説明

5HT6受容体を調節する新規な8−スルホニル−3アミノ置換クロマンまたはテトラヒドロナフタレン誘導体

本発明は5HT6受容体を調節する新規な8−スルホニル−3アミノ置換クロマンまたはテトラヒドロナフタレン誘導体を提供することを目的とし、式I:
【化1】


(式中、R1〜R12、P、X、Qおよびnは式Iで定義された通りである)の新規化合物、あるいはその塩、溶媒和物または溶媒和塩、それらの製造法、それらの製造に使用される新規中間体、前記化合物を含有する医薬製剤および治療における前記化合物の使用に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

の化合物、あるいはその塩、溶媒和物または溶媒和塩。
式中、
PはC6-10アリールC0-6アルキル、C5-11ヘテロアリールC0-6アルキル、C3-7シクロアルキルC0-6アルキル、C3-7ヘテロシクロアルキルC0-6アルキルまたはC1-10アルキルであり;
R1は水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C1-10アルキル、C2-10アルケニル、C2-10アルキニル、C1-10アルコキシ、N(R11)2、C6-10アリールC0-6アルキル、C5-6ヘテロアリールC0-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6ハロアルキルO、R7OC0-6アルキル、シアノ、SR7、R7SO2C0-6アルキル、SOR7、R7CON(R8)C0-6アルキル、NR8SO2R7、COR7、COOR7、OSO2R7、(R8)2NCOC0-6アルキル、SO2N(R8)2、N(R8)CON(R8)2、NO2またはオキソであり;
nは0、1、2、3または4であり;
Xは単結合、O、C1-3アルキルまたはNR6であるか、あるいはXはC5-12ヘテロアリールのNであり;
QはCHまたはOであり;
R2は水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C1-10アルキル、C2-10アルケニル、C2-10アルキニル、C1-10アルコキシ、N(R11)2、C6-10アリールC0-6アルキル、C5-6ヘテロアリールC0-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6ハロアルキルO、R7OC0-6アルキル、シアノ、SR7、SO2R8、SOR7、N(R8)COR7、N(R8)SO2R7、COR7、COOR7、OSO2R7、CON(R8)2またはSO2N(R8)2であり;
R3は水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C1-10アルキル、C2-10アルケニル、C2-10アルキニル、C1-10アルコキシ、N(R11)2、C6-10アリールC0-6アルキル、C5-6ヘテロアリールC0-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6ハロアルキルO、R7OC0-6アルキル、シアノ、SR7、SO2R7、SOR7、N(R8)COR7、N(R8)SO2R7、COR7、COOR7、OSO2R7、CON(R8)2またはSO2N(R8)2であり;
R4およびR5は独立して水素、C1-5アルキル、C1-5ハロアルキル、C2-5アルケニル、C2-5アルキニル、C3-6シクロアルキル、C5-6アリールC1-2アルキルおよびC5-6ヘテロアリールC1-2アルキルから選択され、さらに独立してハロゲン、ヒドロキシル、シアノおよびC1-5アルコキシから選択される1個またはそれ以上の基により置換されてもよく、あるいは
R4およびR5は一緒になってC3-7ヘテロシクロアルキルを形成し、さらに独立して水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、COR12、OR12、SO2R12、SO2N(R11)2、C5-6アリール、C5-6ヘテロアリール、シアノ、およびβまたはγ位で置換されるオキソから選択される1個またはそれ以上の基により置換されてもよく;
R6は水素、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、R7OC1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6シアノアルキル、(R11)2NCOC0-6アルキルまたはR12SO2C1-6アルキルであり;
R7はC1-10アルキル、C6-10アリールC0-6アルキル、C5-6ヘテロアリールC0-6アルキル、C3-7シクロアルキルC0-6アルキルまたはC1-6ハロアルキルであり;
R8は水素、C1-10アルキル、C1-6ハロアルキル、C3-7シクロアルキルC0-6アルキル、C6-10アリールC0-6アルキルまたはC5-6ヘテロアリールC0-6アルキルであるか、あるいは
R7およびR8は一緒になってC5-6ヘテロアリールまたはC3-7ヘテロシクロアルキルを形成し、さらにR1、R7およびR8のアリールおよびヘテロアリールは独立して水素、ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6ハロアルキル、シアノ、OR12、C1-6アルキル、オキソ、SR11、CON(R11)2、N(R11)COR12、SO2R12、SOR12、N(R11)2およびCOR12から選択される1個またはそれ以上の基により置換されてもよく;
R9は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、C1-6ハロアルコキシ、C1-6ハロアルキル、C1-6アルキルまたはCOR12であり;
R10は水素、C1-6アルキル、C1-6アルコキシまたはC1-6ハロアルキルであり;
R11は水素、C1-6アルキルまたはC1-6ハロアルキルであり;そして
R12はC1-6アルキルまたはC1-6ハロアルキルであるか、あるいは
R11およびR12は一緒になってC3-7シクロアルキルまたはC3-7ヘテロシクロアルキルを形成し、さらにR11およびR12は独立して水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、C1-3アルキル、C1-3アルコキシおよびC1-3ハロアルキルから選択される1個またはそれ以上の基により置換されてもよい。
【請求項2】
PはC6-10アリールC0-3アルキル、C5-11ヘテロアリールC0-3アルキルまたはC3-7シクロアルキルC0-3アルキルであり;
R1は水素、ハロゲン、C1-10アルコキシ、C1-6ハロアルキルまたはR7OC0-6アルキルであり;
nは0、1、2または3であり;
Xは単結合、OまたはNR6であるか、あるいはXはC5-12ヘテロアリールのNであり;
QはCHまたはOであり;
R2は水素またはハロゲンであり;
R3は水素、C1-10アルキルまたはC1-10アルコキシであり;
R4およびR5は独立して水素、C1-5アルキルおよびC1-5ハロアルキルから選択されるか、あるいは
R4およびR5は一緒になってC3-7ヘテロシクロアルキルを形成し、さらに独立して水素、C5-6アリールおよびC5-6ヘテロアリールから選択される1個またはそれ以上の基により置換されてもよく;
R6は水素またはC1-6シアノアルキルであり;
R7はC1-10アルキルまたはC3-7シクロアルキルC0-4アルキルであり;
R9は水素であり;そして
R10は水素である
請求項1記載の化合物、あるいはその塩、溶媒和物または溶媒和塩。
【請求項3】
Pはフェニル、ナフチル、ピリジニル、ピリミジル、キノリン、イソキノリン、シクロへキシル、1,2−メチレンジオキシベンゼンまたはテトラリンである請求項1または2記載の化合物。
【請求項4】
R1は水素、クロロ、フルオロ、ブロモ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシまたはシアノである請求項1〜3の何れかの項記載の化合物。
【請求項5】
R3はメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、水素、ハロゲン、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメトキシである請求項1〜4の何れかの項記載の化合物。
【請求項6】
XはNR6またはOであるか、あるいはXはインドール、インドリン、テトラヒドロキノリン、テトラヒドロイソキノリン、ベンゾオキサゼピン、イソインドリン、ピロール、オキシインドールまたはベンズアゼピンのNである請求項1〜5の何れかの項記載の化合物。
【請求項7】
R4およびR5は独立して水素、メチル、エチル、i−プロピル、n−プロピルおよびフルオロエチルから選択されるか、あるいはR4およびR5は一緒になってピロリジンまたはモルホリンを形成する請求項1〜6の何れかの項記載の化合物。
【請求項8】
R6は水素、メチル、シアノメチルまたはフルオロエチルである請求項1〜7の何れかの項記載の化合物。
【請求項9】
(6S)−N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−N−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(3,5−ジクロロ2−メトキシフェニル)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−6−(ジメチルアミノ)−N−(3−フルオロフェニル)−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6R)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−N−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6R)−6−(ジメチルアミノ)−N−(3−フルオロフェニル)−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6R)−N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(3,5−ジクロロフェニル)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−6−(ジメチルアミノ)−N−(6−フルオロピリジン−3−イル)−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−N−[(2S)−8−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(3,5−ジクロロフェニル)−6−[イソプロピル(メチル)アミノ]−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−4−メトキシ−6−ピロリジン−1−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(3,5−ジクロロフェニル)−4−メトキシ−6−ピロリジン−1−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−メトキシ−6−モルホリン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−4−メトキシ−6−(メチルアミノ)−N−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−N−ピリミジン−2−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−N−ピリジン−2−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−N−キノリン−2−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
4−メトキシ−6−ピロリジン−1−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ナフタレン−1−スルホン酸3,4−ジクロロフェニルエステル、
[5−(3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン2−スルホニル)−8−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル]−ジメチルアミン、
(6S)−N−シクロへキシル−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−メトキシ−6−ピロリジン−1−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−N−(シアノメチル)−4−メトキシ−6−ピロリジン−1−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(4−クロロフェニル)−4−メトキシ−6−(メチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−4−メトキシ−6−ピロリジン−1−イル−N−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−4−メトキシ−N−フェニル−6−ピロリジン−1−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−6−[(2−フルオロエチル)アミノ]−4−メトキシ−N−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(2S)−5−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イルスルホニル)−8−メトキシ−N,N−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−アミン、
(6S)−N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−4−メトキシ−6−(メチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(4−クロロフェニル)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
2−{[(6S)−4−メトキシ−6−ピロリジン−1−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル]スルホニル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−カルボニトリル、
(6S)−N−(4−クロロフェニル)−4−メトキシ−6−ピロリジン−1−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(3,4−ジクロロフェニル)−4−メトキシ−6−ピロリジン−1−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メトキシ−6−ピロリジン−1−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(5−クロロピリジン−2−イル)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−N−ピリジン−3−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル−4−メトキシ−6−ピロリジン−1−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−6−[(2−フルオロエチル)アミノ]−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−6−[(2−フルオロエチル)(メチル)アミノ]−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−4−メトキシ−6−(メチルアミノ)−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−(4−クロロフェニル)−4−メトキシ−N−メチル−6−(メチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(2S)−5−(1H−インドール−1−イルスルホニル)−8−メトキシ−N−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−アミン、
(2S)−5−[(5−クロロ−1H−インドール−1−イル)スルホニル]−8−メトキシ−N−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−アミン、
(2S)−8−メトキシ−N−メチル−5−{[6−(トリフルオロメチル)−1H−インドール−1−イル]スルホニル}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−アミン、
1−{[(6S)−4−メトキシ−6−(メチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル]スルホニル}−1H−インドール−6−カルボニトリル、
(2S)−5−[(7−フルオロ−1H−インドール−1−イル)スルホニル]−8−メトキシ−N−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−アミン、
(2S)−5−[(4−フルオロ−1H−インドール−1−イル)スルホニル]−8−メトキシ−N−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−アミン、
(2S)−8−メトキシ−5−[(4−メトキシ−1H−インドール−1−イル)スルホニル]−N−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−アミン、
(2S)−5−(5H−[1,3]ジオキソロ[4,5−f]インドール−5−イルスルホニル)−8−メトキシ−N−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−アミン、
(2S)−5−[(7−クロロ−1H−インドール−1−イル)スルホニル]−8−メトキシ−N−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−アミン、
(2S)−8−メトキシ−N−メチル−5−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イルスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−アミン、
(6S)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−N−キノリン−3−イル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−6−(ジメチルアミノ)−N−イソキノリン−3−イル−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(6S)−N−1,3−ベンゾチアゾール−6−イル−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド、
(2S)−5−[(3−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)スルホニル]−8−メトキシ−N,N−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−アミン、
(2S)−5−(1H−ベンズイミダゾl−1−イルスルホニル)−8−メトキシ−N,N−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−アミン、
(6S)−N−(4−シアノフェニル)−4−メトキシ−6−(メチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミドおよび
(6S)−6−(メチルアミノ)−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホンアミド
からなる群より選択される化合物、あるいはその塩、溶媒和物または溶媒和塩。
【請求項10】
(3R)−N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−(ジメチルアミノ)−5−メトキシクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−(ジエチルアミノ)−5−メトキシクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−3−(ジプロピルアミノ)−5−メトキシクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−5−メトキシ−3−ピロリジン−1−イルクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−3−(ジメチルアミノ)−5−メトキシクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−3−(イソプロピルアミノ)−5−メトキシクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−3−[イソプロピル(メチル)アミノ]−5−メトキシクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−メトキシ−3−ピロリジン−1−イルクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(3,5−ジクロロフェニル)−3−(ジメチルアミノ)−5−メトキシクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(3,5−ジクロロフェニル)−5−メトキシ−3−ピロリジン−1−イルクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−3−(ジメチルアミノ)−5−メトキシ−N−フェニルクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−5−メトキシ−3−(メチルアミノ)−N−フェニルクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−3−(ジメチルアミノ)−5−エチルクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−6−クロロ−N−フェニル−3−ピロリジン−1−イルクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(4−クロロフェニル)−5−メトキシ−3−(メチルアミノ)クロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−5−メトキシ−3−(メチルアミノ)−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]クロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(3,4−ジクロロフェニル)−5−メトキシ−3−(メチルアミノ)クロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−5−メトキシ−3−(メチルアミノ)−N−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]クロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−5−メトキシ−3−(メチルアミノ)−N−キノリン−2−イルクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(3−シアノフェニル)−5−メトキシ−3−(メチルアミノ)クロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(4−シアノフェニル)−5−メトキシ−3−(メチルアミノ)クロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(4−クロロフェニル)−3−(ジメチルアミノ)−5−メトキシクロマン−8−スルホンアミド、
(3R)−N−(3−シアノフェニル)−3−(ジメチルアミノ)−5−メトキシクロマン−8−スルホンアミドおよび
(3R)−N−(4−シアノフェニル)−3−(ジメチルアミノ)−5−メトキシクロマン−8−スルホンアミド
からなる群より選択される化合物、あるいはその塩、溶媒和物または溶媒和塩。
【請求項11】
治療に使用される請求項1〜10の何れかの項記載の化合物。
【請求項12】
5HT6が関与する疾患を治療するための薬剤の製造における請求項1〜10の何れかの項記載の式Iの化合物の使用。
【請求項13】
アルツハイマー病、統合失調症と関係のある認知障害、肥満症および/またはパーキンソン病の治療における請求項12記載の使用。
【請求項14】
活性成分として治療的に有効な量の請求項1〜10の何れかの項記載の化合物を1種またはそれ以上の薬学的に許容しうる希釈剤、賦形剤および/または不活性担体と一緒に含有する医薬組成物。
【請求項15】
5HT6が関与する疾患の治療における使用、ならびにアルツハイマー病、統合失調症と関係のある認知障害、肥満症および/またはパーキンソン病の治療のための請求項14記載の医薬組成物。
【請求項16】
治療的に有効な量の請求項1〜10の何れかの項記載の式Iの化合物を治療の必要なヒトを含む哺乳動物に投与することからなる、5HT6が関与する疾患の治療、ならびにアルツハイマー病、統合失調症と関係のある認知障害、肥満症および/またはパーキンソン病の治療のための方法。
【請求項17】
活性成分として請求項1〜10の何れかの項記載の式Iの化合物を含有する、アルツハイマー病、統合失調症と関係のある認知障害、肥満症および/またはパーキンソン病の予防または治療のための薬剤。
【請求項18】
(6S)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホニルクロライド、
(6R)−6−(ジメチルアミノ)−4−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホニルクロライド、
(6S)−4−メトキシ−6−[(トリフルオロアセチル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−スルホニルクロライド、
(3R)−5−メトキシ−3−[(トリフルオロアセチル)アミノ]クロマン−8−スルホニルクロライド、
(3R)−5−エチル−3−[(トリフルオロアセチル)アミノ]クロマン−8−スルホニルクロライド、および
(3R)−6−クロロ−3−[(トリフルオロアセチル)アミノ]クロマン−8−スルホニルクロライド
からなる群より選択される化合物。
【請求項19】
式Iの化合物の製造における中間体としての請求項18記載の化合物の使用。

【公表番号】特表2008−545685(P2008−545685A)
【公表日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−513410(P2008−513410)
【出願日】平成18年5月22日(2006.5.22)
【国際出願番号】PCT/SE2006/000592
【国際公開番号】WO2006/126938
【国際公開日】平成18年11月30日(2006.11.30)
【出願人】(391008951)アストラゼネカ・アクチエボラーグ (625)
【氏名又は名称原語表記】ASTRAZENECA AKTIEBOLAG
【Fターム(参考)】