略構成を示すブロック図である。図2は、図1中の基地局の具体的な構成を示すブロック図である。
【0021】通信システムは、サービスセンター10、移動体交換システム20、公衆網30、パソコン40、基地局制御装置50、基地局60、アンテナ70、携帯電話80、及び、映像機器90から構成されている。
【0022】サービスセンター(管理局)10は、通信事業者の通信網の一部であって、基地局60データ圧縮の管理処理を行う。なお、サービスセンター10は、携帯電話80に対してメッセージ転送サービス等の送信処理を行う。また、通信事業者の無線システムとしては、W−CDMAシステムが採用されている。
【0023】移動体交換システム20は、公衆網30における通信プロトコルと携帯電話50の通信網(通信事業者の)の通信プロトコルとを互いに変換する。これにより、移動体交換システム20は、通信事業者の通信網と公衆網30との間における通信を可能にする。
【0024】パソコン40は、公衆網30に接続されて、パソコン40には、圧縮データの解凍・再生プログラムが組み込まれている。パソコン40は、公衆網30等を通して基地局60からの圧縮データのダウンロードを受け、このダウンロードされた圧縮データを解凍・再生する。なお、パソコン40は、利用者の自宅に配置されている。
【0025】基地局60は、通信事業者の通信網の一部であって、携帯電話50に対して無線通信を行う。具体的には、図2に示すように、基地局60は、RFアンプ部61、変復部62、ベースバンド部(BB部)63、付加部64、インターフェイス65、及び、制御部66から構成されている。また、付加部64は、分岐装置640、及び、データ保持部641を有し、データ保持部641は、圧縮装置642、及び、記憶装置643から構成されている。
【0026】先ず、携帯電話80から送信された信号をアンテナ70で受信すると、この受信信号は、RFアンプ部61に入力されて、このRFアンプ部61は、制御部66により制御されて、受信信号を電力増幅して受信増幅信号が出力される。一方、RFアンプ部61は、制御部66により制御されて、変復調部62で変調された変調信号を電力増幅してアンテナ70から送信させる。
【0027】変復調部62は、制御部66により制御されて、RFアンプ部61からの受信増幅信号を復調して復調信号を出力する一方、ベースバンド部63からの送信信号を変調して変調信号を出力する。ベースバンド部66は、制御部66により制御されて、分岐装置640の出力信号をベースバンド帯の送信信号に変換する一方、変復調部62からの復調信号をベースバンド帯の信号(以下、受信データという)に変換する。
【0028】付加部64の分岐装置640は、制御部66により制御されて、データ保持部641及びインターフェイス65のいずれか一方をベースバンド部63に切替接続する。分岐装置640は、ベースバンド部63とデータ保持部641とを接続するとき、ベースバンド部63とインターフェイス65との間を開放する。一方、分岐装置640は、ベースバンド部63とデータ保持部641とを開放するとき、ベースバンド部63とインターフェイス65とを接続する。
【0029】圧縮装置642は、ベースバンド部66の受信データを分岐装置640を通して受け、受信データを圧縮処理して圧縮データを出力する。記憶装置643は、制御部66により制御されて、圧縮装置642からの圧縮データを記憶する一方、この記憶された圧縮データを分岐装置640を通してベースバンド部63に出力する。このように、基地局60は、データを圧縮して保持するサーバの機能を果たし得る。また、制御部66は、RFアンプ部61、変復部62、ベースバンド部63、及び、付加部64をそれぞれ制御する。
【0030】携帯電話80としては、図3に示す電気回路構成が採用されている。図3において、携帯電話80は、アンテナ81、無線部82、音声処理部83、マイク84、スピーカ85、表示パネル86、メモリ87、キー操作部88、及び、制御部89を有する。
【0031】無線部82は、制御部89に制御されて、送信信号をアンテナ81から出力させる一方、アンテナ81で受信された受信信号を出力する。音声処理部83は、制御部89に制御されて、送話信号を送信信号に変換する一方、受信信号を受話信号に変換する。マイク84は、利用者の送話を送話信号に変換し音声処理部83に出力する。スピーカ85は、音声処理部83からの受話信号を受話に変換する。
【0032】表示パネル86は、制御部89に制御されて表示を成し、キー操作部88は、複数のキーを有する。メモリ87は、プログラム、各種データとを保持する。制御部89は、マイクロコンピュータ等から構成されたもので、通話処理に加えて、後述するデータ送信処理を実行する。また、映像機器90は、例えば、ビデオカメラであって、このビデオカメラは、映像データを携帯電話80に出力する。
【0033】以下、第1実施形態での作動について図4〜図6を参照して説明する。図4、図5はサービスセンター10、及び、基地局60、携帯電話80のデータ保持処理を示すタイミングチャートを示す。図6、図7は、携帯電話80の表示パネル86の表示内容を示す。先ず、分岐装置640は、制御部66により制御されて、ベースバンド部63とデータ保持部641とを開放するとともに、ベースバンド部63とインターフェイス65とを接続する。
【0034】ここで、携帯電話80は、利用者によるキー操作部88への操作に応じて、サービスセンターを呼出するために、呼出信号を基地局60を通して基地局制御装置50を経てサービスセンター10に出力する(ステップ200)。すると、サービスセンター10は、サービスメニューを含むサービスメニューデータを基地局制御装置50を経て基地局60を通して携帯電話80に送信する(ステップ210)。
【0035】次に、携帯電話80は、サービスメニューデータに基づいて表示パネル86にサービスメニューの内容を表示させる(ステップ220)。これにより、表示パネル86は、サービスメニューの内容として、図6に示すように、「サービスの選択:■MPEG1、■MPEG2、■MPEG4…」といった内容を表示することになる。
【0036】ここで、サービスメニューの内容は、各データ圧縮形式のうちいずれか1つを選択するように携帯電話80の利用者に促す旨を示し、キー操作部88の操作に応じて各データ圧縮形式のうちいずれか1つが選択されると、その選択されたデータ圧縮形式を示す選択信号が、基地局60を通して基地局制御装置50を経てサービスセンター10に送られる。
【0037】次に、サービスセンター10は、選択信号を受け、上記選択されたデータ圧縮形式でデータ圧縮を行うように基地局制御装置50を通して基地局60に指示する(ステップ230)。すると、基地局60は、データ圧縮の準備を開始する(ステップ240)。すなわち、制御部66は、インターフェイス65を通してサービスセンター10からの指示を受けて、圧縮装置642及び記憶装置643を起動させるとともに、上記選択されたデータ圧縮形式を圧縮装置642に設定する。
【0038】次に、サービスセンター10は、データの転送先選択信号を基地局制御装置50を経て基地局60を通して携帯電話80に送信する(ステップ250)。ここで、データの転送先選択信号は、データの転送先を選択するように携帯電話80の利用者に促す旨を示す。このため、携帯電話80は、データの転送先選択信号に基づいて、表示パネル86にデータの転送先の各候補を表示させる(ステップ20)。
【0039】これにより、表示パネル86は、「データ転送先選択:■自端末■指定端末(adress)■一時保存■…」といった内容を表示する。ここで、キー操作部88の操作に応じて転送先の各候補のうちいずれか1つが選択されると、その選択された転送先を示す選択信号が、基地局60を通して基地局制御装置50を経てサービスセンター10に送られる。
【0040】次に、サービスセンター10は、データ圧縮処理後その圧縮データを上記選択された転送先に転送するように基地局制御装置50を経て基地局60に指示する(ステップ270)。すると、基地局60は、圧縮後の処理の準備を行う(ステップ280)。すなわち、制御部66は、サービスセンター10の指示に応じて圧縮データの転送先を設定するとともに、分岐装置640に切替させる。
【0041】これにより、分岐装置640は、ベースバンド部63とデータ保持部641とを接続するとともに、ベースバンド部63とインターフェイス65との間を開放する。その後、データの受信準備の完了した旨を示す完了信号が、基地局制御装置50を経てサービスセンター10に送られる(ステップ290)。
【0042】次に、サービスセンター10は、上記完了信号を基地局制御装置50を経て基地局60を通して携帯電話80に転送すると(ステップ300)、携帯電話80は、映像機器90からの映像データを基地局制御装置50を経て基地局60に送信する(ステップ310)。これに伴い、基地局60は、携帯電話80からの映像データの圧縮・保存の処理を開始する(ステップ320)。
【0043】すなわち、基地局60において、圧縮装置642は、RFアンプ部61を経て変復部62、ベースバンド部63を通して映像データを受信データとして受け、この映像データを上記選択されたデータ圧縮形式で圧縮処理しその圧縮データを記憶装置643に記憶させる(ステップ320)。
【0044】次に、携帯電話80において、映像機器90の映像データの送信が完了すると、送信完了信号を基地局60を通して基地局制御装置50を経てサービスセンター10に送信する(ステップ330)。その後、基地局60は、圧縮データを記憶装置643に保存させることが完了すると、保存完了信号を基地局制御装置50を経てサービスセンター10に送信する(ステップ340)。
【0045】次に、サービスセンター10は、保存完了信号を受けて、映像データの圧縮処理が正常に完了した旨を基地局制御装置50を経て基地局60を通して携帯電話80に連絡する(ステップ350)。そして、利用者は、圧縮処理の正常完了を携帯電話80から通知される。その後、基地局60において、圧縮データが記憶装置643から呼び出されて、上記選択された転送先に送信する。
【0046】例えば、データ転送先選択として、■自端末が選択されたとき、圧縮データは、携帯電話80に転送される。データ転送先選択として、■指定端末が選択されて、転送先のアドレスの指定を受けたとき、そのアドレスを指定して圧縮データが転送される。例えば、自宅のパソコン40のアドレスの指定を受けたとき、圧縮データは、移動体交換システム20を通して公衆網30を経て自宅のパソコン40に転送される。■一時保存が選択されたとき、圧縮データの記憶装置643への保存が継続される。
【0047】以下、本実施形態の特徴について述べる。基地局60では、上述の如く、携帯電話80で選択されたデータ圧縮形式で圧縮処理するため、利用者が、携帯電話80によって、所望のデータ圧縮形式を指定すれば、基地局60から圧縮データの転送を受けたとき、その圧縮データの解凍・再生を不都合なく行うことができる。これに加えて、携帯電話80は、圧縮データを受信するので、圧縮処理する前の映像データを受信する場合に比べて、受信データ量を減らすことができ、受信された映像データの再生等の処理を容易に行うことができる。
【0048】さらに、上記実施形態において、基地局60は、圧縮装置642によって、映像データを圧縮処理することにより、データ量を減らす例について説明したが、これに限らず、単に、映像データのデータ形式を変更して記憶部643に保存させてもよい。この場合、携帯電話80は、サービスセンター10を通して基地局60にデータの保存形式を指定し、基地局60は、映像データのデータ形式を当該指定された保存形式に変更して記憶部643に保存させる。
【0049】さらに、本発明の実施にあたり、映像データの圧縮処理を基地局60で行う場合に限らず、映像データの圧縮処理は、通信網側であれば、いずれの装置でおこなってもよい。なお、上記実施形態では、映像データを圧縮処理した例につき説明したが、これに限らず、各種の音声、画像データを圧縮処理してもよい。
【0050】また、上記記載の機能を実行させるプログラムをネットワークを介して配信したり、記憶媒体に保存して配布し、そのプログラムを携帯電話60の通信機能を利用してダウンロードし、インストールして利用するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の通信システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の基地局の具体的な電気回路構成を示すブロック図である。
【図3】図1中の携帯電話の電気回路構成携帯電話80の表示パネル86の表示内容を示す図である。
【図4】サービスセンター及び、基地局、携帯電話のデータ保持処理の一部を示すタイミングチャートである。
【図5】サービスセンター及び、基地局、携帯電話のデータ保持処理の残りを示すタイミングチャートである。
【図6】携帯電話の表示パネルの表示内容を示す図である。
【図7】携帯電話の表示パネルの表示内容を示す図である。
【符号の説明】
10…サービスセンター、60…基地局、80…携帯電話。

【特許請求の範囲】
【請求項1】 データを送信する送信手段(310)と、前記送信手段で送信されたデータを指定の圧縮形式で圧縮処理させるように指令する圧縮指令手段(220)とを有することを特徴とする携帯電話。
【請求項2】 前記圧縮処理されたデータを指定先に転送させるように指令する転送先指令手段(260)を有することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話。
【請求項3】 データを送信する送信手段(310)と、前記送信手段で送信されたデータを指定の保存形式で保存させるように指令する保存指令手段(220)とを有することを特徴とする携帯電話。
【請求項4】 前記保存されたデータを、指定先に転送させるように指令する転送先指令手段(260)を有することを特徴とする請求項3に記載の携帯電話。
【請求項5】 携帯電話を、データをに送信する手段(310)と、前記送信手段で送信されたデータを指定の圧縮形式で圧縮処理させるように指令する手段(220)として機能させるプログラム。
【請求項6】 携帯電話を、データを送信する手段(310)と、前記送信手段で送信されたデータを指定の保存形式で保存させるように指令する手段(220)として機能させるプログラム。
【請求項7】 携帯電話(80)から送信されたデータを受信するデータ圧縮装置であって、前記データの圧縮形式の指定を受ける指定受信手段(270)と、前記受信されたデータを前記圧縮形式で圧縮する圧縮手段(320)とを有することを特徴とするデータ圧縮装置。
【請求項8】 携帯電話(80)から送信されたデータを受信するデータ保存装置であって、前記データの保存形式の指定を前記携帯電話から受ける指定受信手段(270)と、前記受信されたデータを前記保存形式で保存する保存手段(320)とを有することを特徴とするデータ保存装置。
【請求項9】 データの圧縮形式の指定を利用者に促す旨を携帯電話(80)に送信する送信手段(210)と、前記携帯電話から前記データの圧縮形式の指定を受信するとともに、この受信された指定のデータの圧縮形式で、前記携帯電話から送信された送信データを圧縮させるようにデータ圧縮装置(60)に指令する指令手段(230)とを有することを特徴とする管理局。
【請求項10】 データの保存形式の指定を利用者に促す旨を携帯電話(80)に送信する送信手段(210)と、前記携帯電話から前記データの保存形式の指定を受信するとともに、この受信された指定のデータの保存形式で、前記携帯電話から送信されたデータを保存させるようにデータ保存装置(60)に指令する指令手段(230)とを有することを特徴とする管理局。

【図1】
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【図2】
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【図6】
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【図7】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2002−290599(P2002−290599A)
【公開日】平成14年10月4日(2002.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2001−85732(P2001−85732)
【出願日】平成13年3月23日(2001.3.23)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】