説明

芳香族スルホンヒドロキサム酸とプロテアーゼ阻害剤としてのその使用

本発明は、マトリックスメタロプロテイナーゼ(「マトリックスメタロプロテアーゼ」又は「MMP」としても知られる)活性及び/又はアグリカナーゼ活性をとりわけ阻害する芳香族スルホンヒドロキサム酸(芳香族スルホンヒドロキサメートが含まれる)へ向けられる。本発明はまた、動物、特にMMP活性及び/又はアグリカナーゼ活性に関連した病理学的状態を有する(又は有する素因がある)哺乳動物へそのような化合物又は塩をMMP阻害及び/又はアグリカナーゼ阻害の有効量で投与することを含む、予防又は治療の方法へ向けられる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ニトロソ活性(nitrosactive)又は酸化性ストレスに関連した中枢神経系の病理学的状態を哺乳動物において治療する方法であって:
化合物又はその製剤的に許容される塩を、該状態を治療するのに治療上有効である量で哺乳動物へ投与することを含み;そして
該化合物は、式1−1:
【化1】

[式中、Aは、−H、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、カルボシクリルカルボニル、カルボシクリルアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアルキルカルボニル、カルボシクリルオキシカルボニル、カルボシクリルアルコキシカルボニル、アミノアルキルカルボニル、アルキル(チオカルボニル)、アルコキシ(チオカルボニル)、カルボシクリル(チオカルボニル)、カルボシクリルアルキル(チオカルボニル)、ヘテロシクリル(チオカルボニル)、ヘテロシクリルアルキル(チオカルボニル)、カルボシクリルオキシ(チオカルボニル)、カルボシクリルアルコキシ(チオカルボニル)、及びアミノアルキル(チオカルボニル)からなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とAは、それらがともに付く炭素原子と一緒に、5〜8の環メンバーを含有する随意に置換されるヘテロシクリルを形成し;そして
は、−O−、−S(O)−、−S(O)−、−S−、−N(R)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−、及び−C(R)(R)−からなる群より選択され;そして
は、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
は、EとEの間に少なくとも2の炭素原子の連結を形成し;そして、
は、−C(O)−、−O−(CO)−、−C(O)−O−、−C(NR)−、−N(R)−、−N(R)−C(NR)−、−C(NR)−N(R)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−、−N(R)−C(O)−N(R)−、−S−、−S(O)−、−N(R)−S(O)−、−S(O)−N(R)−、−C(O)−N(R)−N(R)−C(O)−、−C(R)(R)−C(O)−、及び−C(R)(R)−からなる群より選択され;そして
は、結合、アルキル、及びアルケニルからなる群より選択され、ここでアルキル又はアルケニルは随意に置換され;そして
は、−H、−OH、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、カルボシクリル、及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とRは、−H及びアルキルからなる群より独立して選択され、ここでアルキルは随意に置換され;そして
は、−H及び−OHからなる群より選択され;そして
とRは、−H、アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、及びヘテロシクリルアルキルからなる群より独立して選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
は、−CN及び−OHからなる群より選択され;そして
は、−H、ハロゲン、−OH、アルキル、アルコキシ、及びアルコキシアルキルからなる群より選択され、ここでアルキル、アルコキシ、又はアルコキシアルキルは随意に置換され;そして
は、−OH及びアルコキシからなる群より選択され、ここでアルコキシは随意に置換され;そして
もRも、E、E、E、又はEと環構造を形成せず;そして
もRも、E、E、又はEと環構造を形成せず;そして
が−C(R)(R)−であり、かつEが結合であるとき、Eは−Hではない]に構造が対応する、前記方法。
【請求項2】
ニトロソ活性又は酸化性ストレスに関連した中枢神経系の病理学的状態を哺乳動物において治療する方法であって:
化合物又はその製剤的に許容される塩を、該状態を治療するのに治療上有効である量で哺乳動物へ投与することを含み;そして
該化合物は、式2−1:
【化2】

[式中、Aは、−H、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、カルボシクリルカルボニル、カルボシクリルアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアルキルカルボニル、カルボシクリルオキシカルボニル、カルボシクリルアルコキシカルボニル、アミノアルキルカルボニル、アルキル(チオカルボニル)、アルコキシ(チオカルボニル)、カルボシクリル(チオカルボニル)、カルボシクリルアルキル(チオカルボニル)、ヘテロシクリル(チオカルボニル)、ヘテロシクリルアルキル(チオカルボニル)、カルボシクリルオキシ(チオカルボニル)、カルボシクリルアルコキシ(チオカルボニル)、及びアミノアルキル(チオカルボニル)からなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とAは、それらがともに付く炭素原子と一緒に、5〜8の環メンバーを含有する随意に置換されるヘテロシクリルを形成し;そして
は、−O−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−、及び−C(R)(R)−からなる群より選択され;そして
は、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
は、EとEの間に少なくとも2の炭素原子の連結を形成し;そして、
は、カルボシクリル及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここでカルボシクリル又はヘテロシクリルは、5又は6の環メンバーを有して、随意に置換され;そして
は、結合、アルキル、アルケニル、−O−、及び、−N(R)−からなる群より選択され、ここでアルキル又はアルケニルは随意に置換され;そして
は、カルボシクリル及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここでカルボシクリル又はヘテロシクリルは随意に置換され;そして
とRは、−H及びアルキルからなる群より独立して選択され、ここでアルキルは随意に置換され;そして
は、−H及びアルキルからなる群より選択され、ここでアルキルは随意に置換され;そして
もRも、E、E、E、又はEと環構造を形成しない]に構造が対応する、前記方法。
【請求項3】
ニトロソ活性又は酸化性ストレスに関連した中枢神経系の病理学的状態を哺乳動物において治療する方法であって:
化合物又はその製剤的に許容される塩を、該状態を治療するのに治療上有効である量で哺乳動物へ投与することを含み;そして
該化合物は、式3−1:
【化3】

[式中、Aは、−H、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、カルボシクリルカルボニル、カルボシクリルアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアルキルカルボニル、カルボシクリルオキシカルボニル、カルボシクリルアルコキシカルボニル、アミノアルキルカルボニル、アルキル(チオカルボニル)、アルコキシ(チオカルボニル)、カルボシクリル(チオカルボニル)、カルボシクリルアルキル(チオカルボニル)、ヘテロシクリル(チオカルボニル)、ヘテロシクリルアルキル(チオカルボニル)、カルボシクリルオキシ(チオカルボニル)、カルボシクリルアルコキシ(チオカルボニル)、及びアミノアルキル(チオカルボニル)からなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とAは、それらがともに付く炭素原子と一緒に、5〜8の環メンバーを含有する随意に置換されるヘテロシクリルを形成し;そして
は、−O−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−、及び−C(R)(R)−からなる群より選択され;そして
は、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
は、結合及びアルキルからなる群より選択され、ここでアルキルは随意に置換され;そして
は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、カルボシクリル、及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
は、−H、ハロゲン、及びアルキルからなる群より選択され、ここでアルキルは随意に置換され;
は、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、−S(O)−R、−NO、−C(O)−N(R)(R)、−(C)(OR)、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アルコキシカルボシクリル、−CN、−C(H)(NOH)−、及び−C(H)(NH)−からなる群より選択され、ここでアルキル、アルケニル、アルキニル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、又はアルコキシカルボシクリルは随意に置換され;そして RとRは、−H及びアルキルからなる群より独立して選択され、ここでアルキルは随意に置換され;そして
とRは、−H、アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
もRも、E、E、E、E、又はEと環構造を形成しない]に構造が対応する、前記方法。
【請求項4】
ニトロソ活性又は酸化性ストレスに関連した中枢神経系の病理学的状態を哺乳動物において治療する方法であって:
化合物又はその製剤的に許容される塩を、該状態を治療するのに治療上有効である量で哺乳動物へ投与することを含み;そして
該化合物は、式4−1:
【化4】

[式中、Aは、−H、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、カルボシクリルカルボニル、カルボシクリルアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアルキルカルボニル、カルボシクリルオキシカルボニル、カルボシクリルアルコキシカルボニル、アミノアルキルカルボニル、アルキル(チオカルボニル)、アルコキシ(チオカルボニル)、カルボシクリル(チオカルボニル)、カルボシクリルアルキル(チオカルボニル)、ヘテロシクリル(チオカルボニル)、ヘテロシクリルアルキル(チオカルボニル)、カルボシクリルオキシ(チオカルボニル)、カルボシクリルアルコキシ(チオカルボニル)、及びアミノアルキル(チオカルボニル)からなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とAは、それらがともに付く炭素原子と一緒に、5〜8の環メンバーを含有する随意に置換されるヘテロシクリルを形成し;そして
は、−O−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−、及び−C(R)(R)−からなる群より選択され;そして
は、結合、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
はカルボニルピロリジニルであり、ここでカルボニルピロリジニルは随意に置換され;そして
は、結合、アルキル、及びアルケニルからなる群より選択され、ここでアルキル又はアルケニルは随意に置換され;そして
は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、カルボシクリル、及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とRは、−H及びアルキルからなる群より独立して選択され、ここでアルキルは随意に置換され;そして
もRも、E、E、E、又はEと環構造を形成しない]に構造が対応する、前記方法。
【請求項5】
ニトロソ活性又は酸化性ストレスに関連した中枢神経系の病理学的状態を哺乳動物において治療する方法であって:
化合物又はその製剤的に許容される塩を、該状態を治療するのに治療上有効である量で哺乳動物へ投与することを含み;そして
該化合物は、式5−1:
【化5】

[式中、Aは、−H、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、カルボシクリルカルボニル、カルボシクリルアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアルキルカルボニル、カルボシクリルオキシカルボニル、カルボシクリルアルコキシカルボニル、アミノアルキルカルボニル、アルキル(チオカルボニル)、アルコキシ(チオカルボニル)、カルボシクリル(チオカルボニル)、カルボシクリルアルキル(チオカルボニル)、ヘテロシクリル(チオカルボニル)、ヘテロシクリルアルキル(チオカルボニル)、カルボシクリルオキシ(チオカルボニル)、カルボシクリルアルコキシ(チオカルボニル)、及びアミノアルキル(チオカルボニル)からなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とAは、それらがともに付く炭素原子と一緒に、5〜8の環メンバーを含有する随意に置換されるヘテロシクリルを形成し;そして
、E、及びEに関しては:
は、−O−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−、及び−C(R)(R)−からなる群より選択され;Eは、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも、ハロゲン、アルキル、及びハロアルキルからなる群より独立して選択される1以上の置換基で随意に置換され;Eは、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロペンテニル、シクロペンタジエニル、シクロヘキセニル、及びシクロヘキサジエニルからなる群より選択され、ここで
アルキル、アルケニル、又はアルキニルは、(a)少なくとも4の炭素原子を含有し、そして(b)−OH、−NO、−CN、及びハロゲンからなる群より選択される1以上の置換基で随意に置換され、そして
シクロアルキル、シクロペンテニル、シクロペンタジエニル、シクロヘキセニル、又はシクロヘキサジエニルは随意に置換される;又は
は、−O−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−、及び−C(R)(R)−からなる群より選択され;Eは、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;Eは、EとEの間に少なくとも3の炭素原子の連結を形成し;そしてEは、随意に置換されるヘテロシクリル、随意に置換される縮合環カルボシクリル、及び置換される単環カルボシクリルからなる群より選択される;又は
は、−O−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−、及び−C(R)(R)−からなる群より選択され;Eは、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;Eは、EとEの間に少なくとも4の炭素原子の連結を形成し;そしてEは、−OH及び随意に置換されるカルボシクリルからなる群より選択される;又は
は、−O−、−S(O)−、−S(O)−、−S−、−N(R)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−、及び−C(R)(R)−からなる群より選択され;Eは、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そしてEは置換されるヘテロシクリルである;又は
は、−O−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−、及び−C(R)(R)−からなる群より選択され;Eは、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;Eは、少なくとも2の炭素原子を含み;そしてEは随意に置換されるヘテロシクリルであり;そして
とRは、−H及びアルキルからなる群より独立して選択され、ここでアルキルは随意に置換され;そして
もRも、Eと環構造を形成しない]に構造が対応する、前記方法。
【請求項6】
ニトロソ活性又は酸化性ストレスに関連した中枢神経系の病理学的状態を哺乳動物において治療する方法であって:
化合物又はその製剤的に許容される塩を、該状態を治療するのに治療上有効である量で哺乳動物へ投与することを含み;そして
該化合物は、式6−1:
【化6】

[式中、Aは、−H、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、カルボシクリルカルボニル、カルボシクリルアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアルキルカルボニル、カルボシクリルオキシカルボニル、カルボシクリルアルコキシカルボニル、アミノアルキルカルボニル、アルキル(チオカルボニル)、アルコキシ(チオカルボニル)、カルボシクリル(チオカルボニル)、カルボシクリルアルキル(チオカルボニル)、ヘテロシクリル(チオカルボニル)、ヘテロシクリルアルキル(チオカルボニル)、カルボシクリルオキシ(チオカルボニル)、カルボシクリルアルコキシ(チオカルボニル)、及びアミノアルキル(チオカルボニル)からなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とAは、それらがともに付く炭素原子と一緒に、5〜8の環メンバーを含有する随意に置換されるヘテロシクリルを形成し;そして
は、−O−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−、及び−C(R)(R)−からなる群より選択され;そして
は、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
はカルボニルピペリジニルであり、ここでカルボニルピペリジニルは随意に置換され;そして
は、結合、アルキル、及びアルケニルからなる群より選択され、ここでアルキル又はアルケニルは随意に置換され;そして
は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、カルボシクリル、及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とRは、−H及びアルキルからなる群より独立して選択され、ここでアルキルは随意に置換され;そして
もRも、E、E、E、又はEと環構造を形成しない]に構造が対応する、前記方法。
【請求項7】
ニトロソ活性又は酸化性ストレスに関連した中枢神経系の病理学的状態を哺乳動物において治療する方法であって:
化合物又はその製剤的に許容される塩を、該状態を治療するのに治療上有効である量で哺乳動物へ投与することを含み;そして
該化合物は、式7−1:
【化7】

[式中、Aは、−H、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、カルボシクリルカルボニル、カルボシクリルアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアルキルカルボニル、カルボシクリルオキシカルボニル、カルボシクリルアルコキシカルボニル、アミノアルキルカルボニル、アルキル(チオカルボニル)、アルコキシ(チオカルボニル)、カルボシクリル(チオカルボニル)、カルボシクリルアルキル(チオカルボニル)、ヘテロシクリル(チオカルボニル)、ヘテロシクリルアルキル(チオカルボニル)、カルボシクリルオキシ(チオカルボニル)、カルボシクリルアルコキシ(チオカルボニル)、及びアミノアルキル(チオカルボニル)からなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とAは、それらがともに付く炭素原子と一緒に、5〜8の環メンバーを含有する随意に置換されるヘテロシクリルを形成し;そして
は、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−、及び−C(R)(R)−からなる群より選択され;そして Eは、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
は、結合、アルキル、及びアルケニルからなる群より選択され、ここでアルキル又はアルケニルは随意に置換され;そして
は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、カルボシクリル、及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とRは、−H及びアルキルからなる群より独立して選択され、ここでアルキルは随意に置換され;そして
もRも、E、E、又はEと環構造を形成しない]に構造が対応する、前記方法。
【請求項8】
ニトロソ活性又は酸化性ストレスに関連した中枢神経系の病理学的状態を哺乳動物において治療する方法であって:
化合物又はその製剤的に許容される塩を、該状態を治療するのに治療上有効である量で哺乳動物へ投与することを含み;そして
該化合物は、式8−1:
【化8】

[式中、Aは、−H、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、カルボシクリルカルボニル、カルボシクリルアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアルキルカルボニル、カルボシクリルオキシカルボニル、カルボシクリルアルコキシカルボニル、アミノアルキルカルボニル、アルキル(チオカルボニル)、アルコキシ(チオカルボニル)、カルボシクリル(チオカルボニル)、カルボシクリルアルキル(チオカルボニル)、ヘテロシクリル(チオカルボニル)、ヘテロシクリルアルキル(チオカルボニル)、カルボシクリルオキシ(チオカルボニル)、カルボシクリルアルコキシ(チオカルボニル)、及びアミノアルキル(チオカルボニル)からなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とAは、それらがともに付く炭素原子と一緒に、5〜8の環メンバーを含有する随意に置換されるヘテロシクリルを形成し;そして
は、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
は、少なくとも3の炭素原子を含み;そして
は、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルコキシアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、及びヘテロシクリルアルコキシアルキルからなる群より選択され、ここで:
アルキル、アルケニル、アルキニル、又はアルコキシアルキルは、ハロゲン、−OH、−NO、及び−CNからなる群より独立して選択される1以上の置換基で随意に置換され、そして
カルボシクリル、カルボシクリルアルコキシアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、又はヘテロシクリルアルコキシアルキルは、ハロゲン、−OH、−NO、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、ハロゲン置換アルコキシアルキル、−N(R)(R)、−C(O)(R)、−S−R、−S(O)−R、カルボシクリル、ハロカルボシクリル、カルボシクリルアルキル、及びハロゲン置換カルボシクリルアルキルからなる群より独立して選択される1以上の置換基で随意に置換され;そして
とRは、−H、アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、及びヘテロシクリルアルキルからなる群より独立して選択され、ここでこうした群のどのメンバーも1以上のハロゲンで随意に置換され;そして
は、−H、アルキル、−O−R、−N(R)(R)、カルボシクリルアルキル、及びヘテロシクリルアルキルからなる群より選択され、ここでアルキル、カルボシクリルアルキル、又はヘテロシクリルアルキルは、1以上のハロゲンで随意に置換され;そして RとRは、−H、アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、及びヘテロシクリルアルキルからなる群より独立して選択され、ここでこうした群のどのメンバーも1以上のハロゲンで随意に置換される]に構造が対応する、前記方法。
【請求項9】
ニトロソ活性又は酸化性ストレスに関連した中枢神経系の病理学的状態を哺乳動物において治療する方法であって:
化合物又はその製剤的に許容される塩を、該状態を治療するのに治療上有効である量で哺乳動物へ投与することを含み;そして
該化合物は、式9−1:
【化9】

[式中、Aは、−H、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、カルボシクリルカルボニル、カルボシクリルアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアルキルカルボニル、カルボシクリルオキシカルボニル、カルボシクリルアルコキシカルボニル、アミノアルキルカルボニル、アルキル(チオカルボニル)、アルコキシ(チオカルボニル)、カルボシクリル(チオカルボニル)、カルボシクリルアルキル(チオカルボニル)、ヘテロシクリル(チオカルボニル)、ヘテロシクリルアルキル(チオカルボニル)、カルボシクリルオキシ(チオカルボニル)、カルボシクリルアルコキシ(チオカルボニル)、及びアミノアルキル(チオカルボニル)からなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とAは、それらがともに付く炭素原子と一緒に、5〜8の環メンバーを含有する随意に置換されるヘテロシクリルを形成し;そして
は、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
は、結合、アルキル、及びアルケニルからなる群より選択され、ここでアルキル又はアルケニルは随意に置換され;そして
は:
随意に置換されるアルケニル、及び
随意に置換されるアルキニル、及び
随意に置換されるアルコキシ、及び
随意に置換されるアルコキシアルキル、及び
−OH、−NO、−CN、−N(R)(R)、−C(O)(R)、−S−R、−S(O)−R、カルボシクリル、ハロカルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ハロゲン置換カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、ハロヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、及びハロゲン置換ヘテロシクリルアルキルからなる群より独立して選択される1以上の置換で置換される単環カルボシクリル、及び
多数の置換基を有する単環カルボシクリル、及び
随意に置換される縮合環カルボシクリル、及び
随意に置換されるヘテロシクリルからなる群より選択され;そして
とRは、−H、アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、及びヘテロシクリルアルキルからなる群より独立して選択され、ここでこうした群のどのメンバーも1以上のハロゲンで随意に置換され;そして
は、−H、アルキル、−O−R、−N(R)(R)、カルボシクリルアルキル、及びヘテロシクリルアルキルからなる群より選択され、ここでアルキル、カルボシクリルアルキル、又はヘテロシクリルアルキルは、1以上のハロゲンで随意に置換され;そして RとRは、−H、アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、及びヘテロシクリルアルキルからなる群より独立して選択され、ここでこうした群のどのメンバーも1以上のハロゲンで随意に置換され;そして
とRは、−H、アルキル、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニル、カルボシクリルアルキル、及びカルボシクリルアルコキシカルボニルからなる群より独立して選択され、ここでこうした群のどのメンバーも1以上のハロゲンで随意に置換され;そして E中の原子はE中の原子へ随意に結合して、環を形成する]に構造が対応する、前記方法。
【請求項10】
ニトロソ活性又は酸化性ストレスに関連した中枢神経系の病理学的状態を哺乳動物において治療する方法であって:
化合物又はその製剤的に許容される塩を、該状態を治療するのに治療上有効である量で哺乳動物へ投与することを含み;そして
該化合物は、式10−1:
【化10】

[式中、Aは、−H、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、カルボシクリルカルボニル、カルボシクリルアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアルキルカルボニル、カルボシクリルオキシカルボニル、カルボシクリルアルコキシカルボニル、アミノアルキルカルボニル、アルキル(チオカルボニル)、アルコキシ(チオカルボニル)、カルボシクリル(チオカルボニル)、カルボシクリルアルキル(チオカルボニル)、ヘテロシクリル(チオカルボニル)、ヘテロシクリルアルキル(チオカルボニル)、カルボシクリルオキシ(チオカルボニル)、カルボシクリルアルコキシ(チオカルボニル)、及びアミノアルキル(チオカルボニル)からなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とAは、それらがともに付く炭素原子と一緒に、5〜8の環メンバーを含有する随意に置換されるヘテロシクリルを形成し;そして
、E、及びEに関しては:
は、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;Eは、アルキル及びアルケニルからなる群より選択され、ここでアルキル又はアルケニルは随意に置換され;そして、Eは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、カルボシクリル、及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換される;又は
は、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;Eは、5未満の炭素原子を含有し;Eは結合であり;そしてEは、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル、カルボシクリル、及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換される;又は
は、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;Eは結合であり;そしてEは、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル、飽和カルボシクリル、一部飽和カルボシクリル、及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換される]に構造が対応する、前記方法。
【請求項11】
ニトロソ活性又は酸化性ストレスに関連した中枢神経系の病理学的状態を哺乳動物において治療する方法であって:
化合物又はその製剤的に許容される塩を、該状態を治療するのに治療上有効である量で哺乳動物へ投与することを含み;そして
該化合物は、式11−1:
【化11】

[式中、Aは、−H、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、カルボシクリルカルボニル、カルボシクリルアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアルキルカルボニル、カルボシクリルオキシカルボニル、カルボシクリルアルコキシカルボニル、アミノアルキルカルボニル、アルキル(チオカルボニル)、アルコキシ(チオカルボニル)、カルボシクリル(チオカルボニル)、カルボシクリルアルキル(チオカルボニル)、ヘテロシクリル(チオカルボニル)、ヘテロシクリルアルキル(チオカルボニル)、カルボシクリルオキシ(チオカルボニル)、カルボシクリルアルコキシ(チオカルボニル)、及びアミノアルキル(チオカルボニル)からなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とAは、それらがともに付く炭素原子と一緒に、5〜8の環メンバーを含有する随意に置換されるヘテロシクリルを形成し;そして
は、結合、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
は、結合、アルキル、及びアルケニルからなる群より選択され、ここでアルキル又はアルケニルは随意に置換され;そして
は、置換されるカルボシクリルと随意に置換されるヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで:
カルボシクリルは:
ハロゲン、−OH、−NO、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、ハロゲン置換アルコキシアルキル、−N(R)(R)、−C(O)(R)、−S−R、−S(O)−R、カルボシクリル、ハロカルボシクリル、カルボシクリルアルキル、及びハロゲン置換カルボシクリルアルキルからなる群より独立して選択される2以上の置換基;又は
ハロゲン、−OH、−NO、−CN、−C(O)−O−R、−S−R、−S(O)−R、カルボシクリル、ハロカルボシクリル、カルボシクリルアルキル、及びハロゲン置換カルボシクリルアルキルからなる群より選択される置換基で置換され、そして
ヘテロシクリルは、ハロゲン、−OH、−NO、−CN、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、ハロゲン置換アルコキシアルキル、−N(R)(R)、−C(O)(R)、−S−R、−S(O)−R、カルボシクリル、ハロカルボシクリル、カルボシクリルアルキル、及びハロゲン置換カルボシクリルアルキルからなる群より独立して選択される1以上の置換基で置換され;そして
とRは、−H、アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、及びヘテロシクリルアルキルからなる群より独立して選択され、ここでこうした群のどのメンバーも1以上のハロゲンで随意に置換され;そして
は、−H、アルキル、−O−R、−N(R)(R)、カルボシクリルアルキル、及びヘテロシクリルアルキルからなる群より選択され、ここでアルキル、カルボシクリルアルキル、又はヘテロシクリルアルキルは、1以上のハロゲンで随意に置換され;そして RとRは、−H、アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、及びヘテロシクリルアルキルからなる群より独立して選択され、ここでこうした群のどのメンバーも1以上のハロゲンで随意に置換される]に構造が対応する、前記方法。
【請求項12】
ニトロソ活性又は酸化性ストレスに関連した中枢神経系の病理学的状態を哺乳動物において治療する方法であって:
化合物又はその製剤的に許容される塩を、該状態を治療するのに治療上有効である量で哺乳動物へ投与することを含み;そして
該化合物は、式12−1:
【化12】

[式中、Aは、−H、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、カルボシクリルカルボニル、カルボシクリルアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアルキルカルボニル、カルボシクリルオキシカルボニル、カルボシクリルアルコキシカルボニル、アミノアルキルカルボニル、アルキル(チオカルボニル)、アルコキシ(チオカルボニル)、カルボシクリル(チオカルボニル)、カルボシクリルアルキル(チオカルボニル)、ヘテロシクリル(チオカルボニル)、ヘテロシクリルアルキル(チオカルボニル)、カルボシクリルオキシ(チオカルボニル)、カルボシクリルアルコキシ(チオカルボニル)、及びアミノアルキル(チオカルボニル)からなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
とAは、それらがともに付く炭素原子と一緒に、5〜8の環メンバーを含有する随意に置換されるヘテロシクリルを形成し;そして
は、−O−、−S(O)−、−S(O)−、−S−、−N(R)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−、及び−C(R)(R)−からなる群より選択され;そして
は、アルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、及びアルキルシクロアルキルアルキルからなる群より選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
は、−C(O)−、−O−(CO)−、−C(O)−O−、−C(NR)−、−N(R)−、−N(R)−C(NR)−、−C(NR)−N(R)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−、−N(R)−C(O)−N(R)−、−S−、−S(O)−、−N(R)−S(O)−、−S(O)−N(R)−、−C(O)−N(R)−N(R)−C(O)−、−C(R)(R)−C(O)−、及び−C(R)(R)−からなる群より選択され;そして
は、結合、アルキル、及びアルケニルからなる群より選択され、ここでアルキル又はアルケニルは随意に置換され;そして
は、カルボシクリル及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここでカルボシクリル及びヘテロシクリルは:
随意に置換されるカルボシクリル、随意に置換されるカルボシクリルアルキル、随意に置換されるヘテロシクリル、及び随意に置換されるヘテロシクリルアルキルからなる群より選択される置換基で置換され、そして
ハロゲン、−OH、−NO、−CN、アルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、−N(R11)(R12)、−C(O)(R13)、−S−R11、−S(O)−R11、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン置換アルコキシアルキル、ハロカルボシクリル、ハロゲン置換カルボシクリルアルキル、ヒドロキシカルボシクリル、及びヘテロアリールからなる群より独立して選択される1以上の置換基で随意に置換され;そして
とRは、−H及びアルキルからなる群より独立して選択され、ここでアルキルは随意に置換され;そして
は、−H及び−OHからなる群より選択され;そして
とRは、−H、アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、及びヘテロシクリルアルキルからなる群より独立して選択され、ここでこうした群のどのメンバーも随意に置換され;そして
は、−CN及び−OHからなる群より選択され;そして
は、−H、ハロゲン、−OH、アルキル、アルコキシ、及びアルコキシアルキルからなる群より選択され、ここでアルキル、アルコキシ、又はアルコキシアルキルは随意に置換され;そして
は、−OH及びアルコキシからなる群より選択され、ここでアルコキシは随意に置換され;そして
11とR12は、−H、C〜C−アルキル、カルボシクリル、カルボシクリル−C〜C−アルキル、ヘテロシクリル、及びヘテロシクリル−C〜C−アルキルからなる群より独立して選択され、ここでこうした群のどのメンバーも1以上のハロゲンで随意に置換され;そして
13は、−H、C〜C−アルキル、−O−R14、−N(R14)(R15)、カルボシクリル−C〜C−アルキル、ヘテロシクリル−C〜C−アルキル、ハロ−C〜C−アルキル、ハロゲン置換カルボシクリル−C〜C−アルキル、及びハロゲン置換ヘテロシクリル−C〜C−アルキルからなる群より選択され;そして
14とR15は、−H、C〜C−アルキル、カルボシクリル、カルボシクリル−C〜C−アルキル、ヘテロシクリル、及びヘテロシクリル−C〜C−アルキルからなる群より独立して選択され、ここでこうした群のどのメンバーも1以上のハロゲンで随意に置換され;そして
もRも、E、E、E、又はEと環構造を形成せず;そして
もRも、E、E、又はEと環構造を形成しない]に構造が対応する、前記方法。
【請求項13】
【化13】

【化14】

【化15】

からなる群より選択される式に構造が対応する、化合物又はその塩。
【請求項14】
マトリックスメタロプロテアーゼ、TNF−α変換酵素、又はアグリカナーゼの活性に関連した状態を哺乳動物において治療する方法であって、請求項13に引用する化合物(又はその製剤的に許容される塩)を、該状態を治療するのに治療上有効である量で哺乳動物へ投与することを含む、前記方法。
【請求項15】
請求項13に引用する化合物(又はその製剤的に許容される塩)の治療有効量を含む、医薬組成物。

【公表番号】特表2006−508964(P2006−508964A)
【公表日】平成18年3月16日(2006.3.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−551679(P2004−551679)
【出願日】平成15年11月3日(2003.11.3)
【国際出願番号】PCT/US2003/034961
【国際公開番号】WO2004/043943
【国際公開日】平成16年5月27日(2004.5.27)
【出願人】(502427323)ファルマシア・コーポレーション (67)
【Fターム(参考)】