ベンズアミド置換基を有する環状アミンBASE−1阻害剤
次式の化合物、またはそれらの薬学的に受容可能な塩または溶媒和物が開示されている:
また、式Iの化合物を含有する医薬組成物も、開示されている。また、認知症または神経変性疾患(例えば、アルツハイマー病)を治療する方法も開示されている。また、認知症または神経変性疾患を治療する医薬組成物および方法も開示されており、これは、式Iの化合物以外のβ−セクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、γ−セクレターゼ阻害剤、非ステロイド性抗炎症薬、N−メチル−D−アスパラギン酸塩レセプターアンタゴニスト、コリンエステラーゼ阻害剤または抗−アミロイド抗体と併用して、式Iの化合物を含有する。
また、式Iの化合物を含有する医薬組成物も、開示されている。また、認知症または神経変性疾患(例えば、アルツハイマー病)を治療する方法も開示されている。また、認知症または神経変性疾患を治療する医薬組成物および方法も開示されており、これは、式Iの化合物以外のβ−セクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、γ−セクレターゼ阻害剤、非ステロイド性抗炎症薬、N−メチル−D−アスパラギン酸塩レセプターアンタゴニスト、コリンエステラーゼ阻害剤または抗−アミロイド抗体と併用して、式Iの化合物を含有する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の構造式を有する化合物、またはそれらの薬学的に受容可能な塩または溶媒和物:
【化1】
ここで、R1は、
【化2】
である;
Rは、−C(O)−N(R27)(R28)または
【化3】
である;
R2は、H、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルケニルまたはアルキニルである;
R3は、Hまたはアルキルである;
R4は、Hまたはアルキルである;
R5は、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルである;
R14は、1個〜4個の置換基であり、該置換基は、別個に、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、−CN、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、−OR35、−N(R24)(R25)および−SR35からなる群から選択される;
R27およびR28は、別個に、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヒドロキシアルキルおよびアルコキシアルキルから選択される;
またはR27およびR28は、それらが結合する窒素と一緒になって、非置換3員〜7員ヘテロシクロアルキル環または置換3員〜7員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該置換3員〜7員ヘテロシクロアルキル環は、1個〜3個の置換基で置換されており、該置換基は、別個に、アルキル、アルコキシアルキル、ハロアルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルキル−アルコキシアルキルからなる群から選択される;
各R29は、別個に、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヒドロキシアルキルおよびアルコキシアルキルから選択される;そして、
ここで、l、n、m、Y、およびR6、R7、R8、R9、R10、R11、R12およびR13は、以下の基(A)〜(C)で定義したとおりである:
(A)lが0〜3であり;nが0〜3であり;mが0であるかまたはmが1であり、Yが−C(R30)(R31)−であり;そしてlおよびnの合計が0〜3であるとき:
(i)R6、R7、R8、R9、R10およびR11は、別個に、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、−NO2、−CN、−N(R15)(R16)、−OR17、−SR17、−C(O)R18、−N(R15)−C(O)R17、−C(O)OR17、−C(O)N(R15)(R16)、−O−C(O)R17および−S(O)1〜2R18からなる群から選択される;そしてR12およびR13は、別個に、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニル、アルキニル、−C(O)R18および−C(O)OR17からなる群から選択される;または
(ii)R7およびR9は、それらが結合する環炭素と一緒になって、縮合シクロアルキルまたは縮合ヘテロシクロアルキル基を形成し、そしてR6、R8、R10、R11、R12およびR13は、(A)(i)にて定義したとおりである;またはR10およびR11は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(O)−を形成する;またはR12およびR13は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(O)−を形成する;または
(iii)R6およびR7は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(=O)−を形成し、そしてR8、R9、R10、R11、R12およびR13は、(A)(i)にて定義したとおりである;または
(iv)R8およびR9は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(=O)−を形成し、そしてR6、R7、R10、R11、R12およびR13は、(A)(i)にて定義したとおりである;
(B)lが1であり;nが0〜2であり;そしてmが0であるとき:
R6およびR8は、それらが結合する環炭素と一緒になって、縮合アリール基または縮合ヘテロアリール基を形成し、R7およびR9は、結合を形成し、そしてR10、R11、R12およびR13は、(A)(i)にて定義したとおりである;
(C)lが0〜3であり;nが0〜3であり;mが1であり、そしてYが−O−、−NR9−、−S−、−SO−または−SO2−であり;そしてlおよびnの合計が0〜3であるとき:
R6、R7、R8、R9、R12およびR13は、別個に、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニル、アルキニル、−C(O)N(R15)(R16)、−C(O)R18、−C(O)OR17および−O−C(O)R17からなる群から選択される;そしてR10およびR11は、(A)(i)にて定義したとおりであるか、またはR10およびR11は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(O)−を形成する;またはR12およびR13は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(O)−を形成する;または、Yが−O−または−NR19−であるとき、R6およびR7は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(O)−を形成する;または、Yが−O−または−NR19−であるとき、R8およびR9は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(O)−を形成する;
ここで、R15は、Hまたはアルキルである;
R16は、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニルまたはアルキニルである;
またはR15およびR16は、それらが結合する窒素と一緒になって、ヘテロシクロアルキル環を形成する;
R17は、H、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニルまたはアルキニルである;
R18は、H、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニル、アルキニルまたは−N(R24)(R25)である;
R19は、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、−COR18、−C(O)OR40、−SOR18、−SO2R18または−CNである;
R24およびR25は、別個に、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニルおよびアルキニルからなる群から選択される;
またはR24およびR25は、それらが結合する窒素と一緒になって、3員〜7員ヘテロシクロアルキル環を形成する;
R30は、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、−NO2、−CN、−N(R15)(R16)、−OR17、−SR17、−C(O)R18、−N(R15)−C(O)R17、−C(O)OR17、−C(O)N(R15)(R16)、−O−C(O)R17または−S(O)1〜2R18である;
R31は、Hまたはアルキルである;そして、
ここで、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R24、R25およびR30中の該アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルケニルおよびアルキニル基の各々は、別個に、非置換であるか、または1個〜5個のR32基で置換されており、該R32基は、別個に、ハロ、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−NO2、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−N(R33)(R34)、−NH(シクロアルキル)、アシルオキシ、−OR35、−SR35、−C(O)R36、−C(O)OR35、−PO(OR35)2、−NR35C(O)R36、−NR35C(O)OR39、−NR35S(O)0〜2R39および−S(O)0〜2R39からなる群から選択される;またはシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキル中の同じ環炭素原子上の2個のR32基は、一緒になって、=Oを形成する;
R33およびR34は、別個に、Hおよびアルキルからなる群から選択される;
R35は、H、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニルまたはアルキニルである;
R36は、H、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニル、アルキニルまたは−N(R37)(R38)である;
R37およびR38は、別個に、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニルおよびアルキニルからなる群から選択される;
またはR37およびR38は、それらが結合する窒素と一緒になって、3員〜7員ヘテロシクロアルキル環を形成する;
R39は、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニルまたはアルキニルである;そして、
R40は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニルまたはアルキニルである、
化合物。
【請求項2】
R3、R4およびR5が、水素であり、そしてR2が、アリールアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R1が、
【化4】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Rが、−C(O)−N(R27)(R28)である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
mが0であり;lおよびnの合計が、1または2であり;そしてR6、R7、R8、R9、R10、R11、R12およびR13が、それぞれ、水素である;または、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびR13が、それぞれ、水素であり、そしてR12が、メチルである;または、R6、R7、R8、R9、R10およびR11が、それぞれ、水素であり、そしてR12およびR13が、一緒になって、=Oである;またはR6、R7、R8、R9、R12およびR13が、それぞれ、水素であり、そしてR10およびR11が、一緒になって、=Oである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
mが、0である;nが、1であり、そしてnおよびlの合計が、1または2である;R6、R9、R10、R11、R12およびR13が、それぞれ、水素である;そしてR7およびR8が、(A)で定義したとおりである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
mが、1である;Yが、−C(R30)(R31)−である;lが、0である;nが、1である;そしてR6、R7、R8、R9、R12およびR13が、それぞれ、水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
mが、0である;lが、1であり、nが、1または2であり、そしてlおよびnの合計が、1または2である;R7およびR9が、縮合シクロアルキル基を形成する;そしてR6、R8、R10、R11、R12およびR13が、それぞれ、水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
mが、0である;lが、1であり、そしてnが、1または2である;R6およびR8が、縮合アリール基である;R7およびR9が、結合を形成する;そしてR10、R11、R12およびR13が、それぞれ、水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
mが、1である;lが、0〜3であり、そしてnが、0〜3であるが、但し、lおよびnの合計が、1〜3である;Yが、−O−、−NR19−、−S−、−SO−または−SO2−であり、ここで、R19が、アルキル、アリールアルキルまたは−SO2R18である;そしてR6、R7、R8、R9、R10、R11、R12およびR13が、それぞれ、水素であるか、またはR8、R9、R10、R11、R12およびR13が、それぞれ、水素であり、そしてR6およびR7が、一緒になって、=Oであるか、またはR6、R7、R9、R10、R11およびR13が、それぞれ、水素であり、そしてR8およびR12が、請求項1のA(i)部で定義したとおりである、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
mが、1である;Yが、−NR19−である;lが、0である;nが、1である;R8、R9、R12およびR13が、Hである;そしてR6およびR7が、一緒になって、=Oである、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
mが、1である;Yが、−NR19−である;lが、0である;nが、0である;R8、R9、R12およびR13が、Hである;そしてR6およびR7が、一緒になって、=Oである、請求項10に記載の化合物。
【請求項13】
前記シクロアミノ環部分が、以下からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物:
【化5】
ここで:
R8は、H、OH、アルコキシ、フェノキシまたは必要に応じて置換したベンジルオキシである;
R12は、H、アルキル、アルケニルまたはジ−ヒドロキシアルキルである;
R19は、H、アルキル、必要に応じて置換したベンジル、ベンゾイル、−SO2アルキル、−SO2(必要に応じて、置換フェニル)、−SO2N(アルキル)2、フェニル、−C(O)アルキル、−C(O)−ヘテロアリール、−C(O)−NH(必要に応じて、置換フェニル)、−C(O)−O−ベンジル、−C(O)−CH2−O−アルキル、−SO2−(必要に応じて置換したヘテロアリール)、−C(O)−モルホリニルまたはシクロアルキルアルキルである;
R19aは、必要に応じて置換したベンジルである;そして
R30は、−OC(O)−アルキル、必要に応じて、置換フェニル、必要に応じて置換したフェニルアルキル、アルキル、アルコキシ、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、ジアルキルアミノアルコキシ、アルコキシアルコキシ、必要に応じて置換したヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルコキシ、または−C(O)−O−アルキルである;
ここで、フェニルまたはベンジル上の任意の置換基は、R32置換基であり、該R32置換基は、ハロ、アルキル、アルコキシ、シアノおよびフェニルからなる群から選択される;ここで、ヘテロアリールは、ピリジル、オキサゾリル、ピラジニル、チエニルおよびイミダゾリルからなる群から選択され、そしてヘテロアリール上の任意の置換基は、アルキルおよびハロから選択される、
化合物。
【請求項14】
以下の立体化学構造:
【化6】
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
以下:
【化7】
【化8】
【化9】
からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
以下:
【化10】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
以下:
【化11】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
有効量の請求項1に記載の化合物と薬学的に有効な担体とを含有する、医薬組成物。
【請求項19】
神経組織内、神経組織上またはその周りでのβ−アミロイドプラークの形成、または形成および堆積を阻止する医薬を調製するための、請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項20】
認知症または神経変性疾患を治療する医薬を調製するための、請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項21】
アルツハイマー病が治療される、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
薬学的に受容可能な担体中にて、有効量の請求項1に記載の化合物と、有効量の式Iの阻害剤以外のβ−セクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、γ−セクレターゼ阻害剤、非ステロイド性抗炎症薬、N−メチル−D−アスパラギン酸塩レセプターアンタゴニスト、コリンエステラーゼ阻害剤または抗−アミロイド抗体とを含有する、医薬組成物。
【請求項23】
式Iの阻害剤以外のβ−セクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、γ−セクレターゼ阻害剤、非ステロイド性抗炎症薬、N−メチル−D−アスパラギン酸塩レセプタアンタゴニスト、コリンエステラーゼ阻害剤または抗−アミロイド抗体を含有する医薬と併用して認知症または神経変性疾患を治療する医薬を調製するための、請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項24】
単一パッケージ内の別個の容器にて併用する医薬組成物を含むキットであって、ここで、一方の容器は、薬学的に受容可能な担体中にて、式Iの化合物を含み、そして第二の容器は、薬学的に受容可能な担体中にて、式Iの阻害剤以外のβ−セクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、γ−セクレターゼ阻害剤、非ステロイド性抗炎症薬、N−メチル−D−アスパラギン酸塩レセプタアンタゴニスト、コリンエステラーゼ阻害剤または抗−アミロイド抗体を含み、合わせた量は、認知症または神経変性疾患を治療する有効量である、
キット。
【請求項1】
以下の構造式を有する化合物、またはそれらの薬学的に受容可能な塩または溶媒和物:
【化1】
ここで、R1は、
【化2】
である;
Rは、−C(O)−N(R27)(R28)または
【化3】
である;
R2は、H、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルケニルまたはアルキニルである;
R3は、Hまたはアルキルである;
R4は、Hまたはアルキルである;
R5は、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルである;
R14は、1個〜4個の置換基であり、該置換基は、別個に、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、−CN、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、−OR35、−N(R24)(R25)および−SR35からなる群から選択される;
R27およびR28は、別個に、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヒドロキシアルキルおよびアルコキシアルキルから選択される;
またはR27およびR28は、それらが結合する窒素と一緒になって、非置換3員〜7員ヘテロシクロアルキル環または置換3員〜7員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該置換3員〜7員ヘテロシクロアルキル環は、1個〜3個の置換基で置換されており、該置換基は、別個に、アルキル、アルコキシアルキル、ハロアルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルキル−アルコキシアルキルからなる群から選択される;
各R29は、別個に、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヒドロキシアルキルおよびアルコキシアルキルから選択される;そして、
ここで、l、n、m、Y、およびR6、R7、R8、R9、R10、R11、R12およびR13は、以下の基(A)〜(C)で定義したとおりである:
(A)lが0〜3であり;nが0〜3であり;mが0であるかまたはmが1であり、Yが−C(R30)(R31)−であり;そしてlおよびnの合計が0〜3であるとき:
(i)R6、R7、R8、R9、R10およびR11は、別個に、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、−NO2、−CN、−N(R15)(R16)、−OR17、−SR17、−C(O)R18、−N(R15)−C(O)R17、−C(O)OR17、−C(O)N(R15)(R16)、−O−C(O)R17および−S(O)1〜2R18からなる群から選択される;そしてR12およびR13は、別個に、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニル、アルキニル、−C(O)R18および−C(O)OR17からなる群から選択される;または
(ii)R7およびR9は、それらが結合する環炭素と一緒になって、縮合シクロアルキルまたは縮合ヘテロシクロアルキル基を形成し、そしてR6、R8、R10、R11、R12およびR13は、(A)(i)にて定義したとおりである;またはR10およびR11は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(O)−を形成する;またはR12およびR13は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(O)−を形成する;または
(iii)R6およびR7は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(=O)−を形成し、そしてR8、R9、R10、R11、R12およびR13は、(A)(i)にて定義したとおりである;または
(iv)R8およびR9は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(=O)−を形成し、そしてR6、R7、R10、R11、R12およびR13は、(A)(i)にて定義したとおりである;
(B)lが1であり;nが0〜2であり;そしてmが0であるとき:
R6およびR8は、それらが結合する環炭素と一緒になって、縮合アリール基または縮合ヘテロアリール基を形成し、R7およびR9は、結合を形成し、そしてR10、R11、R12およびR13は、(A)(i)にて定義したとおりである;
(C)lが0〜3であり;nが0〜3であり;mが1であり、そしてYが−O−、−NR9−、−S−、−SO−または−SO2−であり;そしてlおよびnの合計が0〜3であるとき:
R6、R7、R8、R9、R12およびR13は、別個に、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニル、アルキニル、−C(O)N(R15)(R16)、−C(O)R18、−C(O)OR17および−O−C(O)R17からなる群から選択される;そしてR10およびR11は、(A)(i)にて定義したとおりであるか、またはR10およびR11は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(O)−を形成する;またはR12およびR13は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(O)−を形成する;または、Yが−O−または−NR19−であるとき、R6およびR7は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(O)−を形成する;または、Yが−O−または−NR19−であるとき、R8およびR9は、それらが結合する環炭素と一緒になって、−C(O)−を形成する;
ここで、R15は、Hまたはアルキルである;
R16は、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニルまたはアルキニルである;
またはR15およびR16は、それらが結合する窒素と一緒になって、ヘテロシクロアルキル環を形成する;
R17は、H、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニルまたはアルキニルである;
R18は、H、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニル、アルキニルまたは−N(R24)(R25)である;
R19は、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、−COR18、−C(O)OR40、−SOR18、−SO2R18または−CNである;
R24およびR25は、別個に、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニルおよびアルキニルからなる群から選択される;
またはR24およびR25は、それらが結合する窒素と一緒になって、3員〜7員ヘテロシクロアルキル環を形成する;
R30は、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、−NO2、−CN、−N(R15)(R16)、−OR17、−SR17、−C(O)R18、−N(R15)−C(O)R17、−C(O)OR17、−C(O)N(R15)(R16)、−O−C(O)R17または−S(O)1〜2R18である;
R31は、Hまたはアルキルである;そして、
ここで、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R24、R25およびR30中の該アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルケニルおよびアルキニル基の各々は、別個に、非置換であるか、または1個〜5個のR32基で置換されており、該R32基は、別個に、ハロ、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−NO2、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−N(R33)(R34)、−NH(シクロアルキル)、アシルオキシ、−OR35、−SR35、−C(O)R36、−C(O)OR35、−PO(OR35)2、−NR35C(O)R36、−NR35C(O)OR39、−NR35S(O)0〜2R39および−S(O)0〜2R39からなる群から選択される;またはシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキル中の同じ環炭素原子上の2個のR32基は、一緒になって、=Oを形成する;
R33およびR34は、別個に、Hおよびアルキルからなる群から選択される;
R35は、H、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニルまたはアルキニルである;
R36は、H、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニル、アルキニルまたは−N(R37)(R38)である;
R37およびR38は、別個に、H、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニルおよびアルキニルからなる群から選択される;
またはR37およびR38は、それらが結合する窒素と一緒になって、3員〜7員ヘテロシクロアルキル環を形成する;
R39は、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニルまたはアルキニルである;そして、
R40は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アルケニルまたはアルキニルである、
化合物。
【請求項2】
R3、R4およびR5が、水素であり、そしてR2が、アリールアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R1が、
【化4】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Rが、−C(O)−N(R27)(R28)である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
mが0であり;lおよびnの合計が、1または2であり;そしてR6、R7、R8、R9、R10、R11、R12およびR13が、それぞれ、水素である;または、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびR13が、それぞれ、水素であり、そしてR12が、メチルである;または、R6、R7、R8、R9、R10およびR11が、それぞれ、水素であり、そしてR12およびR13が、一緒になって、=Oである;またはR6、R7、R8、R9、R12およびR13が、それぞれ、水素であり、そしてR10およびR11が、一緒になって、=Oである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
mが、0である;nが、1であり、そしてnおよびlの合計が、1または2である;R6、R9、R10、R11、R12およびR13が、それぞれ、水素である;そしてR7およびR8が、(A)で定義したとおりである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
mが、1である;Yが、−C(R30)(R31)−である;lが、0である;nが、1である;そしてR6、R7、R8、R9、R12およびR13が、それぞれ、水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
mが、0である;lが、1であり、nが、1または2であり、そしてlおよびnの合計が、1または2である;R7およびR9が、縮合シクロアルキル基を形成する;そしてR6、R8、R10、R11、R12およびR13が、それぞれ、水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
mが、0である;lが、1であり、そしてnが、1または2である;R6およびR8が、縮合アリール基である;R7およびR9が、結合を形成する;そしてR10、R11、R12およびR13が、それぞれ、水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
mが、1である;lが、0〜3であり、そしてnが、0〜3であるが、但し、lおよびnの合計が、1〜3である;Yが、−O−、−NR19−、−S−、−SO−または−SO2−であり、ここで、R19が、アルキル、アリールアルキルまたは−SO2R18である;そしてR6、R7、R8、R9、R10、R11、R12およびR13が、それぞれ、水素であるか、またはR8、R9、R10、R11、R12およびR13が、それぞれ、水素であり、そしてR6およびR7が、一緒になって、=Oであるか、またはR6、R7、R9、R10、R11およびR13が、それぞれ、水素であり、そしてR8およびR12が、請求項1のA(i)部で定義したとおりである、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
mが、1である;Yが、−NR19−である;lが、0である;nが、1である;R8、R9、R12およびR13が、Hである;そしてR6およびR7が、一緒になって、=Oである、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
mが、1である;Yが、−NR19−である;lが、0である;nが、0である;R8、R9、R12およびR13が、Hである;そしてR6およびR7が、一緒になって、=Oである、請求項10に記載の化合物。
【請求項13】
前記シクロアミノ環部分が、以下からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物:
【化5】
ここで:
R8は、H、OH、アルコキシ、フェノキシまたは必要に応じて置換したベンジルオキシである;
R12は、H、アルキル、アルケニルまたはジ−ヒドロキシアルキルである;
R19は、H、アルキル、必要に応じて置換したベンジル、ベンゾイル、−SO2アルキル、−SO2(必要に応じて、置換フェニル)、−SO2N(アルキル)2、フェニル、−C(O)アルキル、−C(O)−ヘテロアリール、−C(O)−NH(必要に応じて、置換フェニル)、−C(O)−O−ベンジル、−C(O)−CH2−O−アルキル、−SO2−(必要に応じて置換したヘテロアリール)、−C(O)−モルホリニルまたはシクロアルキルアルキルである;
R19aは、必要に応じて置換したベンジルである;そして
R30は、−OC(O)−アルキル、必要に応じて、置換フェニル、必要に応じて置換したフェニルアルキル、アルキル、アルコキシ、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、ジアルキルアミノアルコキシ、アルコキシアルコキシ、必要に応じて置換したヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルコキシ、または−C(O)−O−アルキルである;
ここで、フェニルまたはベンジル上の任意の置換基は、R32置換基であり、該R32置換基は、ハロ、アルキル、アルコキシ、シアノおよびフェニルからなる群から選択される;ここで、ヘテロアリールは、ピリジル、オキサゾリル、ピラジニル、チエニルおよびイミダゾリルからなる群から選択され、そしてヘテロアリール上の任意の置換基は、アルキルおよびハロから選択される、
化合物。
【請求項14】
以下の立体化学構造:
【化6】
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
以下:
【化7】
【化8】
【化9】
からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
以下:
【化10】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
以下:
【化11】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
有効量の請求項1に記載の化合物と薬学的に有効な担体とを含有する、医薬組成物。
【請求項19】
神経組織内、神経組織上またはその周りでのβ−アミロイドプラークの形成、または形成および堆積を阻止する医薬を調製するための、請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項20】
認知症または神経変性疾患を治療する医薬を調製するための、請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項21】
アルツハイマー病が治療される、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
薬学的に受容可能な担体中にて、有効量の請求項1に記載の化合物と、有効量の式Iの阻害剤以外のβ−セクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、γ−セクレターゼ阻害剤、非ステロイド性抗炎症薬、N−メチル−D−アスパラギン酸塩レセプターアンタゴニスト、コリンエステラーゼ阻害剤または抗−アミロイド抗体とを含有する、医薬組成物。
【請求項23】
式Iの阻害剤以外のβ−セクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、γ−セクレターゼ阻害剤、非ステロイド性抗炎症薬、N−メチル−D−アスパラギン酸塩レセプタアンタゴニスト、コリンエステラーゼ阻害剤または抗−アミロイド抗体を含有する医薬と併用して認知症または神経変性疾患を治療する医薬を調製するための、請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項24】
単一パッケージ内の別個の容器にて併用する医薬組成物を含むキットであって、ここで、一方の容器は、薬学的に受容可能な担体中にて、式Iの化合物を含み、そして第二の容器は、薬学的に受容可能な担体中にて、式Iの阻害剤以外のβ−セクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、γ−セクレターゼ阻害剤、非ステロイド性抗炎症薬、N−メチル−D−アスパラギン酸塩レセプタアンタゴニスト、コリンエステラーゼ阻害剤または抗−アミロイド抗体を含み、合わせた量は、認知症または神経変性疾患を治療する有効量である、
キット。
【公表番号】特表2007−501788(P2007−501788A)
【公表日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−522668(P2006−522668)
【出願日】平成16年8月4日(2004.8.4)
【国際出願番号】PCT/US2004/025018
【国際公開番号】WO2005/016876
【国際公開日】平成17年2月24日(2005.2.24)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【出願人】(506021259)ファーマコペイア ドラッグ ディスカバリー, インコーポレイテッド (23)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年8月4日(2004.8.4)
【国際出願番号】PCT/US2004/025018
【国際公開番号】WO2005/016876
【国際公開日】平成17年2月24日(2005.2.24)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【出願人】(506021259)ファーマコペイア ドラッグ ディスカバリー, インコーポレイテッド (23)
【Fターム(参考)】
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