説明

γ−アミノアミド系のケモカイン受容体活性調節剤

本発明は、ケモカイン受容体活性の調節剤として有用な式(I)の化合物に関するものである(式中、R、R、R、R、R、R、R、R、R11、R12、W、Xおよびnは本明細書で定義されている)。詳細にはそれら化合物は、ケモカイン受容体CCR−2の調節剤として有用である。
【化314】



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式Iの化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および該化合物の個々のジアステレオマー。
【化1】

[式中、
Wは、C、Nおよび−O−からなる群から選択され;WがNである場合、Rは非存在であり;Wが−O−である場合、RとRの両方が非存在であり;
Xは、−NR10−、−O−、−CHO−、−CONR10−、−NR10CO−、−CO−、−OCO−、−CH(NR10)CO−、−N(COR10)−および−CHN(COR10)−からなる群から選択され;
10は独立に、水素、C1−6アルキル、ベンジル、フェニルおよびC1−6アルキル−C3−6シクロアルキルから選択され;
未置換であるか1〜3個の置換基で置換されており、前記置換基は独立にハロ、C1−3アルキル、C1−3アルコキシおよびトリフルオロメチルから選択され;あるいは
10およびRが一体となって、5−または6−員環を形成していても良く;
は水素、−C0−6アルキル−Y−フェニル−、−C0−6アルキル−Y−複素環−、−C0−6アルキル−Y−(C1−6アルキル)−および−(C0−6アルキル)−Y−(C0−6アルキル)−(C3−7シクロアルキル)−(C0−6アルキル)から選択され;
Yは、単結合、−O−、−S−、−SO−、−SO−および−NR10−から選択され;
前記フェニル、複素環、アルキルおよび前記シクロアルキルは、未置換であるか1〜7個の置換基で置換されており、その置換基は独立に、
(a)ハロ、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1−3アルキル、
(d)トリフルオロメチル、
(e)C1−3アルキル、
(f)−C3−6シクロアルキル、
(g)−CO[Rは独立に水素、C1−6アルキル、C5−6シクロアルキル、ベンジルまたはフェニルから選択され;それは未置換であるか1〜3個の置換基で置換されており;その置換基は独立にハロ、C1−3アルキル、C1−3アルコキシおよびトリフルオロメチルから選択される]、
(h)−CN、
(i)−NR10
(j)−NRCOR10
(k)−NRSO10
(l)−NRCO10
(m)−NRCONR10
(n)−CONR10
(o)複素環、
(p)フェニル
から選択され;
は、(C0−6アルキル)−フェニルおよび(C0−6アルキル)−複素環から選択され;そのアルキルは未置換であるか1〜7個の置換基で置換されており、その置換基は独立に
(a)ハロ、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1−3アルキル、
(d)トリフルオロメチル、
(e)−C1−3アルキル、
(f)−COおよび
(g)オキソ
から選択され;
前記フェニルおよび前記複素環は未置換であるか1〜5個の置換基で置換されていても良く、その置換基は独立に
(a)ハロ、
(b)トリフルオロメチル、
(c)トリフルオロメトキシ、
(d)ヒドロキシ、
(e)C1−6アルキル、
(f)C3−7シクロアルキル、
(g)−O−C1−6アルキル、
(h)−O−C3−7シクロアルキル、
(i)−SCF
(j)−S−C1−6アルキル、
(k)−SO−C1−6アルキル、
(l)フェニル、
(m)複素環、
(n)−CO
(o)−CN、
(p)−NR10
(q)−NR−SO−R10
(r)−SO−NR10
(s)−CONR10および
(t)−O−フェニル
から選択され;
は、水素、(C0−6アルキル)−フェニル、(C0−6アルキル)−複素環、C1−6アルキル、CF、C3−7シクロアルキル、−NR10、−CO、−NR−SO−R10、−NRCONR10および−CONR10から選択され;そのアルキルは未置換であるか1〜5個の置換基で置換されており、その置換基は独立に
(a)ハロ、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1−3アルキルおよび
(d)トリフルオロメチル
から選択され;
前記フェニル、複素環およびシクロアルキルは、未置換であるか1〜5個の置換基で置換されており、その置換基は独立に
(a)ハロ、
(b)トリフルオロメチル、
(c)ヒドロキシ、
(d)C1−3アルキル、
(e)−O−C1−3アルキル、
(f)−CO
(g)−CN、
(h)−NR10および
(i)−CONR10
(j)NRSO10
(k)SONR10
(l)フェニル、
(m)複素環
から選択され;
前記フェニル、複素環およびシクロアルキルは、別のフェニルまたは複素環と縮合していてもまたは縮合していなくても良く;
は、
(a)水素、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−6アルキル、
(d)C1−6アルキル−ヒドロキシ、
(e)−O−C1−3アルキル、
(f)C0−6CO
(g)−CONR10および
(h)−CN
から選択され;
あるいはRおよびRが一体となって、
(a)1H−インデン、
(b)2,3−ジヒドロ−1H−インデン、
(c)2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン、
(d)1,3−ジヒドロ−イソベンゾフラン、
(e)2,3−ジヒドロ−ベンゾチオフランおよび
(f)1,3−ジヒドロ−イソベンゾチオフラン
から選択される環を形成していても良く;
前記1H−インデン、2,3−ジヒドロ−1H−インデン、2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン、1,3−ジヒドロ−イソベンゾフラン、2,3−ジヒドロ−ベンゾチオフランおよび1,3−ジヒドロ−イソベンゾチオフランは未置換であるか1〜5個の置換基で置換されていても良く、その置換基は独立に
(i)ハロ、
(ii)トリフルオロメチル、
(iii)ヒドロキシ、
(iv)C1−3アルキル、
(v)−O−C1−3アルキル、
(vi)C0−4CO
(vii)−CN、
(viii)−NR10および
(ix)−CONR10
(x)NRSO10
(xi)SONR10
(xii)フェニル、
(xiii)複素環
から選択され;
、R、RおよびRは独立に
(a)水素、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−6アルキル、
(d)C1−6アルキル−ヒドロキシ、
(e)−O−C1−3アルキル、
(f)オキソおよび
(g)ハロ、
(h)C0−4COおよび
(i)CF
から選択され;
あるいはRおよびRまたはRおよびRが、C2−3アルキル鎖を介して一体となって環を形成していても良く、あるいはRおよびRまたはRおよびRが一体となってフェニル、複素環またはシクロアルキルである環を形成していても良く、その環は未置換であるか1〜7個の置換基で置換されており、その置換基は独立に
(i)ハロ、
(ii)トリフルオロメチル、
(iii)ヒドロキシ、
(iv)C1−3アルキル、
(v)−O−C1−3アルキル、
(vi)−CO
(vii)−CN、
(viii)−NR10
(ix)−CONR10および
(x)フェニル
から選択され;
11
(a)水素、
(b)ハロ、
(c)C1−6アルキル、
(d)ヒドロキシ、
(e)CO
(f)−O−C1−3アルキルおよび
(g)−NR10
から選択され;
12は、
(a)水素、
(b)C1−6アルキルおよび
(c)CO
から選択され;
nは、0、1、2および3から選択される整数である。]
【請求項2】
下記式Ibの請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化2】

[式中、点線は単結合または二重結合を表し;R15およびR16は独立に
(a)水素、
(b)ハロ、
(c)トリフルオロメチル、
(d)ヒドロキシ、
(e)C1−3アルキル、
(f)−O−C1−3アルキル、
(g)−COH、
(h)−CO1−3アルキル、
(i)−CNおよび
(j)複素環
から選択される。]
【請求項3】
下記式Icの請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々の異性体。
【化3】

【請求項4】
下記式Idの請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化4】

[式中、
Zは、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾフラザニル、ベンゾピラゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、カルバゾリル、カルボリニル、シンノリニル、フラニル、イミダゾリル、インドリニル、インドリル、インドラジニル、インダゾリル、イソベンゾフラニル、イソインドリル、イソキノリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、ナフトピリジニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、オキセタニル、ピラニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリドピリジニル、ピリダジニル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリル、キナゾリニル、キノリル、キノキザリニル、テトラヒドロピラニル、テトラゾリル、テトラゾロピリジル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアゾリル、アゼチジニル、1,4−ジオキサニル、ヘキサヒドロアゼピニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピロリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ジヒドロベンゾイミダゾリル、ジヒドロベンゾフラニル、ジヒドロベンゾチオフェニル、ジヒドロベンゾオキサゾリル、ジヒドロフラニル、ジヒドロイミダゾリル、ジヒドロインドリル、ジヒドロイソオキサゾリル、ジヒドロイソチアゾリル、ジヒドロオキサジアゾリル、ジヒドロオキサゾリル、ジヒドロピラジニル、ジヒドロピラゾリル、ジヒドロピリジニル、ジヒドロピリミジニル、ジヒドロピロリル、ジヒドロキノリニル、ジヒドロテトラゾリル、ジヒドロチアジアゾリル、ジヒドロチアゾリル、ジヒドロチエニル、ジヒドロトリアゾリル、ジヒドロアゼチジニル、メチレンジオキシベンゾイル、テトラヒドロフラニルおよびテトラヒドロチエニルならびにそれらのN−オキサイドからなる群から選択される複素環であり;前記複素環は、未置換であるか1〜3個の置換基で置換されていても良く、その置換基は
(a)水素、
(b)ハロ、
(c)トリフルオロメチル、
(d)ヒドロキシ、
(e)C1−3アルキル、
(f)−O−C1−3アルキル、
(g)−COH、
(h)−CO1−3アルキルおよび
(i)−CN
から選択され;
前記複素環は、フェニルまたは別の複素環に縮合していても良い。]
【請求項5】
Xが−CONH−である請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
が−C0−6アルキル−フェニル、C0−6アルキル−複素環、−C1−6アルキル、−C0−6アルキル−O−C1−6アルキル−、−C0−6アルキル−S−C1−6アルキル、−および−(C0−6アルキル)−(C3−7シクロアルキル)−(C0−6アルキル)から選択され;前記フェニル、複素環、アルキルおよび前記シクロアルキルが未置換であるか1〜7個の置換基で置換されており、その置換基が独立に
(a)ハロ、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1−3アルキル、
(d)トリフルオロメチル、
(e)C1−3アルキル、
(f)−C3−6シクロアルキル、
(g)−CO[Rは独立に水素、C1−6アルキル、C5−6シクロアルキル、ベンジルまたはフェニルから選択され、それは未置換であるか1〜3個の置換基で置換されており、その置換基は独立にハロ、C1−3アルキル、C1−3アルコキシおよびトリフルオロメチルから選択される]、
(h)−CN、
(i)−NR10
(j)−NRCOR10
(k)−NRSO10
(l)−NRCO10
(m)−NRCONR10
(n)−CONR10および
(p)フェニル
から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
が、
(1)−C1−6アルキル[それは、未置換であるか1〜6個の置換基で置換されており、その置換基は独立に
(a)ハロ、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1−3アルキル、
(d)トリフルオロメチル、
(e)−CN、
(f)−NRSO10
(g)−NRCO10
(h)−NRCONR10
(i)複素環、
(j)−COおよび
(k)−CONR10
から選択される]、
(2)−C0−6アルキル−O−C1−6アルキル−[それは、未置換であるか1〜6個の置換基で置換されており、その置換基は独立に
(a)ハロおよび
(b)トリフルオロメチル
から選択される]、
(3)−C0−6アルキル−S−C1−6アルキル−[それは、未置換であるか1〜6個の置換基で置換されており、その置換基は独立に
(a)ハロおよび
(b)トリフルオロメチル
から選択される]、
(4)−(C3−5シクロアルキル)−(C0−6アルキル)[それは、未置換であるか1〜7個の置換基で置換されており、その置換基は独立に
(a)ハロ、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1−3アルキル、
(d)トリフルオロメチル、
(e)−CN、
(f)−NRSO10
(g)−NRCO10
(h)−NRCONR10
(i)複素環、
(j)−COおよび
(k)−CONR10
から選択される]、
(5)フェニル[それは、未置換であるか1〜5個の置換基で置換されており、その置換基は独立に
(a)ハロ、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1−3アルキル、
(d)トリフルオロメチル、
(e)−CN、
(f)−NRSO10
(g)−NRCO10
(h)−NRCONR10
(i)複素環、
(j)−COおよび
(k)−CONR10
から選択され;
あるいは前記フェニルは別のフェニルまたは複素環に縮合していても良い]、
(6)複素環[それは、未置換であるか1〜5個の置換基で置換されており、その置換基は独立に
(a)ハロ、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1−3アルキル、
(d)トリフルオロメチル、
(e)−CN、
(f)−NRSO10
(g)−NRCO10
(h)−NRCONR10
(i)複素環、
(j)−COおよび
(k)−CONR10
から選択され;
あるいは前記複素環は別の複素環またはフェニルに縮合していても良い]
から選択される請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
が、
(1)−CH(CH
(2)−CHCHCH
(3)−CHCH(CH
(4)−シクロプロピル、
(5)−シクロブチル、
(6)−シクロペンチル、
(7)−CH−シクロプロピル、
(8)−CH−シクロブチル、
(9)−C(CH(OH)、
(10)−(OH)シクロブチル、
(11)−(OH)シクロペンチル、
(12)−C(CH(NHCOCH)、
(13)−O−CH
(14)−O−CH(CH
(15)−S−CH
(16)−S−CF
(17)−SO−CH
(18)−S−CH(CH
(19)−SO−CH(CH
(20)−NH−SO−CH
(21)−フェニル、
【化5】



から選択される請求項7に記載の化合物ならびにそれらの位置異性体および立体異性体。
【請求項9】
が、
−(C0−4アルキル)−フェニルおよび−(C0−4アルキル)−複素環から選択され;
その複素環がフラニル、イミダゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジル、ピロリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニルおよびトリアゾリルおよびそれらのN−オキサイドから選択され;
前記アルキルが未置換であるか1〜7個の置換基で置換されており、その置換基が独立に
(a)ハロ、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1−3アルキル、
(d)トリフルオロメチル、
(e)−CO
から選択され;
前記フェニルまたは複素環が、未置換であるか1〜5個の置換基で置換されており、その置換基が独立に
(a)ハロ、
(b)トリフルオロメチル、
(c)トリフルオロメトキシ、
(d)ヒドロキシ、
(e)C1−3アルキル、
(f)−O−C1−3アルキル、
(g)−CO
(h)−S−C1−3アルキル、
(i)−SO−C1−3アルキル、
(j)−SCF
(k)−OPh、
(l)−NR10
(m)−NR−SO−R10
(n)−SO−NR10
(o)−CONR10および
(p)複素環
から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
が、
−CH−フェニルおよび−CH−複素環から選択され、前記複素環がピリジル、ピリダジニル、ピリミジルおよびそれらのN−オキサイドから選択され;
前記フェニルまたは複素環は未置換であるか1〜3個の置換基で置換されており、その置換基が独立に
(a)ハロ、
(b)トリフルオロメチル、
(c)トリフルオロメトキシ、
(d)ヒドロキシ、
(e)C1−3アルキル、
(f)−O−C1−3アルキル、
(g)−CO−C1−3アルキル、
(h)−COH、
(i)−S−C1−3アルキル、
(j)−SO−C1−3アルキル、
(k)−SCF
(l)−NH
(m)−NH−SO−C1−3アルキル、
(n)−SO−NHおよび
(o)複素環
から選択される請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
が、
(1)−CH−(フェニル)、
(2)−CH−(4−ブロモフェニル)、
(3)−CH−(3−クロロフェニル)、
(4)−CH−(3,5−ジフルオロフェニル)、
(5)−CH−((2−トリフルオロメチル)フェニル)、
(6)−CH−((3−トリフルオロメチル)フェニル)、
(7)−CH−((4−トリフルオロメチル)フェニル)、
(8)−CH−((3−トリフルオロメトキシ)フェニル)、
(9)−CH−((3−トリフルオロメチルチオ)フェニル)、
(10)−CH−((3−トリフルオロメトキシ−5−チオメチル)フェニル)、
(11)−CH−((3−トリフルオロメトキシ−5−メトキシ)フェニル)、
(12)−CH−((3−トリフルオロメトキシ−5−メタンスルホニル)フェニル)、
(13)−CH−((3−トリフルオロメトキシ−5−アミノ)フェニル)、
(14)−CH−((3−トリフルオロメトキシ−5−アミノメタンスルホニル)フェニル)、
(15)−CH−((3−トリフルオロメトキシ−5−スルホニルアミノ)フェニル)、
(16)−CH−((3,5−ビス−トリフルオロメチル)フェニル)、
(17)−CH−((3−フルオロ−5−トリフルオロメチル)フェニル)、
(18)−CH(CH)−((3,5−ビス−トリフルオロメチル)フェニル)、
(19)−C(CH−((3,5−ビス−トリフルオロメチル)フェニル)、
(20)−CH−(4−(2−トリフルオロメチル)ピリジル)、
(21)−CH−(5−(3−トリフルオロメチル)ピリジル)、
(22)−CH−(5−(3−トリフルオロメチル)ピリダジニル)、
(23)−CH−(4−(2−トリフルオロメチル)ピリジル−N−オキサイド)および
(24)−CH−(5−(3−トリフルオロメチル)ピリジル−N−オキサイド)
から選択される請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
がフェニルまたは複素環であり;
前記フェニルまたは複素環が未置換であるか1〜5個の置換基で置換されており;
その置換基が独立に
(a)ハロ、
(b)トリフルオロメチル、
(c)ヒドロキシ、
(d)C1−3アルキル、
(e)−O−C1−3アルキル、
(f)−CO
(g)−CN、
(h)−NR10および
(i)−CONR10
から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
がフェニルまたは複素環であり;前記フェニルまたは複素環が未置換であるか1〜3個の置換基で置換されており、その置換基が独立に
(a)ハロ、
(c)ヒドロキシ、
(d)C1−3アルキル、
(e)−O−C1−3アルキルおよび
(f)−CO
から選択される請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
がフェニル、パラ−フルオロフェニル、3−カルボキシフェニル、3−ピリジル、3,5−ピリミジル、1−ベンズイミダゾール、3−インドール、1−インダゾール、1−ピロール、イミダゾイル、ジアゾイル、トリアゾイルまたはテトラゾイルである請求項13に記載の化合物。
【請求項15】

(a)水素、
(b)ヒドロキシ、
(c)−CO1−6アルキル、
(d)−CN、
(e)フッ素および
(f)メチル
から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
およびRが独立に
(a)水素、
(b)ヒドロキシ、
(c)−CH
(d)−O−CH
(e)オキソおよび
(f)−フッ素
から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
11が水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
12が水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
下記式の請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化6】

[式中、
点線は単結合または二重結合を表し;
は水素またはメチルである]
【請求項20】
下記式の請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化7】

【請求項21】
下記式の請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化8】




【請求項22】
実施例の標題化合物からなる群から選択される化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【請求項23】
不活性担体と請求項1に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項24】
有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を有する、処置を必要とする哺乳動物におけるケモカイン受容体活性の調節方法。
【請求項25】
処置を必要とする患者に対して有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を有する、炎症性および免疫調節性の障害または疾患の治療、改善または管理方法。
【請求項26】
処置を必要とする患者に対して有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を有する、炎症性および免疫調節性の障害または疾患のリスク低下方法。
【請求項27】
処置を必要とする患者に対して有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を有する、関節リウマチの治療、改善または管理方法。

【公表番号】特表2006−511500(P2006−511500A)
【公表日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−550131(P2004−550131)
【出願日】平成15年10月24日(2003.10.24)
【国際出願番号】PCT/US2003/034009
【国際公開番号】WO2004/041279
【国際公開日】平成16年5月21日(2004.5.21)
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【Fターム(参考)】