説明

副甲状腺ホルモンの放出を促進する、アリール−キナゾリン/アリール−2−アミノ−フェニルメタノン誘導体

副甲状腺ホルモンの放出の促進に、例えば増加したカルシウム枯渇もしくは再吸収が関連するまたは骨形成の刺激および骨中へのカルシウム定着が望ましい骨状態の予防または処置に有用な、式I
【化1】


〔式中、R1、R2、R3およびYは明細書で定義の通りである。〕
の化合物、またはそれらの薬学的に許容されかつ開裂可能なエステルもしくは酸付加塩。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I
【化1】

の化合物であり、式中、
YはOまたはSであり;
R1は、OH、SH、ハロ、NO、所望により置換されている(低級アルキル、低級アルコキシ、低級アルケニル、低級アルケニルオキシ、低級アルキニル、低級アルキニルオキシ、低級アルカノイル、シクロアルキル、低級アルキルスルホン、低級アルキルスルホキシドまたはアミノ)からなる群から独立して選択される1から3置換基を意味し;
R2はハロ、所望により置換されている(低級アルキル、低級アルケニル、シクロアルキルまたは低級アルコキシ)からなる群から独立して選択される1から3置換基を意味し;
R3は
a)シクロアルキル、低級アルキレン、低級アルキル、Br、F、CF、CN、COOH、低級アルキル−カルボキシレート、OH、低級アルコキシまたは−O−(CH)−SO−低級アルキル(ここで、xは0または1であり、yは0、1または2であり、そしてzは0、1または2である)からなる群から選択される1から3置換基で所望により置換されている低級アルキルであるか;または
b)
a. −O−(CH)−SO−低級アルキルまたは−O−(CR、R')−COO−R(ここで、x、yおよびzは上記で定義の通りであり、そしてRまたはR'はHまたは低級アルキルである)でモノ−またはジ−(好ましくはモノ−)置換されている、
b. モルホリノ−低級アルコキシ、アリール−低級アルコキシ、所望によりN−低級アルキル置換されたアリールアミノ−低級アルコキシからなる群から選択される1または2置換基で置換されている、
c. 2位を低級アルコキシ−、ヒドロキシ−低級アルコキシ−または低級アルコキシ−低級アルコキシで置換されている、
d. その−CH−基を置換されている
ベンジルであるか;または
c)所望により置換されている(アリール−C−C−アルキル、アリール−C−C−アルケニル、ヘテロアリールメチルまたは4−ヘテロアリールベンジル)であるか;または
R1が、2置換基であり、その中の一方がOHで、好ましくは6位でありかつ他方が所望により置換されている(低級アルキル、シクロアルキル−低級−アルキルまたは低級アルケニル)で、好ましくは5位であるとき、R3はHまたは所望により置換されている(低級アルキル、アリール、アリール−低級アルキル、アリールシクロアルキル、シクロアルキル−低級アルキル、シクロアルケニル−低級アルキル、ヘテロアリール−低級アルキル、ヘテロアリールまたはカルボニル低級アルキル)であるか;または
R1が2−プロピニルオキシでありかつR2がイソプロピルであるとき、R3はまた低級アルキル、低級アルコキシ、ハロ、ハロ−低級アルキル、例えばCFからなる群から選択される1から3置換基で置換されているベンジルであるか;または
R1が2−プロピニルオキシでありかつR2がイソプロピルであるとき、R3はまたOHで置換されかつ低級アルキル、低級アルコキシ、ハロ、−O−CH(Hまたは低級アルキル)−COO(Hまたは低級アルキル)からなる群から選択される第二および所望により第三置換基で置換されているベンジルであるか;または
R1が2−プロピニルオキシでありかつR2がシクロプロピルであるとき、R3はまた所望により置換されている低級アルキルまたはベンジル(好ましくはR3はまた低級アルキル、低級アルコキシ、ハロ、−O−CH(Hまたは低級アルキル)−COO(Hまたは低級アルキル)からなる群から選択される1から3置換基で置換されているベンジルである)であるか;または
YがSでありかつR1がメトキシ以外の上記で定義のものであるとき、R3はまた所望により置換されているベンジルであるか;または
4−(4−イソプロピル−フェニル)−1−(3,4−ジアミノ−ベンジル)−6−プロプ−2−イニルオキシ−1H−キナゾリン−2−オン、1−(2,6−ジクロロ−ベンジル)−4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−プロプ−2−イニルオキシ−1H−キナゾリン−2−オン、1−ベンジル−4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−プロプ−2−イニルオキシ−1H−キナゾリン−2−チオン;1−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジル)−4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−プロプ−2−イニルオキシ−1H−キナゾリン−2−オンまたは1−[3−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンジル]−4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−プロプ−2−イニルオキシ−1H−キナゾリン−2−チオンからなる群から選択される化合物であるか;
または、薬学的に許容されかつ開裂可能なエステルであるか、もしくはそれらの酸付加塩である化合物。
ただし、
YがOでありかつR3が低級アルキルまたはシクロアルキルであるとき、R3はイソプロピルまたはシクロペンチルではなく;または
該式Iの化合物は4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−メトキシ−1−ピリジン−3−イルメチル−1.H.−キナゾリン−2−オン、4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−メトキシ−1−ピリジン−2−イルメチル−1.H.−キナゾリン−2−オン、1−(6−クロロ−ピリジン−3−イルメチル)−4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−メトキシ−1.H.−キナゾリン−2−オン、4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−メトキシ−1−(5−ニトロ−フラン−2−イルメチル)−1.H.−キナゾリン−2−オンまたは1−[2−(1.H.−インドール−2−イル)−エチル]−4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−メトキシ−1.H.−キナゾリン−2−オン、4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−メトキシ−1−フェネチル−1H−キナゾリン−2−オン、1−(2−ヒドロキシ−2−フェニル−エチル)−4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−プロプ−2−イニルオキシ−1H−キナゾリン−2−オン、メタンスルホン酸2−[4−(4−イソプロピル−フェニル)−2−オキソ−6−プロプ−2−イニルオキシ−2H−キナゾリン−1−イルメチル]−フェニルエステルまたは酢酸2−[4−(4−イソプロピル−フェニル)−2−オキソ−6−プロプ−2−イニルオキシ−2H−キナゾリン−1−イル]−1−フェニル−エチルエステル、5−アリル−6−ヒドロキシ−1−イソプロピル−4−(4−イソプロピル−フェニル)−1.H.−キナゾリン−2−オン、1−シクロプロピルメチル−4−(o−トリル)−6−ニトロ−2(1H)−キナゾリノン、1−エチル−4−(o−トリル)−6−クロロ−2(1H)−キナゾリノン、1−シクロプロピルメチル−4−(o−トリル)−6−クロロ−2(1H)−キナゾリノン、1−シクロプロピルメチル−4−(o−フルオロフェニル)−6−クロロ−2(1H)−キナゾリノン、1−シクロプロピルメチル−4−(m−クロロフェニル)−6−クロロ−2(1H)−キナゾリノン、1−シクロプロピルメチル−4−(o−クロロフェニル)−6−ニトロ−2(1H)−キナゾリノンではない。
【請求項2】
式I'
【化2】

の化合物であり、式中、
YはOまたはSであり;
R1およびR2は請求項1で定義の通りであり;
R3'は
a)−S−低級アルキル、低級アルキレン、シクロアルキル、Br、FまたはCFからなる群から独立して選択される1から3置換基で置換されている低級アルキルであるか;または
b)
a. −O−(CH)−SO−低級アルキル(ここで、xは0または1であり、yは0、1または2であり、そしてzは0、1または2である)でモノ−またはジ−(好ましくはモノ−)置換されている、
b. モルホリノ−低級アルコキシ、アリール−低級アルコキシ、所望によりN−低級アルキル置換されているアリールアミノ−アルコキシからなる群から選択される1または2置換基で置換されている、
c. 2位を低級アルコキシ−、ヒドロキシ−低級アルコキシ−または低級アルコキシ−低級アルコキシで置換されている
ベンジルであるか;または
c)所望により置換されている(アリールビニル、アリールエチル、ヘテロアリールメチルまたは4−ヘテロアリールベンジル)であるか;または
R1が2置換基であり、その一方がOHで、好ましくは6位でありかつ他方が所望により置換されている(低級アルキルまたは低級アルケニル)で、好ましくは5位であるとき、R3はHまたは所望により置換されている(低級アルキル、アリール、アリール−低級アルキル、アリールシクロアルキル、シクロアルキル−低級アルキル、シクロアルケニル−低級アルキル、ヘテロアリール−低級アルキル、ヘテロアリールまたはカルボニル低級アルキル)であるか;または
R1が2−プロピニルでありかつR2がイソプロピルであるとき、R3はまた低級アルキル、低級アルコキシ、ハロ、ハロ−低級アルキル、例えばCF、−O−CH(Hまたは低級アルキル)−COO(Hまたは低級アルキル)からなる群から選択される1から3置換基で置換されているベンジルであるか;または
R1が2−プロピニルでありかつR2がイソプロピルであるとき、R3はまたOHで置換されかつ低級アルキル、低級アルコキシ、ハロ、−O−CH(Hまたは低級アルキル)−COO(Hまたは低級アルキル)からなる群から選択される第二および所望により第三置換基で置換されているベンジルであるか;または
R1が2−プロピニルでありかつR2がシクロプロピルであるとき、R3はまた所望により置換されているベンジル(好ましくはR3はまた低級アルキル、低級アルコキシ、ハロ、−O−CH(Hまたは低級アルキル)−COO(Hまたは低級アルキル)からなる群から選択される1から3置換基で置換されているベンジルである)であるか;または
XがSでありかつR1がメトキシ以外の上記で定義のものであるとき、R3はまた所望により置換されているベンジルであるか;または
4−(4−イソプロピル−フェニル)−1−(3,4−ジアミノ−ベンジル)−6−プロプ−2−イニルオキシ−1H−キナゾリン−2−オン、1−(2,6−ジクロロ−ベンジル)−4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−プロプ−2−イニルオキシ−1H−キナゾリン−2−オン、1−ベンジル−4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−プロプ−2−イニルオキシ−1H−キナゾリン−2−チオン;1−(3−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジル)−4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−プロプ−2−イニルオキシ−1H−キナゾリン−2−オンまたは1−[3−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンジル]−4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−プロプ−2−イニルオキシ−1H−キナゾリン−2−チオンからなる群から選択される化合物であるか;
または、それらの薬学的に許容されかつ開裂可能なエステルもしくは酸付加塩である、請求項1記載の化合物。
ただし、
XがOでありかつR3が低級アルキルまたはシクロアルキルであるとき、R3はイソプロピルまたはシクロペンチルではなく;または
該式I'の化合物は、4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−メトキシ−1−ピリジン−3−イルメチル−1.H.−キナゾリン−2−オン、4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−メトキシ−1−ピリジン−2−イルメチル−1.H.−キナゾリン−2−オン、1−(6−クロロ−ピリジン−3−イルメチル)−4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−メトキシ−1.H.−キナゾリン−2−オン、4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−メトキシ−1−(5−ニトロ−フラン−2−イルメチル)−1.H.−キナゾリン−2−オンまたは1−[2−(1.H.−インドール−2−イル)−エチル]−4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−メトキシ−1.H.−キナゾリン−2−オン、4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−メトキシ−1−フェネチル−1H−キナゾリン−2−オン、1−(2ヒドロキシ−2−フェニル−エチル)−4−(4−イソプロピル−フェニル)−6−プロプ−2−イニルオキシ−1H−キナゾリン−2−オン、メタンスルホン酸2−[4−(4−イソプロピル−フェニル)−2−オキソ−6−プロプ−2−イニルオキシ−2H−キナゾリン−1−イルメチル]−フェニルエステルまたは酢酸2−[4−(4−イソプロピル−フェニル)−2−オキソ−6−プロプ−2−イニルオキシ−2H−キナゾリン−1−イル]−1−フェニル−エチルエステル、5−アリル−6−ヒドロキシ−1−イソプロピル−4−(4−イソプロピル−フェニル)−1.H.−キナゾリン−2−オン、1−シクロプロピルメチル−4−(o−トリル)−6−ニトロ−2(1H)−キナゾリノン、1−エチル−4−(o−トリル)−6−クロロ−2(1H)−キナゾリノン、1−シクロプロピルメチル−4−(o−トリル)−6−クロロ−2(1H)−キナゾリノン、1−シクロプロピルメチル−4−(o−フルオロフェニル)−6−クロロ−2(1H)−キナゾリノン、1−シクロプロピルメチル−4−(m−クロロフェニル)−6−クロロ−2(1H)−キナゾリノン、1−シクロプロピルメチル−4−(o−クロロフェニル)−6−ニトロ−2(1H)−キナゾリノンではない。
【請求項3】
式II
【化3】

の化合物であり、式中、R1、R2およびR3は請求項1で定義の通りであるか;または
{2−[2−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンジルアミノ]−5−プロプ−2−イニルオキシ−フェニル}−(4−イソプロピル−フェニル)−メタノンまたは{2−[(2,3−ジメトキシ−キノキサリン−6−イルメチル)−アミノ]−5−プロプ−2−イニルオキシ−フェニル}−(4−イソプロピル−フェニル)−メタノンからなる群から選択される化合物またはそれらの薬学的に許容されかつ開裂可能なエステルもしくは酸付加塩である化合物。
ただし、
該式IIの化合物は{2−[2−(3,5−ジメトキシ−フェニル)−2−メチル−プロピルアミノ]−4,5−ジメトキシ−フェニル}−(4−イソプロピル−フェニル)−メタノン、(4−イソプロピル−フェニル)−{5−メトキシ−2−[(ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−フェニル}−メタノン、(4−イソプロピル−フェニル)−{5−メトキシ−2−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−フェニル}−メタノンではない。
【請求項4】
式II'
【化4】

の化合物であり、式中、R1およびR2は請求項1で定義の通りであり、そしてR3'は請求項2で定義の通りであるか;または{2−[2−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンジルアミノ]−5−プロプ−2−イニルオキシ−フェニル}−(4−イソプロピル−フェニル)−メタノンまたは{2−[(2,3−ジメトキシ−キノキサリン−6−イルメチル)−アミノ]−5−プロプ−2−イニルオキシ−フェニル}−(4−イソプロピル−フェニル)−メタノンからなる群から選択される化合物であるか;または
それらの薬学的に許容されかつ開裂可能なエステルもしくは酸付加塩である化合物。
ただし、
該式II'の化合物は{2−[2−(3,5−ジメトキシ−フェニル)−2−メチル−プロピルアミノ]−4,5−ジメトキシ−フェニル}−(4−イソプロピル−フェニル)−メタノン、(4−イソプロピル−フェニル)−{5−メトキシ−2−[(ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−フェニル}−メタノン、(4−イソプロピル−フェニル)−{5−メトキシ−2−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−フェニル}−メタノンではない。
【請求項5】
医薬として使用するための、請求項1、2、3または4のいずれかに記載の化合物。
【請求項6】
増加したカルシウム枯渇もしくは再吸収が関連するまたは骨形成の刺激および骨中へのカルシウム定着が望ましい骨状態の予防または処置のための;または
発作、卒中、頭部外傷、脊髄損傷、低酸素誘導性神経細胞傷害、癲癇、神経変性疾患、アルツハイマー病、ハンチントン病およびパーキンソン病、痴呆、筋肉緊張、鬱、不安、パニック症候群、強迫神経症、外傷後ストレス障害、統合失調症、神経弛緩薬性悪性症候群、鬱血性心不全;高血圧;腸運動障害、下痢、痙攣性結腸障害、皮膚科的障害、火傷、潰瘍、創傷;骨粗鬆症、若年性骨粗鬆症、更年期骨粗鬆症、更年期後骨粗鬆症、外傷後骨粗鬆症、骨折、オステオパシー、骨軟化症、歯周骨損失または関節炎もしくは骨関節炎による骨損失の予防および処置のための、または甲状腺機能低下の治療のための
薬剤の製造のための、請求項1、2、3または4のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項7】
増加したカルシウム枯渇もしくは再吸収が関連するまたは骨形成の刺激および骨中へのカルシウム定着が望ましい骨状態の予防または処置のための;または
発作、卒中、頭部外傷、脊髄損傷、低酸素誘導性神経細胞傷害、癲癇、神経変性疾患、アルツハイマー病、ハンチントン病およびパーキンソン病、痴呆、筋肉緊張、鬱、不安、パニック症候群、強迫神経症、外傷後ストレス障害、統合失調症、神経弛緩薬性悪性症候群、鬱血性心不全;高血圧;腸運動障害、下痢、痙攣性結腸障害、皮膚科的障害、火傷、潰瘍、創傷;骨粗鬆症、若年性骨粗鬆症、更年期骨粗鬆症、更年期後骨粗鬆症、外傷後骨粗鬆症、骨折、オステオパシー、骨軟化症、歯周骨損失または関節炎もしくは骨関節炎による骨損失の予防および処置のための、または甲状腺機能低下の治療のための;
方法であり、有効量の請求項1、2、3または4に記載の化合物を、このような処置を必要とする患者に投与することを含む、方法。
【請求項8】
増加したカルシウム枯渇もしくは再吸収が関連するまたは骨形成の刺激および骨中へのカルシウム定着が望ましい骨状態の予防または処置のための;または
発作、卒中、頭部外傷、脊髄損傷、低酸素誘導性神経細胞傷害、癲癇、神経変性疾患、アルツハイマー病、ハンチントン病およびパーキンソン病、痴呆、筋肉緊張、鬱、不安、パニック症候群、強迫神経症、外傷後ストレス障害、統合失調症、神経弛緩薬性悪性症候群、鬱血性心不全;高血圧;腸運動障害、下痢、痙攣性結腸障害、皮膚科的障害、火傷、潰瘍、創傷;骨粗鬆症、若年性骨粗鬆症、更年期骨粗鬆症、更年期後骨粗鬆症、外傷後骨粗鬆症、骨折、オステオパシー、骨軟化症、歯周骨損失または関節炎もしくは骨関節炎による骨損失の予防および処置のための、または甲状腺機能低下の治療のための;
請求項1、2、3または4のいずれかに記載の化合物を、薬学的に許容される賦形剤、希釈剤または担体と共に含む、医薬組成物。
【請求項9】
請求項1記載の化合物
【化5】

〔式中、記号は請求項1で定義の通りである。〕
の製造法であり、
a)式II
【化6】

の化合物を、縮合試薬、例えばクロロスルホニルイソシアネート(ClSONCO)またはシアン酸ナトリウムもしくはチオシアン酸ナトリウムと環化するか;または
b)R3が所望により置換されているアリール−低級アルキルである、式Iの本発明の薬剤のために、式XX
【化7】

の化合物の、1位を対応する所望により置換されているイルハライドでアルキル化し;
そしてその後、必要に応じてR1、R2またはR3残基を別のR1、R2またはR3残基に変換し、別の式Iの化合物を得る
ことを含む、方法。
【請求項10】
式II
【化8】

〔式中、R1、R2およびR3は請求項1で定義の通りである。〕
の化合物の製造法であり、対応する式X
【化9】

〔式中、R1およびR2は請求項1で定義の通りである。〕
のアミノベンゾフェノン化合物をアルキル化し、その後、必要に応じて、R1、R2またはR3残基を別のR1、R2またはR3残基に変換し、別の式IIの化合物を得る
ことを含む、方法。


【公表番号】特表2006−516247(P2006−516247A)
【公表日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−561413(P2004−561413)
【出願日】平成15年12月22日(2003.12.22)
【国際出願番号】PCT/EP2003/014741
【国際公開番号】WO2004/056365
【国際公開日】平成16年7月8日(2004.7.8)
【出願人】(597011463)ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト (942)
【Fターム(参考)】